JPH03281600A - 自己潤滑硬質材料 - Google Patents

自己潤滑硬質材料

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JPH03281600A JP2138696A JP13869690A JPH03281600A JP H03281600 A JPH03281600 A JP H03281600A JP 2138696 A JP2138696 A JP 2138696A JP 13869690 A JP13869690 A JP 13869690A JP H03281600 A JPH03281600 A JP H03281600A
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啓 徳本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はシールリング、軸受などの摺動部材用材料に通
した自己潤滑硬質材料に関わるものであり、特に高負荷
で使用される材料に通したものである。
〈従来の技術〉 従来のメカニカル・シール部材においては、相手材と接
触・摺動して流体をシールする摺動面は当然ながら平面
状であり、しかもこの面にはボア等が存在しない(少な
くとも故意には存在させない)状態であった。
このタイプのメカニカル・シールの部材には種々の組み
合せがあるが、PV値(Pは密封流体圧力、■は周速)
の大きな用途では、超硬合金/炭素、超硬合金/超硬合
金の組み合せが用いられている。一方、最近は高能率の
ポンプが要求され、PV値も大きくなって来た。そのた
め、従来の超硬合金/炭素では、例えば後者が高熱のた
めに変形し、流体が漏れる、あるいは超硬合金/超硬合
金では摺動面に熱クランクが生じ、液漏れあるいはシー
ル部材が破壊されるなどの問題が生じていた。
かかる問題の解決のために、シール部材の形状を変更し
て対応したものもある。例えば、摺動面内を他の面とを
貫通する孔を設け、他の面の孔からポンプを使って潤滑
流体を送り込む端面潤滑シール(ハイドロスタティック
シール)、または摺動面内に、その中心近くまで流体側
から溝または切り欠きを設け、運転時に潤滑の役割をす
る密封流体を、流体の粘性に基づくくさび効果によって
摺動部に導くハイドロダイナミックシール、またはサー
モハイドロダイナミックシールなどがある。
これらは摩擦係数が低減するため従来のシールに比べて
高PV値で使うことが出来る。
しかしながら、このようなハイドロスタティックシール
、ハイドロダイナミックシール、サーモハイドロダイナ
ミックシールはその効果をもたらずために超硬合金に複
雑な加工を施さねばならず、超硬合金の難加工性を考慮
すると従来のシール部材に比べて加工時間が著しく長く
なる。しかも超硬合金は形状が複雑になると応力集中が
生し易くなり崩壊し易いという欠点もある。したがって
このタイプのシール部材は限られた用途にしか使われな
いのが現状であり、このような加工の必要のない新しい
材料が望まれている。
この問題を解決するために、特願昭63−202011
号、米国特許第4925490号に見られるように、ボ
アを分散させた硬質材料も開発されている。このボア分
散材料は、油等の潤滑の役割をする流体を含む環境では
優れるものであるが、そのような流体の存在しない環境
ではボアの効果はなく、それゆえボアの存在しない材料
と同じ性能しか出ない。
すなわち、縦軸斜流ポンプの軸受のように、始動時に短
時間(数分程度)乾式、高負荷で摺動する場合には、摺
動クランクが生じ易いことが知られており、かかる問題
の解決にはボア分散材料は不適である。
そのため、特開昭63−69938号公報に見られるよ
うに摺動クラックの生じにくい超硬合金が提案されてい
る。しかしながらこの種の超硬合金でも高荷重およびま
たは高速回転のように厳しい条件で使用されるとクラン
クを生じることがあり、著しい場合には破壊に至り問題
になっている。
以上の問題点を解決するには、自己潤滑材料の通用が好
ましいと考えられる。ここで自己潤滑材料を分類すると
