JPH03289615A - 両眼視ディスプレイ装置 - Google Patents

両眼視ディスプレイ装置

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JPH03289615A
JPH03289615A JP2090460A JP9046090A JPH03289615A JP H03289615 A JPH03289615 A JP H03289615A JP 2090460 A JP2090460 A JP 2090460A JP 9046090 A JP9046090 A JP 9046090A JP H03289615 A JPH03289615 A JP H03289615A
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image
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movement
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JP2090460A
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Masaaki Fujii
藤井 政昭
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、両眼に別々の表示器からの表示画面を見せ
ることにより立体視を実現する両眼視ディスプレイ装置
に関する。
(従来の技術) 従来、計算機出力等の立体視は同一の表示器上に左右の
画像を表示するもので、次の■〜■のような方式が知ら
れている。
■左右の画像を別の色で表示し、左右逆の色の眼鏡をか
けて見る方式 ■左右の画像を別の方向に偏光させ、左右別の偏光フィ
ルタをかけてみる方式 ■表示器表面にレンチキュラレンズをかける。
■に右の画像(左目に見える画像と右目に見える画像)
を周期的に切り換えて表示し、その周期に連動して左右
交互に開閉する液晶シャッタ眼鏡を通して見る方式 (発明が解決しようとする課8) 上記した従来の立体視の実現方式では、見える画像が表
示器の外枠の中に閉じ込められミニチュアのような印象
を与え、リアリティに欠けるという共通の欠点がある。
その他、上記■の方式では、左右の目に別々の色で見え
るという不自然さがあり、上記■の液晶シャッタによる
方式では、画像がちらつくという欠点があった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものでその目的は
、リアリティに富んだ立体視が実現できる両眼視ディス
プレイ装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、第1図に示すように、右目用小型表示器(
第1の表示器)Dr並びに左目用小型表示器DI  (
第2の表示器)と、表示器Drの表示画像を拡大して利
用者の右目での視認に供するための布目用光学系Or 
 (第1の光学系)並びに表示器D1の表示画像を拡大
して利用者の左目での視認に供するための左目用光学系
01  (第2の光学系)と、この光学系Or,Ofお
よび表示器Dr,DIを保持すると共に、少なくとも表
示器Dr並びに光学系Orとの間、および表示器DI並
びに光学系01 との間を各々別々に外光から遮断する
ビュー機構Vを有し、このビュー機構Vに保持された光
学系Orが右目の、光学系01が左目の、それぞれ視野
内に入るように利用者の頭部等に装着して使用されるヘ
ルメットH等の装着体と、表示器Dr,DIの表示を別
々に制御する計算機C7i.の制御手段とを備えたこと
を特徴とするものである。この発明は更に、上記装着体
の3次元上の移動量並びに回転量あるいは水平並びに垂
直方向の回転量を検出するるための検出機構を加えるこ
とにより、上記装着体の動きに伴う検出機構の検出結果
に応じて表示画像を変えたりカーソルの移動を行うよう
にしている。
(作用) 上記の構成によれば、利用者が、ビュー機構Vを持つヘ
ルメットH等の装着体を、右目の視野角に光学系Orが
位置し、左目の視野内に光学系01か位置するように、
自身の頭部等に装着した状態で、制御手段の制御により
表示器Dr,DIにそれぞれ画像を表示すると、表示器
Drの表示画像は光学系Orによって拡大されて利用者
の右目で視認され、表示器DIの表示画像は光学系01
によって拡大されて利用者の左目で視認される。利用者
