JPH0329078A - 自動販売機のラック仕切板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、煙草などの箱形商品を販売する自動販売機を
対象としたランク仕切板の構造に関する．（従来の技術
） まず、頭記した煙草自動販売機の機内構造を第８図に示
す．図において、１は自動販売機のキャビネット、２は
庫内の上下段に振り分けて設置したブッシャ式の商品搬
出機構、３は商品搬出機横２の上方に画成した商品収納
コラム、４は商品収納コラム３を仕切るように左右に配
列して庫内に設置したラック仕切板、５は商品搬出機構
２に並べて商品収納コラム３の前方に記傭したゲート、
６が各商品収納コラム３ごとに商品搬出機構２の上に積
み重ねて収納した煙草などの商品である．また、前記ラ
ンク仕切板４の従来構造を第９図に示すと、ラック仕切
板４は後端部よりＬ字形に屈曲して張り出す背面部４ａ
と、下端部よ前後に突出する商品ガイド用のスカート部
部４ｂと、下方へ突き出た脚部４Ｃと、上部壁面より側
方に突出するフック片４ｄを有し、かつ前記脚部４Ｃを
商品搬出機構２の上面ステージに開けたスリットに差し
込み、上部のフック片４ｄを庫内側に設けた取付け板７
の穴に掛け止めして架設されている．なお、プンジャ式
商品搬出機構２は、周知のように各コラムごとに対応し
て販売動作により前後方向に移動動作するブッシャ２ｍ
　（第９図参照）を傭えている．かかる構戒の販売動作
は良く知られているところであり、販売指令が与えられ
ると選択されたコラムに対応する商品搬出機構のブッシ
ャ２８が作動して四品６を最下位から搬出する．なお、
ラックから搬出された商品はシェータなどを経て図示さ
てない商品取出口に送出される． 一方、煙草を例に挙げると、標準サイズの他に特殊なロ
ングサイズなどがあり、銘柄によりパッケージサイズが
異なる．また、通常の自動販売機では、商品搬出機構の
ステージ奥行き寸法を標準サイズ商品の２個分に相応し
た寸法に設計し、同じコラム内に２列の商品を積み重ね
て収納するようにしている．しかしながら特殊サイズ（
ロングサイズ）の商品では商品搬出１１ｆｌｌのステー
ジ上に２列並べることができない場合がある．杢こで、
従来では次記のように標準サイズ用の他に特殊サイズ用
のランク仕切板を用意して各種サイズの商品に対応させ
るようにしている．すなわち第１０図は標準サイズの商
品（パッケージＡ〉を商品搬出機ＩＩ２の上に前後２列
に並べて収納した場合、第１１図はロングサイズの商品
（パッケージサイズＢ）を１列に並べて収納した場合を
示す．なお、図中での８はゲート５に取付けてコラムの
前方に配備した商品列の支え棒である．ここで第１０図
では、ラック仕切［４の奥行き寸法ＬＬをＬｌξ２Ａに
設定し、標準サイズ商品の２列分に相応したコラム空間
をｉ！威するようにしている．また、第ｌＯ図では各販
売動作ごとにブッシャ２ａが待機位直から前進，ないし
後退移動し、商品６を前後列から交互に１個ずつ瀬切り
して搬出する． これに対して第１１図では、ラック仕切板４の奥行き寸
法Ｌ２をＬ２ζＢに設定し、ロングサイズ商品の１列分
に相応したコラム空間を画成するようにしている．また
、第１１図では各販売動作ごとにブッシャ２ａが後方の
待機位Ｉから前方へ往復移動し、商品６を１個ずつ瀬切
りして前方に搬出する．〔発明が解決しようとする課題
〕 ところで、前記のように従来の構造では、各種サイズの
商品に合わせてあらかじめ標準サイズ用と特殊サイズ用
のラック仕切板を用意しておき、販売商品変更の都度ラ
ック仕切板を選択して取替えるようにしている．しかし
ながら、ラック仕切板を交換するには、商品列の倒れ込
みを防ぐために両隣りのコラムに収納されている商品も
取り除く必要があるなど、その作業は手間が掛かって厄
介である．なお、第１０図において、標準サイズ用のラ
ック仕切Ｆｉ４を図示の位置から前方へ移動調節して、
商品搬出機ＩＩ２の上方にロングサイズ商品の１列分に
対応した奥行きのコラム空間を画成させることも考えら
れるが、商品収納コラムの前方には左右方向に連なった
ゲート５が設置されているため、このままではゲート５
が邪魔になってラック仕切Ｆｉ５を前方に移し替えるこ
