JPH10260377A - 立体映像表示装置 - Google Patents

立体映像表示装置

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JPH10260377A
JPH10260377A JP9066176A JP6617697A JPH10260377A JP H10260377 A JPH10260377 A JP H10260377A JP 9066176 A JP9066176 A JP 9066176A JP 6617697 A JP6617697 A JP 6617697A JP H10260377 A JPH10260377 A JP H10260377A
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shutter
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ATR CHINOU EIZO TSUSHIN KENKYUSHO KK
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ATR CHINOU EIZO TSUSHIN KENKYU
ATR CHINOU EIZO TSUSHIN KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのモニタ上で複数の観察者が同時かつ独
立に立体映像を見ることができる立体映像表示装置を提
供する。 【解決手段】 1つのモニタ上に「観察者11のための
右目用映像」→「観察者12のための右目用映像」→
「観察者11のための左目用映像」→「観察者12のた
めの左目用映像」→…という順に表示し、たとえば「観
察者11のための右目用映像」を表示するとき、シャッ
タ眼鏡31の右目用シャッタ40を開き、その他のシャ
ッタ42,44,46を閉じ、「観察者11のための左
目用映像」を表示するとき、シャッタ眼鏡31の左目用
シャッタ42を開き、その他のシャッタ40,44,4
6を閉じるように、シャッタ眼鏡31,32を制御す
る。観察者12のための右目用または左目用映像を表示
するとき、これとは逆の態様でシャッタ眼鏡31,32
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は立体映像表示装置に
関し、さらに詳しくは、複数の観察者が同時かつ独立に
観察可能な立体映像を表示する立体映像表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、仮想現実感技術の要素技術とし
て、立体テレビ、立体ビデオなどの立体映像表示装置が
提案されている。
【0003】たとえば、磯野、安田:「時分割立体視の
成立条件」,テレビジョン学会誌,Vol.41,N
o.6,pp.549−555(1987)には、シャ
ッタ眼鏡により両目にそれぞれの目から見える映像を入
力して立体映像の観察を可能にする方式が開示されてい
る。また、竹村、岸野:「仮想環境の共有による協調作
業とヒューマンインターフェース」,pp279−29
1,No.179,Oplus E(1994年10
月)には、シャッタ眼鏡を用いて仮想空間での協調作業
を可能にする方式が開示されている。
【0004】ここで、上記方式を一般的なテレビジョン
信号を例に説明する。図4に示されるように、テレビジ
ョン信号の奇数フィールドに右目用映像を挿入し、偶数
フィールドに左目用映像を挿入する。そして、テレビジ
ョン信号に重畳された垂直同期信号に応答してシャッタ
眼鏡の左右のシャッタ1および2を交互に開閉する。よ
り具体的には、右目用映像を表示するとき、右目用シャ
ッタ2を開き、左目用シャッタ1を閉じる。他方、左目
用映像を表示するとき、右目用シャッタ2を閉じ、左目
用シャッタ1を開く。したがって、左目用映像は左目だ
けに見え、右目用映像は右目だけに見える。右目用映像
と左目用映像とには所定の視差があるため、映像は立体
的に見えることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、観察者
が複数の場合は全ての観察者が同じ立体映像を見ること
に、たとえば映像に対して最も右側にいる観察者も最も
左側にいる観察者も同じ立体映像を見ることになる。そ