の両眼でそれぞれ視認される表示画像は、光学系Or、
01によって拡大されたものであるため、表示器の実寸
法に限定されない大きな画像が得られる、したがって小
型の表示器が使用可能となり装置のコンパクト化が可能
となる。また、表示器Dr並びに光学系Orとの間、お
よび表示器D1並びに光学系01との間が各々独立に外
光から遮断されており、右目側並びに左目側の視野全体
をそれぞれ表示に用いることが可能となることから、画
像が表示器の外枠に閉じ込められた感じは大幅に軽減し
、リアリティに富む画像が得られる。また、表示器D「
に表示する画像を、1つの画像に対して右目に見えるべ
き画像とすると共に、表示器DIに表示する画像を、左
目に見えるべき画像とすることにより、立体視が可能と
なり、しかも左右側々の表示器Dr、DIを用いている
ため、質のよい立体画像が得られる。
また、検出機構を更に加えた構成では、装着体の動き、
したがって利用者の顔(頭部)の動きが、検出機構によ
り検出され、その検出結果に応じて表示画像が変えられ
る。即ち、利用者の顔(頭部)の動きに応じて表示画像
が変えられる。
このため、宇宙空間のイメージを表示する場合を例にと
ると、利用者は顔の向きを変えることで、その方向の広
がりのある宇宙空間イメージを表示器Dr、DIを通し
て見ることができ、大きな立体スクリーンを用いなくて
も迫力のある画像を楽しむことが可能となる。
(実施例) 第1図はこの発明の両眼視ディスプレイ装置の第1実施
例を示す外観図である。同図において、Hはヘルメット
、■はヘルメットHに取り付けられた箱型のビュー機構
である。このビュー機構Vは、利用者がヘルメットHを
頭部に装着した状態で利用者の両眼を覆うようにヘルメ
ツ)Hの前部に取り付けられている。このビュー機構V
を、通常のヘルメットに設けられた風よけ(風防)のよ
うに、回動自在にヘルメットHに設けることも可能であ
る。
ビュー機構Vには、(ヘルメットH側から見て)その背
面右側に右目用の小型表示器Drが、背面左側に左目用
の小型表示器D1が、それぞれ設けられている。表示器
Dr、DIは、例えばバックライト機構を持つ液晶表示
器、あるいはEL(エレクトロルミネッセンス)表示器
などである。
ビュー機構Vの表示器Dr、DIの前方(ヘルメットH
に近い側)には、表示器Dr、DIの表示画像を拡大し
てヘルメットH装着者の右目1左目に提供するための光
学系Or、Ofが設けられている。ビュー機構Vの中央
には、ビュー機構Vを左右に分割する遮蔽板SPが設け
られており、この遮蔽板SPとビュー機構Vの上下面、
左右側面で形成されるビュー機構V前面の左右開口部は
、それぞれ覗き窓VWI 、VWrを形成している。
覗き窓■Wr、光学系Or並びに表示器D「の周囲、お
よび覗き窓VWI 、光学系01並びに表示器D1の周
囲は、ヘルメットHが利用者の頭部に装着された場合に
、遮蔽板SPとビュー機構Vの上下面、左右側面並びに
背面(ヘルメットHから見た場合)と利用者の顔面とで
、それぞれ別々に外光から遮断されるようになっている
Cは表示器Dr、DIに別々に画像を転送して画像表示
を行う制御手段、例えば計算機である。
次に、この発明の第1実施例の動作を、第1図の両眼視
ディスプレイ装置(のヘルメットH)を利用者が自身の
頭部に装着しく被り)、そのビュー機構Vの左右の覗き
窓VWI 、VWrからビュー機構V内部を覗いた場合
を例に、(a)表示画像の生成、(b)画像の表示、(
c)画像の拡大の3つについて順に説明する。
(a)表示画像の生成 ます、計算機Cによる表示画像の生成について第2図を
参照して説明する。第2図において、Pは表示したい立
体の任意の1点、Erは右目の視点、Elは左目の視点
である。視点E「から見た点Pの位置は、仮想スクリー
ンS上のP r s即ちErとPを結ぶ直線かSと交わ
る位置に投影される。一方、視点E1から見た点Pの位
置は、仮想スクリーンS上のPl、即ちElとPを結ぶ
直線がSと交わる位置に投影される。計算機Cは、以上
の原理により、右目用の表示器Dr  (の表示両面)
上のPrの位置と、左目用の表示器D1(の表示画面)
上のPlの位置を、各Pについて計算し、それぞれの表
示器Dr、DIに送る。即ち計算機Cは、1つの画像に
対して右目に見えるべき画像(右目用表示画像)を生成
して表示器Drに出力すると共に、左目に見えるべき画
像(左目用表示画像)を生成して表示器D!に出力する
(b)画像の表示 計算機Cから送られた右目用表示画像は表示器Drに表
