JPH03295088A - 編集装置および再生装置 - Google Patents

編集装置および再生装置

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JPH03295088A
JPH03295088A JP9716090A JP9716090A JPH03295088A JP H03295088 A JPH03295088 A JP H03295088A JP 9716090 A JP9716090 A JP 9716090A JP 9716090 A JP9716090 A JP 9716090A JP H03295088 A JPH03295088 A JP H03295088A
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JP
Japan
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main
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JP9716090A
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English (en)
Inventor
Masaru Hashirano
柱野 勝
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トラッキング制御を不要とした編集装置と、
その編集装置により記録された記録媒体を再生するトラ
ッキング制御の不要な再生装置に関する。
従来の技術 周知のように、アナログ式またはディジタル式のビデオ
テープレコーダ(VTR)や回転ヘッド形のディジタル
オーディオテープレコーダ(R−DAT)等の記録再生
装置では、記録時には、回転ヘッドによりヘリカルスキ
ャンして記録媒体上に記録トラックを形成し、再生時に
は、その記録トラックを正確にトレース(オントラック
)して再生信号を得るためのトラッキング制御を行って
いる。
編集装置は、このような記録再生装置を用いてアッセン
ブル編集やインサート編集等を行うものである。アッセ
ンブル編集は、記録媒体の既記録部に続けて新たな信号
を継ぎ記録するため、トラッキング制御による再生状態
から定速制御(記録媒体を一定の速度で移送する制御)
による記録状態への切り換え操作(これを編集サーボと
呼ぶ。)を必要とする。また、インサート編集は、記録
媒体の既記録部の所定の位置に新たな信号を挿入記録す
るため、トラッキング制御による再生状態を維持しなが
ら信号系のみを記録状態にする必要がある。
発明が解決しようとする課題 ところが、上記従来の編集装置は、何れの場合において
もトラッキング制御が必要不可欠であり、アッセンブル
編集ではトラッキング制御から定速制御への切り換え操
作が必要である等の課題があった。また、再生装置にお
いても同様にトラッキング制御を必要とする課題があっ
た。
本発明は上記課題を解決し、トラッキング制御を必要と
しない編集装置または再生装置を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の編集装置は、記録ま
たは再生を司る主ヘッドと、前記主ヘッドとはアンマス
角が異なり、かつ、略同一軌跡をトレースする記録また
は再生を司る副ヘッドと、編集の再生および記録時は、
記録すべき信号の同期信号または内部基準信号に同期さ
せて記録媒体を移送制御する移送制御手段と、前記同期
信号に同期させて前記主および副ヘッドの回転位相を制
御する回転制御手段と、編集の記録時は、前記主または
副ヘッドの何れか一方で前記記録媒体に前記記録すべき
信号を記録する記録手段とを備えたものである。
また、本発明の編集装置は、上記記録手段に、編集点で
記録媒体に未記録部を形成する機能を付加したものであ
る。
また、本発明の編集装置は、主ヘッドと副ヘッドとの再
生出力の大きさを比較し、何れのヘッド出力が大きいか
