JPH0328132Y2 - - Google Patents

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JPH0328132Y2
JPH0328132Y2 JP17226083U JP17226083U JPH0328132Y2 JP H0328132 Y2 JPH0328132 Y2 JP H0328132Y2 JP 17226083 U JP17226083 U JP 17226083U JP 17226083 U JP17226083 U JP 17226083U JP H0328132 Y2 JPH0328132 Y2 JP H0328132Y2
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shoji
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JP17226083U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、窓枠に対して障子を内側に傾倒して
内倒し窓としたり、障子を内側に回動して内開き
窓としたりできる内倒し兼内開き窓における安全
装置に関するものである。
従来技術 実開昭55−123578号公報に示す内倒し兼内開き
窓が知られている。
つまり、第1図に示すように窓枠aを構成する
一方の竪枠bと障子cを構成する竪框dとの下端
部間に亘つてボール継手eを取付け、前記一方の
竪枠bの上には蝶番fを取付け、この蝶番fと上
框gとに亘つてリンク機構hを枢着連結すると共
に、受け片iを一体に設け、下枠jには受け部材
kを設け、下框lには受け部材kに係合する係合
部材mを長手方向に摺動自在に設けると共に、前
記一方の竪框bには前記受け片iに係脱する係合
ピンnを長手方向に移動自在に設け、該係合ピン
nと前記係合部材mとを連結杆p,q,rを介し
てハンドルoに連結し、障子cを閉じてハンドル
oで障子cをロツクすると係合ピンnが受け片i
に係合し、ハンドルoを90度回転すると係合ピン
nが受け片iに係合しかつ係合部材mが受け部材
により離脱してボール継手e、蝶番fを中心とし
て障子cが内側に回動して内開き窓となり、障子
cを閉じてハンドルoを180度回転すると係合ピ
ンnが受け片iより離脱しかつ係合部材mが受け
部材kに係合してボール継手e、係合部材mと受
け部材kの係合部を中心として障子cが内側に傾
倒して内倒し窓となるようにした構成となつてい
る。
この様に、ハンドルoによつて摺動杆p,q,
rを介して係合ピンn、係合部材mを移動させる
ので、障子cを内倒し又は内開き状態としたまま
でハンドルoを回転操作することで係合ピンn、
係合部材mを移動させると障子cが窓枠aより外
れることがあり、非常に危険である。
例えば、内開き状態の時に係合ピンnを受け片
iより離れた位置とすると、蝶番fと竪框dとが
外れて障子cは内側下方に外れてしまう。
考案の目的 障子を閉じた状態ではハンドルを操作できる
が、障子を開放した状態ではハンドルを操作でき
ないようにロツクできるようにすることを目的と
する。
考案の構成 障子の一方の竪框に、ハンドルにより移動され
る摺動杆と連結した可動杆及びロツク片を備えた
本体を設け、このロツク片をバネで可動杆に係合
するロツク位置に保持し、このロツク片に突片を
一方の竪框より一方の竪枠側に突出して設け、そ
の一方の竪枠に障子を閉じた時に突片と干渉する
受け片を設けたもの。
実施例 第2図は内倒し兼内開き窓の正面図であり、窓
枠Aは上枠1、下枠2、一対の竪枠3,3′によ
り方形枠状となり、障子Bは上框4、下框5、一
対の竪框6,6′を方形状に枠組みし、その内部
にガラス7を装着してある。
前記一方の竪枠3の下部と一方の竪框6の下部
とに亘つて連結部材10が取付けられ、一方の竪
枠3の上部には端番20が設けてあり、該蝶番2
0と上框4とに亘つてリンク機構30が取付けて
あると共に、下枠2と下框5とに亘つて障子支承
部材40が設けられ、他方の竪框6′にはハンド
ル50が回転自在に取付けてあると共に、他方の
竪枠3′と他方の竪框6′とに亘つて安全装置60
が取付けてある。
前記連結部材10は竪枠3に取着される竪枠側
部材11と竪框6に取着される竪框側部材12と
を備え、竪枠側部材11と竪框側部材12とは傾
動及び回動自在にボール継手により連結してあ
る。
前記蝶番20は竪枠3に取着された取付体21
にピン22を介して回転体23を回動自在に連結
してあり、その回転体23には受け片24が設け
てあると共に、受け片24には、竪框6に摺動自
在に設けた摺動杆25に固着した係合ピン26が
当接し、前記リンク機構30は回転体23と上框
4とに亘つて取付けてあり、そのリンク機構30
