JPH03284974A - リボンカセット及び前記リボンカセットを用いる記録装置 - Google Patents

リボンカセット及び前記リボンカセットを用いる記録装置

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JPH03284974A
JPH03284974A JP8486890A JP8486890A JPH03284974A JP H03284974 A JPH03284974 A JP H03284974A JP 8486890 A JP8486890 A JP 8486890A JP 8486890 A JP8486890 A JP 8486890A JP H03284974 A JPH03284974 A JP H03284974A
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ribbon
core
guide
cassette
recording
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JP8486890A
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Shunei Wada
俊英 和田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はリボンを用いて記録を行う装置に用いられるリ
ボンカセット及び前記リボンカセットを用いる記録装置
に関する。
〈従来の技術〉 今日、ワードプロセッサ或いはファクシミリ装置等はオ
フィスのみならず一般家庭に於いても広く使用されるよ
うになり、これに伴って入力情報を出力する記録装置も
種々開発されている。このような記録装置の中でインク
リボンを用いて記録を行う装置は、記録シートとして普
通紙を使用し得る利点があるために様々な開発が行われ
ている。
前記インクリボンを用いる装置の代表的なものとして、
シリアル型の熱転写記録装置がある。近年ではこれら装
置は第18図に示すようにインクリボン50の取り扱い
を容易にするためにカセット化し、このインクリボンカ
セット51をキャリッジ52に装填して記録を行うよう
にしているのが一般的である。
前記インクリボンカセット51の構成は第19図に示す
如く、回転自在な供給コア53に巻き付けたインクリボ
ン50をガイドローラ54a〜54eでガイドし、カセ
ット凹部55で一旦露出させ、更にガイドローラ54f
でガイドして巻取コア56に巻き取るように構成してい
る。そして軸57を中心にして回動可能なレバー58に
前記ガイドローラ54dを取り付けると共に、該レバー
58をバネ部材58aによって矢印X方向へ付勢するこ
とにより、引き出されるインクリボン50の弛みを取る
ように構成している。
また前記カセット凹部55の前後に於いてバネ性のある
アーム59a、59bの先端にパット59a+、 59
bを取り付け、このパラ)59a+、59b+でインク
リボン50をピン60a、60bに押し付けることによ
り、引き出されるインクリボン50に走行抵抗を付与す
る如く構成している。
記録に際しては、巻取コア56を第18図に示す巻取軸
61に嵌合して前記構成のインクリボンカセット51を
キャリッジ52に装填する。そしてキャリッジ52に対
してヘルド62及びブーIJ63を介して連結したモー
ター64を駆動してキャリッジ52を矢印y方向への移
動させ、これと同期するように巻取軸61を駆動回転し
てインクリボン50を巻取コア56に巻き取りつつ記録
ヘッド65を駆動信号に応じて発熱させ、インクリボン
50のインクを記録シート66に転写記録するものであ
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 前記構成にあってはインクリボン50を大容量とすると
、これを巻き付ける供給コア53及び巻取コア56のス
ペースを大きくとらなければならず、カセットが大型化
してしまい、結果的にはこれを取り付けて記録を行う記
録装置が大型化してしまうものであった。
本発明の目的は従来の前記課題を解決し、供給部材と巻
取部材とを重ね合わせてカセットをコンパクトにすると
共に、前記供給部材から巻取部材へリボンを的確に送る
ことが可能なリボンカセット及び前記リボンカセットを
用いる記録装置を提供せんとするものである。
〈課題を解決するための手段〉 前記課題を解決する本発明に係る代表的な手段は、巻き
付けたリボンを供給するためのリボン供給部材と、 前記リボン供給部材から供給されたリボンを巻き取るた
めのリボン巻取部材と、前記リボン供給部材からリボン
巻取部材に至るリボン走行経路に設けられ、前記リボン
をガイドするためのガイド手段とを有し、前記供給部材
とリボン巻取部材とを2段に重ねて構成し、且つ前記ガ
イド手段をリボンと接触してガイドするガイド部材で構
成すると共に、前記ガイド部材の軸方向が前記リボンの
走行方向と略直交するように構成したことを特徴として
なる。
より具体的な一手段としては、前記ガイド手段をリボン
と接触する複数のガイド部材で構成し、前記ガイド部材
の軸が前記リボン供給部材の回転軸及びリボン巻取部材
の回転軸を基準として、その軸と平行或いは略平行な第
