JPH03296892A - 磁気記録再生装置及びその装置を使用したカードの照合方法 - Google Patents

磁気記録再生装置及びその装置を使用したカードの照合方法

Info

Publication number
JPH03296892A
JPH03296892A JP2097709A JP9770990A JPH03296892A JP H03296892 A JPH03296892 A JP H03296892A JP 2097709 A JP2097709 A JP 2097709A JP 9770990 A JP9770990 A JP 9770990A JP H03296892 A JPH03296892 A JP H03296892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
magnetic
magnetic film
card
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2097709A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Sano
貢一 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP2097709A priority Critical patent/JPH03296892A/ja
Publication of JPH03296892A publication Critical patent/JPH03296892A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばプリペイドカード等として使用される
磁気カードに対して情報を磁気記録再生する磁気記録再
生装置及びその磁気記録再生装置を使用したカードの照
合方法に関する。
[従来の技術] テレホンカードに代表される現金先払い式のプリペイド
カードは、原則的に誰でもどこでも使用できる現金と同
じ扱いのカードである。このため例えば使用済みのカー
ドの価値情報を改ざんしたり、同じ価値情報を記録した
カードを何枚も複製するなどの偽造が行われ易い。
そこでカードの偽造を防止することが求められるが、従
来は例えば磁気カードに磁気記録されている価値情報に
対応する位置に貫通孔を形成するようにし、再生時には
磁気記録されている価値情報を磁気的に読取るとともに
貫通孔を光学的に読取って得られる情報を照合してカー
ドの正当性を判定するものが知られている。
しかし貫通孔を光学的に読取る方法では磁気記録されて
いる価値情報を改ざんし、かつ貫通孔の部分を不透明な
膜で塞いでしまえば簡単に偽造が行われてしまいセキュ
リティの面で不十分であった。また貫通孔の部分が塞が
れて磁気記録されている価値情報と読取られた貫通孔の
情報とが一致しない場合があっても装置としてはどちら
の情報に異常があるか判断することができなかった。
このため例えば特開昭59−94188号公報に見られ
るように磁性膜の上に貫通孔を形成し、磁気的に貫通孔
を検出するものが知られている。
しかし磁気的に貫通孔を検出する方法では誤ってカード
を折り曲げたり、傷を付けたりした場合、貫通孔の検出
を誤ってしまう問題がある。
[発明が解決しようとする課題] このように従来は磁気カードに形成された貫通孔を光学
的に検出するか、磁気的に検出するかのいずれかであり
、このため貫通孔を確実に検出することができず、従っ
てセキュリティの面でも不十分であった。
そこで請求項(1)対応の発明は、磁気カードに形成さ
れた貫通孔を光学的に読取るとともに磁気的にも読取り
、従って貫通孔の検出をより確実にできる磁気記録再生
装置を提供しようとするものである。
また請求項(2)対応の発明は、少なくとも価値情報と
ともに貫通孔の数及び位置の情報を磁気記録し、再生時
に磁気記録された貫通孔の数及び位置の再生情報と磁気
カードに形成された貫通孔を光学的及び磁気的に読取っ
て得られる情報の3つの情報の照合を行ってカードの正
当性を判定することにより、貫通孔の検出をより確実に
できるとともに、異常があった場合にその異常が磁気記
録された情報の異常なのか貫通孔の異常なのかを確実に
検出できる磁気記録再生装置を使用したカードの照合方
法を提供しようとするものである。
また請求項(3)対応の発明は、さらに磁気カードに少
なくとも価値情報、貫通孔の数及び位置の情報を磁気記
録するとともにそれら価値情報、貫通孔の数及び位置の
情報を演算暗号化して得られる認証子を記録し、再生時
に磁気記録された価値情報、貫通孔の数及び位置の情報
を演算暗号化して認証子を生成し、その認証子と磁気記
録されている認証子を照合して記録情報の正当性を判定
するようにしているので、磁気記録情報の改ざんをより
確実に検出でき、カードのセキュリティをさらに向上で
きる磁気記録再生装置を使用したカードの照合方法を提
供しようとするものである。
さらに請求項(4)対応の発明は、磁気カードに形成さ
れた貫通孔を光学的に読取るとともに磁気的にも読取り
、従って貫通孔の検出をより確実にでき、また貫通孔の
磁気的読取りに例えば折り曲げや傷等のために誤りが発
生してもその磁気カードを強制的に正当カードとして処
理でき、実用性を向上できる磁気記録再生装置を提供し
ようとするものである。
[課題を解決するための手段と作用] 請求項(1)対応の発明は、基板に磁性膜を形成した磁
気カードの磁性膜に対して少なくとも価値情報を磁気記
録再生する磁気記録再生装置において、磁気カードは、
磁性膜上又はその磁性膜とは異なる別の磁性膜上に磁性
膜に記録された価値情報に応じて1又は複数の貫通孔を
形成し、装置本体は、貫通孔の有無を光学的に検出する
