JPS5852116Y2 - 断熱材 - Google Patents

断熱材

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Publication number
JPS5852116Y2
JPS5852116Y2 JP1977025681U JP2568177U JPS5852116Y2 JP S5852116 Y2 JPS5852116 Y2 JP S5852116Y2 JP 1977025681 U JP1977025681 U JP 1977025681U JP 2568177 U JP2568177 U JP 2568177U JP S5852116 Y2 JPS5852116 Y2 JP S5852116Y2
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JP
Japan
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sheet
net
heat insulating
insulating material
metal foil
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977025681U
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JPS53120408U (ja
Inventor
金蔵 古賀
喜三郎 北山
努 海老原
保彦 柘植
Original Assignee
積水化学工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は断熱材に関するもので、とくに輻射熱と伝導熱
の断熱を同時に行いうるすぐれた断熱効果を有する断熱
材に関するものである。
従来より金属箔は輻射熱を反射するのに有効であり、発
泡シートは伝導熱を遮断するのに有効であるので、両者
はそれぞれ断熱材として用いられており、又、両者を積
層したものも用いられている。
しかしながら発泡シーＩ・に金属箔が積層されたものは
発泡シー トと金属箔とが密着しているので一方の熱が
直ちに外方に伝えられるため、より効果的に断熱を行う
という見地からしてはさらに改良の余地があるものであ
った。
本考案はかかる点に注目し、さらに断熱効果のすぐれた
断熱材を提供せんとして種々検討せる結果なされたもの
で、その要旨は、ネット状シートの一面に金属箔が積層
され、上記ネット状シートの他面に軟質発泡シートが積
層されており、上記ネット状シート、金属箔及び軟質発
泡シーＩ・によって囲まれた独立空間が形成されてなる
断熱材に存する。
以下本考案の断熱材について図面を参照しながら説明す
る。
第１図は本考案断熱材の一例を示す断面図であり、図中
１はネツＩ・状シートであり、該ネット状シート１の一
面には金属箔２が、他面には軟質発泡シー１〜３がそれ
ぞれ積層されており、ネット状シート１、金属箔２及び
軟質発泡シート３によって囲まれた独立空間４が形成さ
れている。
本考案に於けるネット状シート１としては網状若しくは
ハニカム状に形成された多数の貫通孔を有するシート状
物が用いられ、その材質は特に限られることはないが、
軟質発泡体が網状に形成されたシート状物や紙、プラス
チック材料等がハニカム状に形成された板状体が好適に
用いられる。
そしてネット状シート１の厚さは２ｍｍ以上とするのが
好ましく、５〜２０ｍｍとするのがより好ましい。
本実施例に於ては、ネット状シート１として独立気泡性
ポリエチレン発泡体のシートから成形した厚さ５ｍｍの
網状発泡体シートが用いられた。
金属箔２としてはアルミ箔、錫箔、ステンレス箔等の輻
射熱を反射することの出来る金属輝面を有する金属箔が
用いられているが、本実施例に於てはアルミ箔が用いら
れた。
又、軟質発泡シート３としてはポリエチレン、ボップロ
ピレン、ポリウレタン、可塑化ポリ塩化ビニル、天然ゴ
ム、合成ゴム等の軟質材料から製せられた発泡体のシー
ト状物が用いられるが、独立気泡性を有する発泡体シー
トが断熱効果が良好であるので好適であり、とくに独立
気泡性ポリオレフィン発泡体が好適に用いられる。
本実施例に於ては軟質発泡シート３として独立気泡性ポ
リエチレン発泡シートが用いられた。
又、ネット状シー１〜１、金属箔２及び軟質発泡シート
３を積層するには従来知られているいかなる積層法が用
いられていてもよく、例えば接着剤や熱融着による積層
法が好適に採用される。
上記の構造を有する本考案断熱材を使用するには、高温
側と低温側とを遮断する様に本考案断熱材を設置すれば
良いが、より有効な断熱を行うには高熱側の方に金属箔
２が面する様に設置するのが好ましく、かくすることに
より、高熱源からの輻射熱は金属箔２の反射によって有
効に遮断される。
本考案断熱材に於ては、ネット状シート１、金属箔、軟
質発泡シート３に囲まれた独立空間４が金属箔２と軟質
発泡シート３との間に存するので、金属箔２に伝えられ
た熱は直ちに軟質発泡シート３へ伝わることがないので
あり、伝導熱の断熱にもすぐれているのである。
本考案の断熱材は上述の通りの構成を有するものであり
、輻射熱及び伝導熱を同時に有効に遮断してすぐれた断
熱効果を奏することが出来、又、該断熱材による断熱施
工も簡便に行い得るものであるので、屋根、天井、床等
の建築物に於ける断熱や車輌、船舶、冷暖房機器等に於
ける断熱に用いられて好適なるものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案断熱材の１例を示す断面図である。 １・・・・・・ネット状シート、２・・・・・・金属箔
、３・・・・・・軟質発泡シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. １．ネット状シートの一面に金属箔が積層され、上記ネ
    ット状シートの他面に軟質発泡シートが積層されており
    、上記ネット状シート、金属箔及び軟質発泡シートによ
    って囲まれた独立空間が形成されてなる断熱材。 ２、ネット状シートが軟質発泡体より形成されたもので
    ある実用新案登録請求の範囲第１項記載の断熱材。 ３、ネット状シートがハニカム状に形成された板状物で
    ある実用新案登録請求の範囲第１項記載の断熱材。 ４、ネット状シートの厚さが２ｍｍ以上である実用新案
    登録請求の範囲第１項、第２項又は第３項記載の断熱材
    。 ５、軟質発泡シーＩ・が独立気泡性ポリオレフィン発泡
    体よりなるものである実用新案登録請求の範囲第１項記
    載の断熱材。
JP1977025681U 1977-03-02 1977-03-02 断熱材 Expired JPS5852116Y2 (ja)

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JPS53120408U JPS53120408U (ja) 1978-09-25
JPS5852116Y2 true JPS5852116Y2 (ja) 1983-11-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4869884A (ja) * 1971-12-23 1973-09-21
JPS5120083B2 (ja) * 1972-05-26 1976-06-22

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS484965U (ja) * 1971-06-05 1973-01-20
JPS5120083U (ja) * 1974-08-01 1976-02-14

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4869884A (ja) * 1971-12-23 1973-09-21
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JPS53120408U (ja) 1978-09-25

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