JPH03297085A - 電線の加工処理装置 - Google Patents

電線の加工処理装置

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JPH03297085A
JPH03297085A JP2100807A JP10080790A JPH03297085A JP H03297085 A JPH03297085 A JP H03297085A JP 2100807 A JP2100807 A JP 2100807A JP 10080790 A JP10080790 A JP 10080790A JP H03297085 A JPH03297085 A JP H03297085A
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tape
cutting
stripping
clamp
wire
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JP2100807A
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Takao Ohashi
大橋 孝雄
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CREATE SYST KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、平行に配列された複数本の電線の所定箇所に
テープを融着して連結し、テープ融着領域の中央部を切
断すると共に、切断された端末をセミストリップして、
配線基板等に複数本の電線の芯線を直接挿入して接続で
きるようにした電線の加工処理装置に関する。
「従来の技術」 複数本の電線の端末を揃えてコネクタや配線基板に接続
する場合、電線を所定間隔で並列させてこれにテープを
交差して融着することにより、電線の配列状態を固定し
て作業性をよくすることが、例えば実開昭63−194
413号、実開昭63−196517号、特開昭58−
94704号等により提案されている。
特に、複数本の電線をテープで固定し、電線の端末から
芯線を露出させて、直接配線基板等に接続する場合には
、従来より用いられているコネクタ等を省略できるため
、この種のワイヤーハーネスのコストを大幅に低減でき
る利点がある。
「発明が解決しようとする課題」 このように、従来より、電線を所定間隔で並列させてテ
ープを融着すること、テープで固定された電線群の端末
から芯線を露出させることなどが行なわれていたが、こ
れらの加工処理を全て自動的に行なうことができる装置
は、未だ開発されていなかった。このため、電線を並列
させてテープを融着する操作、及び電線の端末から芯線
を露出させる操作などを個別に行なわなければならず、
製造作業性が悪かった。
また、テープで固定した電線の端末から芯線を露出させ
て、これらを直接配線基板等に接続しようとする場合、
芯線の露出部分は比較的長くとる必要があるので、取り
扱い中に電線の端末から露出させた芯線が曲がることに
よって配列間隔が乱れてしまい、接続作業が迅速に行な
えないという問題があった。すなわち、せっかくテープ
で固定して電線の配列間隔を定めても、接続すべき端末
部分で曲がりを生じて配列間隔が乱れてしまうのである
したがって、本発明の目的は、複数本の電線を所定間隔
で並列させてテープを融着し、かつ、電線の端末から芯
線を露出させて配線基板等に直接接続できるようにする
とともに、配線基板等への接続に際して端末部分の配列
間隔ができるだけ乱れないようにした電線加工品を、自
動的に作業性よく製造できるようにした1i#ilの加
工処理装置を捷供することにある。
[課題を解決するための手段」 上記目的を達成するため、本発明による電線の加工処理
装置は。
複数本の電線が平行に整列して供給される経路において
、電線の供給側に最も近い位置に配置され、この経路に
対して交差する方向から1又は複数本のテープを供給し
、テープを電線に融着させて、テープを幅方向に所定箇
所で切断するテープ融着・切断装置と、 前記テープ融着・切断装置よりも前記電線群の送出側に
配置され、前記電線群を前記テープの融着領域の中央で
切断する切断刃と、この切断刃の両側に所定間隔をおい
てそれぞれ配置され、前記電線群の絶縁被覆に切り込み
を入れるストリップ刃とを有する切断・ストリップ装置
と、前記テープ融着・切断装置と前記切断・ストリップ
装置との間に配置され、前記電線群の絶縁被覆及び前記
テープに切り込みを入れるストリッブ刃と、このストリ
ップ刃よりも前記電線群の供給側に配置された前記電線
群のクランプとを有し、全体として前記電線の経路に沿
って移動可能に支持されると共に、前記ストリップ刃が
前記クランプに対して移動可能に支持されているフロン
トクランプ・ストリップ装置と、 前記切断・ストリップ装置よりも前記電線群の送出側に
位置し、前記電線群の絶縁被覆及び前記テープに切り込
みを入れるストリップ刃と、このストリップ刃よりも前
記電線群の送出側に配置された前記電線群のクランプと
を有し、全体として前記電線の経路に沿って移動可能に
支持されると共に、前記ストリップ刃が前記クランプに
対して移動可能に支持されているセンタークランプ・ス
トリップ装置と、 前記電線の経路に沿って移動可能に支持され、前記フロ
