JPH03279001A - 車両のアクスル構造 - Google Patents
車両のアクスル構造Info
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- JPH03279001A JPH03279001A JP2080458A JP8045890A JPH03279001A JP H03279001 A JPH03279001 A JP H03279001A JP 2080458 A JP2080458 A JP 2080458A JP 8045890 A JP8045890 A JP 8045890A JP H03279001 A JPH03279001 A JP H03279001A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/22—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts
- F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
- F16D3/224—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts the groove centre-lines in each coupling part lying on a sphere
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
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- F16D3/223—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members the rolling members being balls, rollers, or the like, guided in grooves or sockets in both coupling parts the rolling members being guided in grooves in both coupling parts
- F16D2003/22326—Attachments to the outer joint member, i.e. attachments to the exterior of the outer joint member or to the shaft of the outer joint member
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本願発明は、車両のアクスル構造に係り、とくに、被駆
動輪の等速ジヨイントの外輪とアクスルハウジングとの
間に回転数検出用のロータ及びセンサを設けたアクスル
構造に関する。
動輪の等速ジヨイントの外輪とアクスルハウジングとの
間に回転数検出用のロータ及びセンサを設けたアクスル
構造に関する。
従来、車両のアクスル構造としては、例えば「ブルーバ
ード サービス同報(日産自動車株式会社 昭和58年
10月発行 第491号)」の第■−20頁記載のもの
が知られている。
ード サービス同報(日産自動車株式会社 昭和58年
10月発行 第491号)」の第■−20頁記載のもの
が知られている。
この従来のアクスル構造の詳細を第4図に示す。
同図において、2はドライブシャフト、4は等速ジヨイ
ント、6はアクスルを夫々示す0等速ジヨイント4はそ
の内輪4aが入力軸としてのドライブシャフト2に結合
され、外輪4bが出力軸としてのアクスル6に結合され
ている。
ント、6はアクスルを夫々示す0等速ジヨイント4はそ
の内輪4aが入力軸としてのドライブシャフト2に結合
され、外輪4bが出力軸としてのアクスル6に結合され
ている。
一方、アクスルハウジング8の中央部に形成された車輪
支持用穴にはベアリング10が圧入されている。このベ
アリング1oは複列のテーパ・ローラベアリングから成
るもので、ベアリング1゜の内側にはハブ12の筒状部
12aが圧入され、このハブ12の中央部貫通穴にはア
クスル6が挿入され、且つ、セレーション結合されてい
