JPH0330247A - 回転陽極x線管 - Google Patents

回転陽極x線管

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Publication number
JPH0330247A
JPH0330247A JP16396789A JP16396789A JPH0330247A JP H0330247 A JPH0330247 A JP H0330247A JP 16396789 A JP16396789 A JP 16396789A JP 16396789 A JP16396789 A JP 16396789A JP H0330247 A JPH0330247 A JP H0330247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anode
shaft
hollow shaft
bearings
ray tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP16396789A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Hayashi
林 肇志
Toshio Matsumoto
敏夫 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
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Publication of JPH0330247A publication Critical patent/JPH0330247A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転陽極を中空軸に装着した回転陽極X線管に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来の回転陽極を中空軸に装着した回転陽極X線管装置
は、特公昭56 − 43592号公報に記載のように
回転陽極の陽極円板を中空シャフトに装着し、上記中空
シャフト内に他のシャフl・を同心的に配設して回転陽
極を両側で支承するようになっていた。この回転陽極X
線管は回転陽極が両側に配設された軸受によって支承さ
れるので機械的に安定であり、軸受の温度を比較的低い
温度に保つことができるので軸受の損耗を防ぐことがで
きる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は回転陽極を片側で支承する点について配
慮がされておらず、陽極に対設して高電圧を印加する陰
極を管球外囲器上に設置する位置を、陽極の外囲器上の
設置位置から離して設けることが困難となるため耐電圧
上の制約を受け、あるいは相互の電気的絶縁を保つため
の構造が複雑となる問題があった。
本発明は回転陽極を片側で支承しながら、軸受に対し機
械的安定を保つことにより軸受の損耗が少なく信頼性の
高い回転陽極X線管を得ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、回転陽極の陽極円板を中空
シャフトに装着し、上記中空シャフトの一端に円筒形ロ
ータを設け、他の一端に複数個の軸受を配設したシャフ
トを取り付け、上記中空シャフト及び上記円筒形ロー夕
の内側に同心的に上記シャフト及び複数個の軸受を配設
し,上記軸受を軸箱及び陽極支持体を介してX線管外囲
器の一端に片側支持するよう構或したものである。
〔作用〕 中空シャフトの内部に設置した複数個の軸受は腸極円板
の両側に分けて配置することができる。
それによって陽極円板の重量を機械的に安定に保持する
ようになるので、軸受に無理な力が加わらなくなり軸受
の損耗を少な<L{fi頼性を高めることができる。ま
た、回転陽極を片側支持することによりX線管外囲器上
における陽極と陰{モとの取付位置が接近することなく
高電圧印加に対する酎電圧上の制約が少なくなり、相互
の電気的絶縁を保つための構造も簡略にできる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。回転
陽極X線管の外囲器1の一端に陰極2を配設する,陽極
円板3は中空シャフト4に連結する。この中空シャフト
4にフランジ部5を設け、これを陽極円板3をナット6
により締め付け固定する。中空シャフト4にはフランジ
部5の先に延長したロータ連結シャフト部7を介してロ
ータ8を連結する。一方、中空シャフl− 4の他の一
端はナット6の先に延長した軸連結シャフ1一部9を介
して中空シャフト底部10に連結する。中空シャフト底
部10に対し、中空シャフト4の内部に同心に配設した
シャフト11をフランジ12を介して例えばねじ結合に
より連結する.シャフト11は複数個の軸受13,14
を介して軸箱15に回1耘自在に支承し、固定部16を
経て外囲器1の陰極2と反対側の端部に設置する。
軸受13及び14は、その一方を陽極円板3の陰極側に
面した位置に、また他の一方がその反対側になるように
配置する。軸受相互の間隔はできるだけ広い方がよく、
そのため軸受が陽極円板3の端部から離れた位置に設置
されていてもよい。
また軸受13または14はそれぞれ1個でなく、例えば
