JPH03297042A - 位置決めステージの駆動機構 - Google Patents

位置決めステージの駆動機構

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JPH03297042A
JPH03297042A JP2099377A JP9937790A JPH03297042A JP H03297042 A JPH03297042 A JP H03297042A JP 2099377 A JP2099377 A JP 2099377A JP 9937790 A JP9937790 A JP 9937790A JP H03297042 A JPH03297042 A JP H03297042A
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JP
Japan
Prior art keywords
output shaft
belt
stage
slider
driving force
Prior art date
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Pending
Application number
JP2099377A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Sugimoto
浩一 杉本
Atsuko Hara
敦子 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication of JPH03297042A publication Critical patent/JPH03297042A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、物体を載置した位置決めステージを駆動して
当該物体の位置決めを高精度で行う位置決めステージの
駆動機構に関する。
〔従来の技術〕
試料テーブルに物体を載置し、試料テーブルを移動して
物体の位置決めを行う装置は、例えば、半導体製造装置
、電子顕微鏡装置等の多くの分野に使用されている。
このような位置決めを行う装置は、通常、比較的大きな
単位ストロークで駆動される粗動ステージと、この粗動
ステージ上に載置されて微小な単位ストロークで駆動さ
れる微動ステージとを備えている。位置決め対象となる
物体は微動ステージ上に載置される。以下、このような
粗動、微動ステージに使用可能な位置決めステージの一
例を第3図および第4図を用いて説明する。
第3図は従来の位置決めステージの一部の斜視図である
。図で、1は位置決めステージのベース、2はベース1
に固定された台、3は台2上に固定され出力軸3aを有
するアクチュエータである。
アクチュエータ3には、減速機付DCサーボモ−夕やダ
イレクトドライブモータ等が使用される。
以下、アクチュエータ3を減速機付サーボモータ(単に
モータという)として説明する。4はモータ3により駆
動される試料テーブル(以下単にテーブルという)であ
る。テーブル4の上に微動テーブルが固定載置され、そ
の微動ステージ上に物体が載置されるが、それらの図示
は省略されている。4aはテーブル4と一体形成された
ガイド、5はテーブル4と一体形成されたスライダであ
る。
6はモータ3の出力軸3aに圧接されるローラ保持体で
ある。このローラ保持体6の構成は後述する。7はロー
ラ保持体6の出力軸3aに対する圧接力を調整するねじ
機構である。8はベース1とテーブル4との間に嵌合さ
れたニードルローラを示す。なお、図示されていないが
ベース1とガイド4aとの間にもローラが適用され、ニ
ードルローラ8とともにテーブル4の円滑な移動を保証
する。
第4図は第3図に示すローラ保持体の平面図である。図
で、第3図に示す部分と同一部分には同一符号が付しで
ある。6aはベース1に支持された保持部、6b、6c
は保持部6aに回転可能に支持されたバックアップロー
ラである。これらハックアップローラは保持部6aを出
力軸3aの方へ移行させることにより出力軸3aに圧接
される。
9はスライダ5を挟んで出力軸3aと対抗して配置され
た他のハックアップローラである。このバックアップロ
ーラ9は第3図では図示が省略されている。
テーブル4を変位させて位置決めを行うべく、モータ3
を駆動すると、その出力軸3aが回転する。出力軸3a
はバックアップローラ6a、6b、9によりスライダ5
に圧接されているので、スライダ5は出力軸3aとの間
の摩擦係数に応じた駆動力により移行せしめられる。し
たがって、テーブル4もガイド4aに案内されスライダ
5と一緒に変位せしめられ、これにより位置決めが行わ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
テーブル4は、それ自体の重量を有するとともに、その
上に図示しない微動ステージおよび位置決め対象物体が
載置されるので、全体として相当の重量となる。このた
め、テーブル4を駆動するにはかなり大きな駆動力を要
するが、駆動力が不足して所要の位置決めを行うことが
できなくなるおそれがある。
このような事態が生じるのを避けるためには、出力軸3
aのスライダ5への押付力を大きくし、両者の摩擦係数
と当該押付力との積である駆動力を大きくすればよいが
、このようにすると出力軸3aに大きな曲げモーメント
が加わり、がっ、当該押付力を与える治具がベース側面
に取付けられているため押付力の反力がベース側面を微
小変形させ、これら両者によってテーブル4の変位に影
響を生じる。
したがって、ベース側面が微小変形しないように強度を
大きくする方法がとられるが、そのため、重量が大きく
なるという問題があった。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、
大きな駆動力を得ることができる位置決めステージの駆
動機構を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、物体を載置して
その高精度な位置決めを行う位置決めステージにおいて
、この位置決めステージの試料テーブルと一体に構成さ
れた被駆動体と、前記試料テーブルを駆動するアクチュ
エータと、両端が前記被駆動体に固定され当該両端間で
前記アクチュエータの出力軸に掛け渡されたベルトと、
前記出力軸の両側に配置され前記ベルトを前記出力軸に
圧接するローラとを設けたことを特徴とする。
〔作用〕
アクチュエータを励起すると、その出力軸が回転し、ロ
ーラにより当該出力軸に圧接されたベルトを、出力軸と
の間の摩擦により、その回転に伴って一方向へ移行させ