で障子の内開き量を規制するようにしてある。
前記障子支承部材40は、下框5に沿つて摺動
自在なる雄部材41と、下枠2に固設した雌部材
42とを備え、この雄部材41は下框5に摺動自
在に設けた摺動杆43に固設してある。
前記摺動杆25と摺動杆43とはチエーン等の
コーナー連結材44で連結され、摺動杆43と竪
框6′に設けた摺動杆45とはチエーン等のコー
ナー連結材46で連結されていると共に、前記摺
動杆45はハンドル50によつて上下に摺動され
ると共に、ロツク用摺動杆47が連結されてい
る。
前記ハンドル50は台座51に把手52を回転
自在に設け、把手52に設けたピニオン53をラ
ツク54に噛合し、ラツク54を摺動杆45に連
結してある。
第3図は第2図の部拡大詳細図、第4図は第
3図の側面図、第5図は安全装置60の取付状態
を示す平面図、第6図は斜視図、第7図は安全装
置の分解斜視図であり、前記他方の竪框6′は室
内・外側壁6a,6bと内・外連結壁6c,6d
とを有し、室内側壁6aは外連結壁6dよりも外
方に延長し、かつ突片6eが外連結壁6dに形成
した折曲片6fと対向して形成され、凹条溝6g
を構成している。
そして、凹条溝6gに摺動杆45とロツク用摺
動杆47とが摺動自在に嵌挿してある。
前記安全装置60は、ロツク用摺動杆47に連
結された可動杆61と、本体62に出没自在に設
けたロツク片63と、竪枠3′に設けた受け片6
4とを備えている。
前記本体62はL字状となつたカバー65に凹
溝66を有するベース67を固設してガイド溝6
8を形成してあり、このガイド溝68に前記ロツ
ク片63が出没自在に設けてあると共に、ロツク
片63には歯63aが形成されてラツク状とな
り、前記可動杆61にも歯61aが形成されてラ
ツク杆となり、かつロツク片63の歯63aが噛
合するようにしてある。
つまり、ロツク片63はガイド溝68に沿つて
摺動自在に嵌挿された摺動片69に固着され、こ
の摺動片69はバネ70で本体62により突出す
る方向に押動されてロツク片63の歯63aが可
動杆61の歯61aに噛合したロツク位置に保持
されていると共に、摺動片69には突片71が一
体形成され、この突片71がカバー65の切欠窓
65aより外方に突出している。
そして、本体62が竪框6′の外連結壁6dと
室内側壁6aの外方張出し部とに亘つて取着さ
れ、突片71と室内側壁6aの端部とが同一位置
となつている。
前記竪框3′は室内・外側壁3a,3bと内・
外連結壁3c,3dとを備え、室外側壁3bには
外向片3eが一体形成され、外向片3eにはシー
ル材3fが装着してあると共に、外連結壁3dに
はシール材3gが装着されている。
前記受け片64は取付片64aと横向片64b
とにより鉤形となり、取付片64aが竪枠3′の
外連結壁3dに固着され、横向片64bが室内側
壁3aの切欠部3hよりも外方に突出している。
第7図において、ベース67には上下一対のピ
ン67a,67aが突設され、かつ上下孔67
b,67bが形成してあり、カバー65にはピン
67aが嵌合する上下ピン孔65b,65bと上
下孔65c,65cが形成してあり、ピン67a
をピン孔65bに嵌合してベース67とカバー6
5とを連結してあると共に、摺動片69とロツク
片63とはピン69aで連結され、各上下孔65
b,67aよりビス65dを挿入して外連結壁3
dに螺合して取着してある。
しかして、障子Bを閉じ側に移動すると突片7
1が受け片64の横向片64bに当接して突片7
1の障子閉じ側への移動が阻止され、それ以上障
子Bを閉じ側に移動すると摺動杆69が本体62
のガイド溝68に沿つて相対的にバネ70に抗し
て移動し、ロツク片63の歯63aと可動杆61
の歯61aとが離れるので、可動杆61は上下摺
動可能となる。
したがつて、障子Bを閉じた状態ではロツク片
63と可動杆61とが離れるので可動杆61が摺
動可能となり、ハンドル50の把手52を回転操
作するとピニオン53、ラツク54を介してロツ
ク用摺動杆47、可動杆61及び摺動杆45が上
下に摺動するから、摺動杆43,25を介して係
合ピン26、雄部材41を内開き状態、内倒し状
態とすることができる。
また、障子Bを内開き・内倒し操作すると竪框
6′が竪枠3′より離れて受け片64の横向片64
bと突片71とが離れるので、摺動片69はバネ
70で押動されてロツク片63の歯63aが可動
杆61の歯61aに噛合してロツク状態となる。
したがつて、可動杆61が上下移動できなくな
るので、ロツク用摺動杆47を介してハンドル5
0の把手52の回転操作がロツクされ、障子Bを
開いた状態で把手52を操作することが出来ない
ようにできるから、障子Bが窓枠Aより外れるこ
とがなく安全である。
また、ロツク片63は障子Bの移動方向に移動
するので、竪框6′の室外側壁6b、折曲片6f