ントクランプ・ストリップ装置のクランプに保持された
電線群の端末を保持し、前記クランプが前記電線群を離
した状態で前記電線群の送出側に移動し、前記電線群を
所定の長さ引き出すリアクランプ装置とを備え、 前記テープ融着・切断装置は、前記フロントクランプ・
ストリップ装置に連結部材で連結され、前記電線の経路
に沿って前記フロントクランプ・ストリップ装置と一緒
に移動すると共に、前記連結部材上で前記テープ融着・
切断装置が移動することにより、前記フロントクランプ
・ストリップ装置との間隔を変更できるようにされてい
ることを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様においては、前記テープ融
着・切断装置は、前記電線群を上下に挟み、前記電線の
経路方向に所定間隔をおいて平行となるように、合計4
本のテープを供給するものからなる。
「作用」 本発明においては、テープ融着・切断装置によって複数
本の電線にテープか融着され、テープは所定の箇所で幅
方向に切断されて、電線の所望のものを連結する。こう
して、テープを融着された電線群は、リアクランプ装置
によってテープの融着領域が切断・ストリップ装置の位
置にくるように引き出される。
次に、フロントクランブーストリップ装置及びセンター
クランプ・ストリップ装置が閉じて、各クランプが電線
群を保持すると共に、各ストリップ刃で電線の絶縁被覆
及びテープに切り込みが入れられる。
続いて、切断・ストリップ装置が閉じて、その切断刃に
よりテープの融着領域の中央部が切断され、同時に切断
箇所の両側に所定間隔をおいてストリップ刃が入れられ
る。
この状態で、フロントクランプ・ストリップ装置及びセ
ンタークランプ・ストリップ装置が電線を保持した状態
で移動し、上記切断・ストリップ装置のストリップ刃で
切り込まれた電線の絶縁被覆あるいは電線の絶縁被覆及
びテープを剥皮して芯線を露出させる。
そして、切断・ストリップ装置が開いた後、フロントク
ランプ・ストリップ装置及びセンタークランプ・ストリ
ップ装置の各ストリップ刃がクランプに対して移動し、
電線の絶縁被覆及びテープを、露出した芯線の端部近傍
までずらせて、いわゆるセミストリップを行なう。
こうして工程が終了すると、フロントクランプ・ストリ
ップ装置及びセンタークランプ・ストリップ装置が開き
、かつ、リアクランプ装置が開いて電線の送出側の電線
群を開放する。更に、リアクランプ装置が移動して、フ
ロントクランプ・ストリップ装置から、電線の供給側に
保持されているtM群の端末を受取り、電線群を所望の
長さ引き出して再び上記工程を繰り返す。
また、テープ融着・切断装置は、電線にテープを融着さ
せた後、そのテープ融着部分が切断・ストリップ装置の
位置に運ばれて、上記のような切断・ストリップ操作が
なされている間、フロントクランプ・ストリップ装置と
一緒に電線の供給経路に沿って移動する。そして、その
操作の間に電線群の新たに引き出された部分にテープを
融着する操作を行なう。
このように本発明では、切断・ストリップ装置、フロン
トクランプ・ストリップ装置及びセンタークランプ・ス
トリップ装置によって、電線群のテープ融着領域におけ
る切断・ストリップ操作がなさtている間に、テープ融
着・切断装置によって電線群の新たな部分にテープを融
着する操作がなされるため、処理速度を飛躍的に向上さ
せることができる。
すなわち、テープ融着操作が終了するのを待って切断・
ストリップ操作を行なうようにした場合には、テープ融
着操作が他の操作に比べて長い時間がかかるため、これ
がネックとなって処理速度を高めることに限界があるが
、本発明の装置ではテープ融着操作と切断・ストリップ
操作とを併行して行なうことができるのである。
ところで、電線群にテープを融着する間隔は、最終的に
得ようとするワイヤーハーネスの長さによって変化する
。この場合、本発明では、テープ融着・切断装置が、連
結部材によってフロントクランプ・ストリ・ンブ装置と
連結されると共に、この連結部材上でフロントクランプ
・ストリップ装置に対して移動できるようになっている
ので、目的とするワイヤーハーネスの長さに応じてテー
プの融着間隔を変化させることができる。
こうして得られた電線加工品は、第19図及び第20図
に示すような形状をなしている。すなわち、複数本の電
線1)が所定間隔で配列され、その端部にテープ12が
上下に挟むように融着されている。各電線1)の端末か
らは芯線1)aがそれぞれ露出している。テープ12は
、中間寄り部分12aと、端部寄り部分12bとに分割
されており、端部寄り部分12bはそれに融着された絶
縁被覆1)bと一緒になって、いわゆるセミストリップ
部13をなしている。ただし、テープ12は、各型il
lの片面にのみ、すなわち1枚だけで融着されていても
よい。
この電線加工品の端末の芯線1)aを、例えば配線基板
14の所定の孔15に挿入しようとするとき、セミスト
リップ部13が芯線1)aの端末近傍に設けられている
ので、芯線1)aの配列間隔が乱れることなく、所定の
間隔で形成された孔15に容易に挿入させることができ
る。更に、芯線1)aの端末を配線基板14の孔15に
挿入して押し付けると、セミストリップ部13が図中矢
印へ方向に移動し、芯線1)aがより深く差し込まれる
「実施例」 次に、図面を参照して本発明による電線加工処理装置の
実施例を説明する。
第1図及び第2図は、この電線加工処理装置の全体構成
を概略的に示す説明図である。
