JPH03282069A - リップシール装置 - Google Patents

リップシール装置

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Publication number
JPH03282069A
JPH03282069A JP2080482A JP8048290A JPH03282069A JP H03282069 A JPH03282069 A JP H03282069A JP 2080482 A JP2080482 A JP 2080482A JP 8048290 A JP8048290 A JP 8048290A JP H03282069 A JPH03282069 A JP H03282069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lip
seal
support ring
rotating shaft
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2080482A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Shibata
誠 柴田
Akio Sato
章雄 佐藤
Akihiro Uto
明広 宇戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiho Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiho Kogyo Co Ltd filed Critical Taiho Kogyo Co Ltd
Priority to JP2080482A priority Critical patent/JPH03282069A/ja
Publication of JPH03282069A publication Critical patent/JPH03282069A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、回転軸に摺接されるゴム製のリップを備えた
リップシール装置に関する。
「従来の技術」 従来、リップシール装置として、回転自在に軸支した回
転軸の周囲を囲繞するケースと、外周部が上記ケースに
取付けられ、かつ内周部が密封流体側に湾曲されて上記
回転軸の外周面に摺接されるリップとを備えたものが知
られている。
また従来、1枚のゴム製のリップの先端部にPTFE製
のシールリングを設けたものも知られている(実開昭6
2−158255号公報)。
[発明が解決しようとする課題」 ところで、密封流体の圧力を受けるリップはその圧力に
よりシール面が強く回転軸に密着されるようになるので
、特にゴム製の1枚のリップを設けた場合には、耐摩耗
性、耐熱性が小さいので耐久性に劣るという欠点がある
これに対し、上記公報に記載されているように、ゴム製
リップの先端部にPTFE製のシールリングを設けた場
合には、該シールリングが上記密封流体の圧力に対抗し
てリップのシール面が強(回転軸に密着されるのを防止
するので、該ゴム製リップのシール面が強く回転軸に密
着されることによって生じる摩耗を防止することができ
る。
しかしながらその反面、上記シールリングも当然に密封
流体の漏洩を防止するので、ゴム製リップのシール面へ
の潤滑油としての密封流体の供給量が不足して、耐摩耗
性が小さいゴム製リップのシール面が摩耗される結果と
なっていた。
本発明はそのような事情に鑑み、ゴム製のリップの先端
部が密封流体の圧力によって回転軸に強く密着されるの
を防止すると同時に、該リップの先端部に潤滑油として
の密封流体を充分に供給できるようにして、耐久性の高
いリップシール装置を提供するものである。
[課題を解決するための手段」 すなわち本発明は、上記ゴム製リップの内周部側の先端
部に、上記回転軸とのシール面よりも密封流体側に突出
する突出部を形成するとともに、上記突出部の内側にシ
ール面に隣接させて回転軸に摺接される支持リングを設
け、さらに該支持リングに、密封流体を上記シール面に
供給する連通路を形成したものである。
「作用」 上記構成によれば、上記支持リングがリップに加わる密
封流一体の圧力を支持するので、該リップのシール面が
強く回転軸に密着されるのを防止することができる。そ
してこれと同時に、上記支持リングにシール面に密封流
体を供給する連通路を形成しているので、シール面への
潤滑油としての密封流体の供給量が不足することがなく
、これによりゴム製リップのシール面が摩耗されること
を長期間効果的に防止することができる。
「実施例」 以下図示実施例について本発明を説明すると、第1図に
おいて、ハウジング1に形成した段付穴laに回転軸2
を貫通させて回転自在に軸支してあり、この段付穴1a
の内周面と回転軸2の外周面との間を本発明に係るリッ
プシール装置3でシールしている。
上記リップシール装置3は金属製のケース4と、ゴム製
の第1リツプ5と、PTFE等の耐摩耗性、低摩擦性に
優れた合成樹脂からなる第2リツプ6と、さらに金属製
のバックアップリング7とを備えている。
上記ケース4は上記回転軸2を囲繞するようにリング状
に形成してあり、その軸方向の断面形状は、軸方向に伸
びる筒状部分4aと、その両端部から半径方向内方に伸
びるフランジ部分4b、4Cとによって、断面路コ字形
に形成している。
上記ゴム製の第1リツプ5の外周部は上記ケース4に加
硫接合若しくは接着によって一体に取付けてあり、上記
筒状部分4aの外周側部分からフランジ部分4bの外側
部分と内側部分とを連続して覆っている。そしてこの第
1リツプ5の内周部は第1図の左方の密封流体側に湾曲
され、その先端部分に上記回転軸2の外周面に摺接され
る半径方向内方に突出した断面略三角形状のシール部5
aを形成している。
また、上記第1リツプ5のシール部5aよりも先端部側
を密封流体側に突出させて筒状の突出部5bを一体に形
成してあり、この突出部5b内に上記シール部5aに隣
接させてPTFE等の合成樹脂や金属からなる支持リン
グ9を設け、この支持リング9の内周面を上記回転軸2
の外周面に摺接させている。
上記支持リング9の内周面には密封流体を上記シール部
5bのシール面に供給する複数の連通路lOを形成して
