JPH0329149A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0329149A
JPH0329149A JP1163185A JP16318589A JPH0329149A JP H0329149 A JPH0329149 A JP H0329149A JP 1163185 A JP1163185 A JP 1163185A JP 16318589 A JP16318589 A JP 16318589A JP H0329149 A JPH0329149 A JP H0329149A
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drum
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は磁気記録再生装置に関し、特に、ヘリカルスキ
ャン方式のVTR (ビデオテーブレコーダ)のドラム
位相制御に関する。
[従来の技術] 現在実用化されているVTRの代表的なものは、4ヘッ
ドヘリカルスキャン型VTRである。4ヘッドヘリカル
スキャン型VTRでは、記録時に、回転ドラムに取付け
られた4つのヘッドが交互に、磁気テープの長手方向に
対して斜めに記録トラックを形成し、再生時にはこの記
録トラックをやはり4つのヘッドが交互に走査して記録
情報を読取る。
第7図は、4ヘッドヘリ力ルスキャン型VTRの小径ド
ラムの概略断面図である。第7図を参照して、小径ドラ
ム17の周縁には4つのヘッドA,A’  B,および
B′が互いに90°ずつ離れて取付けられており、記録
および再生時には小径ドラム17はその側部に磁気テー
ブ18を270°巻付けられ、45Hzで同転する。さ
らに、小径ドラム17には、これが1回転するごとに1
回のトリガバルスを発生することによってドラム回転位
相を検出するPC (pulse  generato
r)が取付けられる。
第8図は、磁気テーブ18上に形成される記録トラック
の様子を示す図である。第7図において、小径ドラム1
7の回転方向および磁気テープ18の走行方向が図中矢
印の方向であるとすると、第8図を参照して、ドラム1
7に取付けられた4つのヘッドが・・・A,B’ ,A
’ ,B・・・の順に交互に記録トラックを走査する。
通常、1つの記録トラックには1つのヘッドによって1
フィールド分のビデオ信号が記録される。つまり、記録
および再生時において、4つのヘッドの各々は、1垂直
走査朗間ごとに交互に磁気テープ上の記録トラックを走
査する。このため、4つのヘッドにはこれらを交互に動
作させるためのタイミングパルスが与えられる。さらに
、現71:のVTRにおいては再生時にヘッドが隣接す
る記録トラックの信号を拾う、いわゆる、クロストーク
を防止するため、隣接する記録トラック間で、ヘッドギ
ャップの記録トラックに対する角度(アジマス)を変え
るアジマス記録方式が用いられる。つまり、第8図にお
けるヘッドAおよびA′のアジマスと、ヘッドBおよび
B′のアジマスとは区別されなければならない。
このため、4ヘッドヘリ力ルスキャン型VTRにおいて
は、一般にこの区別のためのタイミングパルスも必要と
なる。
そこで、4ヘッドヘリ力ルスキャン型VTRでは、一般
に、ドラムの回転位相を検出するPGからのパルス(以
下、これをPGパルスと呼ぶ。)を分周することによっ
て、上記のようなタイミングパルスが作成される。
第3図は、4ヘッドヘリカルスキャン型VTRにおける
、上記一連のタイミングパルスを作成するタイミング信
号作成部の概略ブロック図であり、第4図は、第3図に
示されるタイミング信号作成部におけるタイミングパル
ス作成過程を示す波形図である。第3図および第4図を
参照して、小径ドラム(第7図参照)に取付けられたP
Cから発生するPGパルス(第4図(a))は分周器5
に人力される。小径ドラムの回転周波数は45Hzであ
るから、分周器5は、45}1zのPGバルスの立上が
りをカウントし3カウントおよび4カウントごとにその
出力レベルを切換えることによって、PCパルスを3分
周し周波数15Hzの信号(第4図(b))に変換する
。次に、カウンタ6は、分周器5からのパルスの立上が
りごとにリセットされながら、基準クロック発生器(図
示せず)から一定の高周波数で発生するクロックパルス
の数をカウントする。したがって、カウンタのカウント
値は、第4図(c)に示されるように分周器5からの信
号の立上がりによってリセットされるまで時間に比例し
て増加する。
