JP6448744B1 - 内燃機関の失火検出装置および失火検出方法 - Google Patents

内燃機関の失火検出装置および失火検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】過渡運転を含めた幅広い運転状態に対して、簡易な方法で精度良く失火検出を可能とする内燃機関の失火検出装置および失火検出方法を得る。【解決手段】内燃機関1の回転数を検出するクランク角検出手段8と、排気ガスの圧力を検出する排気圧検出手段26と、排気弁23の開弁タイミングΘ1と排気弁の開弁タイミングΘ1から所定クランク角後のタイミングΘ2を演算する排気圧取込みタイミング演算手段81と、排気圧取込みタイミング演算手段81で演算された開弁タイミングΘ1で検出した排気圧PΘ1とタイミングΘ2で検出した排気圧PΘ2との差圧ΔPを演算する差圧演算手段82と、差圧演算手段82で演算した差圧ΔPが所定値C1よりも大きい場合に失火と判定する失火判定手段83とを備えた。【選択図】図2

Description

この発明は、内燃機関の失火検出装置および失火検出方法に関するものである。
従来の内燃機関の失火検出方法としては、例えば特許文献1に記載されているように、所定のクランク角範囲について求めた排気圧波形の積分値と、先行する燃焼サイクルの所定のクランク角範囲について求めた排気圧波形の積分値の平均値とを比較し、両者の差または比が所定値を超えた場合に失火と判定する方法が知られている。
また特許文献2に記載されているように、内燃機関の負荷および回転数に基づいて正常燃焼時の基準排気圧と失火判定値とを演算し、回転数に基づき定まる排気圧取込みタイミングに合わせて取り込まれた実際の排気圧と前記基準排気圧との差圧が、前記失火判定値よりも大であるときに失火と判定する方法が知られている。
特開平10−131797号公報 特開平3−246351号公報
特許文献1に記載の従来技術においては、先行サイクルの排気圧を基準とし、失火が発生した場合には前記基準に対して排気圧が低下することを利用して失火を判定している。しかしこの技術は、サイクル間で排気圧があまり変化しない運転条件では失火を良好に判定できるが、例えば急加減速を伴う過渡運転条件のようなサイクル間で排気圧が大きく変化する運転条件では検出精度が下がる課題がある。
一方特許文献2に記載の従来技術においては、正常燃焼時の排気圧を基準とし、失火が発生した場合には前記基準に対して排気圧が低下することを利用して失火を判定している。この技術では、特許文献1に記載の従来技術と比べると、過渡運転条件にも比較的対応できると思われるが、基準となる排気圧を幅広い運転条件に対して適切に設定することは難しく、例えば実験に基づき設定するには膨大な手間を要する。また排気圧は、同じ運転条件であっても周囲の圧力や温度といった車両の走行環境によっても変わるため、走行環境によっては基準排気圧との差異が大きくなるなど検出精度が下がる課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、過渡運転を含めた幅広い運転状態に対して、簡易な方法で精度良く失火検出を可能とする内燃機関の失火検出装置および失火検出方法を提供することを目的とするものである。
この発明の内燃機関の失火検出装置は、内燃機関の回転数を検出するクランク角検出手段と、排気ガスの圧力を検出する排気圧検出手段と、排気弁の開弁タイミングΘ1と排気弁の開弁タイミングΘ1から所定クランク角後のタイミングΘ2とタイミングΘ2から所定クランク角後のタイミングΘ3を演算する排気圧取込みタイミング演算手段と、排気圧取込みタイミング演算手段で演算された開弁タイミングΘ1で検出した排気圧PΘ1からタイミングΘ2で検出した排気圧PΘ2を引いた差圧ΔPを演算する差圧演算手段と、差圧演算手段で演算した差圧ΔPが所定値C1よりも大きい場合に失火と判定すると共に、差圧演算手段で演算した差圧ΔPが所定値C1未満の場合、タイミングΘ3で検出した排気圧PΘ3が、正常燃焼時の排気圧よりも高いレベルの所定値C2より大きい場合に失火と判定する失火判定手段とを備えたものである。
