JPH032929Y2 - - Google Patents

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JPH032929Y2
JPH032929Y2 JP1981046080U JP4608081U JPH032929Y2 JP H032929 Y2 JPH032929 Y2 JP H032929Y2 JP 1981046080 U JP1981046080 U JP 1981046080U JP 4608081 U JP4608081 U JP 4608081U JP H032929 Y2 JPH032929 Y2 JP H032929Y2
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JP
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flat plate
bulletin board
paper
rib
tongue piece
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JP1981046080U
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JPS57157978U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は掲示具に関し、商品名、サイズや、
価格等を記入した用紙などを支持し且つ掲示する
ための掲示具に関するものである。
商品名、サイズや価格等を記入したカード等を
掲示するために従来使用されてきた掲示具には
種々の構造のものがあるが、いずれも製造コスト
が高くつくという欠点があつた。
以下に、従来使用されている掲示具の構造とそ
の欠点とを説明する。
第1図は従来使用されていた掲示具の一つであ
り、この掲示具1は用紙Pもしくはカード等を挿
入するための部分2と、掲示具支持棒を挿入する
ための部分3とを有している。部分2は第2図及
び第3図に示すように二つの平板状部分4及び5
を3個のスペーサ6a及び6bを介して接着した
ものであり、両部材4と5の間には第2図に示す
ようにカード等を挿入するための空間S1が形成さ
れている。平板状部分4に一体に設けられた腕部
分4aの上には横断面が逆U字形の部材7(A−
A断面がその上方に図示されている)が接着され
るとともに部材7の両側には断面が直角三角形の
補強部材8(B−B断面がその上方に図示されて
いる)が接着されている。このようにして構成さ
れている掲示具1は部分2に於てカード等を挿入
するための空間S1を有するとともに部分3に於て
は掲示具支持棒を挿入するための空間S2を有して
いる。
第4図は第1図の如き掲示具1を支持するため
の掲示具支持体9の概略図であり、該支持体9は
前記空間S2に挿入するための掲示具支持棒9a
と、シングルハンガーー等のバーを把持するため
の把持部9bと、を有している。
第1図に示した掲示具1は前記したように多数
の部材を互いに接着して製作されるので製作工数
が多く、且つその殆んどが入手による手仕事であ
るため、製造コストが非常に高いという欠点があ
つた。
第5図は従来公知の他の掲示具である。この掲
示具は前記用紙等を挿入し且つ支持するための部
分10と、掲示具支持棒を挿入するための部分1
1とを有している点は第1図図示のものと同じで
あるが、部分10が一枚板で構成されるとともに
全体の工数を減少させるように改良されている。
すなわち、部分10には一枚の平板12の両側縁
部12aを折返すことによつて用紙等の両側縁部
を挿入するための挿入空隙S3が作られている。ま
た、平板12と一体に形成された筒状の部分11
にはその先端に平板12に対向した舌片13が設
けられ、用紙等が平板13と舌片13との間の空
間S4に挿入されるようになつている。
第5図図示の掲示具は第1図図示のものよりも
構造が簡単であるため、唯一度の射出成形工程で
その全体を一体として成形可能であるが、挿入空
隙S3は成形工程に於てアンダーカツトとなるた
め、この部分については金型にスライドコア等を
設ける必要があり、金型が高価になると同時に生
産能率が高められず、また、製品歩留りがよくな
いという問題のあることが判つた。実際の製造工
程では両側縁部12aの縁12bにバリが出て、
このバリを除くために余分に一工程を増加させね
ばならないという問題が生じている。更に、この
ような加工上の問題点とは別に、第5図図示の掲
示具では用紙等の下縁を支持するための部分が部
分11の先端面だけであるため、用紙等を安定的
に支持できないという構造上の問題点があつた。
本考案は前記公知の掲示具における種々の問題
点を除き、一回の成形工程のみで安価に製作する
ことができ、且つ、用紙等を安定的に支持でき
る、改良した掲示具を提供することを目的とす
る。
以下に第7図以下を参照して本考案の実施例に
ついて説明する。
第7図は本考案の掲示具の正面図である。本考
案の掲示具は、用紙等の一方の面に接する平板状
部分14と、この平板状部分14の両側縁部及び
下縁部に沿つて該平板状部分14に対して平行に
配置された舌片15と、を有しており、また、下
縁部には筒状部16が設けられている。舌片15
は用紙等の他方の面に接触し且つ支えるためのも
のであり、平板状部分14の両側縁部及び下縁部
に沿つて突設されたリブ17(第8図及び第9図
を参照)と一体に成形されている。リブ17は平