次に、比較器7〜10は、カウンタ6のカウント値を或
る設定値と比較し、これと一致したときのみその出力を
“H”レベルにする。比較器7〜lOの各々における設
定値は、分周器5からの信号の1周期間におけるカウン
タ6の最大カウント値をOから順に4等分した場合に得
られる、4つの値の各々である(第4図(c)参照)。
次に、これらの比較器7〜1oの出力を受けるフリップ
フロップ回路11〜16の各々の動作について説明する
フリップフロップ同路11は、比較器7の出力をセット
端子Sに、比較器9の出力をリセット端子Rに受ける。
したがって、フリップフロップ回路11は、比較器7の
出力がg H mとなるごとに、つまり、分周器5から
のパルスの立上がりごとにセットされ、分周器5からの
信号の立上がりから1/4周期間遅れて比較器9の出力
が“H”となるごとにリセットされる。したがって、フ
リップフロップ回路11の出力端子Qから取出される信
号HSW15は第4図(d)に示される波形を示す。
フリップフロップ回路12は、比較器7の出力および比
較器9の出力を人力とする2人力ORゲート17の出力
をセット端子Sに受け、比較器8の出力および比較器1
0の出力を人力とする2人力ORゲート18の出力をリ
セット端子Rに受ける。ORゲート17の出力は、分周
器5からの信号の立上がりおよび、分周器5からの信号
の立上がりから1/2周期間後にのみ“H”レベルとな
る。ORゲート18の出力は、分周器5からの信号の立
上がりから174周期間後および374周期間後にのみ
“H”レベルとなる。したがって、これらを入力として
受けるフリツブフロツプ回路12は、分周器5からの信
号の立上がりから、174周期間ごとにセット.リセッ
トが交互に繰返される。つまり、フリツブフロツブ回路
12の出力端子Qから取出される信号HSW30は、第
4図(e)に示される波形を示す。
次に、フリップフロツプ回路13は、比較器7の出力を
セット端子Sに受け比較器8の出力をリセット端子Rに
受けるため、分周器5からの信号の立上がりごとにセッ
トされ、分周器5からの信号の立上がりから1/4周期
間後にリセットされる。したがって、フリップフロップ
回路13の出力端子Qから取出される信号SWIは、第
4図(f)に示される波形を示す。
次に、フリップフロツブ回路14は、比較器8の出力を
セット端子Sに受け、比較器9の出力をリセット端子R
に受ける。したがって、フリップフロップ回路14は、
フリツプフロツプ回路13よりも、分周器5からの信号
の1/4周期間だけ遅れて、フリップフロップ回路13
と同一周期でセット.リセットを繰返す。したがって、
フリップフロップ回路14の出力端子から取出される信
号SW2は、第4図(g)に示される波形を示す。
同様に、フリップフロップ回路15は、比較器9の出力
をセット端子Sに受け、比較器10の出力をリセット端
子Rに受けて、ブリップフロップ同路14よりも、分周
器5からの信号の1/4周期間だけ遅れて、フリップフ
ロツプ回路14と同一周期でセット,リセットを繰返す
さらに、フリップフロップ回路16は、比較器10の出
力をセット端子Sに受け、比較器7の出力をリセット端
子Rに受けて、フリッププロップ回′IF115よりも
、分周器5からの信号の1/4周期だけ遅れて、フリッ
プフロップ回路15と同一周期でセット.リセットを繰
返す。したがって、フリップフロップ回路l5の出力端
子Qから取出される信号SW3およびフリップフロップ
回路16の出力端子Qから取出される信号SW4は、第
4図(h)および(i)に示される波形を各々示す。 
信号SWI〜SW4の各々は、4つのヘッドにそれぞれ
与えられる。各ヘッドは、それに与えられる信号が“H
”レベルのときにのみ動作し、磁気テープに対するビデ
オ信号の書込および読取を行なう。したがって、4つの
ヘッドをドラムの周縁に並んでいる順序で交互に動作さ
せるために、4つの信号SWI〜SW4の各々は、位相
の遅い順または早い順に4つのヘッドの各々にその配置
(ドラム上における)順序通りそれぞれ与えられる。
ところで、記録および再生が正しく行なわれるには、記
録および再生時にヘッドが磁気テープ上の記録トラック
を正確にトレースしなければならない。つまり、記録時
には各記録トラックに1フィールド分のビデオ信号、す
なわち、第4図に示される垂直同期信号VD (60H
z)の立下がり間のビデオ信号が記録されるように、再
生時には各記lAトラックを記録時と同一のアジマスを
有するヘッドが走査し記録時のヘッド走査が正確に再現
されるようにトラッキングが行なわれねばならない。し