を判定する比較判定手段と、前記比較判定手段の出力を
記憶する判定記憶手段とを設け、前記判定記憶手段は、
編集の記録開始後はその記憶内容を保持し、記録手段は
、前記判定記憶手段の出力で選ばれた主または副ヘッド
により記録媒体に記録すべき信号を記録する構成とした
ものである。
また、本発明の再生装置は、上記編集装置で記録された
記録媒体を再生する主ヘッドと、前記主ヘッドとはアジ
マス角が異なり、かつ、略同一軌跡をトレースする副ヘ
ッドと、前記主ヘッドと前記副ヘッドとの再生出力の大
きさを比較し、何れのヘッド出力が大きいかを判定する
比較判定手段と、前記比較判定手段の出力に応じて前記
主ヘッドまたは前記副ヘッドの再生出力の大なる方を選
択的に取り出す切換手段と、前記切換手段の出力を書き
込んで記憶し、その記憶内容を読み出す信号記憶手段と
、前記両ヘッドの再生出力が所定のレベル以下か否かを
検出し、共に所定レベル以下のとき前記信号記憶手段を
読み出しのみとするレベル検出手段と、を備えたもので
ある。
また、本発明の編集装置または再生装置は、上記副ヘッ
ドに代えて、主ヘッドとはアジマス角が略同一で、かつ
、略1トラックずれた軌跡をトレースする副ヘッドを用
いる構成としたものである。
作用 上記の構成により、本発明の編集装置は、記録媒体の移
送制御を定速制御のみとし、主または副ヘッドの何れか
一方(例えば、再生出力が大きい方のヘッド)により記
録する。
また、判定記憶手段の出力に応じて主または副ヘッドの
うち再生出力の大なる方のヘッドを選定して記録する。
また、記録媒体の編集点に未記録部を形成する。
また、本発明の再生装置は、主または副ヘッドの大なる
再生出力を再生記憶手段に記憶させ、レベル検出手段の
出力により両ヘッドの出力が共に所定レベル以下のとき
は再生記憶手段を読み出しのみとして再生する。
また、本発明の編集装置または再生装置は、副ヘッドに
主ヘッドと異アジマスまたは同アジマスの何れを用いて
も編集または再生ができる。
実施例 以下図面を参照しながら、本発明の実施例の構成および
動作を説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における編集装置のブロ
ック図である。
第1図ニオイテ、主ヘッド101A、 1oIBは記録
または再生を司る互いに逆アジマスのヘッドであり、副
−・ラド101aは主ヘッド101Aと、副ヘッド10
1bは主ヘッドl0IBと各々略同アジマスの記録また
は再生を司るヘッドである。記録媒体(例えば、磁気テ
ープ)1o2はキャプスタン103及びピンチローラ1
04に挟持されて定速走行され、主ヘッドl0IA、1
01Bまたは副へラド101 a、  10 l bに
より信号(例えば、映像信号)の記録または再生がなさ
れ信号の記録時は、信号処理手段106において、入力
端子105からの映像信号S1に記録のための処理を施
し、記録手段107及び選択手段109を介して主ヘッ
ド101A、  l0IBまたは副ヘッド101 a、
  10 l bにより記録媒体102に記録する。記
録手段107は入力端子108からの記録開始信号S2
により状態を切り換え、再生、消去または記録の状態に
する。選択手段109は入力端子110からの選択信号
S3により状態を切り換え、主ヘッド101A、  1
01Bまたは副へラドLO1a、101bの何れか一方
を選択する。一方、映像信号S1は同期分離手段111
に入力し、信号中の同期信号(例えば、垂直同期信号)
を分離する。回転制御手段112は同期信号S4を基準
にしてドラムモータ113の回転位相を同期化する(こ
れをドラムサーボと呼ぶ)。
このドラムサーボにより、ドラムモータ113に直結さ
れた回転ドラム114上の主ヘッド101A、l0IB
及び副ヘッド10 L a、  10 l bは、映像
信号S1に同期して回転する。また、キャプスタン10
3はキャプスタンモータ116と同軸になっており、移
送制御手段115でキャプスタンモータ116を定速回
