JPH0599237A - 磁気軸受/回転軸組立体 - Google Patents

磁気軸受/回転軸組立体

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JPH0599237A
JPH0599237A JP2830492A JP2830492A JPH0599237A JP H0599237 A JPH0599237 A JP H0599237A JP 2830492 A JP2830492 A JP 2830492A JP 2830492 A JP2830492 A JP 2830492A JP H0599237 A JPH0599237 A JP H0599237A
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JP
Japan
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bearing
shaft
layer
assembly
dry
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JP2830492A
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Nigel Henry New
ヘンリイ ニユー ナイジエル
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Federal Mogul Engineering Ltd
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Glacier Metal Co Ltd
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    • F16C32/00Bearings not otherwise provided for
    • F16C32/04Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
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    • F16C32/044Active magnetic bearings
    • F16C32/0442Active magnetic bearings with devices affected by abnormal, undesired or non-standard conditions such as shock-load, power outage, start-up or touchdown
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    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
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    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
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    • F16C19/541Systems consisting of juxtaposed rolling bearings including at least one angular contact bearing
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 後備軸受18を有した磁気軸受11によって
回転軸10が支持されている組立体において、磁気軸受
11が故障した後で後備軸受18が軸と同じ速度で回転
するようになる時まで、後備軸受18が回転要素の最大
設計速度以上で回転しないようにすること。 【構成】 前記後備軸受18は1あるいはそれ以上の構
成部品を有し、その各々は単一のレース上に支持された
円筒状の回転要素20あるいは半径方向内側および外側
レース22,26を備えたボールレース20からなって
おり、半径方向外側のレースが設けられている場合には
それは基礎体16に固定され、各々のレースには乾式軸
受材料が固定され、この乾式軸受材料は軸に対向する表
面を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気軸受によって回転
軸が支持されるが、磁気軸受の故障時には後備軸受によ
って支持されるようになった組立体に関する。磁気軸受
は大きな回転エネルギを有する軸のために設けられ、そ
の様な場合には、軸のために満足のいく後備軸受を提供
することが特に重要である。
【0002】
【従来の技術および課題】前記後備軸受は、満足のいく
方法で軸を支持する形になっていて、組み合わされた磁
