JPH08207925A - 長尺物用容器 - Google Patents

長尺物用容器

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JPH08207925A
JPH08207925A JP5314295A JP5314295A JPH08207925A JP H08207925 A JPH08207925 A JP H08207925A JP 5314295 A JP5314295 A JP 5314295A JP 5314295 A JP5314295 A JP 5314295A JP H08207925 A JPH08207925 A JP H08207925A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP5314295A
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English (en)
Inventor
Takumi Tabuchi
拓美 田渕
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RIYOUEI KK
Original Assignee
RIYOUEI KK
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Publication date
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  • Cartons (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】1種類の抜き型を準備するだけで、多種の長
さの長尺物用容器の組立素材を調製でき、多種の抜き型
の準備、管理の手数を不要とし、かつ容器のコストに占
める抜き型のコストの比率が小さくなるので長尺物用容
器を低コストで供給できる。 【構 成】長い樋状の容器主体の両端に内受部材及び外
受部材の両者を固定し、直方体状の容器を組立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】この発明は継足し釣竿、カメラの
三脚、掛軸、ゴルフパター等を収納する長尺物用容器に
関する。そして特に種々の長さの物品を多品種、少量生
産するときに、低コストで供給することができる長尺物
用容器に関する。
【従来の技術】従来継足し釣竿のように種々の長さの物
品を多品種、少量生産する物品を収容する多種の容器を
ボール紙、段ボール紙等のシート材より貼り箱、組立箱
として生産する場合、各長さの物品の容器毎に、押し罫
と切り罫を設けた抜き型を予め準備せねばならず、多数
の型が必要であった。
【発明が解決しようとする課題】従って多数の型を管理
するに必要な手数を要し、かつ容器のコストに占める型
のコストの比率が大きく、容器を高コストとしていた。
【課題を解決するための手段】この発明は上記の課題を
板状シート材を素材とし、素材の縦長方向の中心に底部
1を設け、底部1の左右両側縁より左右1対の外壁2、
2をそれぞれ立設し、外壁2、2の上縁より左右1対の
上縁3、3を内方向へ水平にそれぞれ連設し、上縁3、
3の内縁より左右1対の内壁4、4をそれぞれ垂設し、
内壁4、4の下縁より左右1対の上底部5、5を内方向
へ水平に底部1に当接するように連設した樋状の容器主
体B1個、板状シート材を素材とし、素材の横長方向の
中心に受部7を設け、受部7の左右両側縁より左右1対
の差込み片8、8を連設した内受部材I2個、板状シー
ト材を素材とし、素材の中心に外壁9を設け、外壁9の
左右両側縁より左右1対の側差込み片10、10をそれ
ぞれ連設し、外壁9の下縁より下差込み片11を連設
し、外壁9の上縁より上縁12を連設し、上縁12の上
縁より内壁13を連設し、内壁13の上縁より接着部1
4を連接した外受部材O2個、合計5個の部品よりな
り、容器主体Bの両端より外壁2、上縁3、内壁4が囲
む空間S内へ、内受部材Iの差込み片8、8をそれぞれ
折り曲げ、内壁4の裏面に当接するように差込み、かつ
受部7を容器主体Bの端部に当接し、ついで外受部材O
の側差込み片10、10を折り曲げ、外壁2の裏面に当
接するようにそれぞれ上記空間S内へ差込み、かつ下差
込み片11を折り曲げ、底部1の端部上面に当接するよ
うに差込み、外壁9を内受部材Iの受部7及び容器主体