転制御することにより記録媒体102を定速走行させて
いる(これをキャプスタンサーボと呼ぶ)。移送制御手
段115は点線で示すように同期信号S4を入力して基
準とするか、または、移送制御手段115自身が発生す
る内部基準信号を基準とするかによりキャプスタンモー
タ116の回転位相を制御する。また、構成を簡単化す
るときは速度制御のみとする。
アッセンブル編集またはインサート編集を行うとき、本
実施例ではキャプスタンサーボの状態を切り換えず、再
生状態及び記録状態を問わず定速走行制御とする。すな
わち、再生状態では従来の如きトラッキング制御は行わ
ない。従って、キャプスタンモータ116が定速回転し
ている状態でピンチローラ104をキャプスタン103
に押圧すれば、記録媒体102は速やかに定速走行状態
となり、再生状態の期間を短縮できる。なお、従来のも
のは、記録媒体上の既記録トラックにヘッドがオントラ
ックするまでの引き込み期間を必要とし、再生状態の期
間は5〜6秒程度必要であった。本実施例ではこれを約
1710以下するのも可能である(但し、これに制約さ
れるものではない)。唯−切り換えるのは記録手段10
7であり、記録媒体102の編集点に対応して記録開始
信号S2を変化させ、その変化を受けて再生、消去。
記録の状態に順次切り換えている。
第2図は本実施例における回転ドラム上のヘッド配置図
、第3図は記録時またはオントラック再生時におけるト
ラックとヘッドとの相対関係を示す模式図である。
回転ドラム114上には、主ヘッドl0IAと主ヘッド
101Bが、また、副ヘッド101bと副ヘッド101
aがそれぞれ互いに回転角180度の位置に設けられて
おり、主ヘッド101Aは第1のアジマスを、主ヘッド
l0IBは第2のアジマスを持ち、副ヘッド101aは
主ヘッド101Aと略同アジマスで、副ヘッド101b
は主ヘッド101Bと略同アジマスである。そして、第
2図(A)に示す第1のヘッド配置では主ヘッド101
Aに対し副ヘッド101bが、主ヘッド101Bに対し
副ヘッド101aが、それぞれ回転角eを持ち、回転軸
方向に段差Hを持って配設され、第2図(B)に示す第
2のヘッド配置では主ヘッド101Aに対し副ヘッド1
01aが、主ヘッド101Bに対し副ヘッド101bが
、それぞれ回転角eを持ち、回転軸方向に段差Hを持っ
て配設されている。
第1のヘッド配置では第3図(AI)、  (A2)に
示すように、主ヘッド101Aと副ヘッド101bが、
主ヘッド101Bと副ヘッド101aが各々ペアになっ
ており、ペアヘッド同士は略同一軌跡をトレースする。
 (A1)では主ヘッド10IA、l0IBが、 (A
2)では副ヘッド101b、10raが記録またはオン
トラック再生している様子を示している。また、第2の
ヘッド配置では第3図(Bl)、  (B2)に示すよ
うに、主ヘッド101Aと副ヘッド101aが、主ヘッ
ド101Bと副ヘッド101bが各々ペアになっており
、ペアヘッド同士は略1トラックずれた軌跡をトレース
する。 (B1)では主ヘッド101 A。
101Bが、 (B2)では副ヘッド101a、101
bが記録またはオントラック再生している様子を示して
いる。
ここで、第1のヘッド配置では副ヘッドを主へノドの再
生軌跡と略同一とし、第2のへノド配置では略1トラッ
クすれた再生軌跡とする構成を説明したか、この場合、
主へ、ドと副ヘッドとを回転ドラム114上の同位置に
設置することは不可能であり、必ず回転角eをもって配
置されることとなる。例えば、主ヘッドと副ヘッドを一
体化した場合に回転角eが無視できる値であれば、実質
ゼロとして扱っても同等問題はない。しかし、厳密を期
する場合や、回転角eが無視できない値の場合等では、
第1.第2のヘッド配置を実現する上で回転ドラム11
4の回転軸方向に段差Hを設ける必要がある。この段差
Hは、記録トラックの傾斜方向と記録媒体(図示せず)
の走行方向との関係および主ヘッドと副ヘッドとの先行
、後行の関係を勘案して設定すればよい。図面では副ヘ