一の傾きをもった軸と、前記第一の傾きとは異なる第二
の傾きをもった軸と、前記第一及び第二の傾きとは異な
る第三の傾きをもった軸を含むよう構成したことを特徴
としてなる。
また前記構成のリボンカセットを用いる記録装置を構成
してなるものである。
〈作用〉 前記手段にあっては、供給部材から巻取部材へリボンが
送られるが、前記両部材が重なるように設けられている
ために、大容量のリボンがコンパクトに収容されること
となる。
またリボンを供給部材から巻取部材ヘガイドする構成と
して、ガイド部材の軸を適宜傾けであるために、供給部
材と巻取部材とのリボン走行経路に段差があっても、リ
ボンは常にガイド部材に的確にガイドされて走行するよ
うになる。
〈実施例〉 次に前記手段をシリアル型の熱転写記録装置に用いるリ
ボンカセット及びこれを用いる記録装置の一実施例を説
明する。
第1図(a)、(ト))はリボンカセットAの内部平面
模式構成説明図であり、これは上下二段に構成されてお
り、第1図(a)は下段説明図、第1図ら)は上段説明
図である。また第2図は縦断面要部説明図であり、第3
図は前記インクリボンカセットAを用いる記録装置Bの
要部斜視説明図である。
〔全体構成〕
先ずインクリボンカセットAの全体構成を説明すると、
このカセットAは第1図及び第2図に示すようにカセッ
トケース1が上下2段に構成され、下段にはリボン供給
部材となる供給コア2が配設され、上段にはリボン巻取
部材となる巻取コア3が前記供給コア2と重なるように
配設されている。
前記供給コア2にはベースフィルム上に熱転写性(熱溶
融性、熱昇華性、熱軟化性等)インクを塗布したインク
リボン4が巻き付けてあり、このインクリボン4はリボ
ン送出手段5によって積極的に矢印a方向へ送出され、
弛み除去手段6でリボンの弛みが除去されると共に、バ
ックテンションが付与され、リボン露出部となるカセッ
ト凹部1jに導かれる。前記リボン4の送り出しに際し
、供給コア2はデイテント手段7によって不要に回転し
ないようになっている。
更に前記カセット凹部1jで一旦露出したインクリボン
4はテンション付与手段8でフロントテンションを付与
され、巻取コア3に巻き取られる如く構成されている。
また前記インクリボン4が安定して送り出されるように
、リボン送出手段5及びテンション付与手段8にはリボ
ン剥離手段9が夫々設けられている。
更にインクリボン4は前記の如く供給コア2から巻取コ
ア3送り出されるが、このときガイド手段IOによって
ガイドされ、カセット下段から上段へ安定して送り出さ
れるように構成されていている。
次に前記リボン露出部l−Aを装填して記録を行う記録
装置Bの全体構成について説明すると、これは第3図に
示すように、シート搬送手段11によって搬送した記録
シート12に記録手段によって記録を行うものである。
この記録手段は本実施例ではシリアル型の熱転写記録方
式を用いており、ガイドレール13に沿ってキャリッジ
14が往復移動可能に取り付けられ、該キャリッジ14
に記録ヘンド15が搭載されている。更に前記キャリッ
ジ14には前記リボンカセットAを装填するための装填
手段16が設けられると共に、リボンカセットAのリボ
ン送出手段5を駆動する送出トルク軸17、テンション
付与手段8を駆動するテンショントルク軸18及び巻取
コア3を駆動する巻取トルク軸19が夫々設けられ、こ
れら軸17.18.19が図示しないモーターによって
駆動回転する如(構成されている。
記録に際しては前記キャリッジ14にリボンカセットA
を装填し、前記カセット凹部1jに位置する記録ヘッド
15をヘッドダウンしてインクリボン4を記録シート1
2に圧接し、キャリッジ14を移動すると共に記録ヘッ
ド15を駆動することによって所定画像を記録するもの
である。
次に前記インクリボンカセッ)A及び記録装置Bの各部
の構成について具体的に説明する。
〔リボンカセット〕
先ずリボン巻取径)Aの各部の構成について順5次説明
する。
(カセットケース) カセットケース1は供給コア2や巻取コア3等を収容す
るためのものであり、本実施例では第3図の上面斜視図
及び第4図の下面斜視図に示すようにケース両側壁には
該ケース1をキャリッジ14に取り付けるためのフック
部1aが形成されている。このフック部1aは断面T字
状に形成され、且つ弾性的に形成されており、このフッ
ク部1aは第3図に示すようにキャリッジ14に形成さ
れたカセット装填手段となるフック16に対して係止可
能に構成され、これを係止することによってリボンカセ
ットAをキャリッジ14へ装填可能に構成している。
また前記ケース1は第2図に示すように縦方向中央に於
いて仕切板1bによって上下2段に仕切られている。こ
の仕切板1bは第1図に示すように、前端部1b、及び
後端部1bzがケース本体に形成されたバネ部IC及び
溝部1dに嵌入係止して取り付けられる。即ち、前記ハ
ネ部ICは第5図(a)、 (b)に示すように弾性変
形可能に構成され、また溝部1dは第6図に示すように
凹溝状に形成されている。従って仕切板1bの後端部1
bzを前記溝部1dに嵌入した後、前端部1b+をバネ
部ICに押圧嵌入することによって仕切板1bをケース
本体に取り付けることが出来る。そして前記取り付けら
れた仕切板1bは左右端に形成されたU溝lbsがケー
