JPH03297153A - バンプの転写方法 - Google Patents

バンプの転写方法

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JPH03297153A
JPH03297153A JP2101026A JP10102690A JPH03297153A JP H03297153 A JPH03297153 A JP H03297153A JP 2101026 A JP2101026 A JP 2101026A JP 10102690 A JP10102690 A JP 10102690A JP H03297153 A JPH03297153 A JP H03297153A
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flat plate
tape
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bonding
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忠克 丸山
Takahide Ono
恭秀 大野
Masafumi Imada
今田 雅史
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    • H01L2224/11Manufacturing methods
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    • H01L2924/10Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/11Device type
    • H01L2924/14Integrated circuits

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  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ICチップの電極と外部リードとの接続法の
一種であるTAB法において使用されるバンプ付きTA
Bテープの作製において、TABテープのリード先端部
にバンプとなる金属を転写するに際し、所定の配列パタ
ーンに従ってバンプが自動的に配列され、さらにTAB
テープのリード先端部に接合されるようにするための、
バンプの転写方法に関する。
〔従来の技術〕
T A B (Tape Automated bon
ding)法は、ICチップの電極部へのリード配線を
、TABテープ上にパターン化されて形成されているリ
ードの先端部分とICチップの電極部とを、バンプと呼
ばれる接合用の金属突起を介して接合する方法である。
バンプは予めTABテープのリード側か、もしくはIC
チップの電極側かのいずれかに取り付けて置き、TAB
テープとICチップの接合は、ボンディングマシンを使
って加熱・加圧されることによって行われる。
バンプをICチップ側でなくTABテープのリード側に
形成しておく方法は、バンプ接合中にICチップを傷め
る心配の無いことから、近年広く行われるようになって
きた。バンプ付きTABの製造方法は、リードを厚めに
作っておき、バンプになる部分だけを残して他をエツチ
ング等の方法で薄く削り取るとか、予めガラス等の基板
上にメツキで作製しておいたバンプを、リード先端部に
転写することが普通である。これらの方法の中で最も広
〈実施されているのは、National Techn
ical Report Vol、31.No、3(1
985)、P、116−124に記載されているもので
、基板上にメツキで作製したバンプをリード先端部に転
写する方法である。ただしこの方法で作製されたバンプ
付きTABテープのバンプは形状が矩形に近いものとな
るため、バンプの高さが正確に揃っていないとICチッ
プの電極との接合にバラツキが生じやすいとう欠点があ
った。またバンプをメツキで形成するために、バンプと
なる金属や合金を、メツキが簡単に行える範囲のものの
なかから選ばなければならないという制約もあった。
本願発明者等は先に、TABテープのリード先端部に球
形のバンプを形成する新しい方法を、特願平1−234
917号として出願した。この方法は、バンプを配列す
べき位置に合わせて貫通穴を設けた平板の裏側を真空に
吸引しておき、上記貫通穴部分にバンプとなる金属球を
吸い寄せて仮固定した後に、TABテープのリードと平
板上に配列・仮固定されている金属球とを重ね合わせて
接合するというものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
