JPH03285138A - 内燃機関の失火検出装置 - Google Patents

内燃機関の失火検出装置

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JPH03285138A
JPH03285138A JP8527290A JP8527290A JPH03285138A JP H03285138 A JPH03285138 A JP H03285138A JP 8527290 A JP8527290 A JP 8527290A JP 8527290 A JP8527290 A JP 8527290A JP H03285138 A JPH03285138 A JP H03285138A
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misfire
pressure
intake
exhaust
passage
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JP8527290A
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English (en)
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Katsuhiko Toyoda
克彦 豊田
Yukihiro Omura
大村 幸広
Yuji Fujitsuka
藤塚 雄治
Masahiro Hosoi
細井 政廣
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は内燃機関の失火検出装置に係り、特に内燃機
関の失火を早期に検出して未燃焼ガスが大気中に大量に
放出されるのを未然に防止するとともに触媒体の耐久性
を向上し得る内燃機関の失火検出装置に関する。
[従来の技術] 車両の内燃機関においては、混合気を薄くして運転する
ことにより、排ガス有害成分の発生を低減したり、燃費
を向上させている。
ところが、混合気が薄すぎると、燃焼室内での燃焼が不
良となり、未燃焼ガスが排気系側に流動して失火が発生
するおそれがある。このように、失火が生ずると、触媒
体等の機能劣化や破損を招くので、触媒体の下流側にヒ
ユーズセンサを設置し、失火によって触媒体の温度が設
定値以上となってこのヒユーズセンサがその温度状態を
検出した際に、メータに表示したり、あるいは、パネル
上において警告用ランプを点灯させ、運転者に失火の発
生を知らせている。
また、このような失火検出装置と失火が生じた場合にお
ける内燃機関の制御装置としては、例えば、特開昭55
−137342号公報、特開昭61−229950号公
報、特開昭82−228128号公報、特開昭83−2
95840号公報に開示されている。特開昭55−13
7342号公報に記載のものは、排気圧力センサからの
排気圧力状態と機関回転数状態に対応する量の検出出力
とから決定されたスライスレベルによって空燃比を制御
することにより、失火を伴うことなく混合気の限界的希
薄化を可能とするものである。また、特開昭61−22
9950号公報に記載のものは、サイクル毎に気筒の失
火状態を検出する失火検出手段と、失火検出後に次のサ
イクルの燃料増量をカットする燃料増量カット手段とを
設けることにより、失火気筒の次のサイクルでは失火に
よる未燃焼ガスの一部が残留するだけで燃料増量分を上
積みさせず、次のサイクルでの空燃比がオーバリッチに
過制御されるのを防止するものである。更に、特開昭8
2−228128号公報に記載のものは、多気筒エンジ
ンのエンジン出力軸の角速度を検出するエンジン出力軸
角速度検出手段を設け、このエンジン出力軸角速度検出
手段からの検出信号により筒内圧力を演算手段によって
演算し、この演算手段の演算結果に基づき失火している
気筒を失火気筒判別手段によって判別している。更にま
た、特開昭63−295840号公報に記載のものは、
各点火コイルの一次電圧により各気筒の失火状態を検知
する失火検知手段と、失火検知信号を受けて失火気筒の
燃料噴射弁を停止する制御手段を設けることにより、未
燃焼ガスが排気管で燃焼するのを回避させ、触媒体等の
機能劣化を防止するものである。
[発明が解決しようとする問題点コ ところで、内燃機関の失火の検出が遅くなり、失火によ
って未燃焼ガスが大気中に大量に放出されると、失火の
頻度によっては各国の排ガス規制値をオーバしてしまう
とともに、環境汚染を引き起してしまうので、未然に防
止する必要がある。