第1の貫通孔検出手段と、この貫通孔の有無を磁気的に
検出する第2の貫通孔検出手段を設けたものである。
従って貫通孔を光学的に検出するとともに磁気的にも検
印することになる。
請求項(2)対応の発明は、基板に磁性膜を形成した磁
気カードの磁性膜に対して少なくとも価値情報を磁気記
録再生する磁気記録再生装置において、磁気カードは、
磁性膜上又はその磁性膜とは異なる別の磁性膜上に磁性
膜に記録された価値情報に応じて1又は複数の貫通孔を
形成し、装置本体は、貫通孔の有無を光学的に検出する
第1の貫通孔検出手段と、この貫通孔の有無を磁気的に
検出する第2の貫通孔検出手段を設け、記録時価値情報
が記録される磁性膜に少なくとも価値情報とともに貫通
孔の数及び位置の情報を記録し、再生時磁気カードから
再生される貫通孔の数及び位置の情報と、第1の貫通孔
検出手段及び第2の貫通孔検出手段から得られる貫通孔
の数及び位置の情報をそれぞれ照合することによりカー
ドの正当性を判定することにある。
すなわちカードの正当性を磁気記録されている貫通孔の
数及び位置の再生情報と、第1の貫通孔検出手段及び第
2の貫通孔検出手段から得られる貫通孔の数及び位置の
情報の3つの情報の照合により判定する。
請求項(3)対応の発明は、基板に磁性膜を形成した磁
気カードの磁性膜に対して少なくとも価値情報を磁気記
録再生する磁気記録再生装置において、磁気カードは、
磁性膜上又はその磁性膜とは異なる別の磁性膜上に磁性
膜に記録された価値情報に応じて1又は複数の貫通孔を
形成し、装置本体は、貫通孔の有無を光学的に検出する
第1の貫通孔検出手段と、この貫通孔の有無を磁気的に
検出する第2の貫通孔検出手段と、少なくとも価値情報
、貫通孔の数及び位置の情報を演算暗号化して得られる
認証子を生成する暗号化手段を設け、記録時価値情報が
記録される磁性膜に少なくとも価値情報、貫通孔の数及
び位置の情報並びにこれらの情報をもとに暗号化手段に
より生成される認証子を記録し、再生時磁気カードの磁
性膜に記録された認証子と、同じく磁気カードの磁性膜
に記録された少なくとも価値情報、貫通孔の数及び位置
の情報をもとに暗号化手段により生成される認証子とを
比較して記録情報の正当性を判定し、正当性を判定した
ときは磁気カードから再生された貫通孔の数及び位置の
情報と、第1の貫通孔検出手段及び第2の貫通孔検出手
段から得られる貫通孔の数及び位置の情報をそれぞれ照
合することによりカードの正当性を判定することにある
すなわち暗号化により生成された認証子の比較により先
ず磁気記録情報の正当性を判定し、その後にカードの正
当性を磁気記録されている貫通孔の数及び位置の再生情
報と、第1の貫通孔検出手段及び第2の貫通孔検出手段
から得られる貫通孔の数及び位置の情報の3つの情報の
照合により判定する。
請求項(4)対応の発明は、基板に磁性膜を形成した磁
気カードの磁性膜に対して少なくとも価値情報を磁気記
録再生する磁気記録再生装置において、磁気カードは、
磁性膜上又はその磁性膜とは異なる別の磁性膜上に磁性
膜に記録された価値情報に応じて1又は複数の貫通孔を
形成し、装置本体は、貫通孔の有無を光学的に検出する
第1の貫通孔検出手段と、この貫通孔の有無を磁気的に
検出する第2の貫通孔検出手段と、価値情報を磁気記録
した磁性膜に形成された貫通孔の数及び位置の情報を磁
気記録する記録手段と、磁気カードから再生される貫通
孔の数及び位置の情報と第1の貫通孔検出手段から得ら
れる貫通孔の数及び位置の情報が一致しているとき、第
1の貫通孔検出手段から得られる貫通孔の数及び位置の
情報と第2の貫通孔検出手段から得られる貫通孔の数及
び位置の情報を比較する比較手段と、この比較手段の比
較により両情報が不一致のとき磁気カードに第2の貫通
孔検出手段から得られる貫通孔の数及び位置の情報を記
録手段により磁気記録させる制御手段を設けたものであ
る。
すなわち貫通孔の数及び位置の再生情報と第1の貫通孔
検出手段から得られる貫通孔の数及び位置の情報が一致
していれば、たとえ第1の貫通孔検出手段から得られる
貫通孔の数及び位置の情報と第2の貫通孔検出手段から
得られる貫通孔の数及び位置の情報が異なっても第2の
貫通孔検出手段から得られる誤った情報を強制的に磁気
記録してカードの正当性を保つ。これはカードが折れ曲
がったり、傷付いたり等して第2の貫通孔検出手段から
得られる情報が正規の情報でなくなってもそれによって
はカードを無効にしないようにしている。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図はシステム全体の構成を示す斜視図で、このシス
テムは本発明の磁気記録再生装置1と電子キャッシュレ
ジスタ(以下、ECRと称する。)2からなり、この両
者は通信ケーブル3で接続されている。
前記磁気記録再生装置1には磁気カード挿入口4、スタ
ートキースイッチ5aや強制エンコードキースイッチ5
b等を設けたキーボード5、メツセージ等を表示する表
示器6等が設けられている。
前記ECR2には商品販売データの入力等に使用される
多数のキーを設けたキーボード7、オペレータ用のフロ
ント表示器8、顧客用のリモート表示器9、レシート発
行口10、ジャーナル点検窓11、ドロワ12等が設け
られている。
前記磁気記録再生装置1は第1図に示すように、CPU
、ROMSRAM等によって構成されるマイクロコンピ
ュータからなる制御回路21を設けている。
前記制御回路21は、前記ECR2からインターフェー
ス22を介して記録命令が来ると、その命令を解読し、
搬送モータ駆動回路23を制御して搬送モータ24を駆
動させ前記磁気カード唄入口4から挿入された磁気カー
ドを搬送させる。そして磁気カードを搬送させつつ記録