る。このとき、ベアリング10の内輪10aの車体内方
の側面が等速ジヨイント4の外輪4bの側面に当接し、
前記内輪10aの車体外方の側面及び内周面(内径面)
がハブ12の筒状部12aに当接している。この状態で
、ナツト14によりハブ10が外側から締め付けられて
、ハブ12及び外輪4bが一体に固定され、ベアリング
10に予圧が与えられるとともに、ドライブシャフト2
の抜けが防止されている。
支持用穴にはベアリング10が圧入されている。このベ
アリング1oは複列のテーパ・ローラベアリングから成
るもので、ベアリング1゜の内側にはハブ12の筒状部
12aが圧入され、このハブ12の中央部貫通穴にはア
クスル6が挿入され、且つ、セレーション結合されてい
る。このとき、ベアリング10の内輪10aの車体内方
の側面が等速ジヨイント4の外輪4bの側面に当接し、
前記内輪10aの車体外方の側面及び内周面(内径面)
がハブ12の筒状部12aに当接している。この状態で
、ナツト14によりハブ10が外側から締め付けられて
、ハブ12及び外輪4bが一体に固定され、ベアリング
10に予圧が与えられるとともに、ドライブシャフト2
の抜けが防止されている。
さらに、等速ジヨイント4の外輪4bの外周所定位置に
は、外周全体に歯を形成した車輪回転数検出用のロータ
16が圧入により固定されている。
は、外周全体に歯を形成した車輪回転数検出用のロータ
16が圧入により固定されている。
また、アクスルハウジング8には、車輪回転数検出用の
センサ1Bがロータ16に対向し且つ所定距離の空隙を
残した状態で固設されている。
センサ1Bがロータ16に対向し且つ所定距離の空隙を
残した状態で固設されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来装置においては、ハブ12
とアクスル6はセレーシッンで結合されているので、セ
レーション軸と直交する方向のガタは、製造誤差、整備
上の理由により、通常、0゜2〜0.3+s+sを許容
していることから、このガタ許容値がそのままロータ1
6.センサ18間の離間距離に反映され、回転時のすき
ま変動が大きくなり、センサ18として電磁ピックアッ
プを用いた場合には、そのギャップが増大するにつれて
センサ出力電圧の変動幅が増加し、検出誤差が大きくな
るという未解決の問題があった。
とアクスル6はセレーシッンで結合されているので、セ
レーション軸と直交する方向のガタは、製造誤差、整備
上の理由により、通常、0゜2〜0.3+s+sを許容
していることから、このガタ許容値がそのままロータ1
6.センサ18間の離間距離に反映され、回転時のすき
ま変動が大きくなり、センサ18として電磁ピックアッ
プを用いた場合には、そのギャップが増大するにつれて
センサ出力電圧の変動幅が増加し、検出誤差が大きくな
るという未解決の問題があった。
これを具体的数値を挙げて詳述する。センサ18が電磁
ピックアップの場合、通常、ロータ16との距離の二乗
に反比例した出力電圧を例えば第5図のように得ること
ができる。出力電圧波形の振幅値は、センサ18内の電
磁石の強さと車輪回転数により決定される。一方、回転
時のセンサ18及びロータ16間の干渉を避けるため、
そのギャップは通常、0.3〜0.7+ue程度確保す
る必要がある。このため、アクスル6のセレーション結
合のガタを0.3ms、センサルロータ間のギャップを
0.5m−とすると、回転時のセンサルロータ間距離は
0.2〜0.8 amの間で変化、つまり、設定ギャッ
プに対して±60%の変化をすることになる。したがっ
て、センサ出力は上述した如く距離の二乗に反比例する
ので、セレーション結合のガタに伴うセンサ出力の変動
が非常に大きくなる。しかも、センサ出力波形は一般に
シュミットトリガ回路にて所定閾値と比較され、ディジ
タル化されることから、例えば第5図の例ではパルスP
、が読み飛ばされ、計測誤差の原因になるという状況に
あった。なお、同図における波形全体のドリフト分は回
転方向の芯ずれに起因している。
ピックアップの場合、通常、ロータ16との距離の二乗
に反比例した出力電圧を例えば第5図のように得ること
ができる。出力電圧波形の振幅値は、センサ18内の電
