JPH03291179A - 拡散接合方法およびその接合治具 - Google Patents

拡散接合方法およびその接合治具

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JPH03291179A
JPH03291179A JP8920990A JP8920990A JPH03291179A JP H03291179 A JPH03291179 A JP H03291179A JP 8920990 A JP8920990 A JP 8920990A JP 8920990 A JP8920990 A JP 8920990A JP H03291179 A JPH03291179 A JP H03291179A
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JP8920990A
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Sumiichi Shibuya
純市 澁谷
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はアルゴンガス等の不活性ガスや錫等の溶融させ
た金属溶液を媒体とした熱間等方圧加圧装置を使用して
、金属同士を拡散接合する拡散接合方法およびその接合
治具に関する。
(従来の技術) 従来、被接合体を拡散接合する場合には、予め内部に加
熱ヒータや加圧板等を設置した真空チャンバー内に被接
合体を収納し、真空チャンバー内を真空排気して上記加
熱ヒータおよび加圧板等から構成されるプレスで加熱・
加圧していた。
他方、被接合体を真空パックし熱間等方圧加圧(Hot
 I@osls目c  Pressing:HI P)
装置により加熱・加圧する方法や、特公昭57−443
3号公報に開示されているように被接合体の接合部分を
局部的に真空にして加熱・加圧する方法もあった。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記前者の従来例では被接合体が大型で
あって接合面の形状が複雑である場合、加熱ヒータと加
圧板等から構成される加圧部も、大型で複雑な接合面に
対応した加圧部が必要となる。特に、接合面が大型にな
ると、接合面を加圧する加圧板の平行度を±0.5m1
I11の設計通りに設計・加工することが困難である。
例え、室温で平坦度が得られても接合時の高温、高圧の
条件下でその精度を維持することが難しい。
また、接合面の形状が複雑になると、後者の従来例のよ
うに熱間等方圧加圧(HI P)のガス圧を媒体とする
拡散接合法が有効であるが、中空体のような形状になる
と、接合面以外も加圧されるために加圧変形し、所定の
形状が得られないという問題点があった。
そこで、本発明は上記事情を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、熱間等方圧加圧(HI P)
装置を用いて拡散接合を行い、高精度且つ変形が極めて
小さい高品質の拡散接合方法およびその接合治具を提供
することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明に係る拡散接合方
法にあっては、熱間等方圧加圧装置内のガス等を媒体と
して被接合体を加圧する拡散接合方法において、上記被
接合体の特定方向のみに加圧可能な接合治具を使用して
被接合体の拡散接合を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る拡散接合治具は、熱間等方圧加圧装
置内に収納する拡散接合治具であって、被接合体を収納
する収納部と、この収納部内において被接合体を特定方
向のみに加圧する加圧板と、上記収納部を封止するシー
ル板とを備えたことを特徴とする。
(作用) 上記の構成を有する本発明においては、被接合体を拡散
接合治具内に収納し、被接合体およびその接合面より排
気して真空封止し、次いで熱間等方圧加圧(HI P)
装置内のガス圧と特定方向のみに加圧する加圧板を備え
た拡散接合治具とを用いて被接合体を拡散接合するよう
にしたので、被接合体が大型或いは接合面が複雑であっ
ても、必要とする接合面全体に圧力が加わり、さらには
接合面が均等に加熱されることで、健全な接合が得られ
ることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による拡散接合方法およびその接合治具
を説明するための一般的な熱間等方圧加圧(HI P)
装置を示す。この熱間等方圧加圧(HI P)装置は、
圧力容器1内にヒータ2.断熱層3を収容する一方、上
記圧力容器1内のチャンバにアルゴンガス等の不活性ガ
スを封入するガス流入口・排気口4が形成されている。
このHIP装置の内部に拡散接合治具としての試験体5
を収納し、ガス流入口・排気口4よりその内部を排気し
て真空にし、その後アルゴンガスを封入する。
試験体5およびアルゴンガスがある〜定圧に達した後に