球形のバンプは、これまでの、ガラス基板等の上にメツ
キで形成された矩形のバンプに比べて変形しやすく、接
合の面からは有利なものである。
しかしながらメツキによってバンプを形成する場合には
、始めから配列すべき所定の位置を特定して形成するこ
とができるのに対して、球形バンプはバラバラの状態で
作製されるため、所定の位置に如何にして能率良く配列
できるか、さらにはTABテープ上のリード部分に如何
にして容易に転写できるかが大きな問題となる。
本発明の目的は、先の出願をさらに発展させた、バンプ
の転写・接合がより安定してかつ効率的に実現できる方
法の提供にある。さらに、前記の効率的なバンプの転写
・接合が、既存のTABボンダーを有効に活用できるよ
うな形で行えるようにする方法の提供も、本発明の目的
とした。
〔課題を解決するための手段〕 本発明は、 (1)貫通穴を有する平板の裏側を真空に吸引すること
によって所定の位1にバンプを配列し、しかる後にTA
Bテープのリード上に前記の配列されたバンプを接合・
転写してバンプ付きTABテープを製造するに際して、
バンプとリードとの接合後に平板裏側部の真空を一次的
にリークした状態として、バンプを接合したリードを有
するテープを平板から引き離すことを特徴とするバンプ
の転写方法、 (2)貫通穴を有する平板の裏側を真空に吸引すること
によって所定の位置にバンプを配列し、しかる後にTA
Bテープのリード上に前記の配列されたバンプを接合・
転写してバンプ付きTABテープを製造するに際して、
バンプを吸引すべき貫通穴の他に、バンプを吸引せずに
かつ常に開放状態にしておく小穴を設けておくことによ
り、バンプを接合したリードを有するテープを平板から
引き離しやすいようにしたことを特徴とするバンプの転
写方法、 (3)貫通穴を有する平板の裏側を真空に吸引すること
によって所定の位置にバンプを配列し、しかる後にTA
Bテープのリード上に前記の配列されたバンプを接合・
転写してバンプ付きTABテープを製造するに際して、
バンプとリードとの接合後に平板裏側部の真空を一次的
にリークしかつ増圧状態とすることによって、バンプを
接合したリードを有するテープを平板から引き離すこと
を特徴とするバンプの転写方法、 (4)貫通穴を有する平板の裏側を真空に吸引すること
によって所定の位置にバンプを配列し、しかる後にTA
Bテープのリード上に前記の配列されたバンプを接合・
転写してバンプ付きTABテープを製造するに際して、
平板裏側の真空室と真空排気系を結ぶ経路内に切り換え
弁を設けておき、TABテープリードへのバンプの接合
・転写のためのボンディングマシンの動作に連動させて
、前記切り換え弁を操作することによって、真空室内を
一次的にリークするかもしくは増圧状態とした上で、バ
ンプを接合したリードを有するテープを平板から引き離
すことを特徴とするバンプの転写方法、である。
すなわち本発明はバンプ付きTABテープを製作する方
法を提供するものであるが、本発明によって製作された
バンプ付きTABテープは、TAB用ボンディングマシ
ンを用いて、TABテープのリードとICチップとの間
の位置合わせを自動または手動で行った上、ボンディン
グツールによって加熱加圧されてICチップの電極部に
接合するために供せられる。TABテープ自体は1個の
ICチップを搭載する部分を1コマとして、多数コマ分
がテープ上に連続的に形成された形態となっている1通
常はリードは銅に金または錫メツキが施されており、こ
れらのリードが一定のパターンを為してポリイミド等の
絶縁テープの上に並んで形成されたものである。一般に
はこれがリールに巻取られた状態で入手され、ボンディ
ングマシンにはリールのままで装着され、リールから巻
戻されたテープの一コマ分がボンディングステージ部に
乗った所で、ICチップと位置合わせの上接合が行われ
る様になっている。
バンプ付きTABテープを得るためには、TABテープ
とICチップとの接合に先だって、TABテープののり
−ド部にバンプを接合しておくことが必要である。この
場合にも、前記のTABテープとICチップの電極との
間の接合の場合と同様に、加熱されたボンディングツー
ルを押し付けることによる熱圧着作用を利用することが
可能である。すなわちバンプを接合する前のTABテー
プをリールのままボンディングマシンに装着し、ボンデ
ィングステージ部分で球形バンプをリード先端部に接合
することができる。
ボンディングマシンのボンディングステージ部は、通常
はICチップが仮置き固定されるポンディング受は台と
、TABテープを押さえる枠状の固定具とからなり、両
者の相対的な位置ずれを補正する機構が組み合わされて
いる0本発明の狙いである、ボンディングマシンのこの
ような機構を有効利用してTABテープリード上にバン
プを接合する作業を行わせるためには、ボンディングス