磁石の強さと車輪回転数により決定される。一方、回転
時のセンサ18及びロータ16間の干渉を避けるため、
そのギャップは通常、0.3〜0.7+ue程度確保す
る必要がある。このため、アクスル6のセレーション結
合のガタを0.3ms、センサルロータ間のギャップを
0.5m−とすると、回転時のセンサルロータ間距離は
0.2〜0.8 amの間で変化、つまり、設定ギャッ
プに対して±60%の変化をすることになる。したがっ
て、センサ出力は上述した如く距離の二乗に反比例する
ので、セレーション結合のガタに伴うセンサ出力の変動
が非常に大きくなる。しかも、センサ出力波形は一般に
シュミットトリガ回路にて所定閾値と比較され、ディジ
タル化されることから、例えば第5図の例ではパルスP
、が読み飛ばされ、計測誤差の原因になるという状況に
あった。なお、同図における波形全体のドリフト分は回
転方向の芯ずれに起因している。
本願発明は、このような従来技術が有する未解決の問題
に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題は
、被駆動輪の等速ジヨイント及びアクスルハウジング間
のガタを小さくし、車輪回転数検出の誤差を低下させる
ことである。
に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題は
、被駆動輪の等速ジヨイント及びアクスルハウジング間
のガタを小さくし、車輪回転数検出の誤差を低下させる
ことである。
(llaを解決するための手段〕
上記課題を解決するため、本願発明では、被駆動輪のア
クスルにセレーション結合されたハブをベアリングに圧
入・固定し、このベアリングをアクスルハウジングに圧
入・固定するとともに、前記アクスルに結合される等速
ジ璽インドの外輪に回転数検出用ロータを圧入・固定し
、前記アクスルハウジングの前記ロータに対向する位置
に回転数検出用センサを設置した車両のアクスル構造に
おいて、前記アクスルの前記等速ジヨイントの外輪との
結合部に、前記ベアリングの内径面に圧入可能な外径を
有したアクスル肩部を形成している。
クスルにセレーション結合されたハブをベアリングに圧
入・固定し、このベアリングをアクスルハウジングに圧
入・固定するとともに、前記アクスルに結合される等速
ジ璽インドの外輪に回転数検出用ロータを圧入・固定し
、前記アクスルハウジングの前記ロータに対向する位置
に回転数検出用センサを設置した車両のアクスル構造に
おいて、前記アクスルの前記等速ジヨイントの外輪との
結合部に、前記ベアリングの内径面に圧入可能な外径を
有したアクスル肩部を形成している。
本願発明では、等速ジヨイントの外輪に隣接している肩
部は圧入によってベアリングの内輪に圧入により結合し
、ベアリングの外輪はアクスルハウジングに圧入により
結合しているから、ベアリングの外輪とアクスルハウジ
ング間のはめあい精度は、ハブ及びアクスル間のセレー
ション結合のガタに無関係になる。圧入に拠るはめあい
はセレーション結合に拠るはめあいよりも、高精度に設
定できるので、回転数検出用のセンサ及びロータ間の隙
間変動は従来構造に比べて格段に小さくなり、センサが
電磁ピックアップである場合のセンサ出力の低下を抑制
できるから、その検出精度がが向上する。
部は圧入によってベアリングの内輪に圧入により結合し
、ベアリングの外輪はアクスルハウジングに圧入により
結合しているから、ベアリングの外輪とアクスルハウジ
ング間のはめあい精度は、ハブ及びアクスル間のセレー
ション結合のガタに無関係になる。圧入に拠るはめあい
はセレーション結合に拠るはめあいよりも、高精度に設
定できるので、回転数検出用のセンサ及びロータ間の隙
間変動は従来構造に比べて格段に小さくなり、センサが
電磁ピックアップである場合のセンサ出力の低下を抑制
できるから、その検出精度がが向上する。
〔実施例]
以下、本願発明の一実施例を添付図面の第1図乃至第3
図に基づき説明する。
図に基づき説明する。
第1図及び第2図において、22はドライブシャフト、
24は等速ジヨイント、26はアクスルを夫々示す。等
速ジヨイント24の内輪24aは入力軸としてのドライ
ブシャフト22に結合される一方で、外輪24bは出力