Bの端部に当接し、上縁12を折り曲げ、その両端を上
縁3、3の端部に当接し、内壁13を折り曲げ、外壁9
と平行するよう配設し、接着部14を折り曲げ、底部1
に接着して直方体状とすることによって解決した。
【作用】この発明の長尺物用容器は容器主体、内受部
材、外受部材の各部品を1個の抜き型内に組合わせ、そ
の抜き型によって押し罫を施し、所定形状に裁断した
後、容器主体の素材となる素材を物品の種類毎に所定長
さに裁断して組立てるので、ただ1種の抜き型を準備し
ておけば種々の長さの長尺物用容器を生産できる。
【実施例】次に図に従ってこの発明の1実施例を詳細に
説明する。図1はこの発明の長尺物用容器の完成品の斜
視図であって、図2〜図4の展開図が示す容器主体B1
個、内受部材I2個及び外受部材O2個、合計5個の部
品を抜き型により押し罫を設けるとともに裁断して組立
素材を準備する。まず図2の展開図が示す容器主体Bの
素材より容器主体Bを組立てる操作を説明する。この素
材はボール紙、段ボール紙、プラスチック材等のシート
材よりなっている。そして素材の縦長方向の中心に底部
1を設け、底部1の左右両側縁より押し罫K1を介して
上方へ90°折り曲げて左右1対の外壁2、2をそれぞ
れ立設し、外壁2、2の各上縁より押し罫K2を介して
内方向へ90°折り曲げて左右1対の上縁3、3をそれ
ぞれ連設し、上縁3、3の各内縁より押し罫K3を介し
て下方向へ90°折り曲げて左右1対の内壁4、4をそ
れぞれ垂設し、外壁2、内壁4を平行に配し、その間に
空間Sを設ける。内壁4、4の各下縁より押し罫K4を
介して内方へ90°折り曲げ左右1対の上底部5、5と
し、水平に底部1の表面に当接して樋状の容器主体Bを
構成する。6は素材の4隅に設けた切込みである。底部
1、外壁2、上縁3の幅WA、HA、lはそれぞれ任意
の大きさとすればよいが、シートの厚みをPとすれば内
壁4の幅HBはHB=HA−Pであり、上底部5の幅W
BはWB=(WA−2l)÷2であり、切込み6の長さ
mは後に記す外受部材Oの上縁12の幅l、接着部の幅
nの和m=l+nである。内受部材Iは容器主体Bと同
じ素材よりなり、中心に受部7を設け、その左右両縁よ
り押し罫K7を介して左右1対の差込み片8、8を連設
する。受部7の幅WCはWC=WA−2l+2Pであ
り、高さHCはHC=HB−Pであり、差込み片8、8
の高さはHBであり、その幅は任意である。内受部材I
は受部の左右両側縁より押し罫K7を介してそれぞれ9
0°折り曲げ、両差込み片8、8を外壁2、上縁3、内
壁4が囲む空間S内へそれぞれ挿入し、内壁4の裏面に
当接し、受部7を容器主体Bの端部に当接する。内受部
材Iの取付は容器主体Bの両端に同様に実施する。外受
部材Oも容器主体Bと同じ素材よりなり、外壁9を中心
とし外壁9の左右両側縁より押し罫K10を介して左右
1対の側差込み片10、10をそれぞれ連設し、外壁9
の下縁より押し罫K11を介して下差込み片11を連設
し、外壁9の上縁より押し罫K12を介して上縁12を
連設し、上縁13の上縁より押し罫K14を介して内壁
13を連設し、内壁13の上縁より押し罫K14を介し
て接着部14を連設している。外壁9の幅WDはWD=
WA−2Pであり、外壁9の高さHDはHD=HA−2
Pであり、内壁13の幅WEはWE=2WBであり、内
壁13の高さはHAであり、差込み片10の高さはHA
−2Pであり、差込み片10の長さは任意である。外受
部材Oは外壁9の左右両側縁より押し罫K10を介して
左右1対の側差込み片10、10を内方へ90°折り曲
げ、同時に外壁9の下縁より押し罫11を介して下差込
み片11を内方へ90°折り曲げる。そして側差込み片
10、10を容器主体Bの空間Sへ挿入し外壁2の内面
に当接し、下差込み片11を内受部材Iの受け板7と容
器主体Bの底部1間の間隔より挿入し、底部1の上面に
当接する。このとき外壁9の内面は受部7に当接してい
る。ついで外壁9の上縁より押し罫K12を介して上縁
12を内方へ90°折り曲げ、その両端を上縁3、3の
上面に当接する。上縁3の上縁より押し罫K13を介し
て下方へ90°折り曲げ、外壁9と内壁13を平行に配
設する。内壁13の上縁より予め押し罫K14を介して
接着部14を内方へ90°折り曲げておき、底部1に接
着する。この外受部材の取付は容器主体Bの両端に同様
に実施する。上記のように組立てた長尺物用容器の各部
分の断面図を図5〜7に示す。かくして完成した長尺物
