JPH0330535Y2 - - Google Patents
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- JPH0330535Y2 JPH0330535Y2 JP24884U JP24884U JPH0330535Y2 JP H0330535 Y2 JPH0330535 Y2 JP H0330535Y2 JP 24884 U JP24884 U JP 24884U JP 24884 U JP24884 U JP 24884U JP H0330535 Y2 JPH0330535 Y2 JP H0330535Y2
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- rotor
- lock body
- cavity
- rear end
- circular
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- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 7
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
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- Clamps And Clips (AREA)
- Patch Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、構造の簡単な仮錠装置に関するもの
である。
である。
[従来の技術]
ピンタンブラ型シリンダー錠等といつた従来の
本格的な錠装置では、鍵をロータの鍵孔に挿入す
ると、鍵山に押されたタンブラーピンとドライバ
ーピンが、ロータとの錠本体の半径方向の各ピン
孔内を所定距離移動して、ドライバーピンとタン
ブラーピンの当接点が錠本体とロータ間のシヤー
ライン上に来ることになり、これによつて錠本体
に対するロータの錠止が解除される。この後、鍵
でロータを所定方向に回転操作すると、ロータの
後端部に固着した止め金板が受金から離脱して解
錠位置に来る。
本格的な錠装置では、鍵をロータの鍵孔に挿入す
ると、鍵山に押されたタンブラーピンとドライバ
ーピンが、ロータとの錠本体の半径方向の各ピン
孔内を所定距離移動して、ドライバーピンとタン
ブラーピンの当接点が錠本体とロータ間のシヤー
ライン上に来ることになり、これによつて錠本体
に対するロータの錠止が解除される。この後、鍵
でロータを所定方向に回転操作すると、ロータの
後端部に固着した止め金板が受金から離脱して解
錠位置に来る。
これら本格的錠装置は不正解錠に対する安全性
と信頼性が比較的高いものである反面、錠機構が
複雑化しているため、製作加工のコストが割高に
なる傾向にあり、それほど堅固な施錠機能を必要
としない仮止め手段として使用するには適当でな
かつた。
と信頼性が比較的高いものである反面、錠機構が
複雑化しているため、製作加工のコストが割高に
なる傾向にあり、それほど堅固な施錠機能を必要
としない仮止め手段として使用するには適当でな
かつた。
また、従来の錠装置では止め金板は、ロータに
一体形成した取付部に回転不能に嵌合された後、
取付部後端の雄螺子部に螺合したナツトによつて
締付け固定されるか、取付部後端の雌螺子部に螺
合したボルトによつて締付け固定されている。
一体形成した取付部に回転不能に嵌合された後、
取付部後端の雄螺子部に螺合したナツトによつて
締付け固定されるか、取付部後端の雌螺子部に螺
合したボルトによつて締付け固定されている。
止め金板をロータにボルト締め固定するか、あ
るいはナツト締め固定するかは、錠装置の装着対
象や装着部の形状構造、止め金板自体の形状や大
きさ等によつて適宜選択されるのであるが、ボル
ト締め固定の場合とナツト締め固定の場合とで
は、ロータ後端部の止め金板取付部の形状構造が
異なるので、ボルト締め固定用の取付部にナツト
締め固定の止め金板を取付けることはできず、そ
の逆も同様である。
るいはナツト締め固定するかは、錠装置の装着対
象や装着部の形状構造、止め金板自体の形状や大
きさ等によつて適宜選択されるのであるが、ボル
ト締め固定の場合とナツト締め固定の場合とで