テージ部分、特にICチップを搭載するボンディング受
は台を取り去って、ここにTABテープのリードパター
ンに合致するように配列されたバンプを並べておくこと
が必要である。逆に言えば、一定のパターンに従ったバ
ンプの配列をこのボンディング受は台の上に実現させる
ことが出来さえすれば、ボンディングマシンの機構をそ
のまま利用してTABテープのリード上にバンプを転写
・接合することが可能になる。
バンプを一定のパターンに配列するためには先に提案し
た方法、すなわち貫通穴を有する平板の裏側を真空にし
て、平板表面にバンプを吸引して仮配列する方法が有効
である。このようにしてバンプの配列された平板部分を
ボンディングマシンのボンディング受は台に置き、TA
Bテープのリードとバンプとの位置合わせが行われた後
、加熱されたボンディングツールによって適当な条件で
加圧すると両者の接合が完了するが、次の段階として、
バンプの接合されたリードをTABテープごと、貫通穴
を有する平板から引き離すことが必要となる。この時、
平板の裏側がバンプを吸引した時の真空のままの状態で
あると、バンプが真空の吸引力によって引き付けられ続
けているために、TABテープを取り出す過程で、場合
によってはせっかく接合したバンプとリード間が再び引
き剥されてしまうことになりがちである。
なお、本発明において用いている「真空」という表現は
、バンプとなる微細金属球を平板に設けた貫通穴部分に
吸引するための差圧を生じるだけの減圧状態を意味する
ものであって、実際にも小型のダイヤフラムポンプやマ
グネットポンプ、ロータリーポンプ等で容易に到達でき
る程度の真空度があれば十分にその機能は満足されるも
のである。
本発明者等の検討によると、70ミクロンの貫通穴20
0個を有する平板の裏側を、ダイヤフラムポンプを利用
して大気圧に対してほぼ1気圧低い真空状態にした時に
は、接合した直径80ミクロンのバンプ1個当たりにし
て約1gf程度の真空吸引力が作用することが確認され
た。これは、熱圧着によるバンプとリードとの間の接合
力にほぼ匹敵する。また200個の貫通穴のある平板の
一部に、別の70ミクロン径の貫通穴を1個だけ余分に
設け、この余分の貫通穴だけを解放した状態で、同じよ
うに200個の貫通穴に作用する真空吸引力を測定した
ところ、バフ11個当たり0゜Igf程度まで減少する
ことが判った。なお、この余分の貫通穴を解放したまま
であっても、他の200個の貫通穴にバンプを吸引する
作業自体に特別な支障は生じなかった。
以上のことから、バンプを接合した後に平板の裏側を真
空状態にしたままでTABテープを取り出そうとすると
、いくつかのバンプはせっかく接合されたリードとの間
を再び引き剥がされてしまうことになるのも当然のこと
である。それを避けるためには1コマ分のバンプ転写が
終わってTABテープを送る直前の段階で、平板裏側の
真空をリークするか、少なくとも真空に引き続けながら
であっても、平板か真空室の一部に小穴を設け、これを
解放したままにしておくことが効果的であることが判っ
た。
本来、真空吸引力はバンプを平板の貫通穴部分に吸引し
て仮固定するまでの間だけ、或いは平板上に配列された
バンプとTABテープのリードとの位置合わせが終わる
までの間だけ作用していればよく、両者を重ね合わせた
位置の上にボンディングツールが下降してきて加圧力を
作用し始めてしまえば、真空吸引力は不要となってしま
うものである。したがって、両者の接合が完了して1コ
マ分のTABテープを送り出す段階では、平板の裏側が
真空である必要性はまったく無くなっている訳である。
本発明は以上の事実ならびにそれらの事実を踏まえた考
察の結果として完成されたものである。
真空吸引方式によってバンプを配列した後にTABテー
プのリード上に転写・接合するに際して、−旦接合され
たバンプとリード間を再び引き剥すことなく安定して効
率良く作業を進行させるためには、平板裏側の真空室を
、バンプ吸引中は当然真空にすべきであるが、ボンディ
ング過程に移る直前かボンディング過程の途中、もしく
は遅くともボンディング過程が終わってTABテープを
1コマ分送り出す直前までの間に真空をリークさせてバ
ンプが平板の下方に引かれる力を消失させておくのが有
効である。またそれより効果は薄れるが、平板もしくは
平板裏側の真空室に小穴を設け、これを常に解放したま
まにしておくことによっても、簡便ながら一応の効果を
得ることが出来る。
またボンディングに際して特にバンプの変形が大きくな
るような条件を採用した場合には、単に真空室内をリー
クするだけでなく、逆に大気圧よりプラス側の増圧状態
にすることによって平板の貫通穴を通してバンプを押し
上げる力を作用させれば、平板からのTABテープの剥
