JPH03289564A - プラバスタチンの免疫学的測定法 - Google Patents

プラバスタチンの免疫学的測定法

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JPH03289564A
JPH03289564A JP9129290A JP9129290A JPH03289564A JP H03289564 A JPH03289564 A JP H03289564A JP 9129290 A JP9129290 A JP 9129290A JP 9129290 A JP9129290 A JP 9129290A JP H03289564 A JPH03289564 A JP H03289564A
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JP
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pravastatin
antigen
antiserum
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antibody
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JP9129290A
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Shigeki Muramatsu
村松 重基
Wataru Takasaki
高崎 渉
Hidekuni Takahagi
英邦 高萩
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、生体液中に含まれるプラバスタチンの測定方
法に関する。
〔従来技術〕
プラバスタチンナトリウムは下記式(1)で表わされる
化合物であり、抗高脂血症薬として用いられている(三
共研究所年報並、1−38.(1988)) 。
このものを投与したのちの体内動態を明らかにするため
には、生体液中のプラバスタチンの量を測定することが
必要であるが、従来にガスクロマトグラフィー・マスス
ペクトロメトリー法またはHPLC法による測定が可能
であるだけであり、操作が煩雑で多数の検査試料を同時
に測定することは困難であった。
筒便な操作により多数の検査試料を同時に測定するため
には、プラバスタチンに対する抗血清をmlして免疫化
学的方法によることが好ましいが、その調製のためには
免疫原性を増大するためにプラパスクチンをキャリヤー
蛋白質に結合し、該結合体をハプテン免疫原として動物
に感作する必要がある。プラバスタチンをキャリヤー蛋
白質に結合させたものをハプテン免疫原として用いる場
合には、 ■ブラバスタチンが、主に、3′、5′、6′および4
 / 3位に代謝を受けること、■カルボキシル基以外
には直接に蛋白質とのアミド結合の形成を果たす官能基
がないこと、等の理由により、1位のカルボキシル基を
結合点とすることが望ましい。しかしながら、5位に存
在する水酸基が、1位のカルボキシル基と蛋白質のアミ
ノ酸との反応条件下においてはラクトン化を引き起こし
てしまうので、目的の免疫原性を有する結合体を得るこ
とは困難であった。
さらに、抗血清を調製した後に、プラバスタチンを免疫
化学的方法により測定する際に、プラバスタチンに酵素
蛋白質を標識した標識抗原を用いることが有効であるが
、この標識抗原の調製においても、上記と同じ理由によ
りプラバスタチンを用いて目的の抗原性を有する標識抗
原を得ることには困難な点があった。
〔発明が解決する課題〕
本発明者らは、プラバスタチンの5位の水酸基を水素に
置換した5−デヒドロキシプラバスタチンを合成し、キ
ャリヤー蛋白質と結合させることにより、上記の免疫原
[を有するハプテン免疫原を得て、このものを動物に感
作してプラバスタチンに高い親和性と特異性を有する抗
