JPH032925Y2 - - Google Patents

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JPH032925Y2
JPH032925Y2 JP18150084U JP18150084U JPH032925Y2 JP H032925 Y2 JPH032925 Y2 JP H032925Y2 JP 18150084 U JP18150084 U JP 18150084U JP 18150084 U JP18150084 U JP 18150084U JP H032925 Y2 JPH032925 Y2 JP H032925Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、潜像担持体とこれを支持する支持体
とを一体に組付けた担持体ユニツトを、作像装置
本体に着脱自在に装着し、作像装置本体に設けら
れた計測装置により潜像担持体の使用時間ないし
は使用回数、またはプリント回数ないしは複写回
数を計測し、担持体ユニツトの支持体に潜像担持
体の使用経歴を判別する判別片を設け、使用経歴
のない担持体ユニツトを作像装置本体に装着した
とき判別片が計測装置のリセツト部材を押圧作動
させて計測装置をリセツトするとともに、リセツ
ト部材によつて判別片を曲折して、使用経歴のあ
る担持体ユニツトの装着時に計測装置をリセツト
しない状態にする作像装置に関する。
従来技術 電子複写機、レーザプリンタ等として構成され
る上記形式の作像装置は既に提案されている。こ
の種作像装置は、たとえば感光体から成る潜像担
持体がその使用時間の経過に伴つて劣化したと
き、これを新たな潜像担持体と担持体ユニツトご
と交換するが、新たなユニツトを装着したときそ
の後の使用状況を改めて計測する目的で、計測装
置をリセツトする必要がある。計測装置として
は、潜像担持体の使用時間を計測するアワーメー
タや、潜像担持体の使用回転数またはプリントな
いしは複写回数をカウントするカウンタ等が用い
られる。
一方、担持体ユニツトの交換の目的以外に、こ
のユニツトを作像装置本体から取り外し、再び同
じユニツトを本体にセツトすることもあり、この
場合には同じ潜像担持体の使用を継続するのであ
るから、ユニツトの再セツト時に計測装置をリセ
ツトすべきではない。
このように新たなユニツトの装着時には計測装
置をリセツトし、逆に使用を継続すべきユニツト
のセツト時には計測装置のリセツト動作を禁止す
る必要があるが、この目的で従来より冒頭に記載
した判別片を担持体ユニツトに設け、使用経歴の
ない担持体ユニツトを作像装置本体に装着したと
き判別片が計測装置のリセツト部材を押圧作動さ
せて計測装置をリセツトすると共に、リセツト部
材によつて判別片を曲折するようにしている。一
旦作像装置本体に取付けられて使用された担持体
ユニツトの判別片は曲折されているので、このユ
ニツトを装置本体から取外して再び装着したとき
は、判別片がリセツト部材を作動させ計測装置を
リセツトさせることはない。
上述の如く判別片の折り曲げ部を塑性変形させ
て判別片を曲折し、この曲折時にリセツト部材を
押圧作動させるとともに、判別片の曲折後にリセ
ツト部材を元の位置に戻しリセツト動作を終える
が、その際曲折後の判別片を支持体から完全には
分離せず、塑性変形した判別片の根元部を介して
該判別片を支持体に連結させておくことが有利で
ある。判別片を分離させてしまうこれが支持体内
を動き回わり、潜像担持体に接触したり、可動部
に挟み込まれる虞れがあるからである。ところが
曲折後の判別片を支持体に接続した状態にしてお
くと、この判別片がリセツト部材に接触してこれ
に押圧作用を与え、リセツト部材の戻り動作を阻
害し、カウンタが正しいカウント動作を行い得な
い状態となる虞れがある。
目 的 本考案の目的は、上記従来の欠点を除去し得る
作像装置を提供することである。
構 成 本考案は、曲折後の判別片がリセツト部材に押
圧力を及ぼすことを防止すべく判別片を支える支
え部を、作像装置本体側に設けた構成を提案す
る。
以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は本考案を適用した作像装置の一例とし
てレーザプリンタを示す。本考案の理解のため、
先ずその全体構成の概略を説明する。
図示した例では潜像担持体が2つの支持ローラ
1,2に巻き掛けられた無端ベルト状の感光体3
として構成され、この感光体3と支持ローラ1,
