JPH0329912Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0329912Y2 JPH0329912Y2 JP1987186510U JP18651087U JPH0329912Y2 JP H0329912 Y2 JPH0329912 Y2 JP H0329912Y2 JP 1987186510 U JP1987186510 U JP 1987186510U JP 18651087 U JP18651087 U JP 18651087U JP H0329912 Y2 JPH0329912 Y2 JP H0329912Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- door
- protrusion
- mounting frame
- inside screen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 9
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 8
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- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 4
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/6414—Aspects relating to the door of the microwave heating apparatus
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、コンベクシヨンレンジ、オーブンレ
ンジ、オーブントースターレンジ等の庫内温度が
200℃以上になる高温タイプの電子レンジのドア
の改良に関するものであり、詳しくはドアの内側
面に取付されたインサイドスクリーン部の改良に
関するものである。
ンジ、オーブントースターレンジ等の庫内温度が
200℃以上になる高温タイプの電子レンジのドア
の改良に関するものであり、詳しくはドアの内側
面に取付されたインサイドスクリーン部の改良に
関するものである。
〈従来の技術〉
従来の高温タイプ電子レンジのドアは、第3図
に示すようにインサイドスクリーン2′に耐熱ガ
ラスを用い、シリコン系のシール材20′でドア
パネル1′と接着固定していた。
に示すようにインサイドスクリーン2′に耐熱ガ
ラスを用い、シリコン系のシール材20′でドア
パネル1′と接着固定していた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
通常、インサイドスクリーン2′を接着固定す
るシール材20′が固まるには最低でも20分、完
全に固まるには24時間必要であり、その間放置す
る乾燥工程が必要であつた。
るシール材20′が固まるには最低でも20分、完
全に固まるには24時間必要であり、その間放置す
る乾燥工程が必要であつた。
そのため、接着後すぐに次の加工工程に移動さ
せることが出来ず、製品完成までの所要時間が長
く作業性が悪いという問題点や、乾燥するための
スペースが必要になるという問題点が有つた。
せることが出来ず、製品完成までの所要時間が長
く作業性が悪いという問題点や、乾燥するための
スペースが必要になるという問題点が有つた。
又、材料の面からみれば、ガラス板はコストが
高いだけでなく、重量が重いという問題点も有つ
た。
高いだけでなく、重量が重いという問題点も有つ
た。
そこで、実開昭59−126490号のようにインサイ
ドスクリーン2′を樹脂製のフイルム状物とし、
パンチプレート10′に接着剤により貼着する方
法も考案されたが、接着剤による光の乱れやパン
チ穴部の接着剤の膜の厚みの変化による屈折のた
めに庫内が見えにくくなるという問題点が有り、
実用化には至らなかつた。
ドスクリーン2′を樹脂製のフイルム状物とし、
パンチプレート10′に接着剤により貼着する方
法も考案されたが、接着剤による光の乱れやパン
チ穴部の接着剤の膜の厚みの変化による屈折のた
めに庫内が見えにくくなるという問題点が有り、
実用化には至らなかつた。
〈問題点を解決するための手段〉
そこで本考案は、インサイドスクリーンをドア
パネルに取り付けた高温タイプ電子レンジのドア
において、次の構成を特徴とするものを提供する
ことにより、上記問題点を解決する。本考案のド
アは、中央開口部にパンチングプレート10等の
ドアスクリーンを有するドアパネル1と、ドアス
クリーンの内面に接着剤を介さずに配設される
0.025mm〜0.1mm厚の樹脂フイルム製のインサイド
スクリーン2と、インサイドスクリーン2の全周
辺部分を押圧固定するスクリーン取付枠3とを備
える。そして、ドアパネル1の中央開口部の周縁
部分に突条12が形成され、この突条12に嵌合
する凹溝がスクリーン取付枠3の全周に渡つて形
成され、インサイドスクリーン2の全周部分を挟
んで上記突条12と凹溝とが嵌合されてなるもの
である。
パネルに取り付けた高温タイプ電子レンジのドア
において、次の構成を特徴とするものを提供する
ことにより、上記問題点を解決する。本考案のド
アは、中央開口部にパンチングプレート10等の
ドアスクリーンを有するドアパネル1と、ドアス
クリーンの内面に接着剤を介さずに配設される
0.025mm〜0.1mm厚の樹脂フイルム製のインサイド
スクリーン2と、インサイドスクリーン2の全周
辺部分を押圧固定するスクリーン取付枠3とを備
