JPH032912Y2 - - Google Patents

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JPH032912Y2
JPH032912Y2 JP1982074817U JP7481782U JPH032912Y2 JP H032912 Y2 JPH032912 Y2 JP H032912Y2 JP 1982074817 U JP1982074817 U JP 1982074817U JP 7481782 U JP7481782 U JP 7481782U JP H032912 Y2 JPH032912 Y2 JP H032912Y2
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JP1982074817U
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JPS58178149U (ja
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  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、転写マーク等として用いる転写材に
関するものである。
本考案は、感光体の表面に帯電器で静帯電し、
感光体の表面に露光装置により原稿に対応した光
像を投射して、画線を露光し、静電潜像がつくら
れた感光体の表面にトナーを与え、該トナーによ
り顕像化された画線を、剥離層を有する転写基材
の剥離層表面上に仮着し、鏡像たる転写層が形成
されたことを特徴とするもので、転写材の製造の
効率化、低コスト化を図り、鮮明な画線を転写す
ることができる転写材を提供せんとするものであ
る。
第1図は、本考案の一実施例たる転写材の断面
図で、第2図はその平面図であり、第3図は該例
の製造装置の一例を示す概略的縦断側面図であ
る。
転写材1は、紙、合成紙、プラスチツクシート
等からなる転写基材2上に、シリコーン樹脂等の
剥離剤を塗布した剥離層3を形成し、該剥離層3
の上に鏡像たる転写層4を形成してなる。
次に、本考案に係る転写材を、一例たるその製
造装置に基づいて説明する。
5は、ドラム状の感光体であり、導電性支持体
6と光導電性絶縁層7からなる。
導電性支持体6は、錫、銅、アルミ等の金属導
電体、吸湿性の紙等が使用される。光導電性絶縁
層7は、直接電荷を保持させるもので、例えば無
晶質セレニウム、ZnO+樹脂、ZnCdS+樹脂等の
高抵抗で電荷を保持できる形成材で形成してもよ
く、また、CdS、CdSe、結晶質Se等の高光導電
性材料で光導電層を形成し、且つ、その表面に透
明で静電荷を保持できるフツソ樹脂、ポリカーボ
ネイト樹脂、ポリエチレン樹脂等からなる絶縁層
を形成したものであつてもよい。
そして、この感光体5の周壁に沿つて、コロナ
放電器等の帯電器8、現像器9、仮着コロナ装置
10、清掃器11が設けられている。
現像器9は、一対のローラ12に張設するベル
ト13にホツパを設け、ベルト13を無端走行さ
せてその底部に集溜する粉末トナー14を感光体
5の周壁にカスケードして塗布する現像装置であ
るが、他の現像法、例えばマグネツトブラシ現像
法を採る装置でもよい。清掃器11は、仮着終了
後に感光体5に残溜する粉末トナー14を除去す
る回転ブラシ状のクリーニング装置である。
また、感光体5の周壁とやや離間した位置に、
加熱ヒータ等からなる仮着器15が設けられてい
る。
16は、製造装置本体であり、この本体16の
上部には、駆動機構(図示せず)により往復動自
在な原稿載置台17が設けられている。原稿載置
台17は、開閉自在な蓋体18と、この蓋体18
を枢着するガラス台19とから構成され、該ガラ
ス台19は露光装置20と対向している。
露光装置20は、ランプ21、レンズ22、反
射ミラー23等を適宜配置することにより構成さ
れている。そして、このランプ21により前記原
稿載置台17に投光されて反射した光は、反射ミ
ラー23により反射されて、感光体5上に照射す
るように構成されている。
24は、本体16内に設けられた給送装置であ
り、載置された転写基材2は、搬送ベルト(図示
せず)や搬送ローラ25などから形成される搬送
路に沿つて、搬送されるようになつている。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
転写基材2は、順次一枚ずつ給送されるよう
に、給送装置24に載置されている。
そして、一方、帯電器8により感光体5に静帯
電を行う。この極性は、正負いずれであつてもよ
い。他方、原稿載置台17のガラス台19上に、
原稿Aを下向きにして載置し、蓋体18で覆う。
そして、原稿載置台17を所定移動方向(実線矢
印方向)に移動させると同時に感光体5を回動さ
せ、ランプ21を点灯すると、感光体5の荷電表
面上に、原稿と同一の画線、すなわち反転してい
ない画線からなる像を投影させる。
さすれば、感光体5の光導電性のため、表面電
位が急速に減衰し、原稿Aと同一の静電潜像が形
成されることになる。
そして、露光装置20により形成された静電潜
像に対し、現像器9から粉末トナー14が塗布さ
れ、静電潜像に対応して粉末トナー14が付着し
て、顕像が形成される。
原稿載置台17が終端部まで移動し、感光体5
に全て顕像が形成された状態で、原稿載置台17
は復帰するとともに、露光装置20のランプ21
を消灯する。
そして、感光体5は、顕像始端部を仮着コロナ
装置10に対向させ、転写基材2は給送装置24
によつて移送されて、感光体5に接し、粉末トナ
ー14と反対荷電を仮着コロナ装置10で加える
ことにより、粉末トナー14は転写基材2の剥離
層3の表面に付着し、静電仮着が行なわれる。
次に、転写基材2は、加熱ヒータ等をその内部
に有する仮着器15の熱ドラムの周面に沿つて移
動し、第2図に示す如く、原稿Aとは面対称の鏡
像たる転写層4が加熱仮着される。
一方、仮着が行なわれた後、感光体5は清掃器
11において、周面に軟い毛を植えた回転ブラシ
26によつて摺擦し、感光体5の表面に残存する