気軸受のどのような作動故障の後でも軸を停止にまでも
っていくことができることが要求される。軸を停止にま
でもっていく間は、軸や、軸と一緒に回転する組立体の
部品や、後備軸受は損傷したり、あるいは摩耗したりす
ることがないように要求される。
【0003】軸は、軸の回転エネルギが後備軸受と接触
する軸によって熱に転換され、次にその熱を消散させる
ことによって停止させられ、また(あるいは)軸の回転
エネルギが作動している軸に関連したシステムによって
吸収されることによって停止させられる。もし、相当な
量の軸の回転エネルギが後備軸受と接触した軸によって
熱に転換される場合には、後備軸受に関連する摩擦係数
は大きくなければならない。あるいは、もし、相当な量
の軸の回転エネルギが軸に関連したシステムによって吸
収される場合には、後備軸受に関連する摩擦係数は小さ
くなければならない。
【0004】もし、軸を短時間のうちに停止させなけれ
ばならない場合には、軸の回転エネルギを後備軸受と接
触し軸によって熱に転換する転換率、および(あるい
は)軸に関連したシステムによる回転エネルギの吸収率
は大きいことを要求される。
【0005】回転要素に関連した少なくとも1つの構成
部品を有した後備軸受が知られており、例えば後備軸受
の各々の構成部品はレース上に支持された円柱体からな
っていたり、あるいは半径方向内側および外側のレース
と一緒になったボールレースからなっており、多分、ど
のような形態の潤滑剤も設けられていない。磁気軸受が
故障したときには、後備軸受の各構成部品の単一のレー
ス、あるいは2つのレースのうちの半径方向内側のレー
スが軸と一緒に回転することになる。もし半径方向外側
のレースが設けられている場合には、そのレースは適当
な基礎体に固定されている。
【0006】普通は、単一のレース、すなわち半径方向
内側レースには黄銅あるいは硬質青銅でできたスリーブ
が設けられており、回転軸と接触した時にはレースが回
転し易くなっている。回転要素を有した後備軸受に関す
るその様な構造はすべて、回転要素との間に小さな摩擦
係数、すなわち約0.001の摩擦係数を有している。
しかしながら、磁気軸受が故障した直後には、軸はその
様な後備軸受の回転要素の最大設計速度制限を越えた速
度で回転しているかもしれない。従って、磁気軸受が故
障した時には回転要素を有した後備軸受も普通は故障す
る。しかしながら、例えば、後備軸受に関する基礎体と
軸との間の間隙が小さい場合には、回転要素を有した後
備軸受を用いることが望ましい場合が時々ある。
【0007】各々が乾式軸受材料の層を有している平軸
受が知られている。その様な軸受は通常、軸受の中で発
生する高温のために軸受材料が膨脹することにより、軸
受の相対的に回転する構成部品が動かなくなることによ
って故障する。その様な高温は、軸受による回転エネル
ギの熱への転換率が、そこからの熱の消散率よりも大き
いがゆえに発生する。熱の消散率は軸受の温度に応じて
変化し、軸受の構成部品が機械的に溶接されることによ
り動かなくなるような温度になっていて、回転エネルギ
の熱への転換率が熱の消散率よりも大きい場合には軸受
は故障することが理解されるであろう。
【0008】便宜上、この明細書および添付した特許請
求の範囲においては今後、乾式軸受材料という言葉は平
軸受に含まれるのに適した乾式層の既知の構造を称する
ために用いられる。その様な材料によって設けられた表
面は小さな摩擦係数を有している。
【0009】併わせて出願中の英国特許出願第8917
875.0においては、磁気軸受に後備軸受を設けるこ
とが提案されており、前記後備軸受は耐摩耗性材料の層
と協動する乾式軸受材料の層を有し、その様な層の内の
1つは軸とともに回転し、他の層は組立体の静止部分の
上に位置し、前記層の材料は組立体の通常の作動状態に
おいて、後備軸受の中に発生する熱の消散率が熱の発生
率よりも大きくなり、かつ軸が後備軸受と一緒になって
動かなくなってしまうことのないように選択される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、回転軸
が磁気軸受によって支持されているような組立体のため
の、回転要素を有した後備軸受に関する新規でかつ有利
な装置を提供することにあり、後備軸受は、軸が磁気軸
受の故障時に停止される場合、また軸が最初は後備軸受
の回転要素に関する最大設計速度制限よりも大きな速度
で回転している場合にも、損傷あるいは摩耗しないよう
な構造を有している。
【0011】本発明に関していうと、磁気軸受によって
回転軸が支持されるようになっている組立体は、基礎体
に固定された後備軸受であって、組立体が作動している
時に前記軸によって回転されるように少なくとも1つの
レース上に支持された回転要素を有し、前記後備軸受と
軸との間の間隙が回転軸と磁気軸受との間の間隙より小
さくなっている、後備軸受を含み、前記後備軸受がまた
前記少なくとも1つのレースと共に回転するように固定