板状部分14と一体に成形されていてもよいが、
金型設計において型合せ面(PL)を第9図のよ
うに設定する場合には金型上ではリブ17と舌片
15とが一方の金型に於て一体となり、平板状部
分14のキヤビテイは他方の金型に成形される。
平板状部分14の両側縁部及び下縁部には舌片
15に対向する位置に舌片15と同一形状の押切
り穴14aが第8図に示すように貫設されてい
る。このため成形工程に於てはアンダーカツトが
なくなり、金型の形状を単純化することができ、
成形速度が向上し、且つ型抜きが容易でバリ等の
発生がなくなると、等の効果が得られる。
第10図及び第11図は型合せ図(PL)を第
9図に示した位置に設定した場合の二つの部分を
示したものである。第10図に示した一方の半部
18は筒状部16の構成部分16aを除けば全体
として平板状であり、平板状部分14の周縁部に
押切り穴14aが貫設された形態をなしている。
なお、19は平板状部分14よりも肉厚となつた
弧状部分であるが、これは補強及びマークゾーン
として設けられている。
一方、第11図に示された他方の半部20はリ
ブ17、舌片15、及び筒状部16の構成部分1
6bから成つている。
第12図は前記の如き半部18及び20に対応
した金型を示したもので、一方の金型18Aは押
切り穴14aに対応した凸部14A以外は斜線表
示されたキヤビテイとなつており、また、他方の
金型20Aはリブ17及び舌片15等のためのキ
ヤビテイ(斜線表示された部分)以外は突出した
雄型である。前記の如き半部18及び20には互
いにアンダーカツトがないからそれぞれのための
金型18A及び20Aにもスライドコア等を必要
とせず、極めて簡単な構造とすることができる。
以上のように本考案の掲示具は成形加工が容易
となる構造を有しているため、安価なコストで製
造できる利点を有している。また、用紙等を支持
するための舌片及びリブが平板状部分14の下縁
の広い範囲に渡つて設けられているため、用紙等
を安定して支持できる利点もある。
なお、舌片15は図示の実施例では両側面に一
個ずつ形成されているが、一側面に複数個設ける
構成とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の掲示具の正面図、第2図は第1
図の−矢視断面図、第3図は第1図の掲示具
の構成部材の分解図、第4図は第1図の掲示具と
ともに使用される公知の掲示具支持体の概略正面
図、第5図は従来公知の他の掲示具の斜視図、第
6図は第5図の−矢視断面図、第7図は本考
案の掲示具の正面図、第8図は第7図の−矢
視断面図、第9図は第8図の−矢視図、第1
0図は第9図の−矢視断面図、第11図は第
9図のXI−XI矢視断面図、第12図は第10図及
び第11図の部分を成形するための金型の正面
図、である。 14……平板状部分、15……舌片、16……
筒状部、17……リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 商品名、サイズ、価格等の掲示事項を記載した
    用紙等を支持し、且つ掲示するための掲示具であ
    つて 前記用紙の一方の面に接する平板状部分14
    と、該平板状部分14の面に突設されるとともに
    その両側縁部及び下縁部に沿つて延在するリブ1
    7と、該リブ17と一体に成形されるとともに前
    記リブ17の内側へ向かつて前記平板状部分14
    に面して平行に張り出して前記用紙等の他方の面
    に接する舌片15と、該舌片15と同一形状であ
    つて該舌片15に対向して前記平板状部分14の
    周縁部に貫設された押切り穴14Aと、前記平板
    状部分14及び前記リブ17の外周縁から外向き
    に突設された筒状部16と、からなり、 前記各部が一体成形で互いに結合成形されてい
    ることを特徴とする掲示具。
JP1981046080U 1981-03-31 1981-03-31 Expired JPH032929Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981046080U JPH032929Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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JP1981046080U JPH032929Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS57157978U JPS57157978U (ja) 1982-10-04
JPH032929Y2 true JPH032929Y2 (ja) 1991-01-25

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ID=29842939

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS547516Y2 (ja) * 1974-12-04 1979-04-07
JPS5839486Y2 (ja) * 1980-03-07 1983-09-06 郵政大臣 郵袋票札刺

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57157978U (ja) 1982-10-04

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