JPH03288334A - 光ディスク保護装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスク記録再生装置に用いられる光ディ
スク保護装置に関するものである。

従来の技術 近年、レーザ光を利用してディスクに情報信号を記録し
、あるいはディスクから情報信号を再生する光方式の情
報記録再生装置の開発がなされている。

この情報記録再生装置において、ディスクの記録面に正
確に光ピックアップからの光を照射するため、フォーカ
ス制御が行われている。このフォーカス制御が外部から
の振動および制御の誤動作等によりフォーカス外れを生
じた場合、対物レンズがディスクと衝突し、対物レンズ
およびディスクに損傷が残る。光ディスク装置において
このような損傷は装置の誤動作の原因となり避けなけれ
ばならない。

以下図面を参照しながら、従来の光ディスク保護装置の
一例について説明する。

第２図は従来の光ディスク保護装置を示すものである。

第２図において３は光ピックアップであり、４は対物レ
ンズ、７は光ピックアップが移動するためのガイドレー
ルである。６は７のガイドレールの回転支点であり、ガ
イドレールは６を支点としてディスク面に垂直方向に揺
動する。８の差動アンプ、９の位相補償回路、１０のス
イッチ、１１の駆動アンプによってフォーカス制御が行
われている。１２はディスク反り検出回路で、１３の駆
動アンプは１５のモータを駆動するためのものである。

１４はフォーカス異常検出回路であり、１６は論理和で
ある。

以上のように構成された光ディスク保護装置について、
以下その動作について説明する。

まずフォーカス制御が動作している時にスイッチ１０は
ＯＮになっている。次にフォーカスが何等かの原因で外
れた場合、フォーカス異常検出回路１４が動作し、論理
和１６を通りスイッチ１０を０ＦＦＬ、フォーカス制御
の動作を停止することにより、対物レンズ４をディスク
１から遠ざけディスクｌと対物レンズ４の衝突を避ける
動作を行っている（例えば出願番号子２−１３１６３）
。

また、フォーカス異常検出回路１４は、以下の方法が多
く用いられている。

対物レンズ４から照射された光がディスク１で反射され
、光センサに照射される。光センサは第３図に示したよ
うな４分割されたものが多く用いられ、１７ａ、１７ｂ
、１７ｃ、１７ｄのすべての出力の和Ｐｓは第４図に示
したように対物レンズ４とディスク１の距離に対して変
化する。この出力和をコンパレータに入力して対物レン
ズ４とディスク１の近付き過ぎ、離れ過ぎを検出してい
る。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、フォーカス異常を
検出し、フォーカス制御を停止しても、ディスク１の反
りに対して常に光ビームの光軸が略垂直になるようにピ
ックアップ３を傾けるため、ディスクの反りの形状や大
きさによっては、フォーカス制御を停止した場合かえっ
てディスク１に対物レンズ４が近づく可能性があり、対
物レンズ４がディスク１に衝突する場合があるという問
題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、簡単な構成でディスクと対
物レンズの衝突から生しる損傷を排除することができる
光ディスク保護装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の光ディスク保護装
置は、フォーカス異常を検出する検出回路とフォーカス
制御を停止するスイッチとガイドレールを動かすモータ
とフォーカス異常を検出した時、フォーカス制御を停止
すると共にモータを動かしガイドレールをディスクから
遠ざける手段とを備えたものである。

作用 本発明は上記した構成によって、フォーカス異常を検出
した時にフォーカス制御を停止すると共にガイドレール
を駆動し、その結果ガイドレール上の対物レンズとディ
スクの距離を離すことにより、対物レンズとディスクの
衝突がら生しる損傷を排除することが可能となる。