また、触媒装置を備えた車両にあっては、失火の検出遅
れにより、失火によって触媒体の温度が異常に上昇し、
このため触媒体の機能劣化が早まり、触媒体の耐久性が
低下するとともに、最悪の場合には、触媒体が破損する
という不都合がある。
更に、触媒体の機能劣化又は破損により、内燃機関から
の排ガスの浄化率が低下してしまい、環境汚染の改善を
図ることができないという不都合があった。
[発明の目的コ そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去すべく、
吸気圧力センサを設けるとともに排気圧力センサを設け
、内燃機関の吸気圧力変化値が負となった時から所定時
間経過後の排気圧力変化値が負となった際に内燃機関が
失火状態であると判定する失火判定部を吸気圧力センサ
と排気圧力センサ゛とに夫々連絡して設けたことにより
、失火を早期に検出し、失火によって未燃焼ガスが大気
中に大量に放出されるのを未然に防止するとともに、失
火による触媒体の機能劣化や破損を防止し得る内燃機関
の失火検出装置を実現するにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するためにこの発明は、内燃機関の吸気
圧力を検出してこの吸気圧力に応じた電気信号を出力す
る吸気圧力センサを設けるとともに排気圧力を検出して
この排気圧力に応じた電気信号を出力する排気圧力セン
サを設け、前記内燃機関の吸気圧力変化値が負となった
時から所定時間経過後の排気圧力変化値が負となった際
に前記内燃機関が失火状態であると判定する失火判定部
を前記吸気圧力センサと排気圧力センサとに夫々連絡し
て設けたことを特徴とする。
[作用] この発明の構成によれば、失火判定部は、吸気圧力セン
サ及び排気圧力センサからの電気信号を入力し、内燃機
関の吸気圧力変化値が負となった時から所定時間経過後
の排気圧力変化値が負となった際に内燃機関の失火状態
であると判定し、失火の発生を早期に検出し、失火を迅
速に防止する処置を行わせることが可能となるので、未
燃焼ガスが大気中に大量に放出されるのを防止するとと
もに、触媒体の機能劣化や破損を防止して触媒体の耐久
性を向上させている。
[実施例] 以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
第1〜10図は、この発明の実施例を示すものである。
第3図において、2は例えば3気筒の内燃機関、4はシ
リンダブロック、6はシリンダヘッド、8は動弁機構、
10はこの動弁機構8のカム軸、12はこのカム軸10
に設けたカム、14はシリンダヘッドカバー 16はピ
ストン、18はエアクリーナ、20はスロットルボディ
、22はボディ吸気通路、24は燃料噴射弁、26は絞
り弁、28は吸気マニホルド、30はマニホルド吸気通
路、32は吸気ポート、34は吸気弁、36は燃焼室、
38は排気弁、40は排気ポート、42は排気マニホル
ド、44はマニホルド排気通路、46は排気管、48は
管排気通路、50は触媒体である。
前記燃料噴射弁24は、絞り弁26上流側のボディ吸気
通路22内に配設されている。この燃料噴射弁24には
、一端側が燃料タンク52内の燃料ポンプ54に接続す
る燃料供給通路56の他端側か接続されている。この燃
料供給通路56途中には、燃料タンク52内からの燃料
中に含有する不純物を除去する燃料フィルタ58が設け
られている。
また、前記燃料噴射弁24には、燃料圧力レギュレータ
60に連通した燃料導入通路62が接続されている。こ
の燃料圧力レギュレータ60は、燃料噴射弁24に作用
する燃料圧力を一定に調整するものである。また、燃料
圧力レギュレータ60は、絞り弁26下流側のマニホル
ド吸気通路30に連通ずる燃料圧調整用圧力通路64か
らの吸気管圧力によって作動されるものである。
更に、前記燃料圧力レギュレータ60には、燃料タンク
52内に開口する戻し燃料用通路66が接続されている
前記燃料ポンプ54は、燃料ポンプリレー68によって
作動制御されるものである。この燃料ポンプリレー68
は、燃料噴射弁レジスタ70に連絡している。この燃料
噴射弁レジスタ70は、燃料噴射弁24に連絡している
前記燃料圧調整用圧力通路64途中には、吸気圧力であ
るマニホルド吸気通路30の吸気管圧力を検出する吸気
圧力センサ72に連通した吸気圧力検出用圧力通路74
が接続されている。
前記シリンダヘッドカバー14には、エアクリーナ18
内に連通するクリーナ側ブローバイガス還流通路76が
接続されている。このブローバイガス還流通路76途中
