JPH03290266A - サーマルプリンタヘッド用導体回路の形成方法 - Google Patents

サーマルプリンタヘッド用導体回路の形成方法

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JPH03290266A
JPH03290266A JP2090288A JP9028890A JPH03290266A JP H03290266 A JPH03290266 A JP H03290266A JP 2090288 A JP2090288 A JP 2090288A JP 9028890 A JP9028890 A JP 9028890A JP H03290266 A JPH03290266 A JP H03290266A
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JP
Japan
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conductor circuit
metal
thermal printer
printer head
organic solvent
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JP2090288A
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Masaaki Oda
正明 小田
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Vacuum Metallurgical Co Ltd
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Vacuum Metallurgical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、サーマルプリンタヘッド用導体回路の形成方
法に関し、更に詳細には、金属超微粒子ペーストによる
サーマルプリンタヘッド用導体回路の形成方法に関する
ものである。
(従来の技術) サーマルプリンタヘッドの一般的な構造は、第2図に示
されているように、通常、表面に断熱のためのアンダー
コート層すが形成されたアルミナ基板a上に所定の間隔
をおいて貴金属による導体回路Cが形成され、この導体
回路Cと直交する方向にこの導体回路の上からRu O
2等の抵抗ペーストでスクリーン印刷焼成法により10
0−300μm幅の発熱体部dが形成され、更に、これ
らの回路を保護するためのオーバーコート層eがガラス
系ペーストにより形成された構造となっている。
なお、プリンタの解像度を上げるためには、導体回路お
よび抵抗回路の幅、厚さの双方を小さくすればよいこと
が分かっている。特に、導体回路の厚さを薄くすること
により、ヘッド表面の凹凸が小さくなり、プリンタの伝
熱特性すなわち高速性、および解像度等が著しく改善さ
れることが知られている。
ところで、サーマルプリンタヘッド用の上記導体回路の
形成方法としては、次の三つの方法が知られている。
第一の方法は、粒径が5μm程度の金等の貴金属粒子を
含む厚膜用ペーストを使用し、100μm幅程度までの
導体回路を形成する場合にあっては、スクリーン印刷法
により、また100μm幅以下の導体回路を形成する場
合にあっては、スクリーン印刷法により全面にわたる膜
形成を行った後、フォトプロセスを用いてパターンニン
グをして行う方法である。この方法による場合は、導体
回路の薄膜の厚は5〜10μm程度となる。
第二の方法は、真空蒸着法、スパッタリング法等の真空
プロセスを用いて膜形成を行い、フォトプロセスにより
パターンニングを行って、導体回路を形成する方法であ
る。この方法では、導体回路の膜厚を、0.01〜1.
0μm程度まで容易に制御できる。
第三の方法は、厚膜用ペーストでなく、金等の貴金属を
含む有機貴金属液を使用し、導体膜を形成し、フォトプ
ロセスを用いてパターンニングをし、導体回路を形成す
る方法である。この方法によれば、−回の導体回路形成
工程を経ることにより、膜厚が0.1μm程度となる。
(発明が解決しようとする課題) 上記第一の方法においては、金属ペーストの金属粒子の
含有率は50%以上であるが、その粒径が1μm以上で
あるので、形成された導体回路の膜厚が5〜10μmと
大きくなってしまい、1μm以下とすることがてきない
ため、導体回路幅および厚み等が小さくできず、従って
、プリンタの高解像度化が不可能である。
また、第二の方法においては、真空バッチ処理を必要と
するため、生産性に欠けるとういう問題がある。
更に、上記第三の方法においては、貴金属が金属有機物
中に原子状で存在するため、形成する金属薄膜の薄膜化
は容易であるが、金属成分の含有率は15〜20重量%
と低いため、導体として通常必要な0.2〜0.3μm
以上を達成するには、2〜3回の塗布、乾燥、焼成を繰
り返す必要があり、形成が面倒であり、生産性低下を招
くという問題がある。この方法においては、更に、使用