のため、違和感が生じるという問題があった。
【0006】これに対し、たとえば、鉄谷、岸野:「臨
場感通信会議用立体表示法の提案」,1992年信学春
全大,D−459、および鉄谷、岸野:「視点追従を用
いた複数人観察立体表示の検討」,1993年信学秋全
大,SD−7−4には、レンティキュラスクリーンを用
いて各観察者ごとに右目用映像と左目用映像とを表示す
る方式が開示されている。この方式によると、複数の観
察者が同時かつ独立に異なる画像を観察することができ
る。また、観察者の視点位置を検出する機構を加え、観
察者の視点位置に合わせて投影プロジェクタの位置を移
動させることにより運動視を実現することも可能であ
る。
【0007】しかしながら、顔を傾けると左目用映像と
右目用映像とを空間的に正確な分離を行なうことができ
ずに立体映像が乱れ、また、観察者の動きに追従する際
に遅延が生じて映像にモアレ縞や陰が発生するという問
題があった。また、観察者の数の増加に伴い、2倍の数
のプロジェクタが必要になるなどの問題もあった。さら
に、複数の観察者が同時に共同で彫刻を作るというよう
な作業では各作業者ごとに任意の視野を得ることは困難
であった。
【0008】本発明は上記のような問題を解消するため
になされたもので、その目的は複数の観察者が同時かつ
独立に立体映像を観察することが可能な立体映像表示装
置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る立体映像表
示装置は、表示手段と、複数のシャッタ眼鏡と、制御手
段とを備える。表示手段は、複数の観察者の各々のため
の右目用映像および左目用映像を順次表示する。複数の
シャッタ眼鏡は、複数の観察者にそれぞれ装着される。
複数のシャッタ眼鏡のそれぞれは、各観察者の右目前方
に位置づけられる右目用シャッタと、各観察者の左目前
方に位置づけられる左目用シャッタとを有する。制御手
段は、表示手段が観察者のうち1人のための右目用映像
を表示するとき、その1人の観察者に装着されるシャッ
タ眼鏡の右目用シャッタを開き、その左目用シャッタを
閉じ、かつその他の観察者に装着されるシャッタ眼鏡の
右目用シャッタおよび左目用シャッタをともに閉じると
ともに、表示手段が観察者のうち1人のための左目用映
像を表示するとき、その1人の観察者に装着されるシャ
ッタ眼鏡の右目用シャッタを閉じ、その左目用シャッタ
を開き、かつその他の観察者に装着されるシャッタ眼鏡
の右目用シャッタおよび左目用シャッタをともに閉じる
ように、複数のシャッタ眼鏡を制御する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当
部分には同一符号を付与し、その説明は繰返さない。
【0011】図1を参照して、本発明の実施の形態によ
る立体映像表示装置は、2人の観察者11,12の各々
のための右目および左目用の映像信号VDを順次生成す
る映像生成部20を含むコンピュータ22と、映像信号
VDに応答して2人の観察者11,12の各々のための
右目用映像および左目用映像を順次表示するモニタ24
と、2人の観察者11,12にそれぞれ装着される2個
のシャッタ眼鏡31,32とを備える。
【0012】観察者11に装着されるシャッタ眼鏡31
は、観察者11の右目前方に位置づけられる右目用シャ
ッタ40と、観察者11の左目前方に位置づけられる左
目用シャッタ42とを有する。観察者12に装着される
シャッタ眼鏡32は、観察者12の右目前方に位置づけ
られる右目用シャッタ44と、観察者12の左目前方に
位置づけられる左目用シャッタ46とを有する。シャッ
タ40,42,44,46として、好ましくは液晶シャ
ッタを用いる。
【0013】この立体映像表示装置はさらに、シャッタ
コントローラ51,52と、位置検出器61,62とを
備える。
【0014】シャッタコントローラ51,52は、モニ
タ24が観察者11および12のうち1人のための右目
用映像を表示するとき、その1人の観察者11または1
2に装着されるシャッタ眼鏡31または32の右目用シ
ャッタ40または44を開き、その左目用シャッタ42
または46を閉じ、かつもう1人の観察者12または1
1に装着されるシャッタ眼鏡32または31の右目用シ
ャッタ44または40および左目用シャッタ46または