用容器には通常のかぶせ蓋あるいはサック式の蓋を組合
せて完全な容器として使用できる。
【考案の効果】この発明の長尺物用容器は容器主体、内
受部材、外受部材の各部品を1個の抜き型内に組合わ
せ、その抜き型によって押し罫を施し、所定形状に裁断
した後、容器主体の素材となる素材を物品の種類毎に所
定長さに裁断して組立てるので、ただ1種の抜き型を準
備しておけば種々の長さの長尺物用容器を生産できる。
従って、押し罫と切り罫を設けた抜き型をやや底部の長
さが大きい目の抜き型1個を準備しておけばシート材を
前記型で加工して押し罫を設け、所定形状に裁断した
後、容器主体の素材のみを任意の長さに再度裁断すれ
ば、1個の型で任意の長さの複数種類の長尺物用容器を
得ることができるので、従来のように収容する長さが異
なる物品毎に多種の抜き型を準備する必要がない。故に
多数の抜き型を準備し管理する必要がなく、かつ容器の
コストに占める抜き型のコストの比率がきわめて小さく
なるので長尺物用容器を低コストで供給することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 長尺物用容器の斜視図。
【図2】 容器主体素材の展開図。
【図3】 内受部材素材の展開図。
【図4】 外受部材素材の展開図。
【図5】 図1のX−X断面図。
【図6】 図1のY−Y断面図。
【図7】 図1のZ−Z断面図。
【符号の説明】
B……容器主体 1……底部 2……外壁 3……上縁 4……内壁 5……上底部 6……切込み S……空間 I……内受部材 7……受部 8……差込み片 O……外受部材 9……外壁 10…側差込み片 11…下差込み片 12…上縁 13…内壁 14…接着部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状シート材を素材とし、素材の縦長方向
    の中心に底部1を設け、底部1の左右両側縁より左右1
    対の外壁2、2をそれぞれ立設し、外壁2、2の上縁よ
    り左右1対の上縁3、3を内方向へ水平にそれぞれ連設
    し、上縁3、3の内縁より左右1対の内壁4、4をそれ
    ぞれ垂設し、内壁4、4の下縁より左右1対の上底部
    5、5を内方向へ水平に底部1に当接するように連設し
    た樋状の容器主体B1個、板状シート材を素材とし、素
    材の横長方向の中心に受部7を設け、受部7の左右両側
    縁より左右1対の差込み片8、8を連設した内受部材I
    2個、板状シート材を素材とし、素材の中心に外壁9を
    設け、外壁9の左右両側縁より左右1対の側差込み片1
    0、10をそれぞれ連設し、外壁9の下縁より下差込み
    片11を連設し、外壁9の上縁より上縁12を連設し、
    上縁12の上縁より内壁13を連設し、内壁13の上縁
    より接着部14を連接した外受部材O2個、合計5個の
    部品よりなり、容器主体Bの両端より外壁2、上縁3、
    内壁4が囲む空間S内へ、内受部材Iの差込み片8、8
    をそれぞれ折り曲げ、内壁4の裏面に当接するように差
    込み、かつ受部7を容器主体Bの端部に当接し、ついで
    外受部材Oの側差込み片10、10を折り曲げ、外壁2
    の裏面に当接するようにそれぞれ上記空間S内へ差込
    み、かつ下差込み片11を折り曲げ、底部1の端部上面
    に当接するように差込み、外壁9を内受部材Iの受部7
    及び容器主体Bの端部に当接し、上縁12を折り曲げ、
    その両端を上縁3、3の端部に当接し、内壁13を折り
    曲げ、外壁9と平行するよう配設し、接着部14を折り
    曲げ、底部1に接着して直方体状としたことを特徴とす
    る長尺物用容器。
JP5314295A 1995-02-02 1995-02-02 長尺物用容器 Pending JPH08207925A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016131862A (ja) * 2015-01-15 2016-07-25 京子 三鬼 防水処理、吸水アレンジフォームと仕切り、多機能付簡易組み立て花器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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