する金属有機物中に、シアン等の有害物質が含まれてい
ることが多く、焼成行程での安全、衛生」二問題がある
そこで、本発明は、上記3つの導体回路の形成方法の問
題に鑑み、容易な方法でより薄い導体回路を形成するこ
とのできるシーマルプリンタヘッド用導体回路の形成方
法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、有機溶剤中に粒径0.1μm以下の金属超微
粒子を均一に高分散させて形成した金属ペーストを使用
し、サーマルプリンタヘッド用の導体回路を形成するこ
とを特徴とするものである。
導体回路の形成法としては、スクリーン印刷法を用い、
そのパターンニングにフォトプロセスを併用すればよい
。また、形成された導体回路の幅は1〜100μmとす
ることが望ましい。
本発明の方法で用いる金属としては、金、銀、ニッケル
、インジウム、錫、亜鉛、チタン、銅、クロム、クンタ
ル、タングステン、パラジウム、白金、鉄、コバルト、
珪素、ロジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウム
等のうち、少なくとも1種の金属またはこれら金属の合
金が挙げられる。
また、本発明の方法で用いる有機溶媒としては、炭素数
5以上のアルコール類、例えばテレピネオール、シトロ
ネロール、ゲラニオール、ネロール、フェネチルアルコ
ールの1種以上を含有する溶媒、または有機エステル類
、例えば酢酸エチル、オレイン酸エチル、酢酸ブチル、
グリセリドの1種以上を含有する溶媒であればよ(、使
用する金属等によって適宜選択できる。なお、有機溶媒
中に必要に応じて適当な有機物を添加してもよい。
(作 用) 本発明の導体回路の形成方法においては、上記従来の第
一の方法と基本的には同様に、上記金属ペーストを基板
上に塗布し、乾燥し、焼成することにより、導体回路を
形成することができる。、形成された導体回路の膜厚は
、1μm以下を達成できた。また、本方法によれば一回
の塗布、乾燥、焼成工程を経ることにより、形成された
金属簿膜の膜厚を、導体として必要な膜厚すなわち0.
3μm以上きすることができる。
(実施例) 以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施例
による金属薄膜の形成方法について説明する。
第1図は、本発明の実施例によるサーマルプリンタヘッ
ド用導体回路の形成方法に使用される金属ペーストを製
造するための金属ペースト製造装置の一例を示す概略図
である。
この金属ペースト製造装置は、互いに連通された蒸発室
1と回収室2とを備えている。上記蒸発室1には、該蒸
発室1内にヘリウムガスを導入するたtのヘリウムガス
導入通路3が接続されており、このヘリウムガス導入通
路3には、該通路を開閉するバルブ4が設けられている
。また、回収室2には、該回収室2の上記蒸発室1との
連通部の近傍において、該回収室2内に有機溶媒蒸気を
導入するだめの有機溶媒蒸気導入通路5が接続されてお
り、この有機溶媒蒸気導入通路5には、該通路を開閉す
るバルブ6が設けられている。回収室2には更に、該回
収室2を真空にするための真空ポンプ(図示せず)に接
続された排気通路7が接続されており、この通路7にも
、該通路を開閉するためのバルブ8が設けられている。
上記蒸発室1内には、使用する金属9を収容するるつば
10が配置されており、このるつぼ10には、内部の金
属9を加熱するための高周波誘導加熱装置11が設けら
れている。一方、上記回収室2内には、冷却板12が配
置されており、この冷却板12は、冷却剤循環油ii!
813によって循環させられている冷却剤によって常時
冷却されている。
以下、上で説明した金属ペースト製造装置を用いての金
属ペーストの製造を説明する。なお、この実施例におい
ては、金属として金を、有機溶媒蒸気としてα−テルピ
ネオール蒸気を用いた。
まず、バルブ4および6を閉じ、一方バルブ8を開き真
空ポンプを作動して排気し、蒸発室1および回収室2の
圧力を1O−6Torrまで下げた。
次いで、バルブ4を開いてヘリウムガスを蒸発室lに導
入しながらバルブ8を介しての排気を続け、内部をヘリ
ウムガス圧I  Torrに保った。この後、バルブ6
を開いてα−テルピネオール蒸気14を回収室2に導入
しながら、るっぽ10内の金9を高周波誘導加熱装置1
1により加熱して全蒸気15を発生させた。全蒸気15
は、排気の流れに従って蒸発室1から回収室2へき移行
され、この流れの中で、全蒸気15は凝縮して全超微粒
子となり、回収室2でα−テルピネオール蒸気14と混
合されて、冷却剤13によって低温に保たれた冷却板1
2上に、α−テルピネオールの薄い膜16で覆われて安
定化した金MA微粒子17となって沈積した。これを回
収して透過電子顕微鏡で観察したところ、金の超微粒子
は凝集やチェーン化しておらず、α−テルピネオール中
に孤立してよ(分散していた。これは、全超微粒子がα
−テルピネオール蒸気とよく混合されるたぬ、金粒子同
士が結合する前にα−テルピネオールで膜状に包まれて
しまうためと思われる。金粒子は、形状が球形でよくそ
ろっており、粒径は平均0.01μmであった。このよ