あり、本実施例では第3図に示すように、回転軸2の矢
印方向の回転方向を基準として、密封流体側に対してシ
ール部5b側が前方側となるように連通路lOを斜めに
形成し、回転軸2の回転に伴って密封流体が連通路10
内に流入し易くなるようにしている。但し、上記連通路
lOを上述したのとは逆方向に傾斜させ、或いは軸方向
と平行に設けることも可能である。
さらに、上記第2リツプ6の半径方向外周部分は、上記
第1リツプ5における上記フランジ部分4bの内側部分
を覆う部分に当接させてあり、かつ第2リツプ6の大気
側の外周部とフランジ部分4Cとの間に介在させたバッ
クアップリング7によつてケース4に一体に連結してい
る。
この第2リツプ6の内周部は、バックアップリング7の
湾曲面に沿って左方の密封流体側に湾曲させてあり、そ
の内周側の先端部を回転軸2の外周面に摺接させ、さら
にこの第2リツプ6の先端部の外周面に上記第1リツプ
5のシール部5bよりも右方部分の内面を重合させるこ
とにより、該第2リツプ6の先端部でゴム製の第1リツ
プ5の内周面を支持することができるようにしている。
以上の構成によれば、上記ゴム製の第1リツプ5のシー
ル部5aはその密封流体側が支持リング9によって支持
されているので、密封流体側の圧力によって強く回転軸
2に密着されるのを防止することができる。そしてこれ
と同時に、上記支持リング9に設けた連通路lOを介し
て密封流体がシール部5aに供給されるので、シール部
5aにおける潤滑油としての密封流体が不足することが
防止され、上記支持リング9の支持と相まって第1リツ
プ5のシール部5aが摩耗されることを長期間効果的に
防止することができる。
また、上記シール部5aのシール作用により第2リツプ
6への密封流体の供給量は不足するようになるが、第2
リツプ6はPTFE等の耐摩耗性に優れた合成樹脂から
製造しであるので、ゴム製の第1リツプ5に比較して充
分に優れた耐摩耗性を得ることができ、したがって第1
リツプ5のシール部5aと第2リツプ6とにより2重の
優れたシール作用を得ることができる。
次に、第4図は本発明の第2実施例を示したもので、本
実施例では上記第1実施例から第2リツプ6およびバッ
クアップリング7を省略し、またケース4の大気側のフ
ランジ部4cを省略するとともに、第1リツプ5に埋設
された密封流体側のフランジ部4bを第1リツプ1のシ
ール部5aに近接する位置まで延長させたものである。
その他の構成は第1実施例と同様に構成してあり、この
ような構成においても、第1リツプ5については第1実
施例と同等の作用効果を得ることができる。
なお、図示しないが、上記第1実施例から単純に第2リ
ツプ6を省略することも可能である。
「発明の効果」 以上のように、本発明によれば、ゴム製のリップに加わ
る密封流体の圧力をリップよりも密封流体側に設けた支
持リングで支持することができるので、該リップのシー
ル面が強く回転軸に密着されるのを防止することができ
、また上記支持リングに形成した連通路を介して密封流
体を上記シール面に供給することができるので、該シー
ル面における潤滑油としての密封流体が不足することが
ない。その結果、ゴム製リップのシール面が摩耗される
ことを長期間効果的に防止してリップシール装置の耐久
性を高めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の■−■線に沿う断面図、第3図は第2図に示す支持
リング9の内周面の展開図、第4図は本発明の他の実施
例を示す断面図である。 l・・・ハウジング 3・・・リップシール装置 5・・・第1リツプ 5b・・・突出部 9・・・支持リング 2・・・回転軸 4・・・ケース 5a・・・シール部 6・・・第2リツプ lト・・連通路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転自在に軸支した回転軸の周囲を囲繞するケースと、
    外周部が上記ケースに取付けられ、かつ内周部が密封流
    体側に湾曲されて上記回転軸の外周面に摺接されるゴム
    製のリップとを備えたリップシール装置において、 上記リップの内周部側の先端部に、上記回転軸とのシー
    ル面よりも密封流体側に突出する突出部を形成するとと
    もに、上記突出部の内側にシール面に隣接させて回転軸
    に摺接される支持リングを設け、さらに該支持リングに
    、密封流体を上記シール面に供給する連通路を形成した
    ことを特徴とするリップシール装置。
JP2080482A 1990-03-28 1990-03-28 リップシール装置 Pending JPH03282069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2080482A JPH03282069A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 リップシール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2080482A JPH03282069A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 リップシール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03282069A true JPH03282069A (ja) 1991-12-12

Family

ID=13719499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2080482A Pending JPH03282069A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 リップシール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03282069A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436168U (ja) * 1990-07-24 1992-03-26

Cited By (1)

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