ッド10 l b、  101 aが主ヘッドl0IA
、101Bに対し、回転軸方向の下方に配置するように
示しているが、上方に配置する場合もある。
ここで、主ヘッドl0IAと主ヘッド101B同士が回
転角180度ずれた配置の状態で、1トラックずれてい
る訳であるから、まず、第1のヘッド配置における段差
Hの値は、主ヘッドと副ヘッド(101Aと101bま
たは101Bと101a)との間隔が回転角eの場合は
、絶対量としてe/180)ラックの補正をすればよい
。そして、回転軸方向に対しては、主ヘッドに対して副
ヘッドが後行する場合は、記録媒体の記録面(例えば、
磁気テープの磁性面)側からみた傾斜方向が右で走行方
向が右のときは下方に、傾斜方向が右で走行方向が左の
ときは上方に配置すればよく、傾斜方向が左の場合はそ
の逆でよい。また、主ヘッドに対して副ヘッドが先行す
る場合は、副ヘッドが後行する場合の逆でよい。一方、
第2のベツド配置における段差Hの値は、絶対量を(1
80−e)/180)ラックとし、回転軸方向の配置は
、第1のヘッド配置の場合の逆にすればよい。
第4図は本実施例における記録媒体の記録フォーマット
を示す模式図である。
第4図(A)はアッセンブル編集での記録フォーマット
、 (B)はインサート編集での記録フォーマットであ
る。まず、アッセンブル編集(A)では、編集点401
から既記緑部403に続けて継ぎ記録する場合、例えば
1トラック分の未記録部404を形成し、続いて継ぎ記
録部405を形成して編集点402で編集を終える。編
集点402以後は未記録部406(但し、何等かの信号
が記録されている場合もある。)である。これにより、
既記緑部403に続いて未記録部404、継ぎ記録部4
05を記録できる。次に、インサート編集(B)では、
編集点407から編集点408の間に挿入記録を行うが
、編集点407で例えば1トラック分の未記録部410
を形成し、続いて挿入記録部411を形成し、編集点4
08で例えば1トラック分の未記録部412を形成して
編集を終える。これにより、既記緑部409の所定の位
置に未記録部410.挿入記録部411及び未記録部4
12を挿入記録できる。なお、ここで言う未記録部40
4,407及び408は、既記緑部403及び409を
消去または無信号記録した部分のことであり、この部分
では再生出力または再生信号が得られないようにしてい
る。消去の場合は再生出力そのものが得られず、無信号
記録の場合は再生出力は得られるが、その再生出力を復
調したときに再生信号は得られない。また、未記録部は
必ずしも1トラックとする必要はなく、1トラック以上
であっても、1トラックの一部(例えば、オーバーラツ
プ部分)であっても構わない。
第5図は本実施例における記録パターン及び再生出力を
示す模式図である。
本実施例ではトラッキング制御を行わないため、既に記
録された旧トラックに対し新たに記録した新トラックの
記録パターンが一致せず、パターンずれを伴った状態で
第5図(A)、  (B)のように記録される。すなわ
ち、第2図のヘッド配置により、第5図(A)は再生状
態で再生出力が大なる方のヘッドで編集したとき、 (
B)は再生出力が小なるヘッドで編集したときの記録パ
ターンである。これは、第1図の選択手段109に入力
する選択信号S3により設定できる。
第5図において、 (イ)は記録開始信号S2、(ロ)
は編集における状態、 (ハ)はヘッドの走査位置、 
(ニ)は記録パターン、 (ホ)は第1のアジマス有す
るヘッドの再生出力、 (へ)は第2のアジマスを何す
るヘッドの再生出力を示す。
第5図(A)の(ニ)は、旧トラック502と新トラッ
ク503〜507とが正規の状態(パターンが一致した
状態)に対し、図面左方向に1/2トラックずれた状態
503から図面右方向に1/2トラックずれた状態50
7までの5通りを示し、第5図(B)の(ニ)は、旧ト
ラック502と新トラック507〜511とが正規の状
態に対し、右方向に1/2トラックずれた状態507か
ら左方向に172トラックすれた状態511までの5通