2は、第2図にも示すように箱状の支持体4に収
容され、これらが一体的に組付けられた1つの担
持体ユニツト5を構成している。ローラ1,2の
各支軸21,28は支持体4の各側部に支持され
ている。
プリンタの作動時に感光体3は矢印A方向に駆
動され、帯電チヤージヤ6によつてその表面を一
様に帯電され、この帯電部分は、図示していない
レーザ等の光学要素を有する光学ユニツト7から
出射したレーザビームLによつて露光され、該表
面に画信号に応じた静電潜像が形成される。この
潜像は、現像装置8を通過するときトナーによつ
てトナー像化され、このトナー像は、感光体3に
給送された記録紙10に、転写チヤージヤ9によ
つて転写される。
トナー像転写後の感光体3は除電ランプ11に
より除電作用を受け、クリーニング装置12によ
つて残存トナーを除去される。
トナー像を転写された記録紙10は、感光体3
から分離された後、定着装置90に搬送され、こ
こでトナー像が定着され、矢印Bで示す如く機外
に排出される。
上述した帯電、露光、現像、転写、クリーニン
グ等の動作が支障なく行われるように、第2図に
示す如く担持体ユニツト5のケース状支持体4に
は、それぞれ開口13が形成されている。
現像装置8は、トナー14を収容した現像タン
ク15と、感光体3に対向した現像スリーブ16
を有し、タンク15内のトナー14がスリーブ1
6上を矢印方向に搬送され、現像に供される。タ
ンク15は第2図に示す如く基板18上に固定さ
れ、現像スリーブ16は基板18に固着された1
対の支持部材19,19aに回転自在に支承され
ている。またこれら支持部材19,19aには切
欠20,20aが形成され、これら切欠20,2
0aに、感光体3を巻き掛けた一方の支持ローラ
1を回転自在に支持する支軸21の各端部がそれ
ぞれ着脱自在に嵌合し、現像スリーブ16に対す
る感光体3の位置が定められている。担持体ユニ
ツト5と基板18と現像装置8は一体的に組付け
られ、その全体が作像ユニツト22を構成してい
る。
一方、第1図に全体の概略のみを示したプリン
タ本体23は、第2図に鎖線で略示した1対の本
体側板24,24aを有し、これら側板24,2
4aにはガイド部材25,25aが固設されてい
る。作像ユニツト22は担持体ユニツト5と共に
プリンタ本体23から引き出すことができるが、
該ユニツト22が第1図に示した如くプリンタ本
体23に収容された状態では、ガイド部材25,
25aに形成されたガイド溝26,26aに作像
ユニツト22の基板側縁27,27aが嵌合して
支持され、その際、感光体3を巻き掛けた各ロー
ラ1,2をそれぞれ支持した支軸21,28の各
端部が、ガイド部材25,25aに形成された位
置決め溝29,29aに嵌合し、光学ユニツト7
に対する感光体3の位置が定められている。この
とき、支持ローラ1に固定された歯車30と、プ
リンタ本体側に支持された図示していない相手歯
車とが互いに噛み合い、図示していない駆動源か
らの駆動力がローラ1に伝えられ、感光体3が駆
動される。現像スリーブ16の支持軸に固着され
た歯車37もプリンタ本体側に位置不動に支持さ
れた図示していない歯車に噛み合い、これらを介
して駆動力が現像スリーブ16に伝えられ、該ス
リーブ16が回転駆動される。
作動ユニツト22の保守点検、現像装置8への
トナーの補給、あるいは担持体ユニツト5の交換
作業等を行うときは、プリンタ本体23のカバー
23a(第1図)を開き、基板18の取手18a
をつかんで、作動ユニツト22を第1図における
右方(矢印C方向)に引き、これをプリンタ本体
23から引き出す。このとき、基板18の両側縁
27,27aはガイド溝26,26aに案内され
ながら、矢印C方向に摺動する。次いで、担持体
ユニツト5を交換する必要のあるときは、第2図
に示すように担持体ユニツト5を現像装置8から
離脱し、新たな感光体を有する担持体ユニツト5
を、現像装置8に対して組付け、しかる後作像ユ
ニツト22の基板側縁27,27aをガイド溝2
6,26aによつて案内しながら、該ユニツト2
2を矢印Cと反対方向に押し込んで、第1図に示
した所定の位置に装着する。このときプリンタ本
体側に固定された一対の弾性係止部材45,45
aが、基板18の係合溝46,46aに弾性的に
係入し作像ユニツト22、したがつて担持体ユニ
ツト5が所定の位置に位置決めセツトされる。
感光体3が劣化したとき上述の如くこれを新た
な感光体3とユニツト5ごと交換するが、感光体
