JPH03293629A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH03293629A
JPH03293629A JP9598990A JP9598990A JPH03293629A JP H03293629 A JPH03293629 A JP H03293629A JP 9598990 A JP9598990 A JP 9598990A JP 9598990 A JP9598990 A JP 9598990A JP H03293629 A JPH03293629 A JP H03293629A
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Hiroyuki Mano
宏之 真野
Tatsuhiro Inuzuka
達裕 犬塚
Satoshi Konuma
小沼 智
Kazuhiro Fujisawa
藤沢 和弘
Masaaki Kitajima
雅明 北島
Toshio Futami
二見 利男
Koji Takahashi
孝次 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液晶表示装置に係り、特に、単純マトリクス
形液晶表示装置において、クロストークの発生しない1
品質の良好な表示を得ることを可能とする液晶表示装置
に関する6 [従来の技術] 従来、単純マトリクス形の液晶表示装置は、工業調査会
より出版されている「液晶の最新技術JP、106〜P
、109に記載のように、電圧平均化駆動法により、駆
動・表示を行っている。
この方法によると、理論的には、液晶パネル上の表示パ
ターンによらず、自ラインが走査されていない期間(以
下、非走査期間と呼ぶ、)に、液晶セルに印加される電
圧値は一定である。
また、従来の液晶表示装置は、液晶材料の長寿命化のた
めに、交流化信号を用いており、液晶セルに印加する電
圧の正負を、交流化信号が“ハイ”の時と“ロー”の時
とで逆転させている。
以下、従来の液晶表示装置の動作を、第2図〜第11図
を用いて詳しく説明する。
第2図は、パーソナルコンピュータ等から入力されたデ
ータを液晶パネルに表示させるための液晶表示の構成を
示すブロック図である。
第2図において、7は液晶パネル1に表示するための表
示データ、8は表示データフの同期クロックであるデー
タラッチクロック、9は1水平期間の区切りを示すライ
ンクロック、10は先頭ラインクロック、11は液晶セ
ルに印加する電圧の正負を逆転させるための交流化信号
である。
また、2はデータラッチ回路であり、4はラインシフト
回路である。
データラッチ回路2は、1水平期間に、データラッチク
ロック8により、液晶パネル1の1ライン表示分の表示
データ7を取込み、取込んだ表示データ7を、ラインク
ロック9により、次の1水平期間で、X□〜XLに同時
に出力する。
ラインシフト回路4は、先頭ラインクロック10をライ
ンクロック9により取込み、先頭ラインY1を“ハイ”
にし、その後、ラインクロック9に従い、Yユ〜YJを
順次に1′ハイ″にすることにより、現在の表示ライン
を示す。
13〜18は液晶パネル1を駆動させるための電源電圧
であり、13はv1電圧、14はV6電圧、15はv3
電圧、16はv4電圧、17はV、電圧、18はv2電
圧である。
また、3はX駆動回路、5はY駆動回路である。
X駆動回路3は、データラッチ回路2がら出力されるX
1〜X1のデータと交流化信号11とに従い、v1電圧
13、Va電圧15、■4電圧16゜Vλ電圧18の4
電圧の中から1電圧を選択し、X電極V z 1〜V□
へ出力する。
YH駆動回路5.ラインシフト回路4がら出力されるY
工〜YJのシフト信号と交流化信号11とに従い、v1
電圧13、v6電圧14、Vs電圧17、■、電圧18
の4電圧の中から1電圧を選択し、Y電極VY、”−V
、、へ出力する。
1は(i Xj)ドツトからなる液晶パネルであり、各
1ドツトに、Y電極V1□〜v0に印加された電圧とX
電極VXt〜vitに印加された電圧との電位差分の電
圧が印加されて、表示が行われる。
第3図はデータラッチ回路2の動作タイミング図、第4
図はラインシフト回路4の動作タイミング図、第5図は
6レベルの電源電圧13〜18を生成するための等価回
路の構成を示すブロック図。
第6図はXM!動回路3の動作説明図、第7図はY駆動
回路5の動作説明図である。
また、第8図は動作説明用の液晶パネル1の表示パター
ン例であり、第9図〜第11図は第8図に示す表示パタ
ーンによる任意点の理想的な印加電圧波形を示す図であ
る。
次に、第2図に示す液晶表示装置の動作を説明する。
入力された表示データ7は、第3図に示すように、1ラ
イン表示分が順次、データラッチクロック8に同期して
、データラッチ回路2に取込まれ、その後のラインクロ
ック9の立下りで、該1ライン表示分の表示データ7が
