JPH0328170Y2 - - Google Patents

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JPH0328170Y2
JPH0328170Y2 JP1934685U JP1934685U JPH0328170Y2 JP H0328170 Y2 JPH0328170 Y2 JP H0328170Y2 JP 1934685 U JP1934685 U JP 1934685U JP 1934685 U JP1934685 U JP 1934685U JP H0328170 Y2 JPH0328170 Y2 JP H0328170Y2
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leaf spring
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JP1934685U
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JPS61135004U (ja
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  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、2つの部材を簡単な操作にて確実に
固定するためのクランプ装置に関する。
(考案の背景) 2つの部材を精度良く固定するために、水平ア
リとクランプねじを組み合わせたクランプ装置が
顕微鏡等の光学機器においてよく知られている。
詳述すれば、第1の部材に形成したメスアリの
アリ面の一方を取付基準面として精度良く加工
し、第2の部材には第1の部材のメスアリに嵌入
するオスアリを形成し、第1の部材のメスアリに
第2の部材のオスアリを嵌入した後、オスアリを
取付基準面に押し付け固定するために第1の部材
の外部から操作しうるクランプねじを取付基準面
とは反対側の面から進退自在に設けたクランプ装
置である。
このような従来のクランプ装置は、固定の確実
性、精度においてはすぐれているが、クランプね
じの操作が煩わしく、さらにクランプ装置の取付
位置によつてはクランプねじの出張りが邪魔にな
つたり、著しく操作性を害する場合があつた。
(考案の目的) 本考案の目的は、従来の利点を維持し、操作性
を向上せしめたクランプ装置を提供することにあ
る。
(考案の概要) 本考案は、第1の部材に形成したメスアリ1
に、第2の部材に形成したオスアリ9を嵌入し、
前記メスアリ1の基準面1aに前記オスアリ9を
押圧して固定するクランプ装置において、前記メ
スアリ1の基準面1aと対向する前記メスアリ1
の案内面1bの案内方向ほぼ中央付近に前記基準
面1aの方向へ案内孔1cを形成し、前記案内孔
1cに進退自在に前記オスアリ9の側面に当接す
るコマ2を配設し、前記案内方向へ配設した板ば
ね部材3のほぼ中央部付近に前記コマ2を固設
し、前記板ばね部材3の一端近傍の前記基準面1
aから逃げる方向への動きを拘束手段5によつて
拘束すると共に、前記板ばね部材3の他端近傍に
前記板ばね部材3を前記基準面1aの方向へ付勢
するか否かを選択する選択装置6,7を設け、前
記板ばね部材の前記基準面の方向への付勢によ
り、前記コマが前記オスアリを前記メスアリの基
準面に押圧するように付勢することを特徴とする
クランプ装置である。
(実施例) 以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すメスアリの一
部破断平面図であり、断面部分は第2図のC−
C′矢視であり、第2図は第1図のA矢視断面図、
第3図は第1図のB矢視断面図である。
水平アリを構成するメスアリ1の基準面1aと
対向するメスアリ1の案内面1bの案内方向(矢
印P)ほぼ中央付近には基準面1aの方向へ案内
孔1cが形成されており、この案内孔1cには進
退自在にコマ2が設けられている。コマ2は、オ
スアリの進路上に突出していても、オスアリの嵌
入動作によつて確実に退避するようにその突出量
がメスアリ1の段差1dによつて規制されると共
に、その先端はオスアリが当接し、さらに進入す
るに従つて、オスアリによつて退避させられるよ
うに面取り2aが成されている。板ばね3は上記
案内方向Pへ配設され、ほぼ中央部付近でセツト
ビス4によりコマ2に固定されている。拘束手段
としてのセツトビス5は基準面1aの方向へ外部
から進退調整でできるように設けられ、その先端
は板ばね3の一端近傍に当接し、板ばね3の一端
が基準面1aから逃げようとする動きを規制す
る。板ばね3の他端近傍には切欠き6aを有する
軸6が設けられ、この軸6を回転するための外部
操作可能なレバー7がセツトビス8によつて軸6
に固定されている。軸6の位置は、レバー7を矢
印qの方向へ90度回転して、切欠き6aが板ばね
3に対向した位置にきた場合には、板ばね3は軸
6によつて何ら拘束されず、従つてコマ2は案内
面1bより引つ込めることができ、また、レバー
7を第1図の位置にすれば、板ばね3はコマ2を
荷重点として両端近傍をセツトビス5と軸6の外
周面6bによつて支持され、その結果、コマ2は
基準面1aの方向へ押圧される。オスアリが嵌入
されていなければ、第2図のようにコマ2は段差
1dに押圧される。また、メスアリ1にはオスア
リの嵌入方向の位置規制のためにストツパ8が設
けられている。
次に、第4図乃至第6図を用いて本実施例の動
作を説明する。
第4図はオスアリ9を嵌入する前の状態であ
り、レバー7は解除位置にあつて、軸6の切欠き