情報を変調回路25により例えばFM変調して磁気ヘッ
ド記録回路26に供給し、データ用磁気ヘッド27の記
録コイル27aにより磁気カードの磁性膜上に情報を磁
気記録させるようになっている。
また前記制御回路21は、前記ECR2からインターフ
ェース22を介して再生命令が来ると、その命令を解読
し、搬送モータ駆動回路23を制御して搬送モータ24
を駆動させ前記磁気カード挿入口4から挿入された磁気
カードを搬送させる。
そして磁気カードを搬送させつつデータ用磁気ヘッド2
7の再生コイル27bにより磁気カードの磁性膜上に磁
気記録された情報を読取り、磁気ヘッド再生回路28に
より波形を整形しさらに復調回路29により復調を行っ
て再生情報を得るようになっている。
また前記制御回路21は、前記ECR2からインターフ
ェース22を介して貫通孔形成命令が来ると、その命令
を解読し、搬送モータ駆動回路23を制御して搬送モー
タ24を駆動させ前記磁気カード挿入口4から挿入され
た磁気カードを搬送させる。そしてカード位置検出手段
30によりECR2から要求された貫通孔形成位置を検
出し、その位置にくると搬送モータ24を停止させて磁
気カードを停止する。そしてソレノイド駆動回路31を
制御してパンチ孔形成ソレノイド32を動作させ磁気カ
ードの磁性膜(この磁性膜は情報を記録再生する磁性膜
と同一の磁性膜であっても全く別の磁性膜であってもよ
い。)上に貫通孔を形成させるようになっている。
また磁気カードに形成された貫通孔を光学的に検出する
第1の貫通孔検出手段としてパンチ孔検出光学センサ3
3を設け、前記制御回路21はECR2から貫通孔検出
命令が来ると搬送モータ駆動回路23を制御して搬送モ
ータ24を駆動させ磁気カードを搬送させつつ前記光学
センサ33に貫通孔の検出動作を行わせ、かつ貫通孔を
検出するとその位置を保存させるようになっている。
また磁気カードに形成された貫通孔を磁気的に検出する
第2の貫通孔検出手段として貫通孔検出用磁気ヘッド3
4を設け、前記制御回路21はECR2から貫通孔検出
命令が来ると搬送モータ駆動回路23を制御して搬送モ
ータ24を駆動させ磁気カードを搬送させつつ前記貫通
孔検出用磁気ヘッド34の再生コイル34bと磁気ヘッ
ド再生回路35によって貫通孔の検出動作を行わせ、か
つ貫通孔を検出するとその位置を保存させるようになっ
ている。
なお、前記制御回路21は磁気ヘッド記録回路36を制
御し前記貫通孔検出用磁気ヘッド34の記録コイル34
aにより貫通孔を形成する磁気カードの磁性膜上に予め
一定の信号を磁気記録するようになっている。
また前記カード位置検出手段30によるカード位置の検
出は例えば搬送モータ24の回転速度を一定にしてその
動作時間により行う。
さらに前記制御回路21は前記キーボード5を制御して
キー信号の取り込みを行うとともに表示駆動回路37を
制御してメツセージ等の情報を前記表示器6に表示させ
るようになっている。
第3図は磁気カード38の平面図、第4図は第3図のX
−X線に沿う断面図で、この磁気カード38は紙又はポ
リエチレンテレフタレート等のブスチックの基板38a
に金額等の価値情報、発行年月日情報、貫通孔の数及び
位置情報等の各種情報を磁気記録するための第1の磁性
膜38bを設けるとともに貫通孔38dを形成する位置
に第2の磁性膜38cを設けている。
なお、第1の磁性膜38bと第2の磁性膜38cは共通
の磁性膜であってもよい。すなわち基板38aの全面に
磁性膜を形成し、その磁性膜の上に情報を磁気記録する
とともに貫通孔38dを形成するようにしてもよい。
そして前記第1の磁性膜38bに対する情報の磁気記録
及び再生を前記データ用磁気ヘッド27で行い、また前
記第2の磁性膜38cに対する一定信号の磁気記録及び
再生、さらには第2の磁性膜38cの上に形成された貫
通孔38dの磁気的検出を前記貫通孔検出用磁気ヘッド
34で行い、かつ前記第2の磁性膜38cの上に形成さ
れた貫通孔38dの光学的検出を前記光学センサ33で
行うようになっている。前記光学センサ33は例えば発
光素子33aと受光素子33bを所定の距離を隔てて対
向配置してなる光透過式のセンサを使用している。
そして前記制御回路21は例えば第5図に示すカードの
正当性チエツクを行うようにプログラム設定されている
すなわち磁気カード挿入口4に磁気カード38が挿入さ
れ、キーボード5のスタートキースイ・ソチ5aが操作
されると、搬送モータ駆動回路23が制御されて搬送モ
ータ24が動作され磁気カード38が搬送される。
そしてデータ用磁気ヘッド27の再生コイル27b1磁
気ヘッド再生回路28及び復調回路29を介して第1の
磁性膜38bに磁気記録されている情報が再生される。
そして再生された情報のうち貫通孔の数及び位置の情報
Aを得る。またパンチ孔検出光学センサ33により貫通
孔38dの検出が行われ貫通孔の数及び位置の情報Bを
得る。さらに貫通孔検出用磁気ヘッド34の再生コイル
34b及び磁気ヘッド再生回路35を介して第2の磁性
膜38Cに磁気記録されている信号の読取りにより貫通
孔38dの検出が行われ貫通孔の数及び位置の情報Cを
得る。
そして先ず情報BとCを比較する。その結果不一致が検
出されると貫通孔異常を判定する。また一致していれば
続いて情報AとBを比較する。その結果不一致が検出さ
れると記録情報異常を判定する。また一致していればカ
ードの正当性を判定する。
このような構成の本実施例においてはデータ用磁気ヘッ
ド27の再生コイル27b1磁気へ・ソド再生回路28
及び復調回路29を使用して第1の磁性膜38bから磁
気記録された貫通孔の数及び位置の情報Aを再生する。
またノくンチ孔検出光学センサ33を使用して第2の磁
性膜38cの上1こ形成された貫通孔38dを光学的に