示され、左目用表示画像は表示器D1に表示される。
(c)画像の拡大 次に、画像の拡大について第3図を参照して説明する。
表示器Drと利用者(観察者)の両眼(覗き窓VWr 
、VWI )との間にある光学系Or、Ofは拡大鏡の
役割を果たし、第3図に示すように表示器Dr、DIの
表示画面上の画像(位置Oにある実像)の拡大された虚
像を位置りに与える。なお、Eは利用者の目の位置、f
は光学系Or、01の焦点の位置を示す。
上記した光学系Or、Ofの作用により、利用者が、ビ
ュー機構Vの覗き窓VWr、VWIから光学系Or、0
1を通して表示器Dr、DIをそれぞれ右目、左目で見
ることにより、第3図のQの位置に拡大された立体像が
見える。
なお、前記実施例では、表示器D「並びに光学系Orが
右目の視野内に入り、表示器DI並びに光学系01が左
目の視野内に入るように固定するのに、即ちビュー機構
Vの覗き窓V W rを右目側に、覗き窓VWIを左目
側に固定するのに、ヘルメット(H)を用いた場合につ
いて説明したが、ゴーグル型、ヘアバンド型などの装着
機構を利用することも可能である。また、表示器Dr、
DIに同一の画像を表示すれば、立体視でなく平面画像
の表示装置としても使用でき、この場合でも装置の小形
化の効果はある。更に、ビュー機構Vの形状は箱型に限
るものではなく、双眼鏡型などであってもよい。また、
計算機出力の画像表示だけでなく、ビデオ出力等の画像
(映像)表示にも応用可能である。
次に、この発明の両眼視ディスプレイ装置の第2実施例
を第4図の外観図および第5図のブロック構成図を参照
して説明する。なお、第1図と同一部分には同一符号を
付して詳細な説明を省略する。
第4図において、AI、A2.A3.A4゜A5.A6
は第1実施例で述べたヘルメットH上の互いに直交する
3軸(X軸、Y軸、Z軸)の対称位置に配置された加速
度センサである。これら6個の加速度センサA1〜A6
は2個ずつの3組の測定方向が互いに直交するように配
置される。
即ちX軸上の対称位置にはY方向の加速度を計測するよ
うに加速度センサAl、A2が配置され、Y軸上の対称
位置にはZ方向の加速度を計測するように加速度センサ
A3.A4が配置され、そしてZ軸上の対称位置にはX
方向の加速度を計測するように加速度センサA5.A6
が配置される。
加速度センサA1〜A6(から成る検出機構)の出力は
、第5図に示すように、計算機Cに設けられた入力制御
部工に接続されている。この入力制御部Iは、加速度セ
ンサA1〜A6の計測結果を2度積分してヘルメッl−
Hの移動量と回転量を算出して計算機Cに送るようにな
っている。計算機Cは、第1実施例で述べた処理機能に
加え、入力制御部■から送られるヘルメットHの移動量
と回転量をもとに、ヘルメットHに取り付けられた表示
器Dr  DIに表示する画像を変化(移動)させる機
能を有している。
次に、この発明の第2実施例の動作を、(a)表示画像
の生成と表示、(b)ヘルメットHの加速度の検出と移
動量並びに回転量の算出、(c)表示画像の変更、(d
)変更された画像の表示の4つについて順に説明する。
(a)表示画像の生成と表示 まず計算機Cは、第1実施例で述べた方式により、右目
用表示画像、左目用表示画像を生成し、ヘルメットHに
取り付けられたビュー機構Vに保持されている表示器D
r、DIに送り、表示する。
(b)ヘルメットHの加速度の検出と 移動量並びに回転量の算出 本実施例では、第4図の両眼視ディスプレイ装置の利用
者が頭部を移動回転することにより、表示画像が変化す
るようになっている。そして、その移動回転量を、ヘル
メットHの移動回転量として、加速度センサA1〜A6
で検出される加速度をもとに以下に述べるように算出す
るようになっている。まず、利用者の頭部に装着された
ヘルメットHの加速度が、加速度センサA1〜A6によ
り検出される。さらに具体的に述べるならば、ヘルメッ
トHに取り付けられた加速度センサA1〜A6の移動加
速度が、センサA1〜A6自身によって検出される。加
速度センサA1〜A6の検出出力は入力制御部工に供給
される。
入力制御部■は、加速度センサA1〜A6の検出出力(
加速度)を所定時間間隔でサンプリングし、それを2度
積分することにより、同センサA1〜A6のそれぞれの
移動量を算出する。次に入力制御部Iは、A1〜A6の
移動量算出結果をもとに、次の (1)式乃至(6〉式
によりヘルメットHの移動量と回転量を算出する。