は、ロータ後端部の止め金板取付部の形状構造が
異なるので、ボルト締め固定用の取付部にナツト
締め固定の止め金板を取付けることはできず、そ
の逆も同様である。
そのため、ボルト締め固定用の取付部を形成し
たロータと、ナツト締め固定用の取付部を形成し
たロータとを用意する必要がある。しかしなが
ら、取付部の形状構造を変えた2種のロータを別
個に製作することは、量産効果が期待できないの
で実際上望ましくない。
たロータと、ナツト締め固定用の取付部を形成し
たロータとを用意する必要がある。しかしなが
ら、取付部の形状構造を変えた2種のロータを別
個に製作することは、量産効果が期待できないの
で実際上望ましくない。
[考案が解決しようとする課題]
従つて本考案の目的は、簡略化された構造であ
るため、製作加工のコスト節減が可能であり、仮
止め手段として使用するのに最適であると共に、
ロータの全体を取換える必要がなく、止め金板用
取付体のみの部分的交換だけでボルト締め固定と
ナツト締め固定の2方式を任意に選択使用するこ
とができる仮錠装置を提供することである。
るため、製作加工のコスト節減が可能であり、仮
止め手段として使用するのに最適であると共に、
ロータの全体を取換える必要がなく、止め金板用
取付体のみの部分的交換だけでボルト締め固定と
ナツト締め固定の2方式を任意に選択使用するこ
とができる仮錠装置を提供することである。
[課題を解決するための手段]
以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と、本考案の仮錠装置では、軸方向に貫通した空
洞部を錠本体1の設け、該空洞部の内周面に直径
上で対向したV字形角溝8,9を設ける。錠本体
1の該空洞部に回転可能に嵌挿されるロータ2の
前端部2aに、大径の円形凹部の底面に小径に円
形凹部を偏心配置して、直径が相違する複数個の
円形凹部12a,12b,12cを設け、各円形
凹部12a,12b,12cの内周面をテーパー
面に形成し、ロータ2の中間部に直径方向に横断
した溝孔4を中間部に設ける。
と、本考案の仮錠装置では、軸方向に貫通した空
洞部を錠本体1の設け、該空洞部の内周面に直径
上で対向したV字形角溝8,9を設ける。錠本体
1の該空洞部に回転可能に嵌挿されるロータ2の
前端部2aに、大径の円形凹部の底面に小径に円
形凹部を偏心配置して、直径が相違する複数個の
円形凹部12a,12b,12cを設け、各円形
凹部12a,12b,12cの内周面をテーパー
面に形成し、ロータ2の中間部に直径方向に横断
した溝孔4を中間部に設ける。
錠本体1から突出した雄螺子部19に止め金板
20が基端部の透孔20aにて回転不能に嵌合さ
れ、雄螺子部19に螺合したナツト22によつて
締付け固定されるナツト締め固定型取付体3を、
錠本体1の前記空洞部内においてロータ2の後端
部2bに蟻突起17と蟻溝18によつて一体回転
可能に連結する。
20が基端部の透孔20aにて回転不能に嵌合さ
れ、雄螺子部19に螺合したナツト22によつて
締付け固定されるナツト締め固定型取付体3を、
錠本体1の前記空洞部内においてロータ2の後端
部2bに蟻突起17と蟻溝18によつて一体回転
可能に連結する。
錠本体1から突出した後端部3aに止め金板2
8が基端部の透孔28aにて回転不能に嵌合さ
れ、後端部3aの雌螺子部23に螺合したボルト
24によつて締付け固定されるボルト締め固定型
取付体3を、錠本体1の前記空洞部内においてロ
ータ2の後端部2bに蟻突起17と蟻溝18によ
つて一体回転可能に連結する。
8が基端部の透孔28aにて回転不能に嵌合さ
れ、後端部3aの雌螺子部23に螺合したボルト
24によつて締付け固定されるボルト締め固定型
取付体3を、錠本体1の前記空洞部内においてロ
ータ2の後端部2bに蟻突起17と蟻溝18によ
つて一体回転可能に連結する。
ロータ2の前記溝孔4に一対の錠止板5,6を
半径方向に進退可能に収容し、両者間に挿入した
圧縮コイルバネ7で突出付勢し、前記止め金板2
0,28が施錠位置にあるときに山形断面の先端
部を錠本体1の前記角溝8,9に係合させる。ロ
ータ2の前記円形凹部12a,12b,12cに
対応して、直径が相違する複数個の円形凸部13
a,13b,13cを鍵14の先端部に設け、各
円形凸部13a,13b,13cの外周面をテー