血清が得られることを見出し、また、同様の操作で5−
デヒドロキシプラバスタチンを酵素蛋白質に結合するこ
とにより、目的の抗原性を有する標識抗原が得られるこ
とを見出し、本発明を完成した。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、 免疫原として5−デヒドロキシプラバスタチンを用いて
抗血清を調製し、抗原プラバスタチンを測定する方法で
あって、 (イ)該抗血清の調製は、 ■5−デヒドロキシプラバスタチンをキャリヤー蛋白質
に結合し、 ■該結合体をハプテン免疫原として動物に感作すること
により成り、 (ロ)抗原プラバスタチンの測定は、 ■酵素で標識した標識抗原5−デヒドロキシプラバスタ
チン及び測定すべき抗原プラバスタチンを該抗血清と競
合反応させ、 ■該抗血清中に存する抗体が結合した標識抗原と該抗体
が結合していない標識抗原を分離し、■該抗体が結合し
た標識抗原の酵素活性を測定して、別に抗原プラバスタ
チンについて同様に操作して作成した標準曲線により、
測定すべき抗原プラバスタチンの量を求めることから成
る、ブラバスタチンの免疫化学的測定方法に関するもの
である。
5−デヒドロキシプラバスタチンをキャリヤー蛋白質に
結合することは、公知の方法(石川ら、「酵素免疫測定
法、第3版」143〜151頁、医学書院)に基づいて
行なうことができる。結合反応の前に、5−デヒドロキ
シプラバスタチンを活性エステルに導くことが必要であ
り、この操作により、キャリヤー蛋白質のアミノ基と反
応することが可能になる。未反応の活性エステルは透析
操作により除去する。キャリヤー蛋白質は、可溶性の蛋
白質を用いることが好ましく、特に、牛血清アルブミン
が好適に用いられる。
該結合体をハプテン抗原として動物に感作する方法は、
皮下注射等の常法による。動物は、ウサギ、マウス、ヒ
ツジ、ウマ等、通常免疫に用いられうるものならばいず
れのものも用いることができるが、特に、ウサギが好適
である。
5−デヒドロキシプラバスタチンを酵素で標識すること
は、上記と同様の方法に基づいて行なうことができる。
標識に用いる酵素は、ホースラディツシュパーオキシダ
ーゼやβ−ガラクトシダーゼ等、通常の酵素免疫測定法
に用いられるものならばいずれのものも用いることがで
きるが、特に、ホースラディツシュパーオキシダーゼが
好適に用いられる。
該標識抗原と測定すべき抗原プラバスタチンとの競合反
応は、通常3〜40℃にて行なわれ得るが、好適には4
℃にて行なわれる。
測定すべき抗原プラバスタチンの検査試料としては、血
漿、尿、その他の生体液等のいずれのものも用いられう
る。
該抗血清中に存する抗体が結合した標識抗原と該抗体が
結合していない標識抗原を分離することは、固相法、液
相法のいずれによっても可能である。液相法による場合
は、二抗体法が好適であり、二次抗体としては前記の抗
血清に対する抗体や抗血清、又はプロティンAを含有す
る死菌や樹脂等が用いられうる。
該抗体が結合した標識抗原の酵素活性を測定して、抗原
プラバスタチンの標準曲線を求めることは、公知の方法
(細田ら、Ches+、Pharai、Bull、 3
44177−4182. (1986つにしたがって行
なうことができる。
本発明のもっとも好ましい態様としては、キャリヤー蛋
白質として牛血清アルブミンを用い、動物としてウサギ
を用い、酵素としてホースラディツシュパーオキシダー
ゼを用いる上記測定方法である。
〔実施例〕
以下、実施例によって本発明をさらに詳しく説明するが
、本発明はこれに限定されない。
5−デヒドロキシプラバスタチンー牛血清アルブミン(
第1図−〇の)の合成は、第1図のフローチャートに従
って行なった。以下に詳細を記す。
■3,6′ジ(t−ブチルジメチルシリル)ブラバスタ
チンメチルエステル(第1図−(4))の合成プラバス
タチンラクトン(第1図−(2):特公昭63−216
72号)2.03gおよびイミダゾール0.82gを含