(、A Iの移動量+A2の移動ff1)/2−Y軸方
向へのヘルメット中心の移動量・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(1)(A3の移動量+A4の移動量)
/2 −Z軸方向へのヘルメット中心の移動量・・・・・・・
・・・・・・・・・・・(2)(A5の移動量子A6の
移動1t)/2−X軸方向へのヘルメット中心の移動量
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)(Alの
移動量−A2の移動量)/ (Al、A2間の距JII
)−X−Y平面内のヘルメットの回転量(ラジアン)・
・・(4)(A3の移動量−A4の移動量’)/ (A
3.A4間の距離)−Y−Z平面内のヘルメットの回転
jl(ラジアン)・・・(5)(A5の移動量−A6の
移動量)/ (A5.A6間の距離)−Z−X平面内の
ヘルメットの回転量(ラジアン)・・・(6)入力制御
部lによって算出されたヘルメ・ソトHの移動量と回転
量のデータは計算機Cに入力される。
(c)表示画像の変更 計算機Cは、入力制御部lによって算出されたヘルメッ
トHの移動量と回転量をもとに、ソフトウェア処理によ
り右目用並びに左目用の表示画像のデータを変更する。
この変更例としては、表示器Dr、DIに表示されてい
る画像か疑似空間内の大画像の一部である場合に、ヘル
メットHの移動と回転量で示される方向の画像(即ち利
用者が顔を向けた方の画像)を変更表示画像として生成
することなどが挙げられる。計算機Cは変更後の表示画
像データを、ヘルメットHに取り付けられた表示器Dr
、DIに送る。
(d)変更された画像の表示 計算機Cによって表示器Dr、DIに変更後の表示画像
データか送られると、この表示器DrD1の表示画面に
変更後の表示画像が表示される。
これにより、ヘルメットHの動き(利用者の顔の動き)
と連動して表示画像か変更されたことになり、疑似空間
を実現できる。この結果、例えばCAD (計算機利用
設計)システムで配管画像の一部が表示されているとき
に、利用者が顔を向けた方の配管を表示するといったこ
とが可能となる。
なお、第4図では、6個の加速度センサA1〜A6かヘ
ルメットH上の互いに直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸
)の対称位置に配置された場合について説明したが、加
速度センサの個数、位置は用途等により適宜変更可能で
ある。例えばZ軸に加速度センサが配置できない場合に
は、第2図の加速度センサA5.A6に代えて、第6図
に示すように、X軸の対象位置にZ軸の向きに加速度セ
ンサA5’ 、A6’を、Y軸の対象位置にX軸の向き
に加速度センサA5’、A6’を、それぞれ配置するこ
とにより、第4図と同様の効果を得ることが可能である
。この第6図に示す加速度センサの配置では、第2図て
加速度センサA5゜A6か果たしていた役割のうち、Z
−X平面内の回転量の検出には加速度センサA5’  
A6’が用いられ、X軸方向への移動量の検出には加速
度センサA5’ 、A6’が用いられる。また、回転量
の検出にジャイロコンパスを使用することも可能である
次に、この発明の第3実施例を第7図を参照して説明す
る。第7図は、第4図に示したような加速度センサに代
えて、地磁気の方向を検出する地磁気センサSCおよび
重力の方向を検出する重力センサSGをヘルメットHに
設けた構成を示すもので、ビュー機構V内の光学系Or
、Ofなどは省略されている。
第7図の構成では、地磁気センサSCによりヘルメット
Hの水平方向の回転量が検出され、重力センサSGによ
りヘルメットHの垂直方向の回転量が検出される。地磁
気センサSCおよび重力センサSGにより検出された回
転量は計算機Cに送られる。計算機Cは、この回転量に
より表示器Dr、DIに表示する画像を移動させる。し
たがって、宇宙空間のイメージを表示する場合を例にと
ると、計算機Cは、地磁気センサSCおよび重力センサ
SGにより検出された回転量で示される方向の宇宙イメ
ージを表示器Dr、DI上に表示する。この場合、利用
者が顔(頭)を動かすと、その動きに応じてイメージも
移動するので、迫力のある小型プラネタリウム等が実現
できる。なお、第4図に示した加速度センサを用いた構
成では、移動量も検出できることから、宇宙空間内を自
由に移動しながら周囲の景色を見る宇宙旅行の気分を味
わうことも可能となる。