パー面に形成する。
半径方向に進退可能に収容し、両者間に挿入した
圧縮コイルバネ7で突出付勢し、前記止め金板2
0,28が施錠位置にあるときに山形断面の先端
部を錠本体1の前記角溝8,9に係合させる。ロ
ータ2の前記円形凹部12a,12b,12cに
対応して、直径が相違する複数個の円形凸部13
a,13b,13cを鍵14の先端部に設け、各
円形凸部13a,13b,13cの外周面をテー
パー面に形成する。
[作用]
錠本体1は外周螺子部に螺合されたナツトによ
つて扉(図示していない)に固着され、止め金板
20,28と係脱する受金(図示していない)が
箱本体などの固定枠体(図示していない)に固着
される。止め金板20,28が該受金に係合した
施錠装置においては、第5図に示したように圧縮
コイルバネ7の付勢によつて錠止板5,6の先端
部が角溝8,9に強く係合しているので、ロータ
2が施錠位置に的確に保持されている。
つて扉(図示していない)に固着され、止め金板
20,28と係脱する受金(図示していない)が
箱本体などの固定枠体(図示していない)に固着
される。止め金板20,28が該受金に係合した
施錠装置においては、第5図に示したように圧縮
コイルバネ7の付勢によつて錠止板5,6の先端
部が角溝8,9に強く係合しているので、ロータ
2が施錠位置に的確に保持されている。
また、円形凹部12a,12b,12cの内周
面がテーパー面に形成されているので、たとえ2
本の棒材を2個の円形凹部に突き差してロータ2
を回そうとしても、該テーパー面に誘導されて棒
材の先端が円形凹部の外に逃げてしまうため、正
規の鍵14以外の用具による不正解錠が非常に困
難であり、仮止め手段として必要十分な錠止機能
を有する。
面がテーパー面に形成されているので、たとえ2
本の棒材を2個の円形凹部に突き差してロータ2
を回そうとしても、該テーパー面に誘導されて棒
材の先端が円形凹部の外に逃げてしまうため、正
規の鍵14以外の用具による不正解錠が非常に困
難であり、仮止め手段として必要十分な錠止機能
を有する。
前記固定枠体に対する扉の錠止を解除するに
は、第7図に示したように鍵14の円形凸13
a,13b,13cをロータ2の円形凹部12
a,12b,12cに嵌合し、鍵14を押しなが
ら回転操作すればよい。
は、第7図に示したように鍵14の円形凸13
a,13b,13cをロータ2の円形凹部12
a,12b,12cに嵌合し、鍵14を押しなが
ら回転操作すればよい。
複数個の円形凹部12a,12b,12cは大
径の円形凹部の底面に小径の円形凹部を偏心配置
してあり、複数個の円形凸部13a,13b,1
3cも同様に配置されているため、鍵14からロ
ータ2への回転力の伝達は確実になされ、圧縮コ
イルバネ7の付勢に抗してロータ2を円滑に回転
操作でき、ロータ2は鍵14と一体に回転させら
れる。
径の円形凹部の底面に小径の円形凹部を偏心配置
してあり、複数個の円形凸部13a,13b,1
3cも同様に配置されているため、鍵14からロ
ータ2への回転力の伝達は確実になされ、圧縮コ
イルバネ7の付勢に抗してロータ2を円滑に回転
操作でき、ロータ2は鍵14と一体に回転させら
れる。
圧縮コイルバネ7の付勢に打勝つに十分な力で
鍵14を回すと、ロータ2の回転当初において、
錠止板5,6の先端部の傾斜外面と角溝8,9の
傾斜内面がカム斜面として機能するため、錠止板
5,6の先端が角溝8,9から脱出する。
鍵14を回すと、ロータ2の回転当初において、
錠止板5,6の先端部の傾斜外面と角溝8,9の
傾斜内面がカム斜面として機能するため、錠止板
5,6の先端が角溝8,9から脱出する。
溝孔4内に押戻された錠止板5,6の先端部
は、止め金板20,28の先端部が受金から離脱
する解錠位置までロータ2が回転する間、錠本体
1の空洞部の内周面に摺接する。
は、止め金板20,28の先端部が受金から離脱
する解錠位置までロータ2が回転する間、錠本体
1の空洞部の内周面に摺接する。
[実施例]
図示の各実施例では、錠止板5,6の山形断面
の先端部が係合する別のV字形角溝10,11
を、前記角溝8,9より90度の間隔を置いて錠本
体1の空洞部の内周面に設けてある。また、ロー
タ2の後端部2bに蟻突起17が形成され、取付
体3の前端部に蟻溝18が形成されている。
