JPH03279034A - 格納式アシストグリップ - Google Patents

格納式アシストグリップ

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Publication number
JPH03279034A
JPH03279034A JP7909690A JP7909690A JPH03279034A JP H03279034 A JPH03279034 A JP H03279034A JP 7909690 A JP7909690 A JP 7909690A JP 7909690 A JP7909690 A JP 7909690A JP H03279034 A JPH03279034 A JP H03279034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maximum
sliding rod
elastic core
grip
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP7909690A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunsuke Noguchi
俊介 野口
Shigeru Tabata
田畑 茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP7909690A priority Critical patent/JPH03279034A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車の車室内等に設けられる格納式アシス
トグリップに関する。
従来の技術 この種従来の格納式アシストグリップとしては、例えば
特開昭60−82456号公報に記載されたものがある
この格納式アシストグリップ1は、第4図に示すように
細長いグリップ本体2が車室内側壁3に車体前後方向に
沿って配置されており、グリップ本体2は、可撓性を有
する合成樹脂材で一体成形され、内部に平板状金属製の
弾性芯材4が埋設されている。この弾性芯材4は、第5
図A、Bに示すように端部4aがグリップ本体2の両端
側から露呈延出されており、該端部4aには、グリップ
本体2の長手方向に沿って長孔5が設けられていると共
に、該長孔5の長手方向中央部に略■字形の折曲部位6
が設けられている。
一方、前記弾性芯材端部4aは、車室内側壁3に設けら
れた硬質樹脂材からなるガイド機構7によって案内支持
されるようになっている。このガイド機構7は、基台7
aの中央部に前記長孔5を挿通する金属製の円柱状案内
部7bが突設されていると共に、該案内部7bの上端に
略矩形状の金属製のワッシャ7Cが設けられており、前
記三者7a、7b、7cは、ビス8によって車室内側壁
3に共締め固定されている。
そして、不使用時には、グリップ本体2が弾性芯材4の
復帰力によって側壁3に沿って平坦状に格納されている
一方、この状態から使用状態にするには、グリップ本体
2を弾性芯材4の復帰力に抗して側壁3から離れる方向
に引き出せば、弾性芯材4の端部4aか、長孔5を介し
て案内部7bに案内されつつワッシャ7Cと基部7aと
の間でスライド移動する。このスライド移動は、弾性芯
材4の折曲部位6の基台7a上面に対する線接触と、端
部4aのワッシャ7Cの長手方向両端縁7d、7eに対
する線接触により行なわれる。そして、折曲部位6が案
内部7bを通過しようとする際には、第5図Bに示すよ
うにワッシャ7Cと基台7aとの一定間隔間で折曲部位
6が最大に開かれる。さらに、グリップ本体2を最大に
引き出せば、端部4aがさらにスライド移動して長孔5
の他端が案内部7bに当接すると共に、折曲部位6の開
きが復元して弾性芯材4の端部4aのスライド移動を規
制し、グリップ本体2が使用状態に位置決めされるよう
になっている。
発明が解決しようとする課題 然し乍ら、前記従来のアシストグリップにあっては、使
用状態ああるいは不使用状態を得るには、グリップ本体
2を引き出しあるいは押し戻して弾性芯材4の折曲部位
6の基台7a上面に対する線接触と、端部4a両端面の
ワラシャツc両端縁7d+7eに対する線接触との、3
個所の線接触により行なわれるようになっている。この
ため、斯かる摺動摩擦抵抗が太き(、グリップ本体2の
引き出しや格納時の押し戻し時に大きな力が必要となり
、操作性が悪い。
また、例えば使用状態時における弾性芯材端部4aが、
単に自身のばね力を介してワッシャ7cや基台7aに対
する圧接により固定状態を得るようになっているため、
車両走行時の車体振動に起因して車室内側壁3とグリッ
プ本体2が相対的に振動すると、各構成部品の摺接異音
の発生する虞がある。
課題を解決するための手段 本発明は、前記従来の問題点に鑑みて案出されたもので
、両端部から弾性芯材の略■字形に折曲された端部が延
出した細長い可撓性グリップ本体と、前記弾性芯材端部
の折曲部位を略中心として長手方向に沿って形成された
長孔と、車体に取り付けられて、前記弾性芯材端部の折
曲部位が上面上を摺接しつつ長孔を介して前記端部をス
ライド案内するガイド機構と、前記弾性芯材端部の先端
部に長手方向と直交する方向に沿って設けられた摺動杆
と、前記ガイド機構の両側に有する側板の先端側に穿設
されて、前記摺動杆を案内する切欠孔と、該切欠孔の端
部に形成されて、前記グリップ本体の最大引き出し時に
前記弾性芯材端部の折曲部位のばね反力を介して前記摺
動杆を係止させる係止溝とを備えたことを特徴としてい
る。
作用 前記構成の本発明によれば、アシストグリップの使用時