の劣化状態を知るため、カウンタ50から成る計
測装置がプリンタ本体に設けられ、1枚の記録紙
10にプリントがなされる毎にカウンタ50がそ
の数をカウントしてこれを記憶し、この数が所定
数に達したとき生ずる信号により、プリンタ本体
に設けられた表示器(図示せず)に担持体ユニツ
ト5を交換すべき旨表示される。カウンタがプリ
ント(ないしは複写)回数をカウントする代り
に、感光体3の使用回転数をカウントするように
したり、アワーメータから成る計測装置を用いて
感光体3の使用時間を計測し、この回数あるいは
時間が所定の値に達したとき、交換表示をなすよ
うにしてもよい。オペレータは上記表示に従つて
担持体ユニツト5を新たなものに交換するが、新
たなユニツト5を装着したとき、カウンタ50を
リセツトし、新たに記録紙の通紙回数をカウント
し始め、感光体の使用状況を計測する必要があ
る。また、感光体の交換ではなく、たとえば現像
装置8にトナーを補給する目的で、作像ユニツト
22を本体23から引き出し、トナーの補給後再
びこれをセツトしたときは、カウンタ50をリセ
ツトすべきではない。カウンタではなくアワーメ
ータを用いたときも全く同様である。かかる目的
で、カウンタ50には、そのケース本体に固設さ
れた支持部60に、矢印Eまたはその逆のD方向
にスライド可能なリセツト部材51が支持され、
また担持体ユニツト5の支持体4には、該ユニツ
ト5が新たなものかそうではないかを判別する判
別片が設けられている。本例における判別片は以
下の如く構成されている。
担持体ユニツト5の支持体4は、第2図乃至第
4図から判るように上カバー4aと下カバー4b
とから成り、この支持体4の一方の側部の前端に
窓孔53が穿設されている。この側部は第4図か
ら判るように中空に形成され、この中空部内に判
別片52が位置し、該判別片52は第6図にも示
すように上カバー4aに連結されている。本例で
は支持体4が合成樹脂の成形品から成り、判別片
52は樹脂製の上カバー4aに予め一体に成形さ
れている。第3図、第4図および第6図は担持体
ユニツト5が未使用状態で、しかもこれがプリン
タ本体に装着させる前の状態を示し、このとき判
別片52は窓孔53に位置している。また判別片
52はたとえばV溝54から成る切欠を介して支
持体4側に連結され、判別片はこの部分で曲折で
きるようになつている。このように判別片52を
支持体4に一体に成形すれば、支持体4に判別片
を追加的に取付ける必要がなくなり、その製作が
容易となるが、判別片を金属等により構成しても
よいし、判別片を支持体4と別部材とし、両者を
ねじ等で固着してもよい。
上述した判別片52を有する担持体ユニツト5
を基板18上に支持して、これを既述の如くプリ
ンタ本体23に挿入していくと、本体23側のカ
ウンタ50に摺動可能に支持されたリセツト部材
51が支持体4の窓孔53に入り込み、該部材5
1の先端がV溝54より下方の判別片52に当た
る(第5図a)。担持体ユニツト5をさらに押し
込むと、リセツト部材51は判別片52によつて
矢印D方向に押され、その反力で判別片52が撓
む(第5図b)。リセツト部材51が最終位置ま
で押し込まれそれ以上作動しなくなつた後、担持
体ユニツト5をさらに押し込み、担持体ユニツト
5を所定の位置にセツトすると、第5図cに示す
如く判別片52はリセツト部材51によりV溝5
4のところで曲折されて塑性変形する。このとき
V溝54の根本部52aは、塑性変形し破断しな
がらもわずかに残され、判別片が支持体4から分
離することはない。判別片52が曲折されるとリ
セツト部材51に対する判別片の押圧作用が解除
され、リセツト部材51は図示していないばねの
作用で矢印E方向に付勢されて元の位置に戻され
(第5図d)、カウンタ50のリセツト動作を終了
する。かくしてカウンタ50はカウント数を
「0」に設定され、プリント動作の開始によつて
記録紙10の通紙回数のカウント、すなわち新た
に装着された感光体3の使用状況を計測すること
ができる。
その後作像ユニツト22を本体23から引き出
し、担持体ユニツト5を交換することなく、再び
ユニツト22をプリンタ本体23にセツトしたと
きは、この担持体ユニツト5の判別片52は既に
塑性変形した状態で曲折されているので、判別片
52がリセツト部材51を作動させてカウンタ5
0をリセツト状態にすることはない。したがつて
この状態で再びプリンタを作動させれば、記録紙
の通紙回数、すなわちプリント回数は、0からで