の先端部が係合する別のV字形角溝10,11
を、前記角溝8,9より90度の間隔を置いて錠本
体1の空洞部の内周面に設けてある。また、ロー
タ2の後端部2bに蟻突起17が形成され、取付
体3の前端部に蟻溝18が形成されている。
第2図、第4図、第5図及び第6図は、止め金
板20を取付体3にナツト締め固定する場合を示
している。錠本体1の空洞部に嵌挿されたナツト
締め固定型取付体3は、ロータ2と同径の円筒状
のものである。雄螺子部19の横断面は小判形で
あり、止め金板20の透孔20aも同様な小判形
であり、止め金板20は雄螺子部19に回転不能
に嵌合される。雄螺子部19に嵌合された止め金
板20は、座金21を介してナツト22で取付体
3の後面に締付けられる。
板20を取付体3にナツト締め固定する場合を示
している。錠本体1の空洞部に嵌挿されたナツト
締め固定型取付体3は、ロータ2と同径の円筒状
のものである。雄螺子部19の横断面は小判形で
あり、止め金板20の透孔20aも同様な小判形
であり、止め金板20は雄螺子部19に回転不能
に嵌合される。雄螺子部19に嵌合された止め金
板20は、座金21を介してナツト22で取付体
3の後面に締付けられる。
第3図、第7図、第8図及び第9図は、止め金
板28を取付体3にボルト締め固定する場合を示
している。円筒状の取付体3の後端部3aの横断
面は角形であり、止め金板28の透孔28aも同
様な角形であり、止め金板28は取付体3の後端
部3aに回転不能に嵌合される。雌螺子部23は
取付体3の中央部に設けられている。止め金板2
8はバネ座金25、平座金26及び椀形座金27
を介してボルト24によつて取付体3後面に締付
けられる。
板28を取付体3にボルト締め固定する場合を示
している。円筒状の取付体3の後端部3aの横断
面は角形であり、止め金板28の透孔28aも同
様な角形であり、止め金板28は取付体3の後端
部3aに回転不能に嵌合される。雌螺子部23は
取付体3の中央部に設けられている。止め金板2
8はバネ座金25、平座金26及び椀形座金27
を介してボルト24によつて取付体3後面に締付
けられる。
ロータ2が前記施錠位置から90度回転した時、
ロータ2の前端部外面の隆起部15が錠本体1の
空洞部内面の段差溝16の端部に当接するため、
ロータ2の回転が阻止される。かくして解錠位置
に到達した止め金板28は、前記受金から完全に
離脱し、固定枠体に対する扉の錠止を解く。この
時、錠止板5,6の先端部が圧縮コイルバネ7の
付勢によつて別の角溝10,11に係合するた
め、ロータ2は解錠位置に的確に保持される。
ロータ2の前端部外面の隆起部15が錠本体1の
空洞部内面の段差溝16の端部に当接するため、
ロータ2の回転が阻止される。かくして解錠位置
に到達した止め金板28は、前記受金から完全に
離脱し、固定枠体に対する扉の錠止を解く。この
時、錠止板5,6の先端部が圧縮コイルバネ7の
付勢によつて別の角溝10,11に係合するた
め、ロータ2は解錠位置に的確に保持される。
尚、止め金板20,28の形状構造は図示のも
のに限定されず、仮錠装置の使用対象に合わせて
多様に変化できる。また、上記実施例とは反対
に、ロータ後端部2bに蟻溝を設け、取付体3の
前端部に蟻突起を設けることもできる。ロータ2
の円形凹部12a,12b…の個数と配置態様は
種々変更することができ、鍵14の円形凸部13
a,13b…もこれに対応して変更される。
のに限定されず、仮錠装置の使用対象に合わせて
多様に変化できる。また、上記実施例とは反対
に、ロータ後端部2bに蟻溝を設け、取付体3の
前端部に蟻突起を設けることもできる。ロータ2
の円形凹部12a,12b…の個数と配置態様は
種々変更することができ、鍵14の円形凸部13
a,13b…もこれに対応して変更される。
[考案の効果]
以上のように本考案では、錠本体1の空洞部に
ロータ2を嵌挿し、ロータ2の溝孔4に収容した
錠止板5,6を圧縮コイルバネ7で突出付勢し、
錠止板5,6の先端部が係合するV字形角溝8,
9を前記空洞部の内周面に設け、ロータ2の前端
部に複数個の円形凹部12a,12b,12cを
設け、該円形凹部12a,12b,12cに鍵1
4の円形凸部13a,13b,13cを嵌合し、
鍵14を押回してロータ2を回転させることによ
つて錠止板5,6の先端部を角溝8,9から脱出