たがって、ヘッドを動作させるタイミングパルスである
動作タイミング信号SWI〜SW4(第4図(f)〜(
i))の立上がりが、記録時には、VTRに入力される
ビデオ信号に含まれる垂直同期信号の立下がりと一致し
、再生時には、磁気テープから再生された垂直同期信号
の立下がりと、それぞれ一致しなければならない。
4ヘッドヘリ力ルスキャン型VTRの場合、第4図から
わかるように、1つのヘッドの動作開始タイミングを示
すヘッドに与えられる動作タイミング信号の立上がりは
、PGバルスから作成されるためPGパルスの立上がり
、すなわち、信号HSW15の立上がりと一致し、他の
3つのヘッドの動作開始タイミングは前記1つのヘッド
の動作開始タイミングによって自ずと決定される。つま
り、ドラム上において隣り合わない位置に配される、ア
ジマスの異なるヘッドに与えられる動作タイミング信号
(SWIとSW3,SW2とSW4)の立上がりまたは
立下がりは、信号HSW30のそれと一致する。つまり
、信号HSWI 5およびHSW30の位相はヘッドの
動作タイミングを間接的に表わす。
したがって、常に正確なトラッキングが行なわれるため
には、垂直同期信号の立下がりが、4垂直同期時間ごと
に信号HSW15の立上がり(または立下がり)と一致
し、かつ、2垂直同期時間ごとに信号HSW30の立上
がり(または立下がり)と一致しなければならない。こ
のような、ヘッドの動作タイミングが適正である場合の
信号HSW15およびHSW30と垂直同期信号との位
相関係を保持するために、VTRにはドラムの回転位相
、すなわち、それに取付けられたヘッドの凹転位相を制
御するドラムサーボ機構が用いられる。4ヘッドヘリカ
ルスキャン型VTRのドラムサーボでは、垂M lri
J JtlJ ta号を分周して周波数15Hzおよび
30Hzのパルスを作成し、これらを垂直同期信号の位
相を間接的に表わす話準信号として信号HSWI 5お
よびHSW30と位相比較する。
第5図は、乗直同期信号から上記基準信号を作成するた
めの誌準信号作成部の概略ブロック図であり、第6図は
第5図に示される基準信号作成部から得られる基準信号
および垂心同期信号の波形図である。第5図および第6
図を参照して、記録時およびilf生時に得られた垂直
同期信+3(第6図(a))は分周器1に人力される。
分周器1は、垂直同期信号の立下がりごとに出力レベル
を切換えることによって、垂直同期信号を2分周し周波
数30Hzの信号(第6図(b))に変換する。
これが30Hzの基中信号である。次に、分周器2はこ
の30Hzの基早信号の立下がりごとに出カレベルを切
換えることによって、この基準信号をさらに2分周し垂
直同期信号の1/4の周波数15Hzの信号(第6図(
C))に変換する。これが、15Hzの基準信号である
。したがって、垂直同期信号の立下がりは必ず、2垂直
同期時間ごとに基準信号30Hzの立上がり(または立
下がり)と一致し、4垂直同期時間ごとに凰準信号15
Hzの立上がり(または立下がり)と一致する。
そこで、越準信号15Hzの位相とタイミング信号作成
部において作成された信号HSW15の位相を比較すれ
ば、4つのヘッドの動作が1サイクルするのに要する1
15間が4垂直同期時間となっているかどうかが判別で
きる。これらの信号間に位相差が存在すれば、ドラムの
回転にむらがあると考えられる。また、基早t=号30
Hzの位相とタイミング信号作成部において作威された
tX号HSW30の位相とを比較すれば、同一のアジマ
スを有するヘッドが1垂直同期時間おきに動作している
かどうか、つまり、記録時において1つの記録トラック
を1つのヘッドが走査しているかどうか、再生時におい
て記録時と同一のアジマスを有するヘッドによって記録
トラックが走査されているかどうかが判別できる。これ
らの信号間に位相差がイj在すれば、やはりドラムの回
転にむらがあると老えられる。
そこで、4ヘッドヘリ力ルスキャン型VTRでは、基準
信号15Hzおよび信号HSW1 5間の位相差と基準
11号30Hzおよび信号HSW30Hz間の位相差が
、位相比較器等によって検出され、この検出信号によっ
てこれらの信号間の位相差がOとなるようにドラムモー
夕の回転が制御される。このような“位相差検出一ドラ
ムモー夕の回転制御”という動作が繰返されることにっ
て、ドラムの回転位相は、良好なトラッキングがjテな
われる状態に保持される。
【発明が角イ決しようとする課2rl]従来の4ヘッド
ヘリ力ルスキャン型VTRのドラムの回転位相制御は以
上のように行なわれており、次のような問題があった。