この発明の内燃機関の失火検出方法は、クランク角検出手段と、排気圧検出手段と、排気圧の取込みタイミングを演算する排気圧取込みタイミング演算手段とを備えた内燃機関であって、排気弁の開弁タイミングΘ1で検出した排気圧PΘ1から、排気弁の開弁タイミングΘ1から所定クランク角後のタイミングΘ2で検出した排気圧PΘ2を引いた差圧ΔPが、所定値C1よりも大きい場合に失火と判定すると共に、差圧ΔPが所定値C1未満の場合、タイミングΘ2から所定クランク角後のタイミングΘ3で検出した排気圧PΘ3が、正常燃焼時の排気圧よりも高いレベルの所定値C2より大きい場合に失火と判定するものである
この発明の内燃機関の失火検出装置および失火検出方法によれば、失火に伴い排気弁開弁後に瞬間的に落ち込む排気圧を適切に検出可能であると共に、同一サイクル内の排気圧を利用して失火判定を行うため、過渡運転を含めた幅広い運転状態に対して、簡易な方法で精度良く失火を検出することが可能となる。
また、この発明の内燃機関の失火検出装置および失火検出方法によれば、失火に伴い排気弁開弁後に瞬間的に排気圧の跳ね上がりを適切に検出して失火判定することも可能である。加えて、失火に伴う排気弁開弁後の排気圧の落ち込みと、跳ね上がりの両方を利用して失火判定を行うことで、排気圧の落ち込みが小さい運転条件などでの失火検出精度を向上させることが可能となる。
この発明の実施の形態1における内燃機関の失火検出装置および失火検出方法を示すシステム構成図である。 実内燃機関を用いて計測した正常燃焼時と失火時の排気圧を比較したものを示す図である。 この発明の実施の形態1における内燃機関の失火検出処理を示すフローチャートを示す図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1における内燃機関の失火検出装置および失火検出方法を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1における内燃機関の失火検出装置および失火検出方法を示すシステム構成図である。
図1において、内燃機関1は円筒形のシリンダ2とピストン3を備えている。シリンダ2にはピストン3がシリンダ2の内部を往復運動可能なように嵌合されている。シリンダ2の上には、所謂ペントルーフ型のシリンダヘッド4が固定されており、ピストン3の頂面とシリンダヘッド4の下面の間に燃焼室5が形成されている。ピストン3の下方にはクランク軸6が配置され、クランク軸6とピストン3を連結するコネクティングロッド7を介してピストン3の往復運動が回転運動に変換される。
クランク軸6の外周には内燃機関1の回転数を検出するためのクランク角検出センサ(クランク角検出手段)8が設けられ、クランク角検出センサ8の出力は内燃機関制御装置80へと送信される。
シリンダヘッド4の中央部には燃焼室5内に燃料を噴射する燃料噴射弁9が配置され、更に混合気に点火するための点火プラグ10が燃料噴射弁9の近傍に配置されている。ここで燃料噴射弁9と点火プラグ10は、内燃機関制御装置80から発信される駆動信号に応じて駆動される。
シリンダヘッド4には2つの吸気管20および2つの排気管21(図1にはそれぞれ1つのみ表示されている)が設けてあり、吸気管20は吸気弁22を介して、排気管21は排気弁23を介して燃焼室5内に通じている。吸気管20の上流部にはスロットル弁24とエアーフローセンサ25が配置され、エアーフローセンサ25は内燃機関1の吸気量を検出し、検出された吸気量を内燃機関制御装置80へ送信する。
排気管21には、排気管21を通過する排気ガスの圧力を検出するための排気圧検出センサ(排気圧検出手段)26が配置されており、排気圧検出センサ26の出力は内燃機関制御装置80へ送信される。排気管21の下流部には排気ガスを浄化するための排ガス浄化触媒27が設けられている。
