JPH03295134A - マグネトロンの製造方法 - Google Patents

マグネトロンの製造方法

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JPH03295134A
JPH03295134A JP9641090A JP9641090A JPH03295134A JP H03295134 A JPH03295134 A JP H03295134A JP 9641090 A JP9641090 A JP 9641090A JP 9641090 A JP9641090 A JP 9641090A JP H03295134 A JPH03295134 A JP H03295134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vane
magnetron
brazing
work
antenna
Prior art date
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Pending
Application number
JP9641090A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekatsu Baba
馬場 秀強
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、陽極円筒の内周面から突出して空洞共振器群
を構成する複数枚のベインを押出し加工法(ホビング法
)により陽極円筒と一体に形成させたマグネトロンを、
硬ろう付は作業を溶接作業で代替して完成させるように
したマグネトロンの製造方法に関する。
[従来の技術] マグネトロンの構造は、通常、管の中心部に陰極が配置
され、その周囲に、管軸方向磁界が形成されている所謂
作用空間を隔てて、円周面に沿って陰極に対向して空洞
共振器群が配設されている。
これらの空洞共振器は、それぞれ、更に外側を囲む陽極
円筒の内周面から突出したベインと、ベインとベインの
中間の空隙すなわち空洞とで構成されている。
マグネトロンの空洞共振器を形成させるために陽極円筒
内周面から複数枚のベインを突出させる際の伝統的な作
業法は、予めほぼ所望の大きさ、形状に板材を加工して
形成させた複数枚のベインを、それぞれ、陽極円筒の内
周面の所定の位置に。
硬ろう付けする方法であった。しかし、この方法はかな
り厄介なものであったから、硬ろう付は法の改良につい
て多くの提案がなされてきた。
マグネトロンの品種の中には、家庭用の電子レンジに使
用するもののように、非常に数多く作られるものもあり
、また、材料が良質の無酸素銅であり、比較的軟らかく
、可塑性に富むところから、押出し加工法(又は搾出法
)で、銅製の陽極円筒の内周面から複数枚のベインが突
出した形状のものを、一体に製作することが提案され、
量産品に実際に適用されて良好な結果を示している。
一方、マグネトロンの陰極の周囲に形成された複数の空
洞共振器の発振位相を合わせるために。
複数枚のベインを1枚おきにストラップリング(均圧環
)で電気的に接続して等電位にしなければならない。そ
の接続方法は、例えば実公昭63−23870号公報に
記載されているように、硬ろう付けによるものが一般的
であった。
また、マグネトロンで発生されたマイクロ波電力を取り
出すためのアンテナの一端は、ベインの中の1枚の上端
面に結合される。このアンテナとベインの接続方法も、
例えば特開昭63−91934号公報に記載されている
ように、硬ろう付げによるものが一般的であった。
上記のように、押出し加工法で、銅製の陽極円筒の内周
面から複数枚のベインが突出した形状のものを一体に製
作した場合にも、従来は、上記ストラップリングとベイ
ンの接続作業や、アンテナとベインの接続作業は、硬ろ
う付は法で行っていた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、硬ろう付けを行った製品を、安定して量産する
には、ろう付は個所を高温に加熱するために、内部を水
素雰囲気で満たしたろう付は炉を使用することが必要で
ある。また、硬ろうは一般にかなり高価な材料である。
更に、上記のように硬ろう付けすべき部材を高温水素雰
囲気内にしばらく曝さなければならないが、その間に多
量の水素が陽極組立体(陽極円筒内周面からベインが突
出しており、このベインにはストラップリングやアンテ
ナが接続されているもの)の表面に吸着されてしまって
いるので、マグネトロンの排気工程では、多大な時間を
かけて排気する必要があった。
ベインを陽極円筒に硬ろう付けしたマグネトロンの場合