には、マニホルド側ブローバイガス還流通路78の一端
側が接続されている。
このマニホルド側ブローバイガス還流通路78の他端側
は、マニホルド吸気通路30へのブローバイガス量を調
整すべく前記吸気マニホルド28に設置したPCVバル
ブ80に接続されている。
前記エアクリーナ18には、吸気温度を検出する吸気温
センサ82が設置されている。
また、前記絞り弁26には、この絞り弁26の開閉状態
を検出するスロットルセンサ84が連絡している。
前記吸気マニホルド28には、絞り弁24を迂回してボ
ディ吸気通路22とマニホルド吸気通路30とを連通す
べくエアバイパス通路86が形成されている。このエア
バイパス通路86には、感温作動体88によってこのエ
アバイパス通路86を開閉すべく作動されるエアバルブ
90が配設されている。感温作動体88は、吸気マニホ
ルド28に形成した第1冷却水通路92内を流動する機
関冷却水の温度状態によって作動するものである。
また、前記吸気マニホルド28には、第1冷却水通路9
2内の機関冷却水の温度を検出する水温センサ94が設
置されている。
前記絞り弁26下流側のマニホルド吸気通路30には、
第1圧力バイパス通路96の一端側が開口している。こ
の第1圧力バイパス通路96の他端側は、エアクリーナ
18内に連通されている。
この第1圧力バイパス通路96途中には、アイドルスピ
ード制御用ソレノイドバルブ98が設けられている。
また、第1圧力バイパス通路96途中には、第2圧力バ
イパス通路100の一端側が接続されている。この第2
圧力バイパス通路100の他端側は、前記アイドルスピ
ード制御用ソレノイドバルブ98よりもエアクリーナ1
8側の第1圧力バイパス通路96に接続されている。こ
の第2圧力バイパス通路100途中には、エアコン用圧
力切換弁(VSV)102が設けられている。このエア
コン用圧力切換弁102には、エアコン用アンプ104
が連絡されている。
前記マニホルド排気通路44には、EGR還流通路10
6の一端であるEGR取入口108が開口している。こ
のEGR還流通路106の他端であるEGR還流口11
0は、絞り弁26下流側のマニホルド吸気通路30に開
口している。このEGR還流通路106途中には、EG
R調整弁112が設けられている。このEGR調整弁1
12の圧力室114には、該EGR調整弁112の作動
用圧力通路116が連絡している。
この作動用圧力通路116は、EGR調整弁112の圧
力室114と絞り弁26上流側のボディ吸気通路22と
を連通ずるものである。また、この作動用圧力通路11
6途中には、EGR調整弁112側から順次にEGR用
モジュレータ118とEGR制御用圧力切換弁120と
が介設されている。前記EGR用モジュレータ118は
、EGR還流通路106からの排気圧力が排圧用圧力通
路122を経て内部のダイヤフラム室124に作用する
ことによってEGR調整弁112の圧力室114に作用
する圧力を制御するものである。前記EGR制御用圧力
切換弁120は、作動用圧力通路116を開閉動作する
ものである。
前記吸気マニホルド28には、絞り弁26を迂回してボ
ディ吸気通路22とマニホルド吸気通路30とを連通す
べくスローバイパス通路126が形成されているととも
に、このスローバイパス通路126を開閉調整するアイ
′ドル調整ねじ128が設けられている。
また、前記絞り弁2Bよりも少許上流側のボディ吸気通
路22には、バキュームコントローラ130に連通ずる
バキューム圧力通路132が連通されている。このバキ
ュームコントローラ130には、ディストリビュータ1
34が連設されている。マタ、バキュームコントローラ
130は、コントローラ用圧力通路136によってマニ
ホルド吸気通路30から導かれる吸気管圧力によって作
動される。このコントローラ用圧力通路136は、絞り
弁26よりも下流側の吸気マニホルド28に付設したガ
スフィルタ138に接続されている。
前記燃料タンク52には、吸着剤を設けたキャニスタ1
40内に接続する蒸発燃料通路142が連通している。
このキャニスタ140には、離脱した蒸発燃料をマニホ
ルド吸気通路30に導くパージ通路144が連通してい
る。このパージ通路144は、第2圧力バイパス通路1
00に連通している。
また、このキャニスタ140には、離脱した蒸発燃料量
を調整する蒸発燃料制御弁146が設けられている。こ
の蒸発燃料制御弁146の制御用圧力室148には、絞
り弁126上流側の吸気圧力を導く制御用圧力通路15
0が連通している。
この制御用圧力通路150には、吸気マニホルド28に
付設した水温感知弁152に連通ずる圧力連絡通路15