された乾式軸受材料の層を有し、前記軸に対向した表面
を備えていることを特徴とする。
【0012】後備軸受の乾式軸受材料の層に対向し、か
つそれと協動する回転軸の円筒状部分もまた乾式軸受材
料でできていてもよく、また(あるいは)それは耐摩耗
性材料でできていてもよい。便宜上、この明細書および
添付した特許請求の範囲においては、回転軸によって接
触されているレース上に支持された乾式軸受材料の層の
みが参考にされているが、さもなければ軸上の適当な層
は軸の一部分と考えられる。
【0013】このように、後備軸受は従来型の平軸受の
少なくとも一部分を有し、前記平軸受のその、あるいは
1つの、構成層は軸によって回転されるようになってい
る回転要素のための少なくとも1つのレースに固定され
ている。少なくとも平軸受の部分が存在するために、後
備軸受の作動が必要な時には、回転要素は、乾式軸受材
料の中の軸の滑りのために、遅い率で速度を増す。軸と
乾式軸受材料との間の摩擦係数を適当に選択することに
よって、軸が、当然のこととして、最大でも回転要素に
関する最大設計速度よりも余り大きくない速度で回転す
るように配置されていることが要求される。
【0014】さらに、後備軸受の乾式軸受材料は、軸と
後備軸受とが一緒に動かなくなってしまう前に、熱を組
立体から消散させることができるような率を考慮しなが
ら、軸との間に望みの摩擦係数が存在するようにして選
択される。
【0015】後備軸受の乾式軸受材料と軸との間の摩擦
係数は、後備軸受の残りの部分に関連する摩擦係数より
も大きいことが必要である。
【0016】従って、後備軸受は、磁気軸受がどのよう
に故障してもその後で軸が停止されようとしている時
に、乾式軸受材料と軸とを含み後備軸受が損傷しないよ
うに、あるいは摩耗しないように簡単に配置することが
できる。
【0017】また便宜上、この明細書および添付した特
許請求の範囲の中では、後備軸受の乾式軸受材料と軸と
の間の摩擦係数はそれが0.2以下の時は比較的小さい
と呼び、それが0.2以上のときに比較的大きいと呼ぶ
ことにしている。
【0018】前記乾式軸受材料は焼結粉末、例えば錫青
銅の母材の中に保持されたグラファイトのような乾式潤
滑剤からなっていてもよく、この場合は当然のことなが
ら比較的小さな摩擦係数が存在することになる。あるい
は、前記乾式軸受材料は織布材料、例えばフェノール樹
脂を含浸させたアスベストあるいはグラスファイバーか
らなっていてもよく、この場合は比較的大きな摩擦係数
を有することになる。
【0019】
【実施例】以下添付図面を参照しながら例を挙げて本発
明を説明する。添付図面は本発明による1実施例の部分
断面的な側面図で、磁気軸受の中に取り付けられた回転
軸の組立体が示されており、後備軸受が設けられてい
る。
【0020】添付図面に示したように、組立体は全体的
に11で示された従来型の磁気軸受の中に取付けられた
回転軸10を有し、この磁気軸受と軸との間のギャップ
が12で示されている。
【0021】軸10の一端が示されており、この端部は
組立体のためのハウジング16の一部分における開口1
4を貫通しているが、図にはハウジングのこの部分しか
示されていない。前記ハウジング16を含む基礎におけ
る開口14の中には、組立体のための後備軸受が設けら
れていて、この後備軸受は18で示されている。
【0022】本発明に関して言うと、前記後備軸受18
は半径方向内側および外側のレースの中で支持された回
転要素20を有している。図示した配置においては、2
つのほぼ従来的なボールレースが存在し、各々のボール
レースは非常に正確な方法で製作され、その中には潤滑
剤は存在していない。これらの2つのボールレースは2
つのスペーサ21によって軸方向に離隔されている。各
々の半径方向外側のレース22は、開口14の中での締
まりばめによってハウジング16に固定されている。乾
式軸受材料の層24が各々の半径方向内側のレース26
に固定されている。前記乾式軸受材料の層24に対向し
て材料の層28があり、これは軸の直径の減少した円筒
状部分上にプレスばめによって、軸10に固定されてい
る。材料の層28は軸10の一部分であると考えられ
る。特に、乾式軸受材料の層24の半径方向内側30
は、層28の耐摩耗性の表面層部分34によって設けら
れた半径方向外側32と対向している。
【0023】組立体の1つの例において、この組立体が
作動している場合、磁気軸受11と軸10との間のギャ
ップ12を含めた間隙は0.5mmであり、後備軸受1
8と軸との対向するそれぞれの表面30と32との間の
間隙は0.25mmである。
【0024】磁気軸受11の作動に何等かの故障が生じ
た後、また軸や、軸と一緒に回転する組立体のあらゆる
部品や、後備軸受が損傷、あるいは摩耗する前に、軸1
0は停止させられることが要求され、また後備軸受と軸
の中での温度上昇が原因で軸と後備軸受18とが動かな
くなることがないように要求される。
【0025】熱は軸と後備軸受との接触によって生じ、
