JPH03296192A - カードタイマ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、カードが投入されたとき、このカードが有し
ている金額的価値に応じた時間、機器を作動するための
制御信号を出力するカードタイマに関する。

（ロ）従来の技術 かか６カードタイマは、グランドや体育館等において有
料にて使用される照明灯の点灯制御に使われたり、或い
は病院やホテル等において有料にて使用されるテレビの
通電制御に使われたりしているが、前者の例として、特
開平１−９５３９３号には、カードが記憶する情報に基
づいて照明等の点灯を制御しカードが記憶する度数から
照明灯の使用状況に応じた度数を減算し残度数をカード
に書き込んで返却するカードタイマが開示されている。

（ハ）発明が解決しようとする課題 ところで、近年、病院、職場等においてはキャッシュレ
ス化が進み、カードタイマはおろか自動販売機による販
売も全て同じカードによって決済できるようになってき
ている。そして、カドの投入により作動する装置におい
ては、投入されたカードが有している金額的価値を表示
するのが−船釣であるが、カードタイマの場合は他の機
器と違って、金額的価値が表示されても使用者にとって
はこの価値によりどの程度の時間、テレビや照明灯等の
機器が作動できるのか確認しづらい欠点がある。

そこで本発明は、金額的価値とカードタイマが制御信号
を出力できる残り時間とを切り替えて表示可能なカード
タイマを提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明によるカードタイマ
は、投入されたカードに記録されている金額的価値に基
づき制御信号を出力すると共に、カードが有している金
額的価値から制御信号の出力時間に応じた金額を減算し
て残りの金額的価値を算出するカードタイマにおいて、
前記金額的価値とカードタイマが前記制御信号を出力で
きる残り時間とを表示する表示装置と、カードの投入時
と返却時とは前記金額的価値を表示し、前記制御信号の
出力期間中は前記残り時間を表示するよう前記表示装置
を制御する表示制御装置とを具備した構成である。

（ネ）作用 カードタイマは、カードが投入されると、このカードに
記録されている金額的価値に基づき制御信号を出力する
と共に、カードが有している金額的価値から制御信号の
出力時間に応じた金額を減算して残りの金額的価値を算
出する。そして、カードタイマに接続された機器は、こ
の制御信号を受けて作動する。このとき表示装置は表示
制御装置に制御されて、カードの投入時と返却時とは金
額的価値を表示し、制御信号の出力期間中は残り時間を
表示する。

（へ）実施例 第３図は、本発明の一実施例であるカードタイマ１の外
観図を示すもので、商用電源が供給されると共に、テレ
ビ等の機器２０の電源コード２が接続されている。そし
て、カードタイマ１は、カード投入口３に有効なカード
が投入されると、このカードが有している金額的価値に
応じて機器２０を通電する。

３− 第１図はかかるカードタイマの制御回路をブロックにて
示すもので、制御回路は、ＣＰＵｌ０と、ＲＡＭＩＩと
、動作用プログラムを格納したＲＯＭ１２と、Ｉ１０イ
ンターフェイス回路１３とを含み、Ｉ１０インターフェ
イス回路１３には、カードリーダライタ５と、表示装置
６と、制御信号出力装置７と、返却スイッチ８とを接続
している。

カードリーダライタ５は、カード投入口３にカードが投
入されるとこのカードに記録されている情報を読み取っ
て、Ｉ１０インタープエイス回路１３を介しＣＰＵｌ０
に出力する。カードには、当該カードシステムへの適合
性をチエツクするための例えばパスワード等の固有情報
と、カードが有している金額的価値とが記録されている
。

そして、カードリーダライタ５はＩ１０インターフェイ
ス回路１３を介してＣＰＵｌ０から金額情報が送られて
くると、カードに金額情報を書き込んで返却するように
なっている。

表示装置６は、ＣＰＵｌ０に制御されて、投入＝４− カードが有している金額的価値及び機器２０を作動する
ことができる残り時間を表示するもので、カードタイマ
１の前面に表示器９を設けている。

この表示器９は、第３図に示すように、４桁のディジタ
ル表示器９Ａと、「残り時間」・「残り金額」・１分」
・１円」の文字をそれぞれ表示する表示器９Ｂ、９Ｃ，
９Ｄ、９Ｅとから成る。