、同時にX1〜Xtに出力される3 X#!動回路3は、データラッチ回路2からX工〜X、
に出力された表示データ7と交流化信号11とに従い、
4レベルの電圧から1つの電圧を選択し、■!1〜■、
のそれぞれのX電極に1選択した電圧を印加する。
X*駆動回路3おける電圧選択の動作は第6図に示す通
りである。つまり、交流化信号11とデータラッチ回路
2の出力(X1〜xi)との組合せが(1,1)の時は
v0電圧13が、(1,0)の時はV□電圧15が、(
0,1)の時は■2電圧18が、(0,0)の時はv4
電圧16が、それぞれ選択され、出力される。
一方、ラインシフト回路4は、第4図に示すように、先
頭ラインクロック10が″ハイ”であるとき、ラインク
ロック9の立下りで該先頭ラインクロック10を取込み
、シフト信号としてY工に“ハイ″を出力し、次のライ
ンクロック9の立下りが入力されるまで、出力し続ける
。その後、ラインクロック9に従い、シフト信号として
Y8〜Y、へ順次“ハイ”を出力する。
Y駆動回路5は、ラインシフト回路4からY工〜Y、に
出力されたシフト信号と交流化信号11とに従い、4レ
ベルの電圧から1つの電圧を選択し、vY1〜v8のそ
れぞれのY電極に1選択した電圧を印加する。
Y駆動回路5における電圧選択の動作は第7図に示す通
りである。つまり、交流化信号11とラインシフト回路
4の出力(Y工〜YJ)との組合せが(1,1)の時は
v2電圧18が、(1,0)の時はvG電圧14が、(
0,1)の時はv1電圧13が、(0,0)の時はV、
電圧17が、それぞれ選択され、出力される。
ここで、液晶パネル1を駆動させるための電源電圧13
〜18の電圧関係を、第5図により説明する。
外部供給電圧■。電圧27をR1−R6の抵抗により分
圧することにより、電源電圧13〜18は生成される。
この分圧抵抗は、 R□=R,=R,=R,=R・・・(1)R3=(a−
4)R・・・(2) という関係である。ただし、aは、Y駆動回路5からの
出力電極数(総ライン数)であり、例えば、640 X
200ドツト液晶パネルの場合、aは200となる。
また、生成される電源電圧13〜18は。
v、>vs>v、>v4>v、>v、−(3)という関
係である。上記(1)式および上記(3)式から。
vl−v、 = v、 −v3= v4− v。
=V、−V2    ・・・(4) となる。v2は、第5図に示すように、GNDレベル(
Ov)であることから、上記(4)式は。
■、電圧17のレベルに等しい値となる。
次に、第2図に示す液晶表示装置で、第8図に示す表示
パターンを表示した時の動作および印加電圧波形を、第
9図〜第11図により説明する。
なお、交流化信号11は、ラインクロック9の立下りに
より“ハイ”および“ロー”が、1水平期間毎に反転す
るライン交流とする。
第9図は、第8図に示す表示パターンの(Xl。
Yl)ドツトの非走査期間における液晶印加電圧を示す
図である。
第8図において、斜線部は、表示がONであることを示
しており、X1行の表示は全てONである。このため1
表示データ(データラッチ回路2からX□に出力される
データ)は、全て1′1”である。また、交流化信号1
1は1水平期間毎に111 IIとII OIIとを繰
返す。
X駆動回路3は、交流化信号11とX0行の表示データ
とに従い、第6図に示す選択動作により、VX+電極に
、交流化信号11が1″の時にはV、電圧13を出力し
、交流化信号11が“0″の時には■2電圧18を出力
する。
一方、ラインシフト回路4から78列に出力されるシフ
ト信号は、非走査期間中、常に“O”である。
YD駆動回路5、Y8列のシフト信号と交流化信号11
とに従い、第7図に示す選択動作により、vvi電極に
、交流化信号11が“1”の時にはV6を電圧14を出
力し、交流化信号11が“ONの時にはV、電圧17を
出力する。
(X工、Y□)ドツトの液晶印加電圧は、ys動開回路
5らV、□電極に出力される電圧とX[動回絡3からV
 x を電極に出力される電圧との差の電圧である。従
って、非走査期間においては、交流化信号11が“1”
の時には、V、−V工=−■、電圧が印加され、交流化
信号11が“0”の時には。
V s −V z = V s電圧が印加されることに
なる。この−vsまたはV、電圧の印加は、交流化信号
11の変化に伴い、繰返し行われる。
第10図は、第8図に示す表示パターンの(X、、Y□
)ドツトの非走査期間における液晶印加電圧を示す図で
ある。
第8図において、X2行の表示は全てOFFであるため
、表示データ(データラッチ回路2からX3に出力され
るデータ)は、全て“0”である。
XI@動回路3は、X2行の表示データと交流化信号1
1とに従い、Vzx電極に、交流化信号11が“1”の
時にはv3電圧15を出力し、交流化信号11が“0″
の時にはv4電圧16を出力する。
一方、非走査期間において、Y駐動回路5からV□□電
極出力される電圧は、交流化信号11が“1”の時には