4が連通されている。この水温感知弁152は、吸気マ
ニホルド28に形成した第2冷却水通路156の冷却水
温度状態によって作動するものである。
また、前記排気マニホルド42には、排気中の酸素濃度
を検出して電気信号を出力する02センサ158が付設
されている。
前記排気管によって形成された管排気通路48には、排
気圧検出用圧力通路160の一端である排気圧取入口1
62が開口している。この排気圧検出用圧力通路160
の他端側は、排気圧力センサ164に連通している。
前記排気圧検出用圧力通路160には、排気圧取入口1
62側から順次に排気圧検出用圧力通路160の通路断
面積を小とするオリフィス166と排気圧検出用圧力通
路160を拡張するボリウム168とが設けられている
前記燃料噴射弁24と燃料ポンプリレー68と燃料噴射
レジスタ70と吸気圧力センサ74と吸気温センサ82
とスロットルセンサ84と水温センサ94とアイドルス
ピード制御用ソレノイドバルブ98とエアコン用圧力切
換弁102とエアコン用アンプ104とEGR制御用圧
力切換弁120と02センサ158とは、制御手段(E
CU)170に連絡している。
この制御手段170には、タイマ170 al  メモ
リ170 bl  そして失火判定部172が内蔵され
ている。この失火判定部172には、前記吸気圧力セン
サ72及び排気圧力センサ164が夫々連絡されている
この失火判定部172は、内燃機関2の吸気圧力変化値
が負となった時から所定時間経過後の排気圧力変化値が
負となった際に前記内燃機関2が失火状態であると判定
するものである。
この実施例において、前記内燃機関2の吸気圧力変化値
Δpinとは、今回の吸気圧力P1nから前回の吸気圧
力P1nを減じることにより算出ものであり、また所定
時間とは排気圧力計測デイレイ時間Tdであり、この排
気圧力計測デイレイ時間Tdは内燃機関2の気筒数によ
り異なるとともに、第4図の(a)、 (b)に示す如
く、エンジン回転数Neと負荷とによって補正され、こ
の補正は前記制御手段170内にテーブル定数として、
あるいは1次元の定数として設定される。そして、最終
の排気圧力計測デイレイ時間Tdである最終Tdは、 
式 %式% により求められるものである。
前記排気圧力変化値ΔPexとは、排気圧力計測デイレ
イ時間Td経過後のb点における第1の排気圧力の計測
値P exbとC点における第2の排気圧力の計測値P
excとより、第2の排気圧力の計測値P exeから
第1の排気圧力の計測値P exbを減じて求められる
また、前記制御手段170には、ダイアグノーシススイ
ッチ174と、テストスイッチ176と、エンジンチエ
ツクライト178と、シフトアップ表示ライト180と
、イグニションコイル182と、車速センサ184と、
ダイアグランプ185と、イルミネーションライト18
6と、ライトスイッチ188と、メインリレー190と
、メインスイッチ192と、クラッチスイッチ194と
、スタータ用スイッチ196と、メインヒユーズ198
と、そして、バッテリ200とが夫々連絡している。
これにより、前記制御手段170は、失火判定部172
が内燃機関2の失火を検出しないならば、ダイアグラン
プ185を点灯して運転者に失火を知らせるとともに、
燃料噴射弁24を作動制御して燃料カット等を行い、未
燃焼ガスが排気系側に流動するのを回避させて失火を防
止するものである。
次に、この実施例の作用を説明する。
第2図に示す如く、例えば3気筒の内燃機関2において
、爆発による排気圧力の上昇及び失火による排気圧力の
降下は、吸気脈動と同期し、この吸気脈動は吸気弁34
の開閉タイミングと同期している。この排気弁38の開
閉タイミングは、内燃機関2の種類によって固設されて
いるものである。
従って、吸気弁34の開閉タイミング時において、吸気
圧力が上昇から降下に移行した時に排気圧力が上昇する
のかあるいは降下するのかで、失火の判定と失火気筒を
判定することができるものである。
この第2図においては、排気圧力が第1気筒(#1)で
大きく降下しているので(M点で示す)、第1気筒が失
火していることが明らかである。
また、第5図に示す如く、例えば、1サイクルで3パル
スの気筒判別信号があるとすると、制御手段170内に
おける気筒判別フラグは、Tfdelay後に、立てら
れる。この第3図においては、この気筒判別信号が1パ
ルスの場合には、判別フラグ演算後に気筒数分割する。
前記TfdelaYは1 Tfdelay =(気筒数別信号−排気弁開)/360×1サイクルの
時間 で求められる。
ここで、第5図において、排気弁開とは、排気弁38が
