JPH03284883A - 受光装置 - Google Patents

受光装置

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JPH03284883A
JPH03284883A JP2086792A JP8679290A JPH03284883A JP H03284883 A JPH03284883 A JP H03284883A JP 2086792 A JP2086792 A JP 2086792A JP 8679290 A JP8679290 A JP 8679290A JP H03284883 A JPH03284883 A JP H03284883A
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JP
Japan
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light
photodetector
receiving element
region
visible light
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Pending
Application number
JP2086792A
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English (en)
Inventor
Hisanori Ozawa
久紀 小澤
Yoshiichi Zenno
禅野 與志一
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、受光装置に関し、特にカメラにおける自動露
出、自動測距等の個々に違った波長を有した信号の検知
を要求される受光装置に係る。
〈従来技術〉 従来、カメラにおける自動露出(AE)用受光素子には
、単結晶シリコンフォトダイオードが用いられることが
多い。一般に、単結晶シリコンは、第6図に示す分光感
度を持っている。自動露出を行なうためには、人間の可
視光領域での光量測定か必要である。そのため、単結晶
シリコンの赤外光領域に対する感度をカットし、視感度
に近づけるため、単結晶シリコンチップ上に赤外カット
フィルターが取付けられた構造となっている。
また、カメラにおける自動測距(AP)用受光素子には
、単結晶シリコンフォトダイオードが多く用いられてい
る。一般に、AP用受光素子は、カメラ内に実装された
赤外光発光ダイオードから発せられ被写体によって反射
された信号を受光する。
したがって、AP用受光素子は、外乱光の影響をあまり
受けずに、発光源である赤外発光ダイオードから発せら
れ被写体によって反射された信号のみを効率よく受光す
ることが要求される。このため、AP用受光素子は、可
視光をカットする性質をもつ樹脂にてパッケージとし、
単結晶シリコンの可視光領域に対する感度を低くする方
法がとられている。
〈 発明が解決しようとする課題 〉 上述のように、現在、カメラにおけるAE用受光素子お
よびAE用受光素子は、両者とも単結晶シリコンが用い
られることが多いが、受光する波長領域が異なるため、
両者にそれぞれの受光領域に対応させる方法をとった単
結晶ノリコンフオトダイオードが用いられている。
ところで、カメラは軽量、小型化を図る市場動向にあり
、カメラ内に実装される電子部品においても、カメラ内
の限られたスペースを有効活用するため、小型化および
多機能化か課題となっている。
しかし、従来のAE用受光素子は、単結晶シリコンチッ
プ上に赤外カットフィルターを取り付けた構造を有し、
またAE用受光素子は、可視光をカットする性質をもつ
樹脂にてパッケージとしているので、上記の課題に対応
できない。
本発明は、上記に鑑み、カメラ内の限られたスペースを
有効活用でき、小型化および多機能化に貢献し得る受光
装置の提供を目的とする。
〈 課題を解決するための手段 〉 本発明による課題解決手段は、第1.2.4図の如く、
単結晶シリコンからなり赤外光領域に感度を有する第一
受光素子lと、アモルファスノリコンからなり可視光領
域に感度を有する第二受光素子3とを備え、該第二受光
素子3が第一受光素子1よりも入射側に配され、前記第
一受光素子1と第二受光素子3とがワンチップ化された
ものである。
く作用〉 上記課題解決手段において、光が入射しすると、第二受
光素子3は可視光に感度をもつため、入射した光の可視
光領域のほとんどは第二受光素子3に吸収され、電流に
変換される。
そして、第二受光素子3で吸収されずに透過した長波長
の光(赤外光)は、第一受光素子1まで達し、ここで吸
収され電流に変換される。
このように、可視光領域に感度を有する第二受光素子3
を赤外光領域に感度を有する第一受光素子lよりも入射
側に配置してワンチップ構造とすることにより、第一受
光素子1は、第二受光素子3が可視光カットフィルター
のはたらきをするため、赤外発光グイオートの特定信号
のみを選択して受光することができる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基フき説明する。
U第一実施例コ 第1図は本発明第一実施例の受光装置の原理図、第2図
は同じくその詳細な構造を示す断面図、第3図はその分
光感度特性を示す図である。
本実施例の受光装置は、第1図の如く、赤外光領域に感
度を有する第一受光素子(フォトダイオード)lが形成
された単結晶シリコン基板の絶縁膜(S+Ot等)2上
に、可視光領域に感度を有する第二受光素子(アモルフ
ァスシリコンフォトダイオード)3が形成されている。
そして、第2図中、4は単結晶シリコン層、5はアモル
ファスシリコン層、6は単結晶シリコンp領域、7は単
結晶シリコンn領域である。
