JPH0330082A - 自動販売機の硬貨搬送装置 - Google Patents

自動販売機の硬貨搬送装置

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JPH0330082A
JPH0330082A JP1163881A JP16388189A JPH0330082A JP H0330082 A JPH0330082 A JP H0330082A JP 1163881 A JP1163881 A JP 1163881A JP 16388189 A JP16388189 A JP 16388189A JP H0330082 A JPH0330082 A JP H0330082A
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JP
Japan
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coin
coins
sorting device
input
vending machine
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JP1163881A
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Shunji Ubukata
生形 俊二
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は自動販売機の硬貨搬送装置に関する。
(口)従来の技術 近年、清涼飲料、コーヒ等を販売する自動販売機等にお
いては、客の好みの多様性、および販売効率の面等から
一台で多種類の商品を多く売れるよう大型化している。
これに伴い自動販売機の商品サンプルを展示するディス
プレイ部も大きな面積を占めるようになり、当然その奥
行スペースも拡大している。
ところで、第8図にその自動販売機の全体外観図を示す
。同図に示す如く,商1’i?I見本の缶サンプル37
 . 37・・・を多数展示したディスプレイ部31は
相当広い面積を占めている。そして、その下に硬貨投入
口4と投入金額表示部38および返却レバー39を有す
と共に、下方には商品取出口40と硬貨取出口24とが
設けられている。そして、硬貨投入口4より投入された
硬貨は硬貨選別装置に至り、硬貨の真贋を判別されて真
正硬貨は収容され、偽貨は排出される。又、この硬貨取
出口24に出てくる硬貨は、上記硬貨選別機で不良と判
別された贋金の外、釣銭硬貨、あるいは硬貨詰まり時に
前記返却レバー39によって戻される返却硬貨など稲々
のものがある。
そして,従来硬貨投入口4より投入された硬貨5は,第
6図に示すように一定の傾斜角度01゜に設置した硬貨
シュート41を介して,硬貨選別装置15に入る。一方
、硬貨選別装115より排出される硬1!f5も、第7
図に示すように一定の傾斜角度θ2゜に設置した硬貨返
却シュート42を介して硬貨取出口24に排出される構
戊となっている。しかし、今、ディスプレイ部31が大
型化し、その奥行部分がDから0+ΔDと後方に厚くな
ると硬貨のす人りを十分とするれ、傾斜角0.′はその
まま保つ必要性から硬貨選別装置15は、点線図示する
如く若干下方に下げて後方に移動させる。その粘果、硬
貨シュー1・41を長く延ばさねばならないと共に、硬
貨返却シュート42においては、その傾斜角度θ2゜を
保つ為には当然硬貨取出口24の位置をそれまでのディ
スプレイ部3lからffE離Eだけ下方だったその位置
より更に下のE+ΔEの位置に変更して設けることとな
る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このように、従来の硬貨シュート及び硬貨返却シュート
を用いて、硬貨を硬貨選別装置へ導びいたり或いは硬貨
取出口へと排出させる構造では、ディスプレイ部の奥行
スペースが変わる毎に、硬貨シュート、硬貨返却シュー