ス本体に突設されたピンleに係止し、これによって左
右方向の位置決めがなされる如く構成されている−0 (供給コア) 供給コア2は巻き付けたインクリボン4を供給するため
のものであり、第2図に示すようにカセットケース1の
下段に取り付けられている。
カセットケース1の下面には第2図の縦断面部及び第4
図のケース下面斜視説明図に示すように、ケース孔1f
が穿孔され、この孔1fの周囲には筒部1gが起立形成
されている。この筒部1gは供給コア2の回転中心軸と
なるものである。
供給コア2は第7図の斜視説明図に示すように筒状に形
成され、インクリボン4を巻き付けるためのパンケーキ
コア部2aと、その上部に形成されたノコギリ歯部2b
とから構成されている。この供給コア2は前記コア部2
aにインクリボン4を巻き付け、前記筒部1bの外周に
回動自在に嵌合することによりケース1に取り付けられ
る。
(巻取コア) 巻取コア3は供給コア2から引き出されたインクリボン
4を巻き取るためのものであり、第2図に示すようにカ
セットケース1の上段に取り付けられ、供給コア2と巻
取コア3とが重なり合うように取り付けられている。
この巻取コア3は第2図に示すように中空に形成され、
上部に形成された巻取部3aと下部に形成された嵌入部
3bとが一体的に構成されている。
前記巻取部3aはインクリボン4を巻き取る部分であり
、その上下端にはインクリボン4の幅よりも若干広い間
隔を隔てて円板状の鍔3cが形成されている。また嵌入
部3bは前記ケース1の筒部1gの内径よりも僅かに小
さい外径をもち、前記筒部1g内に嵌入して回動可能に
取り付けられている。
更に前記巻取コア3の中空内周面には第2図及び第4図
に示すように複数のリブ3dが突出形成され、リボンカ
セットAをキャリッジ14に取り付けたときに第3図に
示す巻取トルク軸19が筒部1g内に嵌入すると共に、
該トルク軸19に形成されたリブ19aが前記リブ3d
と係合する如く構成されている。 従って、巻取トルク
軸19が駆動回転すると巻取コア3が回転し、供給コア
2から送り出されたインクリボン4を巻取部3aに巻き
取るようになる。尚、前記巻取トルク軸19の回転トル
クは巻取コア3へのリボン巻取径が最大の状態であって
も巻取コア3を回転させることが出来る程度のトルクで
あり、且つそれ以上のトルクは図示しないフリクション
クラッチによって出力されないように構成されている。
(リボン送出手段) リボン送出手段5はインクリボン4を供給コア2から積
極的に送り出すためのものであり、本実施例では送出コ
ア5aによって該リボン4に送出力を付与する如く構成
している。
この送出コア5aは供給コア2から巻取コア3へ至るリ
ボン走行経路に於いて、供給コア2と弛み除去手段6と
の間に配設されている。即ち、第1図(a)に示すよう
に供給コア2から引き出されたインクリボン4はガイド
手段10となるガイドローラ10a、10b、10c、
=−10kに順次ガイドされ、ケース1の内周に沿って
ガイドされながら巻取コア3へ至るが、前記ガイドロー
ラ10aと10bとの間に送出コア5aが設けられてい
る。
前記送出コア5aは第8図の縦断面図に示すように縦断
面中央部が膨出した太鼓状に形成され、その表面には軟
質物質(本実施例ではゴム)5bが皮膜形成されている
前記送出コア5aはケース1の下段に取り付けられた軸
5cに回動自在に取り付けられ、且つ中空内壁面には第
4図及び第8図に示すように複数のリブ5dが突設形成
されている。そして前記送出コア5aが取り付けられた
ケース下面には第4図に示すようにケース孔1hが穿孔
され、リボンカセットAをキャリッジ14に取り付けた
ときに第3図に示す送出トルク軸17に形成されたリブ
17aが前記リブ5dと係合する如く構成されている。
前記インクリボン4は第1図(a)に示すようにガイド
ローラ10aから送出コア5aの周面に巻き付くように
密着し、ガイドローラ10bに至る、ようにガイドされ
ている。従って、この状態で前記送出トルク軸17が駆
動回転すると送出コア5aが矢印す方向へ回転し、イン
クリボン4が矢印a方向へ送出されるものである。尚、
前記送出トルク軸17の回転トルクは供給コア2に巻き
付いたインクリボン(パンケーキ)径が最大の状態であ
ってもインクリボン4を送り出せる程度のトルクであり
、且つそれ以上のトルクは図示しないフリクシ町ンクラ
ッチによって出力されないように構成されている。
ここで前記供給コア2に巻き付けられたインクリボン4
を引き出して記録を行う場合、記録開始時或いは記録停
止時に於いては、供給コア2の回転開始或いは回転停止
による回転慣性力によって供給コア2から引き出される
リボン4にかかるテンションは変化するようになる。し
かしながら、本実施例では前述の如く送出コア5aの回
転によってインクリボン4を記録位置(記録ヘッド15
とインクリボン4との圧接位置)へ送り出すようにして
いるために、前記供給コア2の回転慣性力は送出コア5
aから記録位置までのリボン4に対するテンションに影
響を与えない、従って、記録開始時或いは記録終了時に
あってもインクリボン4に係るバックテンション、即ち
記録位置よりもリボン送出方向上流側のテンションを変
化させることなく、高速記録であっても常に安定したバ
ックテンションを付与することが可能となる。