V、電圧14であり、交流化信号11が“0”の時には
■5電圧17である。
従って、(X、、Yl)ドツトの液晶印加電圧は。
交流化信号11が“1”の時には、V、−V、=■、電
圧が印加され、交流化信号11が“0”の時には、V、
−V、=−V、電圧が印加されることになる。
さらに、第11図は、第8図に示す表示パターンの(x
 s −Y 1)ドツトの非走査期間における液晶印加
電圧を示す図である。
第8図において、X1行の表示はONとOFFとが繰返
す表示であるため、表示データ(データラッチ回路2か
らX、に出力されるデータ)は。
1水平期間毎に“1”と“0”とが繰返しのデータであ
る。
X*動回路3は、X1行の表示データと交流化信号11
とに従い、VX2電極に、交流化信号11が“1”の時
にはV□電圧13を出力し、交流化信号11が“0”の
時にはv4電圧16を出力する。
一方、非走査期間において、ym動回路5からVYL電
極に出力される電圧は、交流化信号11が“1”の時に
はv6電圧14であり、交流化信号11が“0”の時に
はV、電圧17である。
従って、(xi、yt) ドツトの液晶印加電圧は、交
流化信号11が“l”で表示がONの時には。
Vs  Vz=  Vs電圧が印加され、交流化信号1
1が“0”で表示が0FF(7)時には、Vs  V4
=−■、電圧が印加されることになる。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は、第8図に示す表示パターンのうち、X
1行のように、ONとOFFとを繰返す表示パターンの
場合、液晶1ドツトに印加される液晶印加電圧は、正負
の逆転が少なく、理論上と同様、実際上も、一定レベル
の電圧となる。
また、第8図に示す表示パターンのうち、X□行やX2
行のように、ONまたはOFFが連続する表示パターン
の場合、1水平期間毎にパ1”と“′O”とを繰返す交
流化信号11の変化点において、液晶印加電圧の正負(
1!I対値はVS)が瞬間的に逆転する。しかし、実際
には、液晶セルは、静電容量であるので、このような瞬
間的な逆転は起りえず、過渡的に変化する。
このため、交流化信号11の変化点で、液晶印加電圧に
過渡的に歪みが生じ、理論通りに一定しベル゛の電圧が
印加されない。従って、液晶印加電圧実効値が低下し、
結果として、液晶パネル1上の表示輝度が低下してしま
う。
このように、ONまたはOFFが連続する表示パターン
の場合、交流化信号11の変化点で、表示輝度が低下す
るので1表示輝度差(表示ムラ)による表示クロストー
クが発生してしまう。
第12図は、第8図に示す表示パターンの(X工、Yl
)ドツトの非走査期間における液晶印加電圧の実際的な
電圧波形を示す図である。
理想的には、第9図に示す電圧波形となるべきところ、
交流化信号11が“1″から“0”に変化する点で、V
工、はV工電圧13からv2電圧18へ変化しようとし
、vytはV、電圧14からv5電圧17へ変化しよう
とするので、vx□とVYIとの電圧関係が、V工t 
> V v rから■工、<v7□へと瞬時に変化しよ
うとする。しかし、液晶セルは、静電容量であることか
ら、この電圧関係は、瞬時に変化できず、過渡的になっ
てしまう。
このように、過渡的なVXtおよびVYIにより、(x
l、y工)ドツトの印加電圧波形に大きく歪みが発生し
、電圧実効値が低下する。
第13図は、第8図に示す表示パターンの(X2.Y□
)ドツトの非走査期間における液晶印加電圧の実際的な
電圧波形を示す図である。
この時も、第12図と同様に、印加電圧に大きく歪みが
発生し、電圧実効値が低下している。
しかし、第8図に示すX3行の表示パターンのように、
ONとOFFとを交互に表示させる場合、交流化信号1
1の変化点において、液晶印加電圧の正負の逆転はない
、従って、電圧の歪みは発生せず、液晶パネル1上の表
示も輝度の安定したものとなる。
第14図は、第8図に示す表示パターンの(X□、Y□
)ドツトの非走査期間における液晶印加電圧の実際的な
電圧波形を示した図であり、理想的な電圧波形を示した
第11図と同様である。
以上述べたように、従来技術は、表示パターンによって
は、交流化信号11の変化点で、液晶印加電圧に過渡的
な歪みが発生し、液晶印加電圧実効値が低下し、結果と
して、液晶パネル1上の表示輝度が低下してしまうとい
う問題があった。
この問題は、液晶パネル1がカラーの場合には、特に顕
著なものとなる。
本発明の目的は、表示パターンに係わらず、電圧の歪み
量が一定で、かつ、液晶印加電圧実効値も一定にし1表
示輝度差による表示クロストークを解消する液晶駆動装
置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、電圧平均化能動
法を用いて、液晶パネルに電圧を印加することにより、
液晶パネルにデータを表示し、また、交流化信号の変化
に従い、上記液晶パネルに印加する電圧の正負を逆転さ