有するジメチルホルムアミド溶液10mj+に、水冷下
で、t−ブチルジメチルシリルクロリド1.81gを含
有するジメチルホルムアミド2mlの溶液を滴下し、室
温で12時間撹はんした。
反応液を水に注ぎ酢酸エチルで抽出し、抽出液を水洗後
無水硫酸ナトリウムで乾燥した、濃縮後シリカゲルカラ
ム(Kieselgel 60:メルク社製以下同じ。
)にてカラムクロマトグラフィー(溶離液i酢酸エチル
:ヘキサン=2:8)を行ない、ブラバスタチンのジシ
リル体(第1図−(3))を得た。
得られたジシリル体をアセトニトリル25+j!と水2
0m1!に溶解し、IN−水酸化ナトリウム水溶液5I
111を加え室温下30分撹拌した0反応液を希塩酸で
酸性とし、酢酸エチルで抽出した。抽出液を水洗し、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧下で濃縮した。残渣をジ
アゾメタン−エーテル溶液で処理し濃縮後、シリカゲル
カラム(溶離液;酢酸エチル:へ牛すン=5:95〜3
0ニア0)で精製し、プラバスタチンのメチルエステル
体(第1図−(4))3.0gを得た。
”HN M R(CDCl s) S pprn :5
.98(18,d、J=9.9Hz)、 5.85(I
H,d、d、J=5.9.99Hz)。
5.46(1N、ブロード)、5.38(IH,ブロー
ド)、3.68(3)1゜5)、2.70(IHd、J
=2.9Hz)、1.12 (3H,d、J=11.7
)、0.89(6H,S) 、 0.88 (6H,S
) 、 0.11 (3H,S) 、 0.09 (3
H,S) 、 0.07(3H、S) 、 0.05 
(3H、S)■3.6′−ジ(t−ブチルジメチルシリ
ル)−5−デヒドロキシプラバスタチンメチルエステル
(第1図−(6))の合成 3.6′−ジ(t−ブチルジメチルシリル)プラバスタ
チンメチルエステル(第1図−(4)) 760■をピ
リジン7 railに溶解後メタンスルフォニルクロリ
ド0.44mf氷冷下加え九0室温で3時間撹拌後ピリ
ジンを減圧下で留去し酢酸エチルを残渣に加え、水洗し
た。無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧濃縮しシリカゲル
カラム(溶離液;ベンゼン:酢酸エチル=10:O〜9
:1)で精製し、3.6′−ジ(t−ブチルジメチルシ
リル)−5−メタンスルフォニルオキシブラバスタチン
メチルエステル825■を得た。得られた3、6′ジ(
t−ブチルジメチルシリル)−5−メタンスルフォニル
オキシブラバスタチンエステル825■をジメチルフォ
ルムアミド8 mlに溶解し塩化リチウム825■とへ
キサメチルホスフォリンクトリアミド2 mlを加え室
温で12時間撹拌した。
反応液に酢酸エチルを加え、水洗酸無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、シリカゲルカラム(溶離液;ヘキサン:酢酸
エチル=98:2〜75:25)で精製し、3,6′−
ジ(t−ブチルジメチルシリル)−5−クロロブラバス
タチンメチルエステル(第1図−(51)536mgを
得た。
得られたクロル体(第1図−(51)536■とα。
α′−アゾビスイソブチロニトリル25.8■をベンゼ
ン5 mlに溶解し、水素化トリーn−ブチルスズ0.
423m lを加え1時間加熱還流し減圧濃縮後シリカ
ゲルカラムクロマト(溶離液;ベンゼン:酢酸エチル=
100:O〜95:5)で精製し3゜6′−ジ(t−ブ
チルジメチルシリル)−5−デヒドロキシプラバスタチ
ンメチルエステル(第1図−(6))473■を得た。
’ HN M R(CDCl 3)δppm :5.9
7(IH,d、J=9.9)1z)、 5.84(IH
,d、d、J−5,9,9,9Hz)。
5.46(IH,ブロード)、5.33(IH,ブロー
ド)、3.67(3H。
S) 、 1.12(3H,d、J=7.0) 、0.
