JPH03282227A - 回転体のバランス取り方法

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は回転体のバランスを取る方法に関するものであ
る。

「従来の技術」従来、回転体のバランスを取る方法は、回転体に穴加工
を施すか、パテ等を取り付ける方法を用いていた。

「発明が解決しようとする課題」従来の、二つの方法とも、その作業は熟練を要し、偏心
量を定量測定しても補正量、補正位置は作業者によって
異なるなど、定量的な補正が困難であった。

また、装置として組み付けた後の、回転系のダイナミッ
クバランスを取る場合も同様に困難であった。

「課題を解決するための手段」本発明では、回転体にあらかじめ、タップ加工を施して
おき、ネジを装置することによりバランスを取る方法で
ある。

「作用」タップ加工の大きさ、位置および個数とネジの大きさ、
長さおよび材質による重量を決定することにより、定量
的に測定された偏心量を、１個又は複数個のネジによっ
て、補正するものである。

「実施例Ｊ第１図を用いて、本発明を説明する。第１図では、回転
体１の側面に同−半径上に８等配されたタップ加工穴２
が施しである。

偏心測定器により得られた偏心Ｉは、補正用ネジ３を１
個又は複数個装置し、補正することになる。

偏心量を微調整する場合は、タップ加工穴２の径、位置
および数量を多く施すことが望ましい。

しかし１、あらかしめ偏心量が予想される場合は、タッ
プ加工穴２を同−半径上又は、等配位置にある必要がな
く装置として組み付けた後に調整可能な位置であればよ
い。

「発明の効果」本発明により、回転体のバランスを取る場合、定量的に
補正てきるようになり、タップ穴加工の位置によっては
回転系システムのダイナミックバランスを取ることも可
能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の構想図。第２図は本発明の部分断面
図である。１・・・・・・・・・回転体

【特許請求の範囲】