検出して貫通孔の数及び位置の情報Bを得る。さらに貫
通孔検出用磁気ヘッド34の再生コイル34b及び磁気
ヘッド再生回路35を使用して第2の磁性膜38cの上
に形成された貫通孔38dを磁気的に検出して貫通孔の
数及び位置の情報Cを得る。
そしてこれらの情報A、B、Cを照合してカードが正当
であるか、記録情報に異常があるかそれとも貫通孔に異
常があるかを判定する。
すなわち各情報A、B、Cがすべて一致していれば磁気
カード38は正常であると判定される。
また情報BとCが不一致であれば貫通孔異常と判定され
る。これは例えば貫通孔が不透明な膜で塞がれていた場
合、磁気的には正確な貫通孔検出ができるが光学的には
正確な貫通孔検出ができなくなる。従ってこの場合は貫
通孔異常と判定される。また第2の磁性膜38cに傷等
があると光学的には正確な貫通孔検出ができるが磁気的
には正確な貫通孔検出ができなくなる。従ってこの場合
も貫通孔異常と判定される。このように貫通孔38dを
光学的検出と磁気的検出の両方で検出することにより貫
通孔検出がより確実となる。
さらに情報BとCが一致しているにもかかわらず情報A
とBが不一致のときは、貫通孔の検出は正確であるが第
1の磁性膜38bに磁気記録された情報Aに異常があり
、従って第1の磁性膜38bに磁気記録されている情報
に異常があることが判定される。
このように磁気カード38が正当か否かの判定は勿論、
異常と判定された場合でもその異常が貫通孔の異常か磁
気記録された情報の異常かの判定が確実にできる。
次に本発明の他の実施例を図面を参照して説明する。
これは第1図において制御回路21に点線で示すように
暗号化手段40を設ける。そして第6図に示すように磁
気カード38の第1の磁性膜38bに対して価値情報、
貫通孔の数及び位置のカード情報aを磁気記録する場合
にそのカード情報aを前記暗号化手段40で演算暗号化
して認証子すを生成し、もとのカード情報aと認証子す
を合成して磁気記録する。
例えば価値情報が5,000円、貫通孔の数が2個、位
置が3と5であった場合、各桁の数値を加算して10の
剰余を取る暗号化を行うとすると、(5+0+0+D+
2+3+5)sodlO−15modlO−5となる。
従って認証子を「5」としてカード情報aとともに磁気
記録することになる。
なお、暗号化する方法としてはこれに限定されるもので
はなく、各種の方法が適用できる。
また磁気カード38の第1の磁性膜38bから情報を再
生するときは再生したカード情報aを前記暗号化手段4
0で演算暗号化して認証子すを生成するとともにに第1
の磁性膜38bに磁気記録されている認証子すも再生し
、再生した認証子すと生成された認証子すを照合する。
これにより磁気記録された情報の正当性を判定する。
そして前記制御回路21は第7図に示すカードの正当性
チエツクを行うようにプログラム設定されている。
すなわち磁気カード挿入口4に磁気カード38が挿入さ
れ、キーボード5のスタートキースイッチ5aが操作さ
れると、搬送モータ駆動回路23が制御されて搬送モー
タ24が動作され磁気カード38が搬送される。
そしてデータ用磁気ヘッド27の再生コイル27b1磁
気ヘッド再生回路28及び復調回路29を介して第1の
磁性膜38bに磁気記録されている情報が再生される。
そして再生された情報の正当性を判定する。この判定処
理は第6図に示すように認証子の一致、不一致判定によ
って行う。
そして不一致が判定されたときには記録情報の異常が判
定される。
また一致が判定されると記録情報の正当性が判定され、
従って貫通孔の数及び位置の情報Aも正当と判定される
またパンチ孔検出光学センサ33により貫通孔38dの
検出が行われ貫通孔の数及び位置の情報Bを得る。さら
に貫通孔検出用磁気ヘッド34の再生コイル34b及び
磁気ヘッド再生回路35を介して第2の磁性a 38 
cに磁気記録されている信号の読取りにより貫通孔38
dの検出が行われ貫通孔の数及び位置の情報Cを得る。
そして先ず情報BとCを比較する。その結果不一致が検
出されると貫通孔異常を判定する。また一致していれば
続いて情報AとBを比較する。その結果不一致が検出さ
れると記録情報異常を判定する。また一致していればカ
ードの正当性を判定する。
このように情報の磁気記録時に暗号化手段40によって
認証子すを生成し、情報とともにその生成された認証子
すも第1の磁性膜38bに磁気記録し、再生時には再生
された情報を暗号化手段40によって演算暗号化して認
証子すを生成するとともに磁気記録されている認証子す
を再生し、その両方の認証子の一致を検出して記録情報
の正当性を判定するようにしているので、磁気情報が改
ざんされた場合にそれをより確実に検出することができ
る。換言すればカードのセキュリティをさらに向上させ
ることができる。
なお、本実施例においても磁気カード38の正当性の判
定、及び異常判定された場合の異常が貫通孔の異常か磁
気記録された情報の異常かの判定が確実にできるもので
ある。
また他の実施例では前記制御回路21は第8図に示すカ
ードの正当性チエツクを行うようにプログラム設定され
ている。
すなわち磁気カード挿入口4に磁気カード38が挿入さ
れ、キーボード5のスタートキースイッチ5aが操作さ
れると、搬送モータ駆動回路23が制御されて搬送モー
タ24が動作され磁気カード38が搬送される。
そしてデータ用磁気ヘッド27の再生コイル27b1磁
気ヘッド再生回路28及び復調回路29を介して第1の
磁性膜38bに磁気記録されている情報が再生される。
そして再生された情報の正当性を判定する。この判定処
理は第6図に示すように認証子の一致、不一致判定によ
って行う。
そして不一致が判定されたときには記録情報の異常を判
定し、表示器6にメツセージで記録情報異常を表示を行