とかできない． 本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、ラッ
ク仕切板を取替えることなく、同じラック仕切板を標準
サイズ商品の２列分，および特殊なロングサイズ商品の
１列分に相応する奥行き寸法のコラム空間を西或できる
ようにした自動販売機のラック仕切板を提供することを
目的とする．ＣＲＢを解決するための手段〕 上記課題を解決するために、本発明のラック仕切板は、
ラック仕切板を第１，第２の２枚の分割板に分けて重合
わせ、少なくとも一方の分割板を他方の分割板と相対的
に前後方向へずらして商品サイズに対応した奥行き寸法
のコラム空間を画戒するよう構成したものである． 〔作用〕 上記の構成で、ラック仕切板は例えば次の二通りの形（
＋，ＩＩ）に分割して構成される．！；同じ高さ寸法で
前後に並ぶ平板状の前方分割１ｊ（第１の分割Ｆｉ），
および後端をＬ字形に屈曲した後方分割板（第２の分割
Ｆｉ）とを組合せ、第１の分割板を定位直に架設したま
ま、後方に並ぶ第２の分割板を商品サイズに合わせて前
後に移動誠節する． ［Ｉ：後端をＬ字形に屈曲し、かつ前端側の下端コーナ
部分にゲートとの干渉を避ける切欠き部を形成した仕切
板本体（第１の分割板）と、前記切欠き部と重ね合わせ
るようにゲートの背後位置に取付けた補助仮（第２の分
割板）とを組合せ、第２の分割板を定位置に保持したま
ま第１の分割板を商品サイズに合わせて前後に移動１１
１ｆｆする．したがって、前記Ｉあるいは■の分割式ラ
ック仕切板を採用することにより、販売商品の変更に際
してラック仕切板を取替えることなく、単にラック仕切
板の分割板を移動調節するだけで、商品収納コラムの前
方に位置するゲートとの干渉をさけつつ、標準サイズの
商品，あるいは特殊なロングサイズの商品への対応が可
能となる．〔実施例〕 第工図ないし第４図は前記夏に対応した本発明実施例を
、第５図ないし第７図は前記■に対応した本発明の別な
実施例を示すものであり、第８図ないし第１１図に対応
する同一部材には同じ符号が付してある． まず第１図ないし第４図において、ラック仕切板４は、
同じ高さ寸法で前後へスライド式に重なり合うように並
べた平板状の前方分割板４Ａ（第１の分割板）と、後端
をＬ字形に屈曲した後方分割［４Ｂ　（第２の分割板）
との組合せからなる．ここで、前方分割板４Ａには第９
図で述べた前端側のスカート部４ｂ，　ＩＩ部４　ｃ　
＋　および上部取付けＦｉ７に係止する掛け止めフック
４ｄの他、上下段に振り分けて前後２箇所に壁面の側方
に突出する鍵形の掛け止めフック４ｅ　（後方分割Ｆｉ
４Ｂの掛け止め用）が切り起こし形威されている． 一方、後方分割板４Ｂは背面部４ａ，後端側のスカート
部４ｂ，脚部４Ｃの他、前記した掛け止めフック４●に
対向する係合穴４ｆが開けてある．なお、前記した掛け
止めフック４ｓ＋　および係合穴４ｆについての側断面
図を第２図に示す．また、第ｌ図において、商品搬出機
構２の上面ステージにはランク仕切板４の脚部４ｃの差
し込み穴２ｂが前後に並んで多段式に開口している． 次に上記＋１１威のラック仕切Ｆｉ４の商品サイズに対
応した調節操作を第３図，第４図ついて説明する．まず
、第３図は標準サイズ（バッケージサイズＡ）の商品６
を前後２列に並べて収納した第１０図に対応する使用状
態図である．この場合には、前方分割板４＾をゲート５
の背後に並べて商品搬出機構２の前半部の位置に架設し
、さらに後方分剖仮４８を後方へ引出して上で、その前
列の係合穴４ｆを前方分割仮４Ａにおける後列のフック
４ｅに掛け止め支持させる．したがってこの状態では、
ラック仕切板４の前端から後端までの寸法Ｌｌ．つまり
コラム空間の奥行き寸法は実効的に第１０図で示した寸
法Ｌｌ　（Ｌｌζ２Ａ）と同等になり、商品搬出機構２
のステージ上に標準サイズの商品を前後２列に積み重ね
て収納することができる． これに対して、第４図はロングサイズ（バンケージサイ
ズＢ）を１列に並べて収納した第１１図に対応する使用
状態図である．すなわち、第３図の状態と比べて、前方
分割Ｆ１．４Ａの位置はそのまま後方分割板４Ｂを前方
にスライド移動ａｔ節し、この位置で前後列の係合穴４
ｆがそれぞれ前方分剖板４＾の前後列のフック４ｅに掛
け止め支持されている．したがってこの状態では、ラッ