複数本の電線1)は、所定間隔で配列されて、第1図中
、右方向から供給される。この電#1lllの供給側に
最も近い位置にテープ融着・切断装置100が配置され
ている。テープ融着・切断装置100は、電線1)の経
路に対してほぼ直交する方向からテープ12を供給し、
テープ12を電線1)に融着させると共に、テープ12
を幅方向に所定箇所で切断する。
この実施例の場合、テープ12は、電線1)を上下に挟
むように、かつ、電線1)の方向に所定間隔をおいて平
行に、合計4本供給されるようになっている。しかしな
がら、テープ12は、電線1)を上下に挟むことなく、
電線1)の片面だけに溶着されるようにしてもよい。更
に、電線1)の方向に平行に配置された2本のテープ1
2の代りに、電線1)の方向に同等な幅を有する1本の
テープを用いることもできる。
電線1)の経路のほぼ中間部分には、切断・ストリップ
装置200が配置されている。この切断・ストリップ装
置200は、切断刃201と、その両側に配置されたス
トリップ刃202.203とを備えている。切断ストリ
ップ装置200は、電線1)が移動したとき、テープ1
2の融着領域(4本のテープ12を融着した領域)のほ
ぼ中間に配置される。
テープ融着・切断装置100と切断・ストリップ装置2
00との間には、フロントクランプ・ストリップ装置3
00が配置されている。フロントクランプ・ストリップ
装置300は、フロントクランプ301と、ストリップ
刃302とを備え、全体が電線1)の経路に沿って移動
可能とされると共に、ストリップ刃302がフロントク
ランプ301に対して移動可能とされている。
切断・ストリップ装置200よりも電線1)の送出側に
は、センタークランプ・ストリップ装置400が配置さ
れている。センタークランプ・ストリップ装置400は
、センタークランプ401と、ストリップ刃402とを
備え、全体が電線1)の経路に沿って移動可能とされる
と共に、ストリップ刃402がセンタークランプ401
に対して移動可能とされている。
リアクランプ装置500は、リアクランプ501を備え
、電線1)の経路に沿って移動可能とされ、フロントク
ランプ301から電線1)の端末を受取って所定長さ引
き出す役割をなす。
本発明では、テープ融着・切断装置100とフロントク
ランプ・ストリップ装置300とが後述する連結部材に
よって連結され、テープ融着・切断装置100がフロン
トクランプ・ストリップ装置300と一緒に移動するよ
うになっている3また。テープ融着・切断装置100は
、上記連結部材上で移動して、フロントクランプ・スト
リップ装置300に対する間隔を変更できるようになっ
ている。
次に、本発明の構成要件となる各装置の具体的構造を順
次説明する。
第3図、第4図及び第5図には、テープ融着−切断装置
100の具体的構造が示されている。
第3図を参照すると、このテープ融着・切断装置100
は、電線1)の経路と平行に配設されたスライドウェイ
101にスライド可能に取付けられている。また、スラ
イドウェイ101には、スライダー102が同じくスラ
イド可能に取付けられている。更に、スライドウェイ1
01の先方には、同じく電線1)の経路と平行にスライ
ドウェイ303が配設され、このスライドウェイ303
にフロントクランプ・ストリップ装置300がスライド
可能に取付けられている。そして、フロントクランプ・
ストリップ装置300と、テープ融着・切断装置100
と、スライダー102とが、連結部材103によって連
接されている。この場合、連結部材103は、その一端
をフロントクランプ・ストリップ装置300に固定され
、他端をスライダー102に固定されている。しかし、
テープ融着・切断装置100は、連結部材103上で移
動可能とされ、所定位置でロック装置104により固定
されるようになっている。
また、上記連結部材103と平行にポールネジ105が
配設されている。ポールネジ105の一端は、フロント
クランプ・ストリップ装置300に設置された軸受10
6に支持され、ポールネジ105の他端は、スライダー
102に設置された軸受107に支持されている。スラ
イダー102には、サーボモータ108が設置されてお
り、その駆動軸がカップリングを介して上記ポールネジ
105に連結されている。また、テープ融着・切断装置
100は、雌ネジ部109において上記のポールネジ1
05に螺合している。したがって、ロック装置104が
解除された状態で、サーボモータ108によりポールネ
ジ105が回転すると、ポールネジ105に螺合してい
るテープ融着・切断装置100が連結部材103に沿っ
て移動する。そして、テープ融着・切断装置100が連
結部材103の所定の位置にくると、ロック装置104
が作動してテープ融着・切断装置100も連結部材10
3に固定されるようになっている。更に、テープ融着・
切断装置100が連結部材103に固定されると、フロ
ントクランプ・ストリップ装置300がスライドウェイ
303に沿って移動するとき、連結部材103を介して
、テープ融着・切断装置100もスライドウェイ101
に沿って同様に移動する。なお、第3図中170は、テ
ープ融着・切断装置100に取付けられた複数のガイド
ローラ群であり、電線1)は図中右側方向から供給され
、このガイドローラ群100に挟まれて、曲がり(せを
矯正される。
次に第4図を参照すると、テープ融着−切断装置100
は、前記スライドウェイ101に嵌合した部分から延設