また、第7図の構成では、検出された回転量に応じて、
表示器Dr、DI上のカーソルを移動させることも可能
である。これは、地磁気センサSCによって検出された
水平方向の回転量をもとに(例えば第1の所定倍率を掛
けて)カーソルのX方向の移動量を決定し、重力センサ
SGによって検出された垂直方向の回転量をもとに(例
えば第2の所定倍率を掛けて)カーソルのY方向の移動
量を決定することにより可能となる。
ここで、第7図の構成が、ヘルメットHの動きに応じて
カーソル移動か行われる装置の例を示しているものとす
る。第7図の構成においては、そのヘルメットHに、音
声入力装置SOが取り付けられている。この音声入力装
置SOの出力は計算機Cに送られて解釈される。このよ
うな構成の第7図の装置は、ワードプロセッサ用ソフト
ウェアを用いて実現される文書作成・編集機能を計算機
Cに持たせた場合には、次のように使用できる。
まずオペレータは、ビュー機構Vおよび音声入力装置S
Oが取り付けられたヘルメットHを被った状態で音声入
力装置SOを操作して、音声により文書を入力する。こ
の入力された音声は音声入力装置SOにより文字列に変
換されて計算機Cに送られる。計算機Cは、音声入力装
置SOから送られた変換文字列を漢字混じり文に変換し
、入力文書として表示器Dr、DIに表示する。この表
示器Dr、DIには文書の校正・編集のために位置指示
等に用いられるカーソルも表示される。このカーソルの
移動指示は、地磁気センサSCおよび重力センサSGが
配置されたヘルメッl=Hを回転させることによって行
われる。カーソルを所望の位置に移動させた後の処理(
削除、追加、コピー)の指示は、音声入力装置SOを用
いた音声入力により行われる。これにより手入力操作な
しに文書の作成・編集が行える。これは、表示装置を用
いたデータ処理装置一般の処理にも広く応用でき、特に
手の不自由な人に便利である。
次に、この発明の第4実施例を第8図を参照して説明す
る。第8図は第7図の構成にCCDカメラなどの画像入
力装置SVを付加した装置の例を示すものである。第8
図の構成におし・て、画像入力装置SVは、オペレータ
が顔を向けた方向の画像を入力できるように、例えばビ
ュー機構Vの正面に取り付けられている。今、オペレー
タがヘルメットHを被っているものとすると、オペレー
タの向いている方向にある例えば文書、写真等が画像入
力装置Svにより取り込まれる。画像入力装置Svによ
り取り込まれ画像は計算機Cに送られ、同計算機Cの制
御により表示器Dr、DIに表示される。オペレータは
表示器Dr、DIに表示された画像を見ながら顔を動か
しく即ちヘルメットHを動かし)、あるいは対象物を動
かす。これにより、表示器Dr、DIに表示される画像
も移動する。オペレータは所望の画像が表示されると、
音声入力装置SOを用いて画像の固定を指示する指令を
音声入力する。これにより計算機Cは、表示器Dr、D
Iの表示画像を固定する。この状態でオペレータか顔を
動かしてヘルメットHを移動すると、表示器Dr、DI
に表示されるカーソルか先の実施例で述べたように移動
される。そして、音声入力装置SOを用いて音声入力に
よりカーソル移動後の処理を指示する。このようにして
、一連の画像入力/処理がキーボード、デジタイザなど
を用いた手入力を用いずに行え、極めて便利である。な
お、第8図の構成において、地磁気センサSCおよび重
力センサSGに代えて、第4図に示したような加速度セ
ンサを用いることか可能であることは勿論である。
[発明の効果コ 以上詳述したようにこの発明によれば、左右独立の表示
器を用い、それぞれ左目用、右目用の画像を表示できる
構成とすることにより、左目用、右目用の画像を交互に
切り換えて同一表示器に表示する従来装置に比べて、質
の良い立体画像が得られる。また、左右の表示画像をそ
れぞれ独立の光学系で拡大して利用者に提供する構成と
しているので、表示器の表示画面の実寸法に限定されな
い大きな画像を得ることができ、小型表示器の使用が可
能となる。しかも、この発明によれば、拡大された画像
は外光から遮断された視界全体に広がり、即ち視界全体
が表示に使えることから、画像が表示器の表示画面の外
枠に閉じ込められた感じは大いに軽減し、迫力のあるリ
アリティに富んだ立体視が実現できる。更に、この発明
によれば、顔(頭部)の位置の移動状態を検出する検出
機構を設け、この検出機構の検出結果をもとに顔(頭部
)の位置の移動と連動して表示画像を変えたり、表示画
向上のカーソルを移動させることにより、利用範囲を著