る。これにより、ベルトの両端が固定された被駆動体も
ベルトとともに同一方向へ変位せしめられる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る位置決めステージの駆動
機構の斜視図である。図で、3は第3図に示すものと同
じモータ、3aはその出力軸、5はスライダである。l
la、llbはベース1に位置調節可能に支持されたバ
ックアップローラを示す。12はスラ・イダ5に沿って
張設されたベルトであり、その両端は固定手段13;4
によりスライダ5に固定されており、その中間は出力軸
3aに掛け渡されている。バックアップローラlla、
11bは、出力軸3aの両側においてベルト12を外側
から押圧し2、その押圧力が所定の圧力となるように位
置が調節されその状態でベース1のケースに固定される
モータ3が駆動され、その出力軸3aが回転すると、バ
ックアップローラlia、llbによって出力軸3aに
圧接されたベルト12は、出力軸3aとの間の摩擦力に
、より出力αi33の回転に伴ってその回転方向にδξ
、た方向−1移行する。このとき、バック了ッグ1コー
ラ1.1aXill)もベルト12の移行により回転し
、ヘルド12の移行は円滑に行われる。5ベルト12c
)両端はスライダ5に固定されているので、ベルト12
とともにスライダ5も移行し、結局、テーブル4が変位
せしめられる。
ここで、本実施例の駆動機構の駆動力が従来機構の駆動
力より大きい理由を、第2図を参照しながら説明する。
今、ベルト12の張力をT、出力軸3aの半径をr、−
・ルト12の巻掛け角をα、ベルト12と出力軸3aと
の間の摩擦係数をμとすると、駆動トルクでは次式で表
される。
τ−rXT  (eμ’−1)  =−・・−・・・・
・・・・・・−・・ (1)したがって、駆動力Pは τ P=       −”Treμ4−1  )  ・・
・・・・・・・・・・ (2)となる。
上式の各便に実際の数値例、μm0.2、α−・3.1
4、T=100Nを代入してみると、駆動力Pは、87
.4Nとなる− 一方、スライダ5に出力軸3aを押付ける第3.4図に
示す従来例の場合、その押付力をF、摩擦係数をμとす
ると、駆動力P’jよ P ’  =FXμ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ (3)で表される。そこで、上記数
値例と同じく、μm・0.2を採用し、また、本実前編
0ベルt’12の張力T(バンク7フフ電1−ラlia
、’Lit>の押付力により定まる)に相当するfqJ
付力Fとして、F=100Nを採用し、これ5ら数値を
(3)式りこ代入すると、駆動力i)′は2ONとなる
にのように、本実すき例では、従来の構成と比較して、
明らかに大きな駆動力を腎ることができる。
その理由は、従来17−構成における出力軸3aとスラ
イダ5との接触面積に比較L3、本実施例における出力
軸3aとベルト12との接触面積の方が遥かに大きく、
駆動vV伝j!λ(1率が良好となることによる。
また、本実施例では、バックアップローラの位置を調整
可能としたので、ヘルドの張力・や巻掛け角を自由に調
整することができ、これにより、駆動力の調整を容易に
行うことができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明は、被駆動体にベルトを固定
し、ごのヘルドをアクチュエ・−夕の出力軸に掛け渡し
、出力軸の両側かり当該ベルトを圧接するよ・うにした
σノで、太き、1駆動力を得ることができ、これにより
、押付力を不必要に大きくするのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る位置決めステージの駆動
機構の斜視図2、第2図は第′1図に示す出力軸とヘル
ドの関係を示す平面図、第3図および第4図は従来の位
置決めステージの駆動機構の斜視図および平面図である
。 3・・・・・・モータ、5・・・・・・スライダ、ll
a、11b・・・・・・バンクアップローラ、12・−
・・ベルト、13a、13b・・・・・・固定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物体を載置してその高精度な位置決めを行う位置
    決めステージにおいて、この位置決めステージの試料テ
    ーブルと一体に構成された被駆動体と、前記試料テーブ
    ルを駆動するアクチュエータと、両端が前記被駆動体に
    固定され当該両端間で前記アクチュエータの出力軸に掛
    け渡されたベルトと、前記出力軸の両側に配置され前記
    ベルトを前記出力軸に圧接するローラとを設けたことを
    特徴とする位置決めステージの駆動機構
  2. (2)請求項(1)において、前記ローラは、前記ベル
    トに対する圧接力を調整可能に設置されていることを特
    徴とする位置決めステージの駆動機構
JP2099377A 1990-04-17 1990-04-17 位置決めステージの駆動機構 Pending JPH03297042A (ja)

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JP2099377A Pending JPH03297042A (ja) 1990-04-17 1990-04-17 位置決めステージの駆動機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012036189A1 (ja) * 2010-09-16 2012-03-22 東京エレクトロン株式会社 搬送装置、基板処理システム及び姿勢制御機構

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012036189A1 (ja) * 2010-09-16 2012-03-22 東京エレクトロン株式会社 搬送装置、基板処理システム及び姿勢制御機構
JP2012061568A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Tokyo Electron Ltd 搬送装置、基板処理システム及び姿勢制御機構
US9138901B2 (en) 2010-09-16 2015-09-22 Tokyo Electron Limited Transfer device, substrate processing system and posture control unit

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