JPH03288098A - 低温地下タンク - Google Patents
低温地下タンクInfo
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- JPH03288098A JPH03288098A JP8887790A JP8887790A JPH03288098A JP H03288098 A JPH03288098 A JP H03288098A JP 8887790 A JP8887790 A JP 8887790A JP 8887790 A JP8887790 A JP 8887790A JP H03288098 A JPH03288098 A JP H03288098A
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- Japan
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- tank
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- plate
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はLNG、LPG等の低温液体を貯留する低温
地下タンクに関する。
地下タンクに関する。
従来の地下タンクの屋根構造は、LNG、 LPG等の
低温液化ガスの場合は、0.1〜0.3kg/)aiの
ガス圧が内部から作用するため、鋼製ドーム型の屋根が
一般的であり、外部からの飛来物への安全性を高めるた
めに鋼製ドーム屋根の外側にコンクリートを打設するこ
ともある。
低温液化ガスの場合は、0.1〜0.3kg/)aiの
ガス圧が内部から作用するため、鋼製ドーム型の屋根が
一般的であり、外部からの飛来物への安全性を高めるた
めに鋼製ドーム屋根の外側にコンクリートを打設するこ
ともある。
工場の立地条件として緑地面積を規定されることが多い
が、ドーム屋根部分は緑地化できないし、屋根の高さが
15〜16mとなり目立ちやすい。また、ドーム屋根は
屋根の水子反力が側壁コンクリートの頂部に外向きに作
用し、側壁頂部の鉄筋コンクリートが全断面引張となる
ため、クランクの発生など側壁頂部が構造的な弱点とな
り易い。ガス圧零時の側壁頂部の水平力を考えると、コ
ンクリート製屋根の厚さは0.5m程度が最大となり、
飛来物に対する十分な安全性を確保することはむずかし
かった。
が、ドーム屋根部分は緑地化できないし、屋根の高さが
15〜16mとなり目立ちやすい。また、ドーム屋根は
屋根の水子反力が側壁コンクリートの頂部に外向きに作
用し、側壁頂部の鉄筋コンクリートが全断面引張となる
ため、クランクの発生など側壁頂部が構造的な弱点とな
り易い。ガス圧零時の側壁頂部の水平力を考えると、コ
ンクリート製屋根の厚さは0.5m程度が最大となり、
飛来物に対する十分な安全性を確保することはむずかし
かった。
この様な事情から、近年、第1図のように屋根を、例え
ばプレキャストコンクリート桁1等のコンクリート造と
なしタンク中央部に支柱2を立て屋根を支持する構造の
地下タンクが提案されている。
ばプレキャストコンクリート桁1等のコンクリート造と
なしタンク中央部に支柱2を立て屋根を支持する構造の
地下タンクが提案されている。
しかし、この様な構造では、中央の支柱2はLNG等の
低温液化ガス3に直接接しているため、断熱材を有する
底版4に比べ低温となる。
低温液化ガス3に直接接しているため、断熱材を有する
底版4に比べ低温となる。
このため、支柱2と底版4とを剛結した場合は、その温
度差により、支柱2は円周方向の引張と縦方向の曲げモ
ーメントが発生する。また、支柱2と底版4との接合部
の断熱材の施工が困難で、外部からの熱の流入が大きく
、ボイル・オフ・ガスが多く発生する欠点があった。
度差により、支柱2は円周方向の引張と縦方向の曲げモ
ーメントが発生する。また、支柱2と底版4との接合部
の断熱材の施工が困難で、外部からの熱の流入が大きく
、ボイル・オフ・ガスが多く発生する欠点があった。
この発明は上記問題点に着目しなされたものである。そ
の目的は、タンク内に立った支柱と底版間に歪応力が発
生せず、かつ支柱下端の底版との接合部の断熱材の施工
が容易で、断熱性能の低下を回避できる低温地下タンク
を提案するにある。
の目的は、タンク内に立った支柱と底版間に歪応力が発
生せず、かつ支柱下端の底版との接合部の断熱材の施工
が容易で、断熱性能の低下を回避できる低温地下タンク
を提案するにある。
この低温地下タンクは、低温液体を貯留する低温地下タ
ンクの屋根をコンクリート造となし、タンク底版と屋根
との間に支柱を配し屋根を支持してなり、前記支柱の下
端は底版に対し水平変位、回転は拘束せず、鉛直変化の
み拘束してなることを特徴とする。
ンクの屋根をコンクリート造となし、タンク底版と屋根
との間に支柱を配し屋根を支持してなり、前記支柱の下
端は底版に対し水平変位、回転は拘束せず、鉛直変化の
み拘束してなることを特徴とする。
第1図はこの発明になるLNG用の低温地下タンクであ
り、底版4の中央部から立上った支柱2.2と側壁5の
上に、両端部を載置したプレキャストコンクリート桁1
で屋根を構成している。なお、タンク内面には硬質ウレ
タンフオームの断熱材6およびメンブレン層7が設けて
あり、屋根上面には覆土8が施され、側壁5の外側には
不透水層9に達する止水壁10が構築されている。
り、底版4の中央部から立上った支柱2.2と側壁5の
上に、両端部を載置したプレキャストコンクリート桁1
で屋根を構成している。なお、タンク内面には硬質ウレ
タンフオームの断熱材6およびメンブレン層7が設けて
あり、屋根上面には覆土8が施され、側壁5の外側には
不透水層9に達する止水壁10が構築されている。
このタンクの底版4には第2図のごとく、支柱2の下端
部位置の断熱材6上にU形のプレート11を配し凹陥部
12が形成しである。このプレート11は、底版4との
間に介装した支持ブロック13および支持ブロックを貫
通し底版4内に埋込んだアンカー14により、底版4に