わせ、さらに搬送モータ駆動回路23を制御して搬送モ
ータ24を逆転させ磁気カード38をカード挿入口4か
ら排出させる。
また一致が判定されると記録情報の正当性を判定し、従
って貫通孔の数及び位置の情報Aも正当と判定する。続
いてパンチ孔検出光学センサ33により貫通孔38dの
検出が行われ貫通孔の数及び位置の情報Bを得る。さら
に貫通孔検出用磁気ヘッド34の再生コイル34b及び
磁気ヘッド再生回路35を介して第2の磁性膜38cに
磁気記録されている信号の読取りにより貫通孔38dの
検出が行われ貫通孔の数及び位置の情報Cを得る。
そして先ず情報BとCを比較する。その結果不一致が検
出されると貫通孔異常を判定する。そして表示器6にメ
ツセージで貫通孔異常を表示を行わせ、さらに搬送モー
タ駆動回路23を制御して搬送モータ24を逆転させ磁
気カード38をカード挿入口4から排出させる。
また情報BとCが一致していれば続いて情報AとBを比
較する。その結果不一致が検出されると2己録情報異常
を判定する。そして表示器6にメツセージで記録情報異
常を表示を行わせ、さらに搬送モータ駆動回路23を制
御して搬送モータ24を逆転させ磁気カード38をカー
ド挿入口4から排出させる。
また一致していればカードの正当性を判定する。
続いてECR2からのカード残額受信処理を行う。これ
は先ず再生された価値情報をインターフェース22を介
してECR2に送信する。ECR2では今回登録された
金額と受信したカード残額に基づいて新たなカード残額
を算出し磁気記録再生装置1に送信する。これにより制
御回路21は新たなカード残額に基づいて搬送モータ2
4を動作させ、パンチ孔形成機構が新たなカード残額に
対応した磁気カード38の位置に到達すると搬送モータ
24の動作を停止させてソレノイド駆動回路31を制御
しパンチ孔形成ソレノイド32を動作させる。こうして
貫通孔形成処理を行う。
続いてパンチ孔検出光学センサ33によって貫通孔形成
後の貫通孔検出を行なわせる。こうして新たな貫通孔の
数及び位置の情報B′が得られる。
そしてこの情報B′を制御回路21内にある情報と比較
して情報B′の正当性を判定する。
その結果正当性が判定されると暗号化手段40によって
認証子の生成が行われる。
また不当性が判定されると、貫通孔形成異常を判定し、
表示器6にメツセージで貫通孔形成の異常表示を行わせ
、さらに搬送モータ駆動回路23を制御して搬送モータ
24を逆転させ磁気カード38をカード挿入口4から排
出させる。
正当性が判定され暗号化手段40によって認証子の生成
が行われると続いて変調回路25、磁気ヘッド記録回路
26、データ用磁気ヘッド27の動作により新たな記録
情報A′の磁気カード38の第1の磁性膜38bに対す
る磁気記録が行われる。続いてデータ用磁気ヘッド27
、磁気ヘッド再生回路28、復調回路29の動作により
今磁気記録された情報が再生されて制御回路21内にあ
る情報と照合される。
そして両情報が一致すれば情報A′が正当であり磁気カ
ード38が正当であると判定する。そして搬送モータ駆
動回路23を制御して搬送モータ24を逆転させ磁気カ
ード38をカード挿入口4から排出させる。
また両情報が一致しなければ記録情報の異常を判定し、
表示器6にメツセージで記録情報の異常表示を行わせ、
さらに搬送モータ駆動回路23を制御して搬送モータ2
4を逆転させ磁気カード38をカード挿入口4から排出
させる。
そしてこの一連の処理において、情報Bと情報Cが不一
致で貫通孔異常と判定されて磁気カード38が排出され
た場合は、制御回路21はさらに第9図に示す強制情報
記録処理を許可するようになっている。
すなわち排出された磁気カード38をオペークが目視に
より傷や折れ曲がりを確認し不一致の原因がこの傷や折
れ曲がりであると判断すると、キーボード5の強制エン
コードキースイッチ5bを操作する。
これにより制御回路21はECR2からのカード残額受
信処理を行う。これは先ず再生された価値情報をインタ
ーフェース22を介してECR2に送信する。ECR2
では今回登録された金額と受信したカード残額に基づい
て新たなカード残額を算出し磁気記録再生装置1に送信
する。これにより制御回路21は新たなカード残額を受
取る。
そしてカード挿入口4に対する磁気カード38の再挿入
に待機する。この状態でカード挿入口4に磁気カード3
8が再挿入されると、制御回路21は新たなカード残額
に基づいて搬送モータ24を動作させ、パンチ孔形成機
構が新たなカード残額に対応した磁気カード38の位置
に到達すると搬送モータ24の動作を停止させてソレノ
イド駆動回路31を制御しパンチ孔形成ソレノイド32
を動作させる。こうして貫通孔形成処理を行う。
続いてパンチ孔検出光学センサ33によって貫通孔形成
後の貫通孔検出を行なわせる。こうして新たな貫通孔の
数及び位置の情報B′が得られる。
そしてこの情報B′を制御回路21内にある情報と比較
して情報B′の正当性を判定する。
その結果正当性が判定されると貫通孔検出用磁気ヘッド
34の再生コイル34b及び磁気ヘッド再生回路35に
より検出した誤った貫通孔の数及び位置の情報C′をそ
のまま使用して暗号化手段40によって認証子の生成を
行う。
また不当性が判定されると、貫通孔形成異常を判定し、
表示器6にメツセージで貫通孔形成の異常表示を行わせ
、さらに搬送モータ駆動回路23を制御して搬送モータ
24を逆転させ磁気カード38を力〒ド挿入口4から排
出させる。
正当性が判定され、誤った貫通孔の数及び位置の情報C
′に基づいて暗号化手段40により認証子の生成が行わ
れると続いて変調回路25、磁気ヘッド記録回路26、
データ用磁気へ、ソド27の動作により新たな記録情報
A′の磁気カード38の第1の磁性膜38bに対する磁
