JPH03285775A - フラツシユバツト溶接機の溶接異常判定方法 - Google Patents

フラツシユバツト溶接機の溶接異常判定方法

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JPH03285775A
JPH03285775A JP8690990A JP8690990A JPH03285775A JP H03285775 A JPH03285775 A JP H03285775A JP 8690990 A JP8690990 A JP 8690990A JP 8690990 A JP8690990 A JP 8690990A JP H03285775 A JPH03285775 A JP H03285775A
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JP
Japan
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welding
time
welded
welding current
objects
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JP8690990A
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English (en)
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Masaki Otsuka
正樹 大塚
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえは熱延鋼板または酸洗済み鋼板などの
被溶接物をフラッシュバット溶接機で溶接する際におけ
る溶接異常の判定方法に関する。
従来の技術 フラッシュバット溶接機を用いて鋼板を、酸洗冷間圧延
 連続焼鈍等を連続的に行うラインの入側て溶接する場
合、前記溶接強度の確保は板が破断した場合の生産の減
少およびロール損傷等から重要な管理項目といえる。板
厚は、たとえば0゜5mmであることもある。
先行技術では、フラッシュバット溶接を行う溶接電流は
、火花放電後のアップセットと呼はれる圧接時、または
その圧接時の直前において1回だけ測定され、その測定
値を、予め定める値と比較して、溶接が正常に行われて
いるかどうかを判断している。溶接電流の時間的分布は
、火花であるフラッシュの発生状況および鋼板の入熱の
具合を示す有力な指標であるにもかかわらず、従来ては
、このような溶接電流を1回だけしか取り込んていない
ので、実際の溶接異常を判定する精度か悪いという問題
がある。さらにこの溶接電流は、被溶接物の接触断面積
および材質に左右されるので、」−述のように1回だけ
しか溶接電流を測定していない先行技術では、上述のよ
うに判定精度が一層劣ることになり、したがって必要な
異常検出か行えていないという問題を生した。
発明が解決すべき課題 本発明の目的は、フラッシュバラ1〜溶接機の溶接異常
を確実に検出して判定することがてきるようにしたフラ
ッシュバット溶接機の溶接異常判定方法を提供すること
である。
課題を解決するための手段 本発明は、一対の被溶接物間に電圧を印加した状態で、
一対の被溶接物を相互に近接移動して溶接を行うフラッ
シュバラ1〜溶接機の溶接異常判定方法において、 被溶接物間に溶接電流が流れ始めてから圧接直前までの
時間を、複数の時間区間に分け、各時間区間毎における
溶接電流の平均値を求め、各平均値を各時間区間毎に予
め定めた値とそれぞれ比較することを特徴とするフラッ
シュハツト溶接機の溶接異常判定方法である。
また本発明は、被溶接物間に電圧を印加した後から溶接
電流か流れ始めるまての時間を、予め定める値と比較す
ることを特徴とする。
作  用 本発明に従えば、一対の被溶接物間に電圧を印加した状
態で一対の被溶接物を相互に近接移動して溶接を行い、
被溶接物間に溶接電流が流れ始めてから圧接する直前ま
ての時間を、複数の時間区間に分け、各時間区間毎にお
ける溶接電流の平均値を求め、各時間区間毎の溶接電流
の平均値を、各時間区間毎に予め定めた値とそれぞれ比
較し、溶接異常の判定を行うことができる。
また本発明に従えば、被溶接物間に電圧を印加した後か
ら、実際に溶接電流が流れ始めるまての時間を測定して
予め定める値と比較し、こうして前記時間が長過ぎると
き、または短か過きるときには、溶接異常と判定する。
こうして、フラッシュハツl〜溶接を確実に行うことが
できるようになる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の系統図である。
このフラッシュハツト溶接機12において一対の熱延鋼
板または酸洗済み鋼板なとの被溶接物である鋼板]、2
は、保持手段3,4によってそれぞれ保持される。保持
手段3は、固定位置に設けられた基台5に固定される。
保持手段4は、被溶接物1にもう1つの被溶接物2を近
接離反変位可能にするために、移動体6に取り付けられ
る。この移動体6は駆動手段7によって移動される。保
