JPH03289283A - 静止画像再生装置及びその方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は静止画像情報を受信し、再生して表示する静止
画像再生装置に関し、特に部分画像を伝送する技術を用
いてフレームメモリ上に画像情報を再生する静止画像再
生装置に関するものである。

［従来の技術〕 従来の静止画像受信再生装置、テレビ会議システム、テ
レビ電話等の画像受信、再生装置の構成を第５図に示す
。図において、衛星放送回線、通信回線等から入力され
た画像情報は、受信部５０１にてデジタル画像信号に変
換され、圧縮画像デコーダ５０２により逐次復号されて
元の画像データに伸長・復元される。こうして復号され
た画像データは、現在表示中でない側のフレームメモリ
に書込まれ、１フレ一ム分の画像データがそのフレーム
メモリに書込まれると、送信側の指示によりその新たに
書込まれたフレームメモリの内容が読出されるように指
示される。こうして、表示側のフレームメモリから読出
された画像情報は、Ｄ／Ａコンバータ５０６にてアナロ
グ信号に変換され、同期信号が付加されてモニタ５０７
にて表示される。

［発明が解決しようとする課題］ 一般に、表示側のメモリに受信して逐次復号した画像情
報を書き込むと、 ■表示系の読み出しタイミングと競合する。

■フレームメモリにマルチボートのＤＲＡＭを用いて、
フレームメモリにおける書込みと読出しの競合を避ける
ようにしても、表示しているフレームメモリに新たに受
信した画像情報を書込むようにすると、その表示内容が
書込みと共に徐々に端から変化するため一時的に見苦し
い画面になってしまう。

そこで、フレームメモリを少なくとも２つ以上用意して
、表示している画像情報を記憶しているフレームメモリ
と、受信して復号した画像情報を記憶するフレームメモ
リとを分離する。そして、書込み側のフレームメモリ上
に完全な画像が再生され°て書込まれてから、その書込
まれたフレームメモリを表示側に切換えて表示する方法
が取られている。更に、このフレームメモリの切換えを
垂直帰線期間内に行なうことにより、−瞬画面上に見苦
しい横線が入るのを防止する方法も取られている。

しかしながら上記従来例の静止画再生装置は、あくまで
も静止画として画像を再生するものであり、動画像とし
て画像を再生することは不可能であった。

本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、静止画像
データの一部分を書換えることができるようにすること
により、静止画像情報を用いて動画像を再生できる静止
画像再生装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明の静止画像再生装置は
以下の様な構成からなる。即ち、画像データを受信して
再生する静止画像再生装置であって、それぞれが少なく
とも１画面分の画像情報を記憶できる複数のメモリで構
成された画像記憶手段と、受信した画像データに含まれ
る制御コードにより、部分画像情報かどうかを判別する
判別手段と、前記判別手段により部分画像情報であるこ
とが判別されると、表示中の前記フレームメモリの内容
を他のフレームメモリに転送するとともに、前記部分画
像情報を転送先のフレームメモリに格納するように制御
する制御手段と、前記転送先のフレームメモリへの部分
画像情報の格納が終了すると、表示すべきフレームメモ
リを切換えて表示する表示手段とを有する。

［作用］ 以上の構成において、受信した画像データに含まれる制
御コードにより、部分画像情報かどうかを判別し、部分
画像情報であることが判別されると、複数あるメモリの
うち表示中のメモリの内容を他のメモリに転送するとと
もに、受信した部分画像情報を転送先のメモリに格納す
る。こうして、その転送先のメモリへの部分画像情報の
格納が終了すると、表示すべきメモリを切換えて表示す
るように動作する。

［実施例］ 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。

［静止画再生装置の説明　（第１図）］第１図は本実施
例の静止画像再生装置の概略構成を示すブロック図で、
受信部１０１及びフレームメモリ制御部１１０以外は、
第５図に示した従来の静止画像再生装置の構成と基本的
に同様である。

