JPH03296619A - ロータリー式アブソリュートエンコーダ - Google Patents

ロータリー式アブソリュートエンコーダ

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JPH03296619A
JPH03296619A JP2099603A JP9960390A JPH03296619A JP H03296619 A JPH03296619 A JP H03296619A JP 2099603 A JP2099603 A JP 2099603A JP 9960390 A JP9960390 A JP 9960390A JP H03296619 A JPH03296619 A JP H03296619A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロータリー式アブソリニーエンコーダに関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種のアブソリュートエンゴーダとしては、例
えば「特開平1−318920号公報」に示すように、
光学式、磁気式のものが知られている。
この公報によれば、アブソリュートパターンを有する第
1のトラックと、同トラックのアブソリュートパターン
の反転パターンを有する第2のトラックとを設けた符号
板と、前記アブソリュートパターンおよび反転パターン
の夫々を読み取る第1、第2検出器と、該両検出器の各
検出出力の差動をとる差動回路とを備えたアブソリュー
トエンコーダが示されている。
そして、前記第1と第2の二つの検出器によって前記ア
ブソリュートパターンと前記反転パターンとが同期して
読み取られ、両検出器からは互いに相補的な振幅変化を
する同期した検出信号が圧力される。これら雨検出出力
は差動回路によって差動をとられ、差動回路の出力端に
立ち上がり、立ち下がりのシャープなほぼ矩形波状の信
号が得られる。この差動回路の出力信号はコンパレータ
などで整形され、そのためにエンコーダ出力としての正
確な矩形波信号を得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の公報に示されているアブソリュートエンコーダに
於いて、前記符号板には、アブソリュートパターンを有
する第1のトラックと、アブソリュートパターンの反転
パターンを有する第2のトラックとからなる2つのトラ
ックパターンが設けられているが、そのパターンが2つ
も要いると、夫々の幅などの大きさにより、符号板の小
型化ができないという問題点が生じてしまう。
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、符
号板の小型化を図ると共に、出力に誤りのないアブソリ
ュートエンコーダを得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記問題点を解決するために、本発明は、2種の、互い
に反転する夫々の読取領域を回転中心周りの円周方向に
沿って多数並設し、該多数の前記領域により円周状のア
ブソリュートパターンを設けた回転板と; この回転板に対して前記パターンの円周方向に相対移動
可能に設け、前記領域を読取るための検出器と; を備えたロータリー式アブソリュートエンコーダに於い
て、 前記アブソリュートパターンを一つのトラックパターン
とすると共に、そのパターンに位置する前記多数の読取
領域は、前記回転板の回転中心を介して対峙する夫々の
読取領域が互いに反転するように設けられ、 また前記検出器として、前記対峙の一方の読取領域を読
み取るための第1の検出器と、他方の読取領域を読み取
るための第2の検出器とを設け、更に前記両検出器の各
検出出力の差動をとるための差動回路を備えたことを技
術的要点としている。
〔作用〕
符号板すなわち回転板に形成される円周状のアブソリュ
ートパターンは一つだけのトラックパターンとなり、そ
のために符号板の小型化を図ることができる。また、前
記トラックパターンに、前述の如く符号板の回転中心を
介して対峙する夫々の読取領域が互いに反転するように
、前記多数の読取領域を並設して、その並設により円周
状のアブソリュートパターンを形成し、前記対峙の一方
の読取領域を読み取るための前記第1の検出器と、前記
一方の読取領域に反転する他方の読取領域を読み取るた
めの前記第2の検出器とを設けたために、夫々の検出器
によって前記対峙の各読取領域を同時に読み取ることが