持手段3,4、したがって被溶接物1,2には、交流電
源8から、たとえば60〜180Hzの電力が供給され
る。この溶接電流は、変流器などの溶接電流検出手段9
によって検出される。処理回路】0は、この溶接電流9
の検出出力に応答して、フラッシュバット溶接異常の判
定を行いその溶接の異常時にはランプまたはブザーなど
の警報手段11を動作させる。
第2図は、フラッシュバラI・溶接機]2の動作を説明
するための図である。時刻t1において、駆動手段7に
よって移動体6、したがって被溶接物2を、もう1つの
被溶接物]に近接移動する。
この移動距離は、時間経過に伴って第2図(1)で示さ
れるとおりに変化する。被溶接物1,2間には電源8か
ら、第2図(2)で示されるように時刻t1から時刻t
2までの期間において、電圧V1を印加し、時刻t2〜
時刻七3の期間において前記電圧71未満の電圧V2を
印加し、時刻上3〜時刻t4の圧接時間では、電圧■3
を印加する。これによって検出手段9によって検出され
る溶接電流は、第2図(3)て示されるように変化する
時刻t]〜t4の時間を、この第2図(3)て示される
ように5つの時間区間WA〜WEで示されるように分け
て述べる。処理回路10ては、検出手段9によって溶接
電流をたとえばμsecの時間間隔でサンプリングして
検出する。時刻t1〜t4の時間は、たとえば5〜15
秒程度に定められる。まず第1時間区間WAは、時刻t
1から電圧の印加を開始し、かつ移動体6を移動し始め
た時から、フラッシュ火花放電が開始した時刻t5を経
て、時刻1,6まての期間てあり、この時間区間WAは
、約2秒程度である。この第1時間区間W Aは、電圧
印加開始後、フラッシュ開始まての火熱か無い時期を確
認しやすくするために設ける。フラッシュハツト溶接を
行う際には、フリージンク防止と入熱不足防止のために
電圧印加開始時は被溶接物1,2の突き合わせ間隔をあ
る程度あけて開始する。このため電圧印加開始時刻t1
とフラッシュ開始時刻t5かすれることになる。
第1時間区間WAは、電圧印加時刻上1から、溶接電流
か予め定める値■1だけ流れた時刻上6までの時間であ
り、この時間区間WAが予め定める値WA 1 、 W
A 2以内の範囲にあるとき、すなわち第1式が成立す
るとき、正常であるものと判断し、第1式が成立しない
とき、フラッシュハツト溶接の異常が判定したものと判
断する。
W A 1≦WA≦WA2      ・・・(1)た
とえば第3図(1)て示されるように時刻t1において
被溶接物1,2が大きな間隔p1だけあけて配置されて
いるとき、時刻t1以降におり)で第3図(2)のよう
にその間隔が小さくなり、さらにその後、第3図(3)
で示されるようにフラッシュ14か発生し、その溶接電
流が予め定める値■1に、時刻上6において達する。こ
のような第3図に示されるように被溶接物1,2の間隔
p]か大き過ぎるときには、溶接が開始されるまての時
刻t]〜t5の期間WFが長ずきることになり、被溶接
TPIJ1.2の入熱量が不足する。間隔11か大き過
きるのて、第1時間区間WAかWA2を超え、前述の第
1式は成立せず、このようなとき、溶接異常と判定する
これとは逆に第4図(1)に示されるように時刻t1に
おいて被溶接!I!+1..2の間隔r2か小さ過ぎる
ときには、溶接電流が予め定める値11に到達する第1
時間区間WAか短かすぎ、フラッシュが開始しないうち
に被溶接物]、2か第4図(2〉のように当接してしま
い、被溶接物1,2の入熱か不十分てあり、いわゆるフ
リージンクか発生ずる。このようなときには、第1時間
区間W Aは、予め定める値WA、1未満となり、前述
の第1式か成立せず、溶接異常と判定される。
時刻t6から電圧が変化される時刻t2まての第2時間
区間W Bては、その溶接電流の時間平均値1Bが演算
して求められる。この平均値IBは、予め定める値IB
I、IB2の範囲にあるかとうか、すなわち第2式か成
立するかどうかを判断し、第2式が成立するとき溶接は
正常に行われたものとし、第2式が成立しないとき、溶
接異常が発生したものと判断する。
IBI≦IB≦IB2      ・・・(2)時刻t
2において被溶接物1.2に印加される電圧をVlから
V2に低下することによって、被溶接物1,2間に発生
している火花を抑制し、微細な火花を発生させて被溶接
物1.2に熱を発生させる。
この時刻t2から約1秒間程度の時刻t7まての第3時
間区間WCは、前述の第1および第2時間区間WA、W
Bで入熱不足のまま電圧を■1からv2に切換えると、
フリージンクまたはフリージンク寸前の状態が生して溶
接電流が過大となるおそれか生しる期間である。この第
3時間区間WCの電流を監視することによって、フリー
ジンクの監視を溶接毎に行うことか可能である。すなわ
ちこの第3時間区間WCにおける溶接電流の時間平均値
丁Cか予め定める値IC1以上となったとき、すなわち
第3式が成立しないとき、フリージンクが生じて溶接異
常が発生したものと判断する。
IC≦ICI          ・・・(3)時刻1
,7〜圧接時刻七3までの第4時間区間WDにおいては
、第4時間区間WDでは、第3時間区間WCにおける溶
