JPH0330283Y2 - - Google Patents

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JPH0330283Y2
JPH0330283Y2 JP15143083U JP15143083U JPH0330283Y2 JP H0330283 Y2 JPH0330283 Y2 JP H0330283Y2 JP 15143083 U JP15143083 U JP 15143083U JP 15143083 U JP15143083 U JP 15143083U JP H0330283 Y2 JPH0330283 Y2 JP H0330283Y2
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JP
Japan
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dispensing
piece
lid
container
bottom plate
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JP15143083U
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JPS6057547U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は茶葉等の缶、その他の容器の口部に取
付けて内部に収容した茶葉を他粉体、葉体、流体
等を定量でしかも片手でもつて簡易に操作して取
出し可能とした定量払出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、容器内部に収容された粉体の定量払出装
置として、例えば登録実用新案第66310号や実開
昭53−124252号に示されるものがある。これらは
共に払出し片で蓋片との間の一定角度を利用して
容器内部の粉体を一定量容器外へ払出そうとする
ものであるが、その払出動作においては、片手で
容器本体を持ち他の片手で蓋体やつまみを容器外
に引出し、もつて容器内に位置する払出し片を回
動させて一定量の粉体を容器内から払出さんとす
るものである。このため常にこれら容器において
は、両手を用いなければならず、片手での簡易な
定量払出を不能とするものであつた。又、片手で
定量払出を行うものとしては、実開昭51−93735
号や実開昭51−113742号に示される如く、一定量
の粉粒体を受収する受容部を形成してなるプラグ
をキヤツプ排出口に操作部にて揺動自在として取
付けてなり、前記受容部内に収容された粉粒体を
プラグの開披動作により排出口の周縁で一定量に
摺り切り容器外に投出しうるようになしたワンタ
ツチ式粉粒体定量取出装置がある。この取出装置
においては、片手操作で一定量の粉粒体を取出し
可能ではあるものの、取出部の構造として、容器
口部を封止するキヤツプに排出口を開口し、該排
出口の内周縁から容器の内方に向かつて筒状の摺
り切り部を突設し、又、前記排出口に取付けるプ
ラグはキヤツプ頂部にブラケツトを立設して該ブ
ラケツトの枢軸に巻回されたばねの弾撥力により
常に閉塞する閉塞部と該プラグを揺動させる操作
部とから構成されるとともに前記枢軸を中心とす
る所定半径を有する湾曲した角柱体でその側部に
凹穴なる受容部を設け前記摺り切り部の内周縁に
そつて容器内に出入りする突部を設けてなるもの
であり、構造が複雑であつた。
本考案は従来のこのような状況に鑑み、粉体・
葉体等の定量払出装置として、極めて簡単な構造
で且つ片手で簡易に定量払出を可能とした装置を
提供せんとするにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記の目的を達成するために、容器の
口部に取付けられ、底板の外周に容器口部に嵌入
して該底板が容器内一定深さに位置するように段
返し状に形成した立壁を周設し、前記底板の中央
一方にその外端が前記立壁内縁まで開口した払出
し口を開設し、該払出し口の両側には平面視略L
形の取付片を前記立壁と一体に設けてなる蓋体
と、前記蓋体に設けられた払出し口に嵌着でき、
蓋片と払出し片とで断面略L形に形成し、前記蓋
片上面の外周に立壁を周設するとともに、該立壁
から前記払出し片延長上に操作片を突設してなる
定量払出手段と、よりなり、定量払出手段の両側
と蓋体取付片を枢着して定量払出手段を蓋体の払
出し口に回動自在に取付けてなることをその要旨
とするものである。
〔作用〕
本考案にかかる茶葉の定量払出装置は上記の如
く構成してなり、蓋体の立壁部分を容器口部に嵌
入して粉体、葉体等を内部に収容した容器の口部
に取付けて使用可能とするものであり、蓋体と払
出し片とで断面略L形に形成し蓋片上面の払出し
片延長上に操作片を突設した定量払出手段を利用
してなるので、片手の親指と中指で容器口部を持
ち、該払出装置を取付けた容器口部が下方になる
ように位置させて人差指で定量払出手段の操作片
を操作して回動させ、もつて該定量払出手段で容
器内部の粉体や葉体等の収容物を片手で払出し可
能とする。
〔実施例〕
本考案の詳細を更に図示した実施例により説明
する。即ち、本考案に係る茶葉の定量払出装置
は、第1図で示す如く茶缶等の容器1の口部に本
定量払出装置の蓋体3を取付け、この蓋体3に定
量払出手段7を設けた構成に係り、もつて蓋体3
に取付けた定量払出手段7を操作することで容器
1内の粉体や葉体等を一定量ワツタツチで容器1
外へ取出すようにしているものである。図中で示
した実施例は、容器1の口部に取付けられ払出し
口2を有する蓋体3、即ち図示した如く容器1の
口部内に嵌着できる外形を有する蓋体3の底板4
中央一方にその外端が前記底板4の外周に周設し
た立壁6内縁まで開口した払出し口2を開設し、
該払出し口2の両側には平面視略L形の取付片1
1,11を設け、又、前記立壁6はこれを容器1
の口部に嵌入して底板4が容器1内の一定深さに
位置するように段落としての状態に形成してい
る。そして、前記蓋体3に取付けてなる定量払出
手段7は、蓋片8と払出し片9とで断面略L形に
形成されたもので、該蓋片8並びに払出し片9は
前記した蓋体3の払出し口2内に嵌入され本定量
払出手段を回動運動可能な大きさに設定されてい
る。第1図に示した状態は、茶缶等の容器1内に
粉体、葉体等の一例としての茶葉Lを入れた状態
を示し、この茶葉Lが前記定量払出手段7の払出
し片9によつて、該払出し片9と蓋片8との間で