はなく、それまでカウントされた回数から引き続
きカウントされ、感光体の使用状態が正しく計測
される。
上述の如く破断曲折された判別片52は支持体
4に連結されたまま離れないため、分離した判別
片が感光体に接触したり可動部に挟み込まれる不
都合を阻止できるが、曲折した判別片52に大き
な弾性復帰力が残つているようなとき、判別片5
2がリセツト51を矢印D方向に押圧し、リセツ
ト部材の矢印E方向への戻り動作が不充分とな
り、カウンタ50のカウント動作不良を生ずる虞
れがある。したがつて曲折後の判別片52と支持
体を連結するV溝根本部52aが塑性変形して薄
皮状となり、ここに弾性復帰力が残らないよう
に、判別片を折り曲げる角度をたとえば90゜程の
大きな角度に設定したり、根本部52aの厚さを
薄く設定しておくことが有利であるが、たとえば
判別片52をゆつくりと曲折させたような場合に
は根本部52aに比較的大きな復帰力が残ること
があり、上述した対処だけでは不充分なことがあ
る。
そこで図示した本考案に係る構成においては、
第7図および第8図に明示する如く曲折し終えた
判別片52を支える支え部62を有する規制部材
61が設けられている(なお、第8図ではリセツ
ト部材51が、第7図よりも矢印D方向に動いた
状態で示してある)。この規制部材61はカウン
タ50のケース本体における支持部60に固着さ
れ、図の例では支え部62はリセツト部材51の
作動を邪魔することのない状態で該部材51の上
側に位置している。担持体ユニツト5を装置本体
23にセツトし、判別片52が曲折され終えたと
き、上記支え部62が第5図cおよびdに示す如
く、曲折後の判別片52を下から支える。このた
め制別片52はリセツト部材51からわずかに離
間するか、接触しても極く軽く当接し、よつて判
別片52に弾性復帰力が残つていても、リセツト
部材51は判別片52から実質的な押圧作用を受
けることはなく、第5図dの如く確実に矢印E方
向に復動することができる。また担持体ユニツト
5をセツト位置に押し込んだとき、支え部62が
判別片52に当たり、該判別片52を最終的に折
り曲げる作用をなすようにすれば、リセツト部材
51だけで判別片を曲折し切れなかつたときも判
別片の根本部52aに大きな弾性復帰力が残らな
いようにこの部分52aを確実に塑性変形させる
ことができ有利である。またリセツト部材51の
動きを阻害しない状態で該部材51の下側に位置
する第2の支え部64を規制部材61に設け、判
別片52が第5図bに示した状態よりもやや大き
く変形して該判別片52がリセツト部材51に対
して下向きに外力を及ぼしたとき、第2の支え部
64によつてリセツト部材51を下から支えるよ
うにすれば、該部材51に大きな回動力が作用す
ることを阻止でき、リセツト部材51を円滑に摺
動させることができる。支え部62ないしは規制
部材61は、カウンタ50のケース本体に予め一
体に成形してもよいし、側板24a等に設けても
よく、要は担持体ユニツト5側ではなく、本体2
3側に設ければよい。
なお、曲折される前の判別片の配置状態は適宜
設定できるが、第5図aに示したようにリセツト
部材51により押圧される前の判別片52のリセ
ツト部材51に当接すべき部分152が、リセツ
ト部材51の作動方向Dに対して垂直な方向Vか
ら、αで示す角度だけ傾斜していると、次のよう
な利点が得られる。すなわち、担持体ユニツト5
を押し込み、判別片52がリセツト部材51によ
り押圧されて少し撓んだとき、第5図bに示す如
く判別片52の部分152はリセツト部材51の
作動方向Dに対して垂直な状態となる。換言すれ
ば、リセツト部材51が判別片52によつて押し
込まれ、判別片52に作用する荷重が次第に大き
くなつたときに、判別片52の部分152がリセ
ツト部材51の作動方向Dに対して垂直となり、
このときリセツト部材51が最終位置まで押し込
まれカウンタが零復帰する。このためリセツト部
材51が最終位置に押し込まれるとき、判別片5
2がリセツト部材51に対して及ぼす力Fはその
作動方向Dと一致し、よつてリセツト部材51は
判別片52からその作動方向Dのみの力を受け、
リセツト部材51に作用する摺動抵抗は極くわず
かとなり、しかも該部材52に回動力が作用しな
い。このためリセツト部材51は円滑かつ確実に
最終位置に押し込まれ、リセツト不良を招く虞れ
は生じない。
第9図aに示すように判別片52をリセツト部
材51の作動方向に対して垂直に配置してもよい
が、このようにすると担持体ユニツトを装置本体