、軟質材料(合金)を基にし、これに自己潤滑性物質を
含ませたものと、硬質材料を基にし、これに自己潤滑材
料を含ませたものとがある。前者は面圧が高いあるいは
高速で摺動するなどの高負荷条件では使用できない。
後者は、硬質材料にボアを含ませ、そのボアに含浸法に
より自己潤滑物質を導入するものである(特開昭61−
281073号公報、特開平1−108167号公報、
特開平1−176010号公報)。これらの材料は固体
自己潤滑物質が材料の表面近傍に局在し易く、しかも脱
落し易いために自己潤滑効果が長時間持続しない、さら
に固体潤滑物質を導入するためにボアをある程度以上大
きくする必要があり、本質的に低強度であるなどの問題
があった。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明では、高PV値で使用可能であり、しかも形状も
シンプル化出来、加工が容易であると共に複雑形状であ
るが為の破壊し易いという欠点も無い様な長寿命のシー
ルリング用部材あるいは軸受部材などの摺動部材に適す
る自己潤滑硬質材料を提供することを目的とするもので
ある。
前述の従来技術から明らかなように、含浸法によって自
己潤滑物質を導入する方法では上述の目的は達成し得な
い。これには、通常の粉末冶金法、すなわち焼結前に目
的物質・元素はすべて混合されている方法が適すること
が明らかである。
〈課題を解決するための手段〉 自己潤滑物質にはグラファイト、 WS2.Mo5z、
BNなどがあり、これらの摩擦係数は大気中でそれぞれ
0.3,0.2B、0.25,0.2である(検氷5津
谷、「固体潤滑ハンドブック」、幸書房、  (197
B)、540.)。
すなわち、摩擦係数で判断すれば、’S2+MO5z+
BN特にBNが好ましい。しかし、これらは真空中での
熱安定性が小さいので焼結時に分解等が生し、焼結温度
が比較的高い硬質材料中に含ませることは無理と考えら
れていた。
これを克服すべく鋭意検討した結果、MoS、、WS。
は分解して焼結出来ない(焼結後残留出来ない)が、B
Nのみは、分解が少なく、焼結後に残留することを見い
出した。
さらに硫化物について検討を加え、周期律表■νa=V
Ia族遷移金属およびCr、 Mnの硫化物等は焼結中
の分解が少なく、焼結後に残留することを見い出した。
しかも、これら両者を含む材料の摩擦係数は添加前より
低下することを見い出した。
一方これらとは別の観点で硬質材料中にその主成分とは
異なる硬質材料を添加した材料を調製した所、その摩擦
係数は添加前の摩擦係数よりも低下すること、すなわち
一種の自己潤滑作用のあることを見い出した。
本発明は以上の3つの知見に基づいてなされたものであ
り、その要旨は次の通りである。
(A) BNまたは、周期律表IVa−Va族遷移金属
およびCr、 Mnの硫化物、またはこれら硫化物相互
の固溶体または複硫化物からなる自己潤滑性物質の一種
以上を、0.1〜50vol%の割合でマトリックスと
なる硬質材料中に分散させたことを特徴とする自己潤滑
硬質材料。
(B) BNまたは、周期律表rVa−Va族遷移金属
およびCr、 Mnの硫化物5またはこれら硫化物相互
の固溶体または複硫化物からなる自己潤滑性物質の一種
以上および炭素好ましくはグラファイトを、0.1〜5
0vol%の割合でマトリックスとなる硬質材料中に分
散させたことを特徴とする自己潤滑硬質材料。
(C)マトリックスとなる硬質材料が50〜99.9w
t%のWCと残部が鉄族金属の1種以上からなる超硬合
金であることを特徴とする(A)若しくは(B)に記載
の自己潤滑硬質材料。
(D)マトリックスとなる硬質材料が、周期律表■νa
=VIa族遷移金属の炭化物、窒化物、硼化物およびこ
れら2種以上の固溶体若しくは化合物からなる硬質物質
の1種以上からなることを特徴とする(A)若しくは(
B)に記載の自己潤滑硬質材料。
(E)マトリックスとなる硬質材料が、周期律表I V
 a = V I a族遷移金属の炭化物、窒化物、硼
化物およびこれらの2種以上の固溶体若しくは化合物か