また前記送出コア5aが太鼓状に形成されているために
、該コア5aの回転によってリボン4への送出力付与が
確実に行われ、且つコア表面に軟質物質を皮膜形成しで
あることからインクリボン4と送出コア5a間でのスリ
ップを効果的に防止してリボン送出をより確実に行うこ
とが出来るものである。
(弛み除去手段) 弛み除去手段6は供給コア2から送り出されるインクリ
ボン4の弛みを除−去すると共に、該リボン4にバック
テンションT、を付与するものである。
その構成は第1図(a)に示すように、ケース本体に取
り付けられたピン6aにアーム6bの一端が回動自在に
取り付けられており、該アーム6bの回動端部付近には
ガイドローラlodが取り付けられ、インクリボン4が
ガイドローラ10cから前記ローラ10dを経てローラ
10eへ至るようにガイドされている。そして前記アー
ム6bとケース本体に突設されたピン60間には引張ス
プリング6dが取り付けられている。これによってアー
ム6bは第1図(a)の矢印C方向へ一定の力で常に引
っ張られ、インクリボン4にバックテンションTmを付
与すると共に、該リボン4に弛みが生ずる場合にはこれ
を除去するように作用する。尚、第1図(3)に於いて
6eは前記アーム6bの矢印C方向へ、の回転を規制す
るためにケース本体に突設されたストッパービンである
(デイテント手段) デイテント手段7は供給コア2を不要に回転させないた
めのものである。その構成について説明すると、前記ア
ーム6bの回動端部6b+は第1図(6)に示すように
カギ状に屈曲しており、アーム6bが矢印Cと逆方向へ
回動すると前記端部6b+がレバー7aの一端に突設さ
れたビン7bに当接する如く構成されている。
前記レバー7aは中央部に於いて屈曲しており、該屈曲
部に於いてケース本体に設けられた軸7Cを中心に回動
可能に取り付けられている。そして前記レバー7aの回
動他端には爪部7dが形成され、この爪部7dが前述し
た供給コア2のノコギリ歯部2bと噛み合うように構成
されている。
更に前記レバー7aのビン7bが突設されている側とケ
ース本体間には引張スプリング7eが取り付けられてお
り、これによって前記レバー7aが第1図(a)の矢印
d方向へ常に付勢されいてる。
ここで前記アーム6bとレバー7aとの関係について説
明する。非記録時に於いては前記爪部7dとノコギリ歯
部2bとが噛み合っており、供給コア2が回転しないた
めにリボン4が不用意に繰り出されてしまうことがない
。そして記録を開始して第1図(a)に示すように記録
ヘッド15をヘッドダウンした状態でキャリッジ14を
矢印e方向へ移動すると、記録開始当初にあってはノコ
ギリ歯部2bと爪部7dが噛み合った状態なので供給コ
ア2は回転せず、記録位置に於けるインクリボン4が矢
印f方向へ送り出される。すると第9図に示すようにア
ーム6bがスプリング6dの引張力に抗して矢印g方向
へ回転し、回動端部6b+がビン7bに当接して該レバ
ー7aを矢印り方向へ回転させる。これによりレバー7
aの爪部7dとノコギリ歯部2bの噛み合いが外れ、供
給コア2が回転可能となる。
前記噛み合いが外れると、送出トルク軸17から回転力
を受けていた送出コア5aは供給コア2からインクリボ
ン4を引き出すと共に、ガイドローラ10bを経由して
アーム6b方向へ送り出す、このときアーム6bは引張
スプリング6dの引張力によってリボン4の弛んだ量分
だけ第9図の矢印gと逆方向へ回転してバックテンショ
ンを一定に維持しつつ前記弛みを除去する。更にリボン
4が送出コア5aによって送り出されると、アーム6b
が更に回転し、これに伴ってレバー7aが第9図の矢印
りと逆方向へ回転して爪部7dがノコギリ歯部2bと噛
み合う、これによって供給コア2の回転が停止し、イン
クリボン4の送り出しが停止される。
記録に際しては前記動作を繰り返してインクリボン4が
順次送り出される。このときアーム6bが引張スプリン
グ6dによって常に安定して付勢され、インクリボン4
には安定したバックテンションTmが付与されることに
なる。
(テンション付与手段) 次にテンション付与手段8は記録ヘッド15によってイ
ンクを転写されたリボン4を巻取コア3へ巻き取るに際
し、該リボン4にフロントテンションTF、即ち記録位
置よりもリボン送出方向下流側のテンションを付与する
ものである。
本実施例ではテンションコア8aによってインクリボン
4を強制的に引っ張ることによってフロントテンション
TFを付与するように構成している。このテンションコ
ア8aは供給コア2から巻取コア3へ至るリボン走行経
路に於いて、記録位置と巻取コア3との間に配設されて
いる。即ち、第1図(a)に示すように記録位置を通過
したインクリボン4はガイドローラ10 i 、 10
 j 、 10 iを経由して巻取コア3へ至るが、前
記ガイドローラIOjと10にとの間にテンションコア
8aが設けられている。
前記テンションコア8aは第10図(a)の縦断面図に
示すように縦断面中央部が膨出した太鼓状に形成され、
その表面には軟質物質(本実施例ではゴム)8bが皮膜
形成されている。
前記テンションコア8aははケース1の上段位置に軸8
cを中心にして回動自在に取り付けられ、且つ内部には
第1O図(b)の下面図に示すように輻1゜、の十文字