それぞれ2個以上をシャフト11の上に並べ、あるいは
間隔を置いて並べてもよい。いずれの場合も軸受が陽極
円板の両側に配置されればよい。
この場合、X線管使用に際して陽極円板3が高温になる
ので、中空シャフ1・4は耐熱金属、特にモリブデンま
たはモリブデン合金で作るのがよい。
熱はロータ連結シャフト部7でふく射により放散される
ので適宜な距離を保てば銅により構威したロータ8に連
結しても支障がない温度とすることができる。また軸連
結シャフト部9も同様にして熱ふく射により放散するの
で、シャフト底部1oあるいはシャフト11については
、耐熱性に対する要求が中空シャフト部分よりも厳しく
なくなる。
このためシャフト底部10あるいはシャツl〜11は耐
熱鋼の如き適宜な材料の選択が可能である。
またシャフト11の温度が低くなることにより、軸受1
3,14の温度も低くなるので軸受に用いる潤滑剤の蒸
発消耗が少なくなり、寿命を保つことができる。しかし
潤滑剤としては耐熱性の良い例えば金属硫化物など蒸発
消耗の少ない材料を用いることが望ましい, 軸箱15は中空シャフト4を介して陽極円板3に発生し
た熱のふく射放散を受けることにまり軸箱15内に設置
した軸受13,14の外輪側が温度上昇するが、一方で
は陽極円板3から軸連結シャフト部9.シャフト11を
通して軸受13.14に伝導する熱により軸受内輪側が
温度上昇する。このため上記二通りの熱伝達経路による
軸受の外輪と内輪との温度差が少なくなるように構造寸
法を調整するのがよい。軸受内の温度差が少なくなれば
、軸受の熱による膨張のため軸受直径方向に生ずる軸受
内の寸法差が,軸受の外輪と内輪との間で少なくなるの
で、陽極円板3の温度上昇の大小の程度にかかわらず、
軸受13,14はほぼ定常状態に保つことができる。
本実施例によれば、各軸受に対し陽極円板の荷重が平均
してかかり,また温度上昇に伴う軸受内寸法差が小さく
定常状態に保たれるので、軸受の機械的安定が保たれ、
従って軸受の損耗が少なく信頼性を高めることができる
〔発明の効果〕
本発明によれば、回転陽極を外囲器の一端において支持
しながら、軸受の損耗を少なくして信頼性を保つことが
できるので、大形で質量の大きい陽極円板をX線管に用
いることができるようになる.さらにX管外囲器上に陰
極及び陽極を隔離して設置することが容易となるので、
耐電圧上の制約が少なくなりX線管の構造を簡略化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回転陽極X線管の縦断
面図である。 1・・・外囲器、2・・・陰極、3・・・回転円板,4
・・・中空シャフ1−,8・・・ロー夕、10・・・底
部、11・・・シャフト、13.14・・・軸受、15
・・・軸箱。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外囲器の一端に支承された回転陽極を具備する回転
    陽極X線管において、前記回転陽極の陽極円板を該陽極
    円板の中心を貫通する中空シャフトに装着し、前記中空
    シャフトの陰極側に延長した底部にシャフトを連結し、
    また前記中空シャフトの他端にロータを連結して前記シ
    ャフトを複数個の軸受によつて支承した部分が前記陽極
    円板及び前記中空シャフトの内側に位置するように配置
    されたことを特徴とする回転陽極X線管。 2、前記シャフトを支承する複数個の軸受の一部が前記
    陽極円板の陰極側に他の一部が前記陽極円板の陽極側に
    位置するよう配置された請求項1記載の回転陽極X線管
    。 3、前記陽極円板の熱が中空シャフトからのふく射によ
    り軸箱を経由して軸受外輪に、また伝導により中空シャ
    フトの底部及びシャフトを経由して軸受内輪に伝達され
    るように形成した請求項1記載の回転陽極X線管。
JP16396789A 1989-06-28 1989-06-28 回転陽極x線管 Pending JPH0330247A (ja)

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JPH0330247A true JPH0330247A (ja) 1991-02-08

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ID=15784222

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0917176B1 (en) * 1997-11-11 2010-12-22 Koninklijke Philips Electronics N.V. Straddle bearing assembly for a rotating anode X-ray tube

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0917176B1 (en) * 1997-11-11 2010-12-22 Koninklijke Philips Electronics N.V. Straddle bearing assembly for a rotating anode X-ray tube

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