える。そして、ドアパネル1の中央開口部の周縁
部分に突条12が形成され、この突条12に嵌合
する凹溝がスクリーン取付枠3の全周に渡つて形
成され、インサイドスクリーン2の全周部分を挟
んで上記突条12と凹溝とが嵌合されてなるもの
である。
〈作用〉
本考案のドアにおいては、樹脂フイルム製のイ
ンサイドスクリーン2が、ドアパネル1の突条1
2上に張られ、スクリーン取付枠3の凹溝がイン
サイドスクリーン2の全周辺部分を押圧するよう
に嵌合させられるため、インサイドスクリーン2
は、ピンと張つた状態でパンチングプレート10
内面に配設される。
ンサイドスクリーン2が、ドアパネル1の突条1
2上に張られ、スクリーン取付枠3の凹溝がイン
サイドスクリーン2の全周辺部分を押圧するよう
に嵌合させられるため、インサイドスクリーン2
は、ピンと張つた状態でパンチングプレート10
内面に配設される。
インサイドスクリーン2は、接着剤を使用せず
ドアパネル1にスクリーン取付枠3を用いた機械
締結手段にて固定されているので接着剤の乾燥工
程が不要になる。
ドアパネル1にスクリーン取付枠3を用いた機械
締結手段にて固定されているので接着剤の乾燥工
程が不要になる。
そして、インサイドスクリーン2が樹脂製のフ
イルム状物であるので重量が軽く、かつ安価であ
る。
イルム状物であるので重量が軽く、かつ安価であ
る。
又、パンチプレート10の部分には接着剤が存
在しないので、光の乱れや屈折が生じず庫内を明
瞭に見ることが出来る。
在しないので、光の乱れや屈折が生じず庫内を明
瞭に見ることが出来る。
〈実施例〉
第1図は、本考案の一実施例を示す分解斜視図
であり、第2図は第1図のインサイドスクリーン
の取付状態を示す断面図である。
であり、第2図は第1図のインサイドスクリーン
の取付状態を示す断面図である。
以下にこれらの図面を参照して、この考案の好
適な実施例を説明する。
適な実施例を説明する。
ただし、この実施例に記載されている構成部品
の寸法、形状、材質、その相対配置などは、特に
特定的な記載がないかぎりは、この考案の範囲を
それらのみに限定する趣旨のものではなく、単な
る説明例に過ぎない。
の寸法、形状、材質、その相対配置などは、特に
特定的な記載がないかぎりは、この考案の範囲を
それらのみに限定する趣旨のものではなく、単な
る説明例に過ぎない。
尚、本実施例の説明文中の上下左右は、該当す
る図中の上下左右を示すものである。
る図中の上下左右を示すものである。
第1図に示すごとく、本考案の高温タイプ電子
レンジのドアは、ドアパネル1と、インサイドス
クリーン2と、スクリーン取付枠3とにより構成
されているものである。
レンジのドアは、ドアパネル1と、インサイドス
クリーン2と、スクリーン取付枠3とにより構成
されているものである。
ドアパネル1は、パンチプレート10を有する
概略従来と同様の機能を有するものであるが、庫
内側のインサイドスクリーン取付部11は、スク
リーン取付枠3を嵌挿可能なように庫内側面より
一段下がつている。
概略従来と同様の機能を有するものであるが、庫
内側のインサイドスクリーン取付部11は、スク
リーン取付枠3を嵌挿可能なように庫内側面より
一段下がつている。
そして、一段下がつたインサイドスクリーン取
付部11の面上には第2図に示すように、スクリ
ーン取付枠3と嵌合する突条12を設けている。
即ち、ドアパネル1の中央開口部の周縁部分のイ
ンサイドスクリーン取付部11に突条12が形成
され、この突条12に嵌合する凹溝がスクリーン
取付枠3の全周に渡つて形成され、インサイドス
クリーン2の全周辺部分を挟んで上記突条12と
凹溝とが嵌合されるものである。
付部11の面上には第2図に示すように、スクリ
ーン取付枠3と嵌合する突条12を設けている。
即ち、ドアパネル1の中央開口部の周縁部分のイ
ンサイドスクリーン取付部11に突条12が形成
され、この突条12に嵌合する凹溝がスクリーン
取付枠3の全周に渡つて形成され、インサイドス
クリーン2の全周辺部分を挟んで上記突条12と
凹溝とが嵌合されるものである。
インサイドスクリーン2は、無色透明の柔軟性
を有する樹脂製のフイルムであり、その厚みは25
〜100ミクロン位が適当である。そして、材質は
庫内の設定温度条件により適宜使用材料を決定す
ればよいのであるが、一例を挙げれば、ポリエー
テル・エーテルケトン、PPS、PES、アラミド樹
脂、フツ素樹脂等が適当である。
を有する樹脂製のフイルムであり、その厚みは25
〜100ミクロン位が適当である。そして、材質は
庫内の設定温度条件により適宜使用材料を決定す
ればよいのであるが、一例を挙げれば、ポリエー
テル・エーテルケトン、PPS、PES、アラミド樹
脂、フツ素樹脂等が適当である。
スクリーン取付枠3は、下端の一面が開放され
た断面がコの字形の枠体であり、材質は樹脂また
は鉄が適当である。
た断面がコの字形の枠体であり、材質は樹脂また
は鉄が適当である。
尚、図示していないがスクリーン取付枠3に
は、容易にドアパネル1より離脱しないように係
止機構が設けられているものである。
は、容易にドアパネル1より離脱しないように係
止機構が設けられているものである。
以上が構成部品の説明であり、次に組立方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
ドアパネル1にインサイドスクリーン2を張
つた状態で載せる。
つた状態で載せる。
その上より、スクリーン取付枠3を載せて押
さえる。
さえる。
すると、インサイドスクリーン2は、スクリ
ーン取付枠3とインサイドスクリーン取付部1