させるものであり、全体の構造が簡略化されて構
成部品数が少ないため、仮錠装置の製作組立のコ
ストを節減できる。
ロータ2を嵌挿し、ロータ2の溝孔4に収容した
錠止板5,6を圧縮コイルバネ7で突出付勢し、
錠止板5,6の先端部が係合するV字形角溝8,
9を前記空洞部の内周面に設け、ロータ2の前端
部に複数個の円形凹部12a,12b,12cを
設け、該円形凹部12a,12b,12cに鍵1
4の円形凸部13a,13b,13cを嵌合し、
鍵14を押回してロータ2を回転させることによ
つて錠止板5,6の先端部を角溝8,9から脱出
させるものであり、全体の構造が簡略化されて構
成部品数が少ないため、仮錠装置の製作組立のコ
ストを節減できる。
特に本考案では、止め金板20を雄螺子部19
に嵌合し、雄螺子部19に螺合したナツト22に
よつて締付け固定するナツト締め固定型取付体3
と、止め金板28を後端部3aに嵌合し、雌螺子
部23に螺合したボルト24によつて締付け固定
するナツト締め固定型取付体3は、いずれも錠本
体1の前記空洞部内のおいて蟻突起17と蟻溝1
8によつてロータ2の後端部2bに一体回転可能
に連結されるものであり、ロータ2の後端部2b
に対する各取付体3の着脱は極めて簡単になされ
る。そのため、本考案の仮錠装置では、ロータ2
全体を取換える必要なしに、止め金板用取付体3
の簡単な部分的交換だけでボルト締め固定方式と
ナツト締め固定方式を任意に選択使用することが
できる。
に嵌合し、雄螺子部19に螺合したナツト22に
よつて締付け固定するナツト締め固定型取付体3
と、止め金板28を後端部3aに嵌合し、雌螺子
部23に螺合したボルト24によつて締付け固定
するナツト締め固定型取付体3は、いずれも錠本
体1の前記空洞部内のおいて蟻突起17と蟻溝1
8によつてロータ2の後端部2bに一体回転可能
に連結されるものであり、ロータ2の後端部2b
に対する各取付体3の着脱は極めて簡単になされ
る。そのため、本考案の仮錠装置では、ロータ2
全体を取換える必要なしに、止め金板用取付体3
の簡単な部分的交換だけでボルト締め固定方式と
ナツト締め固定方式を任意に選択使用することが
できる。
このように使用対象や使用情況等に最適な止め
金板を装着した仮錠装置を提供するには、所要の
止め金板を装着した2種類の取付体を用意するだ
けで足りるので、ボルト締め固定用の取付部のあ
るロータとナツト締め固定用の取付部のあるロー
タとの2種類を用意していた従来と比較して、仮
錠装置の製作コストを低減することができる。
金板を装着した仮錠装置を提供するには、所要の
止め金板を装着した2種類の取付体を用意するだ
けで足りるので、ボルト締め固定用の取付部のあ
るロータとナツト締め固定用の取付部のあるロー
タとの2種類を用意していた従来と比較して、仮
錠装置の製作コストを低減することができる。
第1図は本考案の一実施例に係る仮錠装置の正
面図である。第2図は止め金板をナツト締め固定
方式とした場合における前記仮錠装置の右側面図
である。第3図は止め金板をボルト締め固定方式
とした場合における前記仮錠装置の右側面図であ
る。 第4図はナツト締め固定方式とした場合におけ
る第1図のA−A′の線断面図である。第5図は
第2図のB−B′断面図であり、第6図はナツト
締め固定方式とした場合における第1図のC−
C′線断面図である。 第7図はボルト締め固定方式とした場合におい
て鍵を嵌込んだ時の第1図のA−A′線断面図で
ある。第8図は鍵を90度回転したときの第1図の
A−A′線断面図である。第9図は鍵を90度回転
した場合における第3図のD−D′線断面図であ
る。 1…錠本体、2…ロータ、3…止め金板用取付
体、4…溝孔、5,6…錠止板、7…圧縮コイル
バネ、8,9…角溝、10,11…角溝、12
a,12b,12c…円形凹部、13a,13
a,13c…円形凸部、14…鍵、15…隆起
部、16…段差溝、17…蟻突起、18…蟻溝、
19…雄螺子部、20…止め金板、20a…透
孔、22…ナツト、23…雌螺子部、24…ボル
ト、28…止め金板、28a…透孔。
面図である。第2図は止め金板をナツト締め固定
方式とした場合における前記仮錠装置の右側面図
である。第3図は止め金板をボルト締め固定方式
とした場合における前記仮錠装置の右側面図であ
る。 第4図はナツト締め固定方式とした場合におけ