らなる硬質物質の1種以上が50〜99.9wt%であ
り、残部が鉄族金属の1種以上からなることを特徴とす
る(A)若しくは(B)に記載の自己潤滑硬質材料。
(F)マトリックスとなる硬質材料の組成が、周期律表
I V a ” V I a族遷移金属の炭化物、窒化
物。
硼化物およびこれらの2種以上の固溶体若しくは化合物
からなる硬質物質の1種以上が50〜99.9wt%で
あり、残部が鉄族金属であって、硬質物質の一部若しく
は全部が鉄族金属およびまたは添加される自己潤滑物質
の1種以上の一部と化合物をなすことを特徴する(A)
若しくは(B)に記載の自己潤滑硬質材料。
(G)マトリックスとなる硬質材料が、SjC,Si3
N。
Ah(h、 AIN、MgO,ZrO,Cab、 Yz
03+および周期律表I V a % V l a族遷
移金属の炭化物、窒化物、硼化物およびこれら2種以上
の固溶体若しくは化合物からなる硬質物質の1種以上か
らなるセラミックスであることを特徴とする(A)若し
くは(B)に記載の自己潤滑硬質材料。
(11)第1硬質材料が、周期律表IVa” Via族
遷移金属の炭化物、窒化物、硼化物およびこれらの2種
以上の固溶体若しくは化合物からなる硬質物質の1種以
上からなるか、若しくは上記硬質物質の1種以上が50
〜99.9iy t%で、残部が鉄族金属の1種以上か
らなるものであり、第2硬質材料がS s Cr S 
IJ a、A I z 03. A IN + Hg 
Or ZrOz + Cab。
Y!0.および希土類元素の酸化物およびこれらの2種
以上の固溶体または化合物からなる硬質物資の1種以上
からなるものであって、第1硬質材料を0.1〜80v
ol%の割合で第2硬質材料に置換したことを特徴とす
る自己潤滑硬質材料。
(1) BNまたは炭素好ましくはグラファイトまたは
、周期律表1vaxVa族遷移金属およびCr、Mnの
硫化物またはこれら硫化物相互の固溶体または複硫化物
からなる自己潤滑性物質の一種以上を、0.1〜50v
ol%の割合でマトリックスとなる硬質材料中に分散さ
せたことを特徴とする(11)に記載の自己潤滑硬質材
料。
以下限定理由を述べる。BNまたは周期律表IVa〜V
a族遷移金属およびCr、Mnの硫化物、またはこれら
硫化物相互の固溶体または複硫化物からなる自己潤滑性
物質の1種以上を0.1〜50vol%にするのは0.
1vol%未満では自己潤滑効果がなく、50vol%
を越えると強度が低下するからである。
BNまたは硫化物からなる自己潤滑性物質の一種以上お
よび炭素好ましくはグラファイトとを0.1〜50ν0
!%にするのは上記と同じ理由である。なおグラフアイ
]・単独を含めないのは、摺動性能が劣るからである。
■または硬質物資(周期律表■νa〜Via族遷移金属
の炭化物、窒化物、硼化物およびこれらの2種以上の固
溶体または化合物)の一種以上が50〜99.9wt%
であり、残部が鉄族金属の一種以上である硬質材料とす
るのは、50w L%未満では硬質材料部分の硬さが小
になりすぎ、軟質材料になるからであり、99.9wt
%より大になると、結合金属の量が足りず、焼結性が悪
くなるからである。なお、マトリックスとなる硬質材料
部分がすべて上記の硬質物質である時は、焼結温度を高
くする、ホラI・プレスをするなどをすれば焼結可能で
あり、そのような材料は特に耐摩耗性または耐食性が要
求される用途には好適であるので限定範囲に含めた。
さらに、(G)に記したいわゆるセラミックも常圧焼結
、またはホットプレスにより、自己潤滑物質を分散させ
た材料とすることが出来、このような材料は特に耐摩耗
性または耐食性が要求される用途には好適であるので限
定範囲に含めた。
次に硬質材料同士の組み合せ((11)に記した)につ
いて述べる。第1硬質材料をいわゆる超硬合金系(すな
わち、周期律表■シa〜シ1a族遷移金属の炭化物、窒
化物、硼化物およびこれらの2種以上の固溶体からなる
硬質物質の1種以上からなるか、若しくは上記硬質物質
の1種以上が50〜99.9wt%で、残部が鉄族金属
の1種以上)とし、これに第2硬質材II4:セラミッ
クス、(すなわちSiC。