りを示す。また、図中の右斜め斜線を施したトラック5
01Aは第1のアジマスを存するヘッドで、左斜め斜線
を施したトラック501Bは第2のアジマス(第1のア
ジマスとは逆アジマス)を有するヘッドでの記録部を示
し、斜線を施していないトラック501Cは未記録部を
示、す。
このような記録パターンを再生したときに、ヘッドのト
レース中心位置に対する再生出力を示したのが、図中の
(ホ)、(へ)である。すなわち、第1のアジマスを持
ったヘッドでの再生出力が(ホ)であり、第2のアジマ
スを持ったヘッドでの再生出力が(へ)である。また、
再生出力に付した符号503〜511は、それぞれ旧ト
ラック502から新トラック503〜511へと再生し
たときの出力である。いま、第1のアジマスを持ったヘ
ッドが主ヘッド101Aと副ヘッド101aで、第2の
アジマスを持ったヘッドが主ヘッド101Bと副ヘッド
101bであるとした場合、主ヘッドと副ヘッドとの再
生出力の関係は次のようになる。第2図(A)の第1の
ヘッド配置では、主ヘッド101Aの出力が(ホ)で副
ヘッド101bの出力が(へ)となり、主ヘッド101
Bの出力が(へ)で副ヘッド101aの出力が(ホ)と
なる。また、第2図(B)の第2のヘッド配置では主、
副ヘッドが1トラックずれた関係にあり、主ヘッド10
1Aの出力が(ホ)で副ヘッド101aの出力が(へ)
となり、主ヘッド101Bの出力が(へ)で11ヘッド
101bの出力が(ホ)となる。すなわち、ペアヘッド
の再生出力は1トラックずれた形で得られる。ここで、
トレース位置が1/2トラック以上ずれたとしても、主
、副ヘッドの何れか一方のヘッドからは必ず1/2以上
の再生出力レベルが得られる。ディジタル式の記録再生
装置では、例え−、ラドの再生出力レベルが略1/2に
なっても即再生不能になることはない。従って、ペアヘ
ッドの再生出力の大なる方を選択的に取り出すことによ
り、トレース位置がずれた状態でも良好な再生を実現で
きる。
なお、第5図(A)の(イ)〜(ハ)は旧トラック50
2に続いて新トラック504が編集記録された場合の例
、第5図(B)の(イ)〜(ハ)は旧トラック502に
続いて新トラック510が編集記録された場合の例であ
る。これから、編集記録において(A)は主ヘッドl0
IA、101B(または副ヘッド101a、101b)
のままとし、 (B)は主ヘッドl0IA、  l0I
Bから副ヘッド10 l b、  101 aへ(また
は副ヘッド101b、  101aから主ヘッドl0I
A、101Bへ)切り換えていることが判る。すなわち
、(A)では再生出力の犬なるヘッドをそのまま用い、
 (B)では再生出力の大なるヘッドから小なるヘッド
へ切り換えている。
第6図は第1図の記録手段107の具体構成例を示すブ
ロック図である。
記録回路601,602には信号処理手段1゜6の出力
と記録開始信号S2とを入力し、記録部11E301,
602を記録部とする。タイミング回路603は記録開
始信号S2を受け、記録開始直後の例えば1トラック期
間では切換回路605゜606を消去回路604側に切
り換え、記録媒体102に1トラック分の未記録部が形
成できるようにする。その後は記録回路601,602
に切り換え、記録状態とする。また、インサート編集の
場合は記録終了直後でも同様の消去を可とする切り換え
を行い、1トラック分の未記録部を形成できるようにす
る。
以上説明したように本発明による編集装置は、記録媒体
を定速走行のみとし、かつ、編集点で未記録部を形成す
る構成とすることにより、トラッキング制御を不要にし
た編集が実現できる。
なお、本発明ではトラッキング制御を用いないため、編
集点ではトラックすれを伴った形で編集記録がなされる
。未記録部は編集点付近を再生するときにビート等を発
生させないために設けたものである。編集点付近におけ
る再生時のビート発生は1走査期間のみであるため、こ
れを無視する場合は必すしも未記録部を設ける必要はな
い。
第7図は本発明の再生装置における実施例を示すブロッ