トの長さ変更とそれの取付し直し、また硬貨取出口の取
付位置の下方修正とその対応は容易ではなかった。特に
、硬貨取出口がより下方位置にと変わると,硬貨を取り
出す為に、客は無理な姿勢を余{7lt <され、硬貨
の取出しがし難くなる。また,硬貨シュート、硬貨返却
シュートが長くなることにより、途中で硬貨止まりの起
る懸念性も高くなる等,機能上難点を生じてしまう。
本発明は、このような問題点に鑑み威されたもので、デ
ィスプレイ部の奥行スペースの拡大により、硬貨選別装
置が後退しても投入硬貨を硬貨選別装置へ、また硬貨選
別装置からの排出硬貨を硬貨取出口へと確実に搬送でき
るようにして,硬貨取出口の下方への設置移動を必要と
しない自動販売機の硬貨搬送装置を提供することを目的
とする。
(二)課題を解決するための手段 本発明は投入した硬貨を硬貨選別装置に導入し,硬貨選
別装置より釣銭等の排出硬貨を硬貨取出口に導出する自
動販売機の硬貨搬送装置において、硬貨投入口と、該硬
貨投入口の背部に設けられ、通常投入硬貨による押し開
き回動を可能とされ、停電等の非通電時にその回動を阻
止されるシャッター板と、非通電時に前記シャッター板
の回動を阻止するよう作動するシャッター回動阻止部材
と,投入硬貨検知部と、該投入硬L’f検知部の作動に
より回転動作を開始し、投入硬貨を乗せて前記硬1テ選
別装置へ搬送,m出する一定時間作動後停止する投入硬
貨の硬貨搬送ベル1−と、前記硬貨選別装置からの硬貨
排出に基づいて回転動作を開始し、排出硬貨を乗せて、
前記硬貨取出口へ搬送、搬出する一定時間作動後停止す
る排出硬貨の硬貨搬送ベルトとより成るものである。
また、本発明に係る自動販売機の硬1!搬送装置は、硬
貨投入口と、投入硬貨を検知する投入硬貨検知部と、前
記硬貨投入口と前記硬貨選別装置との間に配され、前記
投入硬貨検知部の作動により暉動し、投入硬貨を間に挟
んで搬送する」二下一対の陳動ベルトより構成さされた
投入硬貨の硬1’f搬送ベルトとより或るものである。
(ホ)作 用 硬貨投入口を塞いでいるシャッターは,シャノター回動
阻止板による回動阻止を受けず、通常投入硬貨による押
し開きが可能となっている。よって、投入硬貨によりシ
ャッターが開かれ、硬1テは完全に投入される。シャッ
ターの開放動作に連係して作動する投入硬貨検知部或い
は投入硬貨の落下通路に配した光センサー等の投入硬!
’f .lQ知部により硬貨搬送ベル1・が回転邸動す
る。
投入硬貨は硬貨搬送ベルト上に乗り、硬貨選別装置側へ
と運ばれる。やがて、硬貨搬送ベルトの排出端より硬貨
は排出され、硬貨選別装置へと導入される。硬貨搬送ベ
ルトは硬貨選別装置に排出される迄に十分な時間作動し
た後停止するよう制御され,また硬貨搬送ベルトのスピ
ードは,硬貨の連続投入があっても,ベルト上にそれが
重畳しない速さに設定し、確実に1個ずつ硬貨の搬送を
可能としている。もし、停電等があると、シャッター回
動阻止板がシャッターの回動軌跡内に進出し、シャッタ
ーの回動は阻止され、硬貨の投入を防止する。一方、硬
貨選別装置から硬貨排出があると、それを検知して排出
硬貨の硬貨倣送ベルトが回転を開始して、同様にその上
に排出硬貨を乗せ、硬貨取出口側へと運びそこへ排出す
る。この場合も、硬實搬送ベルトは硬貨取出口に排出す
るに十分な一定時間作動した後停止するように制御され
る。
このように、商品ディスプレイ部の奥行厚さの増大によ
り、硬貨選別装置が自動販売機本体の前面より相当後部
に位置することになっても,硬貨搬送ベルトにより投入
硬貨の硬貨選別装置への導入、および硬貨選別装置から
の排出硬貨を硬貨取出口へ導出することができる。そし
て、硬貨取出口の位置を下げることも不.用となり、硬
貨の取出し易さは失なわれない。
また、上下一対の回転ベルトで構成した投入硬貨の硬貨
搬送ベルトとでは,硬貨投入口からの投入硬貨を直接、
回転ベルト間に挟んで硬貨選別装置へと運ぶ。この場合
、硬貨搬送ベルト全体をある程度傾けても硬貨を運ぶこ
とが可能なので、硬貨選別装置を更に上方へ置くことも