軸10を介した熱伝導によって、また軸に固定された組
立体のあらゆる部品への熱伝導によって、さらにまた後
備軸受18を設けている静止部分16への熱伝導によっ
て消散される。普通は、軸10は少なくともほぼ鋼でで
きており、大きな熱伝導率を有している。
【0026】もし、後備軸受18と軸10とが一緒に動
かなくなっていまう前に、熱を低い割合でしか消散でき
ないような配置になっているのであれば、層24と34
との間の摩擦係数は比較的小さなものでなければならな
い。従って、各々の半径方向内側のレース26は軸の速
度に達するのに比較的長時間を要することになる。
【0027】あるいは、もし後備軸受18と軸とが一緒
に動かなくなってしまう前に、熱を高い割合で消散させ
ることができるような配置になっておれば、層24と3
4との間の摩擦係数は上述した場合よりも大きくてよ
い。従って、各々の半径方向内側のレース26は軸の速
度に達するのに短時間しかかからないことになる。軸と
後備軸受との接触によって回転軸のエネルギを熱に転換
する割合が、後備軸受の通常の予想温度における熱の消
散率よりも確実に小さいことが要求される。
【0028】後備軸受18の乾式軸受材料の層24は、
もし層24と34との間の摩擦係数が比較的小さくてよ
いのならば、焼結された粉末、例えば青銅の母材によっ
て保持されたグラファイト、あるいは二硫化モリブデ
ン、あるいは二硫化タングステン、あるいはテトラフル
オロポリエチレン、のような乾式潤滑剤からなってい
る。
【0029】あるいは、後備軸受18の乾式軸受材料の
層24は、もし層24と34との間の摩擦係数が比較的
大きくてよいのならば、織布材料、例えば、フェノール
樹脂を含浸させたアスベスト、あるいはグラスファイバ
ーからなっている。
【0030】上に示したように、層24と34との間の
摩擦係数が、都合よく、比較的大きい場合には、層28
は合成層でできていて、耐摩耗性の層34は、層24と
34との間に生じた熱のシンクを含んだ層36の上に位
置している。説明している実施例においては、層28は
硬質クロムからなる表面層部分34を有し、銅とクロム
との合金からなる層36上にメッキされた耐摩耗性表面
32を提供し、ビッカース硬さが130であり、0.9
5カロリー/秒・cm.℃の熱伝導率を有している。
【0031】層24と34との間の摩擦係数が比較的小
さいことを要求されても、あるいは比較的大きいことを
要求されても、これらの層は、後備軸受の作動時に発生
が予想される温度においても、互いに他に対して機械的
に溶接されるようになることによって、一緒に動かなく
なることがないような組成を有していることが要求され
る。
【0032】しかしながら、さらに、特に本発明に関す
る装置に関しては、軸10が作動中に最大設計速度以上
の速度で回転している時に回転要素20がこの値以上の
速度で回転することによって、後備軸受が損傷するに至
らないこと、あるいは重大な摩耗をしないことが要求さ
れる。従って、磁気軸受11が故障して、軸10が後備
軸受の乾式軸受材料の層24と最初に接触した時に、後
備軸受18は、乾式軸受材料の層24に対する軸の滑り
によって、層でなかった場合よりも遅い割合で速度到達
するように配置されていることが要求される。さらに、
この組立体は、普通の作動状態の下では、後備軸受18
が軸と同じ速度で回転するようになる時までは、後備軸
受が、当然のこととして、最大でも回転要素20に関す
る最大設計速度よりも余り大きくない速度で回転するよ
うに配置されていることが要求される。この基準は、軸
10と乾式軸受材料の層24との間の摩擦係数を上述し
たように、軸と乾式軸受材料の層とが一緒になって動か
なくならないようにすることと釣合いを持たせながら適
当に選択することによって得られる。
【0033】説明してきた組立体を修正することは可能
である。
【0034】軸上の層28は大きな熱伝導率を有した材
料の層36を含んでいなくてもよい。
【0035】耐摩耗性材料34の層が軸上に設けられて
いることは本質的ではなく、その代わりに、層34は上
述したような乾式軸受材料でできていたり、あるいは、
層34は省略され、後備軸受の乾式軸受材料の層24は
軸10と直接接触している。
【0036】組立体の静止部分16はハウジングからな
っていなくてもよい。
【0037】ボールレースの必要な数はどんな数であっ
てもよい。
【0038】回転要素を有した後備軸受の形状はどのよ
うな適当な形状であってもよく、例えば、単一のレース
の中で軸と一緒に回転するように支持された円筒状の回
転要素を有した少なくとも1つの軸受けからなっていて
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施例の、部分断面的な側面
図。
【符号の説明】
10 軸 11 磁気軸受 16 基礎体 18 後備軸受 20 回転要素 22,26 レース 24 乾式軸受材料の層 30 表面対向 34 耐摩耗性材料の層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気軸受によって回転軸が支持されるよ