ク図である。
第7図において、記録媒体102から再生した各ヘッド
l0IA、101b、  l0IB、  101aの再
生出力は、増幅手段701〜704で増幅する。増幅手
段701,702の出力は比較判定手段705.レベル
検出手段706及び切換手段707に入力し、増幅手段
703.704の出力は比較判定手段708.レベル検
出手段709及び切換手段710に入力する。比較判定
手段705は増幅手段701の出力と増幅手段702の
出力とを比較し、何れの出力が大なるかを判定する。
切換手段707は比較判定手段705の判定出力に応じ
て増幅手段703.704の出力を選択的に切り換えて
出力し、信号記憶手段711に供給する。レベル検出手
段706は増幅手段701゜702の出力が所定のレベ
ル以下か否かを検出し、その検出出力を信号記憶手段7
11に供給する。
また、比較判定手段708.レベル検出手段709及び
切換手段710も増幅手段703.704の出力を受け
て、上記各手段705,706,707と同様の動作を
する。信号記憶手段711はレベル検出手段706,7
09の検出出力に応じて状態を切り換え、検出出力が所
定レベル以下を現すときは読み出しのみとし、否のとき
は書き込みと読み出しを行い、出力端子712から再生
出力を取り出す。
なお、点線で示した判定記憶手段713は本再生装置を
編集装置の一部としたときに用いるものであり、比較判
定手段705の判定出力を記憶し、その記憶出力を出力
端子714から出力し、選択信号S3として選択手段1
09に供給する。また、判定記憶手段713は比較判定
手段708の出力を記憶するようにしてもよく、何れか
一方に設ければ充分である。これにより、選択手段10
9において再生出力の大なるヘッドまたは小なるヘッド
の自動的な選択ができる。
第8図は第7図の動作説明に供する記録パターンと再生
出力の一例を示す波形図である。ここでは、第2図(A
)に示す第1のヘッド配置を例にして説明する。
第8図において、 (イ)は主ヘッド101 A。
101Bの走査位置、 (ロ)は第5図(A)のに)に
示す502から504への編集記録による記録パターン
、 (ハ)、(ニ)は走査位置に対応する再生出力、 
(ホ)〜(チ)は各ヘッド101A、  101b、 
 l0IB、  101aの再生出力、(す)は信号記
憶手段711の出力である。また、第8図(A)は編集
点近傍を再生するときに所定レベル以上の再生出力が得
られている場合の例であり、 (B)は所定レベル以下
の再生出力が得られる場合の例である。
ます、第8図(A)を用いて説明する。期間T1の走査
では、主ヘッド101Aは第1のアジマストラック80
1を約75%再生し、最大出力の約75%の出力■を得
、副ヘッド101bは第2のアジマストラック802を
約25%再生し、約25%の出力を得る。また、主ヘッ
ド101 B。
副へラド101aから再生出力は得られない。期間T2
では、主ヘッド101Bは第2のアジマストラック80
2を約75%再生し、約75%の出力■を得、副ヘッド
101aは第1のアジマストラック803を約25%再
生し、約25%の出力を得る。また、主ヘッド101 
A、  副ヘッド101bから再生出力は得られない。
以下同様に、 (ホ)〜(チ)に示すような各期間での
再生出力が得られる。切換手段707.710は比較判
定手段705,708の判定出力に応じて主、副ヘッド
のうち出力の大なる方を選択し、信号記憶手段711に
供給する。信号記憶手段711は切換手段707,71
0の出力を内部のメモリに順次書き込み、かつ、読み出
す。従って、信号記憶手段711からは(す)に示す出
力■〜■が得られる。
なお、期間T4では主ヘッドl0IBの出方が得られな
いため、副ヘッド101aの出力を選択している。いま
仮に、レベル検出手段706,709の所定レベルを最
大出力の3o%であるとすると、■〜■の何れの出力も
3o%以上であるため、レベル検出手段706.709
は信号記憶手段711に対して何等の指令も与えない。