構成される空間内の茶葉Lを前記蓋体3の払出し
口2から容器1外へ払出しせんとするものであ
る。そして、前記断面略L形の定量払出手段7の
上面の蓋片8の外周に立壁13を周設するととも
に、蓋片8と払出し片9の交叉上面の前記立壁1
3から払出し片9延長上には該定量払出手段7を
回動させるための操作片10が突設されている。
そして、この操作片10は前記蓋体3の内部に収
容できる高さであることが望ましい。この定量払
出手段7は蓋体3内に回動自在に枢着する関係
上、枢着点は蓋体3の立壁6と定量払出手段7の
両側を互いに枢軸で取付ければよいが、本考案に
おいては第2図に示す如く蓋体3の払出し口2両
側に平面視略L形の取付片11を立壁6と一体に
立設し、この取付片11に設けた孔12に前記し
た定量払出手段7の蓋片8外周に立設した立壁1
3に設けた孔とに前記枢軸を嵌合するか、又は立
壁13に設けた突起を取付片11の孔に嵌入する
ものである。
而して、本考案に係る容器1の口部に取付けら
れ、払出し口2を有する蓋体3と、前記蓋体3に
設けられた払出し口2に嵌着でき、蓋片8と払出
し片9とで断面略L形に形成し、蓋片8上面に操
作片10を突設してなり、払出し口2に回動自在
に枢着した定量払出手段7とからなる本定量払出
装置は、この装置を第1図の如く粉体、葉体等を
内部に収容した容器1の口部に取付け、この容器
1を逆方向、即ち第1図のように定量払出装置が
下方に位置して片手の親指と中指で持つと共に、
操作片10を人差指で矢印方向へ回動すれば、払
出し片9は前記矢印の如く回動し、払出し片9と
蓋片8間の粉体等を蓋体3の払出し口2から外部
へ払出す。そして、これを元へ戻せば蓋片8は前
記払出し口2を閉止し、又払出し片9は粉体等の
内部へ位置して次の定量払出しを可能とする待機
状態となるのである。このとき、本考案において
は、この定量払出手段7の蓋片8の外周に立壁1
3を設けて、蓋片8の強度を高めるとともに、蓋
体3の払出し口2両側に平面視略L形の取付片1
1を設けたことにより蓋片8と蓋体3の払出し口
2の嵌着状態をより良好になさしめるものであ
る。そして払出し口2外端を容器1の口縁近くに
設定し、口縁の湾曲に近似させるとともに、蓋片
8先端を前記払出し口2の湾曲に近似させること
により、容器1内の粉体等の被払出し物体の払出
しが完全となり、容器1内に払出すことのできな
い部分の存在を最小限にとどめることができる。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案に係る定量払出装置は、蓋
体の外周に段返し状の立壁を設けたことにより、
容器開口部に簡単に装着して使用でき、又、定量
払出手段を蓋片と払出し片とで断面略L形に形成
するとともに前記蓋片上の払出し片延長上に操作
片を突出状態で設けただけの極めて簡単な構造と
し、片手で容器を持ちその人差指で操作片を操作
して容器内から粉体等を定量、容易に払出すこと
が可能であり、そして蓋体の払出し口両側に平面
視略L形の取付片を立壁を一体に設けるとともに
定量払出手段の蓋片の外周に立壁を設けたことに
より、蓋体及び定量払出手段の両部材の取付部と
して作用するとともに、両部材に強度を付与し、
更には定量払出手段の蓋片と蓋体の払出し口の嵌
着状態をより良好なものとなしうるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本定量払出装置を適用した容器の断面
説明図、第2図は本定量払出装置の分解説明斜視
図である。 1:容器、2:払出し口、3:蓋体、4:底
板、5:外端、6:立壁、7:定量払出手段、
8:蓋片、9:払出し片、10:操作片、11:
取付片、12:孔、13:立壁、L:茶葉。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器の口部に取付けられ、底板の外周に容器口
    部に嵌入して該底板が容器内一定深さに位置する
    ように段返し状に形成した立壁を周設し、前記底
    板の中央一方にその外端が前記立壁内縁まで開口
    した払出し口を開設し、該払出し口の両側には平
    面視略L形の取付片を前記立壁と一体に設けてな
    る蓋体と、 前記蓋体に設けられた払出し口に嵌着でき、蓋
    片と払出し片とで断面略L形に形成し、前記蓋片
    上面の外周に立壁を周設するとともに、該立壁か
    ら前記払出し片延長上に操作片を突設してなる定
    量払出手段と、 よりなり、定量払出手段両側と蓋体取付片を枢着
    して定量払出手段を蓋体の払出し口に回動自在に
    取付けてなる粉体・葉体等の定量払出装置。
JP15143083U 1983-09-29 1983-09-29 粉体・葉体等の定量払出装置 Granted JPS6057547U (ja)

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JP15143083U JPS6057547U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 粉体・葉体等の定量払出装置

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JP15143083U JPS6057547U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 粉体・葉体等の定量払出装置

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Publication Number Publication Date
JPS6057547U JPS6057547U (ja) 1985-04-22
JPH0330283Y2 true JPH0330283Y2 (ja) 1991-06-26

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JP15143083U Granted JPS6057547U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 粉体・葉体等の定量払出装置

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JPS6057547U (ja) 1985-04-22

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