JPH0328530Y2 - - Google Patents

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JPH0328530Y2
JPH0328530Y2 JP1985158447U JP15844785U JPH0328530Y2 JP H0328530 Y2 JPH0328530 Y2 JP H0328530Y2 JP 1985158447 U JP1985158447 U JP 1985158447U JP 15844785 U JP15844785 U JP 15844785U JP H0328530 Y2 JPH0328530 Y2 JP H0328530Y2
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JP
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tube
laser
inner tube
outer tube
gas
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JP1985158447U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は軸流型ガスレーザー発振器に関し、特
に、内管と外管とで構成されていて内管の内部を
ガス流路とし且つ内管と外管との間に冷却水を流
通させる一連の冷却室を形成したレーザー管を有
する軸流型ガスレーザー発振器に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来におけるこの種のガスレーザー発振器は第
4図に示すように、レーザー管1を構成している
内管1bの端部が外管1aの端部たるフランジ1
cの位置から手前側へ所要長さ隔たつたところで
終わつたいて内管1bの存在しない部分には冷却
室2が形成されていないことから、放電時に冷却
室2の形成されていないレーザー管部分1a′にお
いては、高温のガス流や電極の発熱などによつて
高温となり、しかも周方向位置によつて温度差が
生じるため、この部分が大きく熱変化ししかもこ
の熱変形により当該レーザー管部分1a′の中心軸
線がレーザー管1の本来の中心軸線lに対し屈曲
したり偏心するに至る。その結果、レーザー管が
損傷したり、フランジ1cに取付けられたミラー
の角度が変化し、出力に乱れを生じるという問題
があつた。
また従来の軸流型ガスレーザー発振器において
は、レーザー管内部に設けられた各放電用電極の
電極端子がその電極からレーザー管の外向き半径
方向に1本だけ導出されている構造であつたた
め、放電時にはレーザー管における電極端子の延
出されている部分が局部的に熱膨脹することとな
つて、その部分からレーザー管の中心軸線が屈曲
して直線性に狂いを生じるという前記同様の問題
があつた。
(問題点を解決するための技術的手段) 本考案は上記のような問題点を解決せんとした
もので、そのための技術的手段は、内管11bの
端部が外管11aの端部位置まで延設されること
によつて冷却室12がレーザー管11の全長に亘
つて形成され、内管11bに設けられた放電用電
極15,16からはレーザー管11の断面に関し
て対称位置に配設された複数の電極端子17,1
9が外管11aの外部に導出されていると共に、
各電極端子17,19は内管11bから外管11
aに亘つてレーザー管11の半径方向に一体延設
された水封端子管18,20に挿通支持されてい
ることを特徴とする。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。
第1図は高速軸流型のレーザー発振器を縦断面
図で示したものであり、第2図は同発振器を第1
図の位置から90゜回転させた状態で示す縦断面図
である。これらの図において11はレーザー管
で、外管11aと、この外管11a内部に同心的
且つ一体的に形成されて内部をガス流路14とす
る内管11bとからなり、そして内管11bの左
右端部が外管11aの左右端部のフランジ13ま
で延びて、これら内管11bと外管11bとの間
には環状の冷却室12がレーザー管11の全長に
亘り形成されている。
上記内管11bの両端部寄りの位置及び中央位
置にはそれぞれ放電用の円筒状及びリング状電極
15,16が配設されている。各端部側の円筒状
電極15からは、レーザー管11の直径方向線に
関して対称位置に配設された2本の電極端子1
7,17がレーザー管11の外部に導出されてい
ると共に、これらの電極端子17,17は、第2
図に示されるように内管11bから外管11a側
へレーザー管11の断面の半径方向に一体延設さ
れ更にこの外管11aを貫通してその外側で折曲
延設されたところの水封端子管18,18にそれ
ぞれ挿通支持されている。また、中央部側のリン
グ状電極16からも同様に、レーザー管11の直
径に関して対称位置に配設された2本の電極端子
19,19がレーザー管11の外部に導出され、
そしてこれらの電極端子19,19も、前記端子
管18,18と同様に内管11bからレーザー管
11の直径方向に外管11aを貫いて外方へ一体
延設された水封端子管20,20に挿通支持され
ている。
上記外管11aの両端部には冷却室12に対し
冷却水の給排を行うための冷却水給排口21,2
1が設けられている。また、レーザー管11の両
端部にはガス流路14にガスを供給するためのガ
ス供給口22が設けられ、中央部側にはガス排出
口23,23が直径方向両側位置に設けられてい