ヘッドの回転位相の基準となるべき位相を有する基準信
号15Hzと、ヘッドの実際の回転α相を表わす信号H
SW15とは、それぞれ垂直同期信号とPCパルスとか
ら互いに独立に作戊される。
このため、信号HSWI 5の立上がり(立下がり)は
、凰準信号15Hzの1周期間のイ[意の位置に作成さ
れる。このため、信号HSWI 5と基準信号15Hz
の間に生じる位相差は、どのような範囲にも限定されず
O゜から360゜までの任意の値となる。したがって、
信号HSW15と基準信号15Hzとの間の位相差は、
確率的に大きくなる。
一方、ドラムサーボによって補正されるべき位相差は小
さいほど、その+1ii正に要する11!1間(位相差
が検出されてからドラムモータの四転が制御されて位相
差が0となるまでの時間)は短い。したがって、従来の
4ヘッドヘリ力ルスキャン型VTRにおける、ドラムの
回転位相制御方式では、信号HSW15と基準信号15
Hzとの間の位相差を補正するのに要する時間が確率的
に長くなる。
つまり、ドラムの同転位相制御に時間がかかり、迅速な
ヘッドの同転位相1,リ御を行なうことが困難であった
。これは、常に正確なトラッキングを行ない良好な再生
画像を得るという目的を阻害する。
本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、ドラム
の回転位相を迅速に制御し得る磁気記録再生装置を提供
することである。
[課題を解決するための手段] 上記のような目的を達成するために本発明にかかる、4
5Hz回転の4ヘッド小径ドラムを有する磁気記録再土
装置は、垂直同期信号を発生する手段と、垂直II″J
J期信号に応答して、垂直同期信号の1/4の周波数を
有するトリガバルスを発坐する手段と、ドラムに関連し
て設けられ、ドラムの1回転ごとに1回のパルスを発生
してドラムの同転位相を検出する回転位相検出手段と、
回転位相検出手段からの同転位相検出パルスを3分周す
る3分周手段と、トリガバルス発生手段からのトリガパ
ルスに応答して3分周手段の3分周動作をリセットする
手段と、3分周手段からの分周出力に基づいて4ヘッド
の切換タイミング信号を作成する手段と、垂直同期信号
と、3分周手段からの分周出力とに基づいてドラムの位
相制御を行なう手段とを備えた。
[作用] 本発明にかかる、45Hz回転の4ヘッド小径ドラムを
h゜する磁気記録再生装置は上記のように構成されてお
り、従来と異なり、垂直1,J期信号の1/4の周波数
を白゜するトリガパルスによって3分周手段の3分周動
作がリセットされる。このため、ドラムの位相制御にあ
たって被比較f=号として用いられる、3分周手段から
の分周出力の波形は垂直同期信号から作成されるトリガ
パルスの発生位置に影響される。つまり、ドラムの位相
制御にあたって被比較信号として用いられる信号は従来
のように回転位相検出手段からの回転位相検出パルスの
みに関連して作威されるのではなく、回転位相検出手段
からの回転位相検出パルスおよび垂直同期信号に関連し
て作成される。この粘果、ドラムの位相制御にあたって
比較されるべき2つの信号間の位相差範囲はトリガパル
スの発生周期の1/3の期間に眼定される。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示す、ドラムの四転周波
数が45Hzで磁気テープのドラムに対する巻付角度が
270′″である4ヘッドヘリ力ルスキャン型VTRの
タイミング信号作成部の概略ブロック図である。
第1図を参照して、このタイミングパルス作成部は従来
と同様に、分周器5と、カウンタ6と、比較器7〜10
と、フリップフロップ回路11〜16と、ORゲート1
7および18とを含み、さらに従来と異なり、垂直同期
信号から分周器5をリセットするためのリセットパルス
を作成するリセットパルス作成部19を含む。
分周器5.カウンタ6.比較器7〜10.フリップフロ
ップ四路11〜16.ORゲート17,および18の間
の粘合関係および、これらの動作は第3図に示される従
来のタイミングパルス作成部におけるものと同一である
。したがって、各夕イミング信号HSW15,HSW3
0およびSW1〜SW2は、ドラムに取付けられたPG
からのPGパルス(45Hz)から第4図に示される工
程を経て作成される。従来と同様に信号SWI〜SW4
は各々4つのヘッドに与えられその動作タイミングを決
定する。信号HSWI5およびHSW30も従来通り、
垂直同期信号を分周して得られる基準信号15Hzおよ
び30Hzと位相比較される。つまり、従来と同様のド