に押し込んで第9図bに示す如く判別片52を曲
折するとき、リセツト部材51は判別片52か
ら、矢印Fで示す如く作動方向Dから大きな角度
を成した方向の反力を受けることになる。この力
FのF1成分はリセツト部材51を押圧する力と
して作用するが、作動方向Dに垂直な方向の成分
F2はリセツト部材51を押し下げる力として作
用する。このためリセツト部材51には矢印G方
向の回動力が作用してその円滑な摺動が阻害さ
れ、しかもリセツト部材51と、支持部60(第
2図)との摩擦力が増大するため、リセツト部材
51の動きが悪化し、場合によつてはリセツト部
材が最終位置に押し込まれる前に判別片の根本部
が塑性変形して判別片が曲折してしまい、カウン
タのリセツト不良、ひいてはカウンタによる正し
いカウント動作を不能にする虞れがある。したが
つて第5図aに示した構成を採用することが特に
有利である。
また図示した実施例では判別片の折り曲げ部を
特定するためV溝54から成る切欠を設けたが、
実験によると第10図に示すように判別片52の
厚さtが2mm、その材質がABC樹脂であるとき、
V溝54の深さを0.4mm、溝底の半径rを0.2mm、
溝の開き角βを90゜としたとき好ましい結果が得
られた。またV溝54よりも上方の部分52b
(第5図a)が曲折しないように、その根本部5
2cに丸みをもたせ、判別片52の曲折時にこの
部分52cに応力が集中することを防止すること
が有利である。
本考案はレーザプリンタ以外の作像装置や、感
光体以外の潜像担持体(たとえば誘電体ベルト)
を用いた作像装置にも適用でき、またベルト状以
外の形態の潜像担持体を有する装置にも広く適用
可能である。
効 果 本考案によれば、使用経歴のない担持体ユニツ
トを作像装置本体に装着したとき計測装置を確実
にリセツトでき、計測装置を正しく作動させるこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る作像装置の一例としてレ
ーザプリンタの一部を示した概略断面図、第2図
は作像ユニツトをプリンタ本体から抜き出し、そ
の担持体ユニツトを取り外した状態を示す斜視
図、第3図は第2図の矢印方向から見た斜視
図、第4図は支持体側部の垂直断面図であつて、
支持体とカウンタとの配置関係を明らかにするた
め、カウンタおよびそのリセツト部材を鎖線で付
加した図、第5図a乃至dは、判別片が曲折され
る状態を示した説明図、第6図は支持体の上カバ
ーを反転させて示した斜視図、第7図は第2図の
一部を拡大して示した斜視図、第8図はカウンタ
と規制部材を分離した示した分解斜視図、第9図
a,bは他の構成例を示した説明図、第10図は
判別片の部分図である。 4……支持体、5……担持体ユニツト、23…
…本体、51……リセツト部材、52……判別
片、62……支え部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 潜像担持体とこれを支持する支持体とを一体に
    組付けた担持体ユニツトを、作像装置本体に着脱
    自在に装着し、作像装置本体に設けられた計測装
    置により潜像担持体の使用時間ないしは使用回転
    数、またはプリント回数ないしは複写回数を計測
    し、担持体ユニツトの支持体に潜像担持体の使用
    経歴を判別する判別片を設け、使用経歴のない担
    持体ユニツトを作像装置本体に装着したとき判別
    片が計測装置のリセツト部材を押圧作動させて計
    測装置をリセツトするとともに、リセツト部材に
    よつて判別片を曲折して、使用経歴のある担持体
    ユニツトの装着時に計測装置をリセツトしない状
    態にし、曲折後の判別片を支持体に連結したまま
    にしておく作像装置において、 曲折後の判別片がリセツト部材に押圧力を及ぼ
    すことを防止すべく判別片を支える支え部を、作
    像装置本体側に設けたことを特徴とする前記作像
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0517728Y2 (ja) * 1987-06-08 1993-05-12

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JPS6194864U (ja) 1986-06-18

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