JPH03287704A - 含油焼結体の製造方法 - Google Patents
含油焼結体の製造方法Info
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- JPH03287704A JPH03287704A JP8863890A JP8863890A JPH03287704A JP H03287704 A JPH03287704 A JP H03287704A JP 8863890 A JP8863890 A JP 8863890A JP 8863890 A JP8863890 A JP 8863890A JP H03287704 A JPH03287704 A JP H03287704A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
含油焼結体の製造方法に関し、
複雑形状の部材を安価に製造することを目的とし、
金属粉末と有機バインダと必要に応じて滑材および可塑
剤を加えた混練体を射出成形し、生じた成形体に脱バイ
ンダ処理を行った後、該金属の融点より５０℃〜１５０
℃低い温度にまで昇温してオープンポアの多い焼結体を
作り、該ポアに注油することを特徴として含油焼結体の
製造方法を構成する。
剤を加えた混練体を射出成形し、生じた成形体に脱バイ
ンダ処理を行った後、該金属の融点より５０℃〜１５０
℃低い温度にまで昇温してオープンポアの多い焼結体を
作り、該ポアに注油することを特徴として含油焼結体の
製造方法を構成する。
〔産業上の利用分野］
本発明は量産性が高く、複雑形状に対応可能な含油焼結
体の製造方法に関する。
体の製造方法に関する。
回転軸を支えるブツシュや軸受などの部材としては摩擦
係数が小さく、摩耗量が少なく、潤滑油などに対する耐
蝕性の優れた材料が必要であり、従来より耐摩耗性の優
れた材料からなる多孔質部材のポア（Ｐｏｒｅ）に含油
したものが使用されている。
係数が小さく、摩耗量が少なく、潤滑油などに対する耐
蝕性の優れた材料が必要であり、従来より耐摩耗性の優
れた材料からなる多孔質部材のポア（Ｐｏｒｅ）に含油
したものが使用されている。
従来の含油焼結体を構成する焼結体は金属粉末をプレス
成形し、これを焼結する方法により作られている。
成形し、これを焼結する方法により作られている。
然し、プレス成形に当たっては自由度が加圧する上下方
向しかないために、複雑な形状の成形はできず、そのた
めに焼結後に切削加工を行う必要があり、量産性やコス
トの面で問題であった。
向しかないために、複雑な形状の成形はできず、そのた
めに焼結後に切削加工を行う必要があり、量産性やコス
トの面で問題であった。
また、耐摩耗性の優れた硬い材料は成形が困難であり、
また成形ができたとしても加工が困難であると云う問題
があった。
また成形ができたとしても加工が困難であると云う問題
があった。
本発明は多孔質焼結部材がもつ上記の問題を解決すると
共に、耐摩耗性の優れた金属を用い、複雑な形状の部材
を安価に提供する方法を実用化することが課題である。
共に、耐摩耗性の優れた金属を用い、複雑な形状の部材
を安価に提供する方法を実用化することが課題である。
〔課題を解決するための手段］
上記の課題は金属粉末と有機バインダと必要に応じて滑
材および可塑剤を加えた混練体を射出成形し、生じた成
形体に脱バインダ処理を行った後、この金属の融点より
５０℃〜１５０℃低い温度にまで昇温しでオープンポア
の多い焼結体を作り、このポアに注油することを特徴と
して含油焼結体の製造方法を構成することにより解決す
ることができる。
材および可塑剤を加えた混練体を射出成形し、生じた成
形体に脱バインダ処理を行った後、この金属の融点より
５０℃〜１５０℃低い温度にまで昇温しでオープンポア
の多い焼結体を作り、このポアに注油することを特徴と
して含油焼結体の製造方法を構成することにより解決す
ることができる。
本発明は金属粉末をプレス成形して成形体を作る代わり
に射出成形法をとることにより、耐摩耗性の優れた硬い
金属粉の使用を可能とすると共に複雑な形状の成形体を
得るものである。
に射出成形法をとることにより、耐摩耗性の優れた硬い
金属粉の使用を可能とすると共に複雑な形状の成形体を
得るものである。
二＼で、射出成形には作業性を向上するために有機バイ
ンダ以外に必要に応じて滑材、可塑剤などの添加が効果
的であることから、成形後に脱バインダ処理が必要であ
る。
ンダ以外に必要に応じて滑材、可塑剤などの添加が効果
的であることから、成形後に脱バインダ処理が必要であ
る。
次に、本発明は、脱バインダを行った後、金属粉末の融
点より５０〜１５０°Ｃ低い温度にまで昇温することに
よりオープンポアを残した状態で焼結を行い、このポア
に潤滑油を含浸することにより多孔質含油焼結部材を得
るものである。
点より５０〜１５０°Ｃ低い温度にまで昇温することに