    うになっている組立体で、基礎体に固定された後備軸受
    であって、組立体が作動している時に前記軸によって回
    転されるように少なくとも1つのレース上に支持された
    回転要素を有し、前記後備軸受と前記軸の間の間隙が該
    回転軸と磁気軸受との間の間隙より小さくなっている後
    備軸受を含む組立体において、前記後備軸受がまた前記
    少なくとも1つのレースと共に回転するように固定され
    た乾式軸受材料の層を有し、前記軸に対向した表面を備
    えていることを特徴とする磁気軸受/回転軸組立体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の組立体において、前記後
    備軸受の乾式軸受材料の層と軸の間の摩擦係数が比較的
    小さい磁気軸受/回転軸組立体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の組立体において、前記乾
    式軸受材料の層は焼結された粉末の母材の中に保持され
    た乾式潤滑剤を有する磁気軸受/回転軸組立体。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の組立体において、前記後
    備軸受の乾式軸受材料の層と軸の間の摩擦係数が比較的
    大きい磁気軸受/回転軸組立体。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の組立体において、前記乾
    式軸受材料の層はフェノール樹脂を含浸させた織布材料
    からなる磁気軸受/回転軸組立体。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項記載の組
    立体において、前記軸上に耐摩耗性材料の層が設けら
    れ、この層が後備軸受の乾式軸受材料の層と接触するよ
    うに配置されている磁気軸受/回転軸組立体。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の組立体において、前記耐
    摩耗性材料の層は、大きな熱伝導率を有しかつ熱シンク
    を有した材料の層の上に設けられている磁気軸受/回転
    軸組立体。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の組立体において、前記耐
    摩耗性材料の層は、クロムと銅の合金の層の上にメッキ
    された硬質クロムでできている磁気軸受/回転軸組立
    体。
  9. 【請求項9】 請求項1から5のいずれか1項記載の組
    立体において、前記乾式軸受材料の層は前記軸の上に設
    けられ、後備軸受の乾式軸受材料の層と接触するように
    配置されている磁気軸受/回転軸組立体。
JP2830492A 1991-02-15 1992-02-14 磁気軸受/回転軸組立体 Pending JPH0599237A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB91032565 1991-02-15
GB9103256A GB9103256D0 (en) 1991-02-15 1991-02-15 A magnetic bearing-shaft assembly having a bearing to support the shaft in the event of failure of the magnetic bearing

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0599237A true JPH0599237A (ja) 1993-04-20

Family

ID=10690096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2830492A Pending JPH0599237A (ja) 1991-02-15 1992-02-14 磁気軸受/回転軸組立体

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0499309A1 (ja)
JP (1) JPH0599237A (ja)
GB (1) GB9103256D0 (ja)

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Publication number Publication date
EP0499309A1 (en) 1992-08-19
GB9103256D0 (en) 1991-04-03

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