せることにより、上記液晶パネルの長寿命化を図る液晶
表示装置において、上記液晶パネルに印加する電圧の正
負を逆転させる際に、上記交流化信号の変化点において
、上記液晶パネルに印加する電圧を一旦ovにするよう
にしている。
液・晶パネルに印加される電圧は、実際には、従来技術
で説明したように、X駆動回路から出力される電圧とY
駆動回路から出力される電圧との電位差分の電圧である
従って、交流化信号の変化点において、液晶パネルに印
加する電圧を、−旦0Vにするためには、X駆動回路か
ら出力される電圧を、Y駆動回路から出力される電圧と
同じレベルの電圧にする方法が考えられる。
そこで、本発明は、表示データを1水平ライン分取込み
、該1水平ライン分の表示データを同時に出力するデー
タラッチ回路と、上記データラッチ回路の出力と交流化
信号との組合せに従い、複数レベルの中から1レベルの
電圧を選択して出力するX駆動回路と、上記X@駆動回
路出力が液晶パネルのどの水平ラインに相当するかを指
示するラインシフト回路と、上記ラインシフト回路の出
力と交流化信号との組合せに従い、上記複数レベルの中
から1レベルの電圧を選択して出力するY駆動回路とを
備え、上記X駆動回路から出力された電圧と上記YW駆
動回路ら出力された電圧との電位差分の電圧を液晶パネ
ルに印加することにより、液晶パネルにデータを表示す
る液晶表示装置において、上記交流化信号の変化点にお
いて、上記X駆動回路から出力される電圧を、上記Y駆
動回路から出力される電圧と同レベルの電圧になるよう
切換えることにより、上記液晶パネルに印加する電圧を
一旦ovにする電圧切換え回路を設けている。
また、上記電圧切換え回路が動作するタイミングを与え
る補正クロックを設けることもできる。
なお、本発明は、情報処理装置を始めとして、電子手帳
、テレビ受像機等の、およそ表示を必要とする各種電子
機器に適用することができる。
[作 用] 上記電圧切換え回路は、上記交流化信号の変化点におい
て、上記液晶パネルに印加する電圧を、−旦0Vにする
ために、上記X駆動回路から出力される電圧を、上記y
@動回路から出力される電圧と同じレベルの電圧にする
例えば、交流化信号が“1”の時、X駆動回路から出力
される電圧VXがV工電圧またはV3電圧であり、Yl
ll回動から出力される電圧V。がV6電圧であるとす
ると、このV工の電圧レベルを、交流化信号が“O”に
変化する点において、Vv=v6電圧にする。この動作
により、交流化信号の変化点において、 V x ” 
V vとなり、液晶パネルに印加する電圧は一旦Ovと
なる。
これにより、交流化信号の変化に従い、液晶パネルに印
加する電圧の正負を逆転させる際に、−旦Ovとなるの
で、過渡的な電圧の歪みが低減し。
また、表示パターンに係わらず、必ず交流化信号の変化
点で電圧の歪みが生じるため、どのような表示パターン
でも、非走査期間に印加される電圧の実効値は等しくな
る。この結果5表示輝度差(表示ムラ)をなくすことが
可能となる。
(以下余白) [実施例コ 以下2本発明の一実施例を、第1図および第15図〜第
20図を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例の液晶表示装置の構成を示す
ブロック図である。
第1図において、1〜5.7〜11.13〜18は、従
来の技術の第2図で説明したものと同じである。
12は補正クロックであり、ラインクロック9と同じ周
期を持ち、′ハイ”期間はわずかで、クロックの立下り
はラインクロック9と同時である。
6は、従来のX#i動回路3に入力する電源電圧を、補
正クロック12に従い、選択する電圧セレクタであり、
19〜22は、電圧セレクタ6から出力されルXII!
動用の電源電圧v、□、■、3、■、4、vlである。
第15図は電圧セレクタ6の構成を示すブロック図、第
16図は電圧セレクタ6の動作説明図、第17図はX駆
動回路3の動作説明図である。
また、第18図〜第20図は、第1図に示す液晶表示装
置で、第8図に示す表示パターンを表示した時の液晶印
加電圧波形を示す図である。
以下、第1図に示す液晶表示装置の動作を説明する。
従来技術で説明したように1表示データ7は、1ライン
分が順次、データラッチクロック8に同期して、データ
ラッチ回路2に取込まれ、その後のラインクロック9の
立下りで、該1ライン表示分の表示データ7が、同時に
X1〜X、に出力される。
電圧セレクタ6は、第15図に示すように、補正クロッ
ク12に従い選択動作を行う4つのセレクタ23〜26
から成り、各セレクタ23〜26からは、補正クロック
12がit Otrの時、■□電圧13、■□電圧15
、■4電圧16.V2電圧18が、それぞれ、v3□電
圧19.V、3電圧20、■、4電圧21、■、x電圧
22として出力される。
また、補正クロック12が“′1”の時、セレクタ23
および24からは、■、電圧14が、vg+電圧19.