前記単結晶シリコン層4は、p−1−n接合構造とする
ことで、p−n接合より接合容量が小さくなり高速応答
特性を有しており、この特性はカメラにおけるAE用受
光素子として用いるのに有利となる。
市I記アモルノアスシリコン層5は、1μm以下の薄膜
でp−1−n構造(第2図中8)とし、両面に透明電極
9.IOか形成されている。そして、アモルファスシリ
コン層5は、絶縁膜2上に形成されるが、−船釣な製法
としてプラズマCV D (chemical  va
pour  deposition)が用いられる。こ
の製法は、反応温度が500℃前後で、拡散法に比へ低
温であるため、蒸着基板となろ単結晶ノリコンフオトダ
イオードlの活性不純物分布を崩すことなくアモルファ
スシリコン層5を形成できる。
すなわち、両フォトダイオード1.3間に絶縁層2を有
する構造とすることで、両フォトダイオードl、3は、
異なる分光感度をもつ各々独立したフォトダイオードと
して働らか仕ることかできる。
上記構成において、第2図の如く、X方向から光が入射
すると、入射光のうち可視光のほとんどはアモルファス
シリコン層5で吸収され、電流に変換される。
しかしながら、入射光のうち長波長の光(例えば赤外光
)は、可視光に感度をもつアモルファスシリコン層5で
はほとんど吸収されずに単結晶ソリコン層4まで達し、
ここで吸収され電流に変換される。
このように、アモルファスシリコンダイオード3と単結
晶シリコンフォトダイオードIとを上下方向に構成した
ワンチップ構造とすることにより、アモルファスシリコ
ン層5が可視光のほとんどを吸収し、下層の単結晶シリ
コン層4に対して可視光カットフィルターの役割を果す
ので、単結晶シリコン層4に赤外発光ダイオードの特定
信号のみを選択して受光させることができる。
したがって、アモルファスシリコンダイオード3は、カ
メラ内におけるAE用受光素子として、単結晶シリコン
フォトダイオード1はAE用受光素子として有用となる
。なお、第3図に両フォトダイオード1.3の分光感度
特性を示す。同図中、Aは単結晶シリコンフォトダイオ
ードlの分光感度特性、Bはアモルファスシリコンダイ
オード3の分光感度特性である。
また、チップ構造のみで可視光領域と赤外光領域との分
離を行えるので、カメラ内の限られたスペースを有効活
用でき、小型化および多機能化に貢献し得る。
[第二実施例] 第4図は本発明第二実施例の受光装置の断面図、第5図
(a)は同じくその表面透明電極層の平面図、同図(b
)はアモルファスシリコン層の平面図、同WJ(c)は
裏面透明電極層の平面図、同図(d)は単結晶シリコン
p領域層の平面図である。
図示の如く、本発明は、単結晶シリコンフォトダイオー
ドlおよびアモルファスシリコンダイオード3を2次元
的に配列して分割フォトダイオードとしたもので、その
他の構成は第一実施例と同様である。
なお、第5図中、11は背景(アベレージ)測光用のフ
ォトダイオード部、12は被写体(スポット)測光用の
フォトダイオード部である。
上記構成において、フォトダイオード1,3を分割フォ
トダイオードとしているので、露出および距離を微細に
検出でき、第一実施例よりも自動露出、自動測距の微細
な制御が可能となる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。
例えば、第二実施例においては、フォトダイオード1.
3を2分割した例を示したか、フォトダイオード1,3
をさらに3分割以上の多分割形状としてもよい。これに
より、自動露出、自動測距の制御がより一層微細に行な
える。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明によると、可視光
領域に感度を有する第二受光素子を赤外光領域に感度を
有する第一受光素子よりも入射側に配し、これらをワン
チップ化しているので、受光装置が実装されるカメラ内
の電子回路において、部品点数の削減、コストダウン、
回路面積の縮小に寄与できる。
したがって、カメラ内の限られたスペースを有効活用で
き、小型化および多機能化に貢献し得るといった優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第一実施例の受光装置の原理図、第2図
は同じくその詳細な構造を示す断面図、第3図はその分
光感度特性を示す図、第4図は本発明第二実施例の受光
装置の断面図、第5図(a)は同じくその表面透明電極
層の平面図、同図(b)はアモルファスシリコン層の平
面図、同図(C)は裏面透明電極層の平面図、同図(d
)は単結晶シリコンp領域層の平面図、第6図は単結晶
ソリコンフォトダイオードの分光感度特性を示す図であ
る。 1 第一受光素子(単結晶シリコンフォトダイオード)
、2:絶縁膜、3:第二受光素子(アモルファスシリコ
ンダイオード)、4 単結晶シリコン層、5:アモルフ
ァスシリコン層、6:単結晶ノリコンp領域、7:単結
晶ノリコンロ領域、8:アモルファスシリコンp−1−
n、 9 、 I O:透明電極。 出 願 人  ンヤープ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  単結晶シリコンからなり赤外光領域に感度を有する第
    一受光素子と、アモルファスシリコンからなり可視光領
    域に感度を有する第二受光素子とを備え、該第二受光素
    子が第一受光素子よりも入射側に配され、前記第一受光
    素子と第二受光素子とがワンチップ化されたことを特徴
    とする受光装置。
JP2086792A 1990-03-30 1990-03-30 受光装置 Pending JPH03284883A (ja)

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