制御信号出力装置７は、ＣＰＵｌ０に制御されて、電源
回路１９に制御信号を与える。これにより、電源回路１
９はテレビ等の機器２０を通電する。

返却スイッチ８は、カードの投入者によって操作される
ものであって、ＣＰＵｌ０は、返却スイッチ８が操作さ
れると、カードの残りの金額的価値をカードリーダライ
タ５に出力する。

ＣＰＵｌ０は、投入されたカードが有している金額的価
値を記憶するバッファレジスタＲ１と、機器２０を作動
できる残り時間を記憶するタイマＲ２と、タイマＲ３，
Ｒ４とを内部レジスタとして含んでいる。タイマＲ３は
、カードが投入されたときこのカードが有している金額
的価値を表示するためのタイマであり、またタイマＲ４
は、機器を金額的価値の１単位分作動させるためのタイ
マである。具体的には、機器２０の使用料金を１分間に
１０円とすると、タイマＲ４は１分に設定される。

そしてＲＡＭＩＩは、予め設定される基準固有情報を記
憶する領域を含み、ＣＰＵＩ　Ｏは、カードリーダライ
タ５から投入カードに記録されている固有情報が送られ
てくると、この固有情報とＲＡＭＩＩから読み出した基
準固有情報とを照合することで、当該カードのシステム
への適合性をチエツクするようになっている。

第２図は、ＲＯＭ１２に記憶されているプログラムに従
ってＣＰＵＩ　Ｏが行なうカードタイマ１の制御処理を
示すフローチャートである。以下の動作説明により、ｃ
ｐｔｙｉｏは、カードの投入時と返却時とは金額的価値
を表示し、制御信号の出力期間中は残り時間を表示する
よう表示装置１６を制御する表示制御装置の機能を有す
ることが明らかとなる。

まずＣＰＵｌ０は、ステップＳ１にてカードリーダライ
タ５にカードが投入されたことを検知するとステップＳ
２に進む。このステップＳ２においては、ＣＰＵｌ０は
Ｉ１０インターフェイス回路１３を介してカードリーダ
ライタ５から送られてくる固有情報及び金額的価値を受
は取って、この固有情報とＲＡＭＩＩに記憶している基
準固有情報とを照合する。次のステップＳ３においては
、この照合結果に応じてカードが当該カードタイマに適
合するカードであるかを判別すると共に、金額的価値が
実質０円以外の値であるかを判別することで、ＣＰＵＩ
　Ｏは投入カードが使用可能な有効カードであるかを判
断する。そして、固有情報が一致していなかったりまた
は金額的価値が０円である使用不能なカードであるとき
は、ステップＳ４に進み、カードリーダライタ５に投入
カードの返却を指令してステップＳ１に復帰する。

しかして、有効なカードであると判断したとき一 はステップＳ５に進む。このステップＳ５では、ＣＰＵ
ｌ０はカードに記録されていた金額的価値をバッファレ
ジスタＲ１にストアすると共に、この金額的価値によっ
て機器２０を作動できる時間を算出しこの残り時間をバ
ッファレジスタＲ２にストアする。例えば、投入カード
が有している金額的価値を５００円とすれば、バッファ
レジスタＲ１は５０（５００円）を記憶し、またバッフ
ァレジスタＲ２は５０（５０分）を記憶する。そして、
ＣＰＵｌ０は、ステップＳ６ではタイマＲ３をセットし
、次のステップＳ７では表示装置６を制御して、バッフ
ァレジスタＲ１に記憶している値に基づきカードの残り
金額を表示する。このとき、表示装置６は、表示器９Ａ
にて５００を表示すると共に、表示器９Ｃ及び９Ｅを駆
動して、合わせて「残り金額」・１円」を表示する。

そして、次のステップＳ８では、タイマＲ３の内容を減
算してその結果が０であるかを判別することでタイムア
ツプしたかを判断する。そして、タイマＲ２がタイムア
ツプするとステップＳ９の処理に進み、ＣＰＵｌ０は制
御信号出力装置７を駆動する。これにより制御信号出力
装置７は電源回路１９に制御信号を出力し、機器２０は
電源回路１９比て通電されて作動する。