内燃機関制御装置80は演算処理をするCPU(図示せず)と、プログラムデータや固定値データを記録するメモリを有するマイクロコンピュータ(図示せず)と、各種信号の入出力を行うI/Oインターフェース(図示せず)とで構成されている。
内燃機関制御装置80では、前述のクランク角検出センサ8、エアーフローセンサ25及び排気圧検出センサ26の出力に基づき、燃料噴射弁9からの燃料噴射量、火花点火燃焼時における点火プラグ10の点火時期、吸気弁22と排気弁23の開閉時期が設定される。
更に内燃機関制御装置80には、排気圧取込みタイミング演算手段81、差圧演算手段82、失火判定手段83が設けられている。
排気圧取込みタイミング演算手段81は、クランク角検出センサ8の出力とエアーフローセンサ25の出力に基づき排気圧の取込みタイミングを演算するもので、排気弁23の開弁タイミングΘ1と、排気弁23の開弁タイミングΘ1から所定クランク角後のタイミングΘ2と、排気圧取込みタイミングΘ2から所定クランク角後のタイミングΘ3とを演算する。差圧演算手段82は、排気圧取込みタイミング演算手段81で演算された開弁タイミングΘ1で検出した排気圧PΘ1とタイミングΘ2で検出した排気圧PΘ2との差圧ΔPを演算する。失火判定手段83は、差圧演算手段82で演算した差圧ΔPが所定値C1よりも大きい場合に失火と判定すると共に、開弁タイミングΘ1から所定クランク角後のタイミングΘ3で検出した排気圧PΘ3が、所定値C2より大きい場合に失火と判定する。
図2は実内燃機関を用いて計測した正常燃焼時の排気圧と、失火時の排気圧を比較したものを示す図で、横軸はクランク角度、縦軸は排気圧を示している。この発明の実施の形態では多気筒の内燃機関を想定しているが、図2には多気筒のうちの1つの気筒を代表として図示している。
図2(a)は内燃機関の回転数が1500rpmの場合、図2(b)は内燃機関の回転数が2000rpmの場合、図2(c)は内燃機関の回転数が3000rpmの場合を示す。
図2より、正常燃焼時は排気弁23の開弁タイミングΘ1から所定クランク角後のタイミングΘ2で排気圧が上昇することに対して、失火時は排気弁開弁後に排気圧が瞬間的に落ち込む現象が見られる。
また図2によれば、正常燃焼時は排気弁23の開弁タイミングΘ1から所定クランク角後のタイミングΘ2で排気圧が上昇してその値がほぼ保たれているが、失火時は排気弁開弁後に排気圧が瞬間的に落ち込んだ後、その反動で開弁タイミングΘ1から所定クランク角後のタイミングΘ3で排気圧が大きく跳ね上がる現象が見られる。
次にこの発明の実施の形態1における内燃機関の失火検出方法について説明する。図3はこの発明の実施の形態1における内燃機関の失火検出処理を示すフローチャートである。
図3に示す処理は、図1に示す内燃機関制御装置80において、所定のクランク角(例えば上死点)で開始される。所定のクランク角となり処理が開始されると、まずステップS101において、内燃機関1の回転数Neと吸気量Qが、それぞれクランク角検出センサ8とエアーフローセンサ25から内燃機関制御装置80に取り込まれる。
ステップS102では、回転数Neと吸気量Qに基づき、排気圧取込みタイミング(Θ1およびΘ2)が排気圧取込みタイミング演算手段81で演算される。1つ目の排気圧取込みタイミングΘ1は、内燃機関制御装置80の排気圧取込みタイミング演算手段81で演算された排気弁の開弁タイミングが読込まれて設定される。2つ目の排気圧取込みタイミングΘ2は、排気弁の開弁タイミングΘ1から所定クランク角後のタイミングで、失火が発生した場合の排気弁開弁後の瞬間的な排気圧の落ち込みが、排気圧検出センサ26に到達するまでの時間遅れを考慮して設定する。