にシール材3f,3gが当接するまで障子Bを移
動させることができると共に、障子Bの閉じ位置
が多少変化しても確実にロツク片63と可動杆6
1との歯63a,61aを離れた状態とすること
ができる。
考案の効果 障子を閉じた時にはロツク片と可動杆とが離れ
てハンドルを操作でき、障子を開いた時にはロツ
ク片と可動杆とが係合してハンドルを操作できな
いようにロツクできる。
したがつて、障子を内開き、内倒しとして開放
できると共に、障子開放時に障子が窓枠より外れ
ることを防止できて安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の正面図、第2図以降は本考案
の実施例を示し、第2図は内倒し兼内開き窓の正
面図、第3図は第2図の部拡大詳細図、第4図
は第3図の側面図、第5図は安全装置の取付部の
平面図、第6図は斜視図、第7図は分解斜視図で
ある。 Aは窓枠、Bは障子、6′は竪框、20は蝶番、
26は係合ピン、40は障子支承部材、41,4
2は部材(雄部材、雌部材)、50はハンドル、
60は安全装置、61は可動杆、62は本体、6
3はロツク片、64は受け片、70はバネ、71
は突片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上枠1と下枠2と一対の竪枠3,3′を方形状
    に枠組みした窓枠A内に、上框4と下框5と一対
    の竪框6,6′を方形状に枠組みした障子Bを設
    け、 前記窓枠Aには蝶番20と障子支承部材40の
    一方の部材42とを設け、障子Bには蝶番20と
    係脱する係合ピン26と障子支承部材40の他方
    の部材41とハンドル50とを設け、該ハンドル
    50と係合ピン26と他方の部材41とを摺動杆
    45,43,25を介して連結し、前記蝶番20
    と上框4を内倒し量を規制するリンク機構30で
    連結した内倒し兼内開き窓において、 前記摺動杆45に連結したロツク用摺動杆47
    と連結した可動杆61及びロツク片63を出入り
    自在に備えた本体62を障子Bの一方の竪框6′
    に相対向して設けると共に、前記ロツク片63を
    バネ70で可動杆61に係合して可動杆61をロ
    ツクするロツク位置に付勢保持し、 前記ロツク片63に突片71を一方の竪框6′
    より一方の竪枠3′側に突出して設け、該一方の
    竪枠3′に、前記突片71と相対向し、かつ障子
    Bを閉じた時に干渉する受け片64を設けたこと
    を特徴とする内倒し兼内開き窓。
JP17226083U 1983-11-09 1983-11-09 内倒し兼内開き窓の安全装置 Granted JPS6080280U (ja)

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JP17226083U JPS6080280U (ja) 1983-11-09 1983-11-09 内倒し兼内開き窓の安全装置

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JP17226083U JPS6080280U (ja) 1983-11-09 1983-11-09 内倒し兼内開き窓の安全装置

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Publication Number Publication Date
JPS6080280U JPS6080280U (ja) 1985-06-04
JPH0328132Y2 true JPH0328132Y2 (ja) 1991-06-18

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ID=30375533

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JP17226083U Granted JPS6080280U (ja) 1983-11-09 1983-11-09 内倒し兼内開き窓の安全装置

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US8820861B2 (en) * 2010-12-23 2014-09-02 Lg Electronics Inc. Laundry treating apparatus

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JPS6080280U (ja) 1985-06-04

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