V、a電圧2oとして出力され、セレクタ25および2
6からは、v5電圧17が、■、1電圧21、■12電
圧22として出力される。
この電圧セレクタ6の動作を第16図に示す。
X@駆動回路3、第17mに示すように、データラッチ
回路2からX工〜Xiに8カされた表示データと、1水
平期間毎に“1”と“0″とが反転する交流化信号11
とに従い、Vll電圧19、■、、電圧20、■、4電
圧21、VSZ電圧22の4レベルの電圧の中から1つ
の電圧を選択し、v0〜V□のそれぞれのX電極に印加
する。
つまり、交流化信号11とデータラッチ回路2の出力と
の組合せが(1,1)の時はV e r電圧19が、(
1,0)(7)時はv1電圧20が、(0゜1)の時は
v、2電圧22が、(0,0)の時はv、I電圧21が
、それぞれ選択され、出力される。
一方、ラインシフト回路4は、従来技術と同様に、シフ
ト信号としてY1〜Y4へ順次“ハイ”を出力する。
Y駆動回路5は、ラインシフト回路4からY1〜Y4に
出力されたシフト信号と交流化信号11とに従い、従来
技術と同様、V工電圧13、■6電圧14、■、電圧1
7、v2電圧18の4レベルの電圧の中から1つの電圧
を選択し、VTI〜v0のそれぞれのY電極に印加する
つまり、交流化信号11とラインシフト回路4の出力と
の組合せが(1,1)の時はv2電圧18が、(1,0
)の時は■1電圧14が、(0,1)の時はv1電圧1
3が、(0,0)の時はV、電圧17が、それぞれ選択
され、出力される。
液晶パネル1の液晶セル1ドツトには、Y1!極vyt
〜VY、に印加された電圧とX電極Vヨ、〜V工。
に印加された電圧との電位差分の電圧が印加されて1表
示が行われる。
なお、従来技術と同様、電源電圧13〜18には、 V、>V、>V、>V、>V、>V2 −(6)Vニー
VG=V−V3=V4  V5 = V、 −V、        ・・・(7)という
電圧関係がある。
次に、第1図に示す液晶表示装置で、第8図に示す表示
パターンを表示した時の非走査期間における動作および
印加電圧波形を、第18図〜第20図により説明する。
第18図は、第8図に示す表示パターンの(X工、Yl
)ドツトの非走査期間における液晶印加電圧を示す図で
ある。
第8図において、X□行の表示は全てONであるため、
表示データ(データラッチ回路2からXlに出力される
データ)は、全て1#である。
また、交流化信号11は1水平期間毎にIt I IT
と110”とを繰返す。
x駆動回路3は、交流化信号11とX1行の表示データ
とに従い、第17図に示す選択動作により、V工、電極
に、交流化信号11がit I ITの時にはvl、電
圧19を出力し、交流化信号11がtl OITの時に
はVSZ電圧22を出力する。
一方、ラインシフト回路4からY1列に出力されるシフ
ト信号は、非走査期間中、常にパ0”である。
Y[動回路5は、71列のシフト信号と交流化信号11
とに従い、vY□電極に、交流化信号11が“1”の時
にはV、電圧14を出力し、交流化信号11が110”
の時にはV、電圧17を出力する。
X駆動回路3からV工、電極に印加される電圧は、本来
、交流化信号11がtt 131の時、補正クロック1
2が“Ojlの場合にv1電圧13であり、補正クロッ
ク12が“1”の場合に■、電圧14であるはずである
。しかしV工、電極は、液晶セルを通して(この場合(
X工、Y工)ドツト)、V、、電極と容量結合をしてい
るため、補正クロック12がIt OITから1”へ変
化しても、瞬間的にV工電圧13からvG電圧14へは
変化せず、第18図に示すように、過渡的に変化する。
その後、交流化信号11が1”から110 ITへ変化
する時、補正クロック12はit 1 trから0”へ
変化するので、 VZ+電極に印加される電圧は、本来
、vG電圧14からv2電圧18へ変化するはずである
。しかし、交流化信号11が′1″から“0”に変化す
る直前は、vx工とvYlとの電位差がOvであり、こ
の関係が、交流化信号11が“1”から“0”に変化し
た直後に保たれ、VX工はv1□と同レベルのV、電圧
17となる。その後。
vxlはV、電圧17からv2電圧18のレベルに過渡
的に変化する。
交流化信号11が“0”から“1”に変化する時も、同
様の動作を行う。
なお、V v 1に印加される電圧は、Vよ、の変化に
伴って若干変化するが、はとんど無視出来る程度である
このvytに印加される電圧とVX工に印加される電圧
との差(VYI −Vxt)が(xz、yi)ドツトに
印加される。従って、交流化信号11が“1”の時、補
正クロック12により過渡的に−v5からOvになり、
その後、交流化信号11が“0”になると、OvからV
、へ変化し1次の補正クロック12が与えられるまでv
5が印加される。
第19図は、第8図に示す表示パターンの(x a −
y 1)ドツトの非走査期間における液晶印加電圧を示
す図である。
第8図において、X2行の表示は全てOFFであるため
、表示データ(データラッチ回路2からX2に出力され
るデータ)は、全て“0”である。
X駆動回路3は、X2行の表示データと交流化信号11
とに従い、VX1電極に、交流化信号11が“1”の時
にはVSZ電圧20を出力し、交流化信号11が“0”
の時にはv、4電圧16を出力する。 一方、非走査期
間において、Yl@l回動5からV v を電極に出力
される電圧は、第18図と同様、交流化信号11が“1
”の時には■6電圧14であり、交流化信号11が“0
”の時にはV、電圧17である。
また、xm動回路3からV工、電極に出力される電圧は
、第18図の動作説明で述べたように、補正クロック1