失火発生時の排気弁開弁後の排気圧の落ち込みは瞬間的であり、適切なタイミングで排気圧を検出しなければ、うまく失火を検出できないためである。具体的には、排気弁23と排気圧検出センサ26の取付け位置間の距離をL、排気ガス流速をv、回転数をNeとして式(1)により演算される。ここで排気ガス流速vは、内燃機関の運転状態に応じて予めマップで設定しても良いし、例えば吸気量Q、排気ガス密度ρ、排気管半径rを用いて式(2)によって推定しても良い。ここでπは円周率である。
Θ2 = Θ1 + L / v × Ne × 6 ・・・式(1)
v = Q / (ρ × π × r) ・・・・・式(2)
ステップS103では、ステップS102で演算された排気圧取込みタイミングΘ1とΘ2のタイミングで、排気圧が排気圧検出センサ26から内燃機関制御装置80に取り込まれる。
ステップS104では、式(3)に示すように、排気圧取込みタイミングΘ1での排気圧PΘ1と、排気圧取込みタイミングΘ2での排気圧PΘ2との差圧ΔPが差圧演算手段82で演算される。
ΔP = PΘ1 − PΘ2 ・・・式(3)
ステップS105では、失火判定手段83で差圧ΔPが所定値C1よりも大きいか判断する。差圧ΔPが所定値C1よりも大きい場合(YES)は、排気弁開弁後に排気圧が大きく落ち込んだことを示すためステップS109に進み、失火判定を出力する。一方、差圧ΔPが所定値C1以下であった場合(NO)は、低回転数・低負荷といった失火したとしても排気圧の落ち込みが小さい運転条件である可能性や、排気圧検出センサ26のノイズなどにより落ち込みを検出できなかった可能性を考慮して、追加判定を行うべくステップS106に進む。ここで所定値C1は、例えば0を設定する。
ステップS106では、図2に示すような失火発生時の排気圧の跳ね上がりを検出するために、排気圧取込みタイミング演算手段81で適切な排気圧取込みタイミングΘ3が演算される。排気圧取込みタイミングΘ3は排気圧取込みタイミングΘ2から所定クランク角後のタイミングで、失火発生時の排気圧の跳ね上がりは瞬間的であるため、適切なタイミングで排気圧を検出しなければうまく失火を検出できないが、排気圧の跳ね上がり時期は内燃機関1の気筒数と失火発生後の排気圧落ち込みタイミングに依存する傾向がある。
この傾向を利用して、排気圧取込みタイミングΘ3は、例えば内燃機関1の気筒数をNC、定数k1として式(4)により演算される。ここで定数k1の値は、例えば2であり、適宜調整しても良い。図2に、排気圧取込みタイミングΘ1とΘ2とΘ3の関係を示す。
Θ3 = Θ2 + 720 / NC / 2 +(Θ2 − Θ1)/ k1・・・式(4)
ステップS107では、ステップS106で演算された排気圧取込みタイミングΘ3のタイミングで、排気圧が排気圧検出センサ26から内燃機関制御装置80に取り込まれる。
ステップS108では、排気圧取込みタイミングΘ3での排気圧PΘ3が、失火判定手段83で所定値C2よりも大きいか判断する。排気圧PΘ3が所定値C2よりも大きい場合(YES)は、失火に伴う排気圧の跳ね上がりが生じていることを示すためステップS109に進み、失火判定を出力する。一方、排気圧PΘ3が所定値C2以下である場合(NO)は、失火検出処理から抜けて終了する。
ここで図2より、排気圧取込みタイミングΘ3での正常燃焼時の排気圧は、運転条件によらずほぼ一定であることから、例えば所定値C2を図2に示すように正常燃焼時の排気圧よりも高いレベルに定める。また所定値C2を走行環境に応じて補正するようにしても良い。また大気圧Paと定数k2を用いて、式(5)のように所定値C2を設定しても良い。
C2 = Pa + k2 ×(Pa − PΘ2)・・・式(5)
以上のように、発明の実施の形態1によれば、失火に伴う排気弁開弁後の瞬間的な排気圧の落ち込みと、その後の跳ね上がりの両方を適切に検出可能であると共に、同一サイクル内の排気圧を利用して失火判定を行うため、過渡運転を含めた幅広い運転状態に対して、簡易な方法で精度良く失火を検出することが可能である。
実施の形態2.
