JPH0330251B2 - - Google Patents

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JPH0330251B2
JPH0330251B2 JP52143540A JP14354077A JPH0330251B2 JP H0330251 B2 JPH0330251 B2 JP H0330251B2 JP 52143540 A JP52143540 A JP 52143540A JP 14354077 A JP14354077 A JP 14354077A JP H0330251 B2 JPH0330251 B2 JP H0330251B2
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JP
Japan
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base
cover
side wall
insulating
walls
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JP52143540A
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JPS5475573A (en
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はベースの側壁部の強度を向上させた回
路遮断器のケースに関する。
(従来の技術) 従来、回路遮断器のケースは第1図に示すよう
にベース1と、このベース1の上側に接合するカ
バー2と、そのベース1およびカバー2の両者か
らそれぞれの両端部に突設された複数条づつの絶
縁壁1a…,2a…とからなり、その両者の絶縁
壁1a,2aが絶縁壁1a,2aに穿設された取
付孔に嵌挿されたねじ3の締付けにより両者が結
合されて構成されていた。
しかしながら、このものは、絶縁壁1a,2a
をベース1およびカバー2の両方に形成し、これ
ら絶縁壁1a,2aに連通する取付孔を形成し、
この取付孔に取付ねじ3を嵌挿して両者を結合す
るものであるから、ベース1とカバー2の絶縁壁
1a,2aが接合状態で結合され、接合部に間隙
が生じるおそれがあり、絶縁壁間に配設される端
子と取付ねじ3との絶縁距離が充分とれないおそ
れがある。したがつて、絶縁距離を保つために接
合部位の取付ねじに絶縁カーラなどを嵌挿させて
いた。このため、部品点数が多く、しかも製作も
めんどうとなるなどの不都合がある。そこで、た
とえば、実開昭51−156472号公報に見られるよう
に、カバーを箱状に形成し、ベースにのみ絶縁壁
を突設する構造が採られるようになつた。
しかしながら、この種の回路遮断器は外形寸法
の条件により絶縁壁の肉厚が充分な厚さにでき
ず、特に外側壁の肉厚を薄くせざるを得ないのが
実情である。ところが、外側壁は端子への電線の
接続作業の際などドライバーなどの工具が当ると
簡単にひびが生じたり、欠損するなどの不都合が
ある。
また、実公昭44−2825号公報に見られるよう
に、側壁と周壁とを一体に形成して端子部を包囲
し、周壁に電線挿通孔を設けた回路遮断器も知ら
れている。このものは側壁部と周壁とが連続して
一体に形成されているので、側壁部の強度はある
程度保てるが、周壁を設けているので、端子への
電線の接続が電線挿通孔をとおして行なわなけれ
ばならず、その操作がめんどうとなるとともに周
壁を形成するので構造が複雑となるばかりか材料
を多く要し、高価となるなどの不都合がある。
(発明が解決しようとする問題点) 上述のように従来の構成におけるものでは、絶
縁壁、特に側壁の強度が充分に保てない問題があ
り、かつ、構造が複雑となるばかりか電線接続作
業がめんどうとなるなどの不都合がある。
本発明は上述の事情を考慮してなされたもの
で、簡単な構造で、側壁の強度を向上させ、側壁
の欠損事故などを良好に防止した回路遮断器を提
供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の回路遮断器のケースはベースの側壁部
中間部に切欠部を形成するとともに側壁部の両端
部側において側壁部間に端子収納部を形成する絶
縁壁を立設し、カバーを上記ベースの切欠部およ
びベースの両端部の絶縁壁間に嵌合させるように
し、かつ、ベースの側壁部の切欠部面部およびカ
バーの両端外側面の一方に突条部を形成し、他方
にこの突条部に摺動自在に嵌合する凹溝を形成し
たことを特徴とする。
(作用) 本発明の回路遮断器はベースの側壁部の切欠部
面部およびカバーの両端外側面の一方に突条部を
形成し、他方にこの突条部に摺動自在に嵌合する
凹溝を形成しているので、カバーをベースに装着
するには、カバーの突条部あるいは凹溝をベース
の突条部あるいは凹溝に嵌合して摺動させること
により両者の結合が容易に行なえる。そして、カ
バーとベースとは突条部が凹溝に嵌合しているの
で、ベースの側壁に受ける外力をカバーで吸収し
て側壁部の強度を向上させることができる。した
がつて、ベースの側壁部の肉厚が薄く形成される
ものであつても、側壁部の強度を十分に保つこと
ができ、不所望な欠損事故等を良好に防止するこ
とができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第2図〜第4図を参
照して説明する。11は長方形状をなしたベー
ス、12は下面開放の長方形の箱状をなしたカバ
ーで、これらベース11およびカバー12はそれ
ぞれ合成樹脂等の絶縁材で一体成形されたもので
ある。さらに詳述すると、ベース11は第3図に
示すように中間部に切欠部16をそれぞれ有し離
間対向した側壁部14a,14dを設け、上面中
央付近に開閉機構などの各種部品(図示しない。)
の装着用等の隔壁13…を一体に立設していると
ともに、側壁部14a,14dの両端部側におい
て側壁部14a,14d間に両端適当長さ部分に
端子収納部を形成する絶縁壁14b,14cを間
隔を存して一体に立設している。上記側壁部14
a,14dはベース11の外形寸法上可能なかぎ
り薄肉で、かつ、絶縁壁14b,14cは側壁部
14a,14dより厚肉に形成されている。そう
して、側壁部14a,14dの切欠部16面部に
縦方向に突条部15がそれぞれ形成されている。
この突条部15は側壁部14a,14dの切欠部
16面部の内側ほぼ半分を上下端に亘り段状に突
出した形状とされていることを可とする。また、
絶縁壁14b,14cにはベース固定用ねじ17
を挿入できる取付孔18が上下に貫通して形成さ
れているとともに、それら絶縁壁14b,14c