うにして得られた粒子に分散剤、結合剤を加えて混合し
、金属ペーストを作成した。
この金属ペーストにおける金の比率は、重量比で、40
重爪%であった。
上記金属ペーストを用い導体回路を形成し、サーマルプ
リンタヘッドを作製した。
まず、アルミナ基板上に、ガラスペーストを使用し、ス
クリーン印刷、乾燥、焼成法(焼¥&930℃、15分
間)により、厚さ5μmのアンダコート層を形成した。
この上に、上記金属ペーストをスクリーン印刷法により
塗布し、これを120℃で10分間乾燥し、次いで85
0℃で15分間焼成し、膜厚0,5μmの金導体膜を形
成した。
0 この膜を、フォトプロセスによりパターンニングを行い
、幅20μm1ギャップ20μmのファインパターン導
体回路を形成した。更に、この上から、上記導体回路と
直交する方向にRu 02抵抗体ペーストを使用し、ス
クリーン印刷、乾燥、焼成法(焼成900℃、20分間
)により、亨さ10μm1幅60μmを有する発熱体部
を形成した。
最後に、これらの保護層として、ガラスペーストを使用
し、スクリーン印刷、乾燥、焼成法(焼成830℃、1
5分間)により、厚さ5μmのメーバーコート層を形成
し、サーマルプリンタヘッドを作製した。−ンを形成し
た。金属ペーストの塗布厚は、約12μmであった。こ
れを、大気中で120℃に15分間保って乾燥し、次い
で、マツフル炉を用い、ピーク温度850℃、保持時間
10分の条件で焼成を行い、導体膜を形成した。
以上のように、金属超微粒子高分散ペーストを使用した
ため、スクリーン印刷、焼成法という簡便な方法で、厚
膜用ペースト使用では達成できない、狭ライン、狭ギャ
ップの導体回路が形成され、また導体回路の膜厚が小さ
いため、発熱体部表面の凹凸が最大的1μm程度に抑え
られた。また、導体回路の表面は、各焼成工程終了後も
平滑なままであり、その抵抗値は90mΩ/口(0,5
μm)を示した。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明による方法では、貴金属粒
子を含むペーストを使用するため、工程は、厚膜用ペー
スト使用時と同様に、100μm幅程度まではスクリー
ン印刷、それ以下は、フォトプロセスパターンニングと
の併用といった簡便なものを使用することができ、低コ
スト化が可能である。しかも、厚膜用ペーストとは異な
り、金属ペースト中に含まれている金属粒子の粒径が0
゜002μm〜0.1μm以下で、個々の粒子が高分散
されているため、薄膜化に適したものである。
また、有機金属液のように金属532分が原子状で分散
しているものは、金属成分の含有率は、15〜20重量
%が限界であるが、本発明の方法で使用1 2 する金属ペーストは、粒子分散型であるため、金属成分
含有率が1〜60重量%までの間で制御でき、従って、
含有率を変えたものを使用し、塗布厚を調整することに
より、形成膜厚を0.01μm〜1μmとすることがで
きる。更に、薄膜化が可能であることからフォトプロセ
スパターンユング法により、0.1μm幅程度までのフ
ァインパターン化も可能であり、サーマルプリンタヘッ
ドの高解像度化に対し最も適した方法である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法において金属ペーストを形成する
際に使用される金属ペースト製造装置の概略図、 第2図は、サーマルプリンタヘッドの一般的な構造を示
す斜視図である。 ) 3

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機溶剤中に粒径0.1μm以下の金属超微粒子
    を均一に高分散させて形成した金属ペーストを使用し、
    サーマルプリンタヘッド用の導体回路を形成することを
    特徴とするサーマルプリンタヘッド用導体回路の形成方
    法。
  2. (2)導体回路の形成法としてスクリーン印刷法を用い
    、そのパターンニングにフォトプロセスを併用したこと
    を特徴とする請求項1記載のサーマルプリンタヘッド用
    導体回路の形成方法。
  3. (3)形成された導体回路の幅が1〜100μmである
    ことを特徴とするサーマルプリンタヘッド用導体回路の
    形成方法。
JP2090288A 1990-04-06 1990-04-06 サーマルプリンタヘッド用導体回路の形成方法 Pending JPH03290266A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007052564A1 (ja) * 2005-11-04 2007-05-10 Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. ニッケルインク及びそのニッケルインクで形成した導体膜
CN109572231A (zh) * 2018-11-16 2019-04-05 潮州三环(集团)股份有限公司 热敏打印头及其制备方法

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