あるいは不使用時においてグリップ本体を引き出しある
いは押し戻すと、弾性芯材の端部が長孔を介してガイド
機構によりスライド案内されるが、このとき、弾性芯材
端部は先端側の摺動杆が切欠孔の孔縁に2点接触状態で
摺動すると共に、折曲部位が案内部材の上面上に線接触
状態で摺動する。したがって、従来のようなワッシャ両
端縁に対する線接触状態が回避され、全体の摺動摩擦抵
抗が小さくなる。
また、使用時においてグリップ本体を最大に引き出すと
、摺動杆が切欠孔の孔縁をスライド移動して端部のばね
反力によゆ係止溝内に係入して、戻り移動が確実に規制
される。したがって、車体振動による弾性芯材とガイド
機構等の摺接異音が防止される。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明に係る格納式アシストグリップの一実施
例を示し、本実施例も従来と同様に車室内側壁10に取
り付けられたものである。
即ち、このアシストグリップは、柔軟な合成樹脂材から
なる細長いグリップ本体11と、該グリップ本体11の
内部長手方向に沿って埋設された金属製平板状の弾性芯
材12と、車室内の側壁10に設けられて前記弾性芯材
12を介してグリップ本体11を引き出しあるいは押し
戻し作用を案内するガイド機構13とを備えている。
前記弾性芯材12は、グリップ本体11の両端部11a
から長手方向に露呈延出した端部14を有しており、こ
の端部14は、略中央部に長手方向に沿った長孔15が
穿設されていると共に、該長孔15の外端側付近に略■
字形状に折曲された折曲部位16が形成されている。ま
た、端部14の先端には、グリップ本体11の長手方向
と直交する方向に金属製の丸棒状摺動杆17が溶接など
によって固定されている。
前記ガイド機構13は、側壁10に当接配置される合成
樹脂製の矩形状基台18と、該基台18のグリップ本体
11側上面18aに立設されて、前記長孔15内に挿通
される金属製の円柱状案内部19と、該案内部19の上
端に金属製の矩形板部20が設けられており、該各基金
18と案内部19及び矩形板部20とは、ビス25によ
って、側壁10に一緒に共締め固定されている。
更に、前記矩形板部20は、グリップ本体11側に上方
へ略直角に折曲されて折曲端縁が滑らかに円弧状に形成
された立上り部20aが設けられていると共に、両側縁
に金属製の側板21,21が垂設されている。この側板
21,21は、矩形板部20の外端より突出した広面積
の突出部位21a、21aに、前記摺動杆17の突出し
た両端部17a、17aが各孔縁22a、22aで摺動
案内される切欠孔22,22が外側から内側に向かって
下り傾斜状に穿設されている。また、この切欠孔22,
22の上端部及び下端部には、前記摺動杆両端部17a
、17aが係止する略円形状の上下部係止溝23.24
が形成されている。
したがって、本実施例によれば、アシストグリップの格
納状態では、グリップ本体11が第2図に示すように側
壁10面に沿った状態で平坦に配置されており、弾性芯
材12の長孔15の一端が案内部19に当接していると
共に、摺動杆17の両端部17a、17aが上部係止溝
23.23内に係入して確実に位置決め固定されている
。この格納状態から使用状態にするには、グリップ本体
11を弾性芯材12の復帰力及び摺動杆17の上部係止
溝23.23に対する係止力に抗して外方へ引き出すと
、第3図の一点鎖線で示すように、まず摺動杆17の上
部係止溝23.23に対する係止が解除されて、該摺動
杆17両端部17a。
17aが切欠孔22.22の孔縁22a、22aに沿っ
て下方向へ摺動案内されると同時に、端部14が長孔1
5を介して案内部19によって案内されつつ基部18と
矩形板部20との間をスライド移動する。このとき、端
部14は、前記摺動杆17両端部17a、17aの孔縁
22a、22aに対する2点接触と、折曲部位16の基
部18上面18aに対する線接触とによりスライド移動
する。つまり、端部14は、斯かるスライド移動中にお
いては、矩形板部20と線接触することなく、単に摺動
杆17両端部17a、17aの2点接触と折曲部位16
0線接触だけとなるため、摺動摩擦抵抗が従来に比して
大巾に低減する。依って、グリップ本体11を小さな力
で引き出すことができ、引き出し操作が極めて良好とな
る。
更に、グリップ本体11を使用状態まで最大に引き出す
と、第3図の実線で示すように最大引き出し位置で端部
14が立上り部20aの折曲端縁に当接して折曲部位1
6を最大に開き、端部14のばね反力を最大にすると同
時に、斯かる最大ばね反力で摺動杆両端部17.a、1
7aが下部係止溝24.24に係入して該両端部17a
、17aを固定する。したがって、′グリップ本体11
は、斯かる最大引き出し位置で確実に位置決め固定され
、不用意な戻り移動を規制できることは勿論のこと、両
端部17a、17aと係止溝24,24とが強固に係止
するため、車両走行中における車体振動による摺接異音
の発生を十分に低減させることができる。
次に、アシストグリップを不使用状態にするには、グリ
ップ本体11を、前記摺動杆17の下部係止溝24.2
4に対する係止力に抗して内方へ押し戻すと、弾性芯材
12の復帰力が加わって前述のように端部14の折曲部
位16が基部18上面18a上を線接触で、摺動杆17
両端部17a。
17aが切欠孔22.22孔縁22a、22aに2点接
触状態でスライド移動する。したがって、この場合も摺
動摩擦抵抗が大巾に低減し、良好な操作性が得られる。
そして、最大押し戻し位置に達すると、今度は摺動杆1
7両端部17a、17aが第2図に示すように上部係止
溝23.23内に係入して確実に位置決め固定される。