された基板1)0を有し、基板1)0の両端は電線1)
の経路の両側に突出している、そして、基板1)0の一
端には、支持板1)1を介してテープ12のガイドリー
ル1)2が取付けられている。この実施例では、テープ
12は、電線1】を上下に挟むように、かつ、電線1)
の方向に所定間隔をおいて平行に、合計4本供給される
ようになっている。そして、テープ12は、支持板1)
1の上部に形成されたガイド溝1)3に沿って導入され
、電m1llの経路と交差し、かつ、電線1)を上下に
挟むように供給されるようになっている。この場合、図
示しない電線の供給リールにはトルクモータが連接され
ており、テープ12にパックテンションを与えるように
なっている。また、支持板1)1には、テープ12の上
下一対の固定装置1)4が設置されており、テープ12
が切断されたとき上記テンションによりテープ12が逆
戻りしないように固定するようになっている。更に、支
持板1)1に設置されたブツシャ1)5は、上下のテー
プ12が融着されたとき、融着部分を押して上下に再び
分かれさせる働きをなしている。
基板1)0の他端には、支持板1)6が設置され、この
支持板1)6にガイド棒122、スライダー121を介
して上下一対のクランプ1)7.1)8が取付けられて
いる。各クランプ1)7゜1)8は、レバー1)9がエ
アシリンダ120によって回動することにより、開閉動
作を行なうようになっている。各クランプ1)7.1)
Bは、ガイド棒122に沿ってスライダー121が移動
することにより、まず、支持板1)1方向に移動して上
下に対向するテープ12の端部をそれぞれ保持し、次に
、支持板1)6側に戻ってこれらのテープ12を引き出
す、なお、スライダー121の移動は、支持板1)6に
設置されたエアシリンダ125と、このエアシリンダ1
25に連接され、かつ、ガイド棒122に沿って移動す
るスライダー124と、このスライダー124に設置さ
れたエアシリンダ123との協動した作動によってなさ
れる。
また、基板1)0上には、電線1)の経路を挟むように
、合計4本の支柱126が立設されており、これらの支
柱126の上端には支持板127が取付けられている。
そして、基板1)0及び支持板127にエアシリンダ1
31,132がそれぞれ設置され、これらのエアシリン
ダ131゜132の作動ロッドにヒータ133.134
が連接されている。ヒータ133.134は、上下に対
向して、上記エアシリンダ131.132により、テー
プ12を挟むように動作する。また、上記エアシリンダ
131.132の両側には、エアシリンダ135,13
6,137.138がそれぞれ設置され、これらのエア
シリンダ135゜136.137.138の作動ロッド
に、クランプ141.142.143.144が連接さ
れている。このうち、クランプ141.143は、上下
に対向し、エアシリンダ135,137によりテープ1
2の一端を挟むように動作する。また、クランプ142
,144は、同じく上下に対向し、エアシリンダ136
.138によりテープ12の他端を挟むように動作する
更に、第5図を参照すると、前記支柱126にはスライ
ド板145が昇降自在に取付けられ、前記ヒータ133
は、このスライド板145に設置され、前記エアシリン
ダ131の作動ロッドは、このスライド板145に連結
されている。すなわち、エアシリンダ131がスライド
板145を押し上げることによって、ヒータ133が上
昇するようになっている。同様に、前記の上方のヒータ
134も、実際には支柱126に取付けられたスライド
板を介して、エアシリンダ132により昇降動作するよ
うになっている。
このスライド板145にはエアシリンダ150が設置さ
れ、その作動ロッドにスライドブロック151が連接さ
れている。このスライドブロック151は、ヒータ13
3の取付はブロックに形成されたガイド溝152に沿っ
て移動可能とされ、ヒータ133の上面より突出するカ
ッター153を有している。このカッター153は、図
示していないがヒータ133の両側にそれぞれ設けられ
ており、上下のヒータ134.133によってテープ1
2が電Jillに融着されたとき、テープ12を幅方向
に切る働きをなす、ただし、実際には、テープ12の融
着を行なった直後ではテープ12が熱によって軟らかく
なっているので、テープ12をきれいに切ることは困難
である。このため、この実施例では、とりあえず、この
カッター153によってテープ12を幅方向に切り、そ
の後に別のカッターで再度きれいに切断するという方法
を採用している。
第6図には、上記のテープカッターの構造が示されてい
る。このテープカッター160は、フロントクランプ・
ストリップ装置300のテーブル305に設置されてい
る。このテープカッター160は、テーブル305に支
持板161を介して取付けられている。支持板161の
上部には。
モータ162が取付けられ、モータ162の駆動軸には
ギア163が装着されている。また、支持板161の下
部には、回転軸164が挿通支持されており、回転軸1
64の一端にはギア165が装着されている。ギア16
3とギア165は互いに歯合し、モータ162の作動に
よって、回転軸164が回転するようになっている。
回転軸164には、スペーサ166を介して3枚の回転
刃167が所定間隔で装着されている。
テーブル305の上面には板168が添設されており、
この板168の上面に上記回転刃167が入る溝169
