JPH03295716A - 車両用暖房装置 - Google Patents

車両用暖房装置

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JPH03295716A
JPH03295716A JP9971290A JP9971290A JPH03295716A JP H03295716 A JPH03295716 A JP H03295716A JP 9971290 A JP9971290 A JP 9971290A JP 9971290 A JP9971290 A JP 9971290A JP H03295716 A JPH03295716 A JP H03295716A
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heater
seat
heating
vehicle
room
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JP9971290A
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Nobuo Ichimura
市村 伸男
Junichiro Seki
関 潤一郎
Masahiko Yamamoto
正彦 山本
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 近年大都市で使用される通勤用車両には、−人でも多く
の乗客の輸送を目的として、ラッシュ時に座席シートを
背もたれ側に収納できる型式の車両の開発が進んでいる
。この発明はこのような車両に使用される車両用暖房装
置に関するものである。
[従来、の技術] 従来の車両用暖房装置としては、第11図〜第13図に
示すものがあった。第11図は車両内における暖房器の
配置位置を示す図で、車内を平面から見た構成を示し、
図において(1)は車体、(2)は各座席に設けられて
いる座席シート、(3)は各座席シート(2)の下部そ
れぞれに設けられた暖房器、(5)は車内の側壁に設け
られたルームサーモスタットである。
第12図は第11図に示す車両の座席および暖房器(3
)周辺を示す部分断面図で、図において(21)は背も
たれ、(22)は座席シート(2)の回転軸である。そ
して座席シート(2)の下には、多数の通気孔を有する
蹴込板(33)が取り付けられ、この蹴込板(33)の
内側に、断面が略コの字形状の反射板(31)とシーズ
ヒータ(32)とからなる暖房器(3〉が取り付けられ
ている。
図面の実線で示すように、この種の車両はラッシュ時に
一人でも多くの乗客の輸送ができるように、回転軸(2
2)を中心として座席シート(2)を背もたれ(21)
側に直立させて座席シート(2)を収納し、いわゆる椅
子席を取り払って、立席を拡張することができるように
なっており、ラッシュが終われば座席シート(2)を図
面の点線で示す通常の位置へ戻し、椅子席を設け、乗客
が座って乗れるようにしている。
第13図は従来の車両用暖房装置の回路構成を示す図で
、図においてA−Bは主回路、a−bは制御回路、(4
)は暖房スイッチ、(6)はリレーコイル、(7)はリ
レー接点を示す。
次に動作について説明する。車内に暖房が必要な場合、
乗務員が暖房スイッチ(4)をONすることにより制御
回路a−bに電流が流れてリレーコイル(6)が励磁さ
れ、リレー接点(7)を動作させて主回路A−Bに電流
を流し、シーズヒータ(32)へ通電が行われ、シーズ
ヒータ(32)が加熱される。
シーズヒータ(32)が加熱されると、蹴込板(33)
に開けられた通気孔から取り入れられた冷気が加熱され
、熱気となって通気孔を通じて車内へ放出され、このよ
うな自然対流暖房により車内の暖房が行われる。
車内の暖房温度は、車内の側壁に設けられたルームサー
モスタット(5)で監視され、通常車内の温度が21°
C以上になると制御回路a−bをOFFして暖房を切り
、18°C以下に下がると制御回路a−bをONして再
び暖房を開始し、車内が適温に暖房されるようになって
いる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の車両用暖房装置は以上のように構成
されているので、座席シートを収納することができない
従来の車両では特に問題は発生しないが、上述のような
座席シートをラッシュ時に収納する型式の車両において
は、ラッシュ時に乗客の足が蹴込板に接して通気孔が塞
がれてしまう場合が起こる。
このような状態になると、通気孔を塞いだ乗客の足だけ
が異常に加熱されるが、車内の温度は十分に上がらない
ため、ルームサーモスタットがこれを検知できずに、必
要以上に暖房が行われてしまい、素足の女性などの場合
には蹴込板の熱で火傷を負う危険性があるという問題点
があった。
この発明はかかる課題を解決するためになされたもので
、座席シートをラッシュ時に収納する型式の車両におい
ても安全な暖房を行うことができる車両用暖房装置を得
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明にかかる車両用暖房装置は、ラッシュ時に座席
シートを収納した場合、これを検知する検知手段を設け
、座席シートが収納された場合には暖房器の運転を停止