でき、両検出器からは互いに相補的な振幅変化をする同
期した検出信号が出力される。これら両検出器は前記差
動回路によって差動をとられ、差動回路の出力端に立ち
上がり・立ち下がりのシャープなほぼ矩形波状の信号が
得られる。そのために差動回路の出力信号はコンパレー
タなどで整形され、エンコーダ出力としての正確な矩形
波信号を得ることができる。
従って、前記符号板の小型化を図ると共に、出力に誤り
のないアブソリュートエンコーダを得ることができる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の実施例に係るロータリー式アブソリ
ュートエンコーダの概略上面図で、光学式の実施例を示
している。
同図に於いて、回転板として使用される符号板1には、
その回転中心の周りに多数の透明領域2aおよび遮光領
域2bが並設されており、この並設により円周状のアブ
ソリュートパターン2が形成される。アブソリュートパ
ターン2は円周を14に分割し、各分割領域を透明領域
2aあるいは遮光領域2bにして形成されるのであるが
、図示の如く回転中心を介して対峙する夫々の領域が反
転するように、また符号板1の一回転に渡って、同じ組
合せのアブソリュートコードが生じないようにするため
に、各領域を並設しており、透明領域2aを「l」で、
遮光領域2bを「0」で表せば、アブソリュートコード
は、図中の3時の位置から時計方向に、 rollllooloooollJ ということになる。
また図示の如(、連続する4つの透過領域には、その下
方(紙面の下方)に、4個の受光素子3a、4a、5a
、8aが配設されており、また回転中心を介して前記4
つの透過領域の夫々と対峙する4つの遮光領域には、そ
の下方に4個の受光素子3b、4b、5b、9bが配設
されている。この紙面の上方には、前記領域を介して各
受光素子と対峙する不図示の各光源が配設されている。
このような構造であるから、8つの光源と8つの受光素
子3a−Ga、3b〜8bとに対して符号板1を前記中
心の周りに回転させると、受光素子3a〜Ga、3b−
8bからは、対応する光源との間にアブソリュートパタ
ーン2の透明領域2aがあるか、遮光領域2bがあるか
によってレベルの異なる信号が得られる。
前記夫々の受光素子は、同図中の信号処理回路フに接続
され、各受光素子により、前記レベルの異なる夫々の信
号が信号処理回路フに入力される。
信号処理回路フの内部構造を第2図に示し、第1図中の
透過領域の一つに位置する受光素子3aと、回転中心を
介して同素子3aと対峙する受光素子3bとは、第2図
中のオペアンプ11a111bの夫々の反転入力端子に
接続されている。第1図中の回転中心を介して対峙する
夫々の受光素子4aと4b、5aとsbおよび8aと6
bの各組についても上述と同様であるので、ここでは、
受光素子3a、3bの組についてのみ説明する。
受光素子3a、3bは、その受光素子に位置する夫々の
前記領域が反転しているから、得られる検出出力は相補
的である。符号板10反時計方向の回転に伴って受光素
子3aの検出信号は第3図(a)の通りであり、他方の
受光素子3bの検出信号は第3図(b)の通りである。
これらの検出信号を、第2図に示す信号処理回路7の夫
々のオペアンプ11a、llbで各々増幅し、一方のオ
ペアンプ11aの出力端子には、第3図(e)に示すよ
うな信号が現れ、もう一方のオペアンプ11bの出力端
子には第3図(d)に示すような信号が現れる。両出力
端子に現れる信号を信号処理回路フの差動アンプ12に
入力して差動増幅すると、差動アンプ12の出力端子に
は、第3図(e)に示す通りのほぼ矩形波状の信号が得
られる。この信号のパルス立上がりと立下がりは、パル
ス幅に関係な(一定の急峻なものとなるので、この信号
をコンパレータ13によっである一定の比較レベルで矩
形波に変換し、回路)の出力端子14aには、第3図(
f)に示すような矩形波信号が得られる。同様にして、
第1図中の受光素子4aと4bの組、5aと5bの組、
8aと6bの組の夫々からの検出信号による矩形波信号
も第2図中のそれぞれの出力端子14b、14G、14
dに得られ、これによって4つの出力端子14a〜14
dから符号板1のπ/7ラジアンの回転角度毎に「0、
IJの組合せの異なる4桁の2進コ一ド信号を得ること
ができる。
前記4組の各受光素子からの検出信号によって信号処理
回路フの出力端子14a〜14dの夫々に現れる矩形波
信号を、第1図に対応させて図示すると、第4図の通り