が形成されている。テープ12を融着された電線1)は
、板168上面に沿ってフロントクランブーストリップ
装置300に導入されるようになっている。このため、
電線1)が上記板168上を通るとき、回転刃167に
より融着されたテープ12の所定箇所が幅方向にきれい
に切断されるようになっている。
第7図及び第8図には、フロントクランプ・ストリップ
装置300の具体的な構造が示されている。ただし、第
7図及び第8図は、便宜上、テープカッター160を省
略して示している。
フロントクランプ・ストリップ装置300は、前記スラ
イドウェイ303に移動可能に取付けられたスライドベ
ース304に支持されており、スライドベース304は
水平方向に延出されてテーブル305をなしている。電
!1)は、前記テープカッター160に通された後、テ
ーブル305上に設置された上下一対のプレート307
及び308の間の満309に通されて、所定間隔で配列
されるようになっている。
テーブル305上の電線1)の経路の側方には、支持板
310が立設され、その上部にエアシリンダ31)が1
作動ロッド312を下方に向けて固定されている。また
、これと関連して、テーブル305上の電線1)の送出
側には、電線1)の経路を横切るように支軸313が架
設されており、この支軸313にフロントクランプ30
1の中間部が回動自在に枢着されている。フロントクラ
ンプ301の前端部301aは、テーブル305との間
で電線1)を保持するようになっている。フロントクラ
ンプ301の後端部301bは、アーム状に延出されて
前述したエアシリンダ31)の作動ロッド312に枢着
されている。したがって、エアシリンダ31)の作動に
よりフロントクランプ301が支軸313を中心に回動
し、前端部301aがテーブル305に対して開閉動作
し、電線1)を保持し又は開放するようになっている。
テーブル305の電線1)の供給側端部には、支持板3
15が垂下して取付けられ、この外側面にエアシリンダ
316が固定されている。エアシリンダ316の作動ロ
ッド317は、電線1)の送出側に向けて突出し、テー
ブル305の下面に電線1)の経路に沿って移動可能に
支持されたスライドへ−ス318に連結されている。な
お、第7図における319はガイドバーであり、上記ス
ライドベース318をガイドすると共に、スライドベー
ス318の移動量を規制する。更に、スライドへ−ス3
18には、エアシリンダ320が固定され、その作動ロ
ッド322は、電線1)の送出側に延出されて支持板3
23に連結されている。更にまた。支持板323にはエ
アシリンダ324が固定されており、その作動ロッド3
25は、アーム326を介してリンク327.328の
一端に枢着されている。
一方、上下一対のストリップ刃302a、302bは、
昇降フレーム330,331の先端に対向して取付けら
れている。図においては詳細に示されていないが、上方
の昇降フレーム330は、昇降フレーム331を貫通す
る複数のガイドバー332を介して昇降フレーム333
に連結されている。そして、前記リンク327.328
の他端は、昇降フレーム331.333に枢着されてい
る。このため、エアシリンダ324の作動により1作動
ロッド325、アーム326及びリンク327.328
を介して、昇降フレーム331と333が開閉動作し、
昇降フレーム330が昇降フレーム333と連動するた
め、結局、昇降フレーム330と331が開閉動作する
。その結果、上下一対のストリップ刃302a、302
bが開閉動作して電線1)の絶縁被覆及びテープ12に
切り込みを入れるようになっている。
また、前記エアシリンダ316は、上下一対のストリッ
プ刃302a、302bが電線1)の絶縁被覆及びテー
プ12に切り込みを入れたとき、スライドベース318
を電線1)の送出方向に所定量押し出して、電線1)の
絶縁被覆及びテープ12をセミストリップする役割をも
っている。更に、前記エアシリンダ320は、上下一対
のストリップ刃302a、302bが開いているとき、
支持板323を大きく後退させて、ストリップ刃302
a、302bを、後述するリヤクンランプ501の動作
が干渉しない位置に移動させる役割をもっている。
第9図には、切断・ストリップ装置200の具体的構造
が示されている。
この切断・ストリップ装置200は、図示しないエアシ
リンダによって作動する上下一対の昇降ブロック204
,205を有している。上方の昇降ブロック204には
、切断刃201aと、その両側に配置されたストリップ
刃202a、203aとが刃先を下方に向けて取付けら
れている。また、下方の昇降ブロック205には、切断
刃201bと、その両側に配置されたストリップ刃20
2b、203bとが刃先を上方に向けて取付けられてい
る。上下の切断刃201a、201bは、互いに摺接し
て電@1)のテープ融着部を切断するようになっている
。上下のストリップ刃202a、202b、並びに20
3a、203bは、互いに近接して電線1)の絶縁被覆
及びテープ12に切り込みを入れるようになっている。
第10図には、センタークランプ・ストリップ装置40
0の具体的構造が示されている。
センタークランプ・ストリップ装置400は、上下に配
設されたフレーム403,404に対向して固定された
エアシリンダ405.406を備えており、これらの作
動ロッド407.408は、対向配置された昇降ベース
409.410に連結されている。昇降ベース409.