6aが板ばね3に対向している。従つて、コマ2
は板ばね3によるばね力を受けておらず、自由に
進退できる。それ故、メスアリ1にオスアリ9を
嵌入していくと、例えコマ2が最大量突び出して
いても、オスアリ9の右先端によつて面取り2a
部分が押され、その結果、オスアリ9の嵌入に応
じて徐々に退避していく。このようにしてオスア
リ9をストツパ8に当接するまで充分押し込んだ
状態が第5図である。第5図の状態から矢印の
方向へレバー7を90度回転すると、第6図のよう
に軸6の円筒面6bが板ばね3を基準面1aの方
向へ押す。そうすると板ばね3は、コマ3を荷重
点とする両端支持ばねとなるから、コマ3は板ば
ね3のばね力によつて、オスアリ9を基準面(第
1図もしくは第2図の1a)に押圧する。
このようにして、レバー7のわずかな回転操作
によつてクランプ、クランプ解除を選択できるか
ら、きわめて操作性の良いものである。
なお、クランプ時の締付荷重に関しては、板ば
ね3の板厚とその長さ、材質によつて大方決定さ
れるが、組立後の荷重調整をセツトビス5の押し
引きにより行なうことができるので、最適な締付
荷重を得ることができる。
また、上記実施例によれば、軸6の回転時、切
欠き6aが逃げる瞬間に乗り上げる感触がレバー
7に生じ、歯切れの良い操作感を得ることができ
る。勿論、このような操作感を不用とする場合は
軸6を偏心カム等にて形成することができる。
さらに、上記実施例では、組立時に調整を用す
る箇所はセツトビス5による荷重調整のみであ
り、組立、調整はきわめて容易である。
さらに上記実施例において、軸6とレバー7と
は、板ばね3の他端を基準面1aの方向に進退し
うる他の部材、例えば、案内方向Pへ直交する方
向へスライド式に進退する進退棒に進退方向とは
直交する方向へピンを植設すると共に、メスアリ
にはこのピンの移動を許容する溝と、進退棒の回
転によつてピンの係合する円周溝とを設け、進退
棒を押し込んでピンを円周溝に嵌合し、さらに回
転することにより進退棒を押し込み位置において
係止しうるようになせば、この押し込み位置にお
いて板ばね3に充分なばね力を生じさせてクラン
プを行なうことができる。
(考案の効果) 以上述べた如く本考案によれば、従来のクラン
プねじを切り換え式の選択装置に置き換えること
ができるので、操作性の向上したクランプ装置を
得ることができる。さらに本考案によれば、力の
作用点(コマの位置)とは別の位置に操作装置
(選択装置)を設けることができるので、設計上
の自由度があるばかりでなく、操作し易い位置に
選択装置を配置することができ、この点からも操
作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すメスアリの一
部破断平面図、第2図は第1図のA矢視断面図、
第3図は第1図のB矢視断面図、第4図はオスア
リを嵌入する前のオスアリとメスアリとを示す平
面図、第5図はオスアリを嵌入後の平面図、第6
図はクランプ後の平面図、である。 主要部分の符号の説明、1……メスアリ、1a
……基準面、1b……案内面、1c……案内孔、
2……コマ、3……板ばね、5……セツトビス、
6……軸、7……レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1の部材に形成したメスアリに、第2の部材
    に形成したオスアリを嵌入し、前記メスアリの基
    準面に前記オスアリを押圧して固定するクランプ
    装置において、 前記メスアリの基準面と対向する前記メスアリ
    の案内面の案内方向ほぼ中央付近に前記基準面の
    方向へ案内孔を形成し、前記案内孔に進退自在に
    前記オスアリの側面に当接するコマを配設し、前
    記案内方向へ配設した板ばね部材のほぼ中央部付
    近に前記コマを固設し、前記板ばね部材の一端近
    傍の前記基準面から逃げる方向への動きを拘束手
    段によつて拘束すると共に、前記板ばね部材の他
    端近傍に前記板ばね部材を前記基準面の方向へ付
    勢するか否かを選択する選択装置を設け、前記板
    ばね部材の前記基準面の方向への付勢により、前
    記コマが前記オスアリを前記メスアリの基準面に
    押圧するように付勢することを特徴とするクラン
    プ装置。
JP1934685U 1985-02-14 1985-02-14 Expired JPH0328170Y2 (ja)

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JP1934685U JPH0328170Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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JP1934685U JPH0328170Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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JPS61135004U JPS61135004U (ja) 1986-08-22
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JP1934685U Expired JPH0328170Y2 (ja) 1985-02-14 1985-02-14

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