離はより完全になる。真空室をTABテープの1コマ分
の転写完了ごとに増圧するこの方法は、平板の貫通穴周
辺に徐々に集積する付着物を清掃する効果をも合わせ持
たせることができるので、量産工程においては特に有効
である。
さらに上記工程において、真空室と排気系との間を結ぶ
経路内の切り替え弁の切り替え操作を、ボンディング過
程における工具等のサイクル動作と連動させれば、確実
なバンプ転写をより能率的なプロセスとして実現出来る
ことになり本発明の効果は最も有効に発揮されるように
なる。
〔作用〕
平板の貫通穴部分に真空吸引力によってバンプを吸引・
仮固定した後にTABテープのリードと位置合わせし、
ボンディングツールによってリードにバンプを転写する
に際し、バンプを転写された後のリードをTABテープ
ごとコマ送りする際に、バンプ配列に使用した平板裏側
の真空吸引力が作用し続けたままにしていると、−旦接
合したバンプとリード間が再び引き剥されることになり
がちである0本発明によれば、バンプがリードに接合さ
れた後では、バンプ配列に使用した平板裏側の真空をリ
ークするか増圧するか、または解放されたままの小穴を
設けることによって必要以上の吸引力が作用しないよう
にコントロールされることからなり、−旦接合されたバ
ンプとリードとの間が再び引き剥されることのないよう
にしてTABテープを送り出すことが出来る。
〔実施例〕
実施例1 第1図に示すように、適当な温度に加熱した状態で一定
の加圧力を作用させることのできるボンディングツール
の下部に位置合わせして、真空排気系20で吸引された
真空室3を配置した。真空室3の上部はバンプを吸着す
べき位置に貫通穴7が開けられた平板2で構成されてお
り、かつ真空室3と真空排気系20の間には切り替え弁
10を配することにより、必要な時期に真空室3をリー
ク出来るようにした。
第1図(イ)は、切り替え弁10を通して真空室3内が
排気された状態にあり、平板の貫通穴7部分には、その
真空による吸引力によってバンプ1が吸着された状態を
示す、金メツキされた銅製リード4とポリイミドフィル
ム5が積層されたTABテープと、バンプ1が配列され
ている真空室3と、そしてボンディングツール6、の三
者の間の相対的な位置関係は、図に示さない調整機構に
よって精密にコントロールできるようにした。平板上の
貫通穴7の直径は60μmとし、バンプとしては80μ
mの金球を、またTABテープは幅60μmのリード2
00本を有するものを使用した。
450°Cに加熱したボンディングツールを降下させて
、10gf/リードの加圧力を加えると、各リード4と
バンプ1との間の接合が行われたく第1図(ロ))。こ
こで第1図(ハ)のように切り替え弁10を操作して、
真空室3が大気圧になるようにした。次に真空室3を下
降させると、バンプ1は貫通穴7を離れてリード4に完
全に転写された(第1図(ニ))0以上でTABテープ
1コマ分のバンプ転写が完了したので、再び切り替え弁
10を操作して真空室3内を排気し、バンプ吸着工程に
戻った上で次のサイクルに移行することができる。
なお上記過程中、ボンディングが終わった後に切り替え
弁10の操作をせずに、真空室3を排気し続けたままで
下降させてテープを取り外そうとした場合には、バンプ
が平板2の貫通穴に吸引され続けているために、−度接
合したり一部4とバンプ1の間の接合が剥離されてしま
い、半数以上のバンプが貫通穴7上に吸着されたまま残
るか周辺に飛び散るかしてしまう場合が時として発生し
だのに対し、本発明の場合にはそのような不都合はまっ
たく発生せず、きわめて安定した転写を行うことができ
た。
また本実施例においては、真空室3をリークする時期は
かなりの幅で変化させても正常な転写作業に支障を生じ
ないことが確認された。第1図(イ)の状態、すなわち
貫通穴7上のバンプ1とリードとの位置合わせが済みボ
ンディングツールが下降に移る前の状態で切り替え弁1
0を作動させて真空室をリークさせた場合でも、いった
ん平板2上に配列されたバンプ1が動いてしまうことは
無く、すべてのバンプがリードの適正位置に転写された
。つまり切り替え弁10を操作するタイミングは、配列
されたバンプとTABテープの位置合わせが完了してか
ら、ボンディングが終わってTABテープを引き離す迄
の間であれば任意である。
実施例2 実施例1の場合と同様の装置を用いたが、第2図に示す
ように、貫通穴7を有する平板2の裏側真空室3の一部
に常時解放されている小穴8を設けた代わりに、真空室
3と真空排気系20の間の切り替え弁は設置しなかった
。実施例1の場合と同様に、平板上の貫通穴フの直径は
60μmとし、バンプとしては80pmの金球を、また
TABテープは幅60μmのリード200本を有するも
のを使用した。
第2図(イ)は、平板2の貫通穴部分7にバンプ1を吸