次に、第8図(B)を用いて説明する。期間T1の走査
では、主ヘッド1oIAは第1のアジマストラック80
1を約1oo%再生し、約100%の出力■を得るが、
副ヘッド101bからは出力が得られない。また、主ヘ
ッド101 B、  副ヘッド101aから再生出力は
得られない。期間T2では、主ヘッドl0IBは第2の
アジマストラック802を約100%再生し、約100
%の出力■を得るが、副ヘッド101aからは出力が得
られない。また、主ヘッド101 A、  副ヘッド1
01bから再生出力は得られない。以下同様に、(ホ)
〜(チ)に示すような各期間での再生出力が得られ、信
号記憶手段711からは(す)に示す出力■〜■、■、
■が得られる。ここで、期間T4では主ヘッド101B
の出力が得られず、副ヘッド101aの出力■は約25
%であるため、レベル検出手段709が所定レベル以下
であることを検出し、信号記憶手段711に対して指令
を出し、書き込みを禁止させ、読み出しのみとする。
従って、この期間T4では807に点線で示すように一
つ前の期間T3の内容■を読み出す。これにより、常に
所定レベル以上の出力を得、信号の欠落が起きないよう
にしている。
以上説明したように本発明による再生装置は、上記編集
装置により記録した記録媒体を定速走行し、主、副ヘッ
ドの何れか再生出力の大なる方を選択し、かつ、所定レ
ベル以下のときは1トラック前(2トラック以上前でも
構わない)の再生出力を用いて補間する構成としたため
、トラッキング制御を不要にした再生が実現できる。
なお、再生出力レベルは大きいに越したことはなく、そ
の意味でトラッキング制御を併用しても構わないもので
ある。しかし、必すしも再生出力レベルが最大となるよ
うな最適制御を行う必要はない。例えば、主ヘッドと副
ヘッドの何れか一方の出力を少なくとも大きくする程度
の簡単なトラッキング制御でよい。
また第8図の波形例では、信号記憶手段711は書き込
み、即読み出しする場合を示しているが、書き込みから
所定時間後に読み出す構成としても構わず、本発明を限
定するものではない。すなわち、信号記憶手段711の
内部メモリ構成に制約はない。
発明の効果 以上のように本発明の編集装置は、記録媒体を定速走行
制御し、主または副ヘッドの何れか一方を選択的に用い
る簡単な構成により、継ぎ記録及び挿入記録を実現でき
る。
また、本発明の再生装置は、上記編集装置により記録し
た記録媒体を定速走行制御し、主、副ヘッドの何れか再
生出力の大なる方を選択し、かつ、所定レベル以下のと
きは1トラック前(2トラック以上前でも構わない)の
再生出力を用いて補間する構成としたため、トラッキン
グ制御を不要にした再生が実現できる等、その実施効果
は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の編集装置における実施例を示すブロッ
ク図、第2図は本実施例における回転ドラム上の伺ツド
配置図、第3図は記録時またはオントラック再生時にお
けるトラックとヘッドとの相対関係を示す模式図、第4
図は本実施例における記録媒体の記録フォーマットを示
す模式図、第5図は本実施例における記録パターン及び
再生出力を示す模式図、第6図は同実施例における記録
手段の具体構成例を示すブロック図、第7図は本発明の
再生装置における実施例を示すブロック図、第8図は同
実施例の動作説明に供する記録パターンと再生出力の関
係を示す波形図である。 101A、   101B ・・・主ヘノ  ド、  
  1 0 1  a。 101b・・・副へyド、  102・・・記録媒体、
106・・・信号処理手段、  107・・・記録手段
、109・・・選択手段、  112・・・回転制御手
段、114・・・回転ドラム、  115移送制御手段
、705.708・・・比較判定手段、  707,7
10・・・切換手段、  706,709・・・レベル
検出手段、  711・・・信号記憶手段、  713