42をともに閉じるように、2個のシャッタ眼鏡31,
32を制御する。シャッタコントローラ51,52はま
た、モニタ24が観察者11および12のうち1人のた
めの左目用映像を表示するとき、その1人の観察者11
または12に装着されるシャッタ眼鏡31または32の
右目用シャッタ40または44を閉じ、その左目用シャ
ッタ42または46を開き、かつもう1人の観察者12
または11に装着されるシャッタ眼鏡32または31の
右目用シャッタ44または40および左目用シャッタ4
6または42をともに閉じるように、2個のシャッタ眼
鏡31,32を制御する。
【0015】シャッタコントローラ51は、映像信号V
Dに重畳された垂直同期信号VSを抽出する。シャッタ
眼鏡31は、その抽出された垂直同期信号VSに応答し
て右目用シャッタ40および左目用シャッタ42を開閉
する。シャッタコントローラ52は、映像信号VDに重
畳された垂直同期信号VSを抽出する。シャッタ眼鏡3
2は、その抽出された垂直同期信号VSに応答して右目
用シャッタ44および左目用シャッタ46を開閉する。
【0016】位置検出器61,62は、2人の観察者1
1,12にそれぞれ装着され、観察者11,12の3次
元空間における位置をそれぞれ検出する。位置検出器6
1は、観察者11の3次元空間における位置を示す位置
信号P1を生成する。位置検出器62は、観察者12の
3次元空間における位置を示す位置信号P2を生成す
る。
【0017】映像生成部20は、運動視を可能にするた
めに、位置検出器61からの位置信号P1に応答して観
察者11のための右目用映像および左目用映像を変化さ
せるとともに、位置検出器62からの位置信号P2に応
答して観察者12のための右目用映像および左目用映像
を変化させる。観察者の位置に応じて映像を変化させる
手法には仮想現実感技術の分野で周知の手法を用いれば
よい。
【0018】次に、上記のように構成された立体映像表
示装置の動作を図2を参照して説明する。
【0019】観察者11,12の各々のための右目およ
び左目用の映像信号VDは映像生成部22によって順次
生成される。映像信号VDには各フィールドごとに垂直
同期信号VSが重畳される。たとえば、観察者11の右
目用映像信号と観察者12の右目用映像信号との間に1
つの垂直同期信号が重畳される。
【0020】これにより、「観察者11の右目用映像」
→「観察者12の右目用映像」→「観察者11の左目用
映像」→「観察者12の左目用映像」→「観察者11の
右目用映像」→「観察者12の右目用映像」→「観察者
11の左目用映像」→「観察者12の左目用映像」→…
という順に映像がモニタ24上に表示される。
【0021】まず、観察者11のための右目用映像がモ
ニタ24上に表示されるとき、その映像信号の直前に重
畳された垂直同期信号VSがシャッタコントローラ51
および52によって抽出される。シャッタコントローラ
51からの垂直同期信号VSに応答して、観察者11に
装着されたシャッタ眼鏡31の右目用シャッタ40が開
き、左目用シャッタ42が閉じる。これと同時に、シャ
ッタコントローラ52からの垂直同期信号VSに応答し
て、観察者12に装着されたシャッタ眼鏡32の右目用
シャッタ44および左目用シャッタ46がともに閉じ
る。そのため、観察者11のみが右目でモニタ24上に
表示された映像を見ることができ、観察者12はその映
像を全く見ることができない。このような状態は、シャ
ッタコントローラ51,52が次の垂直同期信号VSを
抽出するまで維持される。
【0022】続いて、観察者12のための右目用映像が
モニタ24上に表示されるとき、その映像信号の直前に
重畳された垂直同期信号VSに応答して、観察者11に
装着されたシャッタ眼鏡31の右目用シャッタ40およ
び左目用シャッタ42がともに閉じる。これと同時に、
観察者12に装着されたシャッタ眼鏡32の右目用シャ
ッタ44が開き、左目用シャッタ46が閉じる。そのた
め、観察者12は右目でモニタ24上に表示された映像
を見ることができるが、観察者11はその映像を全く見
ることができない。
【0023】続いて、観察者11のための左目用映像が
モニタ24上に表示されるとき、観察者11に装着され
たシャッタ眼鏡31の右目用シャッタ40が閉じ、左目
用シャッタ42が開く。これと同時に、観察者12に装
着されたシャッタ眼鏡32の右目用シャッタ44および