着させた後、TABテープのポリイミドフィルム5上に
形成されているリード4とともにボンディングツール6
の下方に配し、図に示されていない位置合わせ機構によ
ってリード4とバンプ1の間の位置合わせが終わった状
態を示している。小穴8は解放されているが、微細なサ
イズのバンプ1は支障なく平板2の貫通穴7に吸着され
た。
次に第2図(ロ)のように、450’Cに加熱したボン
ディングツール6を下降させて、各リード当り10gf
の加圧力で圧着を行った。ボンディングツールを元の待
機位置に戻した(第2図(ハ))後、真空室3を押し下
げて平板2とTABテープとを引き離した。すべてのバ
ンプが第2図(ニ)のようにテープのリード側に転写さ
れたので、TABテープを1コマ分送った後、平板2の
貫通穴7に次のバンプを吸着して第2図(イ)の工程に
戻った。
実施例3 実施例1の装置(第1図)に増圧機構を組み込んで、第
3図に示すような配置とした。第3図で30は出口圧力
を0.5気圧に調整した圧搾空気ボンベを示し、25は
圧搾空気の通路を開閉するための弁である。平板2、貫
通穴7およびバンプ1のサイズ、使用したTABテープ
等はすべて実施例1と同じである。
バンプとTABテープとの位置合わせ(第3図(イ))
からボンディングツールを下降さセてバンプとリード間
の接合を行うまで(第3図(ロ))の操作も、実施例1
の場合とまったく同じである。但し本実施例の場合には
、ボンディングツールの加熱温度は420’C、ボンデ
ィング加圧力は15gf/リードとした。ボンディング
ツールが待機位置に戻るために上昇し始めると同時に、
切り替え弁IOを操作して、真空室3と真空排気系20
との経路を遮断し、圧搾空気ボンベ30への経路に切り
替えた(第3図(ハ))。次に圧搾空気の開閉弁25を
開けて、真空室3に空気を導入した。
この場合には真空室3を下降させるまでもなく、TAB
テープのリードはすべてのバンプを転写したままで平板
から自然に引き離された。
実施例4 ボンディングツール6の側面に突起12を取り付け、ボ
ンディングツールが下降した際に前記突起12によって
動作するスイッチ13と制御器14によって、真空室3
と真空排気系20を結ぶ経路上に配置された切り替え弁
IIを自動的に切り替えられるようにした。ここではス
イッチ13が突起12で押されている間は、切り替え弁
11が第4図(ロ)のように真空室3をリークするよう
になり、突起12がスイッチ13から離れると第4図(
イ)のように真空室3が真空排気系20につながるよう
に動作させることにした。
平板2の貫通穴部分7にバンプを吸着した真空室3がセ
ットされ、TABテープのり一部4と位置合わせされる
までの間はボンディングツール6は上部の待機位置に停
止しているので、この間、切り替え弁11は真空室3を
真空排気系20の方向に開いた状態になっている(第4
図(イ))。
次にボンディングツール6が下降してボンディング工程
に入ると、ボンディングツール6の側面に付けられた突
起12がスイッチ13を動作させ、制御器14を通して
、切り替え弁11が真空排気系を遮断すると共に真空室
3の内部に大気を導入するように切り替わる(第4図(
ロ))、、ボンディングツール6が上昇し始めてから再
び切り替え弁11が動作して真空室3の排気が開始され
る前に、真空室3を下降させてバンプの転写されたリー
ド4を有するTABテープを平板2から引き離した。合
計200個のバンプすべてがリード側に転写されて、良
好な接合状態が得られた。
実施例5 先の実施例4において切り替え弁】1の一方の口に、出
力を0.5気圧に減圧した窒素ガスポンベ31からの配
管を電磁弁26を介して接続した(第5図)、この電磁
弁26もスイッチ13からの信号を受けた制御器14に
よって自動的に動作するようにし、ここではボンディン
グツールの下降によって切り替え弁11が動作してから
2秒後に電磁弁26が動作して、ポンベ31からの窒素
ガスが真空室3へ送り込まれるように制御器14を設定
した。そしてボンディングツールが上昇して突起12が
スイッチ13の接点から離れると、切り替え弁11と1
を磁弁26が共に元に戻って、真空室3の内部は再び排
気されるようにした。
次にこの装置の動作について説明する。ボンディングツ
ール6が待機位置にある時には、切り替え弁11は真空
室3と真空排気系20をつなぐ位置にあり、かつ電磁弁
26は閉の状態を保っている。ボンディングツール6が
下降して突起12がスイッチ13を押し始めると、切り
替え弁11は真空室3を真空排気系20から切り離して
窒素ガスボンへ31につなげるように作動する。但しこ
の段階ではt磁弁26は窒素ガスボンベ31との間を遮
断したままになっているので、真空室3の内部は真空に
近い状態が保たれている。この間に400’Cに加熱さ