の各内端に接合する隔壁13…にはカバー結合用
ねじ19を挿入できる孔20がそれぞれ上下に貫
通して設けられている。
上記カバー12はベース11の上側から切欠部
16に嵌合するとともにベース11の両端部の絶
縁壁間に嵌合する状態で装着される大きさとさ
れ、内部に上記孔20…とそれぞれ連通するじ孔
(図示しない。)を有してねじ19…の締付けによ
り上記ベース11上側に固定されるように形成さ
れている。こうした構成のカバー12の両端12
aの外側面に上記突条部15,15に摺動自在に
嵌合する凹溝21,21が互いに両側方寄り部に
離間してそれぞれ垂直に亘り形成され、これら凹
溝21,21が上記突条部15に上下方向に摺動
可能に摺嵌して突条部15をそれぞれ両側から包
囲して嵌合するようになつている。
そうして、この発明の回路遮断器のケースにお
いては、ベース11上側中央付近に開閉機構等の
部品を装着する。その際、側壁部14a,14d
には中間部に切欠部16が形成されているので、
その作業が容易にできるとともに配線も容易にで
きる。そして、絶縁壁14b,14cに形成され
る端子収納部に端子を装着した後、ベース11上
側の切欠部16およびベース11の両端部の絶縁
壁間にカバー12を嵌合してねじ19で締付け固
定する。この際、カバー12はベース11の切欠
部16に嵌合するように真上から押込むように
し、これによつてカバー12の両端12aの外側
面の凹溝21がベース11の両端部側に立設した
絶縁壁14a,14dに設けられた突条部15に
摺動して突条部15の幅方向の移動を阻止すべく
両側から挾持するように嵌合し、これによつて側
壁部14a,14dはカバー12に保持されて補
強され、外部からの衝撃などの外力を側壁部14
a,14d自身のみで受けることなく、カバー1
2に吸収させて十分な強度を保ち、ひび割れ、欠
損などが良好に防止できる。
前記実施例では、ベースの側壁部の切欠部面部
に突条を設け、カバーの両端外側面に凹溝を設け
たが、突条部をカバー側に、凹溝をベースの側壁
部に設けてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、対をなす側壁部およびこの側
壁部間に立設する絶縁壁をベースにのみ形成して
なるものにおいて、カバーをベースの外側壁に形
成された切欠部およびベースの両端部の絶縁壁間
に嵌合させ、かつ、これらベースとカバーとを突
条部と凹溝とで嵌合させて装着するものであるか
ら、外形寸法の関係から薄肉で形成せざるを得な
いうえ外部からの力を受け易い側壁部をカバーで
確実に保持するようにして補強でき、側壁部の強
度を十分に保つことができる。また、カバーとベ
ースの側壁部の切欠面部とにそれぞれ突条部ある
いは凹溝を形成するのみでよいので、ベースの側
壁に端壁を連続して設けなくてもよく、構造が簡
単で製作も容易で安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す分解斜視図、第2図〜第
4図は本発明の一実施例を示すもので、第2図は
組立状態の斜視図、第3図は分解状態の斜視図、
第4図は要部の拡大図である。 11……ベース、16……切欠部、14a,1
4d……側壁部、12……カバー、14b,14
c……絶縁壁、15……突条部、21……凹溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中間部に切欠部をそれぞれ有し離間対設され
    た対をなす側壁部およびこれら側壁部の両端部側
    において側壁部間に立設され端子収納部を形成す
    る絶縁壁を含むベースと、 上記切欠部およびベース両端部の絶縁壁間に嵌
    合することにより上記ベースに装着されるカバー
    と、 を具備し、上記ベースの側壁部の切欠部面部およ
    びカバーの両端外側面の一方に突条部を形成し他
    方にこの突条部に摺動自在に嵌合する凹溝を形成
    してなることを特徴とする回路遮断器のケース。
JP14354077A 1977-11-30 1977-11-30 Case for circuit breaker Granted JPS5475573A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14354077A JPS5475573A (en) 1977-11-30 1977-11-30 Case for circuit breaker

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14354077A JPS5475573A (en) 1977-11-30 1977-11-30 Case for circuit breaker

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5475573A JPS5475573A (en) 1979-06-16
JPH0330251B2 true JPH0330251B2 (ja) 1991-04-26

Family

ID=15341115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14354077A Granted JPS5475573A (en) 1977-11-30 1977-11-30 Case for circuit breaker

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5134669B2 (ja) * 1972-03-07 1976-09-28

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5134669U (ja) * 1974-09-06 1976-03-15
JPS5169066U (ja) * 1974-11-27 1976-06-01
JPS51156472U (ja) * 1976-05-31 1976-12-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5134669B2 (ja) * 1972-03-07 1976-09-28

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Publication number Publication date
JPS5475573A (en) 1979-06-16

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