ラム位相サーボ機構によって、これらの信号間の位相差
が位相比較器等によって検出されその検出信号によって
これらの信号間の位tl差が0となるようにドラムモー
夕の回転が制御される。
しかし、従来と異なりPCパルスを3分周する分周器5
は、リセットパルス作成部1つからのリセットパルスを
受け、これによってリセットされる。次に、リセットパ
ルス作成部19の各機能部の動作について説明する。ま
た説明にあたっては第2図(a)〜(e)も参照する。
第2図(a)〜(e)は、リセットパルス作成部1つに
よるリセットパルス作成の過程を示す波形図である。
記録および再生時にビデオ信号から得られた垂直同期信
号(第2図(a))は、タイミングパルス作成部19に
おいて、ます分周器1に人力される。分周器1は、垂直
同期信号の立下がりごとに出力レベルを切換えることに
よって垂直同期信号を2分周し周波数30Hzの信号に
変換し、この30Hzの信号(第2図(b))を分周器
2および2人力NORゲート3の一方の入力端に与える
この周波数30Hzの信号は基準信号としても用いられ
信号HSW30と位相比較される。
分周器2は、分周器1からの30Hzの信号の立上がり
ごとに出力レベルを切換えることによって、この30H
zの信号をさらに2分周し周波数15Hzの信号(第2
図(C))に変換し、NoRゲート3の他方の人力端に
与える。この周波数15Hzの信号は基準信号としても
用いられ、信号HSW15と位相比較される。
NORゲート3は、人力信号である30Hzおよび15
Hzの信号が共に“L”レベルであるときにのみ、“H
゜レベルの出力を出力する。したがって、NORゲート
3からの出力される信号(ゲートパルス)は、第2図(
d)に示される波杉を示す。
次に、トリガパルス発生器4は、NORゲート3からの
ゲートパルスの立上がりを検出し、トリガパルスを発生
し分周器5に与える。したがって、トリガパルスは垂直
同期信号の立下がり4回ごとに、すなわち、周波数15
Hzで発生する。このトリガパルスが分周rA5をリセ
ットさせるためのリセットパルス(狛2図(e))であ
る。
分周器5は、リセットパルスが入力されないときには通
常通りPGパルスのパルス数をカウントしてPCパルス
を3分周する。しかし、リセットパルスが人力されると
分周器5はPGバルスのカウント数をリセットして出力
レベルを“L”レベルに戻した後、分周動作を再関する
第2図(f)〜(n)は、リセットパルス■発生時に分
周器5の出力レベルが“H”であった場合の、一連のタ
イミング信号(HSWI 5,HSW30.およびSW
I〜SW4)の作成過程を示す波形図である。なお、m
2図(f)〜(n)において破線で示される波形は、分
周器5がリセットパルスを受けない場合に作成される一
連のタイミング信号を示す。
さて、第2図を参照して、リセットパルス(第2図(e
))■発生時に、分周器5の出力信号(第2図(g))
のレベルが“H”レベルであった場合、分周器5はリセ
ットバルス■に応答して出力信号レベルを“L”に戻し
た後、再びPGパルスを3分周し始める。つまり、分周
器は、リセットパルス■允生後に入力される最初のPG
パルスによって出力レベルを′″H”に立上げる。した
がって、リセットバルス■の発生によって分周器5から
の出力信号は、第2図(g)において実線で示される波
形を示す。なお、リセットパルスB発生時には、分周器
5の出力信号のレベルは“L”であるから、リセットパ
ルス■によって分周器5の出力信号の波形は変化しない
。以後、カウンタ6.比較器7〜10,フリップフロッ
プ同路11〜16,ORゲート17および18が、従来
と同様に動作し、分周器5の出力信号(第2図(g))
から一連のタイミング信号を作成する。
したがって、カウンタ6のカウント値(第2図(h))
.信号HSW15(第2図(i))およびHSW30 
(第2図(j))ならびにヘッドの動作タイミング信号
SWI (第2図(k)).SW2(第2図Nl) )
 .  SW3 (第2図(m)),およびSW4 (
第2図(n))の各々と、分周器5の出力信号との間の
位相関係は従来と同じである。つまり、信号HSW15
の立上がりは分周器5の出力信号の立上がりと一致する
一方、従来と異なり、分周器5の出力信号の位相は垂直
同期信号を分周して得られた基準信号15Hzおよび3
0Hzを基に作成されたリセットパルスの発生位置によ
って決定される。具体的には、分周器5の出力信号の立
上がりは、1つのリセットパルス発生後、最初に発生す
るPG/<ルスの立上がりと一致する。ここで、リセッ