しく広げ、使い勝手を一層良くするができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示す外観図、第2図は
同実施例における立体視用の表示画像の生成原理を説明
するための図、第3図は同実施例における光学系を用い
た画像の拡大を説明するための図、第4図はこの発明の
第2実施例を示す外観図、第5図は第4図の装置のブロ
ック構成図、第6図は第4図のヘルメットHに設けられ
た加速度センサ群から成る検出機構の変形例を示す図、
第7図はこの発明の第3実施例を示す外観図、第8図は
この発明の第4実施例を示す外観図である。 H・・ヘルメット(装着体)、■・・・ビュー機構、D
r、Dl−表示器、Or、OI−光学系、sp・・・遮
蔽板、VWr 、VWI・・・覗き窓、C・・・計算機
(制御手段)  Al〜A8.A5’  A5’A6 
’ 、A6″・・・加速度センサ、■・・・入力制御部
、SC・・・地磁気センサ、SG・・・重力センサ、s
o・・音声入力装置、SV・・・画像入力装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々独立の画面表示が可能な小型の第1並びに第
    2の表示器と、 この第1並びに第2の表示器の表示画像の各々を拡大し
    て両眼別々に視認可能とするための第1並びに第2の光
    学系と、 この第1並びに第2の光学系および上記第1並びに第2
    の表示器を保持すると共に、少なくとも上記第1の表示
    器並びに上記第1の光学系との間および上記第2の表示
    器並びに上記第2の光学系との間を各々別々に外光から
    遮断するビュー機構を有し、このビュー機構に保持され
    た上記第1の光学系が右目の、上記第2の光学系が左目
    の、それぞれ視野内に入るように利用者の頭部等に装着
    して使用される装着体と、 上記第1並びに第2の表示器の表示を制御する制御手段
    と、 を具備することを特徴とする両眼視ディスプレイ装置。
  2. (2)上記制御手段は、1つの画像に対して右目に見え
    るべき画像を上記第1の表示器に、左目に見えるべき画
    像を上記第2の表示器に、それぞれ表示するように制御
    することを特徴とする第1請求項記載の両眼視ディスプ
    レイ装置。
  3. (3)上記装着体の3次元上の移動量並びに回転量を検
    出するための検出機構を備え、上記制御手段は上記装着
    体の移動・回転に伴う上記検出機構の検出結果に応じて
    上記第1並びに第2の表示器に表示する画像の移動また
    は上記第1並びに第2の表示器に表示されているカーソ
    ルの移動を行うことを特徴とする第1または第2請求項
    記載の両眼視ディスプレイ装置。
  4. (4)上記装着体の水平並びに垂直方向のそれぞれの回
    転量を検出する検出機構を備え、上記制御手段は上記装
    着体の回転に伴う上記検出機構の検出結果に応じて上記
    第1並びに第2の表示器に表示する画像の移動または上
    記第1並びに第2の表示器に表示されているカーソルの
    移動を行うことを特徴とする第1または第2請求項記載
    の両眼視ディスプレイ装置。
  5. (5)上記装着体の動きに連動するように取り付けられ
    、画像を入力するための画像入力装置と、音声により処
    理指示等を行うための音声入力手段とを更に備え、上記
    制御手段は上記画像入力装置により入力された画像を上
    記第1並びに第2の表示器に表示し、上記音声入力手段
    からの特定の音声入力内容に応じて上記第1並びに第2
    の表示器に表示されている画像を固定し、この状態で上
    記検出機構の検出結果に応じて上記カーソルを移動させ
    ることを特徴とする第3請求項または第4請求項記載の
    両眼視ディスプレイ装置。
JP2090460A 1990-04-06 1990-04-06 両眼視ディスプレイ装置 Pending JPH03289615A (ja)

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JP2090460A JPH03289615A (ja) 1990-04-06 1990-04-06 両眼視ディスプレイ装置

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