軸としてのアクスル26に結合されている。そして、ア
クスル26が外輪24bに結合しているアクスル根元部
には、図示の如く、外輪24bの側面の径よりも小さく
且つ後述するベアリングに圧入可能な所定寸法のアクス
ル肩部26Aがアクスル26及び外輪24bと一体に形
成されている。この内、アクスル26の外周面にはセレ
ーション歯が形成され、アクスル肩部26Aの外周面は
圧入面に形成されている。
24は等速ジヨイント、26はアクスルを夫々示す。等
速ジヨイント24の内輪24aは入力軸としてのドライ
ブシャフト22に結合される一方で、外輪24bは出力
軸としてのアクスル26に結合されている。そして、ア
クスル26が外輪24bに結合しているアクスル根元部
には、図示の如く、外輪24bの側面の径よりも小さく
且つ後述するベアリングに圧入可能な所定寸法のアクス
ル肩部26Aがアクスル26及び外輪24bと一体に形
成されている。この内、アクスル26の外周面にはセレ
ーション歯が形成され、アクスル肩部26Aの外周面は
圧入面に形成されている。
一方、車輪側部材としてアクスルハウジング28が備え
られ、そのアクスルハウジング28の中央部に形成され
た車輪支持用穴には、複列のテーパ・口、−ラベアリン
グから成るベアリング30が圧入されている。このベア
リング30の内径面には、前述したアクスル肩部26A
及びハブ32の筒状部32aが夫々圧入され、さらに、
ハブ32の中央部の貫通穴にはアクスル26が挿入され
且つセレーション結合されている。筒状部32aの軸方
向長さは、従来のものよりもアクスル肩部26Aの軸方
向長さ分だけ短くなっている。
られ、そのアクスルハウジング28の中央部に形成され
た車輪支持用穴には、複列のテーパ・口、−ラベアリン
グから成るベアリング30が圧入されている。このベア
リング30の内径面には、前述したアクスル肩部26A
及びハブ32の筒状部32aが夫々圧入され、さらに、
ハブ32の中央部の貫通穴にはアクスル26が挿入され
且つセレーション結合されている。筒状部32aの軸方
向長さは、従来のものよりもアクスル肩部26Aの軸方
向長さ分だけ短くなっている。
このため、ベアリング30の内輪30aの車体内方の側
面が等速ジヨイント24の外輪24bの側面に当接し、
内輪30aの車体外方の側面がハブ12に当接し、さら
に内輪30aの内周面(内径面)がハブ32の筒状部3
2a及びアクスル肩部26Aの外周面に当接している。
面が等速ジヨイント24の外輪24bの側面に当接し、
内輪30aの車体外方の側面がハブ12に当接し、さら
に内輪30aの内周面(内径面)がハブ32の筒状部3
2a及びアクスル肩部26Aの外周面に当接している。
この状態で、ナツト34によりハブ30が外側から締め
付けられており、これによりハブ32及び外輪24bが
一体に固定され、ベアリング30に予圧が与えられると
ともに、ドライブシャフト22の抜けが防止されている
。
付けられており、これによりハブ32及び外輪24bが
一体に固定され、ベアリング30に予圧が与えられると
ともに、ドライブシャフト22の抜けが防止されている
。
ここで、アクスル肩部26Aの外周面とベアリング10
の内径面とのはめあいは、ヘアリング30の予圧精度向
上及びその予圧設定時の管理の難易を考慮して実験等に
より決定されるもので、本実施例では0.05±0.0
3mmの隙間に調整されている。つまり、アクスル肩部
26A及びベアリング30間のはめあいは、従来のアク
スル及びハブ間におけるセレーション結合のガタ許容値
(前述の例では0.2〜0.3mm)に比べて格段に微
細に設定できる。
の内径面とのはめあいは、ヘアリング30の予圧精度向
上及びその予圧設定時の管理の難易を考慮して実験等に
より決定されるもので、本実施例では0.05±0.0
3mmの隙間に調整されている。つまり、アクスル肩部
26A及びベアリング30間のはめあいは、従来のアク
スル及びハブ間におけるセレーション結合のガタ許容値
(前述の例では0.2〜0.3mm)に比べて格段に微
細に設定できる。
さらに、等速ジヨイント24の外輪24bの外周所定位
置には、従来例と同様に外周全体に歯を形成した車輪回
転数検出用のロータ36が圧入により固定されている。