トパルスの発生周波数は15Hzであるから、リセット
ノくルスのパルス間隔はPCパルスのパルス間隔の3倍
である。したがって、分周器5の出力信号の立上がり、
すなわち、信号HSW15の立上がりは、リセットパル
スの発生位置からPCパルスのパルス間隔1つ分の期間
(これは基準信号15Hzの1/3周期間と等しい。)
だけ後の位置までの範囲内に必ず形成される。
さらに、第2図(c)および(e)を参照して、リセッ
トパルスは基準信号15Hzの1周期間内の特定の位置
(基準信号15Hzの立上がりから1/4周期間前の位
置)に発生する。したがって、信号HSWI5の立上が
りは、基準信号15Hzの立上がりの、1/4周期間前
から1712周期間後の、173周期間の範囲の汗意の
位置(たとえば第2図(C)における×印の位置)に杉
成される。これは、信号HSW15と基準信号15H2
との間の位相差が必ず1/3周期以内(120゜以内)
であることを意味する。
以上のように、従来と異なり、基準信号15H2と信号
HSW15との間のα相差は120”以内に限定される
。したがって、これらの信号間の位相差が検出されてか
ら、ドラムモー夕の回転が制御されることによって0と
なるまでの時間が従来に比べて−確失に短縮化される。
つまり、ドラムの位相制御が高速化され、その結果、ヘ
ッドの回転位相が、正確なトラッキングが行なわれるの
に適した状態に迅速に制御される。これは、ヘッドの回
転位相の安定性の向上を意味し、4ヘッドヘリカルスキ
ャン型VTRの機能を向上させる。
また、従来から用いられていた2つの基準信号15Hz
および30Hzを利用してリセットパルスを作成するこ
とができる。このため、従来の4ヘッドヘリ力ルスキャ
ン型VTRに、リセットパルスを作威するための簡fl
iな同路部を付加するだけで簡単にドラム立相制御の高
速化が図れる。
[発明の効果] 以上のように、本発明にかかる磁気記録再生装置によれ
ば、従来の磁気記録再生装置を用いて簡単にドラム位相
制御が高速化される。この結果、ヘッドの回転の安定性
が向上され、画像が磁気テ−プにより良好に記録/再生
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すタイミング信号作底
部の概略ブロック図、第2図は実施例を説明するための
波形図、第3図は従来の4ヘッドヘリ力ルスキャン型V
TRのタイミング信号作成部の概略ブロック図、第4図
は第3図に示されるタイミング信号作成部の動作を説明
するための波形図、第5図は従来の4ヘッドヘリ力ルス
キャン型VTRの基準信号作成部の概略ブロック図、第
6図は第5図に示される基準信号作威部の動作を説明す
るための波形図、第7図は従来および本発明にかかる4
ヘッドヘリカルスキャン型VTRの小径ドラムの概略断
面図、第8図は従来および本発明にかかる4ヘッドヘリ
カルスキャン型VTRの磁気テープ上に形成される記録
トラックとそれを走査するヘッドとの対応関係を示す図
である。 図において、1,2.および5は分周器、3はNORゲ
ート、4はトリガパルス発生器、6はカウンタ、7〜1
0は比較器、11〜16はフリップフロップ回路、17
は小径ドラム、18は磁気テープ、1つはリセットパル
ス作成部である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 め2(2) vJ3の 第5凶 (2分m》 第7(2) 88回

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 45Hz回転の4ヘッド小径ドラムを有する磁気記録再
    生装置であって、 垂直同期信号を発生する手段と、 前記垂直同期信号に応答して、垂直同期信号の1/4の
    周波数を有するトリガパルスを発生する手段と、 前記ドラムに関連して設けられ、ドラムの1回転ごとに
    1回のパルスを発生してドラムの回転位相を検出する回
    転位相検出手段と、 前記回転位相検出手段からの回転位相検出パルスを3分
    周する3分周手段と、 前記トリガパルス発生手段からのトリガパルスに応答し
    て前記3分周手段の3分周動作をリセットする手段と、 前記3分周手段からの分周出力に基づいて4ヘッドの切
    換タイミング信号を作成する手段と、前記垂直同期信号
    と、前記3分周手段からの分周出力とに基づいてドラム
    の位相制御を行なう手段とを備えた、磁気記録再生装置
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