である。この場合、夫々の受光素子に対して符号板1が
第1図中の反時計方向に回転しているものとする。この
実施例では、回転中心を介して対峙する位置に配設され
た4組の受光素子3a−3b、4a−4bS5a−5b
および$a−@bの各検出信号によって、出力端子14
a〜14dから符号板1の一回転に互って同じ「0、■
」の組合せのコード信号が生じないように、トラック2
上のアブソリュートパターンの配列(アブソリュートコ
ード)が定められ、このコードは、rloooollo
lllloo」 である。
従って出力端子14aを「2°J 、i4bを「21」
、14Cをr2”」、14dを「23」に割り当てると
、相対回転角度π/7ラジアン毎に異なる内容の4ビツ
トのアブソリュート信号が得られ、第4図には夫々のア
ブソリュート信号に対応する十人進数が下部に添え書き
されている。これから解るように、第4図の矩形波信号
をそのまま数値化すれば、16の十人進数となり、また
これは符号板1を一回転した場合に一箇所として同じ数
値となっておらず、従ってアブソリュートエンコーダが
構成されていることが解る。
以上は光学式の実施例を述べたが、次に磁気式の実施例
を1.第5図ないし第9図より説明する。
第5図に於いて、符号板1には、その回転中心の周りに
一つのトラックパターンが形成されており、このトラッ
クには、円周を14分割(1ビツト分がπ/7ラジアン
に相当)した14ビツトのアブソリュートパターンが着
磁ビット22a〜22Cと未着磁23a〜23Cによっ
て形成されている。4ビツトからなる着磁ビット22a
は回転中心を介して4ビツトの未着磁ビット23aと対
峙しており、同様に2ビツトの着磁ビット22bおよび
未着磁23b、1ビツトの着磁ビット22Cおよび未着
磁ビット23Cも回転軸心を介して互いに対峙している
。同図中の3時の位置から時計方向へ順にビット構成を
説明すると、未着磁23Cは単一の「0」ビット、着磁
ビット22aは連続した4つの「1」ビット、未着磁ビ
ット23bは連続した2つの「0」ビット、着磁ビット
22Cは単一の「l」ビット、未着磁ビット23aは連
続した4つの「0」ビット、着磁ビット22bは連続し
た2つの「1」ビットと現すことができ、従ってこのパ
ターンのアブソリュートコードは、 rOllllooloooollJ ということになる。
前記夫々の着磁ビット22a−22cは、1ビツトの長
さ寸法(角度範囲)をλ、着磁ビットのビット数をnと
するとき、トラック長手方向に(2n+1)個の交互に
極性の異なる着磁区画(S、N)を隣接配列して構成さ
れており、しかも磁場分布を対称的にするために、前記
配列の始端と終端の着磁区画のトラック長手方向長さ寸
法をλ/4に実質的に等しく、これらの間に挾まれた中
間の着磁区画のトラック長手方向の長さをλ/2に実質
的に等しくしている。例えば、着磁ビット22aはその
ビット数が4個(n = 4 )であるから合計9個の
着磁区画(NSNSNSNSN)が−列に並び、始端と
終端の二つの着磁区画(N、N)はトラック長手方向に
夫々λ/4の長さを、また中間の7個の着磁区画(SN
SNSNS)は夫々λ/2の長さを有している。ここで
、λは1ビツト分の長さ寸法であって、符号板1の円形
トラック上では、角度範囲にして360/ 14−25
.7度(π/7ラジアン)に相当する。
第5図中の符号板1の下方(この紙面の下方)には、第
6図に示すように、検出部民に4個ずつのMR素子セン
サ25 a −28aおよび25 b −21bが設け
られており、これらのセンサは第1図中の受光素子3a
〜6aおよび3b−Bbの夫々に相当している。このよ
うに各センサを設けた検出部Uは第6図中の鎖線の如く
符号板1と対置され、両者間の相対回転に伴って、セン
サ25a〜28aが着磁ビットによるアブソリュートパ
ターンを読み取ると共に、それと同期に回転中心を介し
て前記センサ25a〜28aと対峙する夫々のセンサ2
5b〜2Bbも着磁ビットによるアブソリュートパター
ンを読み取るものである。
同一トラック上での各MR素子センサ間の配置間隔はλ
またはその整数倍であればよく、第6図ではこの間隔は
丁度λにしである。夫々のMR素子センサについて、回
転中心を介して対峙する一方のMR素子センサ25aと
他方のセンサ2Sbとは、第7図の如く夫々の構成が示
されている。尚、同図には略称されているが、第6図中
の他のMR素子センサ26aと26b、27aと27b
および28aと28bの夫々も、上述の素子センサ2!