閉じている状態から全開になったタイミングである。
また、1サイクルの時間とは、動弁機構8のカム12が
一回転する時間である。
次いで、第6.7図のフローチャートに基づいて失火の
検出状態を説明する。
第6図において、制御手段170のプログラムがスター
ト(201)すると、制御手段170内の失火判定部1
72は、吸気圧力センサ72からの信号を入力して吸気
圧力Pinを一定周期で測定する(202)。
そして、吸気圧力変化値ΔPinを今回の吸気圧力Pi
nから前回の吸気圧力Pinを減じて算出し、吸気圧力
変化値ΔPinが負、つまりΔP fn< Qであるか
否かの判断(203)を行う。
この判断(203)がNoの場合には、吸気圧力Pin
の測定(202)に戻り、YESの場合には、排気圧力
計測デイレイ時間Tdを演算する(204)。つまり、
排気圧力計測デイレイ時間Tdを演算してΔP in<
 0の時から排気圧力計測デイレイ時間Tdが経過する
のを確認するものであまた、ΔP In< Oとなって
排気圧力計測デイレイ時間Td経過後に2点以上、例え
ばbl c点において排気圧力を計測(205)L、デ
ータ取り込み開始点すに対してC点の排気圧力変化値Δ
Pexを演算、つまり P exc−P exb を行って排気圧力変化値Δpexを算出する(206)
そして、この算出した排気圧力変化値ΔPexが負、つ
まりΔPex<Qであるか否かの判断(207)を行い
、この判断(207)がNoの場合には、上述の吸気圧
力Pinの測定(202)に戻り、YESの場合には、
内燃機関2が失火状態であると判定し、制御手段170
の気筒判別フラグを読みに行き、失火気筒の判定を行う
(208)。
また、失火気筒を判定した後に、制御手段170のメモ
リ170bに累積・記憶する(209)。
次いで、第8図のフローチャートにおいて、気筒判別フ
ラグの処置について説明する。
先ず、ディストリビュータ134又は図示しないクラン
クセンサ等からの気筒判別信号を取り込み(301)、
Tfdelayを演算(302)する。
そして、前記制御手段170内の気筒判別フラグを書き
換えるものである(303)。
次いで、第9図のフローチャートにおいて、失火が発生
した時の処理について説明する。
内燃機関2がスタート(始動)すると(401)、x1
〜X3←Oの処理をしく402)、そして、失火が発生
する毎にメモリ170bにおいてXI〜×3に加算記憶
させる(403)。
第10図のフローチャートにおいて、タイマ170aの
処置について説明する。
前記内燃機関2がスタート(始動)すると(501)、
点火回数のカウンタがスタートシ(502)、そして設
定回数か否かの判断(503)を行う。この判断(50
3)において、NOの場合には、判断(503)がYE
Sとなるまで繰り返し行う。
また、判断(503)がYESの場合には、定点火回数
内の失火回数が判定値より多いか否かの比較を行うべく
動作しく504)、  一定点火回数内の失火回数が判
定値より多いか否かのの判断(505)において、失火
回数が判定値よりも少ない、つまりNoの場合には、X
l−X3←0の処理をする(506)。
更に、失火回数が判定値よりも多い、つまりYESの場
合には、ダイアグランプ185を点灯させて運転者に知
らせるとともに、燃料噴射弁24を作動制御して燃料カ
ット等を行い(507)、失火を防止し、内燃機関2の
保護や大気汚染を低減させる。
この結果、前記失火判定部172によって内燃機関2の
吸気圧力変化値ΔPinが負となった時から排気圧力計
測デイレイ時間Td経過後の排気圧力変化値Δpexが
負となった際に前記内燃機関2が失火状態であると判定
するので、失火を早期に検出させ、これにより、燃料系
を作動制御して失火の発生を防止し、未燃焼ガスが大気
中に大量に放出されるのを未然に防止するとともに、失
火による触媒体50の機能劣化や破損を防止し、触媒体
50の耐久性を向上し得て、良好な排ガス浄化率を維持
することができる。
また、排気圧取入口162と排気圧力センサ164間に
オリフィス166とボリウム168とを設けているので
、排気圧力センサ164で検出される排気圧力状態が安
定し、排気圧力を正確に検出することができる。
更に、失火判定のための排気圧力取り込みタイミングと
サンプル数とを最小限にすることができることにより、
制御手段170のソフトウェア及びハードへの負担を少
なくし得て、システム設計上有利である。
[発明の効果] 以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、