には、このような排気作業を行うことも止むを得ないが
、押出し加工法で、銅製の陽極円筒の内周面から複数枚
のベインを突出させて一体しこ形成した部材を使用する
場合でも、ストラップリングやアンテナを硬ろう付けし
たために、長し)排気時間をかける必要が生ずることは
特に問題であった。
本発明は上記従来の問題を解決したマグネトロンの製造
方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明においては。
陽極円筒の内周面から突出して空洞共振器群を構成する
複数枚のベインが押出し加工法により陽極円筒と一体に
形成され、前記ベインを1枚おきに電気的に接続して等
電位とするストラップリングを備え、更に前記ベインの
1枚に接続されてマイクロ波電力の導出部となるアンテ
ナを有するマグネトロンの製造方法において、前記スト
ラップリング及びアンテナを前記ベインに電気的に接続
する作業を溶接法により行うようにした。溶接方法にも
種々あるが、本発明を適用する場合には、被溶接部位の
両部材の表面を溶接作業に先立って密着させておくこと
は容易であり、また被溶接部位に外部からアクセスする
ことも容易であるから、レーザビーム溶接法が好適であ
る。
[作用コ 本発明によれば、レーザビーム溶接の設備は必要になる
が、マグネトロンの陽極組立体を製作する工程で硬ろう
付は作業が全く不要になる。従って、ろう付は設備であ
る硬ろう付は炉は不要となり、高価な硬ろう材も全く使
用しないで済む。更に、陽極組立体がろう付は炉内で高
温水素雰囲気に曝されないで済むので、陽極組立体の表
面に、水素ガスが多量に吸着され、排気時間が長くかか
るという問題もなくなる。
[実施例コ 第1図は本発明一実施例を説明するための、陽極組立体
の要部縦断面図である。図中、1は円筒部、2は円筒部
1の内側に空洞共振器群を形成する複数枚のベインで、
これらのベインの中の1枚の上端面にマイクロ波出力を
外部に導出するアンテナ3が固着されている。4a、4
bは複数枚のベイン2を交互に1枚おきに電気的に接続
して安定した発振を行わせるストラップリングである。
このような構成で、円筒部1とベイン2は、押出し加工
法により一体に形成されたものを使用している。アンテ
ナ3はベイン2に、溶接部位にレーザビーム照射を行っ
て溶接固着されており、また、ストラップリング4a、
4bとベイン2の溶接もレーザビーム溶接によって行っ
ている。
このような製造方法によると、陽極組立を行う際に、ろ
う付けを行う必要が全くなくなり、ろう付は作業用の高
温水素炉が不要となり、高価な硬ろう材を使用する必要
もなくなり、更に従来のように、ろう付は時に多量の水
素を吸着していないので、マグネトロンの排気作業を比
較的短時間で終了することが出来る。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、押出し加工法によ
って円筒部とベインを一体に形成した陽極組立の利点を
最大限に活かして、ろう付は作業を不要とし、高価な硬
ろう材を使用せず、かつ、排気作業も比較的短時間で終
了し、廉価なマグネトロンが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例を説明するための、陽極組立体
の要部縦断面図である。 1・・円筒部、  2・・・ベイン、  3・・・アン
テナ、4a、4b・・ストラップリング。 、・・″)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、陽極円筒の内周面から突出して空洞共振器群を構成
    する複数枚のベインが押出し加工法により陽極円筒と一
    体に形成され、前記ベインを1枚おきに電気的に接続し
    て等電位とするストラップリングを備え、更に前記ベイ
    ンの1枚に接続されてマイクロ波電力の導出部となるア
    ンテナを有するマグネトロンの製造方法において、前記
    ストラップリング及びアンテナを前記ベインに電気的に
    接続する作業を溶接法により行うようにしたことを特徴
    とするマグネトロンの製造方法。 2、ストラップリング及びアンテナをベインに電気的に
    接続する作業を、レーザビーム溶接法により行うように
    したことを特徴とする請求項1記載のマグネトロンの製
    造方法。
JP9641090A 1990-04-13 1990-04-13 マグネトロンの製造方法 Pending JPH03295134A (ja)

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