410の一端は、側方から見てL字状に屈曲形成され、
それらの先端に上下一対のセンタクランプ401a、4
01bが対向して取付けられている。したがって、エア
シリンダ405,406の作動により昇降ベース409
,410が近接・離反し、センタクランプ401a、4
01bが開閉動作するようになっている。
また、昇降ベース409.410の後端には。
支持板41),412を介して、エアシリンダ413.
414が設置され、それらの作動ロッド415.416
はスライドベース417.418に連結されている。こ
のスライドベース417.418は、昇降ベース409
.410に沿って図中矢印Cで示す如くスライド可能に
配置され、先端部が側方から見てL字状に屈曲されて、
互いに突き合わされる形状とされている。このスライド
ベース417.418の先端に、上下一対のストリップ
刃402a、402bが対向して取付けられている。な
お、このセンクークランプ・ストリップ装置400は、
図示しない構造により全体が電線1)の経路に沿って移
動可能に支持されている。
したがって、エアシリンダ405.406が作動して昇
降409,410が近接・離反することにより、上下一
対のセンタークランプ401a、401bと、ストリッ
プ刃402a、402bとがそれぞれ開閉動作する。ま
た、装置全体が電線1)の経路に沿って移動することに
より、電線1)をセンタークランプ401a、401b
で保持して引っ張ることができる。更に、センタークラ
ンプ401a、401bと、ストリップ刃402a、4
02bがそれぞれ電1IiIllを把持した状態で、エ
アシリンダ413.414を作動させることにより、ス
トリップ刃402a、402bを矢印C方向に移動して
セミストリップを行なえるようになっている。
第1)図には、リアクランプ装置500の具体的構造が
示されている。
リアクランプ装置500は、電線1)の経路に沿って配
置されたスライドウェイ502にスライドベース503
を介して移動可能に支持されている。スライドベース5
03の上方には、フレーム状をなす支持板504と、後
部の支持板506とが延設され、この部分にリアクラン
プ501a、501bの作動機構が装着されている。後
方の支持板506には、上下一対のエアシリンダ507
がそれぞれ設置されている。上下一対のエアシリンダ5
07の作動ロッド508は、支持板506を貫通し、支
持板504に軸方向移動可能に保持されたロッド509
の後端に連結されている。また、ロッド509の先端は
、リンク510.51)の一端に枢着され、リンク51
0.51)の他端は、それぞれレバー512.513の
後端に枢着されている。レバー512.513は、支持
板504に取付けられた軸514,515を中心に回動
自在とされ、その先端にリアクランプ501a、501
bが互いに突き合わされるように取付けられている。し
たがって、エアシリンダ507の作動により、作動ロッ
ド508、ロッド509、リンク510を介して、一対
のレバー512.513が軸514.515を中心に回
動し、リアクランプ501a、501bが開閉動作する
次に、この電線加工処理装置の作動について説明する。
まず、電線1)は、第3図中、右方向から供給され、ロ
ーラ群170に挟まれて、曲がりくせなどを矯正される
。そして、テープ融着・切断装置100に導入される。
第4図に示すように、テープ12は、図示しないテープ
リールから繰り出され、ガイドリール102を通ってガ
イド溝1)3に導入される。この実施例では、第1.2
図に示すように、電線1)の経路方向に所定間隔をおい
て平行にかつ電線1)を挟むように、合計4本のテープ
12が繰り出される。ガイド溝1)3を通った上下に対
向するテープ12は、エアシリンダ125,123の作
動でガイド棒122に沿って移動するクランプ1)7,
1)8に保持され、電線1)に交差して電線1)の上下
にそれぞれ引き出される。
この状態で、エアシリンダ135〜138が作動し、ク
ランプ141〜144がテープ12を上下からクランプ
する。この結果、テープ12は電Iallを挟むように
上下から押し付けられる。更に、エアシリンダ131,
132が作動し、ヒータ133.134がテープ12を
挟んで加熱し、テープ12を電線1)に融着する。
その後、第5図に示すカッター153がエアシリンダ1
50の作動で移動してテープ12を幅方向に切る。テー
プ12は、上記加熱融着の際に上下に対向する部分がく
っつくので、切断された端部がくっついてしまう、この
ため、第4図のブツシャ1)5が押し出され、テープ1
2のくっついている端部を上下に引き離す、この後、ク
ランプ1)7.1)8が再びテープ12の端部を保持し
て引き出し、次の融着・切断作業を行なうことになる。
テープ12を融着された電線1)は、フロントクランプ
・ストリップ装置300に送られ、第6図に示すテープ
カッタ160に通される。テープカッタ160は、回転
刃167により融着されたテープ12の所定箇所をきれ
いに再切断する。
こうして、テープ12を融着された電線1)は、第12
〜18図に示す一連の工程によって切断・ストリップを
施される。
第12図に示すように、一つの工程の始めに、電線1)
の端末はフロントクランプ301に保持されている。こ
の状態でリアクランプ501がフロントクランプ301
に近接し、電線1)の端末を保持する。そして、フロン
トクランプ301が開き、リアクランプ501が矢印り
で示す方向に移動して、電線1)を所望の長さ引き出す
これらの電線1)は、前述したテープ融着・切断装置1
00を通る際に、既にテープ12を融着されている。そ
して、リアクランプ501による電線1)の引き出しく
測長)が終了した時点で、テープ12の融着領域のほぼ
中間部分が切断・ストリップ装置200に位置するよう
に、予めテープ12の融着位置が設定されている。
次に、第13図に示すように、フロントクランプ301
とセンタークランプ401によって電線1)を保持する
。このとき、フロントクランプ301と共にストリップ
刃302が電線1)の絶縁被覆とテープ12に切り込み
を入れ、同様にセンタークランプ401と共にストリッ
プ刃402が電線1)の絶縁被覆とテープ12に切り込
みを入れる。なお、各ストリップ刃302.402は、
後の段階で閉じて切り込みを入れるようにしてもよい。
続いて、第14図に示すように、切断・ストリップ装置
200の切断刃201で、電線1)に融着された平行な
2本のテープ12の中間を切断し、それと同時にストリ
ップ刃202.203で電線1)の絶縁被覆に切り込み
を入れる。
この状態で、第15図に示すように、フロントクランプ
・ストリップ装置300を図中矢印Eで示す方向に移動
させ、センタークランプ・ストリップ装置400を図中
矢印Fで示す方向に移動させる。これにより、上記スト
リップ刃202.203で切り込みを入れられた電#!