89(9H,S) 、0.85(9H,S) 。
0.07(3HS)、0.05(3H,S)、0.04
(3H,S)、0.02(3H,S)■5−デヒドロキ
シプラバスタチンナトリウム塩(第1図−(8))の合
成 3.6′−ジ(t−ブチルジメチルシリル)5−デヒド
ロキシプラバスタチンメチルエステル(第1図−(6)
) 2.0 gを71.4mfのテトラヒドロフラン7
1.4mjl!に溶解し、1モル濃度のテトラブチルア
ンモニウムフロリドのテトラヒドロフラン溶液30.7
mfと酢酸3.6mj2を加え、室温で122時間、5
0°Cで7時間攪拌した。反応液に酢酸エチルを加え、
炭酸水素ナトリウムに水溶液で洗浄後、水洗し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。ろ過酸、減圧濃縮し、残渣を
シリカゲルカラム(溶離液;メチレンクロリド:メタノ
ール=99:1〜94:6)で精製し、5−デヒドロキ
シプラバスタチンメチルエステル(第1図−(7))7
30■を得た。
得られたデヒドロキシニスエル(第1図−(7))10
0■をアセトニトリル5 calに溶解しIN水酸化ナ
トリウム水溶液0.36mj2を加え、室温で1時間攪
拌した。反応液は減圧下アセトニトリルを留去し、CH
P−20Pカラム(三菱化成■製、溶離液;水:アセト
ン=100:O〜85:15)で精製し、5−デヒドロ
キシプラバスタチンナトリウム塩(第1図−(8))9
3+agを得た。
’ H−N HR(DMSO−d6)δppm5.94
(LH,d、J=9.8Hz)、 5.84(IH,d
、d、J=5.9,9.8Hz)+5.20(IH,ブ
ロード)、4.14(LH,m)、3.06(IH,m
)、1.03(38,d 、 J=6.8)1z) 、
 0.83 (3Hd、 J=6.8Hz) 、 0.
82 (3)1 、 t+J・7.3Hz) ■5−デヒドロキシプラバスタチンーBSA(第1図−
00))の合成 5−デヒドロキシプラバスタチンナトリウム塩(第1図
−(8))100mgを水1 mf!、に溶解し、IN
塩酸0.24m1を加え減圧濃縮した。得られたカルボ
ン酸をアセトニトリル6 mlとトリエチルアミン33
.6mj2に溶解し、ジスクシンイミジルカーボネー)
 61.4■を加え、室温で1時間攪拌した。反応液に
酢酸エチルを加え、水洗し無水硫酸ナトリウムで乾燥、
減圧濃縮後シリカゲルカラム(溶離液;メチレンクロリ
ド:メタノール=95:5)で精製し5−デヒドロキシ
プラバスタチンスクシンイミジルエステル(第1 図−
(9)) 92.7■を得ノこ。
’  H−N  M  R(coc 1 3)    
δ ppm:6.00(IH,d、J=9.5Hz)、
   5.90(IH,d、d、J=4.0,9.5H
z)。
5.55(1B、ブロード)、4.39(LH,フロー
ト)、4.11(IH。
ブロード)、2.86(4H,S) 得られた5−デヒドロキシプラバスタチンスクシンイミ
ジルエステル(第1図−(9)) 15.2■をピリジ
ン30m1に溶解し、水冷下50mMリン酸緩衝液(P
H7,4)  3 ranに溶解させたB SA67m
gを加えた。7時間攪拌後5−デヒドロキシプラバスタ
チンーBSA(第1図−00))を得た。反応液に50
mMリン酸緩衝液(PH7,4)  6 m 1.を加
え、ジメチルホルムアミド(DMF):水z4:6の溶
液1!中で2回、水1!中で2回、0.9%NaC1溶
液で1回透析後、0.9%NaC1溶液33.5mI!