ヒータ2に通電しHIP装置内部を加熱する。
そして、HIP装置内部が加熱されると、アルゴンガス
は彫版し高圧ガス6となり、試験体5に等方圧が加わる
。このような熱間等方圧加圧方法で試験体5を加熱・加
圧することで拡散接合が可能となる。
第2図は本発明の第1実施例に係る試験体5の詳細を示
し、試験体5は被接合体7.8の組合せと、試験体5の
シール板11と、被接合体7,8を特定方向のみに加圧
する加圧板12と、被接合体7.8を収納する収納部と
してのボックス状拘束板13とから構成されている。す
なわち、第1図および第2図に示すように、試験体5は
例えば接合条件(温度900℃、圧力500Kg1/a
(、保持時間0.58)の−例において、変形しない加
圧板12、拘束板13と変形可能なシール板11とから
構成されている。このシール板11は拘束板13上面に
溶接されてシール溶接部14とし、拘束板13を封止し
ている。また、加圧板12および被接合体7.8と拘束
板13との間には狭小の隙間が設けられている。被接合
体7.8は溝を有する鋼材からなり、接合面9を拡散接
合することで、冷却口10を有する冷却管となる。
なお、本実施例におけるシール板11.加圧板工2およ
び拘束板13は全て比較的高温強度の高いステンレス鋼
材である5US316材からなっている。
次に、本実施例の作用を説明する。
被接合体7,8を収納した拘束板13.加圧板12およ
びシール板11より構成された試験体5の内部において
、第1図に示す熱間等方圧加圧(HI P)装置のヒー
タ2の熱および高圧ガス6の圧力により、第2図に示す
シール板11が若干変形を伴うとともに、その圧力が加
圧板12を介して加わる。すると、そのガス圧は加圧板
12を通して被接合体7,8の接合面9に加わる。した
がって、接合面9は加熱・加圧され相互拡散により拡散
接合されることとなる。
このようにして本実施例では、接合に必要な加圧力(本
実施例では垂直方向)に等方圧のガスを利用しているの
で、被接合体7,8を加圧する加圧板12の面精度がホ
ットプレス等のように拡散接合に必要な平行度±0. 
5mm等の高精度な加工精度である必要はない。その結
果、被接合体7゜8に接する加圧板12の片面のみの平
面度を管理するだけで、高品質な拡散接合が可能となる
第3図および第4図は本発明の第2実施例を示し、前記
第1実施例と同一の部材には同一の符号を付して説明す
る。第4図に示すように被接合体7.8が例えば2mの
長さを有した場合、2mの長さを有する1枚の加圧板1
2のみで均等に加圧することは困難である。そこで、本
実施例では加圧板12を所定の長さに分割することで、
平面度を高め均等の圧力が被接合体7.8に加わるよう
にしている。つまり、本実施例では加圧板12を4分割
することで、加圧板12の平面度、表面粗度等の加工精
度を高めている。
次に、本実施例の作用を説明する。
加圧板12を4分割にすることで、加圧板12の加工精
度が高まり、被接合体7.8の接合面にはアルゴンガス
等の熱間等方圧がシール板11および加圧板12を通し
て均等に圧力が加わる。これにより、信頼性の高い接合
部が得られる。なぜなら、一体物の加圧板では加圧板の
加工精度或いは加圧板の残留応力、熱を加えた時の変形
等に起因して平面度或いは平行度に優れた加圧板を得る
ことが難しい。これらの問題点の解決策としては残留応
力が小さく、加工精度が高めらる小型の加圧板を複数組
合せることが考えられる。その結果、被接合体7,8に
は均等な加圧力が加わるようになる。
このように本実施例によれば、分割構造とした加圧板1
2を用いることで、長尺或いは薄板の被接合体でも健全
な接合部が得られるようになる。
その他の構成および作用は前記第1実施例と同一である
のでその説明を省略する。
第5図は本発明の第3実施例を示し、前記第1実施例と
同一の部材には同一の符号を付して説明する。本実施例
では第5図に示すように、被接合体21.22および2
3の材料がステンレス鋼のように比較的高強度の場合に
おいて、アルゴンガス等の不活性ガスのガス圧をシール
板11および加圧板12を通し、さらに局部加圧板15
a、15b、15cおよび15dを介在させることで、
被接合体21.22および23の接合に必要な加圧力を
得るようにしたもめである。すなわち、等方圧の加圧に
局部加圧板15a、15b、15cおよび15dを用い
ることで、集中荷重が加わるようにしたものである。
このように本実施例によれば、シール板11および加圧
板12の形状よりも接合に必要な加圧およびその加圧面
が必要最小限の形状とすることで、全体のガス圧を低く
させることができる。したがって、シール板11の厚さ
を薄くしたり、またはシール溶接部14の品質管理等の
施工管理を単純化することなど、コスト面と品質管理面
での作業性が大きく改善される。また、接合に必要な加
圧面のみを加圧するので、被接合体21.22および2
3の変形を極めて小さくすることができる。
その他の構成および作用1ま前記第1実施例と同一であ