可能となり、ますます硬貨取出口位置を硬貨の取出し易
い箇所に設定するのを容易とする。
(へ)実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は投入硬貨を硬貨選別装置まで搬送する搬送部の断面
図、第2図は第1図における搬送部の平面図,第3図は
変形硬貨等を硬貨選別装置に取り入れないよう排除する
様子を示す説明図,第4図は硬貨選別機よりの排出硬貨
を硬貨取出口へと搬送する搬送部の断面図、そして第5
図は他の実施例に係わる搬送部の断面図である。先ず、
第1図、および第2図において、前面板2に設けた硬貨
受入部lの背部には、「型をしたシャッター板3が揺動
自在に設けられており、該シャッター板3は通常、自重
により実線位置にあって、それ故その一片3aが硬貨受
入部lの硬貨投入口4と相対し、硬貨5の挿入により、
上方に押し上げられるようになっている。6はこの押し
上げられるシャッター板3によって、スイッチONとな
るマイクロスイッチにして、スイッチ作動片6aがシャ
ッター板3の他方の片3bによって作動され、スイッチ
ONとなると後述する硬貨搬送ベルトを廓動することと
なる。硬貨受入部1の背後には、投入硬貨5の落下案内
路7が短めに形或されて設けられている。そして、前記
マイクロスイッチ6の代わりに、この硬貨落下案内路7
を挟んで発光素子8aと受光素子8bとから戊る光セン
サ8を配して、硬貨5の通過を検知して前述した硬貨搬
送ベルトの邪動を行なわすように構成することも可能で
ある。9は停電等の非通電状態となると、電磁ソレノイ
ド10の非作動によって、その作動杆1lの下動に伴い
、先端を上げて前記シャッター板3の直ぐ後方に対向す
るような一点鎖線の図示状態と松って、硬貨5が投入さ
れてもそれによってシャッター板3が開がないよう上方
へ回動しないようにして、硬貨投入を防ぐシャッター回
動阻止板である。この回動阻止板9は偏心した軸l2に
て回動自在に支持され、突片13を前記電磁ソレノイド
10の作動杆l1と係合させていて、電磁ソレノイド1
0が通電作動している通常時には、その先端9aが前記
シャッター板3の回動軌跡外に退避している実線に示す
状態位置とむっていて、シャッター板3の自由な回動を
許容している。14は前記硬II落下案内路7から落下
した硬貨5を乗せて硬貨選別装置l5側へと運ぶ硬1’
f搬送ベルトにして、無端ベルト16を一対のブーリー
17a,17b間に張設し、他方のプーリー17aをモ
ーター18にて回転して、無端ベルトl6を暁動回転し
ている. 17’ ,17’ はそれぞれプーリー17
a,17bの回転軸を示す。モーターl8の駆動は、前
記マイクロスイッチ6或いは光センサー8の検知作動に
より開始し、開始後硬貨5が搬送ベルト14により運ば
れ硬貨選別装置15の硬貨受入口19に入り込むのに十
分な時間継続朧動した後、停止する。
このような、硬貨搬送ベルトl4の所定時間作動は、タ
イマー等により制御されるように構成する。
また硬貨の連続投入に対して、硬貨搬送ベルトl4上で
硬貨の重なりが起きないような、ベルト走行スピードに
設定している。硬貨搬送ベルトl4の走行路側左右には
、硬貨落下案内路7から落下した硬貨5が硬貨搬送ベル
ト14上の中心から左右にずれて乗った場合でも、その
移送過程において、搬送ベル1〜14の中心に来るよう
矯正するテーパ一部20. 20 ′It入口側に設け
ている側壁21.21が硬I!搬送ベル1・の保護底板
22より立設されている。また、硬貨選別装置15へと
落とし込まれる硬貨倣送ベルト14の硬貨排出端には、
硬貨5の搬送ベル1〜14への粘着によるベル1・の巻
き込みを防止する礼のフランジガイド23が前記保護底
板22より上方へ屈曲して設けられている。すなわち、
前記フランジガイド23は第3図に示すように,硬貨搬
送ベルト14の硬貨排出端では,一点鎖線で示す硬貨5
aを強制的に実線で示す硬貨5bのように、その下端が
フランジガイド23の外側へと来るようにして、確実に