S l 3 N a + A I t Os + A 
I N + M g O+ Z r Oz + Ca 
OIY z 03および希土類元素の酸化物およびこれ
ら2種以上の固溶体または化合物からなる硬質物質の群
の1種以上)を0.1〜80vol%の割合で置換添加
させるのは、このような組み合せの時に摩擦係数を低減
させる効果を見い出したからである。この低減効果の発
現理由は明確ではないが、経験的に同一材料を相手に摺
動させるよりも、異種材料を相手に摺動させる方が、摩
耗量が少ないと言われているので、これに関連すると思
われる。なお、セラミックスを0.1〜80vol%と
するのは、0.1ν01%未満では摩擦係数低減効果が
なく、80vol%を越えると複合させた効果よりも分
散させたセラミックス自身の効果が大になり、結果的に
摩擦係数低減効果がな(なるからである。
さらに、この超硬合金/セラミックス複合材料をマトリ
ックスとなる硬質材料とし、これにBNまたは硫化物ま
たは炭素好ましくはグラファイトなどの自己潤滑物質を
分散させれば、より効果を発揮するので限定範囲に含め
た。
〈実施例〉 以下本発明を、その実施例を示しながらさらに詳述する
一1隻■上− 原料粉末として、平均粒径1〜6μmの各種粉末を用い
、これらを、第1表のマトリックス材料配合組成に従っ
て配合し、メタノール中湿式混合にて3日間ボール・ミ
ル混合した。この混合粉末を乾燥後、粉末に対して2w
t%となるように、トリクロールエタンに溶解したパラ
フィンを添加、混合、乾燥し、マトリックス材料となる
母粉末を得た。
この母粉末に対して、BN粉末(粒径〜2μm)を第1
表に示す量、らいかい機にて添加・混合し、各試料の原
粉粉末を得た。
これらの粉末を1ton/cm”の圧力で5.5X10
X30mo+の圧粉体にプレス成形し、この圧粉体を真
空中(約0.1 torr、 )にて800°Cまで1
0時間で加熱して予備焼結した0次に0.6〜0.8t
orr、の真空中で第1表に示す各温度で1時間の焼結
をして、本発明材料1〜21.比較材料1〜3をそれぞ
れ得た。
なお本発明材料20.21は通常の真空焼結では焼結出
来なかったので、1700 ”C、100kg / c
dの条件でホットプレスした。
なお第1表中☆WC/Tic/TaCは、50wL%W
C−30wL%TiC−20wt%TaCの固溶体を、
又☆☆TiC/TiNは50−1%TiTiC−5(1
%TjHの固溶体を示す。
このようにして得られた本発明材料1〜21.比較材料
1〜3についてそれぞれまずダイヤモンドホイールで研
削し、4 X 8 X24m+11のJIS抗折試片を
各4個を製作した。これらの試片について硬さ(HmA
)を測定し、さらにスパン間隔20mにて3点曲げによ
る抗折力を測定した。
結果は第1表に示す通りであり、本発明材料は硬さは、
Il、Aで65以上、抗折力は50kg/a+n3以上
であった。一方比較材料2はBNが多すぎて未焼結であ
り、これらは測定出来ないほど小さかった。また比較材
料3は硬さが小さ過ぎて実用に供し得ない。すなわち、
硬さ、抗折力で言えば実用に供し得るのは本発明材料と
比較材料1であることが分かる。
次に、第1表に示す材料の組織観察をした所、本発明材
料1〜21には灰色に見られるBNが認められたが、比
較材料1には当然ながら認められなかった。さらにX線
回折をした所、本発明材料1〜21にはd =3.33
人の六方晶BNの(0,0,2)面の回折線が認められ
たが、比較材料lでは当然ながら認められなかった。す
なわち、本発明材料1〜21では添加したBNは材料中
に確実に残留していることが分った。
なお、一部の材料ではCo、Wなどからなる硼化物。
複硼化物も存在したので、BHの一部はマトリックス合
金成分と反応して硼化物を形成するが、これはさしつか
えない。
]華2− 原料粉末として、平均粒径l〜5μmの各種粉末を用い
、これらを、第2表のマトリックス材料配合組成に従っ
て配合し、メタノール中湿式混合にて3日間ボール・ミ
ル混合した。この混合粉末を乾燥後、粉末に対して2w