る第1図のA−A′の線断面図である。第5図は
第2図のB−B′断面図であり、第6図はナツト
締め固定方式とした場合における第1図のC−
C′線断面図である。 第7図はボルト締め固定方式とした場合におい
て鍵を嵌込んだ時の第1図のA−A′線断面図で
ある。第8図は鍵を90度回転したときの第1図の
A−A′線断面図である。第9図は鍵を90度回転
した場合における第3図のD−D′線断面図であ
る。 1…錠本体、2…ロータ、3…止め金板用取付
体、4…溝孔、5,6…錠止板、7…圧縮コイル
バネ、8,9…角溝、10,11…角溝、12
a,12b,12c…円形凹部、13a,13
a,13c…円形凸部、14…鍵、15…隆起
部、16…段差溝、17…蟻突起、18…蟻溝、
19…雄螺子部、20…止め金板、20a…透
孔、22…ナツト、23…雌螺子部、24…ボル
ト、28…止め金板、28a…透孔。
Claims (1)
- 軸方向に貫通した空洞部を設け、該空洞部の内
周面に直径上で対向したV字形角溝8,9を設け
た錠本体1と;錠本体1の該空洞部に回転可能に
嵌挿され、大径の円形凹部の底面に小径の円形凹
部を偏心配置して直径が相違する複数個の円形凹
部12a,12b,12cを前端部2aに設け、
各円形凹部12a,12b,12cの内周面をテ
ーパー面に形成し、直径方向に横断した溝孔4を
中間部に設けたロータ2と;錠本体1の前記空洞
部内においてロータ2の後端部2bに蟻突起17
と蟻溝18によつて一体回転可能に連結され、錠
本体1から突出した雄螺子部19に止め金板20
が基端部の透孔20aにて回転不能に嵌合され、
雄螺子部19に螺合したナツト22によつて締付
け固定されるナツト締め固定型取付体3と;錠本
体1の前記空洞部内においてロータ2の後端部2
bに蟻突起17と蟻溝18によつて一体回転可能
に連結され、錠本体1から突出した後端部3aに
止め金板28が基端部の透孔28aにて回転不能
に嵌合され、該後端部3aの雌螺子部23に螺合
したボルト24によつて締付け固定されるボルト
締め固定型取付体3と;ロータ2の前記溝孔4に
半径方向に進退可能に収容され、両者間に挿入し
た圧縮コイルバネ7で突出付勢され、前記止め金
板20,28が施錠位置にあるときに山形断面の
先端部が錠本体1の前記角溝8,9に係合する一
対の錠止板5,6と;ロータ2の前記円形凹部1
2a,12b,12cに対応して、直径が相違す
る複数個の円形凸部13a,13b,13cを先
端部に設け、各円形凸部13a,13b,13c
の外周面をテーパー面に形成した鍵14とから成
る仮錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24884U JPS60112566U (ja) | 1984-01-05 | 1984-01-05 | 仮錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24884U JPS60112566U (ja) | 1984-01-05 | 1984-01-05 | 仮錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60112566U JPS60112566U (ja) | 1985-07-30 |
JPH0330535Y2 true JPH0330535Y2 (ja) | 1991-06-27 |
Family
ID=30471925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24884U Granted JPS60112566U (ja) | 1984-01-05 | 1984-01-05 | 仮錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60112566U (ja) |
-
1984
- 1984-01-05 JP JP24884U patent/JPS60112566U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60112566U (ja) | 1985-07-30 |
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