接電流の不安定な領域を除いて、溶接電流の時間平均値
IDを求める期間である。その値IDが予め定める値I
DI、ID2の範囲にあるかどうか、ずなわち第4式が
成立するかどうかを判定する。第4式か成立するとき溶
接は正常に行われるものと判定し、また第4式か成立し
ないとき溶接異常か発生したものと判定する。
IDI≦ID≦ID2       ・ (4)0 時刻1−3〜t4の圧接を行う第5時間区間WEでは、
被溶接物1,2が突き合わされて圧接される。
第5図は処理回路1.0の動作を説明するためのフロー
チャートである。ステップn1においてフラッシュバラ
1〜溶接機を制御するための溶接制御回路15からは、
溶接条件たとえば被溶接物1゜2の鋼種および板厚など
を表す信号を発生し、この信号は処理回路10において
受信し、これに基づきステップn2では、溶接電流の事
前予測計算を行い、次のステップn3において予め定め
る値WA]、、WA2.IBM、、IB2 1C1,、
ID1、ID2などを、溶接条件毎にストアしであるメ
モリ16を探索して読出ず。
ステップn4では、時刻t1以降において溶接電流をサ
ンプリングして検出し、第1時間区間WAの時間、第2
〜第4時間区間WB〜WDにおける各時間平均値IB、
IC,IDを検出する。ステップn5ては、前述の第1
式〜第4式か成立するかどうかを判定し、これらの各式
が成立しないとき、フラッシュハツト溶接の異常か生し
たものと判定する。ステップn6ては、溶接異常が生し
たとき警報信号を発信し、ステップn7において警報手
段1]を動作さぜる。こうしてフラッシュバット溶接の
異常を確実に判定することが可能になる。
本発明は、鋼板のフラッシュハラ1〜溶接たけてなく、
その他の被溶接物のフラッシュハラ)−溶接のためにも
また実施することがてきる。
本発明の他の実施例として、溶接電流を検出する手段つ
として、変流器の出力をダイオードによって整流し、コ
ンデンサによって平滑し、こうして溶接電流に比例した
直流電圧を得るようにしてもよく、その他の構成を有し
ていてもよい。
発明の効果 以上のように本発明によれば、溶接電流が流れ始めてか
ら圧接する直前まての時間を複数の時間区間に分け、各
時間区間毎に溶接電流の平均値を求め、各平均値を、各
時間区間毎に予め定めた値とそれぞれ比較して溶接異常
を確実に判定することが可能になる。さらにまた被溶接
物間に電圧を印加した後から溶接電流か流れ始めるまで
の時間を、予め定める値と比較し、これによって、溶接
異常をさらに確実に判定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体の系統図、第2図はフ
ラッシュ八ツl−溶接の動作を説明するための図、第3
図は被溶接物1.2の間隔1!1−が大き過ぎて溶接異
常を生じる場合を示す図、第4図は被溶接物1,2の間
隔12が小さ過ぎてフリージングと呼ばれる溶接異常を
生じる状態を示す図、第5図は処理回路10の動作を説
明するためのフローチャートである。 1.2 被溶接物、3,4・・保持手段、5・・基台、
6・・・移動体、7・駆動手段、8・交流電源、9・・
溶接電流検出手段、]0・処理回路、11・・・警報手
段、12 フラッシュバラ1〜溶接機、15制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の被溶接物間に電圧を印加した状態で、一対
    の被溶接物を相互に近接移動して溶接を行うフラッシュ
    バット溶接機の溶接異常判定方法において、 被溶接物間に溶接電流が流れ始めてから圧接直前までの
    時間を、複数の時間区間に分け、各時間区間毎における
    溶接電流の平均値を求め、各平均値を各時間区間毎に予
    め定めた値とそれぞれ比較することを特徴とするフラッ
    シュバット溶接機の溶接異常判定方法。
  2. (2)被溶接物間に電圧を印加した後から溶接電流が流
    れ始めるまでの時間を、予め定める値と比較することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフラッシュバッ
    ト溶接機の溶接異常判定方法。
JP8690990A 1990-03-31 1990-03-31 フラツシユバツト溶接機の溶接異常判定方法 Pending JPH03285775A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020051971A (ko) * 2000-12-21 2002-07-02 신현준 플래쉬 버트 용접품질 제어방법 및 그 장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61216872A (ja) * 1985-03-20 1986-09-26 Dengensha Mfg Co Ltd 溶接電流測定装置
JPH0284278A (ja) * 1988-09-21 1990-03-26 Kawasaki Steel Corp 金属ストリップの溶接異常診断方法

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