溝8dが形成されている。そして前記テンションコア8
aが取り付けられたケース下面には第3図及び第4図に
示すようにケース孔11が穿孔され、リボンカセットA
をキャリッジ14に取り付けたときにテンショントルク
軸18が前記十文字溝8dと係合する如く構成されてい
る。即ち、テンショントルク軸18は第11図(a)、
Φ)に示すように、先端係合部18aが幅tz (tz
< tI< h)の平板状に形成され、該保合部18a
がテンションコア8aの十文字溝8dと係合する如く構
成されている。
そしてインクリボン4は第1図(a)に示すようにガイ
ドローラ10jからテンションコア8aの周面に巻き付
くように密着し、ガイドローラ10kに至るようにガイ
ドされている。従って、この状態で前記テンショントル
ク軸18が駆動回転するとテンションコア8aが矢印i
方向へ回転し、インクリボン4が矢印j方向へ引っ張ら
れるものである。
尚、前記テンショントルク軸1日の回転トルクはリボン
4に対して適正なフロントテンションT、を発生させる
ことが出来るだけのトルクであり、それ以上のトルクは
図示しないフリクシランクラッチによって出力されない
ように構成されている。
これによって記録位置を通過したインクリボン4は常に
適正なフロントテンションTFが付与されて巻取コア3
へ巻き取られるようになる。
また前記テンションコア8aは前述した送出コア5aと
同様に太鼓状に形成されているために、該コア8aの回
転によってリボン4への引出力付与が確実に行われ、且
つコア表面に軟質物質8bを皮膜形成しであることから
インクリボン4とテン25フ3フ88間でのスリップを
効果的に防止してリボン4へのフロントテンション付与
をより確実に行うものである。
(リボン剥離手段) リボン剥離手段9はインクリボン4が接触する部材に貼
り付くのを防止し、該リボン4を前記部材から確実に剥
離するためのものである0本実施例ではインクリボン4
が送出コア5a及びテンションコア8aに貼り付くのを
防止するために、前記リボン剥離手段9を送出コア5a
及びテンションコア8a部分に設けている。
その構成は第1図(a)に示すように、楔状部材9a及
びこれと一体的に形成されたバネ部材9bを、ケース本
体に設けられた軸9cに対して回動可能に取り付けてな
る。更に前記バネ部材9bの端部がケース本体に設けた
ピン9dに当接し、そのバネ力によって楔状部材9aの
先端が夫々送出コア5a及びテンションコア8aのリボ
ン送出方向下流側に接触するように構成されている。尚
、この接触力は極めて小さいものであり、前記送出コア
5a及びテンシランコア8aの回転に支障を与えない程
度のものである。
インクリボン4は送出コア5a及びテンションコア8a
に密着して送り出されるが、仮にリボン4が前記コア5
a、8aに貼り付くように密着したとしても、楔状部材
9aによってリボン4はコア5a、8aから強制的に剥
離される。従って、第12図に示すようにコア5a、8
aに粘着して巻き付いてジャムしてしまうようなおそれ
が全くない。これによりインクリボン4は巻取コア3へ
確実に巻き取られるにものである。
(ガイド手段) ガイド手段lOはケース下段に取り付けられた供給コア
2から上段に取り付けられた巻取コア3ヘインクリボン
を確実、にガイドするものであり、リボン4の前記上下
方向の段差を吸収してガイドするためのものである。
本実施例では第1図(a)に示すように供給コア2から
ガイドローラ10a、10b、・・・・・・10kによ
ってインクリボン4を順次ガイドし、巻取コア3へ至ら
せるようにしている。このガイドローラ10a。
10b、・・・・・・10にはPOM(ポリオキシメチ
レン)等の自己潤滑性のある材質で構成されており、こ
れがケース1に取り付けられたガイド軸10a+、 1
0b1.・・・・・・10に+に夫々回動自在に取り付
けられている。そして前記ガイドローラ10a、lOb
はケース下段面に取り付けられ、10c、10d、 川
・・・10には上段面、即ち仕切板1bと同一面上に取
り付けられている。
従って、インクリボン4の走行経路に於いてガ、イドロ
ーラ10bとガイドローラ10c間で段差が生じている
。この場合でも第13図に示すように、各ガイドローラ
10a、10b、・・・・・・10にの軸方向とリボゾ
送出方向が直交するように、各ガイドローラ10a、1
0b、・・・・・・10kを適宜傾けて取り付ける。
そしてリボン4に軸方向へずれる力を発生させることな
く、安定して走行させるものである。
これを具体的に説明すると、供給コア2及び巻取コア3
の回転軸を基準として送出コア5aの回転軸5c、テン
シランコア8aの回転軸8C及びガイドローラ10a、
10d〜10にの各軸を共に同−或いは路間−の傾き、
例えばケース下面に対して垂直の傾きとなるように取り
付ける。これを第一の傾きとする。
ガイドローラ10bは前記第一の傾きとは異なるる傾き
となるように取り付ける。これを第二の傾きとする。更
にガイドローラIOcば前記第一及び第二の傾きと異な
る傾きとなるように取り付ける。
これを第三の傾きとする。
前記傾きを第14図に示すX、 Y、  Z座標系によ
って詳細に説明すると、リボン4は第一の傾きとなる送
出コア5aからガイドローラ10 b 、 10 c 
10dを経由して走行するが、夫々の軸5 c、 10