れたボンディングツールは下降を続け、各リードに平均
15gfの加圧力を0゜5秒間だけ与えるようにして接
触し、リードとパン1間の圧着接合を行った。
制御器14からの信号により、ボンディングツールが上
昇中にt磁弁26が作動して真空室3の内部が増圧状態
(第5図(ロ))となり、バンプを接合したリードを自
然な状態で押し上げて、TABテープを初期設定位置に
戻すことができた。
そこでTABテープは1コマ分だけ送られて、次のコマ
がセットされて第5図(イ)の状態に戻ることによって
、リード先端へのバンプ転写作業が極めて能率的に行わ
れた。
〔発明の効果〕
本発明により、平板の貫通穴部分に真空吸引力を利用し
てバンプを配列した後にTABテープリードに転写・接
合するに際し、ボンディングツールの作用によって一旦
両者が接合された後、TABテープを1コマ分送る過程
でバンプが真空に引き続けられていることによって再び
剥離させられるのを避けることが出来る。このためバン
プのTABテープリードへの転写・接合が極めて安定な
状態で歩留まり良く効率的に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的な実施例を示す模式図、第2図
は簡便化した実施例を示す模式図、第3図から第5図は
本発明のより望ましい実施例を示す模式図である。 1・・・バンプ、2・・・貫通穴を有する平板、3・・
・真空室、 4・・・TABテープのベースフィルム、5・・・TA
Bテープ上のリード、 6・・・ボンディングツール、 7・・・平板の貫通穴、 8・・・真空室に設けた小穴、 10 ・・・ l 1 ・・・ 12・・・ 13 ・・・ 20 ・・・ 26 ・・・ 30 ・・・ 31 ・・・ 切り替え弁、 電磁式切り替え弁、 スイッチ接点用突起、 スイッチ、14・・・制御器・ 真空排気系、25・・・開閉弁・ 電磁式開閉弁、 圧搾空気ボンベ、 窒業ガスボンベ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)貫通穴を有する平板の裏側を真空に吸引すること
    によって所定の位置にバンプを配列し、しかる後にTA
    Bテープのリード上に前記の配列されたバンプを接合・
    転写してバンプ付きTABテープを製造するに際して、
    バンプとリードとの接合後に平板裏側部の真空を一次的
    にリークした状態として、バンプを接合したリードを有
    するテープを平板から引き離すことを特徴とするバンプ
    の転写方法。
  2. (2)貫通穴を有する平板の裏側を真空に吸引すること
    によって所定の位置にバンプを配列し、しかる後にTA
    Bテープのリード上に前記の配列されたバンプを接合・
    転写してバンプ付きTABテープを製造するに際して、
    バンプを吸引すべき貫通穴の他に、バンプを吸引せずに
    かつ常に解放状態にしておく小穴を設けておくことによ
    り、バンプを接合したリードを有するテープを平板から
    引き離しやすいようにしたことを特徴とするバンプの転
    写方法。
  3. (3)貫通穴を有する平板の裏側を真空に吸引すること
    によって所定の位置にバンプを配列し、しかる後にTA
    Bテープのリード上に前記の配列されたバンプを接合・
    転写してバンプ付きTABテープを製造するに際して、
    バンプとリードとの接合後に平板裏側部の真空を一次的
    にリークしかつ増圧状態とすることによって、バンプを
    接合したリードを有するテープを平板から引き離すこと
    を特徴とするバンプの転写方法。
  4. (4)貫通穴を有する平板の裏側を真空に吸引すること
    によって所定の位置にバンプを配列し、しかる後にTA
    Bテープのリード上に前記の配列されたバンプを接合・
    転写してバンプ付きTABテープを製造するに際して、
    平板裏側の真空室と真空排気系を結ぶ経路内に切り換え
    弁を設けておき、TABテープリードへのバンプの接合
    ・転写のためのボンディングマシンの動作に連動させて
    、前記切り換え弁を操作することによって、真空室内を
    一次的にリークするかもしくは増圧状態とした上で、バ
    ンプを接合したリードを有するテープを平板から引き離
    すことを特徴とするバンプの転写方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111341703A (zh) * 2020-04-07 2020-06-26 浙江大学 热控可编程气压式转印印章及转印方法

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