硬貨選別装置l5の硬貨受口19へと導入させる。なお
、同図に示す硬貨搬送ベルトl4上の硬貨5cは,偽貨
と見做される変形硬貨で、同変形硬貨5cも硬貨選別装
置15に投入された後、偽貨と判別されて硬貨選別装置
15より排出される。また、硬貨の連続投入に対しては
、同図に示すように、最初に投入された硬貨5dは、2
番目の硬貨5fが硬貨搬送べルト14に達っした時、既
に硬貨落下案内wJ7から十分離れた状態に移送されて
いて、2番目の硬貨5fと重なり合うようなことは起き
ないようなベルトの速度に決定されて、確実に一枚一枚
硬貨選別装置15に入り、正確な硬貨選別を実行せしめ
ている。前述した硬貨選別装置15は、投入硬貨5の真
贋を判別し、真正硬貨は釣銭払出用として用いるよう釣
銭収納筒に所定量自動的に補給収納され、その量を越え
る硬貨は別途設けた金庫部等に収納される構成となって
いる。そして、この硬貨選別装置15は自動販売機本体
Aの前面板2より奥行寸法Dの展示スペースを保って設
けた商品ディスプレイ部3lの背部に設けられている。
一方、硬貨選別装置l5より不良貨として返却或いは釣
銭として払出される硬貨5の排出口下方にも,硬貨搬送
ベルト25が配設され、硬貨取出口24に硬貨5を送る
ようになっている。この硬貨搬送ベルト25も前記硬貨
搬送ベルト14と同等構造で、一対のプーリー26,2
6間に無端ベルト27を張設し、一方のプーリー26を
モーター(図示せず)にて回転している。28は硬貨落
下路29に対設されて、排出硬貨5の通過により光が遮
断されるとそれを検知して作動し、モーターの廃動開始
をさせる発光素子28aと受光素子28bから成る光セ
ンサーである。モーターは排出硬貨5を硬貨取出口24
へと至らせるに十分な時間の硬貨搬送ベルト25の回転
動作を続けさせた後、停止制御される。この制御も同し
くタイマー等により成される。
以上のような構戒となっている本発明の硬貨搬送装置に
おいて、次にその作動を説明する。硬貨投入口4より硬
貨5を投入すると、その硬貨5によりシャッター板3が
上方八回動され,マイクロスイッチ6を作動させる。マ
イクロスイッチ6の作動は硬貨搬送ベルトl4のモータ
ー18を屏動し、搬送ベルト14が回転し、硬貨落下案
内路7を摺動落下する硬貨5を受けて搬送を行う。搬送
ベルト14の回転開始を、シャッター板3と連係するマ
イクロスイッチ6で行むわない構成の場合は、光センサ
ー8により硬貨5の通過が検知されて搬送ベルト14が
回転作動する.左右に位置がズレて、硬貨搬送ベルト1
4上に乗った硬貨5は、やがて側it21,ztのテー
パ一部20.20により、搬送ベルトl4の中央にと整
えられて搬送されて行く。そして排出端に至り、硬貨受
入口19に入り込んで硬貨選別装i?2+5に導入され
る。この時,硬貨搬送ベルトl4上に粘着している硬貨
があっても、それは排出端の所でフランジガイド23に
より剥がされ、搬送ベルト14へ巻き込まれる等のトラ
ブルを生じることなく確実に送り込まれる。硬貨選別装
置l5で真贋が判別され真正硬貨は釣銭筒に自動補給さ
れたり、金庫に収納される。一方、商品選択後,払い出
される釣銭、および偽貨と判別されて戻される投入硬貨
、あるいは購売中止による返却硬貨等の硬貨5が硬貨選
別装置15を介して放出されると、それらが硬貨落下路
29を通過すると光センサー28で検知されて、硬貨搬
送ベルト25が回転駆動される。硬貨搬送ベルト25上
に乗った硬貨5は移送されて、その排出端から硬貨取出
口24へと落下される。顧客は返却扉30を開いて硬貨
5を硬貨取出口24より取出す。
このように、硬貨投入口4と硬貨選別装置15との間に
硬貨搬送ベルトl4を、また硬貨選別装置15と硬貨取
出口24との間にも硬貨搬送ベルト25を配することに
より,商品ディスプレイ部3lの奥行寸広増大に伴い、
硬貨選別装置15が後方へ配置されるのを余儀無くされ
ても、受入硬貨を確実に硬貨選別装置15へと導入し、
そして、硬貨選別装置15からの排出硬貨も同様に何ら
支障なく硬貨取出口24へ速やかに排出される。