吸気圧力センサを設けるとともに排気圧力センサを設け
、内燃機関の吸気圧力変化値が負となった時から所定時
間経過後の排気圧力変化値が負となった際に内燃機関が
失火状態であると判定する失火判定部を吸気圧力センサ
と排気圧力センサとに夫々連絡して設けたので、失火を
早期に検出し、失火を迅速に防止する処置を行わせるこ
とが可能となるので、未燃焼ガスが大気中に大量に放出
されるのを未然に防止して環境汚染を低減し得るととも
に、触媒体の機能劣化や破損を防止し、排ガス浄化率が
維持し、しかも触媒体の耐久性を向上させ得る。また、
失火判定のための排気圧力取り込みタイミングとサンプ
ル数とを最小限にすることができることにより、制御系
のソフトウェア及びハードへの負担を少なくし得て、シ
ステム設計上有利である。
【図面の簡単な説明】
第1〜10図はこの発明の実施例を示し、第1図は吸気
圧力と排気圧力との関係を示す概略図、第2図は失火の
発生状態を示すタイムチャート、第3図は内燃機関の失
火検出装置の概略図、第4図(a)は補正係数KNとエ
ンジン回転数Neとの関係を示す図、第4図(b)は補
正係数Kpと吸気圧力Pinとの関係を示す図、第5図
は失火気筒判別を示すタイムチャート、第6図は作用を
説明するフローチャート、第7図はメモリに記憶させる
失火気筒と失火回数との説明図、第8図は気筒判別フラ
グの処置を説明するフローチャート、第9図は失火が発
生した時の処置を説明するフローチャート、第10図は
制御手段のタイマの処置を説明するフローチャートであ
る。 図において、2は内燃機関、24は燃料噴射弁、38は
排気弁、50は触媒体、160は排気圧力検出用圧力通
路、162は排気圧取入口、164は排気圧力センサ、
166はオリフィス、168はボリウム、170は制御
手段、172は失火判定部である。 第4図 (a) (b) 第5図 C凹V、叡、i間7′罰訓ノ 特   許 出願人  鈴木自動車工業株式会社代 理
 人 弁理士  西  郷  義  美262旧の欠H
Aのタイ廻りり゛J 曵 十噌− ÷−かm− に□ 第6図 第7図 第9図 第10図 1、事件の表示 特願平2−085272号 2、発明の名称 内燃機関の失火検出装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  静岡県浜名郡可美村高塚300番地名称(2
08)鉛末自動車工業 株式会社 4、代 理 人 〒101  Tn  03−292−
4411  (代表)住 所  東京都千代田区神田小
川町2丁目8番地西郷特許ビル 氏名 (8005)弁理士西多旦β義美5、補正命令の
日付  自発             −一6、補正
の月象 (1)図面 7、補正の内容 平成2年12月12日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、内燃機関の吸気圧力を検出してこの吸気圧力に応じ
    た電気信号を出力する吸気圧力センサを設けるとともに
    排気圧力を検出してこの排気圧力に応じた電気信号を出
    力する排気圧力センサを設け、前記内燃機関の吸気圧力
    変化値が負となった時から所定時間経過後の排気圧力変
    化値が負となった際に前記内燃機関が失火状態であると
    判定する失火判定部を前記吸気圧力センサと排気圧力セ
    ンサとに夫々連絡して設けたことを特徴とする内燃機関
    の失火検出装置。
JP8527290A 1990-03-31 1990-03-31 内燃機関の失火検出装置 Pending JPH03285138A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6448744B1 (ja) * 2017-10-31 2019-01-09 三菱電機株式会社 内燃機関の失火検出装置および失火検出方法
US11226264B2 (en) * 2019-08-30 2022-01-18 Volkswagen Aktiengesellschaft Method for the diagnosis of engine misfires in an internal combustion engine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6448744B1 (ja) * 2017-10-31 2019-01-09 三菱電機株式会社 内燃機関の失火検出装置および失火検出方法
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