b+。
= 10c+、 IQd+とリボン4の幅方向中心との
交点を夫々PI  (XI+  Fl+  z+)  
s  pg  bz、  VZ+  zz)  %  
Pコ (xa。
V3+ zs) 、Pa (xa、 ’1m、 24)
とすると、点P、と点P4とのZ軸方同高さ(z4z+
)が吸収する段差となる。
ここで第二の傾きとなる軸10b1の傾きを求めると、
点Pr、 Pt、 Psの3点を含む平面の方程式Ax
+By十〇z+D=0を求め、前記3点P+、 h。
P、を含む平面の法線ベクトルv (A、B、C)を求
める。このベクトルと平行な傾きが軸10b+の傾きと
なる。
前記ベクトルとX軸、Y軸、Z軸となす各θ、。
θ7.θ1は以下の関係となる。
これによって第二の傾きを求めることが出来る。
同様にして軸10c1の傾きも点り、 PI F−の3
点を含む平面の法線ベクトルを求めることにより、第三
の傾きも容易に求められる。
前記の如くしてインクリボン4を各コア5a。
8a及びガイドローラlOa〜10にの軸方向に対して
直交するようにガイドすることによってリボンずれを生
ずることなく、ケース下段に位置する供給コア2からケ
ース上段に位置する巻取コア3へ送り出すことが出来る
ものである。
(#、電手段) 本実施例のリボンカセットAにあってはインクリボン4
に帯電した電荷を除去するための除電手段が設けられて
いる。その構成は第1図に示すように金属製の仮バネ2
4がテンションコア8aに弱く押圧するように取り付け
られている。この板バネ24はインクリボン4がテンシ
ランコア8aを経由するときに、該リボン4に二ケ所2
4a、24bで接触するようになる。そして前記板バネ
24が設けられたケース1の下面には第4図に示す如く
ケース孔1kが穿孔されている。
一方、キャリッジ14には、前記リボンカセットAをキ
ャリッジ14に装填したときに前記ケース孔Ikを介し
て板ハネ24に接触する位置に、第3図に示す如く接点
25が設けられており、この接点25が装置本体のシャ
ーシ等を介してアースされている。
従って、前記インクリボン4に帯電した電荷は前記板バ
ネ24から接点25を介して除電されるものである。
〔記録装置〕
次に前記リボンカセットAを用いる記録装jl[Bの各
部の構成について説明する。
(記録手段) 記録手段は記録シート12にインクリボン4のインクを
点して記録を行うものであり、本実施例ではキャリッジ
14に記録へラド15を搭載したシリアル記録手段を用
いている。
前記キャリッジ14は前記リボンカセットA及び記録へ
ラド15を記録方向へ移動するためのものであり、第3
図に示すように、上面所定位置には前述したフック16
、送出コア5a、テンションコア8a及び巻取コア3に
夫々回転力を伝達するための伝達部材となる送出トルク
軸17、テンシラントルク軸18、巻取トルク軸19が
突出して設けられ、内部には前記各トルク軸17〜19
を駆動するための駆動源となるモーターが設けられ、該
モーターの駆動力が夫々のトルク軸17.18.19へ
フリクシロンクラッチを介して伝達されるように構成さ
れている。
また前記キャリッジ14はガイドレール13にスライド
可能に取り付けられ、且つ支持プレート20にスライド
可能に支持されている。このガイドレール13及び支持
プレート20は装置本体両側壁に固定されている。更に
前記ガイドレール13の両端部近傍にはキャリッジモー
ター21と連結した駆動プーリ22a及び従動プーリ2
2bが取り付けられ、両ブ=す22a、22b間にタイ
ミングベルト23が張設され、そのベルト23の一部が
前記キャリッジ14に固定されている。
従って、前記キャリッジモーター21が正逆回転するこ
とにより、キャリッジ14がガイドレール13に沿って
記録シート12の幅方向へ往復移動するものである。
記録へラド15はヘッド基板上に通電により発熱する複
数の電気熱変換体を一列に配列してなる。
この記録ヘッド15は第3図に示すようにキャリッジ1
4に搭載され、このキャリッジ14に前記リボンカセッ
トAを装填したときのカセット凹部1jに位置する如く
取り付けられている。
また前記記録へラド15はキャリッジ14に取り付けら
れた図示しないソレノイド等によって第3図の矢印に方
向ヘアツブダウンする如く構成され、ヘッドダウンする
と記録シート12にインクリボン4のインク塗布面を圧
接し、ヘッドアップすると前記インクリボン4を記録シ
ート12から離隔する如く構成している。
従って、前記記録へラド15をヘッドダウンした状態で
キャリッジ14を第3図の矢印e方向へ移動させると共
にインクリボン4を供給コア2から送り出し、且つ前記
キャリッジ14の移動と同期して記録ヘッド15を画信
号に応して発熱させると、その熱により溶融したインク
が記録シート12に転写するものである。
尚、前記の如くして一行記録が終了すると、記録ヘッド
15はヘッドアップし、キャリッジ14がホームポジシ
ランに戻り、記録シート12がシート搬送手段11によ
って第3図の矢印l方向へ一行分搬送される。
(シート搬送手段) シート搬送手段11は記録シート12を記録位置へ給送
すると共に、記録後のシート12を排出するものである
本実施例に於けるシート搬送手段11はガイドレール1
3と平行に設けられたプラテンローラIlaに、従動回
