JPS6028780Y2 - 複層ガラス - Google Patents

複層ガラス

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Publication number
JPS6028780Y2
JPS6028780Y2 JP5506579U JP5506579U JPS6028780Y2 JP S6028780 Y2 JPS6028780 Y2 JP S6028780Y2 JP 5506579 U JP5506579 U JP 5506579U JP 5506579 U JP5506579 U JP 5506579U JP S6028780 Y2 JPS6028780 Y2 JP S6028780Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
double
glass
tissue
glass plates
sealed
Prior art date
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Expired
Application number
JP5506579U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55156183U (ja
Inventor
稔 大野
真一 佐々木
Original Assignee
セントラル硝子株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セントラル硝子株式会社 filed Critical セントラル硝子株式会社
Priority to JP5506579U priority Critical patent/JPS6028780Y2/ja
Publication of JPS55156183U publication Critical patent/JPS55156183U/ja
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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は2枚のガラス板の間に透光性を有するティッシ
ュを介在させて構成された複層ガラスに関する。
従来より2枚のガラス板の間に布地等を介在させた複層
ガラスは知られている。
しかしこのような従来の複層ガラスでは周辺部が実質上
開放状態にあるため断熱性、遮音性が十分でなく、また
周囲を密封した場合ガラス板の間にある空気中の水分が
温度によって結露を引き起すといった問題があった。
特にティッシュとガラス板内面の間に微少空隙を形成し
て断熱性及び遮音性を向上させた構造ではガラス板の間
の空気量も多く結露が生じ易いといった問題があった。
本考案はガラス板の内面上での結露が防止された複層ガ
ラスを提供するものである。
すなわち本考案によれば2枚のガラス板の間に透光性を
有するティッシュを介在させ、それら2枚のガラス板の
周辺部を密封し、そして密封された空間に露出している
ティッシュさらには必要に応じてガラス板周縁部に設け
られたシーリング材に乾燥剤を含有させ、ガラス板内面
に結露することを防止した複層ガラスを提供するもので
ある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、複層ガラス1はガラス板2゜3の間に
透光性を有するティッシュ4が挾持され、ガラス板2,
3の周縁部内側は面取りされて溝13が形成され、その
溝13にはシークリング材14が充填されて密封されて
いる。
ティッシュ4としては紙、ガラス繊維の薄い編物、不織
布マット、その他の布製品等が使用できるが、透過光線
がやわらかい光線となる和紙やガラス繊維の薄いマット
が好ましい。
そしてガラス板2,3の間の密封された空間に露呈して
いるティッシュ4もしくはシーリング材14はシリカゲ
ル粉などの乾燥剤を含有している。
それによってガラス板2゜3の間の空間の空気中の水分
は除却され結露は防止される。
このように構成された複層ガラス1は第1図に示す如く
通常、グレージングチャンネル、ポリイソブチレン、ポ
リブタジェン、チオコール等の保持材8によりサツシ9
に取り付けられて使用される。
第2図にティッシュ4の両側に微少空隙6,7を形成し
た本考案に従う別の型の複層ガラス11を示す。
すなわちティッシュ4は周辺部両側に設けられた両面接
着テープ5によりガラス板2,3に接着され、ティッシ
ュ4と各ガラス板2,3の内面の間にテープ5の厚さに
相当する空隙6.7が形威されている。
ガラス板2,3の周縁部内側12は面取りされていて溝
13が形威され、この溝13にシークリング材14を充
填してガラス板2.3の間の空間を密封している。
そしてティッシュ4に乾燥剤を含有させ、さらにシーリ
ング材14には必要に応じて乾燥剤を含有している。
このような空隙6,7を備えた構造により複層ガラスは
断熱性及び遮音性が向上し、しかも結露現象は防止され
る。
第3図はティッシュ4の片側にのみ両面テープ5を設け
て空隙6を形威しまた片側のガラス板2のみ面取りがさ
れていることを除いて、第2図のものと同じ構造の本考
案に従う複層ガラスを示す第4図及び第5図に周辺部を
2重にシールした複層ガラスを示す。
すなわち第4図の複層ガラス21は第2図の複層ガラス
11の周囲に更にチオコール等からなるシール材22を
設けたものである。
また第5図は第1図の型の複層ガラスの周囲に、アルミ
やプラスチックなどから構成された枠23を設けたもの
で、シール部の保護に加えてエツジ保護にも役立つ。
以上のように本考案によれば、ティッシュを挟んだ2枚
のガラス板の間の空間が密封されるので断熱性及び遮音
性が高くなる一方、乾燥剤をティッシュに含有させたた
め、2枚のガラス板の間の密封空間に乾燥剤を広く露呈
させることができ、該密封空間の結露を完全に防止しう
ると共に、乾燥剤を密封空間に露呈させるのに特別な構
成が不要となり、生産性の向上がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に従う複層ガラスのそれぞれ
異なる型のものの断面図を示す。 1.11.21・・・・・・複層ガラス、2,3・・・
・・・ガラス板、4・・・・・・ティッシュ、5・・・
・・・両面接着テープ、6,7・・・・・・空隙、14
・・・・・・シークリング材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2枚のガラス板の間に透光性を有するティッシュを介在
    させ構成された複層ガラスにおいて、前記2枚のガラス
    板の周辺部を密封すると共に、前記ティッシュに乾燥剤
    を含有させたことを特徴とする複層ガラス。
JP5506579U 1979-04-24 1979-04-24 複層ガラス Expired JPS6028780Y2 (ja)

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JP5506579U JPS6028780Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 複層ガラス

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JP5506579U JPS6028780Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24 複層ガラス

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JPS55156183U JPS55156183U (ja) 1980-11-10
JPS6028780Y2 true JPS6028780Y2 (ja) 1985-08-31

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KR100982570B1 (ko) * 2008-04-30 2010-09-16 곽성기 접합유리의 마감장치
KR101283744B1 (ko) * 2009-12-30 2013-07-08 (주)엘지하우시스 유리 패널 및 그 제조 방법
WO2020195662A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 ガラスパネルユニット及びガラスパネルユニットの製造方法

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JPS55156183U (ja) 1980-11-10

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