気記録か行われる。続いてデータ用磁気ヘッド27、磁
気ヘッド再生回路28、復調回路29の動作により今磁
気記録された情報が再生されて制御回路21内にある情
報と照合される。
そして両情報か一致すれば情報A′が正当であり磁気カ
ード38が正当であると判定する。そして搬送モータ駆
動回路23を制御して搬送モータ24を逆転させ磁気カ
ード38をカード挿入口4から排出させる。
また両情報が一致しなければ記録情報の異常を判定し、
表示器6にメツセージで記録情報の異常表示を行わせ、
さらに搬送モータ駆動回路23を制御して搬送モータ2
4を逆転させ磁気カード38をカード挿入口4から排出
させる。
このような構成の本実施例においては、磁気記録情報を
再生して得た貫通孔の数及び位置の情報Aとパンチ孔検
出光学センサ33により貫通孔38dを検出して得た貫
通孔の数及び位置の情報Bと貫通孔検出用磁気ヘッド3
4により貫通孔38dを検出して得た貫通孔の数及び位
置の情報Cとを照合してカードの正当性が判定されると
再生された価値情報とECR2における商品登録に基づ
く価値情報とから新たなカード残額の価値情報が求めら
れ、その新たな価値情報に基づいて新たな貫通孔が形成
されるととともに新たな価値情報が磁気記録される。
またパンチ孔検出光学センサ33により検出された貫通
孔の数及び位置の情報Bと貫通孔検出用磁気ヘッド34
により検出された貫通孔の数及び位置の情報Cが一致し
ていなければ貫通孔異常として磁気カードは排出される
このときオペレータが磁気カードを目視して貫通孔に異
常が無いことを確認し、かつ例えば第2の磁性膜38c
の上に傷等があってこれが貫通孔異常の原因であると判
断したときには磁気カードは本来は異常でないと判断し
て強制エンコードキースイッチ5bを操作する。
そしてカード挿入口4にその磁気カードを再挿入するこ
とによって貫通孔検出用磁気ヘッド34が検出した誤っ
た貫通孔の数及び位置の情報をもとに暗号化により認証
子を生成して記録情報A′を第1の磁性膜38bに記録
して磁気カードを有効として扱う。
このように磁気カードに傷や折り目等があって一旦貫通
孔異常と判定されても磁気カードを目視で点検して異常
がなければ、強制エンコードキースイッチ5bを操作し
貫通孔検出用磁気ヘッド34が傷や折り目等のために検
出した誤った貫通孔の数及び位置の情報をそのまま有効
データとして扱い磁気カードを有効にしているので、磁
気カードが偽造以外の原因で貫通孔異常と判定された場
合にはそのカードを有効にでき実用性を向上できる。
またさらに別の実施例では前記制御回路21は第10図
に示すカードの正当性チエツクを行うようにプログラム
設定されている。
これは磁気カード挿入口4に磁気カード38が挿入され
、キーボード5のスタートキースイッチ5aが操作され
ると、搬送モータ駆動回路23が制御されて搬送モータ
24が動作され磁気カード38が搬送される。
そしてデータ用磁気ヘッド27の再生コイル27b、磁
気ヘッド再生回路28及び復調回路29を介して第1の
磁性膜38bに磁気記録されている情報が再生される。
そして再生された情報の正当性を第6図に示すように認
証子の一致、不一致によって判定する。
そして不一致が判定されたときには記録情報の異常を判
定し、表示器6にメツセージで記録情報異常を表示を行
わせ、さらに搬送モータ駆動回路23を制御して搬送モ
ータ24を逆転させ磁気カード38をカード挿入口4か
ら排出させる。
また一致が判定されると記録情報の正当性を判定し、従
って貫通孔の数及び位置の情報Aも正当と判定する。続
いてパンチ孔検出光学センサ33により貫通孔38dの
検出が行われ貫通孔の数及び位置の情報Bを得る。
そして情報AとBを比較する。その結果不一致が検出さ
れると続いて磁気ヘッド再生回路35を介して第2の磁
性膜38cに磁気記録されている信号の読取りにより貫
通孔38dの検出が行われ貫通孔の数及び位置の情報C
を得る。
そして情報BとCを比較する。その結果不一致が検出さ
れると貫通孔異常を判定する。そして表示器6にメツセ
ージで貫通孔異常を表示を行わせ、さらに搬送モータ駆
動回路23を制御して搬送モータ24を逆転させ磁気カ
ード38をカード挿入口4から排出させる。また一致が
検出されると記録情報異常を判定する。そして表示器6
にメツセージで記録情報異常を表示を行わせ、さらに搬
送モータ駆動回路23を制御して搬送モータ24を逆転
させ磁気カード38をカード挿入口4から排出させる。
また前記情報Aと情報Bの比較において一致が判定され
ると、カードの正当性を判定する。
以下の処理は第8図において情報Aと情報Bの比較にお
いて一致が判定されカードの正当性が判定された後の処
理と同様である。
このような構成の本実施例においては、磁気カードの正
当性の判定を磁気記録情報を再生して得た貫通孔の数及
び位置の情報Aとパンチ孔検出光学センサ33により貫
通孔38dを検出して得た貫通孔の数及び位置の情報B
の比較のみで行う。
これによりカードの正当性の判定処理時間を短縮できる
そして情報AとBが不一致のとき貫通孔検出用磁気ヘッ
ド34により貫通孔38dを検出して貫通孔の数及び位
置の情報Cを得、その情報Cと情報Bとを比較して異常
が貫通孔か記録情報かを判定する。
なお、前記実施例では第1の貫通孔検出手段として透過
光を検出する方式のパンチ孔検出光学センサを使用した
が必ずしもこれに限定されるものではなく、反射光を検
出するフォトリフレクタからなるパンチ孔検出光学セン
サを使用したものであってもよい。
また、前記実施例では第2の貫通孔検出手段として一定
信号を磁気記録及び再生して貫通孔を磁気的に検出する
ものを使用したが必ずしもこれに限定されるものではな
く、直流バイアス印加しつつその再生信号を検出して貫