iaと2!5bと同様に構成されており、ここでは便宜
のために、素子センサ25aと25bの夫々の構成につ
いて説明する。
第7図に於いて、一方のMR素子センサ25aは、トラ
ック長手方向にλ/4の間隔をあけた二本の細かい並行
なMR素子25aい25a2から成り、他方のセンサ2
5bもトラック長手方向にλ/4の間隔をあけた二本の
細かい並行なMR素子25b1.25b2から成ってい
る。同図の如<MR素子25a、と2Sbzとを接続す
る夫々の間およびMR素子25a2と25b1とを接続
する夫々の間には、各接点(黒点)を経て電源端子29
a、29bが設けられ、さらにMR素子25a1と2S
b+とを接続する夫々の間およびMR素子25a2と2
Sb2とを接続する夫々の間には、各接点(黒点)を経
て出力端子30a、30bが設けられており、MR素子
25a1と25b+および21a2と25bzの両接続
バイアスで電流の向きが互いに逆になるように、電源端
子29a、29b間でブリッジ回路を形成し、その出力
端子3Qa、30b間に検出出力を生じるように構成し
ている。また、同図に示す着磁ビット22aの終端の着
磁区画22a1および着磁ビット22bの始端の着磁区
画22b1の、夫々の長さ寸法は、共に前記MR素子2
!ia、、25a6間または25b+、25b2間の間
隔寸法と同じλ/4であり、両着磁ビットのその他の中
間の着磁区画の長さ寸法はλ/2である。
MR素子は、水平磁場がかかると磁界の極性にこだわら
ず、その強度に応じて自身の電気抵抗値を低下させる。
従って検出板Uと符号板1との相対移動によって、前記
センサの出力端子30a、30bに生じる信号は次のよ
うになる。
図示のごとく符号板40反時計方向の回転に伴って、M
R素子25a1のところに第5図中の着磁ビット22a
から未着磁ビット23bに移行すると、MR素子2Sa
、に磁場がなくなると共に、着磁ビット22bによりM
R素子2!ib+に磁場がかかって出力端子30aの電
位が低下し、またMR素子25a2のところに磁場がな
くなると、他方のMR素子2!ibzに磁場がかかって
出力端子30bの電位が上昇する。さらに、MR素子2
5a、が着磁ビットの始端にかかると、その素子2S&
、に磁場が生じると共に、他方のMR素子2Sb+に磁
場がなくなって出力端子30aの電位が上昇し、またM
R素子25a、にも磁場がかかると、他方のMR素子2
!ibzに磁場がなくなって出力端子30bの電子が低
下する。
回転中心を介して対峙する前記夫々のビットは、反転の
ために相補的であり、また両センサ25a、25b共に
一対のMR素子間の間隔は前述よりλ/4であるので、
8カ端子30aと30bとでは振幅波形が丁度上下対称
となり、両出力間の位相のずれはλを360度とすると
、90度の位相差になる。
そして、MR素子センサ25aと25bとの組の一方の
出力端子30aは第8図に示す信号処理回路の入力端子
31aに接続され、他方の出力端子30bは入力端子3
′1bに接続されている。第8図は、前記検出器Uの検
出出力を処理するための信号処理回路の一例を示してお
り、MR素子センサ25aと2!5bとの組について例
示されているが、第6図中の他のMR素子センサの組に
ついても同様であるので、ここでは、MR素子センサ2
5aと2Sbとの組についてのみ説明する。
第6図中の一方のMR素子センサ25aにおいて、その
ところに位置する磁場パターンは第9図(a)に示す通
りであり、他方のMR素子センサ25bのところに位置
する磁場パターンは第9図(b)に示す通りである。こ
れをそれぞれλ/4の間隔をあけた二本のMR素子から
なるセンサ25a、25bで相対走査すると、第7図ま
たは第8図中の出力端子30aには第9図((Jに示す
ような脈流パルス状の信号が現れ、もう一方の出力端子
30bには第9図(d)に示すような相補的な脈流パル
ス状の信号が現れる。
両出力端子30a、30bに現れる信号を、第8図中の
差動アンプ32に入力して差動増幅すると、差動アンプ
32の出力端子33には第9図(e)に示す通りのほぼ
矩形波状の信号が得られる。この信号のパルス立ち上が
りと立ち下がりは、パルス幅に関係なく一定の急峻なも
のとなる。そこでこの信号を第8図中のコンパレータ舅
によって成る一定の比較レベルで矩形波状に変換すると
、信号処理回路の出力端子3!iaには第9図(f)に
示すような矩形波信号が得られる。
第6図に示す他のMR素子26aと26b、27aと2
7bおよび28aと28bの各組にも、上述と同様な信
号処理を施し、第8図示の信号処理回路の各出力端子3
58〜3Sdにより、前述と同様に符号板1のπ/7ラ
ジアンの回転角度毎に「0、l」の組合せの異なる4桁
の2進コ一ド信号を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上の本発明によれば、符号板すなわち回転板に円周状