置には、従来例と同様に外周全体に歯を形成した車輪回
転数検出用のロータ36が圧入により固定されている。
また、アクスルハウジング28には、電磁ピックアップ
で成る車輪回転数検出用のセンサ38がロータ36に対
向し且つ所定距離の空隙を残した状態で固設されている
。
で成る車輪回転数検出用のセンサ38がロータ36に対
向し且つ所定距離の空隙を残した状態で固設されている
。
なお、第1図において、40はベアリング30のシール
、42はアクスルハウジング28の下端部とロアアーム
とを連結するボールジヨイント、46はブレーキディス
クである。
、42はアクスルハウジング28の下端部とロアアーム
とを連結するボールジヨイント、46はブレーキディス
クである。
次に、本実施例の作用効果を説明する。
ドライブシャフト22の回転は等速ジヨイント24を介
してアクスル26に伝達され、これにより車輪が回転す
るとともに、車輪はアクスルハウジング28を介して車
体に支持される。
してアクスル26に伝達され、これにより車輪が回転す
るとともに、車輪はアクスルハウジング28を介して車
体に支持される。
そして、ドライブシャフト22.即ち等速ジヨイント2
4の外輪24bの回転に伴ってロータ36が回転し、こ
のロータ36の歯がセンサ38によって形成される磁束
を切るので、センサ38はその回転数に応じた正弦波電
圧を出力する。
4の外輪24bの回転に伴ってロータ36が回転し、こ
のロータ36の歯がセンサ38によって形成される磁束
を切るので、センサ38はその回転数に応じた正弦波電
圧を出力する。
このアクスル構造において、等速ジヨイント24の外輪
24bはアクスル肩部26Aを介してベアリング30の
内輪30aに圧入・固定され、ベアリング30の外輪3
0bがアクスルハウジング28に圧入・固定されている
。このため、従来のアクスル構造に比べて、ロータ36
及びセンサ38間の支持機構にセレーション結合による
ガタの入る余地が無くなり、ロータ36及びセンサ38
間の回転精度は従来のものに比べて格段に向上している
。例えば前述した第4図のアクスル構造のそれは、セレ
ーション結合のガタに因る0、 2〜0゜3−一であっ
たが、本実施例ではアクスル26に隣接したアクスル肩
部26Aとベアリング30の内輪30a間の隙間ro、
05±0.031111Jで決まる。
24bはアクスル肩部26Aを介してベアリング30の
内輪30aに圧入・固定され、ベアリング30の外輪3
0bがアクスルハウジング28に圧入・固定されている
。このため、従来のアクスル構造に比べて、ロータ36
及びセンサ38間の支持機構にセレーション結合による
ガタの入る余地が無くなり、ロータ36及びセンサ38
間の回転精度は従来のものに比べて格段に向上している
。例えば前述した第4図のアクスル構造のそれは、セレ
ーション結合のガタに因る0、 2〜0゜3−一であっ
たが、本実施例ではアクスル26に隣接したアクスル肩
部26Aとベアリング30の内輪30a間の隙間ro、
05±0.031111Jで決まる。
これを従来構造と対比してみる。なお、本実施例のアク
スル構造における各部品単品の精度は、アクスル肩部2
6Aを除いて従来例と同一であるとする。いま、ロータ
36及びセンサ38間の設定ギャップを0.5 mwi
とし、その回転精度を0.05−とすると、回転時のロ
ータ36及びセンサ38間の距離は’ 0.55〜0.
451111J内で変動するのみであり、設定ギャップ
に対して±10%の変動率に抑制できる。このため、セ
ンサ38から出力される電圧信号の波高値の変動は第3
図に示すようにほぼ一定に保持され、前述した第5図で
みられたような波高値の低下(同図中のパルスP、参照
)が排除されることから、その後の閾値処理における読
み飛ばしの誤差が無くなり、正確な回転数検出になると
いう効果がある。したがって、この回転数検出結果を用
いて例えば駆動力四輪配分制御、アンチスキッド制御を
行えば、より精度の高いものになる。
スル構造における各部品単品の精度は、アクスル肩部2
6Aを除いて従来例と同一であるとする。いま、ロータ
36及びセンサ38間の設定ギャップを0.5 mwi
とし、その回転精度を0.05−とすると、回転時のロ
ータ36及びセンサ38間の距離は’ 0.55〜0.