通孔を磁気的に検出するものであってもよい。
また異常検出の報知を表示器のみでなくブザー等音を発
する手段を併用してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように請求項(1)対応の発明によれば、
磁気カードに形成された貫通孔を光学的に読取るととも
に磁気的にも読取り、従って貫通孔の検出をより確実に
できる磁気記録再生装置を提供できるものである。
また請求項(2)対応の発明によれば、少なくとも価値
情報とともに貫通孔の数及び位置の情報を磁気記録し、
再生時に磁気記録された貫通孔の数及び位置の再生情報
と磁気カードに形成された貫通孔を光学的及び磁気的に
読取って得られる情報の3つの情報の照合を行ってカー
ドの正当性を判定することにより、貫通孔の検出をより
確実にできるとともに、異常があった場合にその異常が
磁気記録された情報の異常なのか貫通孔の異常なのかを
確実に検出できる磁気記録再生装置を使用したカードの
照合方法を提供できるものである。
また請求項(3)対応の発明によれば、さらに磁気カー
ドに少なくとも価値情報、貫通孔の数及び位置の情報を
磁気記録するとともにそれら価値情報、貫通孔の数及び
位置の情報を演算暗号化して得られる認証子を記録し、
再生時に磁気記録された価値情報、貫通孔の数及び位置
の情報を演算暗号化して認証子を生成し、その認証子と
磁気記録されている認証子を照合して記録情報の正当性
を判定するようにしているので、磁気記録情報の改ざん
をより確実に検出でき、カードのセキュリティをさらに
向上できる磁気記録再生装置を使用したカードの照合方
法を提供できるものである。
さらに請求項(4)対応の発明によれば、磁気カードに
形成された貫通孔を光学的に読取るとともに磁気的にも
読取り、従って貫通孔の検出をより確実にでき、また貫
通孔の磁気的読取りに例えば折り曲げや傷等のために誤
りが発生してもその磁気カードを強制的に正当カードと
して処理でき、実用性を向上できる磁気記録再生装置を
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図はブロック図、第2図は外観を示す斜視図、第3図
及び第4図は磁気カードの構成及び磁気カードと各磁気
ヘッド、光学センサとの位置関係を示す図、第5図は制
御回路による要部制御及び処理を示す流れ図、第6図乃
至第10図は本発明の他の実施例を示すもので、第6図
は機能ブロック図、第7図〜第10図は制御回路による
要部制御及び処理を示す流れ図である。 1・・・磁気記録再生装置、 4・・・磁気カード挿入口、 5・・・キーボード、 6・・・表示器、 21・・・制御回路、 27・・・データ用磁気ヘッド、 32・・・パンチ孔形成ソレノイド、 33・・・パンチ孔検出光学センサ、 34・・・貫通孔検出用磁気ヘッド、 40・・・暗号化手段。 3b 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板に磁性膜を形成した磁気カードの前記磁性膜
    に対して少なくとも価値情報を磁気記録再生する磁気記
    録再生装置において、前記磁気カードは、前記磁性膜上
    又はその磁性膜とは異なる別の磁性膜上に前記磁性膜に
    記録された価値情報に応じて1又は複数の貫通孔を形成
    し、装置本体は、前記貫通孔の有無を光学的に検出する
    第1の貫通孔検出手段と、この貫通孔の有無を磁気的に
    検出する第2の貫通孔検出手段を設けたことを特徴とす
    る磁気記録再生装置。
  2. (2)基板に磁性膜を形成した磁気カードの前記磁性膜
    に対して少なくとも価値情報を磁気記録再生する磁気記
    録再生装置において、前記磁気カードは、前記磁性膜上
    又はその磁性膜とは異なる別の磁性膜上に前記磁性膜に
    記録された価値情報に応じて1又は複数の貫通孔を形成
    し、装置本体は、前記貫通孔の有無を光学的に検出する
    第1の貫通孔検出手段と、この貫通孔の有無を磁気的に
    検出する第2の貫通孔検出手段を設け、記録時価値情報
    が記録される前記磁性膜に少なくとも価値情報とともに
    貫通孔の数及び位置の情報を記録し、再生時磁気カード
    から再生される貫通孔の数及び位置の情報と、前記第1
    の貫通孔検出手段及び第2の貫通孔検出手段から得られ
    る貫通孔の数及び位置の情報をそれぞれ照合することに
    よりカードの正当性を判定することを特徴とする磁気記
    録再生装置を使用したカードの照合方法。
  3. (3)基板に磁性膜を形成した磁気カードの前記磁性膜
    に対して少なくとも価値情報を磁気記録再生する磁気記
    録再生装置において、前記磁気カードは、前記磁性膜上
    又はその磁性膜とは異なる別の磁性膜上に前記磁性膜に
    記録された価値情報に応じて1又は複数の貫通孔を形成
    し、装置本体は、前記貫通孔の有無を光学的に検出する
    第1の貫通孔検出手段と、この貫通孔の有無を磁気的に
    検出する第2の貫通孔検出手段と、少なくとも価値情報
    、貫通孔の数及び位置の情報を演算暗号化して得られる
    認証子を生成する暗号化手段を設け、記録時価値情報が
    記録される前記磁性膜に少なくとも価値情報、貫通孔の
    数及び位置の情報並びにこれらの情報をもとに前記暗号
    化手段により生成される認証子を記録し、再生時磁気カ
    ードの磁性膜に記録された認証子と、同じく磁気カード
    の磁性膜に記録された少なくとも価値情報、貫通孔の数
    及び位置の情報をもとに前記暗号化手段により生成され
    る認証子とを比較して記録情報の正当性を判定し、正当