よって、投入硬貨を硬貨選別装″!115へ導入したり
,払出硬貨を硬貨選別装置15から硬貨取出口24へと
導出させる手段として汎用されてる傾斜した硬貨シュー
トをそのまま採用した場合は、硬貨シュートの傾斜角度
を維持するために、更に硬貨選別装115は下方に下が
り、それに伴い硬貨取出口24も下がって,自動販売機
本体の相当低い位置に硬貨取出口24がある状況となっ
て、顧客が低い姿勢をとらないと硬貨取出を行えないと
言う不便さを生ずるが、本発明の構成であれば、硬貨取
出口24の位置は低くならず、その優位性は明らがであ
る。
第5図は他の実施例に係わる硬貨搬送ベルト14Aの構
造を示し、2枚の回転ベルト14b, 14bで硬貨5
を挟んで送るようにしたものである。回転ベルト14b
, 14bは邸動プーリー32.32と従動プーリー3
3,33との間に張設され、駆動プーリー32.32を
単一のモーター18で互いに逆方向に回転させ回転ベル
ト14b, 14bを同一方向に走行させる。硬貨受入
部1の直ぐ背後には、硬貨5の投入を検知する光センサ
ー8が配設されており、この光センサー8は発光素子8
aと受光素子8bから成る周知のもので、光が投入硬貨
により遮ぎられると検知作動する。そして、光センサー
8の検知作動は前記モーター18を回転させ、投入時、
先端を回転ベルト14b,14bの前端部で挟まれた硬
貨5は、回転ベルト14b,14bの回転により、中へ
引き込まれて行く。なお、従動プーリー33.33は、
その軸33’ ,33’ をスプリング34 . 34
により縦方向の長孔35,35内での自由度を持つよう
に支持し、投入硬貨5は容易にその先端を回転ベルト1
4b,14b間に掴まれるのを効果的としている.回転
ベルト14b, 14bの間に挟まれて、その排出端に
至ると、硬貨5は搬送ベルト14Aから離脱し、硬貨シ
ュート36を介して,硬貨選別装置15の硬貨受入口l
9に導入される。
この両ベルトで挟む下方であると、第1図に一点鎖線で
示すように、硬貨搬送ベルト14A全体をある程度傾む
けた状態でも、硬貨を搬送することが可能となり、硬貨
選別装置15を一点鎖線で示す如く更に上方へ置くこと
もでき、その結果硬貨取出口24位置を下方へ変更しな
い対策として、より有効な構成となるばかりでなく、硬
貨取出口位置の選定範囲が拡がり設計上、容易となる。
゛そして、停電等の非通電時には,硬貨5を投入しても
、回転ベルト14b, 14bの未廓動により硬貨5の
取り込みができない。よって、この場合は、第一実施例
に示すシャッター板3、シャッター回動阻止板9を設け
ずとも、非通電時の硬貨投入を咀止できる。更に硬貨搬
送ベルト14^の排出端における硬貨のベルトへの巻き
込みも起らないので,同様に第一実施例で示した硬貨巻
き込み防止用のフランジガイド23を省鴫できる有利性
がある。
(ト)発明の効果 以上のように、本発明による自動販売機の硬貨搬送装置
はシャッターを押し開きながら投入落下してくる硬貨は
、硬貨投入口と硬貨選別装置との間に配された硬貨搬送
ベルトで硬貨選別装置に送られ、一方、硬貨選別装置か
ら排出される硬貨も硬貨搬送ベルトで硬貨取出口に送る
ようにしたから、商品ディスプレイ部の拡大によりその
奥行が深くなり、硬貨選別装置の位置が後退するように
なっても,確実に投入硬貨を硬貨選別装置へ又,排出硬
貨を硬貨取出口へと移送することができる。
そして、硬貨取出位置は下がらない。このことは、硬貨
の移送を従来の手段である傾斜シュートで行うと、傾斜
シュートが長大化し、また、硬貨の滑りを十分とする傾
斜角度を維持する必要上から、硬貨選別装置が位置的に
下り、更にそれに伴い硬貨取出口が下がって硬貨の取出
を難しくすると言う従来欠点を簡単に解消する効果を有
する。そして、停電等で硬貨搬送ベルトが不動作の場合
に、硬貨が投入されるとその払い出しが威されない不具
合は、非通電によってシャッターの回動を阻止するシャ
ッター回動阻止板により通電のない場合の硬貨投入を防
止する構成として,動作の確実性を確保している。また
