JP2689561B2 - X線管回転陽極 - Google Patents
X線管回転陽極Info
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- balls
- cylindrical portion
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- F16C19/546—Systems with spaced apart rolling bearings including at least one angular contact bearing
- F16C19/547—Systems with spaced apart rolling bearings including at least one angular contact bearing with two angular contact rolling bearings
- F16C19/548—Systems with spaced apart rolling bearings including at least one angular contact bearing with two angular contact rolling bearings in O-arrangement
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はX線管回転陽極の改良に関し、使用開始直
後から、騒音や振動が発生する事なく、安定した性能を
得る事が出来る回転陽極を提供するものである。
後から、騒音や振動が発生する事なく、安定した性能を
得る事が出来る回転陽極を提供するものである。
(従来の技術) X線を放射する為のX線管の内、回転陽極型と呼ばれ
るものは、第1〜2図に示す様に、固定の陰極1と、陽
極である回転自在なターゲット2とから構成されてい
る。
るものは、第1〜2図に示す様に、固定の陰極1と、陽
極である回転自在なターゲット2とから構成されてい
る。
X線を放射する場合は、陰極1からターゲット2に向
けて電子を照射すると、このターゲット2は回転しつつ
X線を放射する。
けて電子を照射すると、このターゲット2は回転しつつ
X線を放射する。
この様なターゲット2を回転自在に支承する為従来か
ら、回転支持部であるブッシング3の先端部に形成され
た円筒部4の内側に、ロータ5の円柱部6を挿入し、こ
のロータ5の先端部に上記ターゲット2を固定してい
た。
ら、回転支持部であるブッシング3の先端部に形成され
た円筒部4の内側に、ロータ5の円柱部6を挿入し、こ
のロータ5の先端部に上記ターゲット2を固定してい
た。
ロータ5の円柱部6の外周面と上記ブッシング3の円
筒部4の内周面との間には、互いに間隔をあけて1対の
玉軸受7a、7bを装着する事で、ロータ5をブッシング3
に対して回転自在に支持している。
筒部4の内周面との間には、互いに間隔をあけて1対の
玉軸受7a、7bを装着する事で、ロータ5をブッシング3
に対して回転自在に支持している。
即ち、ブッシング3の円筒部4の内周面には、互いに
間隔をあけて1対の外輪8a、8bを、ロータ5の円柱部6
の外周面には、互いに間隔をあけて1対の内輪9a、9bを
(第1図の場合。第2図の場合は内輪を省略し、円柱部
6の外周面に、直接外方軌道を形成している。)、それ
ぞれ固定し、一方の外輪8aと内輪9aとの間に、保持器11
aによって保持された複数の玉10a、10aを、他方の外輪8
bと内輪9bとの間に、保持器11bによって保持された複数
の玉10b、10bを、それぞれ設けて、ロータ5をブッシン
グ3に対して回転自在に支持している。
間隔をあけて1対の外輪8a、8bを、ロータ5の円柱部6
の外周面には、互いに間隔をあけて1対の内輪9a、9bを
(第1図の場合。第2図の場合は内輪を省略し、円柱部
6の外周面に、直接外方軌道を形成している。)、それ
ぞれ固定し、一方の外輪8aと内輪9aとの間に、保持器11
aによって保持された複数の玉10a、10aを、他方の外輪8
bと内輪9bとの間に、保持器11bによって保持された複数
の玉10b、10bを、それぞれ設けて、ロータ5をブッシン
グ3に対して回転自在に支持している。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述の様に構成される従来のX線管回転陽
極に於いては、次に、述べる様な不都合を生じる。
