JPH0327788Y2 - - Google Patents

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JPH0327788Y2
JPH0327788Y2 JP1986000761U JP76186U JPH0327788Y2 JP H0327788 Y2 JPH0327788 Y2 JP H0327788Y2 JP 1986000761 U JP1986000761 U JP 1986000761U JP 76186 U JP76186 U JP 76186U JP H0327788 Y2 JPH0327788 Y2 JP H0327788Y2
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JP
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foam sheet
heat insulating
laminated
insulating material
melt adhesive
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は合成樹脂発泡シートを用いた断熱材に
関する。
〔従来の技術〕
従来より断熱材としてポリエチレン、ポリスチ
レン、ポリウレタン等の合成樹脂発泡シートや内
部に空気を有するシートが使用されている。これ
らのシートは伝導による熱の伝達を防止するのに
は有効であるが輻射熱に対する断熱効果は不充分
なので輻射熱を遮断するために金属箔を積層する
ことが提案されている。(実公昭52−40228号公
報、実開昭55−37841号公報等) しかしながら金属箔表面に油、接着剤等が付着
すると断熱効果が低下するという欠点があり、又
加熱冷却のヒートサイクルが繰返えされるとシー
ト内の空気が抜けて断熱効果が低下するという欠
点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は上記欠点に鑑み、ヒートサイク
ルが繰返えされても空気が抜けることなく長期間
断熱効果のすぐれた断熱材を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案で使用する発泡シートはポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリブタジエン等の合成樹脂で
製造された独立気泡を有するものであり、発泡倍
率は10〜40倍が好ましく、その厚さは1〜20mmが
好ましい。
発泡シートには複数個の貫通孔が設けられてい
るが貫通孔の直径は5〜10mmであり、開口率が1
〜70%である。
本考案で使用するホツトメルト接着剤は従来公
知の任意のホツトメルト接着剤が使用可能である
が、加熱によつて発泡シートが熔融すると均一な
断熱材が得られなくなるので、発泡シートの熔融
温度より低い活性化温度を有するものが好まし
く、たとえばエチレン−酢酸ビニル系接着剤があ
げられる。
本考案で使用する金属箔は輻射断熱効果のすぐ
れたものが好ましくアルミニウム箔が好適に使用
される。
本考案の断熱材は発泡シートの一面にホツトメ
ルト接着剤を介して金属箔が積層されており、ホ
ツトメルト接着剤は非貫通孔部分のみに積層され
ているのであり、金属箔は発泡シートの両面に積
層されてもよい。
本考案の断熱材の製造方法は任意の方法が採用
されてよく、たとえば発泡シートにホツトメルト
接着剤を積層し、次に貫通孔を穿設した後金属箔
を積層し加熱接着する方法があげられる。
尚金属箔が一面のみに積層された断熱材を使用
する際は壁、管等断熱すべき物体に発泡シートが
密着するように施工するのが好ましい。
〔実施例〕
次に本考案を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の断熱材の一例を示す断面図で
る。図中1は発泡倍率30倍、厚さ7mmの独立気泡
のポリエチレン発泡シートであり、直径5mmの貫
通孔11が開口率30%になるように穿設されてい
る。3は厚さ0.1mmのアルミニウム箔であり、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体よりなるホツトメル
ト型接着剤層2によつて接着されている。尚接着
剤層2は発泡シート1の非貫通孔部分のみに積層
されている。
第2図は本考案の断熱材の異なる例を示す断面
であり、ポリエチレン発泡シート1の両面にアル
ミニウム箔3,3′が接着剤層2,2′を介して接
着されている。
〔考案の効果〕
本考の断熱材の構成は上述の通りであり、独立
気泡を有する合成樹脂発泡シートには複数個の貫
通孔が設けられており、貫通孔部の金属箔には接
着剤が付着していないから、伝導による熱だけで
なく輻射熱も効率よく遮断できるので断熱効果が
すぐれている。又ヒートサイクルが繰返えされて
も空気が抜けることがなく、長期間断熱効果を維
持することができ、さらに吸着性、クツシヨン性
もすぐれている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示す断面図であり、第
2図は本考案の異なる例を示す断面図である。 1……発泡シート、11……貫通孔、2……接
着剤層、3……金属箔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の貫通孔を有する独立気泡の合成樹脂発
    泡シートの少なくとも一面にホツトメルト接着剤
    層を介して金属箔が積層されてなり、上記ホツト
    メルト接着剤層は発泡シートの非貫通孔部分のみ
    に積層され、前記貫通孔の直径は5〜10mmであ
    り、開口率が10〜70%であることを特徴とする断
    熱材。
JP1986000761U 1986-01-08 1986-01-08 Expired JPH0327788Y2 (ja)

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JPS62111838U JPS62111838U (ja) 1987-07-16
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JPS57138638U (ja) * 1981-02-24 1982-08-30

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