第３図において、受信部１０１に入力された後述する第
２図に示す受信データのうち、圧縮画像データＶＤは、
圧縮画像デコーダ１０２へ送られて元の画像データに復
号される。一方、受信画像データ中の画像制御データは
、フレームメモリ制御部１１０へ出力されて、その制御
コードが解釈される。１０３，１０４はそれぞれ少なく
とも１頁分の画像データを記憶することができるシュア
ルポートのメモリ回路素子で構成されたフレームメモリ
で、フレームメモリ制御部１１０の制御に従っていずれ
か一方のフレームメモリより画像データが読出しバス１
０８に読出されてモニタ１０６に表示している間は、他
方のフレームメモリに書込みバス１０７を介して画像デ
ータが書込まれるように制御される。また、これら読出
しバス１０８より書込みバス１０７に読出した画像デー
タを転送することにより、一方のフレームメモリの内容
を他方のフレームメモリに転送（フレーム転送）するこ
とができる。

１０５はＤ／Ａコンバータで、フレームメモリより読出
したデジタル画像データをアナログ信号に変換してモニ
タ１０６に出力することにより、そのフレームメモリの
内容を表示することができる。１１０はフレームメモリ
制御部で、受信部１０１よりの制御情報を入力して、読
出し或は書込みを行うフレームメモリを指定している。

このフレームメモリ制御部１１０には、マイクロプロセ
ッサ等のＣＰＵＩ　１１．ＣＰＵＩ　１１の制御プログ
ラムや各種データを記憶しているＲＯＭ１１２及びＣＰ
ＵＩ　１１のワークエリアとして使用されるＲＡＭ１１
３等を備えている。

［受信画像データの説明　（第２図）］第２図は受信部
１０１で受信される受信画像データの構成例を示す図で
、ＶＩは画像制御データを示し、ＶＤは圧縮画像データ
を示している。

このうち圧縮画像データＶＤは受信部１０．１より圧縮
画像デコーダ１０２に送られ、伸長されて元の画像デー
タに復号される。また、画像制御データＶＩは、例えば
その送られてきた画像データが部分画像か、通常の全画
面データか、或は画面の表示や、画面の切換え制御コマ
ンド、更には部分画像のときは、その部分画像が表示さ
れるアドレス等を含む画像制御データで、この画像制御
データはフレームメモリ制御部１１０に送出されて解釈
され、後述するような画面切換えやフレームメモリ間で
のデータ転送或は表示制御等が実行される。

［動作説明　（第１図〜第４図）コ 第３図は実施例の静止画再生装置における画像表示制御
処理を示すフローチャートで、この処理を実行する制御
プログラムはＲＯＭ１１２に記憶されている。

この処理は、受信部１０１により第２図に示すような画
像データを受信することにより開始され、まずステップ
Ｓ１で受信部１０１より画面制御データを入力する。ス
テップＳ２で、その画像制御データにより全画面制御デ
ータかどうかが判別されるとステップＳ６に進み、現在
表示に使用されていないフレームメモリ（例えばフレー
ムメモリ１０３）に、受信して伸長された画像データが
格納される。

一方、ステップＳ２で全画面データであることを示す制
御データでないときはステップＳ３に進み、部分画像で
あることを示す制御データかどうかをみる。部分画像で
あることを示す制御データのときはステップＳ３からス
テップＳ４に進み、例え４ｆ現在フレームメモリ１０３
の内容を表示しているときは、フレームメモリ１０３の
内容をフレームメモリ１０４に転送する。そして、ステ
ップＳ５で、その転送先であるフレームメモリ１０４の
、画面制御データＶＩにより指示されたアドレスに受信
した部分画像を書込む。なお、この受信された部分画像
も、通常の全画面データと同様に、圧縮画像デコーダ３
０２により伸長されてフレームメモリに書込まれる。