る。尚、図示は省略するが、レーザー管11の両
端にはミラーヘツドを介してミラーが取付けられ
るようになつている。
また、上記外管11a,内管11b、フランジ
13、水封端子管18,20、冷却水給排口2
1、ガス供給口及びガス排出口23は石英その他
熱膨脹率の小さいガラスで一体形成されている。
上述したような構成を有するガスレーザー発振
器の使用にあたつては、レーザー管11内部の中
央側に配置されたリング状電極16を高圧側に、
各端部側に配置された円筒状電極15を低圧側に
充電して、それぞれ両電極15,16間で放電を
行わせる。ガスは各ガス供給口22からガス流路
14に供給されてガス排出口23から排出され、
そして冷却水はいずれか一方の給排口21から冷
却室12に供給され、ここを流通した冷却水は他
方の給排口21より排出されるようになつてい
る。
(考案の効果) 本考案によれば、冷却室がレーザー管の全長に
亘つて形成されているので、従来のようにレーザ
ー管の端部が局部的に温度上昇してその熱膨脹に
より不都合な変形を生ずるということがなくな
り、レーザー管の全長に亘つてその直線性を維持
することができ、それにより出力の変動を生ずる
ことがなく、またレーザー管を損傷させることが
ない。
また本考案によれば、電極端子を挿通支持する
水封端子管の設けられているレーザー管部分が断
面対称形状となり、従つて放電時に内管及び端子
管が高温に加熱される際には上記各レーザー管部
分、特に内管部分がその断面上の対称位置で均等
に熱膨脹し、それによりレーザー管はその中心軸
線が屈曲することなくその直線性を維持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るガスレーザー発振器の一
実施例を示す縦断面図、第2図はレーザー管を第
1図の状態から90゜回転させた位置での縦断面図、
第3図は第1図に示すガスレーザー発振器の端面
図、第4図は従来例を示す要部半縦断面図であ
る。 11…レーザー管、11a…外管、11b…内
管、12…冷却室、14…ガス流路、15,16
…放電用電極、17,19…電極端子、18,2
0…水封端子管、21…冷却水給排口、22…ガ
ス供給口、23…ガス排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内管と外管とで構成されていて内管の内部をガ
    ス流路とし且つ内管と外管との間に冷却水を流通
    させる一連の冷却室を形成したレーザー管を有す
    る軸流型ガスレーザー発振器において、内管の端
    部が外管の端部位置まで延設されることによつて
    冷却室がレーザー管の全長に亘つて形成され、内
    管に設けられた放電用電極からはレーザー管の断
    面に関して対称位置に配設された複数の電極端子
    が外管の外部に導出されていると共に、各電極端
    子は内管から外管に亘つてレーザー管の半径方向
    に一体延設された水封端子管に挿通支持されてい
    ることを特徴とする軸流型ガスレーザー発振器。
JP1985158447U 1985-10-15 1985-10-15 Expired JPH0328530Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985158447U JPH0328530Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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JP1985158447U JPH0328530Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6265859U JPS6265859U (ja) 1987-04-23
JPH0328530Y2 true JPH0328530Y2 (ja) 1991-06-19

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ID=31081943

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JP1985158447U Expired JPH0328530Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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JP (1) JPH0328530Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4514746Y1 (ja) * 1967-04-12 1970-06-22
JPS61253874A (ja) * 1985-05-02 1986-11-11 Nec Corp ガスレ−ザ−管

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4514746Y1 (ja) * 1967-04-12 1970-06-22
JPS61253874A (ja) * 1985-05-02 1986-11-11 Nec Corp ガスレ−ザ−管

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JPS6265859U (ja) 1987-04-23

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