よりオープンポアを残した状態で焼結を行い、このポア
に潤滑油を含浸することにより多孔質含油焼結部材を得
るものである。
ニーで、焼結温度を融点よりも５０〜１５０°Ｃ低い温
度と規定する理由は、これ以上の温度では孔は存在する
もの＼、緻密化が進み過ぎて密度が高くなり、含油する
に充分な多孔質焼結体にならないからである。
度と規定する理由は、これ以上の温度では孔は存在する
もの＼、緻密化が進み過ぎて密度が高くなり、含油する
に充分な多孔質焼結体にならないからである。
また、これ以下の低い温度では焼結が不充分で機械的強
度が低下してしまうからである。
度が低下してしまうからである。
〔実施例］
平均粒径が２０μｍの高速度鋼（略称ハイス、 ５ｘｎ
５２相当品）の合金粉末に有機バインダとしてポリエチ
レンを、また滑材としてステアリン酸亜鉛を用い、ニー
ダにより１２０°Ｃで１時間混練して均一に混合した。
５２相当品）の合金粉末に有機バインダとしてポリエチ
レンを、また滑材としてステアリン酸亜鉛を用い、ニー
ダにより１２０°Ｃで１時間混練して均一に混合した。
この混合体を射出成形装置に供給し、射出速度２０ｃｃ
／秒、射出圧２５０ Ｋｇ／ｃｎ２．温度１２０°Ｃの
条件で第１図に示す形状のブツシュを射出成形した。
／秒、射出圧２５０ Ｋｇ／ｃｎ２．温度１２０°Ｃの
条件で第１図に示す形状のブツシュを射出成形した。
この成形体を２．５℃／時の昇温速度で４００℃まで加
熱し、この温度で３０分保持してバインダを除去した後
、引き続き２５０°Ｃ／時の昇温速度で１１００°Ｃま
で加熱し焼結した。
熱し、この温度で３０分保持してバインダを除去した後
、引き続き２５０°Ｃ／時の昇温速度で１１００°Ｃま
で加熱し焼結した。
このようにして得た焼結体の密度は約８４〜８７％であ
り、含油するのに充分な大きさのオープンポアを有して
いた。
り、含油するのに充分な大きさのオープンポアを有して
いた。
また、機械的強度も１２５０’Ｃで焼結した場合に得ら
れる密度である９６％の３７４の値であり、実用上問題
のない値である。
れる密度である９６％の３７４の値であり、実用上問題
のない値である。
そして、この焼結体に含油して多孔質含油焼結体を得た
。
。
次に、このブツシュを用いて寿命試験を行ったところ、
従来の約１．５倍の値を得ることができた。
従来の約１．５倍の値を得ることができた。
〔発明の効果］
本発明によれば、射出成形により成形できるために量産
が可能であり、また硬さが太き（、耐摩耗性の優れた材
料でも成形でき、また形状が複雑な部品にでも適用でき
るので、幅広い分野に使用することができる。
が可能であり、また硬さが太き（、耐摩耗性の優れた材
料でも成形でき、また形状が複雑な部品にでも適用でき
るので、幅広い分野に使用することができる。
第１図は本発明を適用したブツシュの断面図（Ａ）と平
面図（Ｂ）である。
面図（Ｂ）である。
Claims (1)
- 金属粉末と有機バインダと必要に応じて滑材および可塑
剤を加えた混練体を射出成形し、生じた成形体に脱バイ
ンダ処理を行った後、該金属の融点より５０℃〜１５０
℃低い温度にまで昇温してオープンポアの多い焼結体を
作り、該ポアに注油することを特徴とする含油焼結体の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8863890A JPH03287704A (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 含油焼結体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8863890A JPH03287704A (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 含油焼結体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03287704A true JPH03287704A (ja) | 1991-12-18 |
Family
ID=13948363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8863890A Pending JPH03287704A (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 含油焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03287704A (ja) |
-
1990
- 1990-04-03 JP JP8863890A patent/JPH03287704A/ja active Pending
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