実施例 以下本発明の一実施例の光ディスク保護装置について、
図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の第１の実施例である。ディスク１はデ
ィスクモータ２により回転駆動されている。対物レンズ
４を含むピックアップ３及びその推力を発生するりニア
モータ５は共に回転支点６のまわりに上下方向に揺動可
能なガイドレールの上に装着されていて、ディスク１の
半径方向に移動する。又ピックアップ３内の傾き検出用
検出器の出力はディスク反り検出回路１２を経て駆動ア
ンプ１３に印加され、駆動アンプの出力がモータ１５を
回転駆動することにより対物レンズ４から照射される光
ビームとディスク１の照射面とが常に垂直になるように
ガイドレール７を上下方向に制御する制御ループを構成
している。又ピックアップ３内のフォーカス信号検出用
光センサの出力は差動アンプ８２位相補償回路９を経て
スイッチ１０で０Ｎ１ＯＦＦされ、駆動アンプ１１に印
加され、対物レンズ４を駆動することによりフォーカス
制御を行っている。さらにピックアップ内のフォーカス
信号検出用光センサの出力はフォーカス異常検出回路１
４に印加される。フォーカス異常検出回路１４がフォー
カス異常を検出した時、論理和１６及び駆動アンプ１３
に信号を送り、スイッチ１０をＯＦＦし、フォーカス制
御を停止すると共にモータ１５を駆動しガイドレール７
をディスク１から遠ざけることによりピックアップ上の
対物レンズ４をディスク１から遠ざける。

以上のよう本実施例によれば、フォーカス異常が発生し
た時、フォーカス制御を停止すると共に対物レンズ４を
ディスク１から遠ざける方向にガイドレール７を移動さ
せることにより、ディスク１と対物レンズ４との衝突に
よるディスク１及び対物レンズ４の損傷を排除すること
ができる。

以下本発明の第２の実施例について図面を参照しながら
説明する。第５図は本発明の第２の実施例である。同図
において構成はフォーカスループ０Ｎ１ＯＦＦ信号を駆
動アンプ１３に印加していることを除いて第１図と同様
なものである。上記のように構成された光ディスク保護
装置においてはフォーカス制御を停止している時及びフ
ォーカス異常が発生した時のどちらの時にでもガイドレ
ール７はディスク１から離れる方向にあり、フォーカス
制御が開始する時にはディスク１と対物レンズ４は遠ざ
かっている。このことによりフォーカス引き込み時にデ
ィスク１と対物レンズ４の衝突によるディスク１と対物
レンズ４の損傷を排除することができる。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、きわめて簡易な回路構
成で、ディスクと対物レンズの衝突を排除することがで
き、光ディスクを保護する装置として実用的にきわめて
有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例における光ディスク保護
装置のブロック図、第２図は従来例の光ディスク保護装
置のブロック図、第３図は光センサの一例を示す平面図
、第４図は対物レンズとディスクの距離に対する光セン
サの出力を示す線図、第５図は本発明の第二の実施例に
おける光ディスク保護装置のブロック図である。 ｌ・・・・・・ディスク、２・・・・・・ディスクモー
タ、３・、。 ・・・ピックアップ、４・・・・・・対物レンズ、５・
・・・・・リニアモータ、６・・・・・・回転支点、７
・・・・・・ガイドレール、８・・・・・・差動アンプ
、９・・・・・・位相補償回路、１０・・・・・・スイ
ッチ、１１・・・・・・駆動アンプ、１２・・・・・・
ディスク反り検出回路、１３・・・・・・駆動アンプ、
１４・・・・・・フォーカス異常検出回路、１５・・・
・・・モータ、１６・・・・・・論理和。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）円盤状記録媒体である光ディスクに光ビームを照
   射し映像信号などの情報信号を記録または再生する光ピ
   ックアップと、前記光ピックアップから出射される前記
   光ビームの光軸が前記光ディスクの信号記録面と略垂直
   になるように前記光ディスクの反りに対して前記光ピッ
   クアップを傾ける手段と、前記光ピックアップ内の対物
   レンズより照射される光ビームスポットが前記光ディス
   クの信号記録面に合焦点するように前記対物レンズを駆
   動制御するフォーカス制御手段と、前記フォーカス制御
   手段の異常動作を検出する異常検出手段と、前記フォー
   カス制御異常検出手段により前記フォーカス制御手段の
   異常動作を検出した時前記フォーカス手段の動作を停止
   すると共に前記光ピックアップの傾きを前記光ディスク
   から離れる方向に傾ける手段を備えたことを特徴とする
   光ディスク保護装置。（２）光ピックアップ内の対物レ
   ンズより照射される光ビームスポットが光ディスクの信
   号記録面に合焦点するように前記対物レンズを駆動制御
   するフォーカス制御手段が動作を開始する前に光ピック
   アップを傾ける手段を駆動し予め光ディスクから最も離
   れた位置に光ピックアップを傾けることにより光ディス
   クを保護することを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の光ディスク保護装置。