,間に硬貨を挟んで送る上下一対の回転ベルトから構成
した硬貨搬送ベル1・の場合には、硬貨を上方斜めに向
かって1般送することも可能であるから、更に硬貨選別
装置を上方へ置くことも可能となり、硬貨取出口を下方
に下げない為の手段としてより有効に作用する。そして
.この構成の硬貨搬送ベルトとでは、停電時の硬貨投入
はベルトの未陳動により行えないので、別段の硬貨投入
阻止手段を設けずともよく、構成的に簡単になる有利性
も備えている。
【図面の簡単な説明】
第1図は投入硬貨を硬貨選別装置まで搬送する搬送部の
断面図、第2図は第l図における搬送部の平面図.第3
図は変形硬貨等を硬貨選別装置に取り入れないよう排除
する様子を示す説明図、第4図は硬貨選別機よりの排出
硬貨を硬貨取出口へと搬送する搬送部の断面図、第5図
は他の実施例に係わる搬送部の断面図、第6図は従来装
置においてディスプレイ部の拡大に伴う硬貨選別装置の
位置変更による硬貨シュートの取付態様を示す説明図、
第7図は同様に硬貨選別装置の位置変更による硬貨取出
口の取付態様を示す説明図、第8図は自動販売機の外観
斜視図である。 3・・・シャッター板、4・・・硬貨投入口、5・・・
硬貨、6・・マイクロスイッチ、7・・・硬貨落下案内
路、8・・・光センサー、9・・・シャッター回動阻止
部材,14,14A・・・投入硬貨の硬貨搬送ベルト、
15・・・硬貨選別装置,24・・・硬貨取出口、25
・・・排出硬貨の硬貨搬送ベル1・、3t・・・ディス
プレイ部。 第7 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)投入した硬貨を硬貨選別装置に導入し、硬貨選別
    装置より釣銭等の排出硬貨を硬貨取出口に導出する自動
    販売機の硬貨搬送装置において、硬貨投入口と、該硬貨
    投入口の背部に設けられ、通常投入硬貨による押し開き
    回動を可能とされ、停電等の非通電時にその回動を阻止
    されるシャッター板と、非通電時に前記シャッター板の
    回動を阻止するよう作動するシャッター回動阻止部材と
    、投入硬貨検知部と、該投入硬貨検知部の作動により回
    転動作を開始し、投入硬貨を乗せて前記硬貨選別装置へ
    搬送、搬出する一定時間作動後停止する投入硬貨の硬貨
    搬送ベルトと、前記硬貨選別装置からの硬貨排出に基づ
    いて回転動作を開始し、排出硬貨を乗せて、前記硬貨取
    出口へ搬送、排出する一定時間作動後停止する排出硬貨
    の硬貨搬送ベルトとを備えることを特徴とする自動販売
    機の硬貨搬送装置。
  2. (2)投入した硬貨を硬貨選別装置に導入し、硬貨選別
    装置より釣銭等の排出硬貨を硬貨取出口に導出する自動
    販売機の硬貨搬送装置において、硬貨投入口と、投入硬
    貨を検知する投入硬貨検知部と、前記硬貨投入口と前記
    硬貨選別装置との間に配され、前記投入硬貨検知部の作
    動により駆動し、投入硬貨を間に挟んで搬送する上下一
    対の回転ベルトより構成された投入硬貨の硬貨搬送ベル
    トとを備えることを特徴とする自動販売機の硬貨搬送装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03123990A (ja) * 1989-10-06 1991-05-27 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 自動販売機のコイン処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03123990A (ja) * 1989-10-06 1991-05-27 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 自動販売機のコイン処理装置

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