t%となるように、トリクロールエタンに溶解したパラ
フィンを添加、混合、乾燥し、マトリックス合金となる
母粉末を得た。
この母粉末に対して、第2表に示す種類、量の自己潤滑
性物質をらいかい機にて添加・混合し、各試料の原料粉
末を得た。
これらの粉末をl ton/cdの圧力で5.5X10
X30鵬の圧粉体にプレス成形し、この圧粉体を真空中
(約0,1 torr、 )にて800°Cまで10時
間で加熱して予備焼結した。次に0.6〜0.8tor
r、の真空中で第1表に示す各温度で1時間の焼結をし
て、本発明材料22〜29、比較材料4〜7をそれぞれ
得た。なお本発明材料28.29は通常の真空焼結では
焼結出来なかったので、前者は1900°C、10(1
kg / Cl1lの条件でホットプレスし、後者は1
気圧のN、ガス中、1600°Cで雰囲気焼結した。
このようにして得られた本発明材料22〜29、比較材
料4〜7について、まずダイヤモンドホイールで研削し
、4 X 8 X24aのJIS抗折試片を4個製作し
た。これらの試片について硬さ(11,A)を測定し、
さらにスパン間隔20■にて3点曲げによる抗折力を測
定した。
結果は第2表に併示する通りであり、本発明材料22〜
29は硬さはhaA6s以上、抗折力L! 50 kg
 / m ”以上(本発明材料28.29を除く)であ
り、実用に供し得ることが分かる。なお、本発明材料2
8.29は抗折力が38.47kg/gu++2 と小
さいが、これは基材のセラミックスが比較材料6,7に
示すように超硬合金に比べて低強度であるためである。
しかしながら、比較的高速、低荷重条件ならば実用に供
し得る。
次に第2表に示す材料の組織観察をした所、本発明材料
22〜29では添加したBN、 Ti5z、 Ta5k
、 MnS。
グラファイトはすべて残留していた。一方MoS tを
添加した比較材料5ではそれは認められなかった。
すなわち、硫化物の場合にはTi5z、Ta5z、Mn
Sなどの安定な硫化物のみが残留し得ることが分る。
l施Jしし− 原ね粉末として、平均粒径1〜5μmの各種粉末を用い
、これらを第3表に示す如く、第1硬質材籾として−C
,Coを、これに置換する形で第2硬質材料SiC,A
IN、AIg03.MgO,Y2O2をそれぞれ配合し
、メタノール中湿式混合にて3日間ボール・ミル混合し
た。この混合粉末を乾燥後、粉末に対して2−【%とな
るように、トリクロールエタンにt8解したパラフィン
を添加1混合、乾燥して混合粉末を得た。
さらに必要に応じて、この混合粉末に、第3表に示す種
類、量の自己潤滑性物質をらいかい機にて添加、混合し
、各試料の混合粉末を得た。
これらの粉末をl ton/c艷の圧力で5.5XIO
X30鵬の圧粉体にプレス成形し、この圧粉体を真空中
(約0.1/1orr、)にて800℃まで10時間で
加熱して予備焼結した。次に0.6〜0.8torr、
の真空中で第3表に示す各温度で1時間の焼結をして、
本発明材料30〜40.比較材料8をそれぞれ得た。
このようにして得られた本発明材料30〜40.比較材
料8について、まずダイヤモンドホイールで研削し、4
 X 8 X24mmのJIS抗折試片を各4個得た。
これらの試片について硬さ()IRA)を測定し、さら
にスパン間隔20mmにて3点曲げによる抗折力を測定
した。
結果は第3表に併示する通りであり、本発明材料30〜
40は硬さは■−65以上、抗折力は50 kg / 
tar ”以上であり、実用に供し得ることが分る。
−実」1例」一 実施例1,2.3により、本発明の材料が得られること
が分った。そこでいくつかの材料について摩擦係数を測
定することとした。
摺動面寸法が内径20m、外径34胴で、厚さ5關のリ
ング試片を実施例1,2.3に準じる方法で調製した。
この摺動面を0.2S程度にラップし、さらに超音波洗
浄により脱脂処理を施した。このリングに摺動面が0 
、2 X 3 tma ” (1) II Cl O%
Co ヲ、3.0kg+7)荷重W(面圧500kg 
/ cd ) T:押し付けつつ摺動させ摩擦力Fを測
定した。ここで回転数は600、1000.2000.