また、この時点では、弾性芯材12の復帰力が働いてい
るため、摺動杆17のより確かな位置決め固定状態が得
られる。依って、この不使用状態時にも各部の摺動異音
の発生を十分に低減できる。
尚、前記実施例では、グリップ本体11の引き出し中に
は、立上り部20aと端部14との接触が回避されてい
るが、構成態様によっては接触する場合も考えられる。
しかし、立上り部20aによってスライド移動を規制す
るものではないから大きな摺動摩擦抵抗の発生はない。
本発明は、前記実施例に限定されず、例えば摺動杆を断
面多角形のものに変更することも可能である。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明に係る格納式アシ
ストグリップによれば、該グリップの使用時あるいは不
使用時における弾性芯材とガイド機構等の摺動摩擦抵抗
力を可及的に小さ(することができるため、小さな引き
出し力や押し戻し力で十分となり、グリップ本体の良好
な操作性が得られる。
しかも、グリップ本体の最大引き出し時には、摺動杆が
係止溝内に係入固定されるため、車体振動に起因して発
生する各構成部の摺接異音を十分に低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る格納式アシストグリップの一実施
例を示す要部斜視図、第2図は本実施例のグリップ本体
を最大に押し戻した状態を示す要部側断面図、第3図は
同グリップ本体を最大に引き出した状態を示す要部側断
面図、第4図は格納式アシストグリップが車室内に取り
付けられた状態を示す図、第5図Aは従来の格納式アシ
ストグリップの作用を示す要部側断面図、同図Bは同従
来の使用状態を示す要部側断面図である。 11・・・グリップ本体、lla・・・端部、12・・
・弾性芯材、13・・・ガイド機構、14・・・弾性芯
材端部、15・・・長孔、16・・・折曲部位、17・
・・摺動杆、21・・・側板、22・・・切欠孔、24
・・・下部係止溝。 4 第 図 第 5 図 (B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両端部から弾性芯材の略V字形に折曲された端部
    が延出した細長い可撓性グリップ本体と、前記弾性芯材
    端部の折曲部位を略中心として長手方向に沿って形成さ
    れた長孔と、車体に取り付けられて、前記弾性芯材端部
    の折曲部位が上面上を摺接しつつ長孔を介して該弾性芯
    材端部をスライド案内するガイド機構と、前記弾性芯材
    端部の先端部に長手方向と直交する方向に沿って設けら
    れた摺動杆と、前記ガイド機構の両側に有する側板の先
    端側に穿設されて、前記摺動杆を案内する切欠孔と、該
    切欠孔の端部に形成されて、前記グリップ本体の最大引
    き出し時に前記弾性芯材端部の折曲部位のばね反力を介
    して前記摺動杆を係止させる係止溝とを備えたことを特
    徴とする格納式アシストグリップ。
JP7909690A 1990-03-28 1990-03-28 格納式アシストグリップ Pending JPH03279034A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7909690A JPH03279034A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 格納式アシストグリップ

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JP7909690A JPH03279034A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 格納式アシストグリップ

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Publication Number Publication Date
JPH03279034A true JPH03279034A (ja) 1991-12-10

Family

ID=13680349

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7909690A Pending JPH03279034A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 格納式アシストグリップ

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JP (1) JPH03279034A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5910077A (en) * 1996-10-08 1999-06-08 Prince Corporation Door actuated extendable strap handle
JP2008006967A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Toyota Boshoku Corp アシストグリップ

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US5910077A (en) * 1996-10-08 1999-06-08 Prince Corporation Door actuated extendable strap handle
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