あるいは弱めることとしたものである。
[作用] この発明における車両用暖房装置は、ラッシュ時に座席
シートを収納した場合、検知手段がこれを検知して座席
の下に位置する暖房器の運転を停止あるいは弱めること
としたので、座席シートを収納した場合には蹴込板の温
度を下げ、乗客の足が蹴込板に接しても火傷を負う危険
を防止することが可能となる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。第1
図はこの発明の一実施例である車両用暖房装置の回路構
成を示す図で、図において第13図と同一符号は同−又
は相当部分を示し、(8)は車両内の各座席にそれぞれ
設けられている検知スイッチを示す。
第2図はこの実施例における座席および暖房器周辺を示
す部分断面図、第3図は検知スイッチ(8)周辺を拡大
した拡大図で、第12図と同一符号は同一または相当部
分を示し、(9)は座席シート(2)の回転軸(22)
側の端部に設けられている凸部、(10)は座席シート
(2)を回動可能な状態で支持する支持部である。
第4図は検知スイッチ(8)の構成を示す断面図で、(
8a)は動作部、(8b)は動作部(8a)に固定され
一体となって可動する可動接点、(8c)は固定接点、
(8d)はスプリングである。検知スイッチ(8)はス
プリング(8d)の弾性力により、可動接点(8b)と
固定接点(8c)とが離されて遮断状態を保つが、図面
の矢印に示すような外部からの押圧で可動接点(8b)
と固定接点(8c)とが接触して導通状態となり、この
外部からの押圧が開放されると再び遮断状態となるよう
に構成されている。
次に動作について説明する。車内に暖房が必要な場合、
乗務員が暖房スイッチ(4)をONすることにより制御
回路a−bに電流が流れてリレーコイル(6)が励磁さ
れ、リレー接点(7)を動作させて主回路A−Bに電流
を流す。そして座席シート(2)が張り出された、いわ
ゆる椅子席が設けられている状態、すなわち第2図、第
3図の実線に示す状態の場合には、座席シート(2)に
設けられた凸部(9)が検知スイッチ(8)の動作部(
8a)を押圧しているため検知スイッチ(8)が導通状
態となり、その下にある暖房器(3)のシーズヒータ(
32)への通電が行われてシーズヒータ(32)が加熱
され、自然対流暖房により車内の暖房が行われる。
車内の暖房温度はルームサーモスタット(5)で監視さ
れ、車内の温度が21°C以上になると制御回路a−b
をOFFして暖房を切り、18°C以下に下がると制御
回路a−bをONL、て再び暖房を開始し、車内を適温
に暖房する。
そしてラッシュ時になり乗客が立て混んできて第2図、
第3図の一点鎖線に示すように座席−トク2)が収納さ
れ、いわゆる椅子席が取り払われた場合、座席シート(
2)の回動と一緒に凸部(9)が回転して下方に位置す
るため、検知スイッチ(8)の動作部(8a)が突き出
して電気接点を自動的に遮断状態とし、ルームサーモス
タット(5)の状態とは無関係にシーズヒータ(32)
への通電を遮断して暖房を切る。
従って座席シート(2)が収納された状態のときには、
車内の温度のいがんに係わらす蹴込板(33)の温度を
下げることができ、乗客の足が蹴込板(33)に接触し
て火傷を負わせるような危険を無くすことができる。
なお、乗客−人当たり約100 k c a 12 /
 h r相当量の放熱量を持つため、一般の車両では約
150Å以上の乗車で暖房は必要なくなり、ラッシュ時
に特定の座席の暖房が切られても特に問題はない。
第5図はこの発明の第2の実施例の回路構成を示す図で
、図において第1図と同一符号は同−又は相当部分を示
し、(32a) 、 (32b)はそれぞれ並列に接続
されたシーズヒータである。そして検知スイッチ(8)
はシーズヒータ(32b)側に取り付けられている。
この第2の実施例では、ラッシュ時に座席−ト(2)が
収納され、いわゆる椅子席が取り払われた場合、シーズ
ヒータ(32a)にだけ通電が継続され、暖房器(3)
全体の暖房出力を1/2とし、暖房を継続しなから蹴込
板(33)の温度を下げ、乗客の足が接触しても危険が
ないようにしている。
第6図〜第10図は、それぞれこの発明の第3の実施例
を示す図で、第6図は第3の実施例の回路構成を示す図
、第7図は第6図に示すPTCヒータの特性を示す図、
第8図はこの第3の実施例における暖房器(3)の暖房
能力を示す図、第9図はこの第3の実施例で送風ファン
を駆動させて送風暖房を行っている状態を示す図、第1
0図はこの第3の実施例で送風ファンを停止させてPT
Cヒータだけの自然対流暖房を行っている状態を示す図
であり、各図において第1図〜第3図と同一符号は同一
または相当部分を示し、(11)はPTC(posit
ive temperature coefficie
nt)ヒータ、(12)はファンモータ、(13)は送
風ファンを示す。
この第3の実施例は、熱源としてPTCヒータ(11)
を用い、ファンモータ(12)で駆動される送風ファン
(13)が設けられた暖房器(3)で構成されている。
PCTヒータ(11)の特性は、第7図に示すように温
度が上昇してc、p(キヱリーポイント)に達するとそ
の抵抗値が急激に増加する、いわゆる正特性の定温発熱
体として動作し、かつ温度の立ち上がりが良く速熱性に