・・・判定記憶手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)記録または再生を司る主ヘッドと、 前記主ヘッドとはアジマス角が異なり、かつ、略同一軌
    跡をトレースする記録または再生を司る副ヘッドと、 編集の再生および記録時は、記録すべき信号の同期信号
    または内部基準信号に同期させて記録媒体を移送制御す
    る移送制御手段と、 前記同期信号に同期させて前記主および副ヘッドの回転
    位相を制御する回転制御手段と、編集の記録時は、前記
    主または副ヘッドの何れか一方で前記記録媒体に前記記
    録すべき信号を記録する記録手段と、を備えた編集装置
    。 (2)請求項1記載の編集装置の副ヘッドに代えて、主
    ヘッドとはアジマス角が略同一で、かつ、略1トラック
    ずれた軌跡をトレースする記録または再生を司る副ヘッ
    ドを用いた編集装置。 (3)主ヘッドと副ヘッドとを一体構成とした請求項1
    または2記載の編集装置。 (4)請求項1、2または3記載の編集装置の記録手段
    に、編集点で記録媒体に未記録部を形成する機能を付加
    した編集装置。 (5)主ヘッドと副ヘッドとの再生出力の大きさを比較
    し、何れのヘッド出力が大きいかを判定する比較判定手
    段と、 前記比較判定手段の出力を記憶する判定記憶手段とを設
    け、 前記判定記憶手段は、編集の記録開始後はその記憶内容
    を保持し、 記録手段は、前記判定記憶手段の出力で選ばれた主また
    は副ヘッドにより記録媒体に記録すべき信号を記録する
    構成とした請求項1〜4の何れか1項に記載の編集装置
    。 (6)主ヘッドまたは副ヘッドの何れか一方の再生出力
    が大なるように記録媒体の移送速度を制御するか、また
    は、前記記録媒体と前記両ヘッドとの相対位置関係を制
    御するトラッキング手段を備えた請求項5記載の編集装
    置。 (7)記録媒体を再生する主ヘッドと、 前記主ヘッドとはアジマス角が異なり、かつ、略同一軌
    跡をトレースする副ヘッドと、 前記主ヘッドと前記副ヘッドとの再生出力の大きさを比
    較し、何れのヘッド出力が大きいかを判定する比較判定
    手段と、 前記比較判定手段の出力に応じて前記主ヘッドまたは前
    記副ヘッドの再生出力の大なる方を選択的に取り出す切
    換手段と、 前記切換手段の出力を書き込んで記憶し、その記憶内容
    を読み出す信号記憶手段と、 前記両ヘッドの再生出力が所定のレベル以下か否かを検
    出し、共に所定レベル以下のとき前記信号記憶手段を読
    み出しのみとするレベル検出手段と、を備えた再生装置
    。 (8)請求項7記載の再生装置の副ヘッドに代えて、主
    ヘッドとはアジマス角が略同一で、かつ、略1トラック
    ずれた軌跡をトレースする副ヘッドを用いる構成とした
    再生装置。(9)主ヘッドと副ヘッドとを一体構成とし
    た請求項7または8記載の再生装置。 (10)主ヘッドまたは副ヘッドの何れか一方の再生出
    力が大なるように記録媒体の移送速度を制御するか、ま
    たは、前記記録媒体と前記両ヘッドとの相対位置関係を
    制御するトラッキング手段を備えた請求項7、8または
    9記載の再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7421189B2 (en) 1997-10-28 2008-09-02 Sony Corporation Data recording device, data recording method, data editing device, and data editing method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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