転するピンチローラllbを圧接し、且つ前記プラテン
ローラllaの周面に沿ってペーパーパンIlcを設け
てなる。そして前記プラテンローラ11aに駆動伝達ギ
ヤlidを介して搬送モーター11eを連結してなる。
従って、前記搬送モーターlieを駆動するとプラテン
ローラllaが回転し、ピンチローラllbとの協働作
用によって記録シート12がプラテンローラllaの周
面に沿い、且つプラテンローラllaとインクリボン4
との間を通って第3図の矢印1方向へ搬送されるもので
ある。
前記構成のリボンカセットAを記録装置Bに装填し、キ
ャリッジ14を移動させると共に記録ヘッド15を駆動
して記録を行うと、インクリボン4は送出コア5aの回
転によって積極的に記録位置へと送り出され、供給コア
2の慣性力等の影響を受けずに安定してバックテンショ
ンが付与されると共に、テンションコア8aによって適
正なフロントテンションが付与されながら巻取コア3へ
と巻き取られるようになる。またこのとき前記送出コア
5a及びテンションコア8aには梗状部材9aが接触し
ているために、インクリボン4が前記コア5a、8aに
巻き付きジャムすることがない。
更にガイドローラ10a−10kを適当に傾けることに
よってインクリボン4を上下方向へ的確にガイドし、供
給コア2と巻取コア3とを上下に重ね合わせることによ
ってリボンカセットAを小型化している。
〔他の実施例〕
次に前述したリボンカセットA及び記録装置Bの各部の
他の実施例について説明する。
(リボン送出手段) 前述した実施例では太鼓状の送出コア5aによってイン
クリボン4を送出するようにしたが、前記送出コア5a
は必ずしも太鼓状に形成しなくてもリボン送出は可能で
あり、且つ軟質物質5bを皮膜形成しなくてもリボン送
出は可能である。
また太鼓状の送出コア5aを用いる他にも、第15図に
示すように一対のギヤ状コア26a、26bによってリ
ボン4を挟み込み、前記コア26aを駆動回転すると共
にコア26bを従動回転することによってリボン4を送
出するように構成しても良い。
(テンション付与手段) テンションコア8aについても同様に第15図に示すよ
うに一対のギヤ状コア26a、26bによってリボン4
を挟み込み、前記コア26a、26bを回転することに
よってリボン4にテンションを付与するようにしても良
い。
また第16図に示すように表面に微細な突起部27aを
形成したローラ27に、表面にゴム等の軟質物質を皮膜
形成したローラ28とを圧接し、両ローラ27、28間
にリボン4を挟み込むと共にローラ27゜28を回転す
ることによってリボン4にテンションを付与するように
構成しても良い。
(リボン剥離手段) 前述した実施例では楔状部材9aにバネ部材9bを一体
的に構成し、前記バネ部材9bの付勢力よって楔状部材
9aを送出コア5 a s或いはテンションコア8aに
接触させるようにしたが、前記楔状部材9aとバネ部材
9bとは別体で構成しても良い0例えば第17図に示す
よう、楔状部材29aを軸29bを中心にして回動可能
に取り付け、この楔状部材29aを圧縮スプリング29
cによって矢印m方向へ押圧することによって送出コア
5a或いはテンションコア8aに接触させるようにして
も良い。
また前記コア5a、8aに接触する部材は必ずしも楔状
に形成する必要はなく、薄板状に形成した部材でも良い
また前述した実施例に於いて、楔状部材9aは必ずしも
送出コア5a或いはテンションコア8aに接触させなく
ても良く、前記コア5a、8aの近傍に位置するように
取り付ければリボン4が前記コア5a、8aに巻き付き
ジャムすることを防止し得る。
(ガイド手段) 前述した実施例ではガイドローラ10a〜10kによっ
てリボン4をガイドするように構成したが、ガイド部材
は前記ローラ状のものに限定する必要はなく、ガイドピ
ン等でリボン4をガイドするようにしても良い。
(シート搬送手段) 前述した実施例ではシート搬送手段としてプラテンロー
ラllaとピンチローラIlbとの協働作用によって記
録シート12を搬送するようにした例を示したが、シー
ト搬送手段としては必ずしもローラ状のものを使用する
必要はなく、他にも例えば回転ベルト等によってシート
12を搬送するように構成しても良い。
〈発明の効果〉 本発明は前述した如く、供給部材と巻取部材とが重なる
ように構成したために、大容量のリボンをコンパクトに
収容することが出来、カセットを小型化することが可能
となる。
またリボンを供給部材から巻取部材ヘガイドするガイド
部材の軸を適宜傾けであるために、供給部材と巻取部材
とのリボン走行経路に段差があっても、リボンは常にガ
イド部材に的確にガイドされて走行し、高速記録を安定
して行うことが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るリボンカセットの平面
説明図であり、(a)は下段の説明図、ら)は上段の説
明図、第2図はリボンカセットの縦断面説明図、第3図
は記録装置の構成説明図、第4図はリボンカセットの下
面斜視説明図、第5図及び第6図は仕切板の取り付は構
成説明図、第7図は供給コアの斜視説明図、第8図は送
出コアの構成説明図、第9図はアームとレバーの関係を
示す説明図、第1O図(a)、 (b)はテンションコ
アの構成説明図、第11図(a)、ら)はテンショント