    性を判定したときは磁気カードから再生された貫通孔の
    数及び位置の情報と、前記第1の貫通孔検出手段及び第
    2の貫通孔検出手段から得られる貫通孔の数及び位置の
    情報をそれぞれ照合することによりカードの正当性を判
    定することを特徴とする磁気記録再生装置を使用したカ
    ードの照合方法。
  4. (4)基板に磁性膜を形成した磁気カードの前記磁性膜
    に対して少なくとも価値情報を磁気記録再生する磁気記
    録再生装置において、前記磁気カードは、前記磁性膜上
    又はその磁性膜とは異なる別の磁性膜上に前記磁性膜に
    記録された価値情報に応じて1又は複数の貫通孔を形成
    し、装置本体は、前記貫通孔の有無を光学的に検出する
    第1の貫通孔検出手段と、この貫通孔の有無を磁気的に
    検出する第2の貫通孔検出手段と、前記価値情報を磁気
    記録した磁性膜に形成された貫通孔の数及び位置の情報
    を磁気記録する記録手段と、前記磁気カードから再生さ
    れる貫通孔の数及び位置の情報と前記第1の貫通孔検出
    手段から得られる貫通孔の数及び位置の情報が一致して
    いるとき、前記第1の貫通孔検出手段から得られる貫通
    孔の数及び位置の情報と前記第2の貫通孔検出手段から
    得られる貫通孔の数及び位置の情報を比較する比較手段
    と、この比較手段の比較により両情報が不一致のとき前
    記磁気カードに前記第2の貫通孔検出手段から得られる
    貫通孔の数及び位置の情報を前記記録手段により磁気記
    録させる制御手段を設けたことを特徴とする磁気記録再
    生装置。
JP2097709A 1990-04-16 1990-04-16 磁気記録再生装置及びその装置を使用したカードの照合方法 Pending JPH03296892A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2097709A JPH03296892A (ja) 1990-04-16 1990-04-16 磁気記録再生装置及びその装置を使用したカードの照合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2097709A JPH03296892A (ja) 1990-04-16 1990-04-16 磁気記録再生装置及びその装置を使用したカードの照合方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03296892A true JPH03296892A (ja) 1991-12-27

Family

ID=14199440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2097709A Pending JPH03296892A (ja) 1990-04-16 1990-04-16 磁気記録再生装置及びその装置を使用したカードの照合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03296892A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0187448B1 (en) Authenticator, processor and method for verification of document substance and content
KR100265473B1 (ko) 위조신용카드,억세스배지,전자회계등의악용방지방법및수단
US4629873A (en) Method and means for producing and analyzing secret identifying code marks in machine-scanned data carriers
JPS6031671A (ja) Idカ−ド読取り,書込み装置
US4686527A (en) Verification system for document substance and content
JPS60254371A (ja) 磁気カ−ドを用いた取引処理装置
JPH0776981B2 (ja) カード型記録媒体の記録再生装置及びその不正使用防止方法
JP2001092787A (ja) カード認証システム、カード媒体及びカード認証方法
JPH03296892A (ja) 磁気記録再生装置及びその装置を使用したカードの照合方法
JP2000076387A (ja) 磁気カードリーダライタ
JP2968144B2 (ja) 自動取引装置
KR20000015454A (ko) 위조 및 변조방지기능을 갖는 정보저장카드의 판독/기록장치
JPH0827883B2 (ja) 磁気カ−ドおよびそのための磁気記録再生方法および装置
JP2508472B2 (ja) カ−ドの真偽判定方法
JP4139759B2 (ja) 磁気記録媒体の認証
JPS6158092A (ja) 磁気カ−ドの記録内容チエツク装置
JP2002189987A (ja) 磁気カード読取装置
JPH1021354A (ja) カード不正使用防止装置及び方法
JPH04294482A (ja) 手動式磁気カード読取装置
JP2553770B2 (ja) カ−ドおよびカ−ド処理装置
JPH02309491A (ja) 金券カードのデータ処理方法及びデータ処理装置
JP3200726B2 (ja) カードリーダ・ライタ及びカード処理装置
JPS61132389A (ja) 磁気カ−ド
JPH0410092A (ja) 情報記録再生装置
JPH05342429A (ja) カードリーダライタ