粉末トナー14をクリーニングし、次の繰り返し
使用の最初のプロセスに入るために準備される。
このようにして、転写基材2の剥離層3の表面
には、原稿Aとは反転した像、すなわち鏡像が、
粉末トナー14によつて形成されることになる。
以上のようにして製造された転写材を用いて転
写する方法の一例について説明すると、被転写材
の表面に本転写材の転写層4側表面を重合し、次
に加熱プレスプレート、加熱ロール等を使用し
て、本転写材を加熱加圧し、被転写材に転写層4
を転写し、転写基材2を剥離層3にて引き剥すこ
とにより転写される。
なお、転写層4を形成するためには、上述の実
施例では感光体の表面に原稿Aと同一の静電潜像
を形成して行つたが、感光体の表面に原稿Aを反
転した静電潜像を形成して行つてもよい。この場
合、形成される転写層4は、原稿Aと同一の像に
なるので、原稿Aを鏡像にすればよい。原稿Aを
鏡像にするためには、たとえば、透明なシート基
材の表面に像を形成しそれを裏返して用いればよ
い。
本考案は、上記のように構成されたために、比
較的簡単な装置にて製造でき、転写材の製造の効
率化、低コスト化を図り、鮮明な画線を転写する
ことができる転写材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例たる転写材の断面図
で、第2図はその平面図であり、第3図は該例の
製造装置の一例を示す概略的縦断側面図である。 1……転写材、2……転写基材、3……剥離
層、4……転写層、5……感光体、6……導電性
支持体、7……光導電性絶縁層、8……帯電器、
9……現像器、10……仮着コロナ装置、11…
…清掃器、14……粉末トナー、15……仮着
器、17……原稿載置台、20……露光装置、2
4……給送装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 剥離層を有する転写基材、および、 感光体の表面に帯電器で静帯電し、感光体の
    表面に露光装置により原稿に対応した光像を投
    射して、画線を露光し、静電潜像がつくられた
    感光体の表面にトナーが与えられて、該トナー
    により顕像化された画線が転写基材に転写さ
    れ、前記転写基材の剥離層表面上に加熱仮着さ
    れて形成された、鏡像たる転写層を含み、 前記加熱仮着されたトナーが、再加熱されて
    軟化し、転写基材の剥離層面より剥離して、重
    合された被転写材に前記鏡像たる転写層に対応
    したトナーの像が転写し定着される、転写材。 2 前記転写基材の剥離層は、転写基材の主面に
    シリコン樹脂等の剥離剤を塗布して形成された
    剥離層を含む、実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の転写材。
JP7481782U 1982-05-20 1982-05-20 転写材 Granted JPS58178149U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7481782U JPS58178149U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 転写材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7481782U JPS58178149U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 転写材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58178149U JPS58178149U (ja) 1983-11-29
JPH032912Y2 true JPH032912Y2 (ja) 1991-01-25

Family

ID=30084216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7481782U Granted JPS58178149U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 転写材

Country Status (1)

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JP (1) JPS58178149U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2752612B2 (ja) * 1985-01-24 1998-05-18 株式会社リコー 記録装置

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5140134A (ja) * 1974-08-26 1976-04-03 Kanebo Ltd
JPS5734457B2 (ja) * 1976-07-23 1982-07-23

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52149707U (ja) * 1976-05-10 1977-11-14
JPS55156962U (ja) * 1979-04-26 1980-11-11
JPS6119039Y2 (ja) * 1980-08-04 1986-06-09

Patent Citations (2)

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JPS5734457B2 (ja) * 1976-07-23 1982-07-23

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Publication number Publication date
JPS58178149U (ja) 1983-11-29

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