1)の絶縁被覆が剥皮され、図に示す如く芯線1)aが
抜き出される。第16図は、こうして切断・ストリップ
を行なった後、切断・ストリップ装置200を開放した
状態を示している。
次に、第17図に示すように、フロントクランプ・スト
リップ装置300のストリップ刃302を図中矢印G方
向に所定量移動させ、また、センタークランプ・ストリ
ップ装置400のストリップ刃402を図中矢印H方向
に所定量移動させる。この結果、ストリップ刃302.
402で切り込みを入tられた電1)1)の絶縁被覆と
テープ12がセミストリップされ5芯線1)aの端部近
傍にずらされる。
第18図は、こうしてセミストリップが終了した後、フ
ロントクランプ・ストリップ装M300のストリップ刃
302が開放され、センタークランプ・ストリップ装置
400のセンタークランプ401、ストリップ刃402
が開放され、フロントクランプ301が′R線1)の端
末を保持している状態を示している。この後、第1)図
からの工程を繰り返すことにより、電線加工品を連続的
に製造することができる。
なお、この切断・ストリップ操作の間に、電線1)の供
給側においては、前述したテープ融着・切断装置100
によりテープの融着操作が併行して行なわれる。ただし
、フロントクランプ・ストリップ装置300が前記のよ
うに移動するため、テープ融着・切断装置100がフロ
ントクランプ・ストリップ装置300に追随して移動し
ないと、電線1)が破断されてしまうことになる0本発
明では、第3図に示すように、フロントクランプ・スト
リップ装置300とテープ融着−切断装置100とが連
結部材103によって連結され、切断・ストリップ操作
の間、両者は一体に動くようになっている。
また、電線加工品(ワイヤーハ−ネ)の長さは、用途に
応じて種々変化する。このため、この装置では、リアク
ランプ501による電線1)の引き出しく測長)長さを
変更して所望の長さの製品を得るようにしている。しか
し、製品の長さを変化させる場合には、テープ12の融
着位置も変化させなければならない、すなわち、フロン
トクランプ301が把持する部分がワイヤーハーネスの
一端をなすので、フロントクランプ301の手前でテー
プ12を融着する部分がワイヤーハーネスの他端となる
。したがって、製品の長さに応じて、フロントクランプ
・ストリップ装置300とテープ融着・切断装置100
との距離を変化させなければならない。
本発明では、第3図に示すように、ロック装置104を
解除することにより、テープ融着・切断装置100は、
連結部材103に沿って移動可能となる。そして、この
状態でサーボモータ108を作動させてボールネジ10
5を回転させることにより、テープ融着・切断装置10
0を連結部材103に沿って移動させ、所定の位置で再
びロック装置104で固定することができる。このよう
に、製品の長さが変化した場合には、フロントクランプ
・ストリップ装置300とテープ融着・切断装置100
との距離を変化させてテープ12の融着位置を変更する
ことができる。
こうして得られた電線加工品は、第19図及び第20図
に示すように電線1)の端末が加工されたものであり、
配線基板14の孔15等に芯線1)aを差し込んで直接
接続することができ、その場合、セミストリップ部13
により、端末の芯線1)aの配列ピッチが乱れることな
く、容易に接続できる利点が得られる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、複数本の電線を
所定間隔で並列させてテープを融着し、かつ、電線のテ
ープ融着部のほぼ中間を切断すると共に、切断箇所の両
側にそれぞれ2箇所ずつ切り込みを入れ、電線の絶縁被
覆及びテープをストリップ及びセミストリップして、第
19図及び第20図に示すように加工された電線加工品
を、自動的に作業性よく製造することができる。また、
電線のテープが融着された部分を切断・ストリップ操作
している間に、電線の供給側でテープを融着する操作を
併行して行なうようにしたので、処理速度を大幅に向上
させることができる。こうして得られた電線加工品は、
電線の端末から露出した芯線を配線基板等に直接接続で
き、配線基板等への接続に際して端末部分の配列間隔が
乱れないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による電線加工処理装置の全体
的構成を示す概略平面図、第2図は同電線加工処理装置
の全体的構成を示す概略側面図、第3図は同電線加工処
理装置のテープ融着・切断装置の正面図、第4図は同電
線加工処理装置のテープ融着・切断装置の側面図、第5
図は同電線加工処理装置のテープ融着・切断装置のカッ
ター部分を示す図、第6図は同電線加工処理装置のテー
プカッターを示す断面図、第7図は同電線加工処理装置