固定されている。プレート11、すなわち凹陥部12の
底面は支柱2の断面より広く、平面をなしているので、
凹陥部12内の底面に当接し配した支柱の下端は底面を
滑動し、底版4に対し、水平方向に変位したり、回転す
ることができ、鉛直方向の変位のみが拘束された状態に
保たれる。
部位置の断熱材6上にU形のプレート11を配し凹陥部
12が形成しである。このプレート11は、底版4との
間に介装した支持ブロック13および支持ブロックを貫
通し底版4内に埋込んだアンカー14により、底版4に
固定されている。プレート11、すなわち凹陥部12の
底面は支柱2の断面より広く、平面をなしているので、
凹陥部12内の底面に当接し配した支柱の下端は底面を
滑動し、底版4に対し、水平方向に変位したり、回転す
ることができ、鉛直方向の変位のみが拘束された状態に
保たれる。
この低温地下タンクはコンクリート造の屋根を支持する
支柱の下端が底版に対し、水平変位、回転を拘束せず、
鉛直変位のみが拘束されているので、支柱と底版との間
の温度差に起因する歪応力は支柱の変位あるいは回転で
吸収、緩和することができる。また、コンクリート屋根
を支持する鉛直力が損なわれることはない。また、支柱
下端は底版に形成した凹陥部に遊嵌する等で保持し、底
版に直接接合しないので、支柱下端部の断熱材の施工が
容易になり、かつ、断熱性能の低下を回避できる。
支柱の下端が底版に対し、水平変位、回転を拘束せず、
鉛直変位のみが拘束されているので、支柱と底版との間
の温度差に起因する歪応力は支柱の変位あるいは回転で
吸収、緩和することができる。また、コンクリート屋根
を支持する鉛直力が損なわれることはない。また、支柱
下端は底版に形成した凹陥部に遊嵌する等で保持し、底
版に直接接合しないので、支柱下端部の断熱材の施工が
容易になり、かつ、断熱性能の低下を回避できる。
また、実施例のごとく、U形のプレートを支持ブロック
およびアンカーを用い底版に固定し、凹陥部を形成する
と、凹陥部に作用する鉛直力は支持ブロックで支承でき
、プレートと底版の間に断熱材を配し断熱性を付与でき
るので好適である。
およびアンカーを用い底版に固定し、凹陥部を形成する
と、凹陥部に作用する鉛直力は支持ブロックで支承でき
、プレートと底版の間に断熱材を配し断熱性を付与でき
るので好適である。
この発明は以上の通りでありこの低温地下タンクは、コ
ンクリート造の屋根がタンク底版との間に配した支柱に
より支持されているので、LNG等を貯留するに充分な
強度を付与できる。
ンクリート造の屋根がタンク底版との間に配した支柱に
より支持されているので、LNG等を貯留するに充分な
強度を付与できる。
支柱は底版に対し、水平変位、回転が拘束されていない
ので、低温液体との接触による温度差に起因する歪応力
が吸収、緩和でき、これら応力に対する補強が不要とな
る。また支柱下端部の断熱材施工が容易となり、断熱性
能の低下が回避でき、ボイル・オフ・ガスの低減を図る
ことができる。
ので、低温液体との接触による温度差に起因する歪応力
が吸収、緩和でき、これら応力に対する補強が不要とな
る。また支柱下端部の断熱材施工が容易となり、断熱性
能の低下が回避でき、ボイル・オフ・ガスの低減を図る
ことができる。
第1.2図はこの発明になる低温地下タンクの縦断面図
および支柱下端部の拡大縦断面図である。 1・・・プレキャストコンクリート桁、2・・・支柱、
3・・・低温液化ガス、4・・・底版、5・・・側壁、
6・・・断熱材、7・・・メンブレン層、8・・・覆土
、9・・・不透水層、 1 0・・・止水壁、 ■・・・U形のプレート、 2・・・凹陥部、 3・・・支持ブロック、 4・・・ア ンカー 681−
および支柱下端部の拡大縦断面図である。 1・・・プレキャストコンクリート桁、2・・・支柱、
3・・・低温液化ガス、4・・・底版、5・・・側壁、
6・・・断熱材、7・・・メンブレン層、8・・・覆土
、9・・・不透水層、 1 0・・・止水壁、 ■・・・U形のプレート、 2・・・凹陥部、 3・・・支持ブロック、 4・・・ア ンカー 681−
Claims (1)
- (1)低温液体を貯留する低温地下タンクの屋根をコン
クリート造となし、タンク底版と屋根との間に支柱を配
し屋根を支持してなり、前記支柱の下端は底版に対し水
平変位、回転は拘束せず、鉛直変位のみ拘束してなるこ
とを特徴とする低温地下タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8887790A JPH03288098A (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 低温地下タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8887790A JPH03288098A (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 低温地下タンク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03288098A true JPH03288098A (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=13955233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8887790A Pending JPH03288098A (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 低温地下タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03288098A (ja) |
-
1990
- 1990-04-03 JP JP8887790A patent/JPH03288098A/ja active Pending
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