のアブソリュートパターンを設けるとき、そのパターン
は一つだけのトラックパターンとなるために、符号板の
小型化を図ることができる。
また、前記トラックパターンに、前述の如く符号板の回
転中心を介して対峙する夫々の読取領域が互いに反転す
るように、前記多数の読取領域を並設して、その並設に
より円周状のアブソリュートパターンを形成し、前記対
峙の一方の読取領域を読み取るための前記第1の検出器
と、前記一方の読取領域に反転する他方の読取領域を読
み取るための前記第2の検出器と、前記両検出器の各検
出出力の差動をとるための差動回路とを備えたために、
両検出器の出力を経て差動回路の出力端に、個々の検出
器の検出信号のほぼ2倍のS/N比で急峻な立ち上がり
・立ち下がりのシャープな略矩形波状の信号が得られ、
その信号はコンパレータで整形されて同出力としての正
確な矩形波信号を得ることができる。
従って、前記符号板の小型化を図り、かつ出力に誤りの
ないアブンリュートエンコーダを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例(光学式)に係るロータリー
式アブソリュートエンコーダの概略上面図である。 第2図は、第1図中の信号処理回路の内部構成を示す回
路図である。 第3図(a)ないし第3図(f)は、第1図中の符号板
1に形成されたアブソリュートパターンの透明領域を透
過した光電信号と、前記信号処理回路の各部波形を示す
線図である。 第4図は、第1図示の実施例に係るアブソリュートパタ
ーンの最終出力波形を示す線図である。 第5図は、本発明の別の実施例(磁気式)に係るロータ
リー式アブソリュートエンコーダの符号板の上面図であ
る。 第6図は、第5図示の符号板に形成されたアブソリュー
トパターンを読み取るための多数の検出器を設けた検出
板の上面図である。 第7図は、第6図示の検出板1に設けたMRR子センサ
の構成を示す説明図である。 第8図は、第7図中のMRR子センサの検出出力を処理
するための信号処理回路の一例を示す回路図である。 第9図(a)ないし第9図げ)は、第5図示の符号板に
形成されたアブソリュートパターンの着磁ビットによる
磁場パターンと前記信号処理回路の各部波形を示す線図
である。 〔主要部分の符号の説明〕 1.4−・・・・・・−・・・符号板 2・・−・・−一−−−−−アブソリュートパターン2
a・・−・・・・・・・−透明領域 2b・・−・・・
・−・・・・遮光領域3 a=8 a、 3 b−8b
−−−−−−−受光素子ツー・−・・・−・・・信号処
理回路 22a、22b、22cm・・・・−・着磁ビット23
a、23b、23C・・・・・・・・・・未着磁ビット
25a−28a、2Sb−!8b −・ −MR素素子
セン出出願 人  株式会社 ニコン 代 理 人  渡辺 隆男 Ii3図 114図 KK5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 2種の、反転する夫々の読取領域を回転中心周りの円周
    方向に沿って多数並設し、該多数の前記領域により円周
    状のアブソリュートパターンを設けた回転板と; この回転板に対して前記パターンの円周方向に相対移動
    可能に設け、前記領域を読取るための検出器と; を備えたロータリー式アブソリュートエンコーダに於い
    て、 前記アブソリュートパターンを一つのトラックパターン
    とすると共に、そのパターンに位置する前記多数の読取
    領域は、前記回転板の回転中心を介して対峙する夫々の
    読取領域が互いに反転するように設けられ、 また前記検出器として、前記対峙の一方の読取領域を読
    み取るための第1の検出器と、他方の読取領域を読み取
    るための第2の検出器とを設け、更に前記両検出器の各
    検出出力の差動をとるための差動回路を備えたことを特
    徴とするロータリー式アブソリューエンコーダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19818654A1 (de) * 1998-04-25 1999-11-04 Hengstler Gmbh Sensoreinheit für Gebersysteme
JP2011141240A (ja) * 2010-01-08 2011-07-21 Nsk Ltd 回転軸用物理量測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE19818654A1 (de) * 1998-04-25 1999-11-04 Hengstler Gmbh Sensoreinheit für Gebersysteme
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