3000rρ−と順次変化させ、保持時間はそれぞれ2
分、2分、 14分、14分とした。
そしてF/Wにより1%!擦係数を求め、その平均値p
で評価した。
以上の方法によって測定したμを第1表〜第3表に併記
した0表1では比較材料1のμm0.56に対し、本発
明材料1,2,3,5,9,13,14゜15、16.
27.20のμは0.39〜0.47であり、16〜3
0%も摩擦係数が小になることが判る。すなわち、摺動
性能が16〜30%改善されたと言える。
第2表ではマトリックス材料が超硬合金である本発明材
料22.24.26のμは0.43〜0.45であり、
比較材料1のμm0.56より20〜23%も摩擦係数
が小であることが判る。さらにマトリックス材料がセラ
ミックスである本発明材料28.29のμは0.47゜
0.43であり、それぞれの比較材料6,7のμm0.
60.0.58に比べて、22%、26%も摩擦係数が
小になることが判る。すなわち、いずれの場合も摺動性
能が20〜26%改善されることが判る。なお、比較材
料4はマ) IIIックス材料が超硬合金で、自己潤滑
物質がすべてグラファイトの場合であるが、このμは0
.50であり、比較材ネ41 (超硬合金)のμm0.
56よりは優れるものの、本発明材料1.23.26な
どよりは劣る。よって限定範囲外とした。
第3表では、第1硬質材$4(超硬合金)に第2硬質材
料としてセラミックスを添加した本発明材料30.31
.32.33.34.36のμが0.42〜0.49で
あり、比較材料lのμm0.56よりも13〜25%も
摩擦係数が小さいことが判る。ここで比較材料8も第1
硬質材料と第2硬質材料との組み合せであるがこの場合
のμは0.55と大きいので限定範囲から除外した。さ
らに、第1硬質材料と第2硬質材料との組み合せの材料
をマトリックス材料とし、これに自己潤滑物質を添加し
た本発明材料37.38.3940のμは0.39〜0
.44であり、比較材$41のμ−〇、56に比べて2
1〜30%も摩擦係数が小さいことが判る。
以上のように本発明材料の摩擦係数は比較材料よりも小
であり、したがって摺動性能が優れると言える。
−1」口LL− 最後にシールリングとして使用した場合の性能を評価し
た。摺動面寸法が内径41m、外径56mの被テストリ
ングを実施例1.2に準じる方法で用意し、これの摺動
面をラップ仕上げする。次に相手材となる摺動面寸法が
内径43m、外径52mmのグラファイト製リングを用
意し、この摺動面もラップ仕上げする。これらを−船釣
なメカニカルシールテスト装置に取り付ける。メカニカ
ルシールの運転条件は次の通りである。即ち密封流体;
水道水、密封流体圧: 15kg / cd 、回転数
: 41Qrps+。
そして運転開始後1時間までの平均所要動力を求める。
この平均所要動力が大きい方が摩擦係数は大きいことに
なるので、便宜的にこの平均所要動力の大小で摺動性能
を評価することとした。
以上の方法によってまず第1表に示される本発明材料2
.13.20.比較材料lの平均所要動力を測定した。
さらに第2表に示される本発明材料27゜比較材料4の
平均所要動力も測定した。比較材料1の所要動力を1と
し、それに対する動力比で言えば、本発明材料2.13
.20.27は0.5.0.5゜0.55.0.6であ
り、比較材料4は0.7であった。
すなわち、本発明の自己潤滑硬質材料は、従来超硬合金
および従来超硬合金にグラファイトを添加したものより
摺動性能が優れていると言える。
〈発明の効果〉 以上述べて来たごとく、本発明の自己潤滑硬質材料は、
従来の硬質材料である超硬合金あるいはセラミックスの
長所である高硬度、前者の場合は高抗折力、という長所
をさほど低下させることなく、摩擦係数が小さく、摺動
性能が向上している。
従って各種の摺動部材用材料特に、高負荷条件で使用さ
れる摺動部材用材料に好適であり、例えば軸受、シール