1が“′0”から1”に変化した時、過渡的に電圧レベ
ルが変化する。また、交流化信号11が“1”から0”
、または、′0”から“1”に変化した時も、過渡的に
電圧レベルが変化する。
以上のことから、(x −y z ) ドツトの非走査
期間における液晶印加電圧(VY□−■工2)は、第1
9図に示すように、交流化信号11が“1″の時、補正
クロック12により過渡的にv5からOvとなり、その
後、交流化信号11がat Ouになると、Ovから−
v5へ変化し、次の補正クロック12が与えられるまで
、−vsが印加される。
さらに、第20図は、第8図に示す表示パターンの(x
 s = y 1)ドツトの非走査期間における液晶印
加電圧を示す図である。
第8図において、X3行の表示はONとOFFとが繰返
す表示であるため1表示データ(データラッチ回路2か
らX、に出力されるデータ)は。
1水平期間毎に(J 1 j#と“O”とが繰返しのデ
ータである。
X駆動回路3は、X1行の表示データと交流化信号11
とに従い、VX2電極に、交流化信号11が“1”の時
にはV@1電圧19を出力し、交流化信号11が“0”
の時にはvs4電圧21を出力する。
一方、非走査期間において、Y[l回動5からVYL電
極に出力される電圧は、交流化信号11が&(1#jの
時には■6電圧14であり、交流化信号11が“0”の
時にはV、電圧17である。また、X[l回動3からv
z3電極に出力される電圧は、第18図および第19図
と同様に、補正クロック12が′0″から1”に変化し
た時、過渡的に電圧レベルが変化する。また、交流化信
号11が“1”から“0” または、′0”から“1”
に変化した時も、過渡的に電圧レベルが変化する。
以上のことから、(x、、y工)ドツトの非走査期間に
おける液晶印加電圧(v7□−V工、)は、第20図に
示すように、交流化信号11が“1”の時、補正クロッ
ク12により過渡的に−vSからOvへ変化し、その後
、交流化信号11が“0”になると、Ovから−V、へ
変化し、次の補正クロック12が与えられるまで、−■
、が印加される。
第18図で説明した( x 1− Yl)ドツトの液晶
印加電圧(VV□−VX、)は、従来技術での理想的な
印加電圧(第9図)と比べ、交流化信号11の変化点の
前後で、電圧波形が歪み、電圧実効値が低下しているも
のの、従来技術での実際的な印加電圧(第12図)と比
べた場合、電圧波形の歪み具合が同等となり、電圧実効
値も同等となる。
液晶の表示輝度は、その液晶セルに印加される電圧の実
効値により決定するため、本実施例による表示輝度は、
従来技術による表示輝度と同等なものとなる。
また、第19図で説明した(x2.y工)ドツトの液晶
印加電圧(V、□−V工2)は、第18図で説明した(
X工、Y工)ドツトの液晶印加電圧Cvv1 v工、)
と比べると、正負の違いはあるものの、電圧の歪み具合
も電圧実効値も同様である。
さらに、第20図で説明した(x、、y工)ドツトの液
晶印加電圧(VYL  V工3)は、従来技術における
実際的な液晶印加電圧(第14図)と比べた場合、交流
化信号11の変化の前後で、印加電圧波形に歪みが発生
し、電圧実効値が低下しているものの、第18図で説明
した(X工、Y□)ドツトの液晶印加電圧(Vマ、−v
工、)および第19図で説明した(X2.Y□)ドツト
の液晶印加電圧(V□−V x x )と比べると、印
加電圧の正負は異なるものの、交流化信号11の変化点
の前後で発生する電圧の歪みは同等である。このため、
非走査期間における液晶印加電圧実効値は同等となる。
X1行やX2行のように、ONまたはOFFが連続する
表示パターンの場合に、液晶印加電圧(V v t  
V X 1 )および(Vy+ −Vxz)は、従来技
術では、理論上では、正負が瞬間的に逆転し、実際上で
は、液晶セルの特性により過渡的に変化していたのを、
本実施例では、補正クロック12により、正負が逆転す
る間に一旦Ovになるようにすることにより、液晶セル
の特性に合せて、故意に過渡的に変化するようにしてい
る。
また、X1行のように、ONとOFFとを繰返す表示パ
ターンの場合に、液晶印加電圧(■マ1−V。)は、従
来技術では、理論上と同様、実際上も一定レベルの電圧
となっていたのを1本実施例では、上述のような記液晶
印加電圧(Vマ1Vx工)および(V、ニーV x x
 )の変化に合せて、補正クロック12により、故意に
過渡的に変化するようにしている。
これにより、いずれの表示パターンの場合でも、液晶印
加電圧が同様な変化をするので、電圧の歪みは同等とな
り、また、電圧実効値も同等となる。
従って、液晶印加電圧(V v t  V X 2 )
の表示輝度が、従来の液晶印加電圧(V=−V工、)お
よび(VY□−V x x )による時の値に低下する
ものの、いずれの液晶印加電圧の表示輝度も等しい値と
なるので、表示輝度差がなくなる。
以°上、第8図に示す3つの表示パターンについて、そ
の印加電圧波形を用いて説明したが、これ以外の表示パ
ターンについても、非走査期間における液晶印加電圧は
、正負の極性は異なるものの。
電圧歪みは同等となり、また、電圧実効値も同等となる
。この結果、表示パターンに依存する非走査期間の電圧
実効値の差により発生した表示輝度差が解消される。
また、本実施例では、補正クロック12を、交流化信号
11の変化点の直前で“1″とし、交流化信号11の変
化点で′0″とするクロックにした時について説明して
きたが、次に、補正クロック12を、交流化信号11の
変化点の前後にまたがるクロックにした時について説明
する。
第21図〜第23図は、第8図に示す表示パターンを表
