JPH03293073A - 部品洗浄後の水切り方法 - Google Patents

部品洗浄後の水切り方法

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JPH03293073A
JPH03293073A JP9684990A JP9684990A JPH03293073A JP H03293073 A JPH03293073 A JP H03293073A JP 9684990 A JP9684990 A JP 9684990A JP 9684990 A JP9684990 A JP 9684990A JP H03293073 A JPH03293073 A JP H03293073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam
parts
basket
water
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP9684990A
Other languages
English (en)
Inventor
Fukunori Kawasaki
河崎 福徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tanaka Kikinzoku Kogyo KK filed Critical Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気、電子工業、精密機械工業等に於いて、
高いクリーン度の要求される各種部品の洗浄後の水切り
方法に関する。
(従来の技術) 従来、電気、電子工業、精密機械工業等に於ける技術分
野では、各種部品に高いクリーン度が要求される。例え
ば種々の電気製品の電気接触子に用いられるCuのベー
ス材とAg系の接点材とから成るリベット型クラッド接
点は、表面処理としてCuの酸化被膜を除く目的の酸洗
いや共すりによるガラ研摩等を行い、最後に水洗、脱水
(水洗で付いた水を除(為)を行っている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記の脱水の際には、一般にフロンを用いて
いるが、フロンは使用中に流出したり、蒸発したりして
、環境汚染につながる恐れがある為、近時その使用停止
の要求が高まりつつある。
そこで本発明は上記要求にこたえるべく、フロンを使用
しないで、各種部品の洗浄後の水切りを確実に行うこと
のできる方法を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明の部品洗浄後の水切り
方法は、部品を酸洗い、水洗等により洗浄後、該部品を
篭に入れて水蒸気槽に収容し、部品の温度を水蒸気温度
まで上昇させる間に部品に付着結露した水滴を落下させ
、部品の温度が水蒸気温度まで上昇し一定時間経過後部
品を篭ごと大気に触れさせることを特徴とするものであ
る。
(作用) 上記のように本発明の部品洗浄後の水切り方法は、洗浄
後の部品を篭に入れて水蒸気槽に入れるので、冷たい部
品の表面には水蒸気が吸着し、結露して、水滴となって
流下し、篭から下方に落ちる。部品の温度を水蒸気温度
まで上昇すると、部品の表面についている水は蒸発して
減ることはあっても、水蒸気が部品に吸着し、部品の表
面には水が増えな(なる。その後一定時間経過すると、
部品に付着していた水滴も殆んど流下し、篭から下方に
落ち、不飽和水蒸気の場合は部品表面の水は蒸発してな
(なり、飽和水蒸気の場合でも部品の表面に残る水は僅
かとなる。その後部品を篭ごと大気に触れさせて冷却す
ると、部品の表面に水か僅か残っていた場合でも部品の
温度が高い為、表面に残っていた水は直ちに蒸発し、部
品が乾燥する。
か(して部品洗浄後の水切りは確実に行われ、変色を起
こすことも無い。
(実施例) 本発明の部品洗浄後の水切り方法の一実施例を図によっ
て説明する。図は本性を実施する為の水切り装置を示す
もので、lは水蒸気槽、2は蒸気発生器、3は水蒸気槽
1と蒸気発生器2とを連結した水蒸気通路で、途中に三
方弁4を介して大気に通じる吸気路5が設けられている
。前記水蒸気槽1の上端には着脱可能に蓋6が設けられ
、底の中央部には排水ロアが設けられ、排水ロアの下端
は貯水槽8の上面に連結開口されている。貯水槽8には