1の突条12との間に挟まれて第2図のように
固定される。
ーン取付枠3とインサイドスクリーン取付部1
1の突条12との間に挟まれて第2図のように
固定される。
(突条12を設けたことにより、ドアパネル
1内の気密性を高める効果も有る。) 〈考案の効果〉 以上の実施例で述べたように、本考案はインサ
イドスクリーン2がフイルム状物であるためコス
トが安く軽量化されるという効果があるだけでな
く、インサイドスクリーン2がドアパネル1にス
クリーン取付枠3を用いた機械締結手段にてドア
パネル1に固定されているので、従来必要であつ
た乾燥工程がなくなり、組立作業の流れが非常に
良くなるという効果を有するものである。
1内の気密性を高める効果も有る。) 〈考案の効果〉 以上の実施例で述べたように、本考案はインサ
イドスクリーン2がフイルム状物であるためコス
トが安く軽量化されるという効果があるだけでな
く、インサイドスクリーン2がドアパネル1にス
クリーン取付枠3を用いた機械締結手段にてドア
パネル1に固定されているので、従来必要であつ
た乾燥工程がなくなり、組立作業の流れが非常に
良くなるという効果を有するものである。
そして、組立作業の短縮により工程内の在庫が
減少するという効果も発生する。
減少するという効果も発生する。
又、パンチプレート10とインサイドスクリー
ン2との間には接着剤が存在しないので接着剤に
よる光の乱れや屈折が生じず庫内を明療に見るこ
とが出来るという効果も発生する。
ン2との間には接着剤が存在しないので接着剤に
よる光の乱れや屈折が生じず庫内を明療に見るこ
とが出来るという効果も発生する。
更に付け加えれば、インサイドスクリーン2を
フイルム状にしたことにより、安価であるためイ
ンサイドスクリーンが汚れた場合には、従来のよ
うに掃除をするのではなく交換してしまうことも
出来るという付帯的な効果をも有する。
フイルム状にしたことにより、安価であるためイ
ンサイドスクリーンが汚れた場合には、従来のよ
うに掃除をするのではなく交換してしまうことも
出来るという付帯的な効果をも有する。
以上のように、本考案は有用かつ実用的な考案
である。
である。
第1図は、本考案の一実施例を示す分解斜視図
であり、第2図は第1図のインサイドスクリーン
の取付状態を示す断面図である。第3図は従来例
の分解斜視図である。 1……ドアパネル、2……インサイドスクリー
ン、3……スクリーン取付枠。
であり、第2図は第1図のインサイドスクリーン
の取付状態を示す断面図である。第3図は従来例
の分解斜視図である。 1……ドアパネル、2……インサイドスクリー
ン、3……スクリーン取付枠。
Claims (1)
- 合成樹脂製のインサイドスクリーンをドアパネ
ルに取り付けた高温タイプ電子レンジのドアにお
いて、このドアが、中央開口部にパンチングプレ
ート10等のドアスクリーンを有するドアパネル
1と、ドアスクリーンの内面に接着剤を介さずに
配設される0.025mm〜0.1mm厚の樹脂フイルム製の
インサイドスクリーン2と、インサイドスクリー
ン2の全周辺部分を押圧固定するスクリーン取付
枠3とを備え、ドアパネル1の中央開口部の周縁
部分に突条12が形成され、この突条12に嵌合
する凹溝がスクリーン取付枠3の全周に渡つて形
成され、インサイドスクリーン2の全周部分を挟
んで上記突条12と凹溝とが嵌合されてなること
を特徴とする高温タイプ電子レンジのドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987186510U JPH0329912Y2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987186510U JPH0329912Y2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0189497U JPH0189497U (ja) | 1989-06-13 |
JPH0329912Y2 true JPH0329912Y2 (ja) | 1991-06-25 |
Family
ID=31477735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987186510U Expired JPH0329912Y2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0329912Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5312650B2 (ja) * | 1973-08-15 | 1978-05-02 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444843Y2 (ja) * | 1975-01-31 | 1979-12-22 | ||
JPS5312650U (ja) * | 1977-07-21 | 1978-02-02 |
-
1987
- 1987-12-07 JP JP1987186510U patent/JPH0329912Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5312650B2 (ja) * | 1973-08-15 | 1978-05-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0189497U (ja) | 1989-06-13 |
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