ルク軸の構成説明図、第12図はコアにインクリボンが
貼着してしまう状態説明図、第13図はインクリボンと
ガイド軸との関係説明図、第14図はガイドローラの傾
きを示す座標系の説明図、第15図はリボン送出手段の
他の実施例を示す説明図、第16図はテンション付与手
段の他の実施例の説明図、第17図はリボン剥離手段の
他の実施例の説明図、第18図及び第19図は従来技術
の説明図である。 Aはリボンカセット、Bは記録装置、1はカセットケー
ス、1aはフック部、1bは仕切板、1b1は前端部、
Ibzは後端部、lbzはU溝、1cはバネ部、1dは
溝部、1eはピン、1fはケース孔、1gは筒部、Ih
、li、lkはケース孔、1jはカセット凹部、2は供
給コア、2aはパンケーキコア部、2bはノコギリ歯部
、3は巻取コア、3aは巻取部、3bは嵌入部、3cは
鍔、3dはリブ、4はインクリボン、5はリボン送出手
段、5aは送出コア、5bは軟質物質、5cは軸、5d
はリブ、6は弛み除去手段、6aはピン、6bはアーム
、6b+は回動端部、6cはピン、6dは引張スプリン
グ、6eはストッパーピン、7はデイテント手段、7a
はレバー、7bはピン、7Cは軸、7dは爪部、7eは
引張スプリング、8はテンション付与手段、8aはテン
ションコア、8bは軟質物質、8cは軸、8dは十文字
溝、9はリボン剥離手段、9aは樹状部材、9bはバネ
部材、9cは軸、9dはピン、1oはガイド手段、10
a 〜10にはガイドローラ、10a+〜l0k1はガ
イド軸、11はシート搬送手段、Ilaはプラテンロー
ラ、11bはピンチローラ、llcはペーパーパン、l
idは駆動伝達ギヤ、Ileは搬送モーター、12は記
録シート、13はガイドレ=゛ル、14はキャリッジ、
15ハ記録ヘツド、16はカセット装填部、17は送出
トルク軸、17aはリブ、18はテンショントルク軸、
18aは係合部、19は巻取トルク軸、19aはリブ、
20は支持プレート、21はキャリッジモーター、22
aは駆動プーリ、22bは従動プーリ、23はタイミン
グヘルド、24は金属板バネ、24a、24bは接触部
、25は接点、26a、26bはギヤ状コア、27はロ
ーラ、27aは突起部、28はローラ、29aは樹状部
材、29bは軸、29cは圧縮スプリングである。 第1図 (a) 2

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)巻き付けたリボンを供給するためのリボン供給部
    材と、 前記リボン供給部材から供給されたリボンを巻き取るた
    めのリボン巻取部材と、 前記リボン供給部材からリボン巻取部材に至るリボン走
    行経路に設けられ、前記リボンをガイドするためのガイ
    ド手段とを有し、 前記供給部材とリボン巻取部材とを2段に重ねて構成し
    、且つ前記ガイド手段をリボンと接触してガイドするガ
    イド部材で構成すると共に、前記ガイド部材の軸方向が
    前記リボンの走行方向と略直交するように構成したこと
    を特徴としたリボンカセット。
  2. (2)前記ガイド手段をリボンと接触する複数のガイド
    部材で構成し、前記ガイド部材の軸が前記リボン供給部
    材の回転軸及びリボン巻取部材の回転軸を基準として、
    その軸と平行或いは略平行な第一の傾きをもった軸と、
    前記第一の傾きとは異なる第二の傾きをもった軸と、前
    記第一及び第二の傾きとは異なる第三の傾きをもった軸
    を含むよう構成したリボンカセット。
  3. (3)前記ガイド手段は、リボンを前記第一の傾きをも
    つガイド部材から第二の傾きをもつガイド部材を経て第
    三の傾きをもつガイド部材でガイドし、更に第一の傾き
    をもつガイド部材でガイドするよう構成した請求項(2
    )記載のリボンカセット。
  4. (4)前記ガイド部材を、ガイド軸に対して回動可能な
    ガイドローラで構成してなる請求項(2)記載のリボン
    カセット。
  5. (5)シートを搬送するためのシート搬送手段と、前記
    請求項(1)記載のリボンカセットを装填するためのカ
    セット装填部と、 前記リボンカセット内に装填されたリボンにエネルギー
    を印加し、前記シート搬送手段で搬送されたシートに記
    録を行うための記録手段と、を有する記録装置。
JP8486890A 1990-04-02 1990-04-02 リボンカセット及び前記リボンカセットを用いる記録装置 Pending JPH03284974A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3822087A4 (en) * 2018-07-13 2021-08-04 Sato Holdings Kabushiki Kaisha PRINTER

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3822087A4 (en) * 2018-07-13 2021-08-04 Sato Holdings Kabushiki Kaisha PRINTER
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