優れるという特性を有する。従ってPTCヒータ(11
)を熱源として送風ファン(13)を備えた、この第3
の実施例における暖房器(3)は、第8図に示すように
送風ファン(13)で強制的に冷風が吹き付けられてい
る場合と、送風ファン(13)を停止している場合とで
は、その暖房能力が大幅に異なる。
そして検知スイッチ(8)はファンモータ(12)への
通電をON、OFFするように構成され、第9図に示す
ように座席シート(2)を張り出して椅子席が設けられ
ている状態においては、検知スイッチ(8)が導通状態
となり、送風ファン(13)を駆動させ、強制暖房を行
って高い暖房能力をもって車内の暖房を行う、またラッ
シュ時に座席シート(2)を収納した場合には、検知ス
イッチ(8)が遮断状態となり、送風ファン(13)が
停止し、暖房能力を弱めるように動作する。従って暖房
を継続しなから蹴込板(33)の温度を下げ、乗客の足
が蹴込板(33)に接触しても危険がないようにしてい
る。第9図、第10図において実線の矢印はそれぞれ暖
気の流れ、点線の矢印はそれぞれ冷気の流れを示す。
なお、送風ファン(13)のON/OFFだけでなく、
PTCヒータ(11)も検知スイッチ(8)で同時にO
N10 F Fするように構成しても良い。
以上のようにして、この第3の実施例では安全で速熱性
に優れた車両用暖房装置を構成することができる。
なお上記第1〜第3の各実施例においては、各座席に検
知スイッチ(8)を設け、各座席の座席シート(2)が
収納されたか否かを検知スイッチ(8)で検知すること
としているが、座席シート(2)を電動式に収納する型
式の車両においては、電動装置と連動させることにより
、検知スイッチ(8)を省略しても良い。
[発明の効果] この発明は以上説明したように、ラッシュ時に座席シー
トを収納した場合、座席の下に位置する暖房器の運転を
停止あるいは弱めることにより蹴込板の温度を下げるこ
ととしたので、座席シートをラッシュ時に収納する型式
の車両においても安全な暖房を行うことができる。また
熱源にPTCヒータを用い、送風ファンを駆動させる暖
房器を用いることにより、さらに速熱性と暖房効率とを
高めることができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はそれぞれこの発明の第1の実施例を示
す図、第5図はこの発明の第2の実施例を示す図、第6
図〜第10図はそれぞれこの発明の第3の実施例を示す
図、第11図〜第13図はそれぞれ従来の車両用暖房装
置を説明するための図である。 図において(2)は座席シート、(3)は暖房器、(8
)は検知スイッチ、(9)は凸部、(11)はPTCヒ
ータ、(12)はファンモータ、(13)は送風ファン
、(21)は背もたれ、(22)は回転軸、(32)は
シーズヒータ、(33)は蹴込板である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、各座席の座席シートを背もたれ側に収納できる
    型式の車両の各座席下部の通気孔を有する蹴込板内部に
    それぞれ暖房器が収納され、別の場所に設けられた暖房
    スイッチによりそれぞれの暖房器を集中制御する車両用
    暖房装置において、座席シートを背もたれ側に収納し、
    あるいは収納された座席シートを元の位置に戻した場合
    に、この座席シートの位置を検知する検知手段、上記検
    知手段により座席シートの位置が背もたれ側に収納され
    ていると判断された場合に、当該座席シート下部に設け
    られた暖房器の暖房を、上記暖房スイッチのいかんに係
    わらず停止あるいは弱める手段、 を備えたことを特徴とする車両用暖房装置。
  2. (2)、それぞれの暖房器は熱源にPTC(posit
    ivetemperaturecoefficient
    )ヒータが用いられ、上記検知手段に連動してON/O
    FFする送風ファンを備えたことを特徴とする請求項第
    1項記載の車両用暖房装置。
JP9971290A 1990-04-16 1990-04-16 車両用暖房装置 Expired - Lifetime JPH0737228B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070087A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Panasonic Corp 自動車用暖房装置
JP2015033894A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 近畿車輌株式会社 鉄道車両

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010070087A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Panasonic Corp 自動車用暖房装置
JP2015033894A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 近畿車輌株式会社 鉄道車両

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