451111J内で変動するのみであり、設定ギャップ
に対して±10%の変動率に抑制できる。このため、セ
ンサ38から出力される電圧信号の波高値の変動は第3
図に示すようにほぼ一定に保持され、前述した第5図で
みられたような波高値の低下(同図中のパルスP、参照
)が排除されることから、その後の閾値処理における読
み飛ばしの誤差が無くなり、正確な回転数検出になると
いう効果がある。したがって、この回転数検出結果を用
いて例えば駆動力四輪配分制御、アンチスキッド制御を
行えば、より精度の高いものになる。
さらに本実施例では、ドライブシャフト22の芯出しも
より正確にできるので、高回転時のベアリング30に対
するドライブシャフト22の振れ回りに起因した振動も
合わせて軽減できるという利点がある。
より正確にできるので、高回転時のベアリング30に対
するドライブシャフト22の振れ回りに起因した振動も
合わせて軽減できるという利点がある。
以上説明したように本願発明では、等速ジヨイントの外
輪及びアクスル間に設けたアクスル肩部が圧入によりベ
アリングに固定されることによって、等速ジツイントの
外輪、アクスル肩部、ベアリング及びアクスルハウジン
グが全て圧入により固定され、それらの固定系にはセレ
ーション結合のガタが入る余地が無くなる。このため、
圧入による高精度なはめあいに依って等速ジヨイントの
外輪及びアクスルハウジング、即ちロータ及びセンサ間
の隙間変動が従来に比べて格段に少なくなり、これによ
ってセンサ出力が低下した場合に回転パルス到来とみな
されない等の演算誤差が排除され、正確な回転数検出が
なされるという効果がある。また、ドライブシャフトの
芯出しも、より正確にでき、高回転時のベアリングに対
するドライブシャフトの振れ回りに起因した振動を軽減
させることもできる。
輪及びアクスル間に設けたアクスル肩部が圧入によりベ
アリングに固定されることによって、等速ジツイントの
外輪、アクスル肩部、ベアリング及びアクスルハウジン
グが全て圧入により固定され、それらの固定系にはセレ
ーション結合のガタが入る余地が無くなる。このため、
圧入による高精度なはめあいに依って等速ジヨイントの
外輪及びアクスルハウジング、即ちロータ及びセンサ間
の隙間変動が従来に比べて格段に少なくなり、これによ
ってセンサ出力が低下した場合に回転パルス到来とみな
されない等の演算誤差が排除され、正確な回転数検出が
なされるという効果がある。また、ドライブシャフトの
芯出しも、より正確にでき、高回転時のベアリングに対
するドライブシャフトの振れ回りに起因した振動を軽減
させることもできる。
第1図乃至第3図は本願発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図はアクスル構造の部分断面図、第2図はアク
スル肩部の側面図、第3図はセンサ出力の一例を示す波
形図、第4図は従来のアクスル構造の一例を示す部分断
面図、第5図は従来構造に係るセンサ出力の一例を示す
波形図である。 図中の主要符号は、22・・・ドライブシャフト、24
・・・等速ジヨイント、24b・・・等速ジツイントの
外輪、26・・・アクスル、26A・・・アクスル肩部
、28・・・アクスルハウジング、SO−・・ベアリン
グ、32・・・ハブ、36・・・ロータ、38・・・セ
ンサ、である。
て、第1図はアクスル構造の部分断面図、第2図はアク
スル肩部の側面図、第3図はセンサ出力の一例を示す波
形図、第4図は従来のアクスル構造の一例を示す部分断
面図、第5図は従来構造に係るセンサ出力の一例を示す
波形図である。 図中の主要符号は、22・・・ドライブシャフト、24
・・・等速ジヨイント、24b・・・等速ジツイントの
外輪、26・・・アクスル、26A・・・アクスル肩部
、28・・・アクスルハウジング、SO−・・ベアリン
グ、32・・・ハブ、36・・・ロータ、38・・・セ
ンサ、である。
Claims (1)
- (1)被駆動輪のアクスルにセレーション結合されたハ
ブをベアリングに圧入・固定し、このベアリングをアク
スルハウジングに圧入・固定するとともに、前記アクス
ルに結合される等速ジョイントの外輪に回転数検出用ロ
ータを圧入・固定し、前記アクスルハウジングの前記ロ
ータに対向する位置に回転数検出用センサを設置した車
両のアクスル構造において、 前記アクスルの前記等速ジョイントの外輪との結合部に
、前記ベアリングの内径面に圧入可能な外径を有するア
クスル肩部を形成したことを特徴とする車両のアクスル
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2080458A JPH03279001A (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 車両のアクスル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2080458A JPH03279001A (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 車両のアクスル構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03279001A true JPH03279001A (ja) | 1991-12-10 |
Family
ID=13718817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2080458A Pending JPH03279001A (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 車両のアクスル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03279001A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024019563A1 (ko) * | 2022-07-20 | 2024-01-25 | 주식회사 일진글로벌 | 차량용 휠베어링 |
-
1990
- 1990-03-28 JP JP2080458A patent/JPH03279001A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024019563A1 (ko) * | 2022-07-20 | 2024-01-25 | 주식회사 일진글로벌 | 차량용 휠베어링 |
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