に希釈した。
実施例2五1潅■且製 実施例の調製は、中部らの方法(中部ら、「新基礎生化
学実験法6.生物活性を用いる測定法JP116−12
7.)によった。実施例(1)で得られた抗原をフロイ
ントの完全アジュバントと等量混合エマルジョンとし、
雄性日本白色ウサギの足しょ部および背部皮下に、1回
の感作量を1■タンパク/羽とし、隔週に4力月にわた
り感作した。最終感作10日後に心臓採血を行い、室温
で6時間放置後、3000rpm、 10分間の遠心に
より抗血清を得て、4゛Cにて保存した。
実施例(1)記載の化合物(第1図−(9))のジオキ
サン溶液(3,8mg/mf ) 0.2 mJl!を
、50mMリン酸緩衝液(PH7,3)にて溶解したH
RP (東洋紡■製grade I−C,5mg/ m
l2 ) 0.4 mlに水冷下加え、4 ’Cにて4
時間攪拌した。ついで5o%DMF500 mE、30
%DMF500mfおよび等張リン酸塩緩衝液(PH7
,4:以下PBSという) 500m1で2回透析し、
未反応の活性エステルを除去した。得られた標識体は酵
素タンパク量として500 mg/ ml濃度で4°C
にて保存した。
実施例(4)血路 ブーバス チンの 実施例(3)にて得られた標識抗原を酵素タンパク量と
して50mg/n+p、となるように、0.5%正常ウ
サギ血清(■第一ラジオアイソトープ研究所)を含む緩
衝液A(0,1%ゼラチンを含むPBS)にて希釈し、
スピッツ管に0.In/!分注した。ついで既知量のプ
ラバスタチンを含有した検量線用血漿もしくはプラバス
タチン濃度を測定すべき血漿試料を緩衝液Aにて10倍
希釈したものを0.1m2加えた。さらに実施例(2)
にて得られた抗血清を緩衝液Aにて40万倍希釈したも
のを0.1ml2加え、混和後4°Cにて4時間放置し
た。
ついで0.3%エチレンジアミン四酢酸・2Naを含む
緩衝液Aにて30倍希釈したヤギ抗ウサギイムノグロブ
リンG抗血清(■第一ラジオアイソトープ研究断裂:0
.1ml2)を加え、混和後4°Cにて16〜24時間
放置した。上記反応終了後PBS(1,5m1)を加え
混和し、4°C、2500rpmにて10分間遠心して
、上清を吸引除去した。再び同様の操作を行い免疫沈降
物を得た。酵素活性の測定は、以下のように行った。0
.01%3.3′5.5′−テトラメチルベンチジン(
東京化成工業■製)を含有する。50mM酢酸−クエン
酸緩衝液(PH5,5,3%ジメチルスルホキシドおよ
び0.002%HzOzを含む)2ml2を加え、混和
後37°Cにて30分振とう保温した− 0.5 M 
HzSO4を2 ml添加して酵素反応を停止し、45
0nmの吸光度を測定することにより酵素活性を算定し
た。プラバスタチンの検量線は600pg〜200ng
/mff1の範囲で良好なものが得られ、Boの標準偏
差(X2.n−10)より求めた検出限界は600 p
g/ml 、 !50%置換点(IC9゜)はLong
/nlであった(第2図(1))。
また本発明で得られた抗血清のプラバスタチンに対する
特異性を見るために下記式に示すプラバスタチン血漿中
代謝物であるR−416,R−418(三共研究所年報
401−38 (1988) )について同様の操作を
行い検量線を作製した(第2図−(2)、 (3))。
牛血清アルブミンの合成のフローチャートを示す。
第2図は、抗血清によりプラバスタチンおよびその血清
中代謝物を測定した検量線を示す。
(R−416)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、免疫原として5−デヒドロキシプラバスタチンを用
    いて抗血清を調製し、抗原プラバスタチンを測定する方
    法であって、 (イ)該抗血清の調製は、 (1)5−デヒドロキシプラバスタチンをキャリヤー蛋
    白質に結合し、 (2)該結合体をハプテン免疫原として動物に感作する
    ことにより成り、 (ロ)抗原プラバスタチンの測定は、 (1)酵素で標識した標識抗原5−デヒドロキシプラバ
    スタチン及び測定すべき抗原プラバスタチンを該抗血清
    と競合反応させ、 (2)該抗血清中に存する抗体が結合した標識抗原と該
    抗体が結合していない標識抗原を分離し、(3)該抗体
    が結合した標識抗原の酵素活性を測定して、別に抗原プ
    ラバスタチンについて同様に操作して作成した標準曲線
    により、測定すべき抗原プラバスタチンの量を求めるこ
    とから成る、 プラバスタチンの免疫化学的測定方法。 2、キャリヤー蛋白質として牛血清アルブミンを用いる
    、請求項1記載の測定方法。 3、動物としてウサギを用いる、請求項1記載の測定方
    法。 4、酵素としてホースラディッシュパーオキシダーゼを
    用いる、請求項1記載の測定方法。
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