そして、次のステップＳ１０ではタイマＲ４がセットさ
れて、処理はステップ８１１に移る。このステップＳｌ
ｌにおいては、ＣＰＵｌ０はバッファレジスタＲ２にス
トアしている値から１（１分）を減算し、続いて、次の
ステップ３１２では表示装置６を制御して、バッファレ
ジスタＲ２にストアしている値を表示する。したがって
、表示装置６は、カードの有している金額的価値の表示
から、この金額的価値にて機器２０を作動できる時間の
表示へと切り替わることになり、表示器９Ａと共にこん
どは表示器９Ｂ、９Ｄを駆動して１残り時間」・１分」
を同時に表示する。

次のステップＳ１３では、返却スイッチ８が操作された
かを判断する。使用者は、機器の作動を停止さけ−たい
ときは返却スイッチ８を操作してカードタイマにカード
の返却を指示するが、ＣＰＵＩＯは、返却スイッチ８が
操作されていないと、ステップＳ１４の処理に移る。こ
のステップＳ１４においては、ＣＰＵｌ０は、タイマＲ
４の内容を減算してその結果が０であるかを判別するこ
とでタイムアツプしたかを判断する。そしてタイツ、ア
ップしていないときはステップＳ１３の処理に復帰し、
以後、タイムアツプするまでステップＳ１３．Ｓ１４の
処理を繰り返して、タイ１１アツプするとステップＳ１
５の処理に移る。このステップＳ１５ではバッファレジ
スタＲ２の内容がＯであるかを判断し、０でなけれはス
テップＳ１１の処理に復帰して、再度、バッファレジス
タＲ２の内容から１を減算する。ステップＳ１１以降の
処理は、バッファレジスタＲ２の内容が１以上の値であ
るうちは繰り返されることになる。そして、タイマ時間
が経過するごとに投入カードに記録されていた金額的価
値にて機器２０を作動できる時間より１分づつ減算し、
これによりバッファレジスタＲ２の内容が０となると、
ＣＰＵｌ０の処理はステップ８１６に移る。

このステップＳ１６においては、ＣＰＵｌ０は制御信号
出力装置７を不動作にし、これにより制御信号出力装置
７は制御信号の出力を停止するために機器は作動を停止
する。従って、カードタイマは、投入カードに記録され
ていた金額的価値の範囲内で制御信号を出力したことに
なる。次のステップＳ１７においては、バッファレジス
タＲ２の内容を金額的価値に換算してバッファレジスタ
Ｒ１にストアする。そして、ステップＳ１７においては
、ＣＰＵｌ０は、バッファレジスタＲ１が記憶している
値を新たな金額的価値として投入カードに記録し返却す
るようカードリーダライタ５を制御する。続いて、ステ
ップＳ１９においては、ＣＰＵｌ０はバッファレジスタ
Ｒ１の内容を表示装置４６に−・定時間表示して処理を
終了する。

従って、カードの投入者は、返却されたカードが現在有
している金額的価値を知ることができる。

（ト）発明の効果 本発明によれば、残り金額と残り時間とを切り替えて表
示するために、カードの使用者に対して１ カードの価値を有効に示すことができる。従って、特に
、カードタイマの他にもカードにより作動する装置を多
数設けたシステムにおいて使い勝手のよいカードタイマ
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例であるカードタイマの制御回
路をブロックにて示す図、第２図はＣＰＵｌ０が行なう
カードタイマの制御処理を示すブローチへ・−ト、第３
図はカードタイマの外観図、第４図は表示装置の表示器
を示す図である。 ５・・・カードリーダライタ、　　６・・・表示装置、
７・・・制御信号出力装置、　　１０・・・表示制御手
段（ＣＰＵ）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、投入されたカードに記録されている金額的価値に基
   づき制御信号を出力すると共に、カードが有している金
   額的価値から制御信号の出力時間に応じた金額を減算し
   て残りの金額的価値を算出するカードタイマにおいて、 前記金額的価値とカードタイマが前記制御信号を出力で
   きる残り時間とを表示する表示装置と、カードの投入時
   と返却時とは前記金額的価値を表示し、前記制御信号の
   出力期間中は前記残り時間を表示するよう前記表示装置
   を制御する表示制御装置とを具備したことを特徴にする
   カードタイマ。