ステップＳ３で部分画像データでないときはステップＳ
７に進み、画面切換えコマンドかどうかをみる。画面切
換え指示のときはステップＳ８に進み、いま例えばフレ
ームメモリ１０３の内容を表示していれば、次にフレー
ムメモリ１０４の内容を読出しバス１０８に読出し、Ｄ
／Ａコンバータ１０５によりアナログ信号に変換して出
力することにより、モニタ１０６に表示するように指示
する。また、ステップＳ７で画面切換えコマンドでない
ときはステップＳ９に進み、その画面制御コマンドに対
応した処理を行う。

第４図は第３図のフローチャートに基づいて実行される
画面制御処理による各フレームメモリの内容と表示例を
示す図である。

図において、４１は受信動作を開始する前のモニタ１０
の表示画面と、フレームメモリ１０３゜１０４の内容を
示した図である。４２は、例えば第３図のステップＳ２
及びＳ６で全画面データを受信して、フレームメモリ４
２に受信画像データを書込んだ状態を示している。次に
、４３はフレームメモリの内容を読出して表示するとと
もに、例えば第３図のステップＳ３で部分画像であるこ
とを示す制御データを受信し、フレームメモリ１０３よ
りフレームメモリ１０４に画像データを転送した状態を
示している。そして、４４は新たに受信した部分画像デ
ータ５１を、表示に使用していないフレームメモリ１０
４に書込んだ状態を示している（第３図のステップＳ５
）。

次に、４５は画面切換えコマンドを入力してフレームメ
モリ１０３に代えてフレームメモリ１０４の内容を表示
するとともに、続いて部分画像を受信したことにより、
表示に使用しているフレームメモリ１０４の内容をフレ
ームメモリ１０３に転送した状態を示している。そして
今度は、受信した部分画像データ５２は、表示に使用し
ていないフレームメモリ１０３に書込まれる。４７は、
４６で示した状態で画面切換え指示を入力することによ
り、フレームメモリ１０３の内容をモニタ１０６に表示
している。

以上説明したように本実施例によれば、伝送データにフ
レームメモリを制御する画像制御データを付加し、１画
面のうち動画部分を構成する画像データ部分を部分画像
として送信して表示することにより、静止画像を再生し
ながら部分的な動画像をできる。

なお、本実施例では、放送された信号を受信して処理す
る装置の場合で説明したが、本発明はこれに限定される
ものでなく、例えばテレビ電話等の装置であってもよい
。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、静止画像データの
一部分を書換えることができるようにすることにより、
静止画像情報を用いて部分的な動画像を再生できる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の静止画再生装置の概略構成を示すブ
ロック図、 第２図は本実施例の静止画再生装置で受信されるデータ
フォーマット例を示す図、 第３図は本実施例の静止画再生装置における画像データ
の受信制御を示すフローチャート、第４図は本実施例の
静止画再生装置における受信画像の表示例と、フレーム
メモリの内容例を示す図、そして 第５図は従来の静止画再生装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。 図中、１０１・・・受信部、１０２・・・圧縮画像デコ
ーダ、１０３，１０４・・・フレームメモリ、１０５・
・・Ｄ／Ａコンバータ、１０６・・・モニタ、１１０・
・・フレームメモリ制御部、１１１・・・ＣＰＵ、１１
２・・・ＲＯＭ、１１３・・・ＲＡＭである。 第１図 Ｌ＋′□　−一）−ｒ しろ１ 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 画像データを受信して再生する静止画像再生装置であつ
   て、 それぞれが少なくとも１画面分の画像情報を記憶できる
   複数のメモリで構成された画像記憶手段と、 受信した画像データに含まれる制御コードにより、部分
   画像情報かどうかを判別する判別手段と、 前記判別手段により部分画像情報であることが判別され
   ると、表示中の前記フレームメモリの内容を他のフレー
   ムメモリに転送するとともに、前記部分画像情報を転送
   先のフレームメモリに格納するように制御する制御手段
   と、 前記転送先のフレームメモリへの部分画像の格納が終了
   すると、表示すべきフレームメモリを切換えて表示する
   表示手段と、 を有することを特徴とする静止画像再生装置。