るのでその説明を省略する。
また、第6図は上記第3実施例の変形例を示し、第5図
で示した加圧板12および局部加圧板15c、15dを
一体化させて略逆U字形に局部加圧板16を形成するこ
とで、第3実施例と同様の作用、効果が得られる。
第7図および第8図は本発明の第4実施例を示し、前記
第3実施例と同一の部材には同一の符号を付して説明す
る。本実施例ではステンレス鋼からなるリング形状の被
接合体21.23と、銅からなる円筒状の被接合体22
と、ステンレス鋼からなりアールを有するリング形状の
被接合体24とが拘束板13に収納されており、このよ
うに接合面が複数で、且つ加圧方向および加圧面を複数
有する試験体5の接合方法について説明する。
このように複数の加圧方向および加圧面が必要な場合、
基本的な構成であるシール板、加圧板の組合せにより、
加圧することは第2図から第6図に示す構成と同様であ
る。但し、本実施例ではその加圧面が上部加圧板16お
よび下部加圧板17より加圧される面と、この面に対し
て垂直に加圧される周方向加圧板18より加圧される面
との2方向を同時に加圧し、接合しようとする構成であ
る。特に、周方向加圧板18による加圧力を受けるため
に被接合体22.23の内面に加圧受治具19を配設し
ている。
なお、シール板11a、llbは拘束板13にそれぞれ
溶接されてシール溶接部14a、14bとしている。
このように本実施例によれば、上記のように接合面およ
び加圧面を複数有する形状の接合においてもシール板、
加圧板の構成或いは形状を考慮することで、複数の接合
面を有する形状を同時に拡散接合することができる。こ
れはステップろう付けあるいはステップ接合に比較して
熱劣化を最小限に抑えるとともに、接合部の品質向上が
図れる。
また、コスト面においても短時間に複数の接合を行うこ
とができるため、低価格の製品を提供できる。その他の
構成および作用は前記第3実施例と同一であるのでその
説明を省略する。
なお、第2図から第7図に示す実施例では、被接合体と
加圧板が接合しないように、BN等の粉末を加圧板等の
接合治具の表面に塗布することを接合前に施している。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、熱間等方圧加圧
装置を用いてアルゴンガス等不活性ガスのガス圧を加熱
源にするため、接合治具および接合面には均等な加圧力
が加わり、信頼性の高い拡散接合が得られる。また、ガ
ス圧による加工方向を接合治具を用いて任意な方向に制
御できるため、必要最小限のみを加圧できる。したがっ
て、被接合体の変形が極めて小さく、高精度で変形が極
めて7Mい高品質の中空体等の拡散接合が容易に得られ
る等の効果を奏する。
す斜視図、第5図は本発明の第3実施例による拡散接合
治具の構成を示す断面図、第6図は本発明の第3実施例
の変形例を示す断面図、第7図は本発明の第4実施例に
よる拡散接合治具の構成を示す断面図、第8図は本発明
の第4実施例において被接合体の接合後の外観を示す斜
視図である。
1・・・圧力容器、2・・・ヒータ、3・・・断熱層、
4・・・ガス流入口・排気口、5・・・試験体(拡散接
合治具)、6・・・高圧ガス、7,8・・・被接合体、
9・・・接合面、10・・・冷却口、11・・・シール
板、12・・・加圧板、13・・・拘束板(収納部)、
14・・・シール溶接部。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱間等方圧加圧装置内のガス等を媒体として被接合
    体を加圧する拡散接合方法において、上記被接合体の特
    定方向のみに加圧可能な接合治具を使用して被接合体の
    拡散接合を行うことを特徴とする拡散接合方法。 2、熱間等方圧加圧装置内に収納する拡散接合治具であ
    って、被接合体を収納する収納部と、この収納部内にお
    いて被接合体を特定方向のみに加圧する加圧板と、上記
    収納部を封止するシール板とを備えたことを特徴とする
    拡散接合治具。
JP8920990A 1990-04-05 1990-04-05 拡散接合方法およびその接合治具 Pending JPH03291179A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009255131A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Kuroki Kogyosho:Kk 内部に空間を有する構造体のhip法による製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009255131A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Kuroki Kogyosho:Kk 内部に空間を有する構造体のhip法による製造法

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