左目用シャッタ46がともに閉じる。そのため、観察者
11は左目でモニタ24上に表示された映像を見ること
ができるが、観察者12はその映像を全く見ることがで
きない。
【0024】続いて、観察者12のための左目用映像が
モニタ24上に表示されるとき、観察者11に装着され
たシャッタ眼鏡31の右目用シャッタ40および左目用
シャッタ42がともに閉じる。これと同時に、観察者1
2に装着されたシャッタ眼鏡32の右目用シャッタ44
が閉じ、左目用シャッタ46が開く。そのため、観察者
12は左目でモニタ24上に表示された映像を見ること
ができるが、観察者11はその映像を全く見ることがで
きない。
【0025】以降、上記動作が繰返される。その結果、
観察者11は、右目で自分自身の右目用映像を見ること
になり、左目で自分自身の左目用映像を見ることになる
が、観察者12のための右目用および左目用映像のいず
れも見ることはない。他方、観察者12は、右目で自分
自身の右目用映像を見ることになり、左目で自分自身の
左目用映像を見ることになるが、観察者11のための右
目用および左目用映像のいずれも見ることはない。した
がって、観察者11および12は立体的な映像を1つの
モニタ24上で同時にかつ互いに独立して見ることがで
きる。
【0026】また、たとえば観察者11が移動してその
視点が変化すると、位置検出器61からの位置信号P1
に応答して観察者11のための映像が変化するため、観
察者11はその視点に応じた適切な立体映像を見ること
ができる。観察者12が移動したときも上記と同様にそ
の視点に応じた適切な立体映像を見ることができる。
【0027】以上のように、本発明の実施の形態によれ
ば、観察者11,12の各々のための右目用映像および
左目用映像が順次表示され、観察者11,12にそれぞ
れ装着されたシャッタ眼鏡31,32が上記のように制
御されるため、観察者11,12が同時かつ独立に異な
った立体映像を見ることができる。したがって、仮想空
間を実空間にシームレスに接続することができる。
【0028】また、観察者11,12の位置に応じて映
像が変化するため、観察者11,12が移動して視点が
変化すると、その視点に応じた適切な立体映像を見るこ
とができる。したがって、レンティキュラ方式のように
複雑な構成をとらなくても運動視を実現することができ
る。しかも、立体映像は各観察者ごとに独立しているた
め、たとえば観察者11が静止している間に観察者12
が移動しても観察者11に見える映像は変化しない。し
たがって、仮想空間への没入感が増し、運動酔いを起こ
すことはない。
【0029】また、顔を傾けても左目用映像と右目用映
像とを完全に分離して見ることができるため、レンティ
キュラ方式のように立体映像が乱れることはない。ま
た、レンティキュラ方式のように各観察者ごとに設けた
投影プロジェクタを各観察者の視点に応じて移動させる
という複雑な動作を行なわないため、観察者の動きに追
従する際に遅延が生じることはなく、映像にモアレ縞や
陰が発生することはない。さらに、レンティキュラ方式
のように各観察者ごとに2台のプロジェクタを設ける必
要がないため、大きなスペースは必要なく、コストも低
減される。
【0030】上記実施の形態はあくまでも一例であっ
て、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
い。
【0031】たとえば、上記実施の形態では観察者が2
人の場合を説明したが、その数は特に限定されない。観
察者が3人の場合、シャッタ眼鏡は図3に示されるよう
に切換えればよい。この場合、モニタ24上には、「観
察者11のための右目用映像」→「観察者12のための
右目用映像」→「観察者13のための右目用映像」→
「観察者11のための左目用映像」→「観察者12のた
めの左目用映像」→「観察者13のための左目用映像」
→「観察者11のための右目用映像」→…という順に映
像が表示される。
【0032】観察者11のための右目用映像がモニタ2
4上に表示されるとき、観察者11に装着されたシャッ
タ眼鏡31の右目用シャッタ40のみが開き、その他の
シャッタ42,44,46,48,50はすべて閉じ
る。続いて、観察者12のための右目用映像がモニタ2
4上に表示されるとき、観察者12に装着されたシャッ
タ眼鏡32の右目用シャッタ44のみが開き、その他の