極に於いては、次に、述べる様な不都合を生じる。
即ち、X線管回転陽極の使用時に於いて、回転陽極の
構成各部は高温となり、それに伴なって構成部品が熱膨
張する事が避けられない。
構成各部は高温となり、それに伴なって構成部品が熱膨
張する事が避けられない。
特に、ターゲット2側の玉軸受7a部分の温度上昇は著
しく、内輪9aと玉10a、10aとがそれぞれ400℃程度に、
外輪8aが200℃程度に、それぞれ達すると考えられてい
る。
しく、内輪9aと玉10a、10aとがそれぞれ400℃程度に、
外輪8aが200℃程度に、それぞれ達すると考えられてい
る。
この様に、内輪9aと玉10a、10aとの温度上昇が、外輪
8aの温度上昇に比較して大きくなった場合、内輪9aと玉
10a、10aとが、外輪8aに比べて大きく膨張する結果、外
輪8aの内周面と内輪9aの外周面との間に存在するラジア
ル隙間が減少し、玉軸受7aの予圧が大きくなり過ぎる。
8aの温度上昇に比較して大きくなった場合、内輪9aと玉
10a、10aとが、外輪8aに比べて大きく膨張する結果、外
輪8aの内周面と内輪9aの外周面との間に存在するラジア
ル隙間が減少し、玉軸受7aの予圧が大きくなり過ぎる。
この様な原因による予圧の過上昇を防止する為従来か
ら、常温時に於ける上記ラジアル隙間を大きくして、使
用に伴なって玉軸受7aの温度が上昇した場合に、この玉
軸受7aの予圧が適正になる様にしていた。
ら、常温時に於ける上記ラジアル隙間を大きくして、使
用に伴なって玉軸受7aの温度が上昇した場合に、この玉
軸受7aの予圧が適正になる様にしていた。
ところが、この様にして温度上昇時に於ける予圧を適
正に保つ様にした場合、温度未上昇時に於ける予圧が不
足してしまう。
正に保つ様にした場合、温度未上昇時に於ける予圧が不
足してしまう。
X線管回転陽極のターゲット2は、X線を照射してい
ない際にも回転している場合が多く、この様な場合に
は、玉軸受7aの予圧不足に起因して、ターゲット2の回
転時に騒音や振動が発生してしまう。
ない際にも回転している場合が多く、この様な場合に
は、玉軸受7aの予圧不足に起因して、ターゲット2の回
転時に騒音や振動が発生してしまう。
更に、使用時、玉軸受7aが高温になっている場合で
も、軸受7aのトルク変動に伴なう発熱があると、この発
熱に基づいて玉軸受7aの温度が更に上昇し、予圧の変動
に伴なって騒音や振動が発生してしまう。
も、軸受7aのトルク変動に伴なう発熱があると、この発
熱に基づいて玉軸受7aの温度が更に上昇し、予圧の変動
に伴なって騒音や振動が発生してしまう。
本発明のX線管回転陽極は、上述の様な不都合を何れ
も解消するものである。
も解消するものである。
(課題を解決する為の手段) 本発明のX線管回転陽極は、前述した従来の回転陽極
と同様、第1〜2図に示す様に、ブッシング3の先端部
に形成された円筒部4の内側に、先端部にターゲット2
を固定したロータ5の円柱部6を挿入し、この円柱部6
の外周面と上記円筒部4の内周面との間に、互いに間隔
をあけて1対の玉軸受7a、7bを装着する事で構成してい
る。
と同様、第1〜2図に示す様に、ブッシング3の先端部
に形成された円筒部4の内側に、先端部にターゲット2
を固定したロータ5の円柱部6を挿入し、この円柱部6
の外周面と上記円筒部4の内周面との間に、互いに間隔
をあけて1対の玉軸受7a、7bを装着する事で構成してい
る。
更に、本発明のX線管回転陽極に於いては、少なくと
もターゲット2側(図面の左側)の玉軸受7aを構成する
複数の玉10a、10aを、セラミック等の、熱膨張係数の小
さい材料により造っている。
もターゲット2側(図面の左側)の玉軸受7aを構成する
複数の玉10a、10aを、セラミック等の、熱膨張係数の小
さい材料により造っている。
そして、この複数の玉10a、10aを保持する為の保持器
11aの内の、少なくとも上記複数の玉10a、10aの外面と
対向する部分を、グラファイト、弗化黒鉛、二硫化モリ
ブデン、二硫化タングステン、窒化ボロン等の、層状構
造を有する固体潤滑剤を主成分として構成している。
11aの内の、少なくとも上記複数の玉10a、10aの外面と
対向する部分を、グラファイト、弗化黒鉛、二硫化モリ
ブデン、二硫化タングステン、窒化ボロン等の、層状構
造を有する固体潤滑剤を主成分として構成している。
(作用) 上述の様に構成される本発明のX線管回転陽極によ
り、X線を放射する際の作用自体は、前述した従来のX