吸引送風機9付排気口10が設けられている。
このように構成された水切り装置を用いて、酸洗いし、
ガラ研摩して表面処理し、水洗したCuのベース材とA
gの接点材とから成るリベット型クラッド接点12を水
切りする方法について説明する。先ずリベット型クラッ
ド接点を篭11に多数入れ、この篭11を図示の水蒸気
槽lの蓋6を外して水蒸気槽Iの下部に設けた金網13
上に載置し、蓋6を取り付けて水蒸気槽1を封塞した。
次に三方弁4を操作して水蒸気通路3を開き、蒸気発生
器2から1.01気圧の乾燥水蒸気を水蒸気槽lに連続
的に供給した。水蒸気槽l内に収容した篭11内のリベ
ット型クラッド接点12は冷たいので、その表面に1気
圧の乾燥水蒸気が吸着し、結露して、水滴となって流下
し、篭11から下方に落ち、排水ロアを通って貯水槽8
に貯まる。リベット型クラッド接点12の温度が水蒸気
の温度まで上昇した処、水蒸気がリベット型クラッド接
点12に吸着し、該接点12の表面には水が増えなくな
った。これは水蒸気が接点12に吸着する速さと接点1
2の表面から蒸発する速さが同じであるからと推察され
る。リベット型クラッド接点12が水蒸気温度まで上昇
後、一定時間経過すると、該接点12の表面に付着して
いた水滴も殆んど流下し、篭11から下方に落ち、排水
ロアを通って貯水槽8に貯まり、接点12の表面に残っ
ている水は僅かとなった。その後三方弁4を操作して水
蒸気通路3の蒸気発生器2側を閉じ、吸気路5を開き、
貯水槽8の排気口10に設けられている吸引送風機9を
駆動して大気中より吸気路5、水蒸気通路3を通して水
蒸気槽1内に空気を流通させて篭11内のリベット型ク
ラッド接点12に空気に触れさせて冷却した処、該接点
12の温度が高い為、表面に残っていた水は直ちに蒸発
し、リベット型クラッド接点12が乾燥した。リベット
型クラッド接点12に触れた空気は排水ロアを通って貯
水槽8に入り、ここから排気口IOを通って吸引送風機
9により排気された。かくして洗浄後のリベット型クラ
ッド接点12の水切りは確実に行われ、変色を起こすこ
とも無かった。
尚、上記実施例に於いて、貯水槽8に貯まった水は蒸気
発生器2へ戻すようにしても良いものである。またリベ
ット型クラッド接点12を大気に触れさせて冷却する方
法としては水蒸気槽1より篭llごと取り出して大気に
触れさせるようにしても良いものである。その場合吸引
送風機9は不要である。
さらに水蒸気槽lの気圧を大気圧よりも少し高くすると
か、水蒸気槽Jに供給されてくる水蒸気を水蒸気槽1の
手前で加熱し、蒸気発生器2から発生した水蒸気の温度
よりも高くして不飽和水蒸気にするとかすれば一層水切
り効果が大となる。
(発明の効果) 以上の説明で判るように本発明の部品洗浄後の水切り方
法は、部品を水蒸気洗浄を行うと共に部品を水蒸気温度
まで上昇させて付着結露した水滴を流下除去し、部品の
表面に水が残った場合でもその水は部品を大気に触れさ
せて部品の熱により蒸発し、部品を乾燥するのであるか
ら、洗浄後の部品の水切りは確実に行われ、変色するこ
とが無いという効果がある。
また本発明の方法はフロンを使用せず、水だけしか使用
しないので、環境汚染の恐れも全くないものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の部品洗浄後の水切り方法を実施する為の装
置を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)部品を酸洗い、水洗等により洗浄後、該部品を篭
    に入れて水蒸気槽に収容し、部品の温度を水蒸気温度ま
    で上昇させる間に部品に付着結露した水滴を落下させ、
    部品の温度が水蒸気温度まで上昇し一定時間経過後部品
    を篭ごと大気に触れさせて冷却することを特徴とする部
    品洗浄後の水切り方法。
JP9684990A 1990-04-12 1990-04-12 部品洗浄後の水切り方法 Pending JPH03293073A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI495519B (zh) * 2012-06-08 2015-08-11 Japan Field Kk 被清洗物之蒸汽清洗方法及其裝置

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