シャッタ40,42,46,48,50はすべて閉じ
る。続いて、観察者13のための右目用映像がモニタ2
4上に表示するとき、観察者13に装着されたシャッタ
眼鏡33の右目用シャッタ48のみが開き、その他のシ
ャッタ40,42,44,46,50はすべて閉じる。
続いて、観察者11のための左目用映像がモニタ24上
に表示されるとき、観察者11に装着されたシャッタ眼
鏡31の左目用シャッタ42のみが開き、その他のシャ
ッタ40,44,46,48,50はすべて閉じる。続
いて、観察者12のための左目用映像がモニタ42上に
表示されるとき、観察者12に装着されたシャッタ眼鏡
32の左目用シャッタ46のみが開き、その他のシャッ
タ40,42,44,48,50はすべて閉じる。続い
て、観察者図3のための左目用映像がモニタ24上に表
示されるとき、観察者13に装着されたシャッタ眼鏡3
3の左目用シャッタ50のみが開き、その他のシャッタ
40,42,44,46,48はすべて閉じる。
【0033】したがって、この場合も上記観察者が2人
の場合と同様に、観察者11〜13は立体的な映像を1
つのモニタ24上で同時にかつ互いに独立して見ること
ができる。
【0034】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲内で当業者の知識に基づき種々の改良、変形などを加
えた態様で実施し得るものである。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る立体映像表示装置によれ
ば、複数の観察者の各々のための右目用映像および左目
用映像が順次表示され、1人の観察者のための右目用映
像が表示されるとき、その観察者に装着されるシャッタ
眼鏡の右目用シャッタが開き、その左目用シャッタが閉
じ、かつその他の観察者に装着されるシャッタ眼鏡の右
目用シャッタおよび左目用シャッタがともに閉じるとと
もに、その観察者のための左目用映像が表示されると
き、その観察者に装着されるシャッタ眼鏡の右目用シャ
ッタが閉じ、その左目用シャッタが開き、かつその他の
観察者に装着されるシャッタ眼鏡の右目用シャッタおよ
び左目用シャッタがともに閉じるため、複数の観察者が
同時かつ独立に立体的な映像を見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による立体映像表示装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示された立体映像表示装置による観察者
が2人の場合の動作を説明するための図である。
【図3】観察者が3人の場合の動作を説明するための図
である。
【図4】従来の立体映像表示装置による動作を説明する
ための図である。
【符号の説明】
11,12,13 観察者 24 モニタ 31,32,33 シャッタ眼鏡 40,44,48 右目用シャッタ 42,46,50 左目用シャッタ 51,52 シャッタコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の観察者の各々のための右目用映像
    および左目用映像を順次表示する表示手段と、 前記複数の観察者にそれぞれ装着され、それぞれが各観
    察者の右目前方に位置づけられる右目用シャッタと各観
    察者の左目前方に位置づけられる左目用シャッタとを有
    する複数のシャッタ眼鏡と、 前記表示手段が前記観察者のうち1人のための右目用映
    像を表示するとき、その1人の観察者に装着されるシャ
    ッタ眼鏡の右目用シャッタを開き、その左目用シャッタ
    を閉じ、かつその他の観察者に装着されるシャッタ眼鏡
    の右目用シャッタおよび左目用シャッタをともに閉じる
    とともに、前記表示手段が前記観察者のうち1人のため
    の左目用映像を表示するとき、その1人の観察者に装着
    されるシャッタ眼鏡の右目用シャッタを閉じ、その左目
    用シャッタを開き、かつその他の観察者に装着されるシ
    ャッタ眼鏡の右目用シャッタおよび左目用シャッタをと
    もに閉じるように、前記複数のシャッタ眼鏡を制御する
    制御手段とを備えた立体映像表示装置。
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