リングなどに適する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、BNまたは、周期律表IVa〜Va族遷移金属および
    Cr、Mnの硫化物、またはこれら硫化物相互の固溶体
    または複硫化物からなる自己潤滑性物質の一種以上を、
    0.1〜50vol%の割合でマトリックスとなる硬質
    材料中に分散させたことを特徴とする自己潤滑硬質材料
    。 2、BNまたは、周期律表IVa〜Va族遷移金属および
    Cr、Mnの硫化物、またはこれら硫化物相互の固溶体
    または複硫化物からなる自己潤滑性物質の一種以上およ
    び炭素好ましくはグラファイトを、0.1〜50vol
    %の割合でマトリックスとなる硬質材料中に分散させた
    ことを特徴とする自己潤滑硬質材料。 3、マトリックスとなる硬質材料が50〜99.9wt
    %のWCと残部が鉄族金属の1種以上からなる超硬合金
    であることを特徴とする請求項1若しくは2に記載の自
    己潤滑硬質材料。 4、マトリックスとなる硬質材料が、周期律表IVa〜V
    Ia族遷移金属の炭化物、窒化物、硼化物およびこれら
    2種以上の固溶体若しくは化合物からなる硬質物質の1
    種以上からなることを特徴とする請求項1若しくは2に
    記載の自己潤滑硬質材料。 5、マトリックスとなる硬質材料が、周期律表IVa〜V
    Ia族遷移金属の炭化物、窒化物、硼化物およびこれら
    の2種以上の固溶体若しくは化合物からなる硬質物質の
    1種以上が50〜99.9wt%であり、残部が鉄族金
    属の1種以上からなることを特徴とする請求項1若しく
    は2に記載の自己潤滑硬質材料。 6、マトリックスとなる硬質材料の組成が、周期律表I
    Va〜VIa族遷移金属の炭化物、窒化物、硼化物および
    これらの2種以上の固溶体若しくは化合物からなる硬質
    物質の1種以上が50〜99.9wt%であり、残部が
    鉄族金属の1種以上であって、硬質物質の一部若しくは
    全部が鉄族金属およびまたは添加される自己潤滑物質の
    1種以上の一部と化合物をなすことを特徴とする請求項
    1若しくは2に記載の自己潤滑硬質材料。 7、マトリックスとなる硬質材料が、SiC、Si_3
    N_4、Al_2O_3、AlN、MgO、ZrO_2
    、CaO、Y_2O_3および周期律表IVa〜VIa族遷
    移金属の炭化物、窒化物、硼化物およびこれら2種以上
    の固溶体若しくは化合物からなる硬質物質の1種以上か
    らなるセラミックスであることを特徴とする請求項1若
    しくは2に記載の自己潤滑硬質材料。 8、第1硬質材料が、周期律表IVa〜VIa族遷移金属の
    炭化物、窒化物、硼化物およびこれらの2種以上の固溶
    体若しくは化合物からなる硬質物質の1種以上からなる
    か、若しくは上記硬質物質の1種以上が50〜99.9
    wt%で、残部が鉄族金属の1種以上からなるものであ
    り、第2硬質材料がSiC、Si_3N_4、Al_2
    O_3、AlN、MgO、ZrO_2、CaO、Y_2
    O_3、および希土類元素の酸化物およびこれらの2種
    以上の固溶体または化合物からなる硬質物質の1種以上
    からなるものであって、第1硬質材料を0.1〜80v
    ol%の割合で第2硬質材料に置換したことを特徴とす
    る自己潤滑硬質材料。 9、BNまたは炭素好ましくはグラファイトまたは、周
    期律表IVa〜Va族遷移金属およびCr、Mnの硫化物
    またはこれら硫化物相互の固溶体または複硫化物からな
    る自己潤滑性物質の一種以上を、0.1〜50vol%
    の割合でマトリックスとなる硬質材料中に分散させたこ
    とを特徴とする請求項8に記載の自己潤滑硬質材料。
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