のフロントクランプ・ストリップ装置の平面図、第8図
は同電線加工処理装置のフロントクランプ・ストリップ
装置の正面図、第9図は同電線加工処理装置の切断・ス
トリップ装置の要部拡大図、第1O図は同電線加工処理
装置のセンタークランプ・ストリップ装置の要部拡大断
面図、第1)図は同電線加工処理装置のリアクランプ装
置の一部切欠き正面図、第12.13.14.15.1
6.17.18図は同電線加工処理装置による電線加工
処理工程を順に示す説明図、第19図は同電線加工処理
装置により製造された電線加工品の部分平面図、第20
図は同電線加工処理装置により製造された電線加工品の
部分断面図である。 図中、1)は電線、Ilaは芯線、12はテープ、13
はセミストリップ部、100はテープ融着・切断装置、
103は連結部材、105はボールネジ、200は切断
・ストリップ装置、201は切断刃、202,203は
ストリップ刃。 300はフロントクランプ・ストリップ装置、301は
フロントクランプ、302はストリップ刃、400はセ
ンタークランプ・ストリップ装置、401はセンターク
ランプ、402はストリップ刃、500はリアクランプ
装置、501はリアクランプである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数本の電線が平行に整列して供給される経路に
    おいて、電線の供給側に最も近い位置に配置され、この
    経路に対して交差する方向から1又は複数本のテープを
    供給し、テープを電線に融着させて、テープを幅方向に
    所定箇所で切断するテープ融着・切断装置と、 前記テープ融着・切断装置よりも前記電線群の送出側に
    配置され、前記電線群を前記テープの融着領域の中央で
    切断する切断刃と、この切断刃の両側に所定間隔をおい
    てそれぞれ配置され、前記電線群の絶縁被覆に切り込み
    を入れるストリップ刃とを有する切断・ストリップ装置
    と、 前記テープ融着・切断装置と前記切断・ストリップ装置
    との間に配置され、前記電線群の絶縁被覆及び前記テー
    プに切り込みを入れるストリップ刃と、このストリップ
    刃よりも前記電線群の供給側に配置された前記電線群の
    クランプとを有し、全体として前記電線の経路に沿って
    移動可能に支持されると共に、前記ストリップ刃が前記
    クランプに対して移動可能に支持されているフロントク
    ランプ・ストリップ装置と、 前記切断・ストリップ装置よりも前記電線群の送出側に
    位置し、前記電線群の絶縁被覆及び前記テープに切り込
    みを入れるストリップ刃と、このストリップ刃よりも前
    記電線群の送出側に配置された前記電線群のクランプと
    を有し、全体として前記電線の経路に沿って移動可能に
    支持されると共に、前記ストリップ刃が前記クランプに
    対して移動可能に支持されているセンタークランプ・ス
    トリップ装置と、 前記電線の経路に沿って移動可能に支持され、前記フロ
    ントクランプ・ストリップ装置のクランプに保持された
    電線群の端末を保持し、前記クランプが前記電線群を離
    した状態で前記電線群の送出側に移動し、前記電線群を
    所定の長さ引き出すリアクランプ装置とを備え、 前記テープ融着・切断装置は、前記フロントクランプ・
    ストリップ装置に連結部材で連結され、前記電線の経路
    に沿って前記フロントクランプ・ストリップ装置と一緒
    に移動すると共に、前記連結部材上で前記テープ融着・
    切断装置が移動することにより、前記フロントクランプ
    ・ストリップ装置との間隔を変更できるようにされてい
    ることを特徴とする電線の加工処理装置。
  2. (2)前記テープ融着・切断装置は、前記電線群を上下
    に挟み、前記電線の経路方向に所定間隔をおいて平行と
    なるように、合計4本のテープを供給するものからなる
    請求項1記載の電線の加工処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05111121A (ja) * 1991-10-14 1993-04-30 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電線の端末加工方法及び装置
JP2019106871A (ja) * 2017-10-30 2019-06-27 コマツクス・ホールデイング・アー・ゲー 第1のケーブルを第2のケーブルに接続する方法、ケーブル構成、および、第1のケーブルを第2のケーブルに接続するためのケーブル接続装置

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