線管回転陽極の作用と同様である。
り、X線を放射する際の作用自体は、前述した従来のX
線管回転陽極の作用と同様である。
但し、本発明のX線管回転陽極の場合、ターゲット2
側の玉軸受7aを構成する複数の玉10a、10aを、セラミッ
ク等の、熱膨張係数の小さい材料により造っている為、
温度変化に伴なってこの玉軸受7aの予圧が変化する程度
が小さく、温度上昇以前に於いてもこの玉軸受7aに、或
る程度の予圧を付与しておく事が出来る為、玉軸受7aの
予圧不足に起因して、ターゲット2の回転時に騒音や振
動が発生する事がなくなる。
側の玉軸受7aを構成する複数の玉10a、10aを、セラミッ
ク等の、熱膨張係数の小さい材料により造っている為、
温度変化に伴なってこの玉軸受7aの予圧が変化する程度
が小さく、温度上昇以前に於いてもこの玉軸受7aに、或
る程度の予圧を付与しておく事が出来る為、玉軸受7aの
予圧不足に起因して、ターゲット2の回転時に騒音や振
動が発生する事がなくなる。
又、玉軸受7aを構成する複数の玉10a、10aを保持する
為の保持器11aの内の、少なくとも上記複数の玉10a、10
aの外面と対向する部分を、グラファイト、弗化黒鉛、
二硫化モリブデン、二硫化タングステン、窒化ボロン等
の、層状構造を有する固体潤滑剤を主成分として構成し
ている為、固体潤滑剤からの転移膜による潤滑作用によ
り、上記複数の玉10a、10aと保持器11a及び内外両輪8
a、9aとの間の潤滑が良好に行なわれ、玉軸受7aの温度
上昇も少なく抑えられる為、X線管回転陽極の使用時に
於ける予圧上昇を、より少なく抑える事が出来る。
為の保持器11aの内の、少なくとも上記複数の玉10a、10
aの外面と対向する部分を、グラファイト、弗化黒鉛、
二硫化モリブデン、二硫化タングステン、窒化ボロン等
の、層状構造を有する固体潤滑剤を主成分として構成し
ている為、固体潤滑剤からの転移膜による潤滑作用によ
り、上記複数の玉10a、10aと保持器11a及び内外両輪8
a、9aとの間の潤滑が良好に行なわれ、玉軸受7aの温度
上昇も少なく抑えられる為、X線管回転陽極の使用時に
於ける予圧上昇を、より少なく抑える事が出来る。
尚、ブッシング3の内側にロータ5の円柱部6を回転
自在に支承する為の、1対の玉軸受7a、7bを構成する複
数の玉10a、10bを、何れもセラミック等の熱膨張係数の
小さい絶縁材により造った場合には、ロータ5の円柱部
6の基端部にアース線の一端を接続して、X線管に生じ
る電子を導ける様にする。
自在に支承する為の、1対の玉軸受7a、7bを構成する複
数の玉10a、10bを、何れもセラミック等の熱膨張係数の
小さい絶縁材により造った場合には、ロータ5の円柱部
6の基端部にアース線の一端を接続して、X線管に生じ
る電子を導ける様にする。
但し、上記1対の玉軸受7a、7bの内、ターゲット2か
ら遠い側の玉軸受7bを構成する複数の玉10b、10bの少な
くとも1個(好ましくは全部)を、軸受鋼等の、導電性
を有する材料により造れば、上記アース線は不要であ
る。
ら遠い側の玉軸受7bを構成する複数の玉10b、10bの少な
くとも1個(好ましくは全部)を、軸受鋼等の、導電性
を有する材料により造れば、上記アース線は不要であ
る。
尚、本発明は、インテグラル型の軸受ユニットにも適
用出来る事は勿論である。
用出来る事は勿論である。
(発明の効果) 本発明のX線管回転陽極は、以上に述べた通り構成さ
れ作用する為、温度未上昇時に於ける玉軸受の予圧を確
保する事が出来、常温時に於ける騒音や振動を小さく出
来るだけでなく、高温時に於いても、温度変化に伴なう
寸法変化を少なく抑える事が出来る為、やはり騒音や振
動の発生を抑える事が出来る。
れ作用する為、温度未上昇時に於ける玉軸受の予圧を確
保する事が出来、常温時に於ける騒音や振動を小さく出
来るだけでなく、高温時に於いても、温度変化に伴なう
寸法変化を少なく抑える事が出来る為、やはり騒音や振
動の発生を抑える事が出来る。
更に、保持器を構成する層状構造を有する固体潤滑剤
により、玉軸受を構成する玉と、保持器及び内外両輪と
の潤滑が良好に行なわれ、この玉軸受の発熱を低く抑え
る事が出来る為、温度変化自体を少なく抑えて、騒音や
振動の発生を低く抑える事が出来る。
により、玉軸受を構成する玉と、保持器及び内外両輪と
の潤滑が良好に行なわれ、この玉軸受の発熱を低く抑え
る事が出来る為、温度変化自体を少なく抑えて、騒音や
振動の発生を低く抑える事が出来る。