示した時の非走査期間における動作および印加電圧波形
を示す図である。
第21図は、第8図に示す表示パターンの(X工、Yよ
)ドツトの液晶印加電圧を示す図である。
第8図において、X1行の表示は全てONであるため1
表示データは全てII I IIである。
X!!!動回路3からV工、電極に印加される電圧は、
交流化信号11が1”の場合、■、1電圧19であり、
このVat電圧19は、補正クロック12がII OF
+の時にはv1電圧13であり、補正クロック12が′
○”から“1”に変化すると、v1電圧13からV、電
圧14へ過渡的に変化する。
その後、交流化信号11が“0″に変化すると、V工、
電極に印加される電圧は、■、、電圧22となる。この
時、補正クロック12は“1”に保たれているため、■
、!電圧22はvs電圧17となる。
そして、補正クロック12が“1”から“0”に変化す
ると、■、電圧17からv2電圧18へ過渡的に変化す
る。
交流化信号11が“0”から“1”に変化する場合も、
補正クロック12とV工、電極に印加される電圧変化と
の関係は、同様である。
なお、Vv□に印加される電圧は、VXIの変化に伴っ
て若干変化するが、はとんど無視出来る程度である。
このVマ1に印加される電圧とvx4に印加される電圧
との差(Vvr −VXI)が(xx+yx) トラ)
−に印加される。従って、交流化信号11が“1”の時
、−V、が印加され、補正クロック12により過渡的に
−v5からOvに変化する。その後。
交流化信号11が′1”から“0”に変化しても、補正
クロック12は“1”を保持しているので。
0■のままである。そして、補正クロック12が“1″
から“0”に変化した時、過渡的にOvからV、へ変化
し、次の補正クロック12が与えられるまでV、が印加
される。
第22図は、第8図に示す表示パターンの(X2.Yl
)ドツトの非走査期間における液晶印加電圧を示す図で
ある。
第8図において、X8行の表示は全てOFFである。
X駆動回路3からV工、電極に印加される電圧は、交流
化信号11が“1”の場合、V a s電圧2oであり
、このv、3電圧20は、補正クロック12が“O”の
時にはv3電圧15であり、補正クロック12が′0″
から“1”に変化すると、■、電圧15からv6電圧1
4へ過渡的に変化する。
その後、交流化信号11が0”に変化すると、V x 
、電極に印加される電圧は、■、4電圧21となる。こ
の時、補正クロック12は“1”に保たれているため、
■、4電圧21は、vs電圧17となる。そして、補正
クロック12が“1”から“0”に変化すると、■、電
圧17からV、電圧16へ過渡的に変化する。
交流化信号11が′0″から“1”に変化する場合も、
補正クロック12とVxx電極に印加される電圧変化と
の関係は、同様である。
なお、Y駆動回路5からvylに印加される電圧は、V
XNの変化に伴って若干変化するが、はとんど無視でき
る程度である。
このv1□の印加電圧とvoの印加電圧の差(V v 
L  V x z )が(X2.Yl)ドツトに印加さ
れる。従って、交流化信号11が“1”の時、■。
が印加され、補正クロック12により過渡的にV6から
OVに変化する。その後、交流化信号11が“1′″か
ら“0”に変化しても、補正クロック12は、&1ff
を保持しているので、OVのままである。そして、補正
クロック12が“1nから“0″に変化した時、過渡的
にOvから−vsへ変化し、次の補正クロック12が与
えられるまで、−V、が印加される。
さらに、第23図は、第8図に示す表示パターンの(x
 a 、y 1)ドツトの非走査期間における液晶印加
電圧を示す図である。
第8図において、X1行の表示はONとOFFとが繰返
す表示であるため、X3行の表示データは、′1”と“
O”とを繰返すデータとなる。
一方、交流化信号11も“1”と“0′″とを繰返す信
号であるため、VX3に印加される電圧は、■、1電圧
19とv、4電圧21とを繰返すことになる。また、■
11には、非走査期間中、交流化信号11に従い、v6
電圧14またはv5電圧17が印加される。
このV v rの印加電圧とVX3の印加電圧との差(
V v r  V X 3 )が(X!、Yl)ドツト
に印加される。従って、交流化信号11が′1″′の時
、−v5が印加され補正クロック12により過渡的に−
■、からOvに変化する。その後、交流化信号11がa
t l”から0”に変化しても、補正クロック12は“
1”を保持しているので、Ovのままである。そして、
補正クロック12が1”から0”に変化した時、過渡的
にOvから−v、へ変化し、次の補正クロック12が与
えられるまで−V、が印加される。
以上、第21図〜第23図を用いて説明した液晶印加電
圧(V Y I  V x t )   (V v 1
V X 2 )(Vyt−V工、)は、印加電圧の正負
極性は異なるものの、交流化信号11の変化点の前後で
発生する電圧歪み(過渡的な電圧波形)は同等である。
このため、非走査期間における液晶印加電圧の電圧実効
値は同等となる。
また、第8図に示す3つ表示パターンについて説明した
が、これ以外の表示パターンについても、非走査期間に
おける液晶印加電圧の実効値は同等となる。
また、上述した実施例では、補正クロック12を方形波
のクロックパルスであるとして説明したが、補正クロッ
ク12は、高周波クロックであっても良い。
第24図〜第26図は、第18図〜第20図における補
正クロック12を、高周波クロックにした場合を示して
いる。
第24図の液晶印加電圧(VV□−V工、)、第25図
の液晶印加電圧(VV□−V工2)、第26図の液晶印
加電圧(Vvt  VX3)は、印加電圧の正負極性が