ク仕切Ｖｉ４の前端から後端までの寸法Ｌ２は、実効的
に第１１図で示した寸法Ｌ２　（Ｌ２Ｉ＝ｉ　Ｂ　）と
同等になる．次に別な実施例を第５図ないし第７図に示
す．この実施例では、ランク仕切板４が仕切板本体４Ｃ
（第１の分割板〉と補助！４０　（第２の分割板〉　と
に分割されている．ここで、仕切仮本体４Ｃは基本的に
は第９図で示したラック仕切板と同等な寸法であり、背
面部４ａ＋脚部４ｂを備えている他、側壁の上部には相
手側の取付け板７に係合する前後２箇所の掛け止めフッ
ク４ｄと、補助板４Ｄと係合し合う掛け止めフック４ｅ
が形威され、さらに前縁の下部コーナ部分を切欠いてこ
こにゲート５との干渉壱選ける切欠き部４ｇが形威され
ている．一方、補助板４Ｄは前記した切欠き部４ｇと重
なり合うよな寸法に定めた小片であり、前縁部に形威し
たスカート部４ｂ，　４５部４ｃの他に、前記した掛け
止めフック４ｅに掛け止めされる保合穴４ｆが前後２箇
所に設けてある． 次に上記ｉｌｌ威のラック仕切仮４の商品サイズに対応
した調節操作を第６図．第７図ついて説明する．まず、
第６図は標準サイズ（バンケージサイズＡ）の商品６を
前後２列に並べて収納した第１０図に対応する使用状態
図である．この状態では、補助Ｆｉ．４Ｄがゲート５の
背後に並べて商品搬出機構２の前端位Ｉに、また仕切板
本体４Ｃを後方に引出して上部取付け板７に前段の掛け
止めフツク４ｄを係合し、かつ掛け止めフシク４ｅには
補助Ｆｉ４Ｄに開口した後段の保合穴４ｆが係合してい
る．したがって、この状態ではコラム空間を！ｉｉ威す
るラック仕切板の奥行き寸法が標準サイズの商品を前後
２列に対応した寸法がＬ１となる．これに対して、第７
図のように補助Ｆｉ４Ｄの位置をそのままに仕切板本体
４Ｃを前方にスライド移動して補助板と重ね合わせ、こ
の位置で仕切板本体４Ｃと上部取付け板７．補助板４Ｄ
との間を係合することにより、コラム空間の奥行き寸法
が実効的に縮小し、ロングサイズの商品に対応した寸法
Ｌ２となる． 〔発明の効果〕 本発明によるラック仕切板は、以上説明したように構成
されているので、販売商品をサイズの異なる商品に変更
する場合でも、その都度ラック仕切板を別仕様のラック
仕切板に付替えることなく、単に分割式ラック仕切板の
分割板を移動調節するだけの簡単な操作で、商品収納コ
ラムの前方に位置するゲートとの干渉を避けつつ、コラ
ム空間をｍｓサイズ．特殊なロングサイズの商品に対応
させることができる．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の構成を示す分解斜視図、第２
図は第１図における掛け止めフック，保合穴部の構造断
面図、第３図．第４図はそれぞれ異なるサイズの商品に
対応した第ＩＶ！Ｊのラック仕切板の使用状態図、第５
図は本発明の’７４　ｆ（る実施例の構成を示す分解斜
視図、第６図，第７図はそれぞれ異なるサイズの商品に
対応した第５図のラック仕切板の使用状態図、第８図は
本発明の実施対象となる自動販売機の機内構造を示す正
面図、第９図は従来構造のラック仕切板の斜視図、第１
０図．第１１図はそれぞれ標準サイズ，ロングサイズに
対応する従来のラック仕切板を採用した使用状態図であ
る．図において、 ２：商品搬出機構、３＋裔品収納コラム、４：ラック仕
切板、４Ａ．　４８．　４Ｃ．　４０ｊ分割板、６：商
品、７：取付け板、ＬＬ，　Ｌ２：コラム空間の奥行き
第２図 第３図 第４図 第９図 第１１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）箱形商品を商品搬出機構の上に積み重ねて庫内に収
   納する自動販売機のラック仕切板であり、それ自身が後
   端をＬ字形に屈曲した板で、かつ庫内に左右配列して商
   品搬出機構の上面ステージと上方の取付け板との間にま
   たがって架設し、その相互間に商品サイズに対応した奥
   行き寸法のコラム空間を画成したものにおいて、ラック
   仕切板を第１、第２の２枚の分割板に分けて重合わせ、
   少なくとも一方の分割板を他方の分割板と相対的に前後
   方向へずらして商品サイズに対応した奥行き寸法のコラ
   ム空間を画成するよう構成したことを特徴とする自動販
   売機のラック仕切板。