なお実施の形態1の発明では、排気圧PΘ1と排気圧PΘ2との差圧ΔPを用いる失火判定と、排気圧PΘ3を用いる失火判定を組合せた例を示したが、実施の形態2の発明は排気圧PΘ1と排気圧PΘ2との差圧ΔPだけを用いて失火判定を行ってもよいし、また排気圧PΘ3だけを用いて失火判定を行っても良い。なお、その場合の失火検出装置は図1の構成をそのまま利用できる。
以上、この発明の実施の形態を記述したが、この発明は実施の形態に限定されるものではなく、種々の設計変更を行うことが可能であり、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1:内燃機関、 2:シリンダ、 3:ピストン、 4:シリンダヘッド、
5:燃焼室、 6:クランク軸、 7:コネクティングロッド、
8:クランク角検出センサ(クランク角検出手段)、 9:燃料噴射弁、
10:点火プラグ、 20:吸気管、 21:排気管、 22:吸気弁、
23:排気弁、 24:スロットル弁、 25:エアーフローセンサ、
26:排気圧検出センサ(排気圧検出手段)、 27 排ガス浄化触媒、
80:内燃機関制御装置、 81:排気圧取込みタイミング演算手段、
82:差圧演算手段、 83:失火判定手段。

Claims (4)

  1. 内燃機関の回転数を検出するクランク角検出手段と、排気ガスの圧力を検出する排気圧検出手段と、排気弁の開弁タイミングΘ1と前記排気弁の開弁タイミングΘ1から所定クランク角後のタイミングΘ2と前記タイミングΘ2から所定クランク角後のタイミングΘ3を演算する排気圧取込みタイミング演算手段と、前記排気圧取込みタイミング演算手段で演算された開弁タイミングΘ1で検出した排気圧PΘ1から前記タイミングΘ2で検出した排気圧PΘ2を引いた差圧ΔPを演算する差圧演算手段と、前記差圧演算手段で演算した差圧ΔPが所定値C1よりも大きい場合に失火と判定すると共に、前記差圧演算手段で演算した差圧ΔPが所定値C1未満の場合、前記タイミングΘ3で検出した排気圧PΘ3が、正常燃焼時の排気圧よりも高いレベルの所定値C2より大きい場合に失火と判定する失火判定手段とを備えた内燃機関の失火検出装置。
  2. 前記排気弁の開弁タイミングΘ1から所定クランク角後のタイミングΘ2は、前記排気弁と前記排気圧検出手段との取付け位置間の距離Lと、排気ガス流速v、内燃機関の回転数Neに基づき、Θ2 = Θ1 + L / v × Ne × 6の式で演算することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の失火検出装置。
  3. 前記排気弁の開弁タイミングΘ1から所定クランク角後のタイミングΘ3は、内燃機関の気筒数NCと、前記開弁タイミングΘ1と前記タイミングΘ2とに基づき、Θ3 = Θ2 + 720 / NC / 2 +(Θ2 − Θ1)/ k1の式で演算することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の失火検出装置。
  4. クランク角検出手段と、排気圧検出手段と、排気圧の取込みタイミングを演算する排気圧取込みタイミング演算手段とを備えた内燃機関であって、
    排気弁の開弁タイミングΘ1で検出した排気圧PΘ1から、前記排気弁の開弁タイミングΘ1から所定クランク角後のタイミングΘ2で検出した排気圧PΘ2を引いた差圧ΔPが、所定値C1よりも大きい場合に失火と判定すると共に、前記差圧ΔPが所定値C1未満の場合、前記タイミングΘ2から所定クランク角後のタイミングΘ3で検出した排気圧PΘ3が、正常燃焼時の排気圧よりも高いレベルの所定値C2より大きい場合に失火と判定することを特徴とする内燃機関の失火検出方法。
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