異なるものの、交流化信号11の変化点で発生する電圧
歪み(高周波クロックによる高周波で、かつ、過渡的な
電圧波形)は、同等である。
このため、非走査期間における液晶印加電圧の実効値(
OVを基準にした値)は同等となる。
また、本実施例は、Xl!l回動3に入力する電源電圧
の供給源に対し、簡単な構成の電圧セレクタ6を設ける
だけで良いため、従来から存在する液晶表示装置に容易
に適用することができる。
なお、電圧セレクタ6に与える補正クロック12の1つ
の期間は、液晶セルの静電容量Cと、X駆動回路3と液
晶パネル1の接続抵抗とX電極の配線抵抗等により決定
する。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、表示パターンに
関係なく、非走査期間において、交流化信号の変化点で
、必ず液晶印加電圧がovとなるため、液晶印加電圧実
効値が一定になる。この結果、従来、表示パターンに依
存する非走査期間の電圧実効値の差により発生していた
表示輝度差をなくし、表示クロストークを解消すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の液晶表示装置の構成を示す
ブロック図、第2図は従来の液晶表示装置の構成を示す
ブロック図、第3図はデータラッチ回路の動作説明図、
第4図はラインシフト回路の動作説明図、第5図゛は液
晶駆動用の電源電圧を生成するための等価回路の構成を
示すブロック図、第6図はXa動回路の動作説明図、第
7図はYIH動回路の動作説明図、第8図は液晶表示パ
ターンの一例を示す説明図、第9図〜第11図は従来技
術による理論的な液晶印加電圧波形を示す説明図、第1
2図〜第14図は従来技術による実際的な液晶印加電圧
波形を示す説明図、第15図は電圧セレクタの構成を示
すブロック図、第16図は電圧セレクタの動作説明図、
第17図は本実施例のX駆動回路の動作説明図、第18
図〜第20図は本発明の第1の実施例による実際的な液
晶印加電圧波形図、第21図〜第23図は本発明の第2
の実施例による実際的な液晶印加電圧波形図、第24図
〜第26図は本発明の第3の実施例による実際的な液晶
印加電圧波形図である。 1・・・液晶パネル、2・・・データラッチ回路、3・
・・X能動回路、4・・・ラインシフト回路、5・・・
Y[l回動、6・・・電圧セレクタ、7・・・表示デー
タ、8デークラツチクロツク、9・・・ラインクロック
。 10・・・先頭ラインクロック、11・・・交流化信号
、12・・・補正クロック、13〜18・・・液晶駆動
用電源電圧、19〜22・・・X駆動用選択電圧、23
〜26・・セレクタ、27・・・外部供給電圧。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電圧平均化駆動法を用いて、液晶パネルに電圧を印
    加することにより、液晶パネルにデータを表示し、また
    、交流化信号の変化に従い、上記液晶パネルに印加する
    電圧の正負を逆転させることにより、上記液晶パネルの
    長寿命化を図る液晶表示装置において、 上記液晶パネルに印加する電圧の正負を逆転させる際に
    、上記交流化信号の変化点において、上記液晶パネルに
    印加する電圧を一旦0Vにすることを特徴とする液晶表
    示装置。 2、表示データを1水平ライン分取込み、該1水平ライ
    ン分の表示データを同時に出力するデータラッチ回路と
    、上記データラッチ回路の出力と交流化信号との組合せ
    に従い、複数レベルの中から1レベルの電圧を選択して
    出力するX駆動回路と、上記X駆動回路の出力が液晶パ
    ネルのどの水平ラインに相当するかを指示するラインシ
    フト回路と、上記ラインシフト回路の出力と交流化信号
    との組合せに従い、上記複数レベルの中から1レベルの
    電圧を選択して出力するY駆動回路とを備え、上記X駆
    動回路から出力された電圧と上記Y駆動回路から出力さ
    れた電圧との電位差分の電圧を液晶パネルに印加するこ
    とにより、液晶パネルにデータを表示する液晶表示装置
    において、 上記交流化信号の変化点において、上記X駆動回路から
    出力される電圧を、上記Y駆動回路から出力される電圧
    と同レベルの電圧になるよう切換えることにより、上記
    液晶パネルに印加する電圧を一旦0Vにする電圧切換え
    回路を設けたことを特徴とする液晶表示装置。 3、上記電圧切換え回路が動作するタイミングを与える
    補正クロックを設けたことを特徴とする請求項2記載の
    液晶表示装置。 4、上記補正クロックが上記タイミングを与える期間は
    、上記交流化信号の変化点の直前を含む期間であること
    を特徴とする請求項3記載の液晶表示装置。 5、請求項1,2,3または4記載の液晶表示装置を備
    えたことを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011158916A (ja) * 2011-03-18 2011-08-18 Seiko Epson Corp 集積回路装置、電気光学装置及び電子機器

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JP2010204592A (ja) * 2009-03-06 2010-09-16 Seiko Epson Corp 集積回路装置、電気光学装置及び電子機器
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