そして、これらの相乗作用の結果、ターゲットの回転
精度が向上し、X線を安定して発生させる事が出来る。
精度が向上し、X線を安定して発生させる事が出来る。
第1図は本発明の対象となるX線管回転陽極の回転支持
部分を示す断面図、第2図はX線管回転陽極を装着した
X線管の断面図である。 1:陰極、2:ターゲット、3:ブッシング、4:円筒部、5:ロ
ータ、6:円柱部、7a、7b:玉軸受、8a、8b:外輪、9a、9
b:内輪、10a、10b:玉、11a、11b:保持器。
部分を示す断面図、第2図はX線管回転陽極を装着した
X線管の断面図である。 1:陰極、2:ターゲット、3:ブッシング、4:円筒部、5:ロ
ータ、6:円柱部、7a、7b:玉軸受、8a、8b:外輪、9a、9
b:内輪、10a、10b:玉、11a、11b:保持器。
Claims (3)
- 【請求項1】ブッシングの先端部に形成された円筒部の
内側に、先端部にターゲットを固定したロータの円柱部
を挿入し、この円柱部の外周面と上記円筒部の内周面と
の間に、互いに間隔をあけて1対の玉軸受を装着して成
るX線管回転陽極に於いて、少なくともターゲット側の
玉軸受を構成する複数の玉を、熱膨張係数の小さい材料
製とすると共に、この複数の玉を保持する為の保持器
を、少なくとも複数の玉の外面と対向する部分を、層状
構造を有する固体潤滑剤を主成分として構成した事を特
徴とするX線管回転陽極。 - 【請求項2】1対の玉軸受を構成する複数の玉が何れも
熱膨張係数の小さい絶縁材製であり、ロータの基端部に
アース線の一端が接続されている、請求項1に記載され
たX線管回転陽極。 - 【請求項3】1対の玉軸受の内、ターゲットから遠い側
の玉軸受を構成する複数の玉の少なくとも1個が金属製
である、請求項1に記載されたX線管回転陽極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1003658A JP2689561B2 (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | X線管回転陽極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1003658A JP2689561B2 (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | X線管回転陽極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02186119A JPH02186119A (ja) | 1990-07-20 |
JP2689561B2 true JP2689561B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=11563562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1003658A Expired - Fee Related JP2689561B2 (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | X線管回転陽極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2689561B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008243694A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Jtekt Corp | X線管用転がり軸受およびx線管装置 |
CN104979149B (zh) * | 2015-06-16 | 2017-03-22 | 赛诺威盛科技(北京)有限公司 | 使用负热补偿阳极移动的x射线管及补偿方法 |
JP2022098520A (ja) * | 2020-12-22 | 2022-07-04 | 株式会社日立製作所 | 回転電機及び車両 |
-
1989
